【人】 看護生 ミン>>44 ラキ 「まぁ、灯火そのものを売る方もいらっしゃるんですね。 華やかで穏やかで、色んなものがあって…レッヒェルンはとても素敵な町ですね。 それでいて…ここに住んでらっしゃる殿方は皆そんなに口が上手いのかしら? 私…お世辞に騙されてしまいそうです。」 照れたようにはにかみながら、それを誤魔化すように 「それで、何を買って欲しいんですか?」なんて茶化してみる。 「何か一つの事に集中できることってとても素敵な事だと思いますよ。 それだけ夢中になれる魅力が、このランタンには詰まっているんですね。 それに…もし勉学を疎かにしてしまった事を後悔されてるなら、今から学びなおすのもいいと思いますよ。 何かを始めることに遅いも早いもありませんから。」 明るい陽の下で柔らかに灯る明りに目を細める。 今は優しい光でも、夜になれば心強い隣人となってくれるのであろう。 (45) 2022/03/23(Wed) 21:28:45 |
【人】 物書き ラサルハグ>>+8 ポルクス 「練習……か。使いこなしているように見えるが… …こういった魔法の使い方も、あるのだな。 …良い魔法だ。 大事にすると、いい」 などと語ると、立場が少しおかしくなるだろうか。 まあ、褒めているのだから構うまい。 彼の指した方向を仰ぎ見ると、人が寄っていく様子が見えた。 話に熱が入るのをひとつ瞬きして聞く。 「……商売敵どころか、余程惚れ込んでいるらしい」 嬉しそうにすら見えるから、こちらも笑みが零れた。 「あの彼か。…店で彼に会う事は、まだ叶わなそうだが… ……良い話を聞けた。 夜の供になるランタンを…丁度探しているところだ。 是非、見に行ってみようと思う。 ありがとう、……ポルクス殿、だったか」 銀の灯火はもう少しの間、留まってくれるようだ。 ほのかに輝くそれを手遊びめいて指先に転がす。 (46) 2022/03/23(Wed) 22:09:00 |
キンウは、零れる花弁を追いかけ回している。 (a12) 2022/03/23(Wed) 22:09:53 |
【人】 物書き ラサルハグ>>43 ミン 何もせずとも時間は続いていく。平穏であるなら、猶更。 それを楽しく過ごす事は、そう難しい話でもないらしい。 仰々しく努力などしなくても、良いのだろう。きっと。 「…才能は、どうだろうか、酒の席での軽口なのではと。 正直なところ、今でも思っているが……まあ、まあ。 ……成る程、冒険ものか。 好きなジャンルを聞けば…人となりが多少解るものだ。 意志を持って動く事が…、成し遂げる姿に共感する事が、 …時に涙するほどに楽しいのなら。 ミリアン殿は、流されるだけの人生とはなるまいよ」 微笑ましいエピソードは、この短い間であっても想像できる程に彼女“らしさ”を感じる。語尾が笑いに少し、跳ねてしまった。 「…仕事の片手間に、即興で物語を作る遊びが流行って。 それの評判が少し良かったから…書き溜めてはいるよ。 …冒険ものと、妖精。合わせれば、何かしら書けそうだ。 ……伝記ものの方が…売れはする気がするが」 センセーショナルなテーマだけでも、それなりに話題にはなるだろう。特に望んではいないから、苦笑で流す。 (50) 2022/03/23(Wed) 23:03:24 |
テレベルムは、にゃ……? にゃん。 (a13) 2022/03/23(Wed) 23:59:08 |
ユピテルは、キンウをもさもさにしてかわいがった。至福のひと時… (a14) 2022/03/24(Thu) 0:04:08 |
シェルタンは、キンウに逃げられた。 (a15) 2022/03/24(Thu) 0:06:15 |
キンウは、なんだこれ……です。にゃ (a16) 2022/03/24(Thu) 0:23:40 |
キンウは、テレベルムに、にゃ、をした。 (a17) 2022/03/24(Thu) 0:24:15 |
テレベルムは、キンウに。にゃ。 (a18) 2022/03/24(Thu) 0:51:00 |
キンウは、テレベルムと一緒に。にゃ。 (a19) 2022/03/24(Thu) 1:07:42 |
【人】 裁縫屋の子 リュシー>>14 シェルタン 「じゃあ、たまたまおつかいにいってたのかもしれないなー? ねーちゃん、いつの間にリュシーの話をしてたんだ〜?シェルタンのこと、紹介してくれても良かったのにな」 自分だけ何も知らなかったのは何だか不公平な気がした。 店にいないことも多かったし、しょうがなかったのだけど。身内に対する駄々のようなものだ。 「そうなんだぞ。フリフリじゃないから、リュシーが来ても変じゃないだろ〜? かーちゃんもねーちゃんも喜んでくれるし、リュシーも動きやすいから好きなんだ〜」 (53) 2022/03/24(Thu) 4:25:47 |
【人】 看護生 ミン>>50 ラサルハグ 自分より年上であろう人に人生を語るなんてなんだか気が引けてしまうけど。 華やかさに圧倒される彼に、 まだ続く道のりに迷う彼に、 私は、知っている限りの穏やかな時間の過ごし方を、言葉を尽くして伝えよう。 「例えば軽口だとして…。 その軽口が誰かに平等に言葉を与えるお仕事に繋がるなんて、なんだかとっても素敵だと思いますよ。 きっと、同僚さんの言葉にはラサルハグさんを動かす何か特別な力があったんですね。」 掌に乗せたポプリから香る花の香りが揺れる。 もらった言葉に目を瞬かせて、 跳ねる語尾は心を明るくしてれた。 …凄い人だ。 きっと、同僚さんの審美眼は間違ってなんていないのだろう。 彼から紡がれる言葉は心に暖かさをくれる。 (54) 2022/03/24(Thu) 5:50:16 |
ラキは、キンウの近くにランタンを翳して遊んでいる。にゃ。 (a20) 2022/03/24(Thu) 6:55:33 |
【人】 灯集め ラキ>>45 ミン 「灯火売りのアイツも、見ないうちに 大層甘い言葉を吐けるようになったからな…… 今だけは猶更、逢わせないようにしなくちゃならないね」 いやいやお世辞なんかじゃない。そも、何か売れる立場じゃないから、褒め言葉は安心して受け取って? そんな自嘲気味の、苦笑交じりの顔を向けて。 「ランタンは行く先を照らす道の標。 導きたい方向に誰かを連れていくことだってできる代物。 ……もしこの街を気に入ってくれたら、 気が向いたときにはまた何度も足を運んでくれよ。 いまレッヒェルンに売られてるランタンよりも、 もっとずっと素敵なヤツを君に見せてあげるから」 手に持つソレをひたすら上機嫌に揺らして見せる。 溢れる愛着、それは言う通り、 彼自身の手で造った、さしづめ自信作といったところの証。 「勉強のやり直しは、それもまたいいね…… ランタン以外のことだったら親父もうるさくないだろうし。 それこそ──ランタンへの情熱が薄まったときにでも」 (55) 2022/03/24(Thu) 10:50:21 |
【人】 物書き ラサルハグ>>+9 ポルクス 実に表情豊かな様子を微笑ましく見守った。 照れ屋のようだから、あまり眺めても悪いだろうか。 ランタン屋の彼――で、良いだろう。勘当の類でもなし――との仲も良好と見えて、この街のあたたかさを感じる。 「…そう固くならずとも構わんさ。 私にとっては…ポルクス殿はこの祭り、この街の先輩だ。 呼び方一つ、年齢ごときで気にしなくて良い。 ラサルハグだ。改めて…どうぞ宜しく。 …この灯火の様にあたたかな歓迎に、感謝する」 3分と、自分がほんの少し力を分けた間。銀の灯火は指先に留まって、螢が飛び立つようにそっと姿を消した。 「題材だらけだよ、…ここは。 私の居た場所では…そもそもあまり花が育たなくてな。 …人々の発想から異なるから、興味深い。 …花と蜜の妖精の筋書を…盗む訳にはいかないが、 参考にはさせて貰おうと、思っている」 (56) 2022/03/24(Thu) 11:33:31 |
【人】 物書き ラサルハグ>>54 ミン 「……ミリアン殿も、乗せるのが上手だな。 先程から…貴公のくれる言葉、教えてくれる事。 …不出来な自分でも、出来る気がしてくる。信じられる。 得意分野に、“励ますこと”を…追加する事を勧める」 少しだけ俯いて笑う癖。自覚があるから、顔を上げた。 励まされたのは紛れもない事実だ。 そうであることは彼女自身に伝わるべきだろう。 やがてそれが、自信の根拠に繋がれば良い。 「……見習いに過ぎない今は、人に言葉を与えるなど… 烏滸がましい様な気がしているが。 そうだな……、仕事自体は、尊いものと思う。 …いつか貴公が落ち込む事、息詰まる事があれば… 私からも、言葉を贈らせてほしい。…恩返しに」 花の優しい香りが、彩りが似合いのあなたへ。 (57) 2022/03/24(Thu) 12:59:27 |
【置】 物書き ラサルハグ 『ラサルハグ、我らの魔法使い! 君のこれからにどうか幸多からんことを!』 (L1) 2022/03/24(Thu) 13:03:54 公開: 2022/03/24(Thu) 13:10:00 |
ラサルハグは、笑った。 (a21) 2022/03/24(Thu) 13:04:57 |
【人】 物書き ラサルハグ>>+10 ポルクス 「ようは…雪深いところさ。花も咲くには咲くが、 いかんせん種類が少ない。色合いも。 …まあ、とはいえ…あそこはあそこで、 温泉だとか…良い所も幾つもある。 いつか…、機会があれば、友人とでも訪れてみると良い」 少し調べれば、雪と温泉のキーワードだけでも場所のあたりはつくだろう。最近では観光地にもなっているらしいから。 食いついてくれた少年を相手に苦笑を零す。 「…まだ、見習いの身分だからな。 原稿を書き溜めている最中で…きちんと本にするのは、 少し…先かもしれない。 だが、……折角だから、貴公にも判って貰えるように。 名はそのまま使おうかな。 ……ああ、そうだ。 …良い機会だ。インタビューさせて貰えないだろうか? 何でも構わない、思いつくもので。 貴公の好きなものについて…詳しく話してほしい」 (59) 2022/03/24(Thu) 18:31:59 |
【人】 看護生 ミン>>55 ラキ 「あら、あら。そうなんですね。 灯火を扱う方のカリキュラムには”甘い言葉”が学びの中に含まれてるのかしら」 ストレートな言葉回しには慣れていないのか、気恥ずかしそうに微笑んで、あらあらうふふといった様子で流してみせる。 「まぁ、残念。今ここに売られているのも素敵なものですから、甘い言葉に騙されたフリをして、一つくらい購入しようかとも思ったんですけれど、 …、もっと素敵な物が見られる機会があるなら、そちらに取っておいた方がいいですかね?」 揺らされたランタンを追って、彼女の視線もまた揺れた。 「うふふ、お勉強は…まだまだ先になりそうですね。」 今まで心血を注いできた物への情熱がそう簡単に薄まることもないのだろう。勉学への道のりはまだまだ先になりそうなことが予想出来てクスリと笑みを零す。 (60) 2022/03/24(Thu) 19:51:48 |
【人】 風来人 ユピテル「──どっ こいせっ、と」 街が昼とはまた違った表情を見せる花祭りの夜。 危なげなく一際大きな木に登って、その枝に腰掛けた。 花舞の演舞と、それを見物する人々がよく見える特等席。 「良い風吹いてる?」 両足をぶらりと投げ出して、遠く壇上を見遣る。 旅人の問い掛けに返答はなく、ただ優しい夜風が頬を撫でた。 (61) 2022/03/24(Thu) 20:33:17 |
【人】 看護生 ミン>>57 ラサルハグ 「まぁ…そんな…私は思っている事だけを言ってるだけですから…。ラサルハグさんこそ…求めているものを返すのがお上手で…。 ”それ”は私にとって、一番の褒め言葉です。…ありがとう。」 嬉しそうなようで、泣きだしそうなような。そんな笑顔。 彼が顔を上げれば、貴方を見上げる自分と視線が交わった。 「ラサルハグさんは、謙遜なさるけど…。 私は行いも…そうですし、心優しいラサルハグさんにぴったりの職業だな、と思いますよ。 同僚の方に慧眼御見それ致しました、と。お伝えください。」 今度はまた、茶化すように。 花が時期によって姿を変えるように。 彼女もまた、コロコロと表情を変える。 「ふふ…勿体ないお言葉です。…その気持ちだけで、 とっても心が…温かくなります。きっと、贅沢ものだといわれてしまいますね。」 美しい指先から綴られる贈り物が 煌めく物語が、優しい想いに満ちた貴方からの言葉なら。 きっと涙でぐちゃぐちゃにしてしまった本を抱いて寝たあの日の様に、穏やかで、それでいて勇気が湧いてきたあの時と同じ気持ちになれるのだろう。 (62) 2022/03/24(Thu) 20:37:29 |
【人】 裁縫屋の子 リュシー>>58 シェルタン 「えー!?でも、家ではいっつも使いっ走りにされるんだぞ! 遊びに行くまえも髪いじらせてーって時間取られることも多いし!ねーちゃん、ほんとに好きって言ってたのかー?」 よくあるきょうだいの風景だ。 意地悪な印象の方が強いのは、きっとまだ少年が幼いからなのだろう。 「シェルタンはお店くる前からねーちゃんの友達だったのか? お客さん、女の人が多いから シェルタンも裁縫で頼みたいことがあって来たりしてたのかどっちなのか、ちょっと気になるんだぞ」 ねーちゃんは多分まだお店のことやってると思う、と言いながら。 (65) 2022/03/24(Thu) 20:51:32 |
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