83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
村人:1名、共鳴者:2名、霊感少年:2名、念波之民:2名、囁き狂人:2名、黙狼:1名、響狐:2名、童子龍:2名
| (0) 2021/07/07(Wed) 0:00:00 |
[こめかみをおさえて、警告じみた言葉をくれる
先生に、微笑みかけたまま、その甲に重ねた
手指をつう、と骨の間をなぞるように動かした。]
ええ、知ってます。
知識がないわけじゃ、ないので。
[きちんと調べましたから、と笑む。
大きな手。わたしとは違う。
少しかさついた、大人の男の人の手だ。
この手にこれから触れられる。
薄い皮膚の上を、なでてくれる。
ああそれを思うだけでぞくぞくする。]
ええ、…男の人と手を繋いだのなんて
小学校の頃の遠足以来かも。
[と、肩をすくめてみせれば、手がゆっくりと
こちらに伸びてくる。
髪に触れ、一房、掬って、耳のふちを
そのままやさしくなぞられれば]
ん、
[微かにぴく、と反応し、鼻母音が漏れる。
どうやら、授業は始まったらしい。
ひとつめ、まずは触れ合うこと。
そのためにはまずきっと、わたしも───
先生に、触れるべきだろう、と。
その考えとほぼ同時に、距離が縮まる。
首筋に落ちた指先が、急所のすぐ近く、
骨をなぞっていく。
またぴくん、と肩が跳ねるのがわかった。]
はい…ありません、
[こくん、とひとつ頷けばそのまま手のひらが
その胸板に触れる。
厚い。柔らかな女の体とは違う、それに
唾を飲んで、軽く押しながらおろしていく。]
…かたい。
先生、鍛えてらっしゃるんですね
[空いた方の手のひらも寄せて、
さらに距離を近づける。
寄り添うようにして、両手を胸に置き、
腹、腰回りへと滑らせて、後ろで結ぶ。]
ハグは…いいですか?
[そう問いかければ、首筋から鎖骨に降りた指が
細い骨の上をなぞっていくから。]
っン、
[また、少しだけ跳ねて]
主催者に手配?
そんな筋書きなのかしら。分からない。
「 …………
お金と感情が比例するとでも
思っているの? 」
高そうなワンピースを着ていたら
心配する家族がいるだなんて、なんて浅はか。
身代金に期待できなくてガッカリしてるのかしら。
彼が願いを言い終わると同時、
エレベーターが到着を知らせる金属音を鳴らす。
お金は要らないって言ったり要るって言ったり。
そのくせ願いは私ときっと同じ ────
「 貴方は何を持っていて、
何を持っていないの? 」
絨毯に足を沈めながら廊下を歩く。
他に誰もいないのかと思うほど静かな空間。
無理に何かをしようとするでもなく、
私に背を向けて歩く彼に投げ返す。
「 三月うさぎ ……
『不思議な国のアリス』ね。 」
うさぎはうさぎでも、物語の案内人ではなく
狂った方のうさぎだなんて、変わってるわ。
「 私は、トトよ。
勿論本名じゃない。
好きに呼んでちょうだい。 」
有名なアニメ映画に出てくる、
森の奥に住む灰色の化け物ではなくて、
『オズの魔法使い』の主人公ドロシーの飼い犬。
別にそこに深い意味なんてないけれど。
「 いいわ。貴方のこと信じるわ。
お話ししましょ。
私も私の知らない世界を知っている誰かと
話がしたくてここに来たのだから。 」
そうしてルームキーをかざして、
1010の扉を開いた。**
────303号室
[ 元彼たちの前では全く着替えたことがない。
着替えにいく時間が勿体無いと
思うことがなかったから。
けれども、多分の話ではあるが
彼は勿体ないと思わせられる人。
一分一秒でも側にいたい。
だから、途中で手を出されたなら
もぉ…なんて声をあげて
着替えを遮らないところを触らせてあげたい。
残りがスカートだけなら
胸を彼の思うままに揉んでもらいたい。
逆なら、彼女の場合脚を開いているかも。
彼女の趣味嗜好は借りてくるDVDで
簡単に露呈するだろうから、
彼がくると分かっている時はなるべく
借りにいくのをやめそうな気がした。
けれど、それで彼が実践してくれるなら
借りてきてもいいかも、と少し悩んでしまいそう。 ]
[ 鏡張りの部屋でいろんなところが
視界に入ってきたら彼女は更によがるし、
人気の少ない海のトイレで
声を抑えなければいけなかったら
彼女は水着を淫らに脱いでしまう。
場所次第で、
彼女の淫蕩加減が凄まじいことになるかもしれない。
彼が出世をしていき、彼女が働かなくて
よくなる未来が訪れるのなら、
それこそ裸エプロンでお疲れの彼を出迎え
マッサージにストレッチ、一緒にお風呂も
彼が望むところまで全部やるつもり。 ]
ふふ、こんなにも楽しみな夜は初めて。
[ 彼に抱きとめられると、とくん、と
心臓の音が聞こえた気がした。
今は夢物語かもしれなくても、うちに帰れば
それは紛れもない現実。
改めて、彼女の家に彼が入ってきた時、
今この瞬間の全ても夢ではなかったと
思うことができるだろう、と思うのだった。
昔からしじみの味噌汁は二日酔いに効く、なんて
テレビで言ってるから、お酒を飲むことが
事前にわかっていれば用意をしておいて
彼との朝食に出してあげたい。
彼女も多分、彼との朝食なら
きちんと食べるような気がしているから。 ]
──────
心はもう、通じ合っているみたい。
後は…体が通じ合ったなら
ぜーんぶ、通じ合うのかな?
[ なんてことを言いながら、
今日の夜をセッティングできた
顔も知らない主催者に感謝する彼女。
彼にはまだ言っていないけれど、
何度かここは試したことがあるのだ。
決まって、刺激的な夜を求めたのだが。
今回で最後になるとは
少しだけ後ろ髪を引かれるけれど
彼と共に終わることが出来るなら
寧ろありのほうだったろう。
送られることにOKが出るなら、
迎えにきた方がいいか、それとも
家でご飯作っていて欲しいか、
なんてことを送っているときにきくだろう。
残念ながら、どちらも、の返事には答えられない。
彼女もそこまで器用ではないから。
車に驚く彼は絶対に写真に収めたい。
可愛い表情をしているんだろうな、と思う。 ]
ふふふっ、そんなことはしないわぁ…
可愛いだぁりんだもの。
[ とは言っていたものの、
結局のところは思いもよらない責めにより
彼女も少し意地悪をしてしまう。
教えが良かったのか、彼の吸収力が凄かったのか。
どちらにせよ、彼女の性に関しての未来は
安泰の道を進んでいくのではないだろうか。
彼に深く深く愛されていくのだから。 ]
ん、んぁ……いろんなところに、
ヨウの証付けられちゃった……
[ 彼の頭が徐々に首元から下の方へ
おりていくと、1ヶ所、2ヶ所、と
ちくりと痛みが走った。
胸やお腹。彼の満足いくまで
赤い花が体に咲いて行ったのなら
愛おしそうに彼の柔らかい髪をそっと撫で。
もっと見せて、と言われるなら
少し恥ずかしそうに何度か唇を重ねて。
こんなにもまぐわうことが好きなことを
咎めない異性には出会えなくて、
彼のことが更に話せなくなってしまう。 ]
頑張らなきゃ、ご褒美がなくなっちゃうわ?
[ ふふふ、と笑みを浮かべながら
骨抜きにされそうだったと聞かされると
ダメよ?なんて声をかけて。
果てそうになったなら、何度も手を止めて
彼の様子を伺いながらカウントに向かう。 ]
──────…!
はぁいっ?だぁりん、どーしたの?
[ 小さな声でも聞こえたその言葉。
嬉しさに手を止めて唇を重ねる。
少し長く、舌を絡めたかもしれない。
口の中に広がる彼の液は少し甘くて
綺麗にごっくんと飲み干した。
口の中を見せ、美味しかった、なんて
呟いたかもしれない。
理由が、汚したくなった、と言われると
極限まで彼から絞り出して汚されたくなる。
だから彼に、出そうになったら
ゴムを取ってかけていいよ、とつぶやく。
勿論、中で果てるのも嬉しいのだが。 ]
ァっ んん!かたいわ、だぁりんっ……!
素敵だわ……もっと、奥まで…
は、っ…んん〜〜!なめても、いいのよ?
[ ゆっくり上下運動を続けていると
先端が奥まで届く時がある。
その度にぐりぐりと腰を回し、
その場所を覚えて、と言わんばかりに
執拗に押し付けてみた。
彼の手が胸に触れ、弄り始めたなら
彼女は腕で胸を挟み、体を近づけ
彼の顔の近くまで持っていけば
してくれるよね?と言わんばかりに
彼に促してみるのだった。 ]*
[甘噛みする度跳ねる身体を更に組み敷いて
うっすら乳輪に刻まれた歯型を慰めるよう
ちろりと舌先でまた責めた。]
痛い方が好き?
[きりきり、前歯の間に挟んで引きながら尋ねる。
甘く吸うのとやんわりと痛みを与える責めとを
交互に繰り返しながら反応を見よう。
好きなものを素直に好き、って言えたご褒美に
沢山好きなの、あげる。
内股を撫でさする手が太腿の間に挟まれて
まるで奥へと誘われるよう。]
[俺の「お願い」に恥じらうのを見下ろしながら
可愛らしいその様に目を細める。]
だって、ちゆが欲しがってるの見たいんだもん。
[ね、って頬にキスをしたりしながらねだれば
そのうち羞恥の殻を破ってか、
千由里の指がショートパンツの釦に掛かった。
時間をかけて現れた内股にはひとつの毛も無くて
でもそれが子どもみたいに無邪気な千由里に
とても似合っているような気がした。
慎ましく閉じた女唇を千由里の指が
自ら拓いて、濡れた膣口が
ホテルの照明に照らされる。]
いいこ、いいこ。
[そっぽを向いてしまった千由里の顔を
正面に引き戻して、唇へとキスをしたら
彼女が自ら晒してくれている足の間へと体をずらす。
濡れた下着は見えなくても、
隠すもののない割れ目をグロスみたいに
愛液がまとわりついている様は
この特等席からよく見えた。]
ちゆ、よく見てて。
俺が千由里を愛するところ。
[これ見よがしに出した舌先を、
ひたりと彼女の秘部に宛てがい、キスをする。
シャワーも浴びてない彼女のそこは
ほんのり潮味を帯びているか。
それとも溢れる愛液までも甘いだろうか。
じゅる、と羞恥を煽るように
わざと音を立てながら責めたてて、
千由里が目を背けようとするなら
咎めるようにつんと尖った陰核を甘噛みしたろう。]
[そういえば。
ちゆにしか出来ないこと。
そもそもセックス自体久々だったし
妻の羞恥を煽ろうなんて思ったことも無い。
でも、もっと楽しみたい。
せっかくの千由里とのひとときだもの。
千由里の内股を濡らす、蜜と唾液の交じったもの。
それを追って、膣から
その下で慎ましくひくつく窄まりへ
舌先を伸ばした。]*
───303号室
[目の前で着替える理由の中に一分一秒が惜しいと思うから、なんて理由を聞いたら本当に可愛らしいなと思うだろう。
けれどそれとは別に彼女が魅力的なのは事実なので
スカートを履こうとする彼女の胸を揉んだりするし、上がまだなら彼女の足の間に手を忍ばせるだろう。
彼女が耐えながら着替えをする姿も見てみたい。
彼女が借りてきたDVD見たいな事をしたいと思うなら
己はきっとそれに付き合うと思う。単純に面白そうだし、彼女がして欲しい事を覚えることが出来るから。
猥談みたいになるけど、共通の話題が増えるのは悪くないと思うし。
場所を変えたら、より開放的な場所で彼女が興奮するのならそこに彼女を連れ出すこともあるかも知れない。
それこそ彼女が借りてきたDVDのような内容だ。淫蕩に耽る彼女の姿は綺麗だろうし、それにきっと気持ちよくなれる。
彼女の働いてる姿も素敵だが、専業主婦もまた良いと思う。
こっちが主夫になっても勿論構わないけれど、彼女の至れり尽くせりなサービスは夢のよう。若い内ならそのまま朝まで運動して会社に出ていく事も出来るはず。]
良い思い出になりそうだね。
……会えて良かった、奈々。
[寄りかかる彼女の温もりを感じながら夢のような一日に感謝してしまう。なんて、まだお昼なのに気が早すぎるだろうか。
彼女が朝はあまり食べない事は知ってるけれど、ちゃんと朝食を共にしてくれる事は嬉しい。一緒にお味噌汁を飲みながら昨日の夜のことをぼんやり話して、ゆっくりとした朝の時間を過ごせれば最高だ。]
身体の相性も、って事…?
楽しみ。……相性が悪くないと良いけど。
[彼女と付き合っていくなら、そこはきっと大切な気がした。
彼女が今回のイベントに何度か参加しているのを後で聞けたら、まぁそうなのかな?と思うだろう。
内容については深く聞かないはずだ。心も身体も通じていても、過去の出来事に対して嫉妬を覚えてしまうのは無理もない事だから。
迎えに関して聞かれたら、車で帰りも送迎してもらうのは申し訳ないから、彼女に家で待っててと伝えるだろう。
それになんだか彼女が待つ家に帰ると言うことが、なんだか新婚みたいな感じがするから。
車に驚く姿は目をキラキラさせてカッコいいなーなんて言っていることだろう。]
一つだと、なーりん、足りないって思うでしょ?
消えちゃったらまた付けてあげる。
ずっとオレの側にいてね。
[口付けの証は、独占欲、所有欲から来るものもあるし、彼女への好きを伝えるものでもある。
そしてそれを彼女が受け入れてくれるのを見ると、ひどく安心するのだった。
彼女は性に明るいけれど、恥ずかしがる姿も見せてくれるしそれがとても愛おしい。そんな彼女と唇を重ねて、抱きしめると心が暖かくなっていくのだ。]
ご褒美が無くなるのは、嫌だな。
なーりんと、生でシたいし……
[童貞なのだからゴムと生の違いが分かる訳ではないのだけど
少なくともゴムなしを許される、と言うことが嬉しかったりするのだ。とはいえ、彼女が何度か手を止めてくれなかったらこの時点で出してしまっていたかも知れなくて、ご褒美は元から遠かったのかも知れない。]
き、……聞こえちゃった?
ううん、その……はにぃ、って呼んで…見たんだけど…
ど、どう?
[彼女が嬉しそうに振り向いたので、ホッとするけれど、実際呼ばれてみてどうなのか聞いてみたかった。
彼女のキスから、彼女がご機嫌なのは分かったのだけど。
だぁりん、はにぃ、と呼び合うのは、本当に夫婦みたいだし。
彼女が射精したものを飲み干し、赤い口の中を見せてくる。
白いものは少しも残っていなくて、彼女の口の中、そして表情が凄くえっちでまた彼女の口の中に射精してしまいたい気分になる。
彼女が囁いた、出そうになったら身体に掛けていいよ、と言う言葉は魅力的だった。ただ、少し恥ずかしそうにして、また口で受け止めてもらうのは大丈夫?、と自分のリクエストを彼女にしてみた。]
、ふっ……ここ、なんだ……
なーりんの気持ちいいところ……
……ん、舐めても良いんだね…
[彼女の腰使いは言葉よりもずっと分かりやすい。
彼女と深く繋がると、こつ、とぶつかるのを感じる場所がある。
ここが気持ちいいんだと、覚える。
押し付けられれば返事のように、軽く腰を浮かせて彼女の奥にぐっ、と楔を押し当てた。
彼女の大きな胸が、顔の近くに来る。
豊かに実ってぶら下がる乳房を両手で中央に更に寄せると、口を開けてその先端を食べる。
舌を使って固くなった乳首を味わいながら、手を何度も動かして奥から手前に手前に絞るように。]*
[意地悪は好き。ドキドキしちゃうから。
敏感なところをいじめられたら思わず声が甘くなって
好き、って聞かれるままに答えてみせたけれど
きっと身体がいちばん素直に反応してた。
それを見透かしたように彼は微笑んでみせて、
だから求められてしまったら抗えはしない。]
んん……っ
[逸らした視線はすぐに引き戻されて
うっすら濡れた唇にまた触れられる。
だけどすぐに視界の真ん中から外れたかと思えば
自分で広げた脚の内側に、彼の顔が埋まった。]
んうう、 あっ、や……ぁ
[濡れそぼった恥ずかしいところを舌先が撫でていく。
ちゆの大事な場所にキスされて、溢れるのは透明な蜜。
二人だけの部屋に響くのは甘く湿った音。
恥ずかしくて、たちまち耳の先まで熱くなった。
逃げ場もないのに逃れようと目を逸らしたら
甘いお仕置きがまた身体を震わせた。]
[いっそ溶けてしまいそうな頬の熱さに耐えていたら
切なく疼く場所から舌の感触が伝い落ちて
その先で震えるところにキスされる。]
……っ あ、ダメだよ、そんなとこ
きたないよ……ッ
[
あの人にだって触れられたことないのに、
ぜったい綺麗じゃない場所なのに、
彼はためらわず触れてしまう。
悪いことしてる、いけない感じ。
たまらず身体を捩って開いていた脚を閉じる。
内腿で彼を挟んでしまったけれど、留まってくれたかどうか。
初めての感覚に戸惑うことしかできなくて。*]
────303号室
[ 可愛い、とこの先彼に何度言われるのだろう。
その度に恥ずかしくなっていくのは目に見えて。
けれども、偶に自分からそれを欲する様になる。
着替えの途中に手を出されたら、
確実に悶えながら着替えるし、
彼に着替えた後の姿を堪能させる前に
一度体を繋げて欲しがるかも。
我慢ができない子、と意地悪されそうだけれども。
猥談というふたりにとって大切な話のタネは
2人の仲を更に密接に深めてくれる。
レスになるなんてことは、
あまり考えられないような気もする。
彼が真似事にもノリ気でいてくれるのだから。
旅行に行って、宿に泊まって貸切露天風呂なんて
素敵な場所だってあるのだから
彼に誘われ、彼を誘って、色んなところに行きたい。
専業主婦になれたあかつきには、
求められるままにおつき合いするし、
子供ができたとしても隙を見て
彼の妻として甘えたがるだろう。 ]
本当ね。……早く来てよかった。
ヨウくんが早く来てくれてよかった。
[ 昼下がりに愛し合うことの幸福感は
彼女にもまだ分からない。
だけれど、相手が体なかったなら
早く来なければよかったのに、と
思った可能性は十分にある。
借りたDVDの内容があれなだけに。
彼だから、早く来てくれてよかった。
1分でも1秒でも早く肌を合わせられるから。
もし朝食で、前の夜の話が出るなら
テーブルの下で彼女の脚が伸びるだろう。
焚き付けには注意をしなければいけない。
彼女はいつでも準備ができているから。 ]
──────
だぁりんとはね?相性いいと思うの。
だから、一緒に楽しみましょうね?
[ 長年の勘というものだろうか。
彼との相性は問題がないと思った。
もし、彼が過去の話をして嫉妬をしたなら
ごめんねの意味も込めて精一杯の奉仕をする。
嫉妬してくれてると思うと、
嬉しくて中の締まりも良くなるだろうし。
家で待ってて、と言われるなら
合鍵を渡して勝手に入ってね、と
帰るであろう時間にはソワソワしながら
学校帰りで少し汗をかくであろう
彼の帰宅を今か今かと待ち、
よくあるご飯かお風呂か私か質問をしよう。
もし免許を持っているなら、
練習がてらに乗ってみる?と提案だって
彼のためならしてあげる。 ]
んん、たしかに足りないって言うわ…
だぁりんってばもう私のことわかってるの?
[ 唇を重ねて、抱きしめられると
どきっと胸が跳ねる。
可愛い弟のように思っていても、
いつの間にか立派な男の人になっていて、
腕の中にいるととても落ち着くから。
手を止めながら様子を見ていたから、
なんとなく10秒のカウントは耐えられないかな
と思っていた節があるけれど、
耐えきれなくてもたくさん汚してくれる
彼が可愛いので明日は無条件に
ゴムなしでもいいのかな、とこっそり思案中。 ]
すっごく嬉しいわ!
だって…新婚さんみたいだもの……
[ 本当の新婚がここまでいちゃついているのか
全く知らないから夢の話かもしれないが
少なくともイメージ的には100点満点。
口で受け止めてくれるか、と聞かれると
彼女は勿論、と頷いて
だぁりんのためのお口だから、と
付け加えてあげるのだった。 ]
ひ、ぅ!だ、めっそんなことされちゃ、
なーりんイっちゃ、ぅ…!!
だぁりんっ、き、もちぃの……
[ まさか、彼が下から突き上げてくるとは
思ってもおらず、ぐっと押し込められると
首を横に振り、尚且つ中を強く締め付け
だぁりん、だぁりんと呼んでいた。
下だけならまだしも、
彼女が自分から言ってしまったため
胸も彼の好きなように扱われるので
彼女は更に敏感に反応するようになった。 ]*
そう、お話。
[俺はガツガツいける肉食系男子ではないから、
少しずつ距離を近づけていくしかないのだ。
さりげないボディータッチも距離を縮めるため、
距離を縮めてから、身体の距離も縮めたい。]
へぇ、
瀬名原くんって妹さんいるんだ
[兄属性だと言われたら、
確かに甘やかすのに慣れている感があって、納得できた。
俺は一人っ子だったので、
甘やかしてくれる存在がいることが羨ましい。
フリーである弁明を受ければ、
「あ、そっか。そうだよね、ゴメン」
なんて謝ったりする。]
[ふざけてキスができるような友人が
周りにいなかったものだから、
ほっぺは別にできると言われて少しだけ驚いた。
友人同士のじゃれ合いでキスなんて
考えただけでも無理で(意識しちゃうからね)、
ノンケだからなのか、瀬名原くんだからなのかと考えていたら
可愛らしい反応が返ってきた。]
ふふ……
そうだね、もっとすごいこと、
するよ
[例えば、と彼の膝に置いていた手をその胸元まで持っていく。]
[鼓動の音を拾えるだろうか。
そのくらい、しっかりと触れて。]
服を脱いで、
この下に触れて、
キスをして。
……なんてね。
[ふふ、とまた笑った俺の笑みは、
少し意地悪なものになっていたかもしれない。]
[なにかをするたびに声が上ずったり、
小さな声で反応を返してくれたり。
愛おしいと思うような反応を見せてくれる瀬名原くんに、
徐々に気持ちが昂ってきて。
いつもはしないようなことまでしてしまいそうになる。]
うん、
瀬名原くんにしたいって思うの。
……ねぇ、
俺を甘やかして?
[少しずつ距離を縮めて、
もう片方の手で瀬名原くんの後頭部を撫でた。
髪を梳くようにして手を動かし、
最初にした、もたれかかるような姿勢で、
耳元で囁くように、そう言った。]*
[知識がないわけではない。
真面目に予習をしてきた珠莉は確かに男の講義でも普通に単位を取得していった。
恐らく最初に覚えていなかったのはそこに苦がなく、大した難関ではなかったからだろう]
それは男の人というよりは少年だな。
あそこに毛も生えていないのではな。
[男は少しばかりおかしそうに笑い声を漏らした。
愈々を以て経験が不足していることが理解でき、
同時にそんな珠莉をこれから抱くともなると年甲斐もなく興奮を感じてしまうものだった。
胸元を確かめるように触れる指先は細く、圧は弱く感じるがそれもきっと男と女の身体の差からくるものだろう]
それなりには、な。
珠莉君も折角抱かれるなら男らしい身体つきをした。
そういう方が良いだろう?
[その点に関して言えば賛否両論ではあろうが男の経験ではそうであったというだけである。
男は身体の向きを変えつつ背へと回そうとする手が動きやすいようにしてやり、自身の浮いた手を珠莉の腰回りへと回した。
その手が触れるは柔らかな手付きで、女に触れるのに慣れていた。
肌に触れると腰を密着させ、首を縦に頷いて見せる]
勿論だ――ハグ、抱擁は大切な行為だ。
胸の膨らみを押し当てるようにしてくれると。
俺としては嬉しいよ。
[鎖骨のなぞる手に、応えた言葉に男は破顔した。
男の嬉しいことは教えよう。
ただそれは男が嬉しいことであって、世の男性が須らく嬉しいとは限らない。
珠莉に教えていくのはあくまでも目の前にいる男の好みであり、覚えてしまうならばそれは男に最適化してしまうのだろう。
指先はそのまま肩へと伝い服の隙間に潜り込むと肩のラインを無骨な手で優しく撫でていく。
肩を撫でた掌は肩甲骨を辿り背中に触れると珠莉の身体を男の方へと引き寄せ抱き寄せた。
珠莉の頭、髪に鼻先を埋めてすんと香りを嗅ぐ音を立てる]
良い香りがするな――。
俺はこのままでも良いし。
むしろこのまま楽しみたいとも思うが――。
シャワーとかは浴びておくか?
[耳元でそうと囁きかけて、男は背に触れた手で背筋を緩く撫でていった*]
───303号室
[可愛いと言われたがる彼女は、やっぱり可愛いと思う。
なので時折不意打ちのように言うとしよう。
……最初奈々がオレのことをだぁりん、と呼んで反応を楽しんでいたのと似てような事をしている。
我慢が出来ない子と言うならそれは本来着替えを待てなかったオレの方なのだけど、そんな事は棚に上げて彼女を苛めてしまうかも。挿れるフリをして何度も股下を擦り、素股のようにしてしまえば彼女はどんな表情を見せるか。
ちゃんとお強請りが出来るか、彼女が我慢できず自分で入れてしまうのか。
セックスレスには絶対ならないだろう。
これだけ艶やかな彼女を持って反応しない男ではない。
それに前も言ったが、淫蕩に耽る彼女がトップクラスに活き活きとしているのだから、その姿をオレが見たいのだ。
貸切露天風呂なんて場所に来たら、一緒に入りながらお湯の熱さにも負けないぐらいの彼女の中を堪能してしまうだろう。
何々のプレイがしてみたい、と旅行先を決める事があっても面白い気がする。
子供が出来れば……なんてまだ考えられないのは己がまだ学生だからだろうか。でもいつか授かれれば良いと思うし…、このまま彼女を愛し続ければ子沢山になってしまうかも。]
……時間が沢山出来たものね。
夜に来てたら時間があっという間に過ぎてたかも。
[お互いに早くついて良かった、と言うのは同感だ。
オレがもっと遅れてたら彼女は暇を弄んでいただろうし。
テーブルの下で足が伸びてくるなら、少しびっくりとしつつも
敢えて会話を続けるだろう。
彼女がどんな風に善がっていたか、綺麗だったかと自分視点で褒めちぎりながら。
足でされても何ともないよ、と強がりを張る。]
[少しずつ、千由里の心の中に
未来永劫俺の場所を拓くように
千由里の脚の間に顔を埋めながら
言い含めるように言う。]
いや、なの?
[じゅるじゅると、そこを陰液が濡らしてるのだと
知らしめるように啜ってみせて。
此処で俺達は愛し合う。
昂りを埋め込んで、互いに埒を明かすまで。
これは必要なこと。
これは俺が求めてること。
そう教え込むように、恥ずかしがる千由里の内腿に
赤い花弁を散らしてあげる。]
────
なーりんが言うなら…
なんだか大丈夫そうだね。
[経験豊富な彼女が言うなら幾らか安心出来る。
過去の話に対して彼女がごめんねの意味を込めるなら、別に奈々が悪い訳じゃないし…と少しツンとしてしまうけれど、彼女の奉仕にトゲのようなものは取り除かれていくし、普段よりも締め付けの良い彼女の中に蕩けてしまうだろう。
合鍵を貰ったなら嬉しくなって、羊のキーホルダーを付けて鍵を大事にするだろう。
ご飯かお風呂か、の質問は汗もかいているならお風呂でと言うだろうし。勿論彼女の手も引っ張る。
オレの中で彼女を選ばない選択肢は無いのだから。
練習しても良いなら勿論するかも知れない。
いつかは外車で彼女を送る事もあったかもしれない。]
ううん、まだ全然。
なーりんのことはもっと、もっと知りたいよ。
[彼女の好きな事を貪欲に覚えていく。
今は子供の頃の記憶に幾つか足されているだけで、まだまだオレの知らない彼女が隠れているはずだから。
彼女がこっそり考えている事を知れたら
目を丸くして、良いの、なんて聞いてしまうだろう。
詳しい話はまた明日に続く、だろう。]
なーりん、結婚とかは……憧れる?
[彼女にそんな事を聞いてみる。
勿論他意は沢山ある。
いつかプロポーズしたいと既に思ってしまっているのだから。
自分の為の口だと聞くと、喉をごく、と鳴らして仕舞う。
彼女のぷるんとした唇と、開いた口の中の赤さが忘れられない。]
ぅ、…そんな事、言われても……
オレも、きもちよすぎて……
…締めつけられるっ…奈々……!
[だぁりん、と呼びながら善がる彼女の中は
肉棒を締め付けて来て、彼女が身体をあげるとそのまま引っこ抜かれてしまいそうな錯覚を覚える。
ぐちょぐちょと結合部がいやらしく音を立て始める。
ゴムがあると気持ちよさが減る、なんて言われるけど絶対そんな事ない、なんてオレは思う。
彼女が上も下も気持ちよくなる姿を見て、少し嬉しそうにするけれど絶え間ない快感にオレも再び込み上げるものがある。
胸を触っていた手を片方離して、彼女の腰に手を当てると彼女の動きをサポートするようにする。具体的には彼女が腰を下ろすところに手の力を加えて深くまでしっかり貫けるように。]
なーりんの中、すっごくとろとろで気持ちいい……
はっ、はぁ……なーりん………
キス、しよう……?
[手を彼女の背中に回して、彼女の身体を自分に引き寄せて
密着するような体勢になる。
近づいた彼女の唇を奪うと、初めて自分の方から舌を伸ばして彼女の口の中に入ろうとした。
繋がった所は体勢が変わりどう動けば良いか分からないから、彼女の奥を目指すように腰を落ち着けた。]*<blue></blue>
きっと分からないだろう。
着る服すら満足に得られない、なんて。
そんな君と会うことを願ったのは俺なのに。
「 ………… 少なくとも。
その服の贈り主は、その金額に見合う価値を
君に対して感じたんだろう? 」
それがイコールで愛情とは結ばれないにしても。
望まれた存在であるというだけで。
その輝きは俺の心に影を作る。
[そうして舌先を千由里の中へと忍ばせたりして
散々遊んだ矢先のこと。]
……ちゆはいやいや言うねえ。
[シャワーも浴びさせないまま後孔を突然舐めたのだ、
その反応は当然のものだったろう。
柔らかな腿の隙間に戒められながら
お門違いの苦言を呈する。
キツく口をすぼめた菊座を、
誰かに愛されたことは無いのかな、と
当たりをつければ、より雄の欲に
火をつけるだけなのに。]
言ったでしょ。
汚いのも、恥ずかしいのも
俺がぜーんぶ、受け止めたげる。
[恋人繋ぎにした手を解くと
腿を強引に割り開いたら、
皺のひとつひとつを舌先でなぞって
少しでも緩むように宥めよう。
事実、汚くなんか、ないさ。
本当に汚いのは、俺みたいな大人。]
[でも「処女」なら、丁寧に愛した方がいいか。
そう踏んだ俺は、唾液ともつかないもので
濡れた口元を手の甲で拭って]
ちゆにしか出来ないこと、させてよ。
[改めてそう「お願い」した。
じっと目を見つめながら、再び女の割れ目へキスをして
中をぐずぐずとうねる舌先で割り開いていく。
その間、零れ落ちた粘液を纏わせた親指で
千由里の後孔を優しくさすってやる。
そこに指を割り込ませるのは、
千由里の方から口を開いてくれたらのこと。]*
きっと分からないだろう。
着る服すら満足に得られない、なんて。
そんな君と会うことを願ったのは俺なのに。
「 ………… 少なくとも。
その服の贈り主は、その金額に見合う価値を
君に対して感じたんだろう? 」
それがイコールで愛情と結ばれないにしても。
誰かに望まれた存在であるというだけで
その輝きは俺の心に影を作る。
先に顔を背けたのは俺なのに
自分とは違う足音が、半音だけずれて。
同じように絨毯に沈む音を背中で聞けば、
心の中で安堵した。
さらにその存在を裏付けるような可憐な声。
問いかけを受ければ、立ち止まって。
少し悩んでから。
劣等感に囚われた自身の思考を口にした。
「 ─── 俺は何も持ってない。 」
「 俺のものだと思っていたものは、
みんな誰かのお下がりだった。 」
…… 失態だ、と。
言った瞬間に強く思った。
明らかに、初対面の相手にする話ではない。
「 トト。 」
失言を取り繕うように話題を変えて。
互いに偽りの名乗りを済ませば、
同じく主人公ではない、その名前を呼んで。
揃いのキーを手に、
等しい数字が刻まれたドアの向こうへ。
[声が上ずったのなんて、この距離で静けさで2人ならバレるよね〜…
と笑われてしまって少し照れ臭そうに笑ってみせる]
あ、あはは、
バレちゃ、
った……
[柄にもなく変な反応しちゃった、うっかり!
みたいな反応をしてみせたけれど彼の手が滑りそのまま胸元に当てられれば思わず体が跳ねた。
僕変な汗かいてそう、心臓も少しうるさそう
あれ、コミュニケーション(身体)になっちゃった?と
彼の言葉や仕草から目を離せなくてじっと細い目で見つめれば冗談だというような
振る舞いをされて思わずほっとした。
覚悟はしてるけれどコミュニケーション(言葉)がコミュニケーション(身体)にいきなり移動すれば流石に僕だって戸惑っちゃう
結構、彼は意地悪なんだなと可愛らしい動物から印象を変える]
も、も〜……僕で遊ぶんだから…
……う…ん、いいよ
[同性の同期の、友達感覚でいたけれどセックスする予定なんだからそんな呑気じゃ駄目なのかな、なんて思うけれど
何だか身構える気が少し削がれてしまうのはこうして甘やかして?なんてお願いするところに警戒心が取れてるからな気がする]
どう贔屓目に見ても、自分の家より広い部屋。
あまりの絢爛さに、目眩でくらくらしたが。
一際目を引いたのは、奥に見える柔らかそうなベッド。
…… 二つあるなら
一つは自分が使ってもいいのだろう、多分。
─── 彼女も、トトも会話を望んでくれるなら。
その体勢を作るべく、シーツの上に腰を落とす。
…… が、信じられない柔らかさ。
なんだこれ。俺の知っているベッドとは違う。
まるで身体が吸い込まれそうで、
怖くなって、慌てて腰を浮かした。
っ、うわわ
[甘やかすので自分のペースを取り戻そうと思ったのに、撫でられたり髪を梳かされたら
人にはすることはあったけれど自分が撫でられたり、甘やかすみたいな事をされた事がほとんどないせいか変に反応しちゃう
彼が耳元で囁くのも相まって、遊ばれてる気がしてしまう。]
…悪い子なんだから
[そう零しながらも、甘やかしてほしいとお願いされたら弱い
もう、なんて息をつけばおいでと両手を広げる
さっきみたいに足をあげて僕の上に乗るようにしていいよ、というように
身体を預けられる方が、力が抜けてほっとできるんじゃないかと
今の彼にするのはなんだか、少しだけ警戒心で、危ない気はするけれど]*
「 ─── あのさ。
トトは、お金持ちの家に生まれて幸せ? 」
何食わぬ顔で、近くにあった椅子へと場所を移し。
トトの方も準備が整ったなら。
こちらから切り出したのは、こんな言葉から。**
────303号室
[ 不意打ちを楽しむようになる彼が
近いうちに生まれてしまうなら、
1日1日彼女の寿命が削られそう。
最初に扉を開けたときに言っただぁりんは
わざとでもなかったのに、と
口を尖らせそうだけれど。
彼が苛めることを覚えてしまったなら
彼女は極限まで虐め抜かれそうな気がする。
ねだれるかねだれないか。
彼女は腰を振って、いつもよりも猫撫で声で
挿れてほしいと絶対にねだる。
激しく、奥の奥まで突かれたくて。
淫らな彼女が1番見たいから、なんてことを
彼が思っていると知ったなら
少しだけたじたじになってしまいそう。
けれども本当の彼女を受け入れてくれているから
彼女自身もそれを望むことだろう。 ]
[ 汗を流すために温泉に入っているのに
汗をかいてしまうのは本末転倒だが
それはそれで色に耽る時間だから
全くもって嫌な気分にはならない。
そして、行為が目的で宿泊先を決めるなんて
絶対に背徳的だし、前のめりになる。
彼女が無理にならない程度に、
子供は授かっても問題ないかな、と
彼女も少し考えている。
晩婚化、高齢初産になったとしても
彼との愛の証なのだから大切に育てる自信しかない。
彼が学生の間にひとり生まれる?
それは多分、彼女が彼と楽しめないから
ないと思うけれど、卒業したすぐなら
全くもって問題がない。 ]
もし遅かったら……
もう、ひとりで準備してたかも…
[ DVDを見ながら、服を全部脱いで
ヨウくん、なんて口にしつつ
受け入れる準備を勝手にしていた気がする。
敢えて会話を続けられるのなら、
どうしようかな、と考えつつ
すごく褒めちぎられてしまう反動のように
朝からしよ、と彼女から誘うのかも。 ]
──────
ふふっ、これから相性のお試しね?
[ 彼の心配の色が薄まるなら、
彼女としても嬉しくホッとする。
もしもの話で、嫉妬している彼がいるなら
彼の願いを聞いて全部叶える。
嫉妬させたかったわけではないけれど、
今は彼だけ見ているよ、と言いたくて。
合鍵に羊のキーホルダーがついているのが
目に入ったら、絶対に悶える。
可愛すぎて、指輪もつけたくなる。
お風呂へ手を引っ張られるなら
彼の体を洗ってあげ、彼がリラックスできるよう
マッサージまで申し出るだろう。
彼女のことを送ってくれるのなら、
運転上手になったね、なんて褒め言葉を送る。
でも、嬉しいから運転ありがとうのキスも
忘れずに、会社へ行くことになるはず。 ]
ほんとぉ…?私もだぁりんのこと覚えるわぁ…!
[ もっと知りたい、と言われると
彼のことも覚えたくなって
求めて行ってしまう気がする。
目を大きくしていいの、と聞かれたら
ゴムありのえっちな味覚えたから、なんて
少しおかしな理由をつけて
明日も沢山受け入れる予定なのだ。 ]
結婚?………う、ん…憧れ、ある気がするわ。
だぁりんは、そんなに興味ない…のかしら……
[ いきなりそんな話が話題に上がって、
彼女が動揺しないわけがない。
8歳も違うのだがら彼はまだ楽しみたい可能性もある。
彼女の瞳は揺れ、歯切れの悪い言葉になっていった。
そんなに彼が口の中に出すことが気に入ったとは
まだ彼女も分かっておらず、彼が喉を鳴らしたのは
彼女には聞こえていなかった。 ]
ん、んぅ…!は、っ………!!!
そん、なっだぁり、んっだめぇ…!
[ 腰を動かせば簡単に音を立てる結合部。
聴覚的にもやられて、
きゅんっと中を締め付ける。
そのせいもあってか、
彼が腰に手を添えると奥を突かれ
無理無理無理、と体を震わせながら
彼女は一度達してしまった。 ]
ん、っ…す、るっ……
[ びくっ、と体を震わせながら
彼女は彼と密着して唇を重ねると、
口の中に舌が入り込んでいく。
彼の拙いけれど彼女が教えた動きが
口の中に広がっていき、
感覚が研ぎ澄まされて、
腰から下も彼の打ち付けによって
彼女はそこから何度も体を強張らせたり
震わせたりして達していった。 ]*
<blue>
私に価値を感じて?>>D:5
「 ………… 違うわ。
金額に見合う価値にならないといけないの。 」
この違いが彼に伝わるかしら。
私に価値があるから高貴な暮らしをしていたわけでは
決してないの。
彼は何も持ってないと言った。
そして全て誰かのおさがりだと。
おさがりになると価値が下がるの?
それは何の価値が?
「 ────── 」
悲しさの混ざった声に聞こえたものだから、
何か気の利いたことをと思ったけれど、無理だった。
だって私は、おさがりを使ったことがない。
[嫌なのかと聞かれたら反射的に首を振る。
いやな訳、ないじゃない。
こんなに気持ちよくてドキドキすること、
愛でられるたびにはしたなく濡れちゃうようなこと。
愛されてるんだよね、ちゆは、彼に。
恥ずかしいところに何度もキスしちゃうくらい。]
あ、んぅ……
タイガさんっ、好きぃ
[まだ触れられていただけなのに
指だって入れられてはいなかったのに
柔らかい舌の感触を感じたらつい期待しちゃう。
そこに彼のものを埋めること、
彼でいっぱいに満たされること。
焦れったくなるちゆは、えっちな女の子だろうけど
肌に吸い付く甘い痺れにきゅんと胸が鳴ったのは
初めての恋でもするみたいだった。]
私の部屋と同じくらいの広さの部屋。
お手伝いさんが入った後のように
綺麗に整えられている。
奥に見える柔らかそうなベッド。
これならよく眠れそうね、と手だけ沈めた。
キングダブルベッド……かしら?
彼が希望すればツインだったかもしれないわ。
そんな彼はベッドに腰を沈めると
慌てて腰を浮かせた。>>D:6
「 本当に、慣れていないのね。 」
此処に来てからの挙動で、
普段の暮らしが全く違うことは想像に容易かった。
[でも、お尻なんて指を入れられたこともなくて
そういう愛し方を知ってはいても、
自分がするなんて考えたこともなかったから。
抵抗感を隠せそうにはなかった。
そんなちゆを、困った子を見るように彼が言ったから
悪いことした子どもみたいに下唇を噛んでしまう。]
……ごめんなさい。
[ちいさな声で謝ってみせる。
その実ほんとうに反省したわけでもなく
咎められる感覚にうまく言えないような、
むずむずして……ほんの少し興奮しちゃった。
こんな気持ち、自分からは言えるわけもないけど。]
ん、ッ
[繋いでた手が自由になる。
だからって恥じらいに任せて彼を止めることはせず
意識は慣れない感覚を纏う下の方へ向けられていた。
皮膚の薄いところを舐められるたび
ひくりと震えてしまうのが自分でもわかって
控えめな声をあげながら手の甲を口元に押しつけて。]
[彼からの「お願い」は、ずるい。
向けられた視線にたまらずそんなことを思う。
そうして結局、ちゆは断れなくなるんだ。
――だって、今はタイガさんのものだから。]
……いいよ、
[ほんの少し目を伏せて頷く。
呟いた声は、彼がちゆの身体を愛でたら
すぐに甘い啼き声へと変わってしまう。
秘部に埋まる気持ちよさへ身を委ねていたら
彼の舌で濡らされたお尻には指が添えられて
感触だけでわかってしまう、大人の指。
そんなの簡単に飲み込めるとは思えないのに、
割り込んで、押し入られてしまうのは――
あの人が教えてくれなかった、ちゆの知らなかったこと。*]
「 ── …… 幸せって何?
私には、分からない。
どうやって測ればいいの? 」
近くの椅子に座った彼に投げ返す。
私は隣でも向かいでもなく、
彼と90度で向き合うソファに腰を下ろして。
「 貴方は何も持ってないって言ったけど、
貴方の欲しいものはお金で買えるものなの?
貴方は今、幸せではないの? 」
質問には答えられず思い付くままに、
彼への疑問を尋ね続けた。 **
ええ、───わたしが知りたいのは、
大人の男の人、ですから。
[そう微笑んで、触れたことのない、
男性の体の形を確かめるように、
手のひらを落としていく。
そのまま腰へと回して、抱きつけば
先生の手のひらも己の腰にまわるから。]
胸を、ですか?
[W指導Wの通り、少しだけ背を反るようにして
胸を押し当てれば、柔らかな膨らみが
布越しに伝わっただろうか。
一層体が密着して、ドキドキと早鐘を打つ
心臓の音が聞こえてしまいそうだなと思った。]
[これでいい?と問いかける代わりに、
至近距離でまっすぐ見つめて
長いまつ毛が上下すると同時に撓ませる。
わざと胸を押し当てる、なんて自分では
思いつかなかったことだ。
親愛のハグと、こういう行為の前の触れ合いは
また全然別物なのだなと思いながら。
肌をなぞられれば、小さく跳ねた肩。
そのまま服の中へと進んでいくのが
わかれば、これからのことに期待と、不安。
ふわふわと心が浮き上がる感覚。
大きく開いた襟ぐりは、その手が滑り落ちていくと
同時に簡単に片方の肩を晒してしまう。
そのまま抱き寄せられ、首筋に顔が落ちる。
先生の顔がわたしの髪に埋まるのがわかった。
すん、と吸う音がして、ぴく、とまた
微かに体が跳ねた。]
[汗はかいていなかったと思うのだけれど
それにしても髪を…というか頭皮を、
嗅がれるのはその、予測していなかった。
だから、なんとなく気恥ずかしくて。
だけれど───いい香りだと。
このまま楽しみたい、と言ってくれるのなら。
耳が、くすぐったい。
変な声が漏れそうになる。]
ン、………なら、
[胸をもう一度押しつけるように
ふにゅ、と形をかえさせて腰を反らせ
その目を覗き込もうと肩を引く。]
一緒に、入りませんか?
[提案をひとつ、投げかけて。]
───303号室
[彼女が口を尖らせるならごめんごめん、と笑いながら謝るだろう。それでも彼女がだぁりん、と今でも呼んでいるのは嬉しいよ、と伝える。反応を見る為の呼び方という面もあるだろうけど、好意がその裏にちゃんとあるから。
彼女を苛めるのはそれだけ彼女が苛められると可愛らしいからと、苛めるのを受け入れてくれるからだろう。
彼女が上手にお強請りする姿がとても興奮して、よく出来ましたと言って彼女をしっかりと押さえ付けながら中に挿れるだろう。奈々が好きだと言った場所を何度も小突きながら、ご褒美のように彼女を責め続けよう。その時ばかりは彼女が一度果ててもそのまま動くのを止めないだろう。
仲が良いからと言って自分の全てを相手に教えなくても良いけれど、彼女のそんな内面を受け止めたい気持ちがある。
その時は、汗をかいても直ぐに洗い流せるから、と言い訳をするのが癖になっているかもしれない。
前のめりになる彼女を見ると、提案は成功したかな、なんて嬉しくなってしまう。
彼女との子供がいつになるかは分からない。
オレが学生だと財政面が心配だったり、彼女との時間が少なくなる、という懸念は同意できてしまう。
……こうしているとまだ恋人なのに気が早いなと苦笑してしまうだろうか。そう言った話はまた未来ですればいい。]
……そんな場所に出くわしてたら
フリーズする自信があるな…
[準備してる、という言葉で想像したピンク色の想像は、きっと間違っていないだろう。
ノックせず鍵を開けてその場面に遭遇したら、きっと色々と頭がパンクしてしまう。
彼女から誘われたら、勿論受け入れてしまう。
ただ足癖の悪い彼女にお返しをするように、こちらも足で彼女の方に悪戯をしてみようか。]
─────
[お試し、という言葉に照れながらも頷く。
自分だけを見ているよ、と言う彼女の言葉には同じように頷く事になるだろう。彼女を信じていない訳ではないのだ。
ぎゅぅ、と抱きしめればそれで後腐れも無くなる。
彼女が鍵を見て悶えているのを不思議そうに見つめる事もあるだろう。彼女のストライクゾーンは分からないところもある。
マッサージまでしてもらえるならそのまま頼んで、お風呂の気持ちよさもあってうたた寝をしてしまいそうだ。
彼女がするマッサージやストレッチを早く覚えて、彼女にしてあげたり一緒にしたいもの。]
なーりんに覚えられたら…
立てなくなっちゃいそう。
[経験豊富な彼女に好みまで知られたら
骨抜きになってしまうのは間違い無いだろう。
理由になってない理由でも
彼女の身体をもっと感じられるようになるなら、何でも良いだろう。明日の彼女の家のお泊まりは刺激的なものになるに間違いなかった。]
……好きな人とは結婚、したいよ。
……直ぐに、でも。
[彼女の言葉が揺れたから自分は思ってる事を口にした。
遊びたい気持ち、と言うのは分からない。何故なら今まで遊んで来なかったのだから。そうして初恋の人と出会えて、恋人になれたのなら…結婚を望んでしまうだろう、と思う。
彼女の手を取って、見つめてみたけれど己の気持ちは伝わるだろうか。少なくとも結婚に興味が無いわけではないと。]
凄く、気持ちよさそう、だね……
可愛い、声してる……っ
[オレの上で彼女は声を上げながら、そしてびくんと身体を震わせた気がする。
自分のもので好きな人を気持ちよくさせられるのは、とても気分が良いし昂ってしまう。]
ん、ふ……はぁ、……
さっきから、凄い締めつけて……
奈々……っ、もっと……。
っ、イっ……!
[オレは腰を軽く引いて、それからゆっくり奥に押し込んでいく。
激しく早く動くことは出来ないけれど、代わりに教えてもらった彼女のイイ所を狙って突き上げるのだ。
舌を絡ませるキスをしていると酸素が薄くなって呼吸も荒くなるけれど、彼女をただ強く求めていた。
同じベースを繰り返し、けれど彼女の中が搾り取るように動けばゴムの中でオレは2回目の射精をしてしまう。
引き抜いて彼女の口に、とか身体にとかは余裕がなくてドクドクと精液がゴムに溜まっていく。感覚としては彼女の中に出してるのにそうは変わらない気がする。
両手で彼女の腰を押さえて、しっかりと奥まで貫いて暫くそのままでいた。べっしょりと慣れない動きで身体に汗をかいていた。]*
[嫌なものは嫌だと拒むのも、
もちろん相手の不義理に異議申し立てるのも、
千由里に与えられた当然の権利だ。
だけど、小さな声で落とされた謝罪に
悪い大人は満足気に喉を鳴らした。]
……かぁわい。かわいい。
俺のちゆ。俺だけの、ちゆ。
[空いてる手で声を懸命に殺そうとしてるのを見て
俺は素直にそう感想を漏らした。
さて、何処までこの子は受け止めてくれるんだろう。
誰にも蹂躙を許したことの無い後孔を
くるくると指先で撫でて「お願い」すると、ほら。]
…………ちゆ、後でここの処女、もらうね。
[はっきりとこれからする事を言いながら
ぐ、と親指の先端を中に埋め込んだ。
愛液と唾液の助けを借りてもなお強い締め付け。
いっそこのまま捩じ込んでしまいたいほど。
傷みを和らげようと、膣口へ捩じ込んだ舌を蠢かせつつ
少しずつ親指を奥へと進めていく。
途中痛むのであれば指を止めて
代わりに陰核へと柔く牙を立てた。
好きなんでしょ?こういうの。]
ちゆ、息を吐いて、力抜いて。
[声を掛けながら徐々に奥へ奥へと押し込めて
ようやく根元まで埋まったら、きちんと褒めてあげる。]
おしりにちゃんと入ったね。
えらい、えらい。
[空いた手で千由里の髪を撫でて、くしゃりと笑う。
また一歩、千由里は俺を受け入れる器に近付いた。
そう、これはとても素晴らしいこと。
でも、本番はここに、指よりもっともっと
太いものを捩じ込んで、動いて、動いて
奥まで暴いて精を吐くわけだ。
本当にこれは第一歩に過ぎない。
ということで、早速だけどステップ2。]
おしりにモノ咥えたまま、イってみようか。
[股の間でニッコリ笑うと、
後孔に深く親指を差し込んだまま
ぢゅう、と陰核を強く吸い込んだ。
ゆるゆると抜き差しする代わり、
千由里の好きなのはたっぷり与えよう。
舌でピストン?それとも歯で挟まれるの?
何でも、千由里を絶頂に追いやれるなら。
声を殺していた手がもしも
俺を押しのけようとしても、
今回はそのわがままを聞いてあげられないかもね。]*
上出来だ、しかし、こうなんだな。
珠莉君は、意外とあるんだな。
[柔らかな膨らみは服越しにでも触れると分かるもので、それ以前に女の身体というものは触れると柔らかなものなのだ。
男が伝えるままに珠莉が胸を押し当ててくれるなら男の応えは是以外はありえなかった。
教えたことを素直に受け止め吸収する。
その結果の仕草に男が自身が想像している以上に昂ってしまっていることは拍動の高鳴りとして如実に現れてしまっていた。
年齢で言えば十程も違うのだがそれで小娘だと侮れぬのは、若くても女は女――ということなのだろう]
珠莉君、手を挙げてくれるか。
[ラッフルスカートを先に緩め、シフォンの袖に変に皺がいかぬように脱がせてしまおうか。
次いではスカートだがこちらは腰を浮かせてもらえばすぐであろう。
男は珠莉を下着姿にしてしまうとその手を引いて立ち上がった。
男の方は脱がせるのは少し手間かもしれないのは主にそのズボンの所為である。
シャツを捲れば素肌に触れることができよう。
肌は少し汗ばんでおりしっとりとして、肌の奥に筋肉の膨隆を感じられたことだろう]
ベルトは良いが――すまない。
下着姿を見ると、また少し脱がせ難いかもしれん。
[男の股間は既に盛り上がっておりその意味で。
初めて見る者にとっては抵抗感があるかもしれないと。
脱がせてくれるなら任せようと男自身は見目に多くなった肌色へと手を触れお腹や腰回りを柔く撫でていくばかりであった*]
[先程から声が小さくなったり上ずったりしていて、
本当に可愛らしい反応を見せてくれる人だな、なんて思う。
最初はノンケであることに不安感を抱いたりしたけれど、
こうして触れ合っていても良い反応を見せてくれているので
大丈夫なのだろうと安心した。]
へへ、
わかっちゃった。
[彼のペースを崩せているかな?
対決なんかをしているわけではないけれど、
普段さらっとしている彼の滅多に見れない一面だと思えば
優越感が湧く。]
[瀬名原くんのふわふわな猫っ毛は撫でるたびに跳ねる。
そうすると慌てるような声が返ってきて、ふ、と笑った。]
撫でられたりするの、
慣れてない?
[どきどきしてる、と胸に当てたままの手を動かす。
鼓動と同時に瀬名原くんの体温まで伝わってくる。
温かくて、心地よい。
おいでと両手を広げられると、躊躇うことなくその中に入る。
瀬名原くんの脚に跨り、ぎゅう、と距離を一気に縮めた。
抱きしめられると、心地が良い。
心の底からポカポカしてきて、お風呂に入っているみたいだ。]
温かいよ
[今の気持ちを素直に伝えた。
こうして密着していると、こちらまでどきどきしてくる。
とくん、とくんと音は伝わっているだろうか。
もっと体温を求めたくて、抱きしめる力を少しだけ強めた。
気持ちに任せて、ごり、とチノパンの下で
硬くなったそれを瀬名原くんに押し付けた。]*
な、慣れてないかな……
自分がするのばっかりだったから…
[指摘しないでよぉ…なんて照れ臭そうに苦笑する
今まで人にはたくさんしてきたけれどそれを自分がされるのは落ち着かなくて
それにすることを望まれるから、もぞもぞしてしまう
悪い子、なんて言ったけれどこうして素直に抱き着いてくるのはやっぱり動物的な、弟的な可愛さがある
温かいという彼の言葉にそれで落ち着けるなら良かったと思いながら
彼を優しく抱きしめてぽんぽん、と背中を撫でる
ぎゅっと触れ合った胸元に、彼の鼓動が少し伝わって
弱くでも伝わるって事はドキドキしてるのかな?彼はと
僕にドキドキするなんてやっぱり不思議だなって思ってしまう
同性にそういう思いを抱かれてるって言うのがやっぱりその思いを強めていた
下半身にあたる硬いものにその思いは膨らんだ]
…って、え!?
勃ってる!?
[強まった抱擁の力に温かい、熱いくらいだなと思っていたのに
その熱が抱擁からじゃなくて彼からの明確な、性的な目を向けられている事に
よく分からない感情がわいて思わず声をあげてしまった]
本当に僕に興奮してたの!?え、性的な!?
どこに!?
[さっきほどでもない大声をあげてしまいながら、思わず自分からの抱擁をぱっと離して彼を、自分の脚に乗った分高い彼を見上げる
らしくもない大声を出してる自覚はあるけれど、驚きの方が強くてそっちに意識を向ける余裕はなかった
いやそりゃ誰だって同性にそんな目を向けられたらびっくするよね!?]*
[投げかけた提案に、一瞬、首をかしげる。
何か変なことを言ったかしらと思ったのだけれど
肯定が続くから考えるのはやめて。
かわりに、ふわりと安堵の笑みを浮かべた。
背を撫ぜていた手が離れていく。
腰に回したままの腕をほどき、首に回して
少し体を離す。裾からそっと入れられる手に
ふる、と体が震えるのがわかった。]
っは、 ン、
[短く息を吐けば、手を挙げるようにと
言われるから、回していた手を解いて上へ。
そのままする、とキャミソールと共に
抜き取られていく布地に、ほんの少し、
また反応してしまう。]
[───こんな、何気ないことにも。
スカートのホックが外され、ファスナーが
音もなく下がっていく。
そのままする、と引き抜かれて仕舞えば、
ストッキングに包まれた脚が晒されるだろう。
淡いグリーンのレースがあしらわれた下着。
手を取られて立たされれば、
なんとなく、余りじっと見られたくなくて、
半歩彼の方へと歩み寄った。
触れた素肌は、しっとりと熱をもち。
ひた、と手のひらをつけて撫でてみる。
たしかな筋肉の形に、どきどきするのが
わかって、窺うように見上げた。
下着姿を見ると、脱がせ難くなる、という言葉に
また一瞬、考える。けれど、下腹部にかすかに
当たる熱の存在に、理解して唾を飲み込んだ。]
……興奮してくれているのだと
思うと、わたしは嬉しいです。
[そう伝えて、笑んでから、少し屈んで
手を上にあげて欲しい、とお願いを。
叶えられたならそのままシャツを上に引き抜いて
素肌を晒してしまおう。
目の前に現れる大人の男の人の体に、
心臓の音が大きくなっていく。]
あ……素敵。
[うっとりと目を細めると、肌を滑る手に、
ぴくんっとまた少し跳ねた。
半歩、また半歩、近づいて、ピッタリと上半身を
くっつければ手のひらを背に回して。]
素肌で触れ合うのって……
こんなにも心地いいんですね。
[そう言って、見上げる。]
……先生、やっぱりお風呂は、
あとで一緒に入って。
今は───もっと、触ってください。
たくさん、教えて。
[腰骨からなぞるように肌をすべらせ
甘い声でおねだりを。]*
[いけないことしてる戸惑いとか、不安とか
蜂蜜より甘いくらいの優しい言葉で溶かされていく。
それは紛れもなく大人の「愛し方」だったのに、
かわいいって言葉が降り注いだら
もっと甘えたい子どもみたいな気持ちになる。]
……っっ、…ん 、ぁ
[ちゆの初めて。普通のじゃない、初めて。
はしたなくて変な感じで、ちょっと怖くて
閉じた口を抉じ開けるように彼の指が押し込まれたら
泥濘んだ滑りと裏腹に身体は強張ってしまうけれど
タイガさんがちゆを——欲しがってくれてる、と思えば
嫌なことは一つもなくて、ただ少し苦しいだけ。
出すはずのところから何かが入ってくる違和感。
節ばった男の人の指、じんじんと痺れて熱かった。
顰めた眉の間に皺が寄る。
可愛い、って言われたいのに、
どうしてもそんな顔はできそうにない。]
ぅ、あ ダメ……それ、すき ッ
[慣れない感覚に混じって好きな刺激が身体を襲った。
苦しかったはずなのに、混乱して頭が変になりそうだ。
緊張してた力だってふにゃりと抜けてしまって
彼の言葉が耳に届いたら、言われる通り息を吐く。
どれくらい飲み込んだかなんてわかんない。
でも、じきに褒められたら安心して。
はあっ …ちゆ、上手にできた……?
タイガさんの 好きな子、なれてる……?
[ちょっと汗ばんだのを感じながら視線を上げて。
撫でられる手に擦り寄ればそれだけで満足してしまった。
指の一本で今はまだ精いっぱいだったから
その続きのことなんて一瞬忘れかけてた。
ずっと大きいのをそこに入れられるんだってことも
これがまだほんの少しの「初めて」でしかないことも。]
えっ……あぅ、その…… ひゃっ!
[再び下半身に顔を埋めた彼が笑う。
そうして思いがけず甘い快感が走ったら、
指を咥えたままで小さく仰け反ってしまった。
きゅっと締め付ける襞を擦るように彼の指が動く。
引き抜かれる感触、かと思えばまた押し入って
それを心地よさが塗り重ねて掻き乱される。
甘く噛みつく歯の感覚が好き。
挟まれたるたびにぴくりと震えてしまって
溢れる蜜がこぼれ落ちて彼の手を濡らした。]
やあっ……ん、あん ッ
それ、変になっちゃ…っぁ…——
[知らない感覚を堪えようとするばかりで
押しのけるなんて考える余裕はなかった。]
[苦しかったのが次第によくわからなくなる。
抜き差しする指の動きが滑らかになっていったのは
たぶんぬるついた液のせいだけじゃなくて
自分の身体が彼を少しずつ受け入れていくのを感じた。
——ほんとにイっちゃいそう、
そんなこと考え出した頃にはもう手遅れで
忍び寄る快楽の波から逃れる方法なんて知らなかった。]
あっ、ダメ… も、イっちゃ……!
[痙攣したみたいに身体が何度も小さくはねた。
頭の中が真っ白、なにも考えられなくて
震えの収まった頃には呆然と息を荒げるだけ。
だけど次第に実感が湧き上がってきて、
ちゆ、本当に咥えたままイっちゃったんだって。
もしも何か言われたら込み上げた恥ずかしさのままに
「タイガさんのせいだよ」なんて呟いたかも。*]
───303号室
[ 笑いながら謝られたら、彼のかわいさに
許してしまうからずるいと思う。
だぁりんと呼ばれることに
彼が
慣れてくれることが
とても大切なことなのである。
彼じゃない人間だった場合、
次からは名前で呼ぶだけで終わっていたから。
彼が苛めることが実はうまいかもしれないと
彼女が感じる頃にはもう、彼の手の中。
絶対に離してもらえないのなら
意地悪なのか、と思うかもしれないけれど
ご褒美といわれるなら、とろけた目で
最後は彼のことを見つめてしまいそうな。
彼の言い訳はもっともで、
汗を流す場所で汗をかくことは
何一つ不自然なことではないのだ。
きもちよくなっていたなら、
彼女は頭が回らなくなりその言い訳を受け入れる。
頭の中でやってみたいプレイが思い浮かべば
仕事の休憩中にでも、できそうなところを
検索かけて彼に共有するときもあるかもしれない。
未来の話はすべて仮定の話。
だけれど、たぶん口にしてしまったなら
ひとつひとつが確定していく未来が見える。
なぜなら、本当はまだどれも口にしていないから。 ]
フリーズしちゃうの?
私、もしかしたら入ってきただぁりんに
気が付かずにずっとひとりで……
待ってたかもしれない、よ?
[ DVDを見ながら、といいそうになったけれど
ぐっとこらえて返事をした。
もしかしたら、彼女の家の合鍵を渡したなら
本当にそういう場面に出会うかもしれない。
口では誘いを受けてくれるのに、
お返しのように足で苛めようとしてくる彼は
少しずるいと思うのが目に見えている。
けれど、苛められるのが良ければ
もしかしたらリビングで始める可能性だってある。
盛るなと言われればそれまでだが、
好きな人と交わることに場所なんて
実際は選んでいられないだろうに。 ]
──────
[ 彼に抱きしめられたらひどくほっとするのは
どうしてだろうか。男性だからか。
それとも彼女よりは大きくて包み込んでくれるからか。
たぶんこれは、彼だから、という答えにしかならない。
別にどの男の人でもいいというわけでもないし
体が大きく包み込んでくれるからいいという
わけでもないと、経験的に思っている。
基本的に彼がかわいいことをしていたら悶える。
それと、教えていないのに攻めの顔を見せたら
さらに悶えていく。これが軸にはある。
うたた寝をしている彼を見たなら
邪魔をしないように横に入り込むかも。
そのときに晩御飯が済んでいなければ、
耳元で、晩御飯は?と聞いてみるけれど。
マッサージやストレッチを覚えてくれたなら
お互いに気持ち良くなる方法が更に増えて
生活がとても充実するだろう。 ]
たてなくなっちゃう……?
なら私がぜーんぶ、してあげちゃう。
[ 彼が立てないというなら、
彼を寝かせてでもつながるだろう。
見て、見てと結合部をさらしながら
彼への好きが止まらなくなる。
彼には早く、いろんなことを知ってほしくて
彼女の思いと行動が前のめりだけれど
現在でもたくさん彼が吸収してくれて
好感触だから、明日以降もずっと教えていく。
刺激的な日常を求めてしまうから。 ]
な、っ……!
そんなこと、言っちゃ、ダメよ?
………もっと求めちゃうから。
[ 彼の返事に、また彼女の瞳が揺れる。
望んでしまう。
彼はまだ学生なのに、もう離したくない。
明日遊びに来てくれたなら、
もう彼の家に帰したくなくなってしまう。
だから、手を握られて彼の気持ちが伝われば
彼女はどうしようと悩んで、
改めて話を起きてからしよう、と提案する。
もしその流れで行くのなら、
明日のお泊りの後、あいさつに行くことだって
考えなければいけないのだから。
ドキドキでは収まりきれない緊張が彼女に走る。 ]
だ、ってぇ……!!!
だぁりん、うごいちゃう、からっ…ぁぁあ!
[ 達してしまったというのに、
中の彼が蠢いている。彼女は余韻に浸ることなく
次の快感の波に襲われ始めた。
まだ彼が達していないことは分かっていたが
熱が擦り付けられるような錯覚に
彼女の口から喘ぎの漏れが止まらない。
舌を絡めて求められているせいか、
刺激はたっぷりで頭がくらくらしてしまう。 ]
ん、んぁ…〜〜〜!!
だ、ぁりっ……いっぱい、でてる、ぅ…
[ 彼の唇が離れ、腰を両腕で固められると
疑似ではあるものの中で果てられてしまった。
その感覚にびくっと体が震え、
彼女の顔は体が彼にもたれかかった並びで
彼の顔の横にすっぽりと入っていく。
暫く、動くことがなかったので
彼女の中が彼にまとわりつき
今このときにとれるだけ取ろうとしていた。
落ち着きを取り戻したなら、
一度腰を浮かせて、ねっとりと体液まみれの
ゴムをはずしてあげ、ゴミ箱へとポイ。
そして彼を寝かせたまま、綺麗にするために
彼女は彼の楔を口の中に含んで舌を絡めていった。 ]*
「 ならトトは、価値がある人間なんだ。 」
それが教養か、学歴か、社会的地位か、人間性か。
定かではないけれど。
目の前の少女がその期待に応えたであろうこと。
疑わぬ口調で、断じると。
「 ─── 君は、自分が幸せかもわからないの? 」
身体を落ち着かせ、会話の姿勢を整え、
更にトトと自分の価値観の相違を理解すれば。
劣等感を抑えることは叶わずとも
最初よりは幾分か穏やかに、
言葉を紡ぐこともできただろう。
こちらとは重ならない瞳。
隣でも、向かい合うでもない。
他人同士の距離のまま、俺達は会話を続ける。
「 …… 俺が持っていると思っていたものは、
俺のものではなかった。
そうだね。
世の中にはお金で買えるものは多い。
お金があれば、明日の心配をしなくて済む。
弟と妹にも美味しいものを食べさせられる。
惨めな思いもしなくていい。
でも ─── 」
トトの問いに、首を横に振る。
彼女と話すことによって引き出されていく感情。
それを整理し、筋道立てて言葉にすることは
まだできなかったけど。
「 俺は結局、ひとりだったから。 」
十分ではない回答を終えたなら。
自身の言葉を休めて、トトの様子を伺った。
おそらく着る服にも、
食べる物にも困ったことがないだろう美しい少女。
誰よりも幸せに近い場所にいるように見える彼女が
それを理解できない理由を求めるように。**
[キツイだけの締め付けが
やわやわと甘くひくつくように変わってく。
また一歩、此方へ転げてきた千由里に
俺はひっそりと笑みを深くした。]
俺がちゆを嫌いだったこと、ないよ。
[頬の火照りを手で癒しながら繰り返す。]
俺は、千由里が大好きだよ。
素直で可愛い、俺のちゆだ。
[だから安心して堕ちて来て欲しい。]
[か弱い抵抗を押さえ込みながら
女陰を口で責めたてても
意外なことに押し返されもせず。
たらりと零れたぬめりを借りて、
さらに後孔のピストンを逸らせていこうか。]
気持ちよくなるのは、変じゃないでしょ。
ちゆのイクとこ、見せてよ。
[顔を埋めたまま命じると
かり、と芯を持つ核をかじる。
悶える脚をベッドにつなぎとめて
さあ、もっと、乱れてみせて。
俺の顔を挟むような内腿の震えが
一際大きくなって……
それから、中を穿つ舌と、親指とが
甘く切なく締め付けられる。]
[その瞬間─────
俺はどうしようもなく心が震えた。
ひとりの人間と今、愛し合っていて
手を取り合ってもっと高見に行けた……
言いようのない昂りだった。]
[ずるりと引き抜いた親指を
ベッドサイドに置かれたティッシュで清めて
俺はベッドの海に溺れた千由里に
小首を傾げて、笑う。]
すっごい、可愛かった。
[もう何を俺のせいにしてもいい。
でもこれが正直な感想だった。
恥ずかしそうな様子の千由里の頬にキスを落として
俺は己のハーフパンツへと手をかけた。
千由里の痴態と、これからの期待に
柔らかな生地の下から雄茎が主張する。
早く中に入りたい、動きたい、胤を吐きたい。
ハーフパンツを脱ぎ去ると
テントを張ったボクサーが現れる。
じわりと滲んだ雄の涙の染みは、
此処に辿り着くまでの道のりを泣いたものか。
千由里がこちらを見ていたならば
パンツを吐いたまま
千由里の胸の上辺りを跨いで、
その膨らみを否が応でも見せつけようか。]
ちゆが可愛いから、こんなになった。
[自慢じゃないけど、20cm越えの胴田貫。
猛ったもの越しに悪い大人は笑いかける。]
このままちゆの中、いれる?
─────それとも、恥ずかしかったちゆは
俺に……「仕返し」、する?*
慣れていないんだ、そっか。
……ふふ、
慣れてないって聞くと、
なんだか優越感が湧いちゃうなぁ
[甘えて甘やかして。
そうして得られる気持ちの良さもあるだろう。
こうして抱きしめ合っているだけで心地よくなれるのだから、
ぽんぽんと撫でられるだけで頬が緩んでしまうのだから。]
[ただ、邪な考えも湧いてくるもので。
その思いにこの単純な身体は簡単に反応し、
欲望を露わにした。]
……うん。
勃っちゃった。
[声を上げて驚かれると少し恥ずかしくなって、
表情を見せないままに照れた。
けれど身体がぱっと離され、顔を見られると
更に恥ずかしくなる。
それを構わず彼は大層驚いていて、
一瞬、何をそんなに驚くことがあるのだろう、
なんて思ったりもした。]
だって、
こんな素敵なホテルで
二人っきりだよ?
抱きしめ合って
身体も密着しちゃってさ、
それに……
瀬名原くんが可愛い反応を見せてくれるし
[恥ずかしさに片手を口元に当て、
ちらりと瀬名原くんを見る。
彼はまだびっくりしていて、
その素直な反応がまた可愛らしい。]
[今度はこちらから抱きしめて、
驚く瀬名原くんを腕の中に収めた。]
……やっぱ我慢できなくなっちゃった。
お願い、
抱かせてくれないかな?
[先程までの甘えるような言い方とは変わり、
求めるような、そんな言い方。
ここまでの驚き方だ。
断られることも、覚悟して。
でも断ってほしくないと、その思いを腕に込めた。]*
え、いや、え、え…
い、いや、シチュエーションだけで言えば、
そう、だけど…
ぼ、僕だよ?か、可愛い…??
[確かに最初は何ともないと思っている相手でも、ホテルでそういう目的で
集まったらそりゃそうなるとは思うけれど、僕相手に?となってしまう
彼は照れてる…恥ずかしがってる?様子だけれど
つまりそれは僕に本気でそうなんだと、欲情してるんだと分かってなんだか熱くなる
顔が赤くなってる気がする
にしても僕が可愛いはおかしい、彼の好みを知ってるわけじゃないけれど男の人に受けないとは聞いたから彼の感性をちょっとだけ疑う
どうすれば、え、と、トレイとか行ったりしてくるのかな…?
何て、熱いと思いながら見ていれば抱き締められてまた肩が跳ねた
密着するからまた彼の元気な息子が当たってそれにも肩が揺れたり、熱くなる
]
え、あ、え、え………
…だ、抱きたいの…?
[甘えたな彼がどこかに行って、可愛い弟か動物のイメージが肉食男子か肉食動物に変わる
抱かせてくれないかな?
なんてお願いしてくる彼の腕の力の強さが、お願いじゃなくて抱く気満々にしか思えない
いや、もうタイムは効くけど抱くのはやめない!
みたいな反応を返されていたから覚悟を決めていたけれど
でもコミュニケーション(言葉)がなくなったのがすぐすぎてどうしようと混乱する
いや、でも、さっきはいいって言って今更駄目は…
そう困惑したように、顔が赤いような気がしながら、もごもごと口ごもる]
…た、タイムは聞いてほしい…かな……
です…
[初めてセックスする子みたいになっちゃう
いや、お尻はバイバイするけれどなんて少しでも余裕を出そうとそんなことを考えて]*
うん、
瀬名原くんを可愛いと思っているよ
[先程から見せてくれる戸惑う様子とか、
今も見せてくれている赤い顔とか。
ただの同期には見せてくれないであろう表情の、この優越感。
横目でじっと見つめてから抱きしめた。]
[抱かせてほしい、と言ったからには、
彼をちゃんとリードしなければならない。
身体を離して赤く染まったその頬を撫でる。
そこに優しくキスをして、そのまま至近距離で見つめて。]
……シャワー浴びよっか
[もう一度頬にキスをしてから、跨っていた彼の脚の上から退く。
ソファーから立ち上がり、
自分のシャツのボタンを外していく。
瀬名原くんがまだ戸惑っている様子ならば、
「脱がせてあげようか?」なんて笑いながら言う。
シャツを脱ぎ、ベルトも外して半裸になる。
脱いだ服を畳んでテーブルに置きながら、少しだけ考え事。
経験のある俺と違って、彼は男相手は初めてらしい。
ならばゆっくりと、時間をかけて慣らしていくしかない。
それに、せっかくマッチングしたのだから、
彼にも楽しんでほしい。
あわよくば、男相手に目覚めさせるくらい。
そんな野望を抱いて。]
あ、お湯張っていてくれたんだね。
ありがとう。
[お風呂場を覗いてみると、
広い浴室、その奥にある浴槽にはお湯が張ってあった。
振り返って笑顔でお礼を言う。
チノパンも脱いでいくけれど、
下着のその下、自身の欲望が既に熱を持っていて、
やはり恥ずかしい。
ノンケ相手にがっつきすぎたかな、なんて
反省しながら、思い切って脱いだ。
タオルを取り出して浴室の近くに置き、
先に入るね、なんて言って、浴室へと入って行った。]*
[わー!わー!言ってしまった!しちゃうんだ!
なんて子どもみたいに声をあげそうになる
はしゃぐわけじゃないけれどやっぱりそう騒ぎそうになるのは仕方ないよね
頬にキスをされて唇にくるのか、それとも服を脱がされるのか
場所は流石にベッドの上がいいからそこはお願いするべきだと
意を決して彼の顔を見ればそういわれてぽかんとする]
へ、ぇ…?
[ぽかんとしました
なんてわかりやすい表情と声を漏らしてしまう
理性的だった、なんて彼に対して失礼なことを思えば服を脱ぐ彼に
ここから脱いでいくの??なんて驚く。それでもからかうように言われれば
こ、これがオフパコ(?)の常識なのかななんて思いながらおずおずとニットや肌着を脱いで同じようにたたんであとをついていく]
え?あ、う、うん…
[
「どういたしまして…」
と小さく返す、彼の笑顔が何だかすごくいいものに見える、気のせいかな
友達と温泉〜
なんて感覚なら迷いもなく脱げるけれど性的な事を今からすると思うとどうしても躊躇って
彼をちらりと伺うように横目で見ればちょうど脱ぎだしていて慌てて目を逸らす
一瞬彼のあの、その、息子さんがご起立してるのが見えた気がして
自分の目の良さを恨みそうになる
今から彼のあの子の相手をするんだから、そうだ、勃起した性器がなんだと言い聞かせる
男は度胸なんだからと意気込んでいれば彼は先に入っていってくれたようで
裸で入るべきなんだろうけれどどうしても恥ずかしくて
取る羽目にはなるけれどと腰にタオルを巻く]
お、お邪魔しまーす……
[出来るだけ彼を見ないようにすれば、彼のペースだと身が持たなさそうで
そうだ、甘やかしてあげよう!そうすれば少しは余裕が出るはず!出る…よね…?
と願望のような希望を持ちながら]
えっと、せ、背中流してあげよっか…?
[と笑ってみせて、バスチェアを彼に示して]*
[男は腸骨稜をなぞる指の感触に目を細めた。
聞こえる声は甘い女の香を感じさせるもので、
触れ合う上半身からは先ほど教えたように先よりも露出が増えた姿態が欲情を掻き立てていく]
それは――。
[珠莉のおねだりに対し男は口を開く]
俺が言おうとしていたんだがな。
[男の手が珠莉の背と腰へと回り込む。
背筋を擦り、男のものとは高さの違う腸骨のラインを撫でるとそれぞれが下着のラインとストッキングの縁に触れ素肌と布地の境界線をなぞっていった。
苦笑まじりに告げた言葉の続きは見上げてくる瞳を見つめ返したままに。
男の目元には険はなく授業の時よりも、先生でいるよりも柔らかなものになっていた]
興奮しているのさ。
顔立ちも服のセンスも、下着も良い女だと思える。
端的に言えば俺はとても珠莉君を抱きたいね。
[珠莉の下腹へと押し当てる熱は確かに本気になってきていた。
それは男の感覚であって分かるまいが、
言葉にして伝えると男はこめかみを軽く擦り視線を少し逸らせた]
嫌ってほど教えるさ。
きっと俺も歯止めが効かないからな。
[月に一度女を買うと伝えたがそうする前には禁欲的な生活を送っている。
つまる話男は溜まっているのだ。
三十路の男としては気恥ずかしくなってしまう状態から、
男は少しして漸くと珠莉へと視線を戻した]
最初は普通にベッドでしよう。
風呂でする場合とかもあるが――。
其れは後でな。
[その前に――、男はこめかみに触れていた手で珠莉の頬を撫でた]
そのまま俺を見つめていてくれ。
目を瞑るとか瞑らないとか作法って言われる論は色々ある。
ただ、俺が好きだから。
今からキスをするがそうしてくれると嬉しい。
[男は軽く膝を折った。
折った分だけ背丈の差は縮まり、下腹に触れさせていた熱は下に擦り落ちて、触れ合う胸元もまた擦れ合っていく。
高さ的に程よくなれば男は唇を近づけていった。
その視線は珠莉の瞳を見つめたままに。
気恥ずかしさと欲情と、種々の感情に色を乗せた瞳は少年のように煌いて。
男が初めて伝える唇の触れ合いは、軽やかに。
触れ合い、少しばかり味わってから離れる間珠莉の瞳はどうなっていたろうか*]
……、ふふ、うれしい。
ちゆもタイガさんのこと、だいすき。
[この感じ、知ってる。欲しかった言葉を貰って、嬉しくて
だんだん沼の深いところに落ちていく感じ。
もう後戻りなんか出来ないかもしれない。
この夜を明かしてみたところで、
タイガさんのことを忘れられるとは思えなかった。
ちゆは、タイガさんのもの。
だけど——あなたはちゆだけのものじゃない。
奥さんよりずっと素直で可愛い女の子でいたら
良い子にしてたら、彼のことぜんぶ受け止めたら
ちゆのこと、選んでくれないかな。
「ちゆを選んでほしい」って、
身勝手なお願いをただ胸の内に秘めるのは
まだ「良い子」のままでいられる証拠だった。
可愛いって、大好きってちゆを求めてくれるから
まっすぐな愛が欲しいって思える。]
[荒げた息づかいで胸を上下させながら、彼を見つめた。
絶頂の波に連れ去られて溺れて
ぼんやり蝕む気怠さは、いっそ安らぎにも思えた。]
……っん、あ タイガさん……
[そうして見上げたら、曝け出されたのは彼の熱。
下着越しのそれは確かな存在感と質量をもって
愛を突きつけるみたいに目の前で聳え立っていた。]
すごい……、おっきい
[思わず大人のビデオで女優さんの言いそうな台詞が出た。
ちゆの上を跨がれたなら自然と手が伸びてしまって
うっすらと色の濃くなった布を、そうっと撫でる。
大きくて固くて、熱い、
こんなの入れたこと今までになかったと思う。
無意識に過去の記憶と重ね合わせて比べながら
戸惑いと、——いくらかの期待感と、]
[目を奪われるままゆるゆる撫でていれば
やけに挑発的な顔で彼が言う。
仕返し、そんな言葉を向けられてしまったら
ちゆは意地悪されるのも、飼い慣らされるのも好きで、
だけど少しだけ負けず嫌いだから。]
っふふ……仕返し、してもいいんだ?
[息も落ち着いて、悪戯っぽく笑ってみせた。
肘を支えに身体を起こして、少しだけ抜け出して
彼が一度してみせたように下着越しにキスをした。
上を向いた熱の塊を下の方からちょんとつつく。
そのまま柔らかいゴムの淵へ伝ったら
指を掛けて引き摺り下ろした。
鼻をつくのは男の人の匂い。
でも、それがたまらなくいやらしさを煽って
ちゆは思わずうっとり笑みを浮かべてしまう。]
[まずはキス、今度は直接に触れた。
そして舌を差し出したら、先端の膨らみをなぞって
きもちい?って窺うように視線を持ち上げた。
今度は長く口付けたら、そのまま奥に迎え入れて
半分たらずのうちに口の中はいっぱいに満たされる。]
んッ ……っぐ、ふ、
[その先はちょっと苦しいところ。
だけど気持ちいいって思われたくて、
喉の奥まで誘い込もうとした。*]
[彼が内心騒いでいるだなんてつゆ知らず。
キスをしてからゆっくり離れると、ソファーから立ち上がる。
そうするとぽかんとした声が上がり、少し笑ってしまう。]
ふふ、どうしたの?
[理性的であることを驚かれているだなんて思いもせず、
俺は面白そうに笑った。
服を脱ぐ様をちらりと見て、
ああ、やっぱ少しぎこちないな、なんて。]
[先程から時たま小さくなる彼の声に、
それほど緊張しているのだろうとひとり考える。
どうしたら緊張をほぐすことができるかな、と
考えを頭に巡らせていたら、
彼から提案が投げかけられた。]
背中流してくれるの?
いいね、ありがとう
[示されたバスチェアに座り、瀬名原くんに背中を向ける。
背中を流してもらえるだなんて、いつぶりだろう。
こうして洗ってもらうのも、甘えることの一種だろうか。
瀬名原くんに触れられて、
洗われると気持ちがよくて目を細める。]
[友達と温泉旅行とか行っても、
温泉では意識してしまうから見ないようにと気を張っていて
落ち着けなかったから、
こうやって同年代の人と気を張らずに
風呂に入れるのは嬉しい。
まあ、彼はだいぶ気を張っているようだけど。]
瀬名原くんも洗ってあげるよ
[洗ってもらってからそう声をかける。
振り返ったら、彼はどんな表情をしていただろうか。]*
「 ………。
貴方とは分かり合える気がしないわ。 」
私に価値があるとはひと言も言っていないのに、
なんて勝手な解釈をするの?
だけどそうね、価値があったのかもしれない。
私にも。でもね、今は もう …………
「 ─── 分からないわ。
幸せなんて曖昧だもの、
さっきも言った通り、測り方が分からない。
例えば私が2回人生を過ごしたら、
どちらが良かったか比較できるかもしれない。
だけど生憎、前世の記憶はないわ。
それか ………──── 」
「 幸せを感じたことがないから、
分からないのかもしれないわね。 」
自分で口にして、納得していく回答が見つかった。
だって知らないもの。そんな感情。
自分とは真逆の境遇にいる人との会話を望んだ。
望んだのは私だけれど、噛み合わない。
この価値観のズレは環境から生まれるものなのかしら。
それとも、単に私と彼が別の個人だから?
分からないけれど、彼も会話を望んでくれたわけだし
知ることから理解を深めることしかできない。
普段であれば、発言の適切さを常に意識する。
TPOに合わせて自分の立ち位置を見極めて、
求められている正しい発言を探した。
だけど今は、そうじゃない。
トトという名の面をして、私の声で会話をしてる。
嗚呼、こんな感覚は久しぶりだ。
「 明日の心配 ……そうね、
そんな心配をしたことも、惨めな思いも、
私はこれまでしたことなかったわ。
でも ─── 」
「 私も結局、ひとりだったから。 」
不謹慎にも、漸く言葉が交わったと感じた。
もしかすると結局、人は誰しもひとり
っていうことなのかもしれないけど。
言い終えて立ち上がると部屋の隅へ。
「お茶でも淹れるわ」とティーセットを並べて
ポットのお湯でティーカップを温める。
茶葉は未開封。これなら味も悪くはなさそうね。
2人分の紅茶とミルクと砂糖をトレイに乗せて
私も彼の座るちょうど角に置かれた、
ローテーブルまで運んだ。
そうして先程までの続きを。
「 貴方の持っていたものは、
誰のものだったの? 」 **
[この一夜が明けて
シンデレラの魔法が解ければ
どんなに愛した人も他人になって
俺も一子の父親に戻ってしまう。
夜の帳が上がらなければいいのに。
楽しいこのひと時だけがずっと続けばいいのに。
そう願いながら、大好き、の言葉に
耳元へ「俺も」と囁き落とす。
キス、していいの?
していいなら軽く触れるだけのを、ひとつ。]
───303号室
[
だぁりん呼びにオレ
が慣れてくれれば良い、と言われたとしたらその特別さに嬉しくなってしまうだろう。
そうするとやっぱりオレもハニーと呼んだ方が良いのか真剣に悩んでしまうとこだ。
彼女の中を突きながら押さえつけて彼女の事を快楽から逃すことはないだろう。奈々が、好きな人に少し強引にされるのが良い、と言ってくれたからオレはそれに甘えている。
最後に蕩けた瞳で見つめてくれるならグッと滾るのを押さえられないだろう。彼女の色香にメロメロなのはオレの方かもしれない。
彼女が仕事に行ってるはずなのに休憩なのか、ここに行きたい、と携帯に送られて来たら思わず笑ってしまいながら、休みを合わせて直ぐに行こう、なんて言うだろう。
車で行く時もあるだろうから、その時は交代で運転出来れば…。駐車している時に車の中でも彼女にちょっかいを出してしまうかも。]
……それは、困る、かも?
一度部屋からこっそり出て、ノックでもし直そうかな。
[このホテルに来たばかりなら女性の痴態を目撃してしまったら、女性にバレないようにその場を一旦外す気がする。
合鍵を貰った後にそんな場面に遭遇したら?きっと携帯で動画を迷わず撮ると思う。
リビングで始めたって良い。彼女と愛し合えるならどこだって良いのだ。好きな人を前に興奮するのは間違って居ないのだから、彼女とセックスに励む生活をオレは愛しく思う。]
い、いらっしゃい
[何で彼は隠さないの!?なんて思っちゃうのは僕のわがままかな…?
背を向けて座ってもらえればほっとして、彼の前にある鏡を見ないようにしながら
柔らかいタオルを泡立てる
流石お高いホテルだとふわふわもこもこに泡立てれば彼の背中を洗っていく
背中の流しあいっこは流石にしたことなかったなあ、と
妹の体を洗ったのもそれこそはるか昔、恋人とだって自分で洗ったし
そうすると彼はレアだなあ、なんて呑気に思う。
背中を一通り終えれば、腕とか体も洗った方がいいのかなと思えば振りむいた彼にそう言われて驚くけれど慌てて視線を逸らす]
え、ぼ、僕が甘やかす側だから、いいんだよ…?
[いやでも甘やかしてあげるべき対象の彼がお願いしてるなら、快くしてもらうべき…?
いや、彼のご子息がご起立してるだけで別に頬にキスとハグ以上はされてないし…
僕が警戒しすぎ…?いやでもセックスするって…
思考がぐるぐるとしてきたら、いやもう今更何を怯えるんだと
1人で表情をころころと変えた]
えっと…他、洗わなくていいの…?
身体とか脚とか、全身洗ってあげなくていいのかな…?
そ、それでいいなら、どうぞ…
[なんておずおずとタオルを彼に差し出す
いや流石に彼もこれでいきなり襲わないよね?なんて]*
[すごいおっきい、と言われれば
得意げにパンツの中の膨らみがびくびく震える。
千由里の指が輪郭をなぞる毎に
俺の中の期待もみるみる膨らんでいった。]
うん。思い切り俺の恥ずかしいとこ見てもいいよ。
……でも、ちゆの中に入りたいよーって
おちんちんが言ってるね。
[どちらを選ぶのかは彼女次第。
そしたら、千由里は体勢を立て直しながら
悪戯っぽい笑みを浮かべてみせた。
つん、とつつかれたらぴくりと跳ねて
ゴムをずるりと下に引かれれば、
天を突くようにそそりたつ幹が曝される。]
────
[抱きしめて、彼女が居心地良さそうにするならオレはとても嬉しい。時が過ぎていけば、彼女にいつもくっついている気がする。座る時や眠る時にも。
夏はやめておいた方が良いかもしれない、暑いから、と真面目に考えて居たかもしれないが。
彼女がかわいいと言う面はオレには分からないので意識することは出来ないが、攻めの姿勢に悶えるのは意識することが出来るから気付いたらどう彼女を責めたら喜ぶだろうと考える時もあるかも。
晩御飯は?と聞かれたら重たい瞼を開いて、食べる、と言うだろう。作ってもらったものを食べないのは嫌なので、ゆっくり動くのだ。ちょっとポヤポヤしているかもしれないけど。]
……なーりん、すっごい底なし。
でも何でもしてくれるなーりんも見たいな…
きっと凄いえっちだと思う。
[腰が立たなくなっても、彼女が見てと言いながら身体の上で腰を振る姿は是非見てみたい。
淫らになる程綺麗で可愛らしい彼女だから、そんな姿を見せてくれたならオレも力を振り絞って彼女を気持ちよくさせたい。
前のめりなのは彼女もそうかも知れないけど
きっとオレの方も負けず劣らず前のめりだ。
だって─────。]
うん、明日起きたら改めてね。
……でも話しても、変わるのは時期だけだから
今、言っちゃうね。
奈々、オレといつか…結婚してよ。
[前のめりなのはきっとオレも。
いつにするかは改めて話そうと思うけれど、プロポーズをするのはオレの中で決定事項だったから。
正式なプロポーズというわけではなく、オレの意思表示だと思って貰いたい。それだけ、彼女が好きなのだ。]
[キスされたくらいで昇天しちゃうような
おぼっちゃんではないけれど、
余裕の笑みは千由里の口の中に幹の中ほどまで
飲み込まれれば、ティーカップの中の角砂糖みたいに
ほろり、ほろりと崩れてく。]
ぁ、…………
[血の集まった粘膜を、もっと熱くて柔らかいものに
やわやわと包まれて、時折キツく吸われるの。
千由里から視線を逸らして、そっと天を仰ぐ。
うっすら空いた唇の隙間からは
小さく声が漏れてしまう。]
ち、ゆ…………っ、
……もっと、おくまで……。
[気持ちがいい。愛されてる。
そんな実感がいちばん感じられるのに
あともうちょっと、あともうちょっと。
もどかしさが募って、つい腰が揺れる。]
[微かに眉根を寄せたまま、
へこへこと腰を振って。
欲しいって、気持ちいいって
俺が思うありのままを垂れ流す。]
……ぅん…っ、先っぽも、すき。
傘のところ、舌でいじめられんの。
[そう言って、気持ちいいのをくれた千由里の髪を
優しく撫でて、続きをねだる。
……ああ、それでも根元までは受け入れて貰えない。]
そんな可愛い声するから…
もっと気持ちよくさせたく、なる…っ…
[きゅぅ、と中の締め付けが強くなり
彼女がイってるのを感じるけど動くのをやめない。
善がり続ける彼女の姿がこんなに可愛いのに、やめる理由がない]
───ッ、ふっ……ふ、ぅ…
気持ちよく、って……はぁ……中でイッちゃった…
……すごい……きもちいい……
ん、なーりん……ぅ、ぁ……っ
なー、りんの口、気持ちいい……
もっと舐めて……
[彼女の中でゴム越しに射精してしまって
隣にぐったりと彼女の頭が来たら、そのサラサラな髪の毛を撫でてみる。彼女の肌の温度を感じながら、締め付けてくる膣を感じて…余韻に浸るこの瞬間はとても心地よかった。
落ち着いた所で彼女が腰を浮かし、身体の中からズルりと楔を引き抜く。流石に力を失って柔らかくなっていたけれど
彼女がお掃除するように中身を舌で舐り始めると敏感な陰茎が反応して思わず呻いてしまう。
彼女の横顔を指で撫でながら奉仕してもらおうかと思っていたけれど。]
……奈々、オレも奈々の事気持ちよくしたい…
[彼女が口淫してくれるなら、オレの方も彼女を気持ちよくしてあげたい。
ベッドを少し移動して互いに上下逆さまに寝れば…簡単に言うとシックスナインの体位になってみたいと言う話。]*
…………ちーゆ。
[熱の浮いた目で、健気な一夜の恋人を
じっと見下ろして。]
俺の全部、ごっくん、って、受け入れて。
[言うなり、腰を引いて……千由里の喉奥を突こうと。
千由里の呼吸も、思考も、全部俺が奪っちゃって
頭の中、もっと俺でいっぱいにして欲しくてさ。]*
────303号室
[ もし彼が、触発されてはにぃという呼び方を
頑張って口にしてくれるのならば
彼女は少し頬を赤らめながら返事をする。
ばかっぷると言われる可能性は
ありえそうだけれど、全く嫌ではない。
逃されない快楽は絶対に彼女が
彼の手に落ちていく一手。
蕩ける瞳に、彼が欲を溢れさせるのなら
彼女はおかしくなる、なんて言って彼を求める。
泣いているかもしれないけれど、
嫌だったからではなく、凄く彼を感じられて
感情が抑えられなくなるだろうから。
彼から返事が来るのなら、あれをしたいと
行きたい理由まできちんと話しそう。
それでOKが出るのなら、
彼女はその日までそわそわして、
彼との旅行を楽しみにする。
車の時は悪戯されても問題ないように
オートマチックの車を選んで
少しでも楽に運転をできるようにしたい。
だって、駐車場でこっそり、楽しんじゃう、
そんな可能性も否定できないから。 ]
んん、ノックされたら……
バスローブでお出迎え、かなぁ。
紐、結べるかは、ね?
[ 服を全部脱いでいるのだから
ぴくっとして急いでバスローブを羽織り、
ノックされた扉を開けて受け入れるだろう。
羽織っているだけで対面した時に
裸体が視界に入る可能性も十分あるけれど。
もし、動画を撮られながら家に帰ってこられたら
そのままハメているところも撮ろうなんて
おねだりをしてしまうだろう。
何回もしてしまうだろうから、
いろんな場所を経由しながら
またベッドに戻っていく。
まじわっていくことの気持ちよさは、
たくさん覚えているのだから、やめられない。 ]
──────
[ 意外と、夏の暑い時も彼女は引っ付きそう。
冷え性というわけではなく、
エアコンをしっかりかけるからその分寒くなる。
けれど、彼が暑すぎるというなら
夏の間は手だけ繋ぐくらいになるかもしれない。
それを除けば、いつでも彼とは抱きしめあいたい。
自分で可愛いというのがわかるのは、
あざといことをやってのける人間だけなので
わからないと言われても、なんとも思わない。
寧ろ、責め方をどうしようかと思案しているなら
あんまりいじめないでね、とお願いするかも。
ねむねむな彼を無理に起こすのも忍びないと
彼女はあーんをしていくつか食べせてあげて、
ベッドに戻る?まできちんと聞くことにする。 ]
そぉ……?だぁりんだからかしら…
[ 少し恥ずかしそうに、ふふっと笑みを浮かべる。
下からもし突き上げられるなら、
彼女は気持ちい?と聞いて確実に腰を動かす。
好きな気持ちが、沢山届いてしまえばいい。 ]
え、──────
んん、っ………ヨウくん、私…
ぁぅ…う、ん……し、たい…
だぁりんと一緒に暮らしたいわ……!
[ なんということか。
再会して数時間で、プロポーズをされた。
目をぱちくりと見開いてあわあわと
どうしよう、と考えてしまったけれど
彼女も気持ちを抑えられなかったので
こくりと首を小さく一度だけ縦に振り
彼のプロポーズをうけるのだった。 ]
「 ………。
そうだね。俺も同意見だよ。 」
…… トトのマッチング希望。
そこに俺が選ばれる理由。
思い当たるとしたら。
ここにいるのは、単なるひとりとひとり。
見てきた世界も、生きていた世界も別の色。
そこに共感なんか生まれるはずもなく。
─── その、はずなのに。
貧困層と富裕層。
本来は決して、関わり合いのない人種。
それはこの部屋の中においても同様で。
自分達が選んだのだって。
並び立つでも向き合うでもない場所。
なのに、思わず
交わらないはずの視線を彼女に向けたのは
そこに存在しないはずの、共通を見たからか。
最後まで呼ぶことは叶わず。
紅茶を淹れるために立つ背だけを見つめ。
やがて彼女の手元、陶器の中で
ゆっくりと茶葉が広がると同時に。
芳醇な香りが室内を満たす。
やがて戻ってきた彼女は、
再び重ならない点と点で。
これまで飲んだ中で、間違いなく
最も高価であろうドリンクを前に置いた。
こくん、カップを傾けて。
正直なところ味をきちんと理解できているか
よくわからないままに。
自身の喉を湿らせ、言葉の通りをよくする。
ああ、でも誕生日は知っているな。
自身が劣等感に苛まれている相手のこと。
驚くほど何も知らないこと、
そんな相手に執着にも似た思いを抱えた自分に
くつりと皮肉に笑ってから。
こほん、小さな咳払いを挟んで。
ひとつの提案をする。
「 それなら、トト。
わからないなら、探してみないか。
君が幸せに感じることがなんなのか。 」
ぁ、んんっ!
好き、好きなのだぁりんっ……!
もっとし、てぇ……
[ 彼女の口からは素直なおねだりが出始めた。
中をずるずると動かれると
ほしくてたまらなかったから、
ゴム越しに中が満たされた瞬間は
恍惚の瞬間そのものだった。
彼の横に顔を埋めてぐったりしていると
髪を撫でられてとても気持ちよかった。
耳元で、汗をかいているからシャツ脱ぐ?と
聞いたかもしれない。
もし了承が得られたなら、
彼の楔を抜く前に脱がせてあげたと思う。 ]
ふ、ぁ…んんぅ…おいひぃ…。
だぁりんまたかたくなってきてるよぉ……
[ 彼の脚の間に座って、吸い込むように
口淫を続けていると、もっと、と言われ
彼の望むままにズズズっと吸い上げていく。
彼が、気持ちよくしたい、というので
彼女は一旦口を動かすのをやめ、
待ってね?と言い、残していたショーツに
指をかけてするりと脱いでしまった。
片脚に引っ掛けたままで、
お互いに上下逆に寝転んで耐久戦の始まり。 ]
なーりん、指も舌も好き、よ?
………だぁりんの好きなように、してみて?
[ まずは試してみるところから。
彼女はそう言って、また口淫を再開させていく。
彼がそれに慣れてしまえば、
彼女の口が止まる可能性があったから。 ]*
別に、ひとりだと言う彼女に
共感や同情をしたわけではない。
お金、価値を与えてくれる人間。
俺が欲しいものを持っているだろう、トト。
その心を満たすものが何か興味があった。
ただ、それだけのはず。**
───303号室
[少し頬を赤らめながら返事をする彼女が可愛らしくて、そんな姿に照れてしまうだろう。
バカップルと呼ばれても、その通りだろうなと思うだけ。彼女しか見えてないのだから仕方ない。
泣いているのを見たら涙を拭ってあげながら、激しい責めを続けるだろう。彼女がおかしくなる、と言うならおかしくなってしまうぐらい責めてやる。時には限界を超えて気を失ってしまいそうになるぐらい激しく相手を求める日があってもいいと思う。
愛し合うよりも、その日は求め合う色を強くする。
旅行したい理由を聞けば俄然楽しみになるだろう。
勿論返事はOKしかない。
駐車場で楽しむ可能性はきっとある。けれど帰りの日にしないといけない、行きの日にしてしまうと旅行のスケジュールが崩れてしまう。……それぐらい特殊な状況で燃え上がる可能性があるから。]
………刺激が強すぎる…。
[バスローブ姿からちらちらと裸が見えてしまうのは、すごく…刺激が強い。なんなら裸よりもいかがわしい感じがする。思わず顔を覆って、紐を結んだ方が良いですよ…と顔を真っ赤にしながら言うだろう。
ハメ撮りをお願いされたら断れるはずも無く、なんならAVを流しながら似たような体位で彼女を責めても良い。そのハメ撮り動画は彼のオカズになるだろう。
何回もしてベッドに戻り、そのまま眠るのもとても気持ちが良さそうだ。彼女の中の熱を思い返しながら、温かな彼女を抱きしめて眠ってしまうだろう。]
────
[エアコンを掛けて涼しくしてくれるなら、オレは迷わず彼女にくっついているだろう。冬場に暖房をつけてアイスを食べるみたいな……違うか……それでもまぁ贅沢で幸せなことをしている気分になる。
あんまりいじめないでね、と言われたら少し悩んだ後…優しくした方が良い?と一回は真面目に聞いてしまうだろう。元々はあまりSっ気のある人間ではないから。
彼女に介護されながら、その日は眠る、と答えてベッドに行ってしまうかも。]
…………良かったぁ〜……。
……ちょう嬉しい……。
[彼女の返事を聞いて、それまで緊張した面持ちだったオレは一気に脱力して軽く涙ぐんでしまった。
……オレ自身の気持ちは変わらなくても、彼女が結婚を望まない可能性も0ではなかったから。
0ではない、可能性は小さくても、万が一がとてもとても怖かったから、彼女が受け入れてくれて凄く嬉しかった。
はじめての告白から、すぐに初めてのプロポーズをすることになるとは。
安心して、彼女の身体をぎゅぅ、と抱きしめてしまった。]
なーりんの口が気持ちいいんだもん。
何回でも固くなりそ…。、んんっ…!
[シャツを脱いで裸になったまま彼女の口淫に身を任せる。
彼女の口が陰圧を掛けて肉棒をいやらしく咥えている。
美味しい、と頬張る彼女。こんな光景を見られるなんて……一生覚えていそうだ。
彼女がショーツを脱いで互いに裸のままになる。
幾つかオレが付けた赤い花が咲いているのが綺麗だった。
片足に引っかかるショーツを見てどこまでもえっちな姿を見せてくれる奈々だった。]
……うん、分かった……
[彼女の言葉に応えて、すると間もなく下腹の気持ち良さが再開される。オレの視界からは彼女の顔は見えず、見えるのは彼女の蜜で濡れた割れ目だけ。
舌を伸ばして、彼女の下生えを舐める。それから下に下ろしていくと、ぷっくりとした突起に触り……そのまま穴の前まで来る。
唇も付けて、息を吸うようにすると、じゅるっ、と水音を立てた。しょっぱいような何とも言えない味。
じゅるじゅる、と吸い付きそのまま膣の奥に舌を差していく。
同時に手を使って先程触った彼女の割れ目にあった陰核を親指でくりくりと触っていった。]*
────303号室
[ バカップル、というのは今まで言われたことない。
いや、まず持って本気になった相手がいない、
だから彼との関係をバカップルと言われれば
「それだけ本気になってるの」と
彼女自身もにこにこしていることだろう。
彼がもし、彼女の限界を越えるくらいに
激しく責め立てる時ができるのなら
ずっと何度も達して、いつの間にか
意識が遠のいていることだろう。
その時の彼女の様子は、
脚の間から白濁液が垂れているか、
身体中が汚されているか。
その時の彼の気分次第だろうが
彼女のいやらしさに磨きがかかるはず。
旅行としてもしっかり楽しむことは楽しむが
目的を別に持っているとどうにもそちらが
メインになっていくことは間違いない。
帰りのどこかの駐車場。
しかも誰もいないようなところなら
抑えきれない欲を吐き出すまで
燃え上がってしまうことだろう。
彼女の欲求の高さは彼にも移ってしまうのかも。 ]
……ふふ、お風呂上がったら
その状態で戻ってあげようか?
[ なんて、まだまだ彼をしっかり弄っていく。
刺激が強いということは、それをしたら
落ち着いている彼の欲も高まっていくはず。
そんな最高な情報を聞き逃すなんてことはしない。
流れているAVの真似をされてしまうなら
彼女の喘ぎ声がしっかり録音されていくだろう。
だめ、そんなの、と無理無理なんて
体を捩らせるけれども、そんなものを
しっかり無視して最後までハメられたい。
オカズにされていると分かったなら、
「また、今度しよ…?」と欲しがりそう。
もしかすると、2人で寝る時は…
服を着ている時の方が少ない可能性もあるのか。
こんなにも激しく求めあってしまうのだから。 ]
うふふ、以心伝心、ですね
[そう目を細める。
下着と肌の境目をなぞるように滑らされる
指に、ゾクゾクして───]
っぁ、
[ちいさく漏れ出た声に、抱きたいと
ストレートに言われると熱が溜まる。
は、と短く息を吐いて、薄く唇を開く。
柔らかな視線とは裏腹に、明らかに
主張し始めているそこは如実にその興奮を
伝えてくれるものだから。
触れ合った素肌。
すこしそらされた視線に首を傾げるも、
膝は、悪戯に彼の足を内側から軽くなぞる。]
───ええ、
男の人を知りたくて、ここにきたんです。
[先程教えられた通り、寄せた体は
胸を押し当てるようにその肌を、
ブラジャーのレースでくすぐって。
すると、ゆっくりとその視線がこちらに向いた。
続けられた言葉に、こくん、と一つ
頷けば、背に回していた腕をほどいて、
首へと巻き付ける。]
たくさん、してください
[降ってきた指が、大きな手のひらが、
頬を包むように撫でる。
それが心地よくて、こちらからも
擦り寄るように寄せた。]
[真っ直ぐ見つめられたまま、言われるのは、
きっとW願いWやW要望Wに近いのだろう。
口づけというものはしたことがない。
大抵は、目を閉じるものだと思っていたが…
望まれるなら、どちらでも構わない。
それに───目を開いていたら、
視線をも絡ませながら触れ合える。
それはきっと、とても愛を感じると思うの。]
…はい、先生。
[そう頷くと、落ちてくる目線。
それが真っ直ぐになる頃
そのままゆっくりと近づいてくる。
視線を追っていたらまつ毛の先を見つめて
閉じてしまいそうに伏せてしまうのだけれど。
ゆっくりと開いて、見つめ返した。]
[その瞳は煌めきに満ち、奥に潜む熱は
たしかにわたしのことを捉えていて。
薄く開いた唇を結んで、また開いて。
柔く触れた、はじめての口づけに、
ふわ、と頬に紅が差すのが自分でもわかった。
確かめるようにかち合った視線に、
緩く撓ませた下瞼。
自分から顎を少しだけ前に出し、
ねだるようにまた唇を結んで、開いて。]
…もういっかい。
[そう、囁くように落とした。
もう一度、もう一度、と唇が重なるたびに、
徐々にほぐれていく表情には、甘さが加わる。
微かに潤んだひとみは、物欲しげに
まつ毛の隙間から見つめ返して]
───もっと、
[と唇を濡らし。]*
──────
[ 昨今の温暖化というもののせいで
彼女は基本的にエアコンを24時間つけている。
少しだけいつもより電気代が高くなるけれど
冬にあまりつけないこともあり
1年を通してみればそんなに変わりがないから。
だから、明日も家に帰ったら
かなり冷えたところに戻っていくので
抱きしめ合うにはぴったりだろう。
真面目に質問をされてしまえば、
優しく溶ける責め方も大好き、と
答えてあげるけれど、もし激しいものがいいなら
全くそれも嫌ではない。
うたた寝している彼を介抱するのは
襲ってしまいそうだから理性を保つのに大変そう。
一緒にお布団に入ったなら、
おやすみなさい、と唇を重ねるまでが
ナイトルーティンになるのではないかと思う。 ]
あら、やだ……だぁりん泣かないで?
………後悔しないような奥さんに、なるわ。
[ 涙が浮かんでいるなら、優しく指の腹で
すくってあげ、いたく体の力がぬけているなら
よしよし、と髪を撫でてあげるのだった。
しっかりと抱きしめられたのなら、
すごく嬉しい、と呟き彼が落ち着くまで
腕の中を満喫させてもらうことにした。 ]
ん、ちゅぅ……だぁりんがダメになるか、
満足するまで、お口で頑張るんだからぁ。
[ 服を脱いでしまって、裸になった彼。
ツゥっと胸板を軽く撫でて反応をみながらも
体を離して口淫に入っていく。
ぶちゅ、っと唾液が絡んで音を立てる
口淫の最中、彼の胸の突起に手を伸ばして
一瞬の間指でくりくりとしてみたが
彼の反応はどんなものだっただろう。
全部脱いでしまわないことで
彼の興奮を焚き付けられるかな、と
悪戯心で下着を脚に残していた。
彼の楔をまた硬くし、
鈴口をちゅうぅっと吸い付いていると
彼の舌が動き始めた。
口の動きが止まり、ぁ、っと
小さな喘ぎ声が時折聞こえたはず。
じゅるじゅると吸いつかれれば
両脚で彼の頭を挟んでしまいそうな感じがあった。 ]
だ、ぁりんっ!舌、きもちぃわ……!
*
[恥ずかしいところなんていう割に
彼は大人の余裕とばかりの澄ました顔をしていて
指で触れた固いものは確かに膨れて張り詰めてるのに
さっきまでのちゆと違って平気な様子に思えたから。
ちゆだって見てみたくなる。
その笑顔が崩れちゃうところとか、
タイガさんがちゆに振り回されるところとか。
だから、まだ、下の口には入れてあげない。]
ん …ぷぁ、ッ 、
もういっぱい……口のなか、
[その代わり唇の奥は彼でいっぱいになっていた。
少ししょっぱい味。しょっぱいのに、なんだか甘い。
先端から滴る露と唾液とを混ぜ合わせて
じゅ、じゅっと今度はちゆがいやらしい音を奏でた。]
[奥、できるだけ奥まで、
ちょっと苦しいのを堪えて深く咥え込むけれど
自分ひとりじゃどうしても止まってしまう。
口の中に収まらない付け根の方は
ゆるゆると手で扱きながら、それでも
不意に揺れる彼の腰は物足りなさを訴えるみたいで。]
けほっ …ふ、あぅ、……ふふ
ちゆもすきだよ。……タイガさんの、おっきくて
[ちょっと噎せて、自然と涙が滲んでくる。
でも構うことなく彼を見上げて、へらりと微笑んで
撫でられるままにもう一度唇をくっつけるんだ。
苦しいとこ、口の奥の柔らかいとこを
彼の固いもので何度もノックされながら。]
[彼の股ぐらに顔を埋めて縋り付く。
奥の方を彼のモノが掠めたら、
それまでと違うねばついた唾液が滲んで
ローションみたいに中の滑りをよくしていた。
それを纏わりつかせながら、
吸い上げるさなかな名前を呼ばれて視線だけ向ける。
……ごっくん?
理解より早く咥えた部分が半分くらい引き抜かれてた。
かと思えば不意に、喉の奥まで——]
んぐ!? あ゛ッ ……ふ、
[狭い口の中、気道ごと全部塞がれる心地。
埋める顔が今までで一番彼に近づいていて
根元までぜんぶ飲み込んだって理解した。]
けふ、ッ ……
[反射的に噎せてしまう。
びくりと大きく震えてしまって、反射的に身を引いた。
透明の粘液がいくつも太い糸を紡ぐ。
それが途切れて唇がどろどろに濡れるのを
拭き取る余裕も頭もなくて、息をついて。]
[思わず逃げちゃった。でも、彼を気持ちよくしなきゃ。
やめたくないって咎めるのは自分自身だった。
——きもちよくしたいから。ちゆ、出来るよ。
“先生”にいっぱい教えてもらったもん。
]
ごめ、なさい……びっくりしちゃって
……次はちゃんと「ごっくん」するから
もーいっかい、
[潤んだ目で告げてから、大きく口を開けた。
縋りついた手は彼の身体を離れてシーツの上。
ちゆのこと好きにしていいよ、そう示すように
おすわりしたワンちゃんみたいに待ち構える。*]
───303号室
[それだけ本気になってる…と言われると
少し恥ずかしくなってしまうと同時に誇らしくもある。
彼女が本気になってくれているなら、バカップルという関係は続けていきたいものだ。
彼女が気を失うまで責めたとしたら、彼女の身体を白く汚しているだろう。その様子を写真に撮り更に、気を失った後の彼女の胸を使って射精する様子も動画に撮って起きた後の彼女に見せてあげるだろう。
──とはいえ、彼女が起きる前に身体中は綺麗にしていると思う。それはそれこれはこれ。彼女が風邪をひいてもいけないし。
旅行を楽しみたいときはお互いにそう計画すれば良いから、今回は運動をするのがメインで。
勿論彼女の欲望はオレにも感染していく。人が居ないと言うなら、駐車場の入り口からは見えない所で外で彼女と青姦しているかもしれない。]
…………見てみたい。
[彼女がバスローブ姿で居るならそれは見てみたい。チラチラ見える彼女を見て……うーん、我慢出来る未来は見えない。
ダメ、なんて言う彼女の言葉は勿論無視する。
ネクタイで彼女の手首を縛り上げたり、やたらと結合部を見せつけて動画に収めたりするだろう。
またしよう、と彼女に言われたら勿論それに応えるだろう。また強引に責められたい?と聞くのを忘れずに。
2人で寝るときは裸が多いのはそうかも知れない。
汗や体液で汚れてしまうといけないし余計に。
時には服を着たまましたがるリクエストもあるかも知れないが。]
────
[明日彼女の家に行った時に冷えた空気が迎えたのなら、無意識に彼女の方に近づいてしまうかも。
とはいえ最後の方には、少し暑いかもね、なんて言う羽目になるのかも。運動のし過ぎで。
彼女の答えに頭の中でメモを取る。
どちらにせよ責められるのが好きなのは変わらないんだな、と思う。今度は甘々にしようかと画策する筈だ。
うたた寝しているときは襲われないのだろう。とはいえ無意識に彼女の服を掴んで一緒に寝ようと誘うだろうが。
彼女と寝る前にキスをして、朝起きたらキスをする。きっとそれが彼女とオレの日常になる筈だ。]
……あはは……後悔なんてしないよ。
……これからよろしくね、はにぃ。
[彼女に髪を撫でなれたら、少し昔を思い出すだろう。
そのときは悲しかったかもしれないが、今は嬉し泣きといいか安堵の涙なので大丈夫、と自分に言い聞かせた。
しかし……彼女の口から奥さん、と言う言葉が出ると
とっても嬉しく思ってしまう。]
頑張ってくれる…?
正直、こんなに連続で出したの初めてなのに
まだ固くなるんだからびっくりしてる…
[それだけ彼女が上手なのと、気持ちが昂揚し続けているからだろう。唾液を絡ませて逸物をしゃぶる彼女、いやらしい水音と共に気持ち良さに酔いしれていると彼女がこちらの胸を触ってきた。びく、として身体を震わせる。
口淫の最中で身体が敏感になってるからか、胸の辺りを触られると少し痺れが背中に走る気がした。
彼女の悪戯心は成功していただろう。
彼女に下着なしで服を着てもらっても良いかもしれない、バスローブもそうだけれど裸と同じぐらいエッチな姿もあるのだ。]
ん、っ…そう、なんだ……
奈々は本当に感じやすいね……
[彼女の身体に舌と指で奉仕してると時折下腹への刺激が止むことがある。感じてくれているみたい。
今度は彼女のクリトリスを舌で突いたり弾いたりする。そこだけ重点して責めていき、彼女の蜜壺は触らないでおく。
自由になった手を彼女の柔らかなお尻に回すと、ぐにぐにと揉んだり軽く広げたり。とんとん、と菊座の辺りを指で叩いたりもしてあげた。]*
[男は囁く声に応と答える。
一度と言わず、何度でも。
何度と言いながらも一度、一度の口づけを味わっていく]
悪くはないだろう。
見つめられていると意識して。
相手を見つめて意識して。
もっと、もっと、欲しくなる。
[見つめるという行為に含まれた愛情は距離が近づけば伝わり易かろう。
変化する表情や瞳の色合いで見て取れるもので、
睫毛の隙間から覗ける瞳の色合いに男は柔らかく唇を緩めた。
緩んだ唇は柔らかかろう。
互いに熱を帯びていく吐息を感じながら首の角度を変え、唇の位置を僅かずつ変え、食べて欲しそうな色合いをするその果実を啄んでいく]
男は本当に欲しい女には独占欲を抱くものだよ。
もっと、もっと、珠莉君が欲しい、と。
俺はこれから君の全てを強請っていこう。
[男は口づけを施すままに、抱き合ったまま踊るようにキングスサイズのベッドへと珠莉を誘った。
大きなベッドは二人で寝ても過ぎる程の大きさで、
腰に手を回して軽く抱き上げるとふわふわと柔らかなベッドの上へと身体を投げ出させるように横たえさせよう。
珠莉を仰向けに寝かせると男は半身その上へと覆い被さり、
口づけることで柔らかさを知っているその唇へと人差し指を触れる]
それが今日、俺が教える愛の形の一つ。
愛のないセックスもあるだろうさ。
けれど、俺は一時でも愛があるセックスのほうが。
心地好いとは思っているよ。
[唇に触れる人差し指で柔らかな果肉を撫で、ゆると手首を動かし手を頬へと添えると男は幾度目かのもう一回を重ねていく。
少しずつ、次第に。
男は前のめりとなりながら唇を貪るように味わい始め、
頬を撫でていた手指は細い肩筋や脇を擽るように触れていく。
ブラジャーのレースに包まれた果実に触れるのは緩やかに男を浸透させた後のことだ。
唇が唾液に濡れ艶となる頃、男はこういう口づけもあると舌先を珠莉の口内へと忍び込ませると共に胸に下着の上から触れ外側からやわと揉み始めたのは*]
[半分くらい勃っている性器を隠さないのも恥ずかしいが、
襲う宣言しているのだから今さらだなと処理した。
俺の背後ではガンガンに意識している瀬名原くんがいて、
それが伝わってきてなんだかまた
サディスティックな感情が湧いてくる。
こうも意識してもらえるだなんて、
最初から押し気味で迫ってみて正解だな。なんて。]
じゃあ洗いっこしようよ
それならいいでしょ?
[振り返ると目を逸らされて、また虐めたくなってくる。
思考をぐるぐると巡らせている様子が見てとれる。
それがなんだか面白くて、笑ってしまった。]
ほら、おいで
[差し出されたタオルを手に取り、
新しく泡立てると瀬名原くんに抱き着くように洗い出す。
もこもことした泡を背中に塗りながら、
胸板が、腕が、脚が、するすると触れ合う。
驚いてくれたかな。
付き飛ばされたりしないかぎりは、
どんな反応でも洗うのをやめない。
まずは背を洗って、脇腹を洗って、お尻まで、泡を塗っていく。
時折くすぐるような手つきで洗っていくと
ようやく身体を離して、「前も洗おうか」なんて。]
[少し攻めすぎたかな?
いいや、ノンケ相手なんだからこれくらいやんないと。
なんて自問自答。
今日という日をただの"経験"だけで済ませてほしくないと、
俺の中で少しずつその思いが膨らんできている。
こうやって何をやっても可愛らしい反応を見せてくれる彼を、
存分に甘やかしてくれる彼を。
逃がしたくないだなんて。
いつから、そんな肉食系になったのかな。
って内心笑った。]*
あ、洗い、っこ……?
[わあ、楽しそうだね〜
何て言葉は子ども同士なら出ただろうけれど
片や僕を食べる気満々の肉食動物だからか、いいでしょ?と言われても何もよくないよ!?と思ってしまう
だから本当は駄目って、甘やかすのは僕だからと言って、そのルートで通そうと思ったけれど
おいで、なんて言葉に少しだけ意思が揺らいだ
はっきりNO!と言わないからか、彼は自分のペースで接近してきてしまった
甘やかされ慣れてないからそんな言葉に負けるなんて弱いぞ僕!と自分と怒りたかった]
[彼を見ないようにして洗ってもらおう!
と思ってたのが彼からの抱擁で全部パーン!と頭から飛んでいった
え、そんな洗い方するの!?風俗でされるって聞いた事ある!?]
あ、あの、
ひっ!?
おし、りまでしなくていいよ!
[生まれたままの姿でこんなに密着することなんてないから、それもこれからセックスをする男の人となんて
だから焦って彼の肩を押して、流石に少しだけ離れてもらおう!
と思ったのにお尻まで手を伸ばされてあらわれて、離れてもらうよりも抗議の声が先に出た
時々くすぐられて遊んでるの!?前準備なの!?と、そんな怖い事は流石に聞けなくて
]
ま、前ぇ……?
[何だか声が震えちゃってる気がする
焦りとか羞恥心とか色々なものが混ざってしまってる
体が、
顔も
熱い
胸だってばくばく煩くて、こんなに抱き着かれてたならバレてるかもしれない
そんな声のまま
「お、おかまいなくぅ…」
とまた弱々しく言ってみせる
このまま彼に前を洗うのを任せてしまうのは危ない…
というか彼の息子を僕が洗うのもそれはそれでまずい!
逃げと思われてもいいからそれだけは避けたかった]
あ、あの、その…
恥ずかし、い、から……
[僕のペースだなんてもうこの際はおいておく
彼にタイム、にも似たような言葉をぼそぼそと僕らしくもなく零せば
許してもらえるかな…?と彼を伺うように赤い顔で彼をちらりと見た]*
[彼のペースを作っては崩して。
この短時間で、いつも笑顔の瀬名原くんの
いろんな顔を見れて、佐木は大変満足です。
でもそれだけじゃ足りないよね?
今からたくさん求め合うんだから、その準備をと
洗っていると、抗議の声が飛んできた。]
でもね、
今からお尻使うわけだから
ちゃんと洗わなきゃ
[抗議の声を無視してお尻の割れ目を開く。
泡と一緒に手を滑り込ませて、
普段本人でも直接は触れない秘部に触れる。
指先でなぞるように孔の淵をなぞったり撫でたり、
そうやって存分に弄ぶ。]
[お尻を洗い終えて、ようやく身体を離すと
瀬名原くんがすっかりのぼせてしまっていた。
声はすっかり弱々しくなっていて、
少し意地悪しすぎたかな?
なんて思った。
でも、これで恥ずかしがっていたら、
あとに控えている行為はどうなんだろう?
例えば ─── ]
恥ずかしい?
洗うだけだよ
[にっこりと、赤い顔の瀬名原くんに笑いかける。
そのまま手を伸ばして、瀬名原くんの性器に触れた。
泡塗れの手で優しく包み込むと、緩く擦る。
ちらりちらりと、反応を伺いながら。]
[洗うという行為から逸脱し始めたが、
それにはきっと気づいているだろう。
でも、まだ「タイム」とはっきり言われていない。
それをいいことに、攻める手を止めないでおく。]
ここもちゃんと洗わないとね
[竿を何度か擦ってから、亀頭にぐるりと触れ、
鈴口を指先で捏ねる。
それを繰り返して勃たせようとする。
硬みを帯びていけば、「ほら」と自身の性器と
先端を合わせてみて、一緒に擦った。]*
ちゃ、ちゃんと、って、でも、その、ぁっ、
ひ!?
[でも、あの、その
なんて言葉が詰まって駄目と言おうとすれば僕の小さな抵抗の言葉なんて彼には微塵も効かなくてお尻を開かれて喉が絞まるような声が漏れる
何で、なんて野暮な事は思わないけれど触るの早くない!?なんて思いは出る
けど彼のペースに流されたままで、やっと止まれば次と彼は止まらない
離れようとした手だって、彼にくたりと少しもたれかかるようにしてしまう
恥ずかしい
なんて零した言葉も彼は洗うだけなんて嘘をつく
今だって、勝手に僕の性器を触りだす
泡だらけの手で優しく握られればぬるぬるとした感触と、同じ男で快感を拾う場所がバレているのとで、腰ががくがく揺れてしまうほど気持ちいいけれどそんなみっともない姿は流石の僕でも嫌で]
あ、えっ、
え!?
ぁ、あの、その、い、いい!いいから!
[そう抗議して頭を振るう
そんなデリケートで大事で恥ずかしい場所をいくらセックスする相手とは言え、いきなり彼に洗われるのは恥ずかしすぎて穴があったら入りたいくらい顔が真っ赤になる
いくら呑気だとか、マイペースだとか言われる僕でも抵抗があった
それなのに泡なのか、僕の先走りか分からないぬるぬるで亀頭や敏感な鈴口を抵抗もなく弄られて
逃げたいのに人から無遠慮に、殴るような快感を彼から与えらえてそんな慣れない、された事のないような事をされれば抵抗する手が弱まってしまう
そんな僕の姿が楽しいか何なのか、何でか彼は楽しそうに見えて
止まるどころか自分の性器と合わせてきて
掌の熱さとは別の、彼の性器の熱で腰が跳ねた]
ほんとっ、ほ、んとにいいからぁ…っ
まえ、前やめ、て…っ?
[「タイム」という言葉じゃないと効かないなんて理解しきれていないままで
やだ、やめて
とそんな子どもみたいな単調な言葉で止まってほしいとお願いする
でも彼はやめてくれなくて、2人分の昂った性器の快感を擦りあわされる]
お、願い、ぃ…っ、ほんと、に、駄目だから…ぁ…っ……♡
[彼の身体を離さないといけないのに、逃げたいのに気持ちよさが少し勝って
彼の肩口に額を押し当てて、細い目をぎゅっと瞑ったまま懇願するように小さな声を漏らす]*
[小さな抵抗の言葉は出る前に飲み込ませた。
完全に俺のペースで進められていることに優越感がまた湧いた。
抱きしめたままの姿勢でお尻を存分に弄んだあと、
その姿勢を解いて彼と向き合う。
くたりと凭れかかってきた腕を支えつつ、
こつんとおでこを合わせる。]
お願い、
触らせて?
[いいから、と頭を振るうのも気にせず、囁くように言う。
真っ赤になる顔はとどまることを知らなくて、
本当にのぼせたのではと少し心配になってくるほどだ。
それでも、手は止めずに。]
[ぬるりと指が滑った。
それは泡なのか、先走りなのか。
それに乗じて鈴口を親指の腹で優しく擦る。
余った指は竿を弄り、裏筋を撫でた。
少しずつ硬くなっていく様子に、感じてはいるんだなと一安心。
自身の性器を重ねて一緒に擦ると、
ようやく甘い声を上げてくれた。
駄目だという言葉を無視して竿を纏めると
触れ合う部分から熱いくらいの体温を感じて、
こちらまでのぼせてしまいそうだ。
肩口に押し当てられた額を支えて、さらに擦っていく。
お互いの興奮を高めるように、
お互いの熱を分け合うように。
わりと広い浴室内で、
ぐちゅぐちゅという卑猥な水音と
甘い声が響いた。]*
ほ、んとっに…ッ、ぁ……!♡
待って、やめてっや…!タ、イ……ッ♡
[駄目とお願いしているのに彼の手は止まってくれなくて
彼の手で完全に勃起させられてる性器が、彼のものと、彼の手ですりあげられて
大きく響く水音がいやでも耳に入って
自分の小さく、必死に抑えてるはずの声まで拾い上げてしまって
お風呂の熱気か、自分と彼の熱か分からないまま
頭が湯だつような気がしてくる
こんな事を、自分じゃない誰かの手でされている事に
人に、彼に、佐木くんに主導権がある事に少しだけ興奮して
懇願しても止めてくれない彼に「タイム」が正解?
と必死に言おうとするけれどそのたびに裏筋や、弱い鈴口を擦りあげられて言葉が発せなくなって彼に縋りつく]
さ、きくんっ、ンッ、ね?♡
ぁん、ま、された、ら、い、イくから…ッ!♡
[ああもう、自分の口から漏れる声が女の子みたいでいやだ
高い声じゃないけど快感に喘いでる、されるがままの女の子みたい
いやでももうなりふり構ってられなくて
お願い、お願い、とタイムを言わないといけない事も頭から抜けて
赤くて、だらしない顔で、女の子みたいな甘い声で
まるでおねだりしているみたいに、やめてほしいとお願いした]*
[悪くはないだろうと言う問いかけに頷く。
相手の熱情がはっきり見て取れる。
徐々に灯る熱を感じられる。
それがこんなにも愛おしく、昂るものだとは。
繰り返される口付けに、だんだんと頭が
ぼうっとしてくるのがわかる。
浮かされている。なのに、乾く。
もっともっとと、ほしくなる。]
はい、 んっ……
たくさん、ねだって、
たくさん、 …たべて、くださいっ
[口づけの合間、語りかけながら
その首に回したままの腕を一層強めれば、
すり、と体を擦って皮膚のあたたかさを
その薄い膜の下の温度を感じる。]
[ふ、とまるでダンスをしているみたいに、
リードされて勝手に体が動く。
くる、とステップを踏むように、1.2.3、
ふわり、そのままベッドに柔らかく沈んだ。
彼の体が覆い被されば、閉じ込められる感覚に、
もう逃げられない、という事実に、
どうしようもなく興奮しそうになって、
こくりと唾を飲んだ。
また口づけがもらえると思ったのに、
代わりに触れたのはその固く骨張った指先で。
唇を窄めてその腹をちゅう、と吸った。
今日教えてくれるのは、ただの男女が体を
交わらせる行為ではなく───愛の形。
そうね、セックスは…愛を深める行為だもの。
その欲望や、行為自体を知りたいのは
もちろんだけれど、それ以上に、きっと。
この行為が愛の延長線上にあるものだと
その先を、しりたかったから。
ふわりと微笑みを浮かべ、吸った人差し指に
軽く舌を這わせる。
そうして小さく、頷いて。]
[ずれた手のひら。また降ってくる口付けを
顎を少しだけ上げて自ら迎える。
だけど啄むだけのそれだけではなくて───
わたしは、まだまだ、知りたいから。
ねだるように薄く開いた唇から赤い舌をのぞかせ
じぃ、と瞳の奥に問いかける。
…続きは?この先も、おしえて、と。
けれど、すぐには触れられなくて。
焦れる。もっと、深くして、と眉が寄った。
どれくらい触れ合っていたのかわからない。
ふやけてしまったのではないかと思うくらい
繰り返したキス。
生理的に滲んだ涙のせいで、目の前がすこし
ぼやけたまま、それでも閉じることはせず、
見つめ続けていた。
すると触れ合った舌先。そこからぬるりと口内に
入ってくる熱に、びく、と体が震える。]
ん、ぅ…ッふ、!
[くすぐるように触れられる肌の感覚と、
深くなる口づけ。水音。ぞくぞく、と
肌が粟立つのがわかった。
ああだめ、目が、閉じてしまいそう。
ぼんやりしてくる。うっとりと細めて潤んだ
瞳をなんとか開いたまま見つめて。
角度を、深さを変える触れ合いに、
小さく声を漏らした。
同時に、包むように触れた手のひら。
それがやわ、と膨らみを揉めば、
びくびく、とまた体が跳ねてしまう。]
ぁ、っ… んぅ
[眉尻が下がり、腰が少し浮いた。
もっとほしくなる。
はしたなく伸ばした舌で彼のそれを追いかけて、
互いの唾液が混ざったそれをこくん、と飲み込み
胸元に一瞬向けた視線。
それから、嬉しそうに微笑みかけて
腕をその首筋にまた回して、引き寄せ、
体をすこししならせて膝をすこし立てさせた。
そこにある熱は硬さを帯びていただろうか。
こんなにも興奮しているのが自分だけではないと
わかれば、至極嬉しそうに笑みを深め、
耳の縁を軽く食み、こめかみにキスを。]*
私たちは分かり合えない。
それが最初の共通意見だった。
そんな私たちだから次に見つけた共通項も
お互いにひとりだっていう、
喜ぶべきではなさそうな内容だった。
湯気のたつカップを手に取り
ゆっくりと口をつける。
まだ熱い紅茶が喉を通ると、
少し残っていた緊張が俄かに解けた。
「 名前も、顔も知らない? 」
しかも女の子というのが意外だった。
一般的におさがりといえば衣服を主とした
身の回りのものだと思っていた。
例えば同性の兄弟や親戚、もしくは知人から
着られなくなった衣服や使わなくなった
玩具や、文具などを譲ってもらうとか ……
「 ご両親のお知り合い、
とかなのかしら。 」
本人が知らないということは
ご両親が譲ってもらってくるのだろう。
そうであれば名前も顔も知らないことは
不思議でもない。
彼がこほんと咳払いをして
よく分からない提案をしてきた。
「 …… 探すって、どうやって?
探して、見つかるものなの? 」
だって測り方もわからないのに。
私が幸せを感じることなんて、
あるかどうかも分からないのに。
「 じゃあ、教えてよ。
貴方は何に幸せを感じるの? 」**
[綺麗な顔に陰毛を押し付けるみたいにして、
がつんと喉奥を突き上げると、
一瞬だけ─────ほんの一瞬、全部が暖かな
肉の間でねっとり愛される多幸感が押し寄せた。
でも、千由里が体を引いたせいで
それはほんの一瞬で終わってしまった。]
……ああ、ごめんね。つい……
[ごめんね、っていうくせに、
快楽を途中で取り上げられちゃった不満が
俺の表情筋を支配してる。
……あー、「お風呂入ろ」って読んでる途中の
絵本取り上げた時の梨花もこんな顔したっけ。
嫌だねえ、親子って。
噎せ込む千由里の背筋に手を置いて、
俺はただじっと待つ。]
[でも、千由里はとってもいい子だから
その後ちゃんとお利口さんできる。
それでやっと俺も機嫌を直して表情を和らげた。
前の彼氏に一体何を教わったやら
イマラチオの心得はあるらしい。]
もっかい、してくれるんだ?
[俺のせいなのに、千由里から謝って
そうやって口を開けて招いてくれる。
優しい、いい子。
どっかの誰かさんと違って。
少し固さを失った雄の先端を
千由里のぷにぷにした唇へと押し当てて、
そうしてゆっくり、奥へと腰を進めていこうか。
先端からまた暖かく湿った肉にやわやわと愛さていく。
思わずまた、はぁ、と息が漏れた。]
[ぬるぬると舌で愛される、その先へ。
反射で嘔吐く喉の動きに、また自然と笑みが浮かんだ。]
は……ッ、きもち……
[抱き締めるよう、また千由里の頭を両手で支えたら
緩やかに喉を責める動きを再開しようか。
じゅぱじゅぱ、はしたない音を立てて
俺がしたように雄を啜る千由里に対して
やっぱり恥ずかしいというより、嬉しい気持ちが勝つ。
全部、受け入れてくれる。
固さを失った幹がまた愛され、血を集めるのとともに
俺自身もまた、愛されてる実感が湧いてくる。]
[そうして存分に千由里の口で愛してもらったら]
……ちゆ、イッちゃいそう。
[そう、正直に告げるだろう。
別に恥ずかしくもない、嫌でもない。
千由里が愛してくれたおかげだもん。]*
───303号室
[ ばかっぷるという言い方は対象者に対して
嫌味も込めているのだろうけれど、
当の本人たちはだからなんだ、という姿勢に
なるため、特に攻撃になっていないことに
周りは気づいたほうが良いと思う。
彼が、彼女の体を汚していく姿を写真にとり
動画で自慰を見せつけられたなら
すごく恥ずかしそうに、えっち、とつぶやくだろう。
もちろん、起きた時に体が綺麗になっていたら
どうして?と尋ね、彼が綺麗にしてくれたと
わかったのなら、感謝を述べるほかなく。
何がメインなのかをはっきりさせることで
移動中もそわそわせずに楽しめるだろう。
人けの少ない駐車場のすみっこで、
男女が外に出ているとき、それはきっと
見えないところでくっつきあっているとき。
青姦なんて言葉を彼が知っていると
彼女が知れば、試してみたい?とわざと聞くはず。 ]
んふふ、それじゃぁお風呂入るときに
準備しておかないとねっ。
お風呂もとっても楽しみだわ……
[ しっかりと汗を流し、またかいて、
お風呂を楽しむことができれば
さっぱりしてまたベッドに戻るだろうから。
懇願を無視され、両手の自由が奪われれば
彼女は胸を突出し、腰を激しく揺らして
彼という欲を底まで求める。
動画をちらりと見て、結合部がしっかりと
映し出されているのなら、
彼女もこっそりと記憶しておかずにしてしまうかも。
質問にはもちろん首を縦に振って
彼が強引にできるように、拘束グッズや
破きやすい服なんかも用意してあげたい。
ぴったりと肌をくっつけて眠ることで
安眠できるなんてことを言う人もいるのだから
服を着ないで寝ることは間違いではないだろう。
着衣プレイも楽しそうだから、
着たまま眠りにつくなんてこともたまには? ]
──────
[ 家に帰れば、冷蔵庫みたいな寒さかもしれない。
だから彼女はさむぅい、なんて声をかけつつ
自然と近づいた距離をゼロ距離にしそうな。
ベッドに行けばそんな寒さなんてなくなって
汗をかき、お風呂が恋しくなるのだろうが。
責めるのも好きだけれど、やっぱり責められたい。
ガンガンとくる責め方も偶に恋しくなる。
無意識にベッドに引きずり込まれれば
かわいいかわいいと彼の髪を整え、
あどけない彼の寝顔を暫く鑑賞したくなる。
おはようとお休みのキスは当たり前。
いってらっしゃいとただいまもキスを重ねていくのかも。
ふたりの日常はほかの人にとっては
いたく甘くて胸やけを起こす可能性もあるだろう。 ]
だぁりん、よろしくお願いします。
不束者かもしれないし、だぁりんのこと
ちょっと困らせちゃうかもしれないけれど…
[ 10年以上離れていたこともあるし、
時代が流れたのもあり、
ジェネレーションギャップなんてものが
二人の間に生まれる可能性だってある。
だからそのときは、優しくしてほしいな、と
小さくつぶやいたかもしれない。
はにぃ、と呼ばれればえへへっと笑みをこぼして。 ]
今日は、なーりん刺激的な夜にしたいの。
だぁりんがどこまで、元気なのか…
いーっぱい試してみたいわ?
[ そう。あくまで彼女の目的は今日の夜を
刺激的に過ごすことなのだ。
口の中で徐々に元気を取り戻していく
彼の楔と、ぴくっと反応していく胸。
もっと触ってあげたいけれど、
それはまだまだ先でもいいかな、と
思いながらゆるゆると奉仕を続ける。
もし、次の前に彼にワンピースを着なおして
なんて言われたら、下着をつけずに
着なおして、着衣のまま挿入させたがるだろう。
それとも、上半身はまた脱がされて、
スカート回りだけになるだろうか。
いずれにせよ、今度は彼が上になって
彼女に打ち付けるようにしてもらいたい欲がある。 ]
も、ぅ…だぁりんのせいな、のにっ!
ぁ、あ……!!
[ 秘芽をいじられると彼女の動作は全停止。
なのに、中はまったくいじられないので
指をいれてほしいと小さな声でねだるのだ。
お尻を触られる合間に、
蕾の近くに触れられたとき、
きゅんとその場所もしまったことだろう。
彼に見られているかどうか、一抹の不安を覚え。 ]
意地悪のし過ぎは、い、ぁっ……!!
*
[見上げたタイガさんの顔はどこか曇ってて
ちゆの背に添えられた手は撫でてくれるわけでもなく
怒ったかな、って不安感に支配される。
上手にやらなきゃ。ちゆは、いい子だから。
彼の望み通りに気持ちよくしなきゃ、
――そうじゃないと愛してくれないかもしれない。]
ん……、
[こくんと頷いて濡れた唇を開け放つ。
そこに再び先端が触れたら、今度は拒むことをせず
歯が当たらないように口いっぱい開いていれば
つるりと薄い膜が舌の上を撫でて、通り過ぎて、]
……ぇ、う… ッぐ、
[口の奥でぶら下がる小さなものを押し上げられれば
反射的に何かが込み上げそうになる。]
[お腹の中ですっかりぬるくなったフラッペ、
ぐちゃぐちゃのレモンケーキ……あぁ、ダメ。
吐いちゃダメ、だってちゆはいい子だから。]
ぁ、……ふ
[鼻から息を吸って押し込める。
悲しくもないのに滲む涙もこめかみの汗も止まらなくて
本能で抗う身体を宥めるようにシーツを掴んでいたけれど
タイガさんがちゆの頭を掴んでくれたから、
今度はちゃんと逃げ出さないで済むことに安心した。
喉の粘膜を固くなった熱が擦るたび
きっとそこにはねばついた液が纏わり付いて
湿っぽいそれに気道を塞がれれば、
漏れるのは声ですらない潰れたみたいなノイズ。
贈られる言葉になにひとつ返せやしない。
せめて笑ってみせることができたなら、でも、
涙と唾液まみれの可愛くない顔してたから
――こんな顔、タイガさんに見られなくてよかった。]
[顔を埋めて、何度も喉の奥で彼のものを包み込む。
開けっぱなしの顎が少し痛かったけど、
頭上から漏れる吐息が聞こえてきたら
上手にできてるかな、って、苦しいのに嬉しくなる。]
――…、…んぐ、
[やがて絶頂の予感を告げられたら
きゅっと締めた喉の奥にその熱を連れ込んだ。
また嘔吐いて、汚い声をあげてしまった。
だけどそうしたら彼はちゆの中で果ててくれたかな、
白くて熱いのが吐き出されたら零しはしない。
ぢゅる、と吸い取って、わざと口の中に溜めて
舌でもてあそぶのを見せつけた後で飲み込んだ。]
……んっ。 ふふ、はちみつみたい。
[笑みを浮かべたら、萎れてしまったそこにキスする。
そして甘える猫みたいにちろちろと舌を這わせた。
さっきまでちゆの口の中で、ちゆの唾液に塗れたそれを
手で掬い上げたら指を添える。]
きもちよかった?
[感想を伺うように視線を向けながら、
裏腹にまだこれからと言うようにゆっくりと扱き始める。*]
[腕の鳥籠に捕らえられた小鳥が次第に甘い声色で囀ずるようになっていく。
ふわりと浮かべていた微笑は焦らせば抗議するように眉間の皺が浮かび、必死に瞳を閉じまいとする瞼の動きも健気で可愛らしい。
もっと知りたいと強請る珠莉に男は次第に絡みつける舌を奥へと伸ばしていた。
熱は浸透を続け、粘性のある体液は舌を伝い重力に従って珠莉の舌を渡る。
二人分の唾液は飲み込むのも大変であろうに余さず得ようと白く細い喉が鳴り男は嬉しそうに舌を解放する。
つぅ、と唾液が二人の舌の間に橋がけて――ぷつりと途切れた]
悪く、ないな――。
[むしろ良いとさえも感じてしまう。
珠莉のキスがこめかみに触れると男の目尻の皺は和らぎ、それでも尚欲しそうにしてくれるのだと愛おしさを覚えていく]
珠莉君、次からは瞼を閉じても構わない。
ありがとう、頑張って開こうとしてくれて。
とても可愛らしかった。
[嬉しそうな笑みに返すは唇へのキスだ。
交わりは未だ始まったばかりでいくら強請っても足りることはなさそうだった]
ま、俺は見つめ続けるから。
可愛い顔や、気持ち良くて蕩けていく表情も。
全部見せてもらおうかな。
[閉じて良いと言いながらも自分はそうるすことはない。
少しばかり意地悪な男は腰を緩やかに動かした。
膝を立てたことで触れたそこは先よりも余程も硬くなっていた。
その硬さをストッキングに包まれた膝上の太腿に押し当て緩く擦っていく。
布地が何枚か隔てた触れ合いではあるが硬いものが柔らかな腿に触れることは伝わるだろう]
それにしても――珠莉君は。
睫毛が長いね、とても魅力的だ。
[閉じれば分かりにくいものだがと男は小さく笑う。
男の手は片手で身体を支えたままに珠莉の胸を揉んでいく。
途中左右を入れ替えては下着の意味あいを薄れさせるかのように胸を触れられ慣れさせていき、この辺りか、と色づきがありそうな箇所をブラジャーの上から緩く摘まんだ]
身体の感度も良いし――勉強、頑張ったのかな?
[男とするのはなにもかもはじめてであるが、自慰くらいはしているだろうと軽く話に触れる。
探り当てたところを掻くように指を動かすと、一度そこから離れてホックを探しに指は彷徨っていった。
ホックを見つければ外してしまおうとするだろう*]
[散々高められた熱が、
千由里の口の中で爆ぜる。]
─────ッッ、
[白く瞬くような視界の中、
抱えた千由里の頭を抱き締める。
ふわふわと飛ぶような多幸感を感じながら
彼女の存在だけが確かだった。]
[絶頂の波が徐々に引いていくと
ようやく千由里から手を離し、
俺はどさりとベッドの上に腰を下ろした。
俺の目の前で見せつけるように、
千由里が口の中で白濁を溜めて、飲み込む。
青臭いそれを、まるで味わうような言葉。
得意げな顔が本当に可愛いなって思ってさ。
でも俺が今一番キスしたいお口は
果てたばかりの俺の茎を追いかけている。
やめてやめて俺イッたばかりだと弱いのよ
]
気持ちよかっ…た、よ!う、んん…っ、すっごく。
ちゆちゃん、そこもう舐めなくて大丈夫…っ、
[千由里の口の中でまた育ててもらって
息子は元気を取り戻していく、が、
体重を支える必要の無い内股が
さっきの千由里みたいに
きゅう、って震えてく。
余裕ある大人のメッキが剥がれそうになるのを
頑張って、頑張って取り繕う。]
[本当の意味での「仕返し」が始まってしまう……
いや、そんな新しい扉を開くのは……
……いや、楽しいかも……いやいや……
俺は─────頑張った]
……ッ、はい!
仕返しタイムしゅーりょー!!
[何とか矜恃を保った。
千由里の身体を抱き起こすようにして、
今度はこっちがころりと転がしてやろう。
白濁にまみれた唇を奪って
溢れた口周りを舌で清めてやると、
濃厚な「雄」の味がした。
でも俺だって多分「雌」の味だからおあいこ。
ご褒美とばかりに髪を梳いて舌を絡めて
いい子の君に愛を伝えよう。]
ちゆ。ちゆ。
[口付けの合間に、何度も千由里の名前を呼ぶ。
彼女にのしかかって、また固く兆した茎を
千由里の柔肌へと押し付けて。]
[今、君は寂しいかな?
今、悲しいかな?
それとも、今君は俺だけを見ててくれてるかな。
……そうだと、いいな。
そんな願いを込めて、何度だって君にキスしよう。]
ちゆ、覚えていて。
[寂しがりの君が、もう自分を傷つけないように。
……なんて、今しがた一人の女を裏切ってる
悪い大人の都合のいい願望だろうけど。
でも、俺はいつだって本気だよ。]
俺が今君のこと、最高に愛してるってこと。
他の誰でもない、君をね。
[多分俺は家に帰っても君との夜を思い出すんだ。
妻を抱いても、梨花と遊園地に行っても、事ある事に。]*
「 …… 両親? そうだね。
彼らは、彼女を知っていたはずだった。 」
意図したよりも冷たい声が出た。
しかし吐いた言葉を飲み込む気も
取り繕う気にもなれなくて。
そう。知っていて手を貸したんだ。
目先の金目当てで。
あんな愚かしい行為に ───。
それでも申し訳ないという感情は沸く。
すぅと吸い込んだ息を吐き、心を落ち着かせた。
自分は、ぶつける相手を間違えている。
だって彼女は、トトは。
・・・・・・・・・・・・
なんの関係もないのだから ───。
「 …… 単なる、興味本位だよ。
君みたいな、僕から見れば
最初から満たされているような人間が。
なおかつ幸福を得られるようなもの。
それがどんなものか、知りたくなった。 」
だから見つかるかどうかはわからないけど。
時間潰しくらいにはなるだろう?と。
一夜を共に過ごす相手に向けるには、
ロマンの欠片もない台詞で誘って。
だから俺の幸せで計ったところで。
どう考えても、物差しが足りないだろうけど。
言い出しっぺの自覚はあるから。
トトの問いかけには、ぱちりと瞳を瞬かせ、
それから沈黙をお供に思案する。
幸せだと感じるもの。
お腹がいっぱいになるご飯。
働かなくても勉強できる環境。
貧乏だからと、指をさして笑われない ───
喉を伝い、空気を振るうのは
頭の中で並べていた、どの言葉とも別のもの。
胸の底から込み上がる想い。
俺にとっての、しあわせの形。
吐き出すように零したら、
そのまま手にしたカップを傾ける。
少しだけ冷めた紅茶は飲みやすくて。
先程はよくわからなかった
茶葉の風味を教えてくれた気がした。**
───303号室
[>$60バカップルが元は蔑称だとして今だと良い意味も含まれているだろうし、それにいつかは呼び方を変えてもらわないといけない。
おしどり夫婦と呼んでください、と言うだろう。
えっち、と呼ばれたら奈々がオレをそうさせたんだよ、と彼女の耳元で囁くだろう。
身体を綺麗にしたのは彼女が風邪をひかない為。風邪を引いたり体調が悪い時は流石にエッチを禁止する。それも3日間。なかなか重たい罰だと真面目に思ってしまう。
試してみたい?なんでわざと聞かれたら、答える前に首を縦に振っているだろう。外の味を覚えてしまうと、彼女と一緒に洗車をしている時なども我慢出来ずに盛ってしまうかも。]
お風呂の時も、出た後も楽しみだね。
[脱水には気をつけなきゃね、なんてお風呂でも運動する気満々で彼女に答えるだろう。
拘束しても分かりやすく快感を求める彼女の姿はどこまでも淫靡だろう。月日が流れればネクタイで縛ってたのが手錠になったり、目隠しが追加されたり胸を強調するように縛るロープなど完備されるようになるかも。
着衣のまますることが増えればあれやこれやと着て欲しい服が増えるかもしれない。彼女が準備した破いても良い服もアリ。]
────
[冷蔵庫みたいな室温にびっくりしてしまうけれど、彼女がぴたりとひっついて来たらオレも温まるように彼女にくっつくだろう。彼女の家に着いたら話すこともある気がするが、早くしないと彼女とシたくなりそうだから気をつけないと。
普通の人なら胸焼けを起こす生活も、オレから、そして彼女からすれば幸せな生活なのだからずっと続けていたい。
コミュニケーションとしてのキスは学べたから、明日から実践しようなんて思うのだ。]
オレの方こそ……よろしくお願いします、ハニー。
優しくするよ、だってオレは奈々のこと大好きだもん。
……もう遠くに行っちゃわないように、捕まえとくよ。
[笑みを零す彼女が可愛らしくて、頬をそっと撫でて口付けをする。片方の手は彼女の腰をしっかりと抱いて、もう10分だって離してあげないのだ。]
……お手柔らかに。
[彼女がどこまで底なしなのか、まだまだオレには分からない。けれど彼女の刺激的な夜のために精一杯頑張ろうと思う。
時間はおやつの時間は過ぎた頃だろうか、夕方にはもう少し遠いだろうか。時間を気にしない程、彼女だけを見つめているから時間の感覚も曖昧で夢のような体験だ。]
……あ、なーりん、口が止まってるよ…?
気持ちよくして欲しいなぁ…
[彼女が感じてくれているから、どうしても手が止まるのだろう。感じてくれて嬉しいな、と思いつつ彼女には手を止めないで、と言う。意地悪だろうか。
意地悪のし過ぎはいやという彼女に応えて、オレは秘芽から口を離しまた彼女の秘所に舌を差し込んでいった。
お尻を弄っていた指を中心に持っていき、片方の指をぐにぐにと彼女の蕾に押し当てる。強く嫌がらないならそのまま、つぷりと後孔に人差し指を第一関節だけ入れてしまうだろう。]*
────303号室
[ おしどり夫婦、なんて呼ばれるようになったら
明らかな関係性の変化に緊張しそう。
プレッシャーというわけではなく
夫婦という形になってしまって、
彼とどこまでも愛を育んで良いと
確実性を持って、声を大にして
周りにアピールすることができるから。
彼女の何が彼にそうさせたのか。
彼女がわかるときはすぐには来ないだろうが
もし風邪をひいたり体調を崩したり
そんなことがあったなら3日も彼に触れない。
そんな約束事をする未来がくるなんて
まだ思ってもいないけれど、
我慢した分彼のことを襲いそうな予感もある。
洗車中に盛る?
彼女は車を手洗いするほうだから
普通にあり得る話だろう。
特に将来の話で一軒家に住んだなら
それは更に可能性を高めていく。
水に濡れるのだから、
何があってもおかしくはないのだし。 ]
永遠と楽しい時間になるのかしら…
初めてなのに、そんな楽しみ方…
ドキドキしちゃうわ?
[ 脱水に、と言われると
落ち着くことはなさそうな気がした。
けれども、首を縦に振ってうん、と
彼のいうことには同意する。
だからお風呂に行く前には
きちんとお水を飲まなければ。
段々と彼が道具を変えてきたなら、
その度にだぁりん、と猫撫で声で
求めていくし、絡み合いたい。
目隠しをされたなら
おもちゃでも彼自身でも
穴が塞がれてしまうことで求めていくのだから。
彼にどんなもの破きたい?なんて
事前に聞いておいて、そんなものがあれば
ちょっと破きやすいように
切れ目を入れておき、破かれてしまったなら
恥ずかしそうな目で彼を見るのだ。 ]
──────
[ 抱きついた彼が優しく受け入れてくれるなら
彼女の家に着いて、外界に出て初めてのキスを
少し背伸びをして彼にせがむだろう。
でも、その先はすぐにはさせてあげない。
まずはこの先の話を彼と詰めたいから。
いつ挨拶に行くのか。
いつ彼女の家に引っ越してくるのか。
いつ籍を入れるのか。
いつ、式をあげるのか。
話したいことはごまんとあるのだ。
コミュニケーションのキスを覚えられたら
軽く、好きを示すだけ以外にも
スキンシップで沢山のキスを貰えそう。 ]
んぅ……甘くて溶けそうだわ…
たくさん、たくさん…だぁりんがほしい。
[ 遠くに行かないように、と
抱きしめられて唇を重ねていると
本当に溶けてしまいそうな感覚を覚える。
この時求めたように、
沢山沢山彼を1日で求めることができるのだが。 ]
ヨウくんも、優しくしてくれるよね?
もっと、深くまで……繋がるため、にね?
[ 彼という存在が刺激的な夜を用意してくれているので
ふふっと笑みを浮かべながら、
彼のお手柔らかに、に返事をする。
部屋の窓からちらりと見えた限りでは
夕方になり始めているようだ。
食事もいらないから、
またまだ彼を貪っていって。 ]
んんんっ、ご、めんねっ、!
ひ、ぁ!そ、こきたな、っ……!!
[ 彼がもっとして?というので
彼女の口と手はまたゆっくりと動き始める。
けれど、舌が移動していく感覚と、
蕾が開いていく感覚を覚え、また止まってしまった。
シャワーを浴びていないので
汚いよ、と何度も言っただろう。
けれども指が第一関節まで入ると
吐息が漏れ、どちらで感じているのか
彼女は段々わからなくなってきた。
自分ばかりはいけない、と
ちぅっと鈴口に吸い付いて
腰を揺らしながら口淫を再開するのだった。 ]*
[性器を重ね合わせて擦るうちに、自分の息も荒くなってくる。
はぁ、と熱い息を吐いて、横目で瀬名原くんを見つめる。
耳まで真っ赤に染まっている彼がなんだか愛らしくて、
もっと意地悪したくなる。
先程から聞こえる「やめて」「待って」の声も無視して
その耳元で囁く。]
どうしたの?
[わざとらしく、そう囁いて。
湯だったその頬にキスをした。
触れ合う性器同士が熱を交換するように、
お互い欲望を膨れ上がらせる。
手で擦ることによる昂りの他に、
耳から聞こえる音でも興奮が高まっていく。]
イきそうならイっていいよ
[まるでおねだりしているようなその声に、
つい微笑んでしまう。
これじゃあ甘やかしているのが俺なのか瀬名原くんなのか、
わからなくなってきてしまった。
おねだりされたように、ぐちゅぐちゅと手を動かしていく。
俺も膨れ上がった欲望が今にも破裂しそうで、
更なる熱を欲している。
欲するままに手を早めて、欲望をさらに膨れ上がらせる。
破裂しそうになったころ、そこで手を止めて。]
……やめる?
[そんな意地が悪いようなことを、聞いてみせた。]*
───303号室
[恋人と夫婦は延長線にあっても関係性はやっぱり異なるだろう。それでも変わらず彼女の側にいる。
一番良いことは彼女と同棲するのに理由が必要なくなる事だ。今は少し難しいかもしれないが、結婚してしまえば何の問題もない。早くしよう、いやプロポーズはしてた。
我慢した分の鬱憤が溜まってて襲われるなら、それはそれでアリかも知れなかった。いつもは責める方が多そうだから、彼女に沢山襲われるのも悪くない。
水に濡れた彼女はとても綺麗だろう。
濡れるからと水着とラフな服で洗っていてもおかしくはない(というか、そう頼むかもしれない)
そうであれば外で致すのは割とあるのかもしれない。]
刺激的な夜を期待してるんだもんね?
[経験で劣る自分が互角になれるのは体力だろうから、彼女に対して休みを与えてあげない、のはきっと気持ちよくなれると思うのだ。
おもちゃも彼女が望むなら使おう。
彼女の濡れた秘所にはおもちゃで埋めてあげて、目隠しをしながら口で奉仕してもらうのも良いかもしれない。気持ち良く出来ればおもちゃの代わりに彼自身で穴を埋め、出来ないのであれば彼女の口に肉竿をこちらから押し込んで気持ち良くなろう。
少し…やり過ぎてないか心配になるから、その後で大丈夫だったか聞かないとダメかもしれない。
破かれるための準備を丁寧にする姿は、いっそ惚れ惚れする。
Yシャツなど制服に付随するものや、チャイナ服などのコスプレ、セーターは難しいかもしれないが日常の服など。色々と思いついたものを頼むかも。]
────
[背伸びをする彼女が愛らしくてこちらも軽く屈んでキスをする。
彼女がそこで止めてしっかりと話をしてくれるなら、驚きと共にじわじわと嬉しさが込み上げてくるだろう。将来についてしっかりと彼女が見据えてくれていると分かるから。
それに応えてオレも話をしよう。]
沢山あげるよ……オレのことを感じで…
だからなーりんのこと、感じさせて。
[彼女の言葉に頷き言葉を返す。
それは身体の関係であったり、互いの感情や心であったり様々だ。きっと濃密なコミュニケーションになる。
10年の空白は密度で埋めていくことにしよう。
もう時間は夕方になっていた。
お昼の時間から彼女と気持ちのいい時間を過ごしている。
食事は今食べに行きたいとは思えないけど、どこかで軽食を挟んだ方がいいだろうか。それすら、時間が勿体無い、かも。]
……シャワーを浴びたら、良いんだ?
なーりんはもしかして、お尻も気持ち良くなれる…の?
[指が少し入ったまま、お辞儀をするように指を何度か曲げ伸ばしする。彼女の蕾は頑なであったけれど、彼女の漏れ出すような吐息は秘所も同時に弄ってるからか、それとも後孔も感じるのだろうか。
彼女の唇や口を再び感じ始める。
言葉通り頑張ってくれているのだろう。虐められながらも健気な彼女が愛らしい。すっかり固くなった自分のものを感じると
彼女の秘所から口を離し、彼女の口から自分のものを離してもらうと、彼女をうつ伏せにして、そのまま上からのしかかるように彼女の背中に陣取る。
すっかり熱を取り戻し、生のままの肉棒を彼女のお尻の肉の間に擦り付けるようにして言う。]
なーりん、…気持ち良くって…
またシたくなっちゃった……
どっちが良い?
[彼女に聞いた後にヌルヌルになっている自負の竿を
後孔に押し当てたり、割れ目に押し当てたりする。]*
…はい
[うっとりと細めた目で、こくん、と
頷けば「たくさん見てください」と、
吐息に混ぜて落とした。
だって、それで喜んでくれるのなら。
もっと、欲しがってほしいから。
太ももに擦れる熱に、母音をこぼす。]
すごい……あつい
[そう、落として膝を少し浮かせた。
ぱちり、ぱちり、数度瞬きを繰り返し、
まつ毛の先から持ち上げるように見つめれば
囁かれる甘やかな褒め言葉に笑みを深め。]
───なら、もっとまっすぐ、
見つめていないと…
[と瞬きをまた、2度、3度。
柔く触れ、揉まれる乳房に、はじめこそ
小さく反応していたけれど、だんだんと
その手の熱に馴染み、慣れてくる。
だけれど、その指が蕾をつまめば]
っぁッん
[びくん、と体が跳ねる。
ぞくぞく、下腹の奥から迫り上がるそれに、
喉を軽く反らせば吐息が漏れ出た。
意地悪く問いかけられる事柄を一瞬、
理解するのに時間がかかって、それから。]
───ええ、わたし、真面目なので…
たくさんWお勉強Wしました…
…その成果、たくさん、ッ…ぁ、
味わって欲しいです、先生っ…
[それでも、自分で慰めるときとはちがう
その頂は簡単に尖りを増してしまうのだろう。
顔を寄せて、口づけをもう一度自分から。
先ほど教えてもらったやり方を復習するように
薄く開いた唇を重ねて、下唇を軽く食み、
引っ張るように吸って、リップ音を立てた。
ぬる、と差し込んだ舌が彼のそれを絡めれば
引き出してそれもじゅ、と強く吸う。
甘い唾液が口端から溢れるのがわかった。]
んっふ ぁふっ…
[ふ、と背中をなぞった指がホックにかかるのが
再びぼんやりしはじめた頭でも理解できる。
ぱちん、と外されて仕舞えば、支えをなくした
乳房がふる、と震えるようにこぼれた。
肩に引っかかった紐でなんとか隠されているけれど
それが手前に引かれ、外されてしまうならば
すっかり色を濃くした桃色の頂が
触れて欲しそうに主張しているのが
すぐに見て取れるだろう。]*
────303号室
[ 夫婦になることで、彼らは苗字が一緒になって
住所も一緒になる。だから彼とずっとずっと
一緒にいたとしても怒られることがない。
だからこの後プロポーズされて
アルコールを摂取していないのに
ふわふわとくらくらと、してしまう。
大体、どうして立場が入れ替わるのだろう。
今も然りだけれど、攻めていたはずなのに
彼に攻められている事実がある。
だから立場を逆転させる時があっても
全くもって問題ないと彼女は思うのだ。
彼が希望する水着を着た上に念のため、
ロングTシャツを着ていることだろう。
けれども、彼が密着しやすいように
下はすこしだけずらし気味か、
食い込みやすいかのどちらかなはず。 ]
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