人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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【人】 『ただの子供』 ソフィア



  夜の森、最初は怖かったけれど
  今は楽しくて、好きになりそう。
  上を見上げていれば転けてしまいそうに
  なったりもして。
  その時は彼に迷惑をかけたかな。


   「 あ、 あそこ! 」

  森を抜けて村の入口が見えれば
  思わず歓声を上げて喜んだ>>338

  周りには運がいいのか大人の姿はなく
  私たちの姿は見られていないみたい。
 
(369) 2021/06/18(Fri) 22:32:43

【人】 『ただの子供』 ソフィア



  するりと手が離れれば、もう
  この楽しい時間は終わりなのだろう。
  名残惜しげな顔をしながら彼を見上げたけれど
  月の光が邪魔をして、その表情は伺えない。


   「 ……そっか、神様に会ったって言ったら
     みんな驚くものね。 」


  「こんらん」の意味はわからなかったけれど
  言いたいことはなんとなくわかる。

  手伝いに行った人達がどうなったか
  友達たちに言いたかったけれど、きっと言えば
  あまり良くないことが起こるのだろう。
 
(370) 2021/06/18(Fri) 22:33:03

【人】 『ただの子供』 ソフィア



   「 あ……、 」


  「森に近づくな」、そう言って、
  彼は去っていこうとする>>339

  私は、追いかけようか一瞬悩んで、一歩踏み出すと
 
(371) 2021/06/18(Fri) 22:33:20

【人】 『ただの子供』 ソフィア

 


   「 ありがとうー! 」



  そう、大きな声で叫んだのだ。
 
(372) 2021/06/18(Fri) 22:33:40

【人】 『ただの子供』 ソフィア

 

  だって、きちんとお礼を言えてなかった。
  言いたかった。 貴方のおかげで助かったんだって。

  私の気持ちは伝わっただろうか。
  月の光はどちらの向きか。
  あなたの表情は見えただろうか。
 
(373) 2021/06/18(Fri) 22:34:58

【人】 『ただの子供』 ソフィア



  村に帰れば、案の定とても怒られた。
  友達には泣かれたし、
  大人はなにを叫んでいたんだって
  訝しげに見てきたり。

  それでも、森で出会った彼のことは誰にも言ってない。
  友達にも、両親にも、内緒の話。*
 
(374) 2021/06/18(Fri) 22:35:12

【人】 『ただの子供』 ソフィア



***


  ─── あの日から数日後。
  私は両親が仕事に行っている間に
  キッチンに立って料理をしていた。

  そう、料理である。

  パンの耳を切って(手が危うく切れそうになった)
  具材を混ぜて(それっぽいものを)
  パンに挟んで(量の加減が難しい)

  皿の上に出来上がったのは、見事なサンドイッチ。

  少々形が不格好で、マヨネーズが多すぎて、
  野菜が多かったり少なかったりするけれど。
  これは立派な料理。

  それらをバスケットに優しく入れたら、準備は完了。
  持ち手に腕を通して家を出て、目指す場所は、勿論。


── ▷ 森の入口  ──   

 
(375) 2021/06/18(Fri) 22:35:44

【人】 『ただの子供』 ソフィア

 

  大蛇心子知らず。
  今日はお昼の時間帯に、
  入口付近にバスケットを置いた。**
 
(376) 2021/06/18(Fri) 22:36:07

【人】 将軍 かんぅ

[新(じゃんる)
使用人に放置(ぷれい)される主。大好評発売中。
かんぅだって魔物は初めてなのになぜ平然としているのか。それはきっと憧れが強いからであろう>>359ご安心ください、この白竜の前に犠牲になった魔物はいません。たぶん。
もしかしたら、知らずに踏んだ。

何てことはあるかもしれないが。
感謝の言葉を伝えれば素直に喜ぶ彼は今までに見たこともない存在だ。軽く柔らかいその肉体はかんぅの手に係れば、簡単に浮かぶ。羽のようで、触れる程に食事の心配を感じさせた。もうちゃんと食べなきゃだめよ、婿殿。
と食堂のおばちゃんが出てきそう。]
(377) 2021/06/18(Fri) 22:56:10

【人】 将軍 かんぅ



 よいではないか、よいではないか


[何処かで聞いたぞ、この台詞。]


 かんぅの背を洗ってもらった礼だ。
 それに婿殿の背を洗うのは妻の務めであろう。


[>>360
もはや自然に流れていく。花嫁としての言動。
流されていく、流される。このまま婿殿は流されていくのであろう。ああー川の流れのようにーー。属性流される。とかじゃないかな。泡でもこもこあわ太郎の完成である。
なぜ太郎。とかあるけど。

とりあえず、擦るでない。という言葉に
あい分かったと頷くかんぅはご機嫌である]
(378) 2021/06/18(Fri) 22:56:30

【人】 将軍 かんぅ

[これは新婚生活!
まだ初夜もまだなのに
日常風景が出来上がっている気がするよ。婿殿、もうちょっと気づいて、素敵な肌を威張る前に気づいて、這いよる混沌。あなたの隣にかんぅになっている。

一家に一人。
白竜の妻はじめました
これは売れる。本にして売ろう。
絶賛発売中*]
(379) 2021/06/18(Fri) 22:57:17

【人】 土地神 リン

[ 生き方の違い、名の違い
 その様なものを己は知らない
 否、知る由もない

 己の前の己もまた名は同じ
 『リン』であり役目も同じ
 確認こそはしたことはないが
 姿形もおそらくは同じだろう

 それでも同一とは言えないのは
 記憶を引き継いではいないからで
 
 己になる前の己の記憶
 どんな嫁と共に過ごしたのか
 何を好み、何を学んだのか
 そればかりは己にもわからない ]
(380) 2021/06/18(Fri) 23:39:53

【人】 土地神 リン

[



             抱きしめられる腕の中
              あたたかい、と感じた ]
(381) 2021/06/18(Fri) 23:40:17

【人】 土地神 リン

[ 部屋の入り口で冥桜が口を開く
 新しくきた嫁が前の嫁に名乗る
 懐かしい光景

 ただ違うのは
 あの時、己を抱き上げていた嫁が
 今では前の嫁として褥にいるということ

 淀みなく紡がれる自己紹介に
 そろりと名桜の表情を盗み見て
 その唇が青ざめていないことを確認し ]


  多少のことでは──か
      たしかに、そうかもしれん

   前の……緋扇が来た時だが
     あの時は、蘇芳をみて大騒ぎで
         それでも起きはしなかったからな


[ 抱えられ、部屋から出されたのだったか
 その後、三日はここに入ることを禁じられた

 嫁同士話すというのがその理由であり
 三日が明ければ綺麗になった部屋の中
 埃と共に、蘇芳の姿もまた消えていた ]
(382) 2021/06/18(Fri) 23:40:38

【人】 土地神 リン


  多少のことでは、か
     ならばやはり起きるかもしれないぞ
  
    ──とはいえ、確かに
       この有り様では叱られかねん


[ やきもちやきの緋扇は
 あれこれ世話を焼く分、口煩くもあった

 近づく顔を手で制し
 嗅がずともよいと首を左右に振り ]


  ──む、ぐ……
     食事はしようと思えばできるが
          我にとって娯楽の一種よ
          
  あと、風呂は入っておる
     汚れでどうこうはならんでも
         同じところで寝る以上は、な


[ 得意げに冥桜の顔を見遣り、胸を張った* ]
(383) 2021/06/18(Fri) 23:41:17

【人】 書生 茅

[殺さない、と『山神さま』は言う>>341
けれど、嫁入りした者たちは帰らない
嫁は一緒に暮らすものだと
それならば…つまり……

今までのお嫁様は、皆、『山神さま』と共に在るのだろうか
共に、暮らしているのだろうか?]

 愉しませ……?

[たのしませる、とは…?
一発芸でもすればよいのだろうか?
正直、全く自信はないのだけれど……
ピンとくるものがない癖に、青年は曖昧に頷いた。
疑問ばかりが浮かぶのに、どれ一つとして答えを得られないまま、
けれど、『山神さま』がすぐにわかると言うのだから、分かるのだろうと、そう思っていたりなどして
青年にもう少しだけ余裕があったら、「もしや生きたまま喰われ、その悲鳴を愉しむなどするのではなかろうか」なんて思いついていたかもしれないが、幸か不幸かそこまで思い至ることはなかった。

く、と顎を引かれ、正面から出会う眼差しに、元々少し大きめの眼をさらにまぁるくさせて見返す。
驚いたが、とりあえずその瞳の奥になにやら楽しそうな色を見つけ、よくわからないが『これで良いらしい』とほっとする間も無く]
(384) 2021/06/18(Fri) 23:47:28

【人】 書生 茅


[首元に、朱の華を咲かせた青年は、怪訝な顔を見せる。
『山神さま』の行動の意味が、まるで分らなかった。
耳元に落とされた囁きに、反射的にごくりと唾をのむ。]

 えぇ……と……

[瞬時迷ってそれから青年は。

善処します…と小さく小さく呟いた。**]
(385) 2021/06/18(Fri) 23:48:27
書生 茅は、メモを貼った。
(a31) 2021/06/18(Fri) 23:49:08

【人】 鬼 紅鉄坊


[ 永久に起きないのではないかと、思わず呼気を確かめてしまうような
 静かで深すぎる眠りの終わりは、見守る者には唐突に映った。>>284

 いつかもう居ない女が楽しそうに語ってはしゃいだ、
 絡繰り人形の話を思い起こさせられる。

 囁きよりも細い声が、白い若者を無機質から遠ざけた。>>285
 鬼に向けたようには響かなかった一言に触れることはない。
 未だ続いている命の継続を、問いと食事を持って求めるだけ。 ]
(386) 2021/06/19(Sat) 1:17:55

【人】 鬼 紅鉄坊




自分が喰わないからといって、
作れないとは必ずしもならないだろう?

……うむ
確かによく舌が回っているな。何よりのことだ

[ 昨日の調子、恐らく素を取り戻した若者の揶揄に反論する。>>286
 が、その内容を否定はしない。そう間違ってもいないのだから。

 見守るつもりだった食事は直ぐに終わってしまった。
 否、決して相手が獣のように食い散らかしたわけではない。
 慣れない作業の成果の味と、痩せ身の喉に食事が通るのか
 ただただ心配で、見つめてしまったのだろう。 ]
(387) 2021/06/19(Sat) 1:18:10

【人】 鬼 紅鉄坊



そうか
食事の量は少しずつ、増やしていくほうが良さそうだな

[ 食わねば体力は付かないが、器より大きな物は詰め込めない。
 次はもっと小さくしようと、残った量を見て思う。
 いや。当人に見てもらい、その内自分で作らせるのが一番良いか。
 味について語らない理由も知らず、一時巡る思考。

 随分と呑気なものだったと直ぐに知ることとなる。

 何か思いも寄らないことを言われるのは、
 勘違いをしているらしい以上覚悟したつもりだったが── ]
(388) 2021/06/19(Sat) 1:18:29

【人】 鬼 紅鉄坊



……では、千太郎と

[ 咎めるように向けられた訂正と>>287
 結局はこちらに放るような態度。>>288

 確実に、言うべきことは他にある。だが、それ以外何も言えなかった。
 顔も知らないだろう母親の遺した想いはおろか、
 自分自身にすら関心が薄いかのような様子を見せられては。
 せめて自分だけは、さとの為にそう呼ぼうと決めることが精一杯。

 鬼は今までずっと、生活の殆どを独りで過ごしていた。
 こちらより口が回りよく喋る、あの妖怪の男やもう会えない女
 あまり気が合わない数多の同胞たち、
 そしていくら繕えど怯えていることに変わりない村人らとの接触は、
 鬼の舌の回りを滑らかにはしてくれなかった。 ]
(389) 2021/06/19(Sat) 1:18:44

【人】 鬼 紅鉄坊



[ 残酷な程あっさりと名の話が切り捨てられ>>289
 昨日は半ばで終わりを告げた話が再開した。
 聞き漏らさぬよう、鬼は頭を少し前に垂れて耳を低くする。
 
 肌にも重みにも、命の主張が感じられない白い手が、
 襤褸の着物から覗く筋肉質な影色に添えられて。

 近い距離で覗き込み、昏い意思を持って逸れぬ二つの黒眼。
 伏せられなくなった紅色は、しかしただただ静かで揺らぎない。
 汲み取れる感情など、覗きたがりにも見つけられなかっただろう。

 「鬼の子」を蔑みながら、その手で転がされた村人とは違い
 鬼の目線は逸れず、じっと話を聞いてから口を開いた。 ]
(390) 2021/06/19(Sat) 1:19:02

【人】 鬼 紅鉄坊




千太郎。お前は──……

そのように、思わされてしまったのか
(391) 2021/06/19(Sat) 1:19:15

【人】 鬼 紅鉄坊

[

 芽の内に踏み躙られ、歪み伸びた枯れかけの植物が
 もしも正しく育まれていたのなら
 どんな色の蕾をどのように美しく開かせたのかなど。

 躙った者は思い描きもしないだろう。
 己の行いも忘れ、醜いと容易に引き抜こうとするだけだ。


 つまりはそういうことなのだと、鬼は考える。 ]
(392) 2021/06/19(Sat) 1:20:56

【人】 鬼 紅鉄坊


同族に虐げられる人間を村から救いたいと、
山の鬼が思うことが厚顔無恥だと感じているのなら、
不快に感じたのなら謝ろう

[ 反応を愉しもうとするような皮肉の棘にも、鬼は真っ直ぐに返す。
 それでいて改めてはいない。 ]

私はかつて、お前の母をよく知っていた
どんな夢を抱き、どんな苦しみで胸を痛めたのかも
恋い慕った男、つまりお前の父親への想いもまた

選び救おうとした理由はそこにあるのだ……

[ 続けようとした言葉は音に乗らず、僅かな話の間が空いた。
 これ以上母親について語り聞かせても
 きっと興味を示さないだろう、示せないのだろうから。 ]
(393) 2021/06/19(Sat) 1:21:15

【人】 鬼 紅鉄坊



千太郎がどのように思わされていても、
ここにいるのが人の子を救う権利のない物怪だとしても

お前を牢の中で飼い殺すことが正しいとは、私には思えん

[ 表情も感情も覗い難い顔の人外であったが、
 そう言い切る声は穏やかにも力強く。揺らぎなく。
 想いに隠すものは一つもなく、歪んだ花嫁に全てを伝えきった。 ]
(394) 2021/06/19(Sat) 1:21:31

【人】 鬼 紅鉄坊


……さて。一つ、聞いてもいいか
花嫁と扱われる生活に、男児として思うことはないのだな

[ 男であると知った時からの疑問。
 今まで問わなかったのは、振る舞いを見れば答えは明白だからだ。
 故に口調にも既に理解していることは表れている。 ]

ならば、望むままに扱おう。私の花嫁よ

[ 「選んだ」
    「役目」
       「相応に」

 哀しい花嫁たちを妖怪達の元に送り届ける役目の鬼が、
 人里で穏やかに暮らし、家庭を築く夫婦のことなどを
 その言葉から想起する筈はない。していい訳がない。

 何を言われているのか理解しながら、態と口にした。
 花嫁という肩書きの元に、「せん」を選び求める。
 そんなものは助け出す為の口実でしかなかったが──

 少しばかり身を引いて、立ち上がる。 ]
(395) 2021/06/19(Sat) 1:21:47

【人】 鬼 紅鉄坊



まずは共に散歩にでも行くとするか
千太郎の身体では敷地の外は難しいが……
気分が変わるかも知れないぞ

[ 未だその言葉は役目を終えてはいないのかもしれない。

 屈みながら手を差し出しつつ、鬼はそう考えていた。 ]
(396) 2021/06/19(Sat) 1:22:17

【人】 鬼 紅鉄坊

── 外へ ──

昨夜は雨が降っていたから
止んだ時にはきっと、強く香っていただろうな
……ほら、六枚の弁のこの花のことだ

毎年、決まってこの時期に咲く

[ 差し出した手に重なるものがあっても、拒まれても。
 今繋いではいないことに変わりはない。

 気遣ってしようとしたことだが、身の丈が違いすぎた。
 腕を持ち上げられ続けるのは、筋肉の無い身には辛かろう。
 行き過ぎては止まり、また繰り返し。共に歩くことも難儀だ。

 時間を掛けて近づいたのは
 昨日暮れ始めた空の下で白く咲き誇っていた花々。
 あの美しい純白は、今は薄く黄色を混ぜたように色を変えていた。 ]
(397) 2021/06/19(Sat) 1:22:38

【人】 鬼 紅鉄坊



秋の終わりに実を結ぶ、それは薬の材料になる
私は実を、門の前までやって来る村の薬屋と取り引きして……

[ 語り聞かせる話がはたと止まる。

 薬屋の娘を昨日、同胞の寝蔵へ届けたことを思い出したのだ。
 その姉もまた昨年、花嫁となりもういないことも。 ]

……傷薬を得ているから、怪我をしたら隠さずに言うといい

[ 何事も無かったように続きを語る。

 あの薬屋の主には、千太郎を会わせないほうがいいだろう。
 きっと辛い思いをしているから。 ]**
(398) 2021/06/19(Sat) 1:22:52
 




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