人狼物語 三日月国


103 【身内RP】森奥の工房【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


エストレラ3人が投票した。

エストレラは村人の手により処刑された。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?

優しい光が村人たちの姿を映し出す……。人狼に怯える日々は去ったのだ!

【人】 ツァカリ

 
[連れてきた家畜は愛馬一頭と、牛二頭だ。

 牛は親子。仔は自分の親からしか乳を吸わないし
 仔に吸わせてからでないと乳を絞ることは出来ない。
 他の家畜と違って繁殖期が決まっていないから
 冬にも乳を分けてくれる有難い存在だ。]


  群れから離して悪いな
  よくついてきてくれた


[そんな風、労いの声をかけながら
 彼らの背に積んできた荷を
 下ろしていった。

 食糧や、着替えや、毛皮や、狩猟武器、
 それと囲いのための材料だ。

 左腕と短い右腕と、足とを使って、
 器用に牛たちの寝床を組み上げていくと、
 段々と身体が温まってくる。吐く息が白い。]
 
(0) 2021/12/01(Wed) 0:15:48

【人】 ツァカリ

 
[そうして出来たばかりの囲いに、牛を導いた。]


  少し狭いが許してくれ


[明日は搾りたてでうんと美味しいのを
 装具士の彼に振る舞いたいから、
 よしよしと親子を撫でた。

 我々遊牧民の生活は
 素朴で垢抜けない印象だと言うものがいる。
 あまり魅力は感じて貰えないかも知れないけれど
 少しでも気に入って貰えるものがあると良い。

 警戒心が強く睡眠時間も短い馬は
 普段通り放ったままにしておく。
 愛馬は特に賢いから、朝必要な時間になれば
 探しに行かずとも勝手に戻ってくるだろう。]
 
(1) 2021/12/01(Wed) 0:17:29

【人】 ツァカリ

 
[荷と共に暖められた室内に戻ると、
 作業台か何かに向かう彼の背が見えた。
 それだけでにやけてしまいそうになる。

 作業に入ると言っていたから>>7:21
 邪魔せぬよう、声は掛けないでおくことにするが。

 もう日は沈んでしまった。

 決まった時間に食事をする自分の腹は
 いまにも鳴き出してしまいそうだが、
 食への関心が低そうな彼に
 そういう感覚はないのかも知れない。

 日に三食、共にしていれば、
 彼の身体に自分という存在を
 刷り込ませることが出来るだろうか。
 ──そうして離れ難くなってくれたら良い、なんて。]
 
(2) 2021/12/01(Wed) 0:24:16

【人】 ツァカリ

 
[そんな打算的なことも過りはしたが、
 純粋に食事を摂って欲しい気持ちも
 変わらずにある。

 今夜は、簡単なものにさせて貰おう。
 初日から手抜きのようで悪いのだけれども、
 時間が時間だから、そう決めて。

 「お好きなように」と言ってくれていた
 棚を覗いた。>>7:20


  ……ふむ。


[彼の食不精は、筋金入りだ。
 マグカップ以外、使われている形跡がない。

 何を食べて生きているんだ?

 だが、埃を被った上からでもわかる
 見事な色彩の皿とカップは……、意外だった。>>7:20
 
(3) 2021/12/01(Wed) 0:26:46

【人】 ツァカリ

 
[ふっと息を吹きかけると、視界に舞うものがある。
 現れた艶のある白肌に、
 高貴な青の階調がよく映えていた。
 庶民には馴染みの薄い、綺麗な色つきの磁器。
 決して安い物ではないだろう。

 遊牧から足を伸ばして、様々な町に行くが、
 こんな筆遣いの食器は見たことがなかった。

 どこのものだ?

 品自体の珍しさも気になるが

 肉を置けば青空の下が如く
 野菜を添えれば冬を装い
 魚を載せれば泳ぎ出しそうで

 ────食事を楽しむ人の持ち物だろう。
 自分の中にある家主のイメージと、繋がらない。]
 
(4) 2021/12/01(Wed) 0:28:29

【人】 ツァカリ

 
[好きに使っていいとのことだから
 その通りなのだろうけれど
 触れるのに躊躇する。

 使わないものなら食器用の棚の上だろうと退けて
 他の棚に溢れている義肢でも置き出しそうなのに
 そうはされていなかったのだ。

 長老がユルタの中に飾っている
 奥方の肖像画のように
 見た目以上の何かがある気がして
 ひとつしかない手で持つには重すぎる。]
 
(5) 2021/12/01(Wed) 0:29:00

【人】 ツァカリ

 
[……結局は、使わせて貰うことにするのだが。

 使っていいと言われた好意を拒むのも
 なんだか違う気がしたのだ。

 大皿一枚と、カップ二つ。
 黒シャツに埃がつくのを厭わず
 大事に抱えるようにしてシンクへと運んだ。

 汲み置かれた水をかけて濯げば
 皿とカップは輝きを取り戻した。
 彼らは使われる日を
 もうずっと待ち侘びていたかのようだ。

 それは勿論、己ではなく、持ち主の彼に。]
 
(6) 2021/12/01(Wed) 0:29:14

【人】 ツァカリ

 
[シャツを叩いて埃を落とす。
 持参した食器も軽く水で濯いだ。

 パンとチーズを金属製の皿に載せ
 暖炉の傍で温めておく。
 羊肉はナイフで一口大に切ってから
 串に刺して岩塩とクミンをかけて
 暖炉の炎で炙る。

 肉の中まで火が通り
 表面に程よく焦げ目がつけば
 大皿の上、6本の串を扇形に並べていった。

 放射状も良いが、
 こんなにも鮮やかな青空の色を
 全て覆い隠してしまうのは勿体ない。]
 
(7) 2021/12/01(Wed) 0:29:47

【人】 ツァカリ

 
[暖炉に近い方の長椅子側の
 テーブルの上に、カップを二つ並べた。
 カップの間には大皿を。

 向かい合って座るのも良いけれど、
 より近くで話を聞きたいと思うから。]
 
(8) 2021/12/01(Wed) 0:30:23

【人】 ツァカリ

 
[さて、彼の様子はどうだろう。]


  ダアト殿
  簡単で悪いが、食事の用意が出来た
  夕食の時間にして大丈夫か?


[近くに行けば、軽く肩を叩き、訊ねる。
 窓の外には闇が広がり、
 暖炉の薪がパチパチと音を立てていた。*]
 
(9) 2021/12/01(Wed) 0:30:36

【人】 ダアト

 
[細部に至るまで
 拘りを詰め込んで、詰め込んで、詰め込んで…、
 決して妥協はしないから
 構想どおりに行かない箇所は
 試行錯誤を繰り返し、何度も何度も作り直す。

 これほど純度の高い
 魔法石を使ったことが無いせいで
 想定の更に上をいく能力が出てしまうのは
 嬉しい誤算だった。]



   こんな微々たる魔力で… すごいな、



[くつくつ、笑いが込み上げてしまうくらい
 面白いように魔力が増幅される。

 これを反応速度に変換すれば
 どのくらい俊敏さが強化されるのか。
 考えているだけで、血が沸き立ってくる。]
 
(10) 2021/12/02(Thu) 10:49:42

【人】 ダアト

 
[変更した箇所の魔導回路を書き換えて
 それが望む数値を
 導き出せているか確認していく。]



   っ、!



[普段製作している時以上に興奮して
 瞳孔が開き切るくらいに
 熱中している最中に肩を叩かれて>>9
 びくりと体が跳ねた。]
 
(11) 2021/12/02(Thu) 10:52:32

【人】 ダアト

 
[口の悪い先輩職人から
 半分イッてる、と
 揶揄されたこともある目つきは
 見られてしまっただろうか。]



   …あぁ、ツァカリ様
    集中していたもので、すみません。
    勿論、大丈夫ですよ。



[気になりつつも
 作業用の丸椅子から立ち上がると、
 笑顔で彼に向き直った。]
 
(12) 2021/12/02(Thu) 10:53:49

【人】 ダアト

 
[と、

 あまり馴染みのない
 エキゾチックな芳ばしい香りが>>7
 鼻腔を擽る。

 もう、ずっと忘れていた。
 こんな…感覚。

 どこかに置き忘れてきていた食欲が
 じゅわり、と口内に溢れ出す。]
 
(13) 2021/12/02(Thu) 10:55:57

【人】 ダアト

 


   お腹の減る
   すごく、いい匂いですね。



[くん、と
 もう一度大きく吸い込んで
 期待の眼差しを匂いのする方へ馳せてから]



   手を洗ってきます。



[弾むような足取りで、シンクへと向かった。]*
 
(14) 2021/12/02(Thu) 10:56:34

【人】 ツァカリ

 
[夕食が出来たので呼びに行くと
 彼は鬼気迫る様子で
 何かを弄くり回している所だった。>>10


  ────……
ダアト殿
。……
ダアト殿?



[驚かせないように態と足音を立てながら近づいても、
 それなりに声を張って名前を呼んでも、
 まるで気付く様子が無い。

 凄まじい集中力だ。

 彼と彼の選んだ職は、パズルのピースが嵌まるが如く
 ぴたりと合っているように思える。]
 
(15) 2021/12/03(Fri) 9:08:20

【人】 ツァカリ

 
[気付かれていないのをいいことに
 様子を見させて貰うことにした。

 ぶつぶつと呟きながら動かされる
 彼の大きな手と手の間
 取り憑かれたかのような目が向く先

 そこに自分の渡した石を見つけて笑んだ。]
 
(16) 2021/12/03(Fri) 9:08:43

【人】 ツァカリ

 
[あの時は追加で掘ってきても良いと思ったが>>1:10
 一旦里へ帰ってもそうしなかった。

 ────彼自身に来て貰う方が良い。
 そう思い直したからだ。

 危ない場所を避けられるよう手を引いて進み
 彼に作って貰った手で
 彼が良いと言った石を掘る。

 そんなお誘いを、
 どこかのタイミングでしようと思っている。

 魔石を気に入っていた様だったから>>1:7
 乗ってくれるのではないかと。
 ……自分としては、デートのつもりだが。]
 
(17) 2021/12/03(Fri) 9:10:13

【人】 ツァカリ

 
[物で釣るようで悪い気もするが、
 彼の心を得る為ならば何だって利用しよう。

 初めての恋だ。
 ────そして最後の恋にもしたいと思っている。]
 
(18) 2021/12/03(Fri) 9:10:25

【人】 ツァカリ

 
[逸れた思考を戻す。

 熱中している彼に手を止めさせるのは
 気が咎めるけれど、
 硬くなった肉を食べさせるのは忍びないし、
 自分ともぴたりと嵌ってくれないと嫌だ。
 さらに近づいて肩を叩き、声を掛けた。

 大袈裟に跳ねる身体には
 驚かせて悪いと思ったが、>>11
 自分を認識して貰えた喜びが大きい。
 笑顔で立ち上がった彼を同じ表情で迎えた。>>12
 
(19) 2021/12/03(Fri) 9:11:57

【人】 ツァカリ

 
[食事の時間にしても勿論大丈夫、らしい。>>12
 嫌なタイミングではなかったようで助かった。]


  そうか、なら良かった
  貴殿の様子が好ましくて
  ここで少し見させて貰っていたが
  冷めたものを出したくなくて
  声を掛けてしまった

  仕事に熱心で集中力が高いのは良いことだ


[さらりと見ていたことを明かし褒めた。
 謝られたけれど、長所だと思うのは本心だ。
 その情熱を己にも向けて欲しいことは
 言わないでおこう。]
 
(20) 2021/12/03(Fri) 9:12:59

【人】 ツァカリ

 
[彼は届く食事の匂いを褒めてくれて、
 高い鼻をかわいらしく動かしていた。>>14
 仕事に集中していた時の彼は遠かったが、
 近くに来てくれたことに幸せを感じ微笑む。]


  ああ


[手を洗ってくるというのに頷き、一人テーブルに戻る。
 持ってきた荷物から馬乳酒入りの羊の胃袋を取り出した。

 遊牧民にとって一般的な
 液体の保存容器であるそれには
 街で買った氷系の魔術符を貼り付けて、
 中身の冷たさと鮮度が保たれるようにしてあった。

 馬乳酒は野菜を殆ど摂らない自分達にとって
 貴重な栄養源で、度数が低く子供から大人まで飲む。
 発酵がどんどん進んでしまうから
 夏から秋にだけ飲めるものであったが
 符のおかげで冬にも持ち越せた。]
 
(21) 2021/12/03(Fri) 9:15:17

【人】 ツァカリ

 
[二つのカップに、乳白の馬乳酒を同じだけ注ぐ。
 酸っぱくて癖があるが、
 身体のためなのでそこは我慢して頂こう。

 口に合わないようなら明日町に野菜を買いに行くか。
 今日はパントリーを覗かなかったけれど、
 彼も何か買っておいてくれたかも知れない。>>5:11

 馬乳酒のあとの二杯目には、葡萄酒をと考えている。
 これも余り度数は高くないが、香辛料と薬草入りで、
 疲れているものには眠気を齎すものだ。
 彼はどうも、仕事に熱が入りすぎて
 彼自身のことを蔑ろにするきらいがあるので
 飲ませて早々にベッドに入れてしまおうという魂胆だ。
 尤も、アルコールが得意でないなら、
 馬乳酒だけでも十分酔ってしまう可能性はあるけれど。

 食べたあとまた仕事に戻るなんて言わせない。]
 
(22) 2021/12/03(Fri) 9:15:57

【人】 ツァカリ

 
[暖炉の近くの床にしゃがみ込み、
 柔らかくなったチーズをナイフで切って、
 小ぶりなパンに塗りつけた。
 長細いフォークに刺して、暖炉の火でパンを炙る。

 チーズのこんがり焼けたところと
 とろぉ……っと溶けたところが仲良く同居したパンを
 金属製の小皿に載せて、それぞれの席に置けば、
 シンクから来た彼と並んで座ろうか。]


  これは羊肉の串焼き
  パンについてるのは山羊の乳から作ったチーズ
  そしてこれが馬乳酒だ
  馬の乳から作った酒で、栄養を補うために子供も飲む

  口に合うと良いのだが


[一つずつ簡単な説明をして、カップを手に取った。
 上等なものだからぶつけずに
 軽く持ち上げるだけの乾杯をして、馬乳酒を口に含む。*]
 
(23) 2021/12/03(Fri) 9:17:26
村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【人】 ダアト

 
[笑顔の裏で、内心は少し不安だった。
 このような目付きひとつで
 蔑むような御方ではないだろうと信じているのに、
 それでも気になってしまって
 ふたつのエメラルドを伺い見る。

 吸い込まれそうに澄んだ瞳に
 嫌悪の色は乗っていなくて、それどころか────



   (……あぁ、 よかった)


 
 装具を作る腕だけでなく、私のこの性質も
 好ましいものとして
 見てくださっているのが
 言葉からも真っ直ぐに伝わってきて>>20

 安堵の息が漏れる。]
 
(24) 2021/12/05(Sun) 10:32:47

【人】 ダアト

 
[ほっ…として、緊張が解けた途端
 鼻腔が拾った香り。

 感じたままを告げれば、
 彼が嬉しそうに
 微笑んでくれるものだから>>21
 シンクへ向かう足が軽やかにステップを踏んだ。


 汲み置きしている水が減っているのに気づけば、>>6
 ここで何か洗ったりしたのかな?と
 その様子を思い浮かべて
 想像上の彼と同じように、自分も
 手についた溶剤やインク汚れなどを洗い流していく。]
 
(25) 2021/12/05(Sun) 10:35:41

【人】 ダアト

 
[自分を待ってくれる人が居る。

 仕事以外で
 そんな場面は終ぞ無かったから
 そわそわと浮かれるように歩み寄れば、
 彼が手に持った銀色を
 丁度、並べ終えるところだった。>>23

 普段、作業台や事務机でしかしないテーブルが
 見違えるようだ。
 お皿とカップと食べ物がたくさん。]




   ……ぁ、



[中でも目を引いたのは、青い青い────
の色。
 使いもしないのに
 捨てられもしなかった食器たち。>>7
 
(26) 2021/12/05(Sun) 10:39:08

【人】 ダアト

 
[本来の役目を取り戻させてくれた人の前で>>6
 生き生きと
 誇らしげに
 テーブルの上を飾っている。

 何と呼べばよいのか分からない感情が
 
じんわり
滲み出してくるのを
 感じながら、彼の隣に腰を掛けた。>>23
 
(27) 2021/12/05(Sun) 10:42:03

【人】 ダアト

 
[串に刺さったお肉のこんがりとした焼き色や>>7
 艷やかにとろけたチーズを>>23
 目で味わっていたら
 ますます唾液が溢れてきて

 彼の説明を聞きながら
 こくりと何度も喉を鳴らすハメになる。]



   こんなに、 …本当にありがとう



[感無量という声でお礼を告げてから
 彼を真似て、自分も空色のカップを掲げた。]
 
(28) 2021/12/05(Sun) 10:43:41

【人】 ダアト

 
[青の中の乳白色を
 少し揺らしてから口に含めば
 経験したことのない、不可思議な風味が広がっていく。

 しゅわっとして
 酸っぱいのに、少し苦くて…

 こくん、と飲み込めば
 喉を通る時は
 ひんやりとしているのに
 ほんのり高揚するような感じ。]



   初めての味です。
   これは、よく飲まれるのですか?



[訊ねているうちに、
 なんだか、もっと欲しくなってしまって
 もう一度カップを傾ける。

 ふた口目の方が
 さっきより美味しくなっているのが不思議で、
 更にもうひと口、
 舌の上で転がすように味わってから
 飲み下せば、体に染み渡っていく気がした。]*
 
(29) 2021/12/05(Sun) 10:45:08

【人】 ツァカリ

 
[感慨深いものでもあるのか、
 礼を言う彼から一瞬、敬語が抜けた。>>28

 己の前では誰もが畏まるから、新鮮だ。

 ────過日。
 一族の娘を差し出せと息巻いていた者たちも
 最後には借りてきた猫のようになっていたものだ。


 素の彼が覗けたようで、愉快な気持ちになった。]
 
(30) 2021/12/06(Mon) 17:11:58

【人】 ツァカリ

 
[身体が温まっているから
 良く冷えた馬乳酒を飲めば
 食道を降りていくのがよくわかった。

 訊ねられれば>>29
 カップを置きながら隣の彼に眼差しを向けた。
 質問をしてきた彼の唇は離し難いかのように
 青き飲み口に寄せられたままだ。
 気に入って貰えたのだろうか?
 その様子にふふと微笑って、答える。]


  ああ。定住民と違い、野菜が手に入りにくい。
  不足するビタミンやらミネラルやらを補うため、
  夏から秋にかけて沢山飲む。
  本来この時期には飲めないが、
  町で買ったこの符のお陰で持って来られた。
  魔法とはまこと便利なものだな。


[この符、の所でテーブルの上の容器を
 人差し指でツンと突いて見せた。
 その手は次に、大皿へと運ばれ、串を一本掴む。]
 
(31) 2021/12/06(Mon) 17:12:14

【人】 ツァカリ

 

  さあさ、簡単なもので悪いが
  他の品も冷めないうちに食べてくれ


[食べ方を示すように、
 串を動かし、白い歯で肉をひと口齧り取って見せた。
 咀嚼し、喉の尖りを上下させ、嚥下を終えるまでの間——、
 否、終えても、翠のふたつは彼に向けられたまま。]
 
(32) 2021/12/06(Mon) 17:13:39

【人】 ツァカリ

 
[彼が自分に倣って串を手にするのなら、
 その様子が何より楽しいもののように眺めている。]


  よく飲むのかと訊かれたが
  貴殿は我々の暮らしに興味があるのか?

  俺は、ダアト殿自身に興味があるぞ


[赤い舌が周りについた脂を舐め取り、唇は弧を描いた。*]
 
(33) 2021/12/06(Mon) 17:15:23

【人】 ダアト

 
[後を引くというか
 癖になるというか
 とにかく、不思議な飲み物だった。

 答えを待たずにまた飲んでしまった私を
 咎めることなく、温かい笑顔で
 受け入れてくれていることに気づいて

 少し照れながら
 まだ中身の残るカップを下ろし
 大切そうに両手の輪の中に置くと

 説得力のある声に耳を傾ける。>>31
 
(34) 2021/12/07(Tue) 9:27:32

【人】 ダアト

 
[この馬乳酒というものは栄養の宝庫らしい。>>31



   ああ、なるほど。
   どうして飲みたくなるのか理由が分かった気がします。

   私の体に足りないものが
   たっぷり溶け込んでいるから
   こんなにも、美味しいんですね。



[冬まで持ち越せるようになったと
 言っているけれど、
 本来は夏と秋で飲み切ってしまっていたものだ。
 いつでも好きな時に
 飲めるようなものではないのだろう。

 そんな貴重なものを
 ご馳走してもらえるなんて、
 大切にしてもらえているようで、…嬉しい。]
 
(35) 2021/12/07(Tue) 9:29:03

【人】 ダアト

 
[それに、
 魔法のことも便利だと言ってもらえて>>31
 なんだか誇らしい気持ちになった。

 見慣れぬ水筒には>>21
 何の素材が使われているのか?とか

 そこに貼られている符の仕組みは
 魔法石の粉をインクに混ぜて固着させたものか?
 氷龍の鱗を薬液で溶いて書いたものか?
 もしくは…?

 職業柄、気になることはあるけれど、

 何よりも、こういったものを
 遊牧民である彼が
 日常的に利用しているという
 先進性に目を瞠った。>>0:22>>0:23>>0:24



   (本当に、すごい人だな…)



 どんどんと興味が膨らんでいって
 今にも弾けそうだ。]
 
(36) 2021/12/07(Tue) 9:34:40

【人】 ダアト

 
[そんな想いに囚われていると、
 料理の方も冷めないうちにとお勧めされた。>>32

 品数もあって、とても美味しそうで、
 十分すぎるほど凄いと思うから
 これを簡単なものと言えてしまうことに驚きつつ、
 彼の食べる姿に目が釘付けになる。

 豪快なのに
 粗野ではなくて
 靭やかな生命力を感じさせる。

 口元、喉、…

 飲み込まれていく欠片を追うように辿って
 服に阻まれてしまったところで
 視線を戻せば

 目が合って、焦った。]



   いただきますね。



[扇状に美しく並べられた端の1本に手を伸ばし
 彼を真似て、齧り取る。]
 
(37) 2021/12/07(Tue) 9:38:05

【人】 ダアト

 
[部屋に漂っていた
 芳ばしさとエキゾチックな香りが>>7
 肉汁と共に口の中で一気に広がって

 ……溺れそうに、旨い。

 ずっと口の中に入れておいて味わいたいのに
 くぅ、と
 腹も早く欲しいと急かすから、
 こくんと飲み込めば、幸せに満ちた。]



   はぁ‥‥‥

   こんな美味しいものが、世の中にはあるんですね。



[深い溜息の後に、
 とろんと夢見心地で賛辞を送る。]
 
(38) 2021/12/07(Tue) 9:41:17

【人】 ダアト

 
[その直後だっただろうか。

 この絶品料理の、旨味そのもののような脂で
 艷やかになった彼の唇が
 私への質問と
 衝撃の一言を紡いだのは。>>33




   っ… !



[あまりにも、
 どき、っとしたせいで
 串を危うく取り落しそうになって
 慌てて、強く握り直す。]
 
(39) 2021/12/07(Tue) 9:43:01

【人】 ダアト

 
[今、なんとおっしゃったのだろう。


 私への、興味?
 ツァカリ様が………?!


 驚きに固まる私の目に
 艶めかしく動く舌と意味深な笑みが>>33
 飛び込んでくる。


 もしかして、
 包帯の奪い合いの話の時のように
 冗談まじりだったりするのだろうか?>>4:6

 いや、本気かもしれないけれど
 装具士として、とか
 友人(これからなる)として、とか
 どういう意味合いの興味だったりするのか?


 意図を図りかねて、逡巡する。]
 
(40) 2021/12/07(Tue) 9:45:55

【人】 ダアト

 
[結局、素直に
 言葉通りに受け止めて
 自分も真っ直ぐ、返すことにした。]



   私も、です。

   私の興味も、
   遊牧民としての暮らしに対して、ではなくて…

   ツァカリ様がどんな風に暮らして
   何を思って生きてきて
   どうやって
   今のような誰からも一目おかれる人になられたのか、とか

   貴方を形作ってきた
   色んなことを知りたいと思っていました。
   2週間前にお会いした時から、

   ずっと。



[余計なことまで伝えてしまった気もするけれど
 もう口の中に戻っては来ないから、
 重く、悪く、変な風に
 受け取られないことを願いつつ、
 気恥ずかしさと、照れの入り混じった笑みを向けた。]*
(41) 2021/12/07(Tue) 9:48:59

【人】 ツァカリ

 
[馬乳酒は癖のあるものだが
 彼の口によく合ったらしい。>>35


  それは嬉しいことを言ってくれる


[彼は痩身>>4:23で、見るからに栄養が足りていなかった。
 だが夏季に白い食べ物、冬季に赤い食べ物と、
 年単位で身体の調子を整えている我々の食事を
 素直に出しては、胃腸に負担を掛けかねない。
 だから時期外れのものも持参した訳だけれど、
 こんな風に気に入って貰えたなら
 そうした甲斐があるというものだ。

 魔法石のときといい、
 彼の喜びを正直に表現してくれる所を
 とても好いと感じる。

 ……彼の手の間に置かれるカップには>>34
 モヤモヤしたものを感じなくはないけれど。
 そこはなんとも、居心地が良さそうに見えるから。]
 
(42) 2021/12/07(Tue) 11:18:55

【人】 ツァカリ

 
[さあさと、馬乳酒以外の品を勧めるときに
 意地悪な気持ちがなかったと
 言い切れるだろうか。
 あまり触れたくない話題だ。

 羊を喰らうと彼の視線を得て>>37
 食器に勝ったような気分になったのは秘密だ。
 食べた肉を追うように視線が降りてゆき
 大きく開いた胸元まで見られたのは少し、
 こそばゆい気持ちにもなったが。

 ともあれ、羊の串焼きもまた、
 彼のお眼鏡に適ったようだ。
 とろけた声色に鼓膜を揺すられて心地がよい。>>38


  ああ、羊の肉は特に美味い


[我々の中でも人気が高いのが羊だ。
 天然の草だけを食んで育つから、臭みがないのが良い。
 だが肯定し、串に残る次の肉も口にしながら……、
 それだけではない気がしていた。]
 
(43) 2021/12/07(Tue) 11:19:56

【人】 ツァカリ

 
[遊牧の際、昼食は一族総出で作り、全員で食べるが、
 朝夕は、その残りものや簡単に作ったものを
 家族ごとに張った幕屋の中で食べる。

 親も伴侶もなければ、独りで過ごす時間となる。
 それを孤独と感じたことはなかったけれど、
 こうして彼ととる食事の時間は、
 かけがえのないものに思えた。

 ────楽しい。と。
 そう思えるのだ。]
 
(44) 2021/12/07(Tue) 11:20:22

【人】 ツァカリ

 
[そんなだから、視線はつい隣の彼に向いてしまう。
 手に持っていた肉を食べきれば、
 串を小皿の上に置いて、彼に質問をし、
 自らの素直な気持ちを伝えた。>>39

 胸がどきどきする。
 大人の駆け引きはわからない。
 こんな風に、ひとりを想ったことなどないのだから。

 彼のかわいらしい反応を見るたび
 彼を好ましく感じる心は育つ一方で
 当たって砕けた先のことは考える余地もない。]
 
(45) 2021/12/07(Tue) 11:20:44

【人】 ツァカリ

 
[驚かせて悪いとは思うが、
 串を落としかけた彼もかわいくて、
 またひとつ自分の中で育った。>>39

 彼が固まっている間、
 渡していた小皿を彼の手元に移動させた。>>40
 これで落としても大丈夫だ。
 置いてから話してくれてもいい。

 漸く、彼が話し出す。>>41

 彼の真っ直ぐな言葉は
 どんな唄や音楽より心地よく、
 そして胸を高鳴らせる。]
 
(46) 2021/12/07(Tue) 11:21:18

【人】 ツァカリ

 
[どの言葉も光栄で面映くなったが、

 二週前からずっと、……とは。>>41

 あんなに仕事の虫で、外の音も聞こえなくなる彼が、
 他の者のための仕事をしながら、
 己のことも、片隅にでも置き続けてくれたということか。

 ……喜びが溢れてしまう。]


  ……う、む。そんな風に想って貰えて嬉しい


[酔ったわけでもないのに頬をほんのり赤く染めて
 話し初めは吃ってしまった。
 否、酔っているのかも知れない。
 彼が真っ直ぐぶつけてくれた語彙の海に溺れそうだ。

 軽く咳払いして、言葉を続けようとする。
 彼の言葉は、単に一人の人間に対しての興味とも取れる。
 己もまだ、正しく意味を伝えていないから。]
 
(47) 2021/12/07(Tue) 11:22:12

【人】 ツァカリ

 

  俺も、知りたい
  貴殿が何を思いどう生きてきたか
  これまでのすべてとこの先のすべて
  一つ残らず

  精神性だけではない
     、、
  ……ここの柔らかさ、滑らかさ、……温度
  ここ以外も……、
  俺は、ダアト殿のすべて知りたいのだ


[手を伸ばし、拒まれなければ、
 ここと言いながら
 唇の輪郭の外側を親指でそぉっと撫ぜた。

 唇自身には決して触れず。
 その先は恋人以上だけが知るべきだから。

 依頼人としてでも、友としてでもなく、
 男と女が愛しあうのと同じように想っている。
 ──自分の口にした興味は、そういう意味だと伝える為に。
 彼を見つめる瞳に、熱が籠る。*]
 
(48) 2021/12/07(Tue) 11:23:52
 




情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

生存者 (2)

ダアト
19回 残----pt

私も知りたいです

ツァカリ
30回 残----pt

全て知りたいのだ

犠牲者 (3)

とある書物(2d)
0回 残----pt

 

リアン(7d)
0回 残----pt

どこまでも共に!

エガリテ(7d)
0回 残----pt

嬉しい共に逝こう

処刑者 (2)

ジェレミー(7d)
0回 残----pt

置いて逝くなよ?

エストレラ(8d)
0回 残----pt

 

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.15 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa