【人】 異邦の料理人 フィエ[まずは見た目はお気に召していただいたらしい>>@83。 熱すぎないようにとはオーダーをいただいていたので、先にたまおさんの方、それから女王様の方と作ったのですが、それでもまだ熱かったかもしれません。 食べ方については女王様>>113が食器の使い方をお教えしたり、息を吹きかけて冷まして食べたり… おそらく正式なテーブルマナーでは絶対ないでしょうが、私は咎めなどするはずはありません。女王様も咎めないなら。] さすがですね。 [思わず声が漏れたのは、私の祖国の女王様も、フィンガーボウルの水を飲んでしまった客人に恥をかかせぬよう、自らも同じように水を飲んだという話を思い出したから。 本当かどうかは知りませんが、そういうものなのでしょう。] (120) 2023/03/19(Sun) 21:23:49 |
【人】 異邦の料理人 フィエはい。フィエと。 喜んでいただけたのなら何よりです。 どうか、好きなだけお召し上がってください。 ふふ。これであなたともご縁ができました…でしょうか。 [初めてというのは大げさな気もしましたが、案外本当にそうなのかもしれません。本当に色々なお客がいるのだなと思えば、出逢いに心も踊るというもの。] 未熟ではありますが、お褒めくださり、ありがとうございます。 [夢中でオムライスを食べていだくた様子は、お世辞にもあまり丁寧な感じではありませんてしたが、そんなもの私が気にすることではないのです。 >>114>>@84たまおさんと女王様からの賛辞に今一度お礼を述べ] …また何かリクエストがありましたらいつでも呼んでくださいね。 [と告げて一歩引きました。 お話があればその限りではありませんが、他の方にお会いしに行くのも悪くないだろうと*] (121) 2023/03/19(Sun) 21:33:52 |
【人】 夢渡り アルレシャ[ワンちゃん(重房)を見送り、また一人。 目が回る気持ち悪さもすっかり落ち着いたが…、無意識に左脇腹に触れてしまう。 自分が、どこに触れているのかは、すぐに気づく。 気づけば肩をすくめて、何をしているのかという風に。] ――さて…。 [お茶会に参加しに来たのではない。 この国に夜が訪れるようにと思って来たのだから。 誰でも当たり前に夢を見る時間を持つためにと――。 この国の女王だろうが、いきなり会っても、どうにもできないと思う。 ずっと15時で止まっている国だから。 だったら、まずは周りから…。この国の人だったり、参加している人だったり…。 そうすると必然的に、お茶会には参加することになる。 立ち上がると、服についた埃を払う。 さすがに寝転がって何もしないまま、お茶会の場所に行くのは失礼だろうから。 どこが場所だろうか…。 あたりを見渡しても、見えるのは見事な庭園。 これは歩いて探すしかないようだと、荷物を抱えなおして、お茶会の会場を探しに行くのであった*] (122) 2023/03/19(Sun) 21:58:24 |
【見】 元魔王 ジャヤート――女王陛下と別れてから―― [さて、何方へ向かうとしよう。 そんなことを考えながら二本の足の進むまま道を歩く。 道中、鏡はあったろうか? なければそれとなく、大気に漂う細かな水を集めて 即席の姿見を作り出そう。 そこに映る姿がきちんと人の形を成しているのを確認すれば] (@85) 2023/03/19(Sun) 22:04:44 |
【見】 元魔王 ジャヤート……では、この状況は 『自分で蒔いた種』ということになりますね。 [緩く、横に視線を向ければ。 あの女王陛下に仕える給仕たちと、 先ほどの兵士たちによく似た者たちが やや遠くに離れた位置からじっと此方を見ている。 先の女王との謁見が既に知れ渡っているのか、 彼ら彼女らから向けられる視線にはなんとも言えない 甘やかな怯えの色を感じ取れる。] (@86) 2023/03/19(Sun) 22:05:16 |
【見】 元魔王 ジャヤート……ここは、好い国なのですね。 [そもそも、あの膨大な魔力を 『自分の茶会のために時を止める』なんて 馬鹿げた 子供じみた目的のために使えるうえ、何の疑いもなく他国の民を呼び寄せられる。 ……なんと、平和で眩しいことか。] ああ、これが『羨望』というものですか。 [実に興味深い。 『魔王』として、私だけで存在していた頃には 凡そ感じることのなかった想い。 此処に、我の知る『勇者』たちが居られたら どれほどよかったろうとも思う。 名も遺らず、甘い菓子の味一つ知らずに散っていった 果敢無き命たち。] (@87) 2023/03/19(Sun) 22:07:01 |
【見】 元魔王 ジャヤート……。 [姿見代わりの水鏡を大気に消して。 代わりに空へと手を翳せば、そこから現れるは どこかの世界ではモルフォ蝶と呼ばれるものに似た、 しかしそれよりも色彩豊かな、蝶の群れ。 ―――赤、青、紫、緑、金。 それらの群れが淡い燐光を放ちながら空高く昇り、 国の彼方此方へと散っていく。] (@88) 2023/03/19(Sun) 22:07:30 |
【見】 元魔王 ジャヤート……。 [今の蝶たちは、嘗て私が屠った『勇者』たちの魂の欠片。 私を討ち取った者たちとはまた別の、 私を滅ぼすべく人間たちによって我が許へ送られ、 そして散っていった者たちが遺したもの。 あの蝶たちも何れ、純粋な魔力となって大気に散り そしてこの世界を守るための礎として世界を巡ることだろう。 この国を気に入れば、女王の結界を守る助けとなり 他の国へと渡り、そこを気に入ればその地を守る力へ変わる。 あの者たちも、私の一部として散るよりは この温かく眩しい世界の、 大きな流れの一部になることを望むだろう。 だから、これでよい。] (@89) 2023/03/19(Sun) 22:08:00 |
【人】 人魚 メロウ[船が出る用意ができたと声が聞こえた ルトリスが差し出してくれた手に捕まって一緒に歩く 一人で洞窟を歩いていた時より足が軽く感じるのは何故かしら] 船に乗るなんて思わなかったわ [追いかけて泳いだことはあるけど、こうしてみる船はなんだか別の物みたい みんなと一緒に甲板に出て海を見る] わ……すごい、陸の人はこんな風に海を見てるのね [どこまでも続く海原 海の中にいて海は広いっていうのは当たり前だと思ってたけど それとはまったく違う、広い広い海 ボー、と出航を知らせる汽笛が鳴る びっくりしてギュっとルトリスの手を掴んだ] (124) 2023/03/19(Sun) 22:25:12 |
【人】 夢渡り アルレシャ[それもこの人にも届いていたのかもしれない。 いや、もし届いていたとしても、意味など通じるものではないと思い、気を取り直すようににっこり笑いかける] ごめんなさい。誰もいないと思っていたから、驚いちゃった。 [まずは謝罪。そして、笑いかけたまま相手を観察してしまう。] 貴方は、この国の人? それとも、お茶会に参加して長い人かしら。 もし、そうなら、お茶会やこの国の事を教えて欲しいの。 [せっかく声をかけてくれたのだから、少しでも情報を得ようと…。 そしてどんな人なのかと、じっと見つめてしまう*] (125) 2023/03/19(Sun) 22:25:17 |
【人】 人魚 メロウ わぁ…… [海原を滑るように動き出す船、風に髪がなびくのも新鮮で 私は初めての船をとても楽しんでいた] 不思議の国へはどれくらいで着くのかしら? [問いかけると、そういう事には詳しい筈のみんなが口々に「わからない」っていう 何でも、不思議の国というだけあって航路まで不思議で 「気が付いたらついていた」とか、「嵐にあって航路を見失ったのに不思議な力で引き寄せられた」とか とにかく毎回違うんだという] それじゃ大丈夫なの今回? 「それは大丈夫じゃないかな、今回は招待されてるんだし」 [きっと今回は上手くいく方だよ、ってゼーロさんが笑う お茶会に行く船が辿り着けない、なんて、あの女王様が嫌がるだろうって そんなことを言っていたら、周囲の海に霧が立ち込めた*] (126) 2023/03/19(Sun) 22:26:26 |
【見】 陸の住人 ルトリス[初めての船に目を輝かせるメロウを見て、僕は不思議の国の女王に感謝した きっとこんなことがなければ、彼女は海の中しか知らないままだっただろうから 不安なのかキュッと掴んでくる手を握り返す、大丈夫だよって] 天気が荒れなきゃいいんだけどなー [不思議の国への航路については僕も聞いていた だけど、僕も大丈夫だろうって思ってた] あれ、さっきまでいい天気だったのに [気温が変化したわけでもないのに霧が出て来た ざわざわする乗客の中で、誰かが「あぁ、やっぱり来た」って嬉しそうに言った この霧はすぐ晴れるって、そしてそうしたら] (@91) 2023/03/19(Sun) 22:27:52 |
【人】 人魚 メロウ[霧はあっという間に晴れた 海の天気は変わりやすい、それは知っていたけれどこれは不思議な変化で] 陸? さっきまで海だったのに [誰かが不思議の国だって言ったから、私はじっとその影を見つめたの] あれが不思議の国なのね…… [遠くからでも海原の国とは違うのがわかる 船員さんたちが慌しく動いているのが見える 初めての異国に降り立つまで、あともう少し**] (127) 2023/03/19(Sun) 22:30:02 |
【見】 カラス サギ[常夜光の国、夜しかない国。 夜行性じゃない鳥には辛い国…と、思われたりするけど 人間に思われてる(らしい)よりも全然平気なんだ。 昼間と比べたらもちろん見辛い でもその気になれば普通に動ける程度には見えてる。 この国に限って言えば、真っ暗じゃないおかげもある。 それでも夜に動き回らないのは、危ないから。 仲間のカラスも、夜に飛び回るのは1羽もいなかった。 だからぼくはこの国に来た、1年くらい前に。 仲間は色んな国を飛び回ってるけど この国にだけは行こうとしなかったし、今も来ないから。] (@93) 2023/03/19(Sun) 22:55:49 |
【人】 女王 アン[美味しいものを従業員には食べさせないだなんて カフェとは酷い店だわ。 風評被害は留まるところを知りません。] フィエが作るものはみんなおいしいの さっき食べてたケーキも 彼女のお手製なんだから [自分は何もしていない癖に 鼻高々に紹介してしまいます。>>@84 彼女はすっかり看板料理人になっていましたから。 それにしてもたまおさんの喜びぶりときたら こちらまで嬉しくなってきます。 元来堅苦しいのが苦手なわたくしには 美味しくて落ち着いてられないと 言わんばかりの食べ方は寧ろ好ましいもので。 こちらも負けじとスプーンを動かすのでした。] (128) 2023/03/19(Sun) 22:56:26 |
【見】 カラス サギ[ぼくは、皆と一緒のカラスだ。 本当は仲間とねぐらで話したり寝たりもしたい。 でも、飛ぶの下手で色も違うのが混ざっては目立つって ねぐらから出ろって突っつかれるし 黒くない部分の羽根を抜こうと引っ張られる。 本当に抜かれた羽根もあるし 噛んでくしゃくしゃにされるとか 噛み千切られた事もある。 今はもう生え変わってるから平気だけど 抜けてもすぐは生えてこないから ますます上手く飛べなくなったし、痛かった。 歓迎されてないのに、居続ける訳にもいかなかったよね。] (@94) 2023/03/19(Sun) 22:58:46 |
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