充溢 バレンタインは、メモを貼った。 (a23) 2022/04/30(Sat) 14:15:32 |
【人】 ライアー イシュカ「……居心地ねえ」 あえて大騒ぎの場によって、と例えるが、少女についての話の雰囲気では無くなったのは正直な所助かった。好きではない。端的に表現するならば。 トマトを食べなかっただけで随分面倒な事になったものだとは考えるけれども。フィウクスとのやり取りだけならまだしも、複数の言い合いは流石に目立つのは当然だ。 だからと言って食べれば良かったとも、 自分も悪いとは欠片も思ってないのだけれど。 「あ。……」 何かを思い出した顔。時間を確認。溜息。 萎びたように見えてしまうレタスに手をつける気にならず、かと言ってすぐ立ち上がる気分にもならず、暫くそこにいた。 (98) 2022/04/30(Sat) 14:15:33 |
フィウクスは、振られた手を一瞥して、……一瞥しただけだった。 (a24) 2022/04/30(Sat) 14:33:30 |
ラピスは、ちょっとでも視線が向いたのでご満悦だった。にこにこ。 (a25) 2022/04/30(Sat) 14:34:32 |
シャルロッテは、ラピスにちいさく手を振り返した。 (a26) 2022/04/30(Sat) 15:03:08 |
【人】 充溢 バレンタイン中庭の木陰に腰掛けて、幹に背中を預けぼんやりしているうちに、もう結構時間が過ぎていた。 悪戯なのかなんなのか、頭には帽子の上から花冠が飾られてあって、けれど今にも落ちてしまいそう。 「……」 読もうと思って持ってきた本は、風に吹かれ勝手に捲られていて。というか、どこまで読んだかわらなくなってしまった。 風の精が読むなら一言断りを入れてくれてもよかったのに。 そうして暫く本を見つめた後、鬱蒼と茂る森──ギムナジウムの校舎から離れたその先に、じっと視線を向ける。ジャステシアが食堂に姿を現さなかったから、噂話も一層耳にすることが増えた。 「仲良くはしなくても……いいから、 ……せめて、……いなくならなければ……」 朝のことを思い返しているのか、あるいは何か。ともかく、暫くはそこで何をするでもなく座っている。 (99) 2022/04/30(Sat) 15:06:51 |
イシュカは、誰かを探している。 (a27) 2022/04/30(Sat) 15:59:11 |
【人】 花信風 トット>>103 バレンタイン 「ねてたかあ」「きょうおそときもちいーもんね!!」 たしかにねー!とまっすぐ伸ばした足をばたつかせる。 風は気持ちいいし、あったかいし。 綺麗なちょうちょも飛んでいるし、平和なものだ。 「したほーがいいといわれているのであびています! ふふん。おれはえらい」 「きみいろしろいもんねえ」 「もっとうごかないの〜? あんねえ、のんびりしてるから……うごいてるとこ、ちょっとみたい」 「こうきしん」 似合うと言われれば、嬉しそうにクスクスと。 笑って肩が揺れる度、頭の花はひらひらと揺れていた。 花冠はちょっとずり落ちて、もともと飾っていた花はそのまま。 「え!でもかみきれーだよね!まっすぐ」 「いいな〜〜。おれうちまきになっちゃうの」 (104) 2022/04/30(Sat) 16:42:32 |
【人】 充溢 バレンタイン>>104 トット 「晴れている天気……うん、心地いい。 雨も好きな方だけど…… 濡れるから外には……出られないしな……」 暖かくのどかな日和も勿論いいけど、 見た目に違わず暗く湿ったところも好き。 何より日光が眩しいから木陰にいるんだものな。 「動く、かあ……」 「病気を気にしなければ……できると思うけど…… そんなわけにもいかないから…… 難しいか、も……ごめん」 表情こそ堅いが僅かに斜め下に目を逸らす仕草は、 言葉通りどことなく申し訳なさそうに見える。 視線を戻した時、花冠がズレていることに気づいて、 ゆっくりと腕を伸ばしてはそれを直してあげて、 うん、と満足気に頷く。自分がよくされていることだ。 「そのかわり……話すことなら、いくらでも。 髪は……そうだな。特別な手入れはしてない、けど…… なんでかさらさらで……重くて、落ち着く。不思議」 (105) 2022/04/30(Sat) 16:54:27 |
【人】 司書 エルナト「ふん、ふん、ふん〜♪」 小さく鼻歌を混じらせながら、施設内を巡回。 姿の見えなかった彼女は見つかったのだろうか。 部屋に見に行くと言っていた彼らから、 後で話を聞くのもいいかもしれない。 神隠し、なんて。 もし本当だったら、どこに連れていかれるんだろう。 この森の奥深くなのか、それとももっと外なのか。 外ならちょっぴり羨ましいかも。 「"初めての長旅かい?"」 好きな本の、好きな一節を口に出す。 早く病を治して、外の世界に行きたいな。 (106) 2022/04/30(Sat) 17:13:08 |
リアンは、取り巻きと別れ、廊下を歩いている。 (a28) 2022/04/30(Sat) 17:20:49 |
【人】 花信風 トット>>105 バレンタイン 「あめのひもすきだけどお〜……ぬれちゃうもんね」 「あめのひはねえ ほんよむのがたのしい」 動くのが好きだけれど、動かない事が楽しくないというわけではない。ゆっくり花図鑑とか見るのも大好きだ。 見た事ある花も、見た事ない花もいっぱいあるんだなあって思えるから。 「あーびょうき」 「びょうきはしょうがない!おれもほんとは、あんまりうごいたらだめらしいけどうごいちゃう たのしいから」 「バレンタインはちゃんとしててえらい」 花冠を直してもらったら、「ありがと!」とお礼。 しっかりと元の位置に戻った花冠は誇らしげ。 「え!じゃあいっぱいおはなししたい!!よろしく……」 勝手にヨロシクした。 「おれもさらさらになるか……」 (107) 2022/04/30(Sat) 17:27:57 |
エルナトは、今は人に囲まれてないんだなぁ、と廊下を歩く姿を眺めた。 (a29) 2022/04/30(Sat) 17:31:28 |
【人】 ライアー イシュカどことなく、普段から疲れた顔が余計に疲れた顔。 貴重な昼寝スペースが何故か大賑わいだった為、 園芸部に顔を出す理由も今はなくなってしまったのだ。 「……飼育委員ブームとか聞いてない…… 後輩が増えるよりはうさぎが増える方が余程いい……」 別に増えたのは委員じゃないが、ついぼやいてしまう。 渋々人通りが少ない校舎傍のベンチに腰を下ろして、 手持無沙汰のまま持ち出した竪琴に日を当てる。 ……何故か、わざと日に当てているようだ。 (108) 2022/04/30(Sat) 17:39:40 |
境界 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2022/04/30(Sat) 17:40:01 |
【人】 月鏡 アオツキ「あー あー…… あー!」 「今のは声が出せましたかね、抑揚はつくようになりましたが 喧しくするのはまだまだ難しいです〜」 廊下の一番端、窓を開けて声を出す。 庭で遊ぶ子供達には驚かれ、無表情で手を振ることでごまかした。 小さな子供と話すときは目線を合わせるように。 優しく、気遣うように、物腰柔らかく話しましょう。 果たしていくつの項目がアオツキに出来ていただろうか。 今日も表情も声固いまま。 「朝は注意されましたけど〜 喧しいのはイシュカさんでしたよね〜 私は子供扱いをしただけでしたのに、理不尽です」 愚痴を零しつつ日が傾く空を見上げていた。 (110) 2022/04/30(Sat) 18:20:55 |
【人】 失意 フィウクス飼育小屋を立ち去った後、夕暮れ時の事。 歩みは立ち並ぶ飼育小屋を通り過ぎ。 行き着く先は敷地の隅、森の浅部の一歩手前。 不機嫌な瞳がじたりとその向こうを睨んだ。 「──夜の森で出歩いた生徒は、"神隠し"に遭うらしい」 想起するのはそんな子供騙しの言葉一つ。 「そんなものがあればよかったんだがな」 (111) 2022/04/30(Sat) 18:22:38 |
クロノは、中庭で花を見ている。 (a30) 2022/04/30(Sat) 18:45:02 |
雷鳴 バット(匿名)は、メモを貼った。 2022/04/30(Sat) 19:01:35 |
リアンは、今日の夜、 (a31) 2022/04/30(Sat) 19:04:53 |
リアンは、部屋を暫く空けている。朝には姿が見えるだろうけれど。 (a32) 2022/04/30(Sat) 19:05:25 |
【人】 ライアー イシュカ>>113 エルナト 「…………」 意外にも、否定しない。 これはもしかすると図星かもしれない。 若干帽子で見え辛いが視線が周囲の森に飛んでいる。 「楽器も似たようにまあ、弱い…… ま、本ほど変色したりわかりやすくはない。 別にプロでもないから、大袈裟に扱ってもな」 小動物みたい、の言葉に「あ゛?」と言いそうな、 行儀の悪いガンが飛んで来た。 小動物をいじめる想像が一瞬過ぎったらしいが、 とにかく別段座るのを拒絶はしない。 そもそも嫌ならすぐに立ち去るタイプの男だ。 「……。耳聡い奴が多いと面倒臭い。 人に聞いて貰いたくて弾いてる訳じゃない。 読書する人間とか、人混み嫌いな印象だったがな」 (114) 2022/04/30(Sat) 19:43:11 |
シャルロッテは、しばらくモルモットたちを眺めていた。もふもふわちゃわちゃ、かわいい毛玉。 (a33) 2022/04/30(Sat) 19:52:11 |
【人】 神経質 フィウクス──がさり。 徐々に暗く影の落ちて行く森の中。 どこか遠くで、きっと風が木々や草葉を揺らす音、その様子。 神経質にそれらを拾って、眉を顰めて。 暫くの間、今度は木々の向こうではなく、その中へ視線を向けて。 それから、軽くかぶりを振って寮の方へ踵を返した。 (115) 2022/04/30(Sat) 20:00:18 |
【人】 司書 エルナト>>114 イシュカ 「わぁ。」 視線をどこかに向ける君に、くすくす、笑いを零してしまう。 ロマンチストなんだ、なんて。 ついつい口に出して、少しの揶揄いの色。 意外だな。そんな一面もあったなんて。 「楽器もそんなものなんだ。手入れも大変って聞くもんね。」 「イシュカさんもよく手入れしてるの?」 「…わっそんなに凄まないでよ……泣いちゃうよ。」 ガンを付けられれば顔を本で隠して。 小動物みたいにか弱いから、大事に扱わなきゃって 意味だよ〜……と弁明。 よいしょ、と君の隣に一人分の体温。 「偏見だ。」 「確かにそういう人もいるかもしれないけどさ。」 「僕は、自分の世界を広げるために本を読んでるんだ。」 「それなのに、身近な世界を嫌いになったりしないよ。」 それを言うなら、音楽好きは。 皆楽しく演奏して、人に聞いてもらうのが好きかと思ってたよ、 なんて、ちょっぴりむすりとしながら意趣返し。 (116) 2022/04/30(Sat) 20:12:12 |
【置】 不遜 リアン寝静まった頃、仮面を身に付け マントを羽織った人影が森を見つめている。 隙間から覗く瞳は、そこで動く何者かを監視するかのように細められていた。 息を殺し、暫くそのようにしていたものの。 異変のないことが分かると、マントを翻し 寮の中に戻っていくことだろう。 (L0) 2022/04/30(Sat) 20:12:14 公開: 2022/04/30(Sat) 20:55:00 |
司書 エルナト(匿名)は、メモを貼った。 2022/04/30(Sat) 20:19:37 |
【置】 憂鬱 フィウクス夜半前、寮の部屋。 無人の部屋に一人溜息を吐きこそすれ、探しに行きはしない。 もしも不在の理由が他にあるなら尚の事だ。 どのみち、十中八九こうなるだろうとは思っていた。 何れかに感情を整理する時間が必要なら、 自分から出ていく腹積もりでさえあった。 なにしろ別に口論をしたいわけでもないのだから。 「……ルーシー、キャネル…」 いつも通り、ケージを掃除して、二匹の鼠の世話をして。 飼い主をよく覚え、人懐こく手に寄ってくる様子を見ると この頃はどうにも憂鬱になって仕方ない。 今まで飼育したものの中で、殊更に懐こく仲の良い個体に思う。 それはこの二匹が同腹の姉妹で、それから、 生後間もない頃から飼っている個体だからだ。 きっとそういうことになるんだろう。 (L1) 2022/04/30(Sat) 20:39:32 公開: 2022/04/30(Sat) 20:50:00 |
【置】 憂鬱 フィウクス「………おやすみ」 ぱたん。 二匹をケージに戻し、その扉を閉めて、部屋の灯りを消して。 壁の方を向いて寝台に横たわった。 (L2) 2022/04/30(Sat) 20:42:01 公開: 2022/04/30(Sat) 20:50:00 |
雷鳴 バット(匿名)は、メモを貼った。 2022/04/30(Sat) 20:58:47 |
2022/04/30(Sat) 21:06:19 |
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