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【人】 女主人の兄 ラトゥール[ 妹に諸々と注意されたり 少しの葡萄酒で酔ってうとうとしたり プチフールを食べたり 大事なのは日常だ お客さんにもてなしは当然するけれど 飾らないいつもの様子を見せてこそ 相手が安心するというもの そういうところも妹は上手だ 日頃から酒場でお客さんと話をしているから 話術というのに長けている 牛乳を飲んだからか それとも会話や雰囲気と他の要因なのか 警戒を解いた彼と会話を交わして ] (0) 2020/03/01(Sun) 0:57:36 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ そして、朝 出された朝食を新入りと妹と食べて 様子を見てね>>1:18との頼み事には はーい、とのんびりした声で答えて 買い物に出た妹を見送った 彼にとって初めての事ばかりの場所 警戒は溶けても緊張はしているかもしれない 地下への案内やら同胞の紹介もしたい 彼と普通に話をしたりもしたいし 新しくやりたいことを一緒に探すのもいい ひとつひとつ始めよう まずは…何をしようかな? のんびりと朝を過ごしているうちに 戸を叩く音だ>>1:19 妹が相手をしてくれているようだけど どうやら手こずっているのは、見えた ] (1) 2020/03/01(Sun) 0:57:54 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ 厄介な相手の対応は妹は慣れている だからこそ、妹がすぐ追い返せないような しつこいお相手というのは 強引に自分の要求を通そうとする悪人か それとも、今ならば……そう。教会の追手だとか チラ、と黒髪赤目の半吸血鬼を見る 念の為隠れておいて、と一言かけて ドアの方へ、向かっていった ] (2) 2020/03/01(Sun) 0:58:45 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ そして現れたのは 小柄なハンター見習いの姿で ] 相棒?教会の人だよね? うーん。それらしい人は来てないけど ねぇ、それってどんな人なのかな? [ すっとぼけている訳じゃあない 大抵の場合、ハンター見習いは 先輩ハンターと普通組んでいたはずだ 昔と制度が変わってなければ、だが そして、正式なるハンターは ここには居ない。来ていない。間違いなく そしてもしも、この子が あの半吸血鬼の子の相棒だった可能性を考えても 一旦隠す為にこう述べるしか、ないのだ ]* (3) 2020/03/01(Sun) 0:59:17 |
【人】 酒場の女主人 ロゼ[さて、これはどう対処すべきか 少し頭を悩ませていたのでした。 だってこの子恐らく見習いよねってなると うーん、取りあえずは営業時間外ですって追い出す? ……うぅん、何処となく胡散臭いけど 必死そうでもある気がするし…] あ、お兄ちゃん お話するなら、ここのテーブル席使って [ぱっと華やいだ笑顔を見せたのは 後ろからの助け船が嬉しかったからです さりげなく昨日来た子が死角になるところに誘導して あとはお任せして大丈夫そうかな? 私は一旦離れてお掃除再開しましょう たまにクラレンスのほうを不自然ないよーに見たりして]* (4) 2020/03/01(Sun) 12:56:21 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 酒場で真っ先に対応してきた女が 「お兄ちゃん」と呼ぶ相手が滑り込むように入り込む。 妹のほうは一旦置いて この兄のほうは何処となく、そう何処となく 只者ではない気配は、培った鍛錬の成せる業か。 敵意はない。 純粋に尋ねているような素振りにやや警戒を下げる ] 俺は教会のハンター…見習いのミゲル どんな人ってこう…… [ 探られているような気はしたが 端末が震えてポケットを触る ] 背が高くて、黒髪で、目は赤で 愛想も何もない仏頂面で …… (5) 2020/03/01(Sun) 13:13:11 |
【人】 ハンター見習い ミゲル……とにかく!そういう、人! は……話したいことあるって言ったのに どっか行ったから…… [ 半吸血鬼の男の監視 逃亡されれば自分は死ぬまで実験体か 知らぬうちに葬られると脅されている 忘却措置をされて外に放り出される者もいたが どの末路も悲惨なものだ 教会の洗礼を消されたものに居場所はない 保守的に入っているのだって否めない それも勿論あるけれど ────…あるけれど ]* (6) 2020/03/01(Sun) 13:13:19 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ 彼の言う探し人の特徴は 隠した半吸血鬼の特徴と同じもの 話したいことがある、が 本当かどうかまでは読み取れない 世の中にはハンターがストレス発散に 相方の半吸血鬼を虐めたり虐待する例もある 身体が強くて傷の治りが人より早いのもあって 問題が表面化し辛いのと 教会内での半吸血鬼の立場から 放置されることが多い話、だった それを理由に逃げた半吸血鬼を保護した事もある 存在が貴重な半吸血鬼 それを逃したら教会がどんな対応をするか 大体の事は知ってしまっているから ] (7) 2020/03/01(Sun) 14:56:14 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ もしも互いに話し合いができるのなら 話し合う気が、あるのならば その方がいいだろう 妹に合図を出す 彼のさせたい様にしてあげて、と もしも地下に行きたがったらその様に 話がしたいと出てくるのならそうしよう ] ねぇ、時間はあるかい? もし良ければ私も手伝うからさ もう少しその子の話聞かせてよ 君も一度落ち着いた方が良さそうだし、ね [ 飲み物も出すよ。と何がいいか聞く この話にもしも乗ってくれるのなら 妹が指示したテーブルにご案内 言われた飲み物を出して、話をする様に促すのだ ]* (8) 2020/03/01(Sun) 14:56:37 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 半吸血鬼に逃げられたハンターの末路は悲惨だ 処罰は重く世間的にも抹消される 保身の心が無いわけでは無い でも突然どうしてだろうか? 募る焦燥感が滲み出る ] ( あまり…時間はないけど ) [ 吸血衝動を、あんなに嫌がっていたのに そろそろ薬が切れる頃では…? こんなことなら予備分も渡していたほうが良かった? ……いや そんなことしたら逃げられるに決まってる。 態度が悪かったのは自分のほう 数ヶ月もいたのに関心すら寄せられないのだって 嫌々囲われながらも 人間を見下しているからだと思い込んでいた ] (9) 2020/03/01(Sun) 15:50:34 |
【人】 ハンター見習い ミゲルアイツの話ったって…… 何話したらいいのか…わかんないし 数ヶ月も一緒にいたけど ……あっちは無関心だったし 俺は…どう接すればいいか ……わかんないとこあったし [ 飲み物はいいと首を横に振って 促されたテーブルに座って項垂れる 話?──自分の相棒のことなのに 碌に何も知らない 勝手にいなくなったんだ 探して欲しくないのだろう、わかってる 俺がどんな処罰を受けてもいいと思ったんだ それでも ……それでも話しがしたかった 何を話したらいいかなんてわからないくせに どこかで…自暴自棄になってやしないかって ] (10) 2020/03/01(Sun) 15:50:44 |
【人】 ハンター見習い ミゲル……薬が… その、アイツ持病もってて 俺が薬管理してて、だから ……見つけないと、 [ あんなにも嫌がっていたのだ 吸血衝動が暴走するのは嫌な筈だ もう治りきった首に無意識に触れる ガリッガリッと新しく疵がつくほどに 付いてしまえばいいのに、と左の首筋に爪を立てる ]* (11) 2020/03/01(Sun) 15:51:16 |
【人】 酒場の女主人 ロゼ[ちらりと合図を貰ったので>>8 片目でウィンクをして了解!と返した カウンターの向こう側を片付けている振りをしながら まだ隠れている長身の彼にそっと囁く 怯えたりとかしてない? 探されて怖がってない? 兄が保護してきた人達がどんな扱いを受けてきたか ……知っている身としては、じっと様子を見るもので] ……ねえ、あの、あなたの相棒さん? あなたと話しがしたいって言ってるみたいだけど 嫌だったら無理しないで 私とお兄ちゃんが何とかするから [ひそひそ、見習いの人には聞こえないようにして 彼にそう提案するのでした。 嫌なら身を隠すために地下室に案内するよと 潜めたままの声で、お兄ちゃんと見習いのひとをそっと盗み見る …どうする?って]* (12) 2020/03/01(Sun) 15:51:22 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 平均より長身の肉体 しゃがんで隠れている窮屈さは感じた 掃除をしている邪魔をしない様に 時折、音を立てぬよう身体を動かしつつ 向こうの話し声をじっと聴き続ける ] ………話すことがあるって言われて その直後にここに来たのは、本当 [ 怯えや恐怖がゼロかと言われれば はい、とは言えなかった 身体に傷は付けられてなくとも 向けられた敵視と荒声は覚えている 女主人の囁きにはこくりと頷く 地下室の事もいざとなったら言う、と ] (13) 2020/03/01(Sun) 17:56:44 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 見つからねば罰を受けるから探しに来た 絶対にそうだと思っていたけれど 保身よりも先に並ぶ私の話 必死さは見て取れた それは一体何の為?誰の為? もしも、少しでも いなくなった自分を気にかけてくれているのなら そう願いたいだけかもしれなくとも かたん 酒場の中で踏み出した音が鳴る ] ………話を、聞いてやる [ 結ばれてない約束を、もう一度 ]* (14) 2020/03/01(Sun) 17:58:44 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ 彼もそう言っていた 相手の事はよく分からない 自分の事を嫌っている様だから なるべく避けるようにしていた、だとか 自分から他人に対して 関心をあまり持つような性格でもなさそうだった それもこの関係を後押ししてしまったのだろう 互いに何も言えないまま ゆっくりと小さなズレは大きくなっていったのだろうか だけど何を言われようと どうするのかを決めるのは私ではない その相方である、彼ひとり ] (15) 2020/03/01(Sun) 17:59:36 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ そして、音がした>>14 それから、カウンター下から出てくる姿が見える 立ち上がって選手交代 椅子を空けて彼に座るように促した ] そう、なるほど? あとはお2人でどうぞ それ、と ここに彼を連れてきたのは私だから その事は怒らないであげてね [ 1人で無感動な顔で歩いているのが 気になって話したかったからさ、と続ける 共存派の話は当然、口にはしない。今は 居座ったのは彼の意志でも 連れてきた事は事実ではあったから 話し合いの空気をなるだけ悪くせぬようそう告げて 妹の掃除の手伝いでもしながら 話し合いの様子を伺うことにした ]* (16) 2020/03/01(Sun) 18:01:10 |
【人】 研究者 コルド[ 呪いを消失させる為には霊薬が必要だ 他の方法もあるが、それは現実性に欠けている 数少ない上位の吸血鬼 それも性根腐り果てた奴しか使わぬ呪いの対抗薬 残念な事にそれは 常備されているものではなかった 故に今から急いで 調合しなければならない、という現状 他のハンター達にも指示は出した 当該吸血鬼に出会ったら 追い払っても良いがまだ殺さぬ様に、と 上位吸血鬼で力がある話も添えたので 弱い者は自己判断で逃げるだろう ………さて、と 彼らは言った通りに 街から逃げてくれているだろうか そうである事を願いつつ、だ ] (17) 2020/03/01(Sun) 18:28:57 |
【人】 研究者 コルド[ 霊薬の作成の為には とても貴重な酒が必要になる 研究区画には置いていない 普通の店に行っても置いていないだろう一品 顔馴染みの居る酒場 あそこならばあるだろうか? 今が営業時間ではない事を確認して 足早に向かい裏口の戸を2回、叩いた ]* (18) 2020/03/01(Sun) 18:30:23 |
【置】 ハンター見習い ミゲル知識を持った羊の群れに 悪辣な狼が混ざればどうなると思う? 『 明日の夜に村の中でひとり差し出せば 他は見逃してやる 』 散々村を荒らした吸血鬼の聲がした 勇敢にも立ち向かった農夫のおじさんは 今はグールの列に加わっている有様だ。 只人の力では吸血鬼には敵わず 教会への要請は未だに返答はなく ……そう、あのとき 僕に真っ先に視線を向けたのは 親代わりの神父だった (L1) 2020/03/01(Sun) 20:01:51 公開: 2020/03/01(Sun) 20:10:00 |
【置】 ハンター見習い ミゲルスケープゴート 生贄の羊は、最初から決まっていたのだ。 ────死にたく、なかった けれど 「こういう時のためにお前を育ててやっていたんだ!」 抵抗すれば腹を殴られた。 明日の夜まで…部屋に閉じこめられた。 痛い。殴られた部分ではないところが痛い。 きみがいなくなってから 世界はずいぶんと冷たくて 冷たくて 閉じこめられた部屋の中 外から聞こえる悲哀は亡くなった農夫への追悼 安堵の声が入り混じる 「これで教会の方々が来るまで安心だ」 こんなにも 寂しい (L2) 2020/03/01(Sun) 20:01:55 公開: 2020/03/01(Sun) 20:10:00 |
【置】 ハンター見習い ミゲル ……あの子に会いたい 同じように悪いモノに やられたら、……ねえ あの子に会えるかな 床に落ちた涙がどんな意味だったのか 僕自身にもいまだにわからない (L3) 2020/03/01(Sun) 20:01:59 公開: 2020/03/01(Sun) 20:10:00 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ カウンターの先でかすかな音がしても 死角になっていた上に女性が掃除をしていたから かすかな物音では振り向きもしなかった。 昼の喧噪は外の中 そのささやきはやけに鮮明に耳に届いた>>14 ] ク…ラレンスッ!? [ 驚きに目を瞠る 立ち上がりかけて 先に動いたのは対面に座っていた男だった>>16 ここに連れてきたのは自分だと男は言う 無感動で歩いて気になったから ……所謂お人好しの類いなのだろう。 女性の手伝いに行っているのを目視して まだ相棒の半吸血鬼が 座っていないようなら無言で促した ] (19) 2020/03/01(Sun) 20:02:09 |
【人】 ハンター見習い ミゲル ……取りあえず、これ [ 持っているだけ渡すか悩んで薬を一つ渡した 見たところ発作は起きてはいないようだが 目を伏せてテーブルの木目を見つめる ] 無事そうで……、良かった [ 呟いてまた沈黙が流れる 話がしたいと言ったけれど 何を、どんな風に話せばいいかわからない ] ……僕の、態度が今まで 悪かったのは……謝る… すぐに治せって言われても治らないけど なんで、帰って来なかったのかぐらいは 聞いても、いいよな? [ 戦わなくていいと言った矢先だ あれが自分が出来る最大限の配慮だ 尋ねたいことは幾つも並んでいて どれを取り出せばいいかわからない 焦燥と不安の正体もわからない 心の声には今は耳を傾けない *] (20) 2020/03/01(Sun) 20:02:11 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 酒場の兄妹の兄の方が立ちあがった 数ヶ月間、何も築かなかった相棒の対面の席 そこに座る事、即ちその通り向き合う事 勇気が必要な事だった 何故逃げたと叱られるだろう 悪い事をしているのは自分だとわかっていても 話す、と言って隠れるのをやめたとしても これまでの積み重ねもあって 足がそのまま進むのをやめそうだったが お人好しの言葉>>16は背中を押してくれた 近付く距離、呼ばれた名前>>19 無言の促しの通りに席に着く ] (21) 2020/03/01(Sun) 22:46:06 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 出された薬を見る もうすでに飲んでいるから不用だ 態々過剰摂取をする事もないだろう ] ………何故、探しに来た? [ 誰かの手前の演技の様には見えなかった だからこそまた違和感が一つ増える 無事で良かった、だなんて 言われた記憶は今までにあっただろうか 間に流れる沈黙は慣れきったもの 今まで互いに会話しようともしていなかったのだから ] 此処にいれば無理に戦わなくていいって そういう風に、言われたんだよ それで、そっちは? 急に態度変わったのは何故? [ 聞いた話は隠そうとしたが 薬を飲まない時点で不審がられるだろう 組織的に何かある事は一旦伏せた そうして次はこちらの疑問をぶつけてやる ]* (22) 2020/03/01(Sun) 22:46:58 |
【人】 酒場の女主人 ロゼ[>>13切っ掛けが何だったかさておきさておき 自ら立ち上がった長身の彼──クラレンスを見送る] そうなんだね… でも、話したくなくなったりしたらすぐ言ってね? [そっと声をかけてお兄ちゃんと入れ替わっていた あの若い教会のひとは…驚いているみたいだった 様子を見るだに乱暴はしそうにない?>>19>>20 掃除をする手を休めないままお兄ちゃんにそっと囁く] あの子…見習い…よね? [付けている教会のバッジでわかる 見習いからも正式なハンターから逃げてくる人もみているもので 見習いの人と半吸血鬼は組むのだったか? ちょっとした疑念を口にすると裏口が開く音がした>>18 裏口を利用するのは従業員やお兄ちゃんの知己のひとだ] (23) 2020/03/01(Sun) 22:49:55 |
【人】 酒場の女主人 ロゼはーい、あ、コルドさん 配達は、まだ早いですよね [定期的に吸血衝動剤を横流ししてくれる人 彼の目的は知らないけれど おかげさまで一緒にお兄ちゃんとまた暮らせている。 ────笑顔で迎えたのは、一方的な恩義] お兄ちゃんに用事かな? それとも必要なものがありますか? [今のところは、これからもそうであってほしいけど 友好的な相手に笑顔で接する。]* (24) 2020/03/01(Sun) 22:50:01 |
【人】 研究者 コルド[ 裏口の扉が開かれる 出迎えたのはここの酒場の女主人 ここの兄にはお世話になっている 薬を横流しするのも、その礼のようなもの ] 欲しい物がありまして お酒なんですけれど これ、此処にありますか? [ 霊薬作りに必要なものをメモした紙を広げ指差す 此処に置いてあればそれで済むから楽だが 無かった場合はどうしようと脳内で計算しつつ聞いた 中に教会所属の者が居るとは微塵も知らない ]* (25) 2020/03/01(Sun) 23:08:04 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 出された薬に手をつけない姿に やや眉宇を潜めたのは不快ではなく”違和感” 続く声が違和感を奥に押し込んだ>>22 当然の疑念をぶつけられて、惑う 今迄はと言えば 「怪我をするな」「俺が叱責や罰を受ける」 そんな言い方ばかりだった そんな言い方しか出来なかった ] ………どっか、攫われたりして ひどいめに遭ってるかも…とか お前が勝手にいなくなるとは、 考えてなかった [ 虫が良すぎる話だ 散々な態度を取って置いて、何をって 詰られる覚悟をすると膝に置いた拳が震えた 沈黙が穏やかなさざ波となって落ち着かせる 珍しく、そう珍しく 先に口を開いたのは仮の相棒のほうで>>22] (26) 2020/03/01(Sun) 23:35:33 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 用済み。 必要が無い。 今まで薬を提供していたから 共にいただけの関係だ そう、と、声を絞り出すのが精一杯だ。 ならせめてハンターに正式になるまで 協力を、という願いすら出ない。 戦うのが嫌だと、ずっと言っていたではないか。 ────所詮、僕では補いきれないのだ。 ] ………上手く言えない…んだ。 言えるだけのことは言う、から 左腕に、付けてるの 今度はちゃんと見せてくれない? [ もうほとんど、”そう”だろうと確信がある。 だがあの地方から外に出た人が送ったことだとて あり得るはしている。 でも、それなら……どうしてだろう? ] (28) 2020/03/01(Sun) 23:35:59 |
【人】 ハンター見習い ミゲル僕はおまえのこと知ろうとしなかった ……吸血鬼を、憎んでいないといけないからだ でも、どうしたって知りたい。 捨てろ、なんて言わない。 もう一度そのミサンガを見せて欲しい。 ……それをどこで手にしたの、かも。 [ くしゃりと歪む どうして見習いであるのに宛がわれたのか? 『彼は生まれついての半吸血鬼ではなく 元々は、人間です』 人間。元は人間であるのに吸血にも 人間にも戻れなかった。 それが示すものが、何かを知らずにはいられない *] (29) 2020/03/01(Sun) 23:36:05 |
【人】 教皇 リュシルド─教会本部・聖都の白亜の宮─ [白。一面の白の基調と薄青に囲まれた宮には 素養のあるものしか見えない数多の魔方陣が飛び交っている。 教皇が眠る寝台にも新旧の魔術方式が組み込まれている。 内外からの敵を阻害する。 いずれにしろ 今は聖都どころか宮からも出られない身体であろうに。 厳重を強いては外界から閉ざされる。 ────許されるのは一つ 定期的に”教皇のお気に入りの研究員”と会うことだけ 眠りに就いている間にも安息はない その身は魔術に蝕まれて続けているのだ]* (30) 2020/03/01(Sun) 23:48:10 |
【人】 酒場の女主人 ロゼ[にこにこ! 悪い人かどうかは、悪い人ではないと思うの だから笑顔でお出迎えして あ、それなら在庫一個ありますよ! って元気で返すのでした。] あ、でも、これ貴重なお酒なんですよねー うーーんとコルドさん支払えますか? [裏口からワインセラーへと行き 奥の方に仕舞われていたお目当ての酒を手にする。] コルドさんだから特割しちゃいますけど タダでは譲れませんけど! [此処より西方のほうで、製造方法が特殊らしい 表のメニューにも置けないほどの高額品! どうします?と一応聞いて 必要だと言われたら渡しましょう!]* (31) 2020/03/01(Sun) 23:52:07 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 勝手に居なくなることは こちらだって予定していなかった事 形式的には攫われたのは事実 そこから出ようとはしなかったが ] 攫われたけど酷い目にはあってない むしろ良い人ばかりだよ 此処に連れられてなければ 宿に戻るつもりだったのは本当 [ 薬さえあれば教会に居る意味などない 無理に吸血をして戦わされて 冷たい視線を投げられ続けて 如何して此処にいたいと思えようか 彼の瞳は何も映さない ] (32) 2020/03/02(Mon) 0:25:56 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 吸血を無意識に拒んでいる理由 それすらも、分かってはいない 元々人間であった事すら、忘却して 唯一過去へ繋がる残っているのは 左腕のミサンガのようなものだけ ] ……… 見たければ好きに見ればいい [ 左腕、袖を軽く捲る 現れるのは前にも見せたであろうぼろぼろの革紐 ] (33) 2020/03/02(Mon) 0:26:14 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス憎んでるなら憎めばいい 憎んでなければいけないのなら、尚更 そうして私を知らなかろうが もう、どうだっていいだろ 鬱陶しくて言う事聞かない奴だったと記憶して そうして私の事なぞ忘れてしまえ [ どうせ、ここで分かれる道だ 憎悪を向けられるのも今更のこと 憎まなければならない事情 聞いてない。知らない。分からない 最後の別れの様に、突き放す言葉 話を聞くのも最後だろうからという面も、あった ] (34) 2020/03/02(Mon) 0:28:59 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ す、と指先で革紐を弄る 見ていれば知っているだろういつもの癖 ] どこで手にしたか? 知らない 気がついた時から持っていた 目が覚めた時、から [ 前に見せた時にも言ったか あるからずっと持っていただけ、なのだ 捨ててはいけない気がして、ずっと ]* (35) 2020/03/02(Mon) 0:29:18 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 良い人ばかり。 抑揚のない声ではあるが 僅かな安心感を覚えているような錯誤を覚えた 当然だろう、と、思う 扱いの悪さには自覚はあった。 それでもせめてあと一週間あったら 少しは何か違っただろうか? 埒もないことを考えてしまう ] ………ありがと [ ぼろぼろで今にも擦り切れそうな革紐 そろり、と慎重に触れた。壊れないように。 現れるのは前にも見せたであろうぼろぼろの革紐 くすんだ胴の飾りに触れる 掘られた文字に指先で壊れ物のように触れる DearMyFriend…■■■■■ もうどんな風に編み込んだかも憶えていない。 幼子なりの精一杯の編み方がどんなものであったか ] (36) 2020/03/02(Mon) 3:01:30 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 淡々とした物言いは以前と変わらない これが数ヶ月の集大成>>34 痛む胸を抑えた。 ズキリ、ズキリ、と痛んで痛んで 声が、出ない。 どうだって良くないよ 鬱陶しいだなんて思ったことはない どうして自分を保てばいいかわからなかっただけ すべては言い訳だ。声が出ない。 ] ………忘れろ、なんて言わないでよ [ ここで突き放されるとしても 忘れろ、だなんて言葉を おまえから きみから ────聞きたく、なかった。 (37) 2020/03/02(Mon) 3:01:37 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 薄れてしまった憎悪で 一体どこへ行けばいいのだろうか? 悲哀だけを抱えて 教会に処分されるのがお似合いだろうか? どうせ 誰も悲しまないなら…… ][ 浮かぶ思い出の中の幼馴染みが 笑っている。 神父さんが忙しくて 頭を撫でて欲しかったけれど ……言い出せない僕を代わりに撫でてくれた 小さな手を、思い出した ] (38) 2020/03/02(Mon) 3:01:43 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ ────…過去の幻視をした 記憶の中のあの子はいつもおだやかでやさしくて やさしい記憶が…それだけしかなかった。 知らない内に眦から涙がこぼれた こんな、こんなことがあるだろうか? 生きていたと言えるだろうか? それでも。ああ、それでもだ。 ぼろぼろになったお守りは 少しでも……きみを守ってっくれただろうか? ] (39) 2020/03/02(Mon) 3:01:58 |
【人】 研究者 コルド折角来たので ロゼさんのお兄さんの方にも挨拶しますね [ 酒を受け取ってから大事にしまい 今は閉店時間のはずだし入っても問題無いだろう 挨拶をする、というのはさておき 呪いと吸血鬼の話をラトゥールとしたかった “お客”が居ることなど知らず、奥へ進む もしも女主人が制止しようと声をかけても 勢いのままの動き、気付くのが遅れたのだ ] (42) 2020/03/02(Mon) 3:10:57 |
【人】 研究者 コルド[ 普段から自分は 彼の事を本当の名前で呼んでいた 彼の家族である妹以外の他の人が居る間、以外は ] ヘルシャさん 少し相談したい事が……あっ、 [ 思ってもない人達が、そこにいた ]* (43) 2020/03/02(Mon) 3:11:36 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ 黒の半吸血鬼と入れ替わり 遠目から一目確認したところでは 本当に話をしているだけの様だ 乱暴も、怒鳴りも無ければ ひとまずは安心できる 状態が変われば間に割り入れる距離を保ちつつ テーブルを拭くなどの軽い掃除をして 妹との距離が近くなった時 疑問を含む囁き声>>23が耳に届いた ] 見習い、だね? 見習い同士で組むって聞いた事ないけど [ とはいえ、それを疑問視しても 答えを知る手段はないし 今必要な事に対しては意味もない その謎は、後回しにするとして… そんな所で裏口の開く音 そちらへ妹が向かっていく 裏口から来るのは知り合いだ 来客の相手は妹に任せて自分は2人への様子見を続けた ] (44) 2020/03/02(Mon) 3:15:32 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ 程々遠くから見ているのだ 客なき空間では少しの話し声も良く届くとしても 話の内容はあまり聞かないようには気をつけた 2人だけの話、聞かれたくないこともあるだろう 取っ組み合いの喧嘩などにはなってないか その程度の小さな注意を払うだけでいい 話し合いがうまくいくか。落ち着くか 本人達次第だろうが、良き方向に向かう事を願う ] (45) 2020/03/02(Mon) 3:21:50 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ 軽い掃除と様子見の平行作業 その空気を壊す様に、裏口からの来客 昔からの知人で協力者である者の呼び声 ただし…それはもう名乗っておらぬ名の方 前の身分を隠す必要があった 世間的には、その名は既に死んだものだから ] あー… そ、そろそろ普段から ラトゥールって呼んでくれ? [ そろそろ世間的な噂話は風化しきった頃だろうが 教会で現在その名がどう扱われているかは知らない 2人が気づかなければいいけど、とは あまりに淡すぎる願いだろうか! ]* (46) 2020/03/02(Mon) 3:24:04 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ もしも過去の記憶があったなら… こんなに何もかもに無関心で 友であった仮の相棒にひとつも近寄らないなぞ そんな事にはなっていなかっただろう 幸せだった記憶に封をされ 扱いの悪い教会暮らしを強いられ 縋る物もなにもない 諦観の心ばかりの歪んだ生き物は 囲う環境が作り出してしまったのだ 穏やかで優しいと君に言われた僕は、眠り続ける ] (47) 2020/03/02(Mon) 9:37:24 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 忘れろという言葉が 如何程相手を傷付けてしまうかも 今までそんな姿を見た事がなかった 目の前の男が涙を流す理由も “半吸血鬼のクラレンス”には 何一つ理解する事が出来やしないのだ ] (48) 2020/03/02(Mon) 9:37:46 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 空気が一変したのは、そう 噂の、先生とやらの声が酒場に響いたこと>>43 何故閉まっている酒場内に居るのかはともかく 今なら何も問題ないだろう ちゃんと相棒たるアイツも目の前に居る 逃亡して話し合い中ですとは分からぬだろうし なんならここが教会敵対勢力の本拠地だとも バレなければいいのだ。バレなければ なお研究員が内通者とはまだ知らない! ]………? え、おい、そ、それって 本当か…? [ 研究員が呼んだ名 私はその名前を、知っている 教会所属の半吸血鬼の間で伝説のように こっそり伝え聞かれたその言葉 ] (49) 2020/03/02(Mon) 9:42:02 |
【人】 半吸血鬼 クラレンスあ、あの 昨日はすみませんでしたー…… [ かなり気にかけてくれた事を思い出す かなり衝撃の事実に事態を飲み込めていないが これは今できる精一杯の謝罪! なるほどそれで威圧感? やばいめちゃくちゃすごい人だ!にげろ!(逃げない) ]* (50) 2020/03/02(Mon) 9:44:10 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 重苦しいような空気の中で 耳慣れた声が先ほどの男を呼んだ ヤバい!先生だ! 逃げろ! いやいや報告はちゃんとしていたし これは逃げなくていいから誤魔化そう! 咄嗟に慌てて逃げだそうとした。 ついでに無駄に庇おうとしたので 何ともまあ、人の心はどうにもならないね! どこかで聞いたことあるような名だった気がするが 相棒…仮の相棒を様子を見て眉を潜めた>>49>>50 ] ごめんどんな偉い人? いや、それより 先生なんでこんなとこに!? 研究室から出たがらない先生が!?なんで!? 報告ちゃんとしてたし! 何も不備なかったよね、ね? あれ、でも用あるのそっちの人かな!だよね! [ ハンターの教育は別の人がしていたが 何とも不安定なためにそれはもう保護され当時 お世話になった数々と報告の駄目出し諸々! ミゲルにとって教会で頭が上がらない人物筆頭候補である! なおシルビアと二大巨塔で今のところ収まっている! *] (51) 2020/03/02(Mon) 10:50:54 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 慌てて逃げ出そうとする相棒を止めた>>51 どう考えても無駄に逃げようとする方が怪しいぞ! 互いの動きが既に挙動不審の極みだが! ] それは後で教えてやるから! ところで先生は、どうしてここに? お前なんかしてねえよな? [ ハンター側で何を教えられているかは知らない 反応を見るに知らないのかもしれない そこは一旦さておきつつ 上司たちへの報告を何故今心配した さてはコイツ、雑な報告とかしていたな?! どうでもいいところで無駄に素性を知れた! ]* (52) 2020/03/02(Mon) 11:28:27 |
【人】 研究者 コルド[ おかしい 僕はそこそこ前に彼に連絡を入れたはずだ この街から出るように、と だから居る事を予想していなかった! 一瞬逃げ出そうとしたような 不思議な動きをしていた気がしたが 何か疚しい事でもあったのだろうか 共存派関係ならまあいい、が ]作らなければならない薬がありましてね その為には貴重なお酒が必要だったので 分けてもらっていたところです ところでミゲルさん 連絡を見ましたか? なんでまだここに居るのですか? [ ふー、と溜息ひとつしてから話を続ける ] (53) 2020/03/02(Mon) 11:30:46 |
【人】 研究者 コルドまあ良いでしょう ミゲルさん、少し話があります [ かけられた呪いの解き方 それからあの吸血鬼が近づいている事 どこかでそれは話さなければならない ああ、それともう一つ大事な大事な事 ] 相棒とは順調にやっていますか? [ ラトゥールに合図を送った 話が終わるまでここから離して欲しいと 彼の話は、彼の前では出来ない事もある 思い出させては、ならないから ]* (54) 2020/03/02(Mon) 11:31:15 |
【人】 酒場の女主人 ロゼ[勿論!表向きは繁盛している酒場なので 種々様々のお酒は取り扱ってます! 怪しまれたらお兄ちゃんにも累が及ぶものね] コルドさんも大変ですね わっ、臨時収入 これでみんなで焼き肉パーティーしようかな [中には精神的傷害を抱えて地下から出たがらない子もいる それでも少しずつ街の中に出て行ったりもして 出来ることからしてくれたらいいわけで たまにはぱーっと明るいことをすれば 楽しくもなるというものでしょう!] (55) 2020/03/02(Mon) 11:33:37 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ アッハイばれてますねこれー!!! おやめくださいお客様ー! それもう過去の話なんですよ! 謝罪とかいらないから!!!>>50 恥ずかしいし気まずいし、なにより 凄い人!みたいな距離の置かれ方は、好きじゃない 身バレが外に漏れないよう 後で話を通しておこうかと思考巡らせ コルドから出た合図を見た 聞かせられない話でもあるのかもしれない ] 2人は話があるみたいだから その間にちょっと案内するよ 妹ー、いける? [ こそこそ、ひそひそ ハンターの彼に見られぬように 地下に通じる道へと案内してもらおう 妹と目線が合ったら、合図ひとつ コルドは自分と話があるようだから 自分はここに残って待つとしようか ]* (57) 2020/03/02(Mon) 12:00:53 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 狼狽している僕ら(?)とは打って変わって 先生は落ち着きはらったものだ>>53 作らなければならない薬と聞いて 得心して頷いた。 この先生、研究の為ならどこでも行く なお自分の為用などとは知らないのである! ] え?連絡? そんなの来てな…… 来てましたっ!読んでません! 罰に始末書は勘弁してください! [ 何度もいうがこの先生には頭が上がらないのだ こんな時ばかり相棒をちら見して助けを求めるが どうやらクラレンスには 聞かせられない話、らしいと察した>>54 ] (58) 2020/03/02(Mon) 12:38:30 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 話があるとは先生自らは珍しい この先生基本的に半吸血鬼に興味の天秤が傾いている 見習い?捨てとけ捨てとけ!とまで言わないが そもそも見習いと半吸血鬼が組むのも あまり好ましく思ってないという噂は聞いた。 クラレンスへの扱いは 聞いてなかったので悪かったのもあって縮こまる 罪悪も付随してうなり声をあげた ] 順調……じゃ、ないです [ 痛いところを真っ先に突かれた あの報告を見ればその懸念はご尤もで 言い返すものは何もない 知ろうとしなかったのは自分のほう ] (59) 2020/03/02(Mon) 12:38:41 |
【人】 ハンター見習い ミゲル……僕は、吸血鬼が憎いから 憎んでないといけない…から [ そうでなければ教会も必要としないから ] そんなのと一緒でうまく行く訳なかったんです [ ぽつり。手前勝手がいいと言われても ────知ってしまっては知らなかった頃に戻れない また記憶の処理をして貰う? 知らない頃に戻ればいいというものではないだろう 相談していいかは憚られた。 余りにも込み入り過ぎている上に この先生は僕の不安定な部分を露出してしまっているからだ 忘れたくはないからだ ]* (60) 2020/03/02(Mon) 12:38:45 |
【人】 酒場の女主人 ロゼ勿論いけるよー お兄ちゃん、代わりに夜の仕込みしておいて [はーい!ちゃんと合図は受け取りました!>>57 コルドさんはなんか深刻そうだし そっとクラレンスさんに近寄った 驚かせないようにこう正面からね あ、遠回りになるけど そっちのほうが安心するでしょう?] クラレンスさん あの2人は話があるみたいだし あっちでお話しようか? [案内するのは地下だけど ハンターの人には知られちゃいけない秘密基地 戦いたくないって人は教会にはいないほうがいいだろう 相棒の彼がどうするかは、これから次第 お一人様ご案内。地下室は実はお店より快適です] こっち、こっちから行こう! [おいでおいでと手招きして 付いて来ていたら裏口への扉をパタンと閉めました]* (61) 2020/03/02(Mon) 12:45:00 |
【人】 研究者 コルド[ そこそこの重量がある酒のボトル 持ちっぱなしにしているのも疲れる こつん、テーブルの上に置いて席に着く 研究の為なら何処にでも行くが そうじゃない事のためには外にほぼ出ない 身体が弱いのは自覚はあった! 兄に指摘される前からな! ]面倒なので始末書要らないです 僕個人からの連絡ですし [ 教会からの命という形式上が大事で やらなければ後で面倒なものならともかく コルド自身は始末書に興味などない ] 連絡入れた件は後で話しますね こちらも大事な事ですから [ クラレンスが女主人と共に奥へ行く その背を見送ってから話始める ] (62) 2020/03/02(Mon) 13:49:38 |
【人】 研究者 コルド[ 吸血鬼を憎むことで力を得る人間と 精神を安定させ続ける必要のある後天性半吸血鬼 2人が長く一緒に居られるはずないのだ 片方が壊れるか あるいは両方が壊れてしまうか 組んだ時よりそれを理解していた シルビアの決定に口出しもしなかったのは 研究員の立場で大きく口出しできる場でなかったのも 試験期間だけ仮のペアというのもあった 最終手段、ハンターを切り捨てる事も考えていたから ] そうでしょうね 急にあの半吸血鬼に興味が湧いたようでしたから 何か変わったのかと思っていましたが 特に良化はしていないようでしたか [ 報告を毎日受け取っていれば分かる あんな質問をされれば分かる だからといって何かが急に変わるとも思っていない 積み重ねというのは、簡単にはひっくり返らない ] (63) 2020/03/02(Mon) 13:50:59 |
【人】 研究者 コルド人間の感情において こう思っていなければいけない、などと 本来存在し得ませんが 事情が事情ですしね。良いとしましょう [ 思い込みこそが救いになる時もあるのだろう それで彼が保てるなら、と 手を貸した事だって事実であるのだから ] 正式にペアを組むときには あの子のような繊細な子ではなく あなたの憎しみにも耐えられる子を 充てがうようにすればいいだけ。提案するだけです [ それが誰なのか。居るのかはともかくとして ]* (64) 2020/03/02(Mon) 13:51:39 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ >>62始末書がいらないと聞いて安堵した あれ程苦痛を伴う作業はない だがこの先生が自らの足で動くということは ろくでもない実験の材料ではないか 訝しみながらも緊張の面持ちを隠さない ] ────……先生 僕がアイツの代わりの分まで戦えたらって ……アイツはずっと戦うの嫌がってたから [ ぐっと拳を握りしめる 決定打のようなものを伝える程信用していいか? 隠し通せるものではない。 ] 急にどうして態度が軟化したのかって言われました。 ……僕には、答えられない。 [ どうして、 憎しみを保っていられるだろうか 気づいてしまった残酷な真実を前に 黙っていられようか? ] (65) 2020/03/02(Mon) 14:53:36 |
【人】 ハンター見習い ミゲル………アイツは、クラレンスは… 僕の幼馴染みです。 僕の村が滅ぶ……2年前 僕と彼が10才の時です。 [ ああ、それでも 僕はこんな、どうしようもない僕よりも きみの……、 ] ……僕は…アイツの、あの子のために 離れたほうが、いいですか? [時間を、惜しんで今更どうともならない 知らなかった。気づけなかった。 関わろうとしなかったこれは罰 僕の心を守ってくれたあの子を 苦しめていたことがこんなにも狂おしいほどに辛い ]* (66) 2020/03/02(Mon) 14:55:28 |
【人】 研究者 コルド[ ハンターの能力として求められるもの 発現させた能力だと言う人は多いが 研究者はあまりそうは思っていなかった 半吸血鬼との関係をどう作るか 人間同士であろうと 無差別に決まった相手と関係を築くのが いかに簡単ではないかは理解できるだろう ] それが通じるのも グールと戦っている間だけですね 逆ならまだ良かったのですが [ 結局のところ 吸血鬼を倒せるのは半吸血鬼だけ ハンターはそれを導くのが役目だと思うのだ ] (67) 2020/03/02(Mon) 16:57:53 |
【人】 研究者 コルド[ 親友だったと言う現実を 何かで彼は知ってしまったのか 雑だった報告が 急に変わったあの日の衝撃を思い出す ] 貴方達2人が そこまで深い関係だったとは ……初耳でした [ 同じ地が出身だとまでは知っていたが それ以上までは踏み込まなかった 踏み込む必要は研究者にはなかったからだ ] あの半吸血鬼の為を思うなら? 離れてしまった方が良いでしょうね ……です、が [ 頭を過るのは自分の兄の姿 変わり果てようともあれは、そう 研究員には珍しく 聞かれていないことを口にした ] (68) 2020/03/02(Mon) 16:58:20 |
【人】 研究者 コルド [ その後の自分を自分だと思うなと 忘れて自由に生きなさいと言われたのに 忘れられなくて、しがみついて あの時と変わり果てた今もなお 昔の姿を追いかけてしまっている 幾ら周りが何と言おうと あなたにまた会いたい。救いたい 生きる意味の根底は、あまりに単純なものだ きっとあなたも、そうなのでしょう? ] (69) 2020/03/02(Mon) 16:58:53 |
【人】 研究者 コルド僕が思いつく限りの選択肢は提示しました 貴方が新たな選択肢を考えるのでも構いません どうすべきか、決まった答えはない 貴方の道は貴方が決めなさい 手伝い程度ならして差し上げます 例えば、このまま別れるのならば ペアを解消させる理由こじ付けて 上に掛け合うぐらいはしましょう [ 己の奥底に埋もれたもの 似た物があると気付いてしまったから 手を貸してやりたいと思ってしまったのだ 一時だけの、狂人の気紛れ ]* (70) 2020/03/02(Mon) 17:02:54 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 研究員はミゲルとあの半吸血鬼に用事がある様で 特に何も咎められなかったのにはホッとしつつ 自分はどうすべきか、離れるべきか 考えている所に正面から助け船>>61 ] あ、ああ わかった。ついて行けばいいか? [ 聞かせられない話をしてるとまでは思いもしない 誘われる通りについて、あるいて どこまで行くのかと疑問に思った辺りで 目的地への入り口は開かれた その先、噂に聞いていた地下室 ]* (71) 2020/03/02(Mon) 17:31:44 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ >>67それだとて理解はしていた。 ハンターが如何に強靱であろうとも 吸血鬼を屠れるのは半吸血鬼のみ。 吸血鬼を憎悪として生き、能力に依るハンターなど 本来ならば居場所を奪われても同然だ 今更のように気づいて 浮かぶ猜疑心は心の奥へと封じ込めた ] ……僕も、気づいてなかった…から [ 人違いではないか──? 先生は疑心を向けはしなかった。 確信を得ている中で 向けられても惑うだけだったが。 混迷していた。 8年前よりハンターとして生きる道しか選べなかった。 それだって、あの子の仇を討ちたい。 その変えられぬ芯が揺らいで揺らいで崩れそうだ。 余りにも自分は哀れに映ったのか。 ────否、先生の目にあるのは憐憫ではない気がした。] (72) 2020/03/02(Mon) 19:29:38 |
【人】 ハンター見習い ミゲル思い出して欲しいのは、僕のエゴです 僕にとってあの子の存在は大きい [ 寂しい夜を歩く、一等星のようなきみ ] 先生。コルド先生。 …忘れ去られて 性質も魂も変化してしまっても そのひとはそのひとと言えるんでしょうか? [ 時に真実は残酷で残酷過ぎて 僕は道標を失った夜の迷い子のように 息を僅かに乱しながら答えなどない問いかけをする。 辛い辛い辛い、悲しい悲しい苦しい。 それでも、ねえ 僕はきみに、 幼馴染みであるきみに伝えたいことがあるんだ。 ] (73) 2020/03/02(Mon) 19:29:53 |
【人】 ハンター見習い ミゲル…………考えさせて、ください すぐ、には、結論は出せ……ません。 [ 半ば涙ぐみながらテーブルに顔を伏せた どうするのが最善か ひとりで出せる結論などでは、なかった 店の中をぼんやりと視線を巡らせる ふらふらと立ち上がり ラトゥールと呼ばれたひとと目が、あった ] (74) 2020/03/02(Mon) 19:29:56 |
【人】 酒場の女主人 ロゼ─酒場の地下─ クラレンスさん…んー、クラレンスでいいかな? 同年代だし、ダメ? [地下の居住地区にご案内! ええ、みんなが隠れ住んでいるだけあって 結構快適なのです! 下手すると私とお兄ちゃんの住居の2階よりも。 お兄ちゃん、そういうとこ、ある。 そんなお人好しなお兄ちゃんが大好きなんだけど] 戦うのが嫌なら、ここにいて大丈夫 あ、コルドさんはね 協力者だから安心して お兄ちゃんとも懇意だしね。 [難しい話はいつでも出来るから そうだ、と、今はみんなお仕事とかで出払っている 歓談室へと案内した] 牛乳あるけど、どんな飲み方がいい? [半吸血鬼御用達の牛乳でティータイム!]* (76) 2020/03/02(Mon) 19:38:03 |
【人】 研究者 コルド君のエゴであろうとも 君が彼の苦しみに最後まで責任を持って 付き合えるのなら ……それで良いとは思いますが、ね [ 8年前から”あの子”と話していた 余程大事で大事で仕方のない、人 その想いも知って、幼馴染みであると言われたから できるかわからない択を提示したのだ あの頃の思い出をもう一度と とても自分の追い求めている事と重なったから 先程から偶然の ]謎の同調を起こしていたのもあっただろう (77) 2020/03/02(Mon) 20:30:08 |
【人】 研究者 コルドそれはあなたが決める事でしょう 同じだと思うなら同じで 違うと思うならば違うでしょう [ いつしか、教皇を兄と呼ばなくなった あまりにもあの時から変わり果てた姿を 認められなくなってしまって だけど、それでも あれを兄だと心の奥で思っているから 目標を見失う事は、なかった 同じと思う心も違うと思う心も どちらだって理解、できた ] (78) 2020/03/02(Mon) 20:30:26 |
【人】 女主人の兄 ラトゥールはいはーい じゃ、とりあえず下ごしらえしておくね [ 半吸血鬼の新入りくんは妹にまかせた! あのハンターには見えない様に 地下の案内に出かけたところを見送って 言われた通りの下ごしらえ>>61 魚を捌いておいたり 肉に味付けをしてしまっておいたりと 酒場の人気メニュー達の準備を進めて その作業の間と間 些細な隙間の時間に ちらと話し合いをする2人の方を見て ハンターの青年と目が合った>>74 ] (80) 2020/03/02(Mon) 20:33:03 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール多分、ね 妹とお茶でも飲んでいると思うけど 待てないなら呼んであげようか? [ ぱっぱっと水で手を洗って タオルで手を拭きながら下ごしらえの手を止めた どうにも疲れた様子なのは大丈夫だろうか? コルドに何を言われたか知らないが 普通じゃない様子に心配そうに問いかけて ]* (81) 2020/03/02(Mon) 20:33:25 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス─酒場の地下─ 好きに呼んでいい [ さんでも呼び捨てでも拘りはない>>76 だが呼び方を考えてくれるのは 初めての、なんとなく不思議な感覚だった これまではそのまま呼び捨てか、お前か そこの半吸血鬼みたいな呼び方ばかり、で 地下空間は思った以上に広かった 設備までしっかりと揃っているし 綺麗にされている様だった 本当に住む分には申し分ないだろう ] え、あの先生が内通者? という事は薬とか流してるのも… [ 吸血衝動を抑制する薬 教会内でしか本来出回ることのないもの どこから漏れているのかと思えば あの研究者が横流しにしていたのか、と 彼等の関係の謎は深まったが ] (82) 2020/03/02(Mon) 21:03:51 |
【人】 半吸血鬼 クラレンスなんでもいい? じゃあ、ホットミルク [ 談話室に案内されてミルクタイム 優雅?なお茶会は割と初めてだ! ]* (83) 2020/03/02(Mon) 21:04:17 |
【人】 ハンター見習い ミゲル……あ、その……。 [ 目に見えて憔悴した姿など見せたくなかった 明らかに様子が違えれば訝しまれる 気にされなかったらされなかったで… ] えぇと、ラトゥール…さん? [ 相談? このひとに? 何者かもわからない相手に話すほど気楽でもない 会ってすぐに 何を話したらいいかも、わからない。 ] ………呼んで、貰えますか? [ ぎゅっと拳を握りしめた 積み重ねの重みがのし掛かる ────…今迄は平気だったのに 無関心のあの視線が、痛くて怖い ]* (84) 2020/03/02(Mon) 23:12:03 |
【置】 ハンター見習い ミゲル 星が綺麗な夜だった 縄に繋がれ連行されていったのは 村で行事ごとがある広場だ。 幼いぼくが項垂れたまま 赤いバケモノに引き渡される。 『 ハハッ! これは愉快な連中だな? 約束通り他の奴らは生かしててやるよ。 ────生きた屍としてなぁ? 』 轟。耳に轟き肌を灼く。 燃えていた。火が。焼け付く。 だが炎は人を焼かずに建物を植物だけを焼いた。 八百屋のおばさんが、ぼくより小さい子が あの赤いバケモノと手下に噛みつかれて────。 虚ろな目をしてぼくを見てきていた ぼくは……ぼくは ぼくは……気づいたら赤に、包まれていた (L4) 2020/03/02(Mon) 23:12:20 公開: 2020/03/03(Tue) 2:00:00 |
【置】 ハンター見習い ミゲル ああ、ああ、そうだ。 ぼくを救ったのは、 ぼくを火の海から持ち上げたのは、 歪んだ笑みをした赤い化け物で──── 化け物は何をしたのか 心臓を捕まれるような 心地が首から はしった 。 (L5) 2020/03/02(Mon) 23:12:23 公開: 2020/03/02(Mon) 20:40:00 |
【人】 酒場の女主人 ロゼ[お兄ちゃんとコルドさんの関係が すぐに知られるのも良くないし? あれでもあの研究者気質のコルドさんが 半吸血鬼はさておき見習いハンターに話があるのは、 ちょっとだけ珍しいかも? 教会嫌いでもでも相棒の人とはそうでもないのかな? その辺はお兄ちゃんの担当なのでお任せしとこ!] [ホットミルクが2人分出来た頃に お兄ちゃんが呼び出しに来た。 何でも見習いの人が話があるらしくって? ちらりとクラレンスを見て 大丈夫かなって、疑問とともに首傾げ] 話に行くなら2人で食べて アーモンドクッキーとホットミルク2人分 [トレイに用意した2人分 彼はどう受け取るかな?] 話したなくないなら、まあ 逃げちゃっていいし [向こうの事情は知らないので けろっと言っちゃうのでした]* (86) 2020/03/02(Mon) 23:25:58 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ ここにあるのは衝撃の事実ばかりだ 教会以外にも半吸血鬼が生きる道があるとか それを仕切っているのが死んだと思われていたあの人だとか あの研究者がそれに協力していただとか ] いや、言わない 広めるつもりもない、し [ 一度ここで薬を貰っているのだから ある種もう既に共犯者のようなものだ それに、教会に戻るつもりも、なかった ] (87) 2020/03/03(Tue) 7:56:51 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 運ばれてくる ホットミルクとクッキー それとほぼ同じタイミングでの、呼び出し ] わかった ………行って、くる [ トレイを受け取った>>86 連れられた道を引き返して上へ戻る 話を聞くと言ったんだ あるなら最後まで聞いてやるよ 忘れろなんて言うな。その言葉の意味を確かめずにはいられない ] (88) 2020/03/03(Tue) 7:57:17 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス…呼び出されたけど 今度はなんだよ [ 帰ってきた閉店中の酒場の中 近くに居るのは見知った顔の2人 クッキーとホットミルクをトレイから下ろして 再び話し合いの席に座った ]* (89) 2020/03/03(Tue) 7:57:32 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 普段と変わらぬ相棒の視線 無関心で無感動 勝手が過ぎるのはわかっていた。 席に座る。椅子の軋む音に震える。 ] ………………。 [ 何を言えばいいだろう? 何を伝えたらいいのだろう? 僕が僕の糧としていたものが罅が入る ] 何度も、呼び出してごめん。 ……先生、とも、相談して でも…僕ひとりでも決めきれない。 [ 喉奥をぐっと押さえつける こんなに近くにいるのに伝えたいことを伝えられない。 ] (90) 2020/03/03(Tue) 13:40:56 |
【人】 ハンター見習い ミゲル [ 仮初めの相棒は関心を向けない 無機質な視線に射貫かれて──── 罅が入った部分から新たなものが入り込む 僕は僕の、見ようとしなかった部分を見つめる ] ………………。 これから、どうするつもり、なんだ? [ 尋ねたいことを一先ず置いて 今の彼がどうあろうとしているのかを、尋ねよう ゆっくり ゆっくり 僕の心を見つめるための 時間をください ]* (91) 2020/03/03(Tue) 13:40:59 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 今、自分の目はどうなっているだろう 本当に目の前に居る彼を映しているのか? ただそこに居ると認識しているだけで 何の関心もなく、何も見ていないのか ゆっくりと瞬きを一度 開いた目の先の景色が、少し変わった気がした ] 別にこのぐらいの手間ならいい ……けど、相談? [ 出て行こうとした事を言われたか この先生はここの味方だが彼は知らない ただ、分かれる話ならしなければならない 手を伸ばしてホットミルクのコップを取った ] (92) 2020/03/03(Tue) 14:16:23 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 喉に流れ込む暖かな液体は 二重の意味で心の波を和らげて 見つめた先の相棒に 聞かれたこと、自分の事を語る ] ここに…居るつもりだ 無理に戦わなくていいって 薬も暮らしも保証するって言われたから そうしたい [ 少し離れた所に座った先生が ぴくりと反応したのが視界の隅に見えた ] …そっちは、どうなんだ [ 質問を返す 聞かれてばかりではない、対話 しっかりとしたそれは、いつ以来だっただろうか ]* (93) 2020/03/03(Tue) 14:17:00 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ さらりと告げて噎せた>>93 待って? 先生いるんだけど? その決意よりも教会の研究長いるんだけど!? 恐る恐る先生を振り返る。 ] 僕のこと話す前に 先生に聞こえる位置でそれ言っていいの? [ ほら、ちょっと反応してるが 最早毒を喰らわば皿まで、だろう。 ] …………きみがここに残るなら、僕も残る [ 奇妙に思われるだろう 罅割れた部分から染みこんだ部分を ゆっくりゆっくり吐き出そうとする ] (94) 2020/03/03(Tue) 15:05:46 |
【人】 ハンター見習い ミゲル今まで辛く当たってごめんなさい。 でももう少しだけでもいいから聞いて欲しい ────…過去を思い出したいと思う? [ 勘づかれているだろう事実を隠して、尋ねる ] (95) 2020/03/03(Tue) 15:05:50 |
【人】 ハンター見習い ミゲルそれは、………きみの根底を揺るがす きみの心を傷つけるだろう。 きみの心を壊すこともあるだろう。 思い出さないほうがいいって先生は言ってた。 きみが、……壊れるぐらいなら、僕もそれがいいと思う。 例え思い出して貰えなくても………。 [ 視界が霞んでよく見えない ああ、僕の嫌いな紅色が見えない。 よく似てる。きみのお父さんに きみが大好きだったお父さんに似たんだね。 ]* (96) 2020/03/03(Tue) 15:05:53 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ ひそ、と声を落として 彼が教会に戻るなら ここの味方である先生は 記憶処理なりなんなりするだろう そうだと勝手に決めつけて安心して述べたのはあった ] いいんだよ ここに薬横流ししてるの、あの人らしいし [ 研究員は会話を止めもしない 声の大きさを戻して話を続ける ] ………は?え? な、なんで……? [ だってお前は、あれだけ憎んでいたのに 憎悪の対象の半分を持つ自分が 居なくなれば喜ぶのでは? 嫌だ、とか、駄目だとは言わない どうしてそんな、反応を……? そう戸惑うだけの、感情 ] (97) 2020/03/03(Tue) 15:55:28 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス過去…… 過去のこと、なんて [ 全くの真っ白で 目を向ける余裕もなくて 意識したことは殆どない、それ 戸惑いに戸惑いが重なり、沈黙が広がる ] (98) 2020/03/03(Tue) 15:55:52 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス……過去を考えた事、ない ただ、さっき言ってたアレは きっと、そういう事なんだろうし わざわざ聞くってことは…… [ そうして欲しいってことだよな? 言おうとした口が開かない。苦しい 何故か理由のわからないあの痛み 過去に近づく程、じりじりと増す 知るなと拒んでいることだと知らず 優しさの目隠し ]根底?傷付く?壊れるって? (99) 2020/03/03(Tue) 15:56:19 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 横流し。流出。つまり横流し? あの先生が教会へ反意? 目的も思考水準もわからない>>97 いやに親身だった理由如何もわからない 先生のことは一旦片隅に置く意味合いでも 黙したまま頷いた。 ] 今更って思われるのも、わかってる。 ……都合が良いとか ………詰られるのは、覚悟してる。 [ 暴力は言葉や態度だってあり得るのだ。 半吸血鬼の立場が如何様か 見習いよりずっといいだろうと比べて 先生に目を掛けられてるのも知っていて 帰るところもなく、帰るのを喜ぶ人もいない 理不尽をぶつけてしまった。 大切なあの子にどうして似ているんだって 無意識に蓋をしてしまっていた。 ] (100) 2020/03/03(Tue) 17:19:56 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 困惑を深めている様にぶつけるのは 焦燥と深慮の視線 僕は身勝手だった。 きっときみで無ければまだ身勝手なままだ。 だから>>99 声にならなかったその問いには横に首を振る ] …これ以上、苦しませるぐらいなら 思い出さなくていいよ。 ただ僕が知っているということを 伝えずには居られなかっただけで きみがどうなのか、知りたかった…だけで。 [ 先生の記憶処理の影響だろう 顔色を悪くする彼に緩く首を振る。 強がりとかではない 今後はどうあれ、これが僕の今の結論 ────今の僕に きみを精神的に支える力があるだろうか 壊してしまうぐらいなら思い出さないでいい ] (101) 2020/03/03(Tue) 17:20:00 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 話を聴けば聴くほど胸が苦しい 頭も痛い。幾度か経験したこの苦しさ 荒くなる呼吸を抑えられないか ホットミルクに手を伸ばしても 何も変わらない事に狼狽えた ] ………は、はは 苦しめてるのはお前じゃねえだろ そんな能力なんてねえんだから [ 時折襲い掛かる不調 目の前の男が原因ではない事は理解していた 思い出したいか、思い出したくないか 考えた事もない事、急に言われてもわからない だからお前がそうしたいならって 過去は仲良くしていたのならって 本当に昔の私を知っているならと、答えたんだ ] (102) 2020/03/03(Tue) 18:24:48 |
【人】 酒場の女主人 ロゼ[さてさて! どうやら中は込み入っている感じかな? コルドさんは半吸血鬼は無碍には扱わないし ほんとに嫌なら隠れて 見習いさんと話したくないだろうし 呼ばれて話にもいかないだろうし お兄ちゃんもいるので、私はお店を開く準備をしましょう!] お兄ちゃんー お店のほうよろしくね? 私足りないもの買い出し行ってくるから [そうだ。クラレンスの歓迎会もしちゃおうかな? いる人だけでちょっとだけ。 牛乳たっぷりの具沢山シチューに、ライ麦パン ちょっと贅沢にレモンステーキ これは酒場のメニューにもあるしね。 ケーキも5人分は買って来よう そんなに楽しい気分じゃなくても そんなに食べられなくてもね 並んでるだけで楽しくなることもあるし ここに居ていいんだよって態度は大事大事!]* (103) 2020/03/03(Tue) 19:02:31 |
【人】 研究者 コルド[ 彼らの話し合いは 先に自分から説明した 彼を苦しめない方法の話のようだ と、何を話したかまでは全ては聞いていないが 鈍い音がしたと目を向ければ 半吸血鬼の方が机に突っ伏していた 恐らく記憶処理によるものだろう しばらくすれば意識も戻るとは思うが 果たして何処まで話したやら 慌てたラトゥールは厨房から出てきて 毛布を用意して寄越してきた アイツほんとぶれねーな ] (105) 2020/03/03(Tue) 19:06:13 |
【人】 研究者 コルドミゲルさん 過去に触れれば触れる程 痛みを伴うと話したでしょう? 話しすぎると慢性的なものになりますよ そうなれば再度の記憶処理を行うことになりますが ……そのままにするのなら、気をつけてくださいね [ 思い出さぬよう掛けられたプロテクト 過去の自己に関する事実を 認知すればするほど刺激となる 否定し、認知の外へ置けば痛みは引くが そうでなければ痛みは残り続けるのだ ] (106) 2020/03/03(Tue) 19:06:51 |
【人】 研究者 コルドそう、僕からもまだ話があるのでした 片手間でも良いので聞いていただけますか? [ 今度はこの倒れている半吸血鬼に 聞かれたくないというものでもないが ちょうど手が空いたのだから、と話す ] ……あなたにつけられた呪い それを解くためには薬が必要です このお酒はその為に買ったのです、ね [ 机の上に置いていたボトルを数ミリ持ち上げ とん、と音を鳴らした ] (107) 2020/03/03(Tue) 19:07:44 |
【人】 研究者 コルド僕はね、あなたたち2人が 教会を出ることは止めません ですが…あなたはまだやるべきことがある 生きたければ やらなければならない事は、見失わぬように [ ふ、と一息吐いて2人を見る そうして寄り添うように共に在れる事が ほんの少しだけ、羨ましかった ]* (108) 2020/03/03(Tue) 19:11:05 |
【人】 ハンター見習い ミゲル グラ… ………クレメンスッ! [ 気を失うように机に倒れる 弱々しく握られた手をぎゅっと掴む 慌てて女主人の兄が毛布を用意してきた 随分手際が良いものである。 青ざめて狼狽するしかない自分に>>106 落ち着いた声が降ってくる ] ……ごめんなさい。 僕には、昔のことをまったくなくして クレメンスと接するのはきっと無理だから ……気を、つけ…るよ [ 安易に記憶処理を措置しても負担はあるだろう 僕はその度に彼に苦しみを与えるなら 幼馴染みとして、大事な大事なきみとして 触れ合わないようにしないなら 記憶を封じたままのほうがいいというなら ( 僕はもう彼にひどい言葉を ]投げつけるのだって嫌なんだ ) (109) 2020/03/03(Tue) 20:40:22 |
【人】 ハンター見習い ミゲル 今度は、何の話? [ ぎくり、と身が強ばる。 落ち着いていた心境が荒波に晒される。 咄嗟に首筋に触れた────獲物の印 教会はおのれの能力を 勝っていたからすぐには殺されなかった。 それもいつまでか、と心臓が逸る 僕が死んでもあの吸血鬼は死なない あの吸血鬼が死んだら僕も死ぬ。 呪詛が解けないままでは待つのは死だ ] [ 心臓がうるさい 抱き寄せるように 縋るように引き寄せる クレメンスの体が重い ] (110) 2020/03/03(Tue) 20:40:35 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 生きてやらなければならない事を 見失うように…────。 その言葉が胸に痛いほど突き刺さる。 フードの下に隠れた顔が ほんの少しだけ寂寥を帯びていた気がして 僕は、そう。先生のことも、この子のことも 見えていなかったのだと思い知らされた。 ] あの、クラレンスどこに運んだら…… [ 元々体格差がある上に いろんな事があって疲労が溜まっていた ────困り果ててラトゥールのほうに視線が向いた ]* (111) 2020/03/03(Tue) 20:40:49 |
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