人狼物語 三日月国


61 【身内】夢の少しあと【R18RP】

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【人】 星見 朱里

[彼は日傘を持つことを選んだようだ。
 一般的に日傘は雨傘よりも軽いが、扇風機持つより大変だろうに…とは思って手を繋いだら。]



 あい…あい、傘

  だよね、これ


[「あい」に胸が高鳴る。
 手を繋いで、腕をくっつけて。
 よくよく考えたら、思い浮かんだ漢字は使わないのに。]
(145) 2021/03/19(Fri) 22:38:52

【人】 星見 朱里

[彼が休憩を申し出たので、切りの良いところでいったんストップ。
 水分を補給しながら時計を見てみれば。]


 うん、だいぶいいペース
 
 もうちょっとゆっくり進むか、多めに休憩とっていいと思う


[歩みも想いも、とても順調だ。*]
(146) 2021/03/19(Fri) 22:41:40

【人】 春日 幸貴

>>144“俺のお姫様”という表現を喜んでくれて、“私の勇者さま”と返してくれる朱里。
 今すぐ抱き締めてキスをしたいくらいなんだけど、それは展望台までおあずけにしよう]


  うん……そうだな。


[相合傘。雨も降っていない、差さなければ差さなくてもいい傘で。
 でも同じ傘の下に入らなきゃいけないから、くっつくことになる。

 登下校と違って人目を気にせず寄り添えることが、こんなに幸せだとは思わなかった]
(147) 2021/03/19(Fri) 22:59:25

【人】 春日 幸貴

[休憩中、ペースが悪くなかったことにはとてもほっとした。>>146
 ずっと家族の足手まといだと思いながら生きていたけど、もう誰の足手まといでもないんだと思えた]


  よかった……。
  もう少し早めに休憩挟めば、もっと楽に登れる。


[気持ち悪くなる前に休めれば自然と回復するし、回復にかかる時間も短い。
 ちょっとずつ休みながら行くのが最良だとはっきり理解して、どのくらいの間隔で休めばいいかもすぐに把握できた。

 休憩時間に、世界に拒まれた感覚のことや足手まといだと思って生きていたことを話そうかと思ったけれど。
 俺の過去の呪縛がラスボスなら、その話も展望台までおあずけだろう。

 こまめに休憩を挟んで展望台が目前となるのは、だいたい予定通りの時間だろうか。
 その頃には疲労で怠さはかなり感じていたけれど、心臓は負担こそ感じても無事だった]*
(148) 2021/03/19(Fri) 22:59:54

【人】 星見 朱里

[人目を気にしなくていいし、しかも傘の陰だ。
 くっついて軽く頭を預けるようにしてみたり。
 真夏でなければもっとずっとべったりくっついても良いのだが、今は扇風機ないとちょっと難しい。]


 ……これぐらいはフライングしてもいいよね?


[どこかで我慢しきれない部分は出て来るだろうなと分かっていたので、いつ何を解禁しようかな、と。
 とてもドキドキするもので、ふたりの関係にそこまで大きな変化を及ぼさないもの……ということで。
 手を繋ぎ方を少し変えて、握手のようにしていたのを指同士絡め合うように。

 まだ正式には、この名称の関係ではないけれど――喜んでくれるといいな。]
(149) 2021/03/19(Fri) 23:10:12

【人】 星見 朱里

[ゆっくり進んだり、長めの休憩をと思ったけれど、彼の身体にはこまめな方がいいらしい。
 ステラはHP2が1になっても活動に支障はなかったが、彼は10が9になったときの影響が大きいようだ。]


 うん、このペースなら1〜2箇所ぐらい増やしてもだいじょうぶ

 次は早めにとるね?


[このペースだと、あのあたりかなぁとか記憶上のラストダンジョンのマップを展開し、計画を練って頷いた――修正しても予定時刻には到着するはず。
 もちろん独りで登るときはもっとすいすい進むのだけど、それは彼という枷が無いからでなく、この道を楽しむ余暇が無かっただけだ。*]
(150) 2021/03/19(Fri) 23:19:47

【人】 春日 幸貴

>>149フライングという言葉に、何をするのかと思ったら、手の繋ぎ方が変わるのを感じた。
 片時も離れまいとするように指を絡め合って、この繋ぎ方の名は]


  ……朱里。


[その繋ぎ方の名の通りの関係を望んでもらえたようで、手に力がこもった。
 この先にたどり着くための活力を得た]
(151) 2021/03/19(Fri) 23:43:17

【人】 春日 幸貴


  うん、頼む。
  手遅れになってからじゃ遅いから。


[当たり前のことだけれど、言葉に出した。
 そういう意味では俺はHP2どころじゃなく瀕死なのだろう。今にも死にそうだと感じるくらいの状態なのだろう。

 こまめな休憩を挟んで登っていくうちに、石段の残りはどんどん減っていって、やがて頂上が近づいた。
 これを登り切れば終わりというところまで来たとき、疲労感はかなりあったけれど]


  行くぞ、朱里。


[実質的には俺が手を引かれる側なんだけど。
 彼女にそう笑いかけて、最後の石段を登った]
(152) 2021/03/19(Fri) 23:43:58

【人】 春日 幸貴

[登り終えたとき、他の何を確かめるのも忘れて、繋いだ手を離した。
 そしてその一瞬後、両腕で朱里を抱き締めた。

 まだやることがあったかもしれない。
 終わってないことがあったかもしれないけど。

 朱里を抱き締めたい気持ちを抑えることは、これ以上はできなかった]*
(153) 2021/03/19(Fri) 23:44:39

【人】 星見 朱里

[繋ぎ直した手に彼の力が入るのが分かる。
 彼の手の大きさ、指の長さや太さ、肌触り…そして伝わってくる想いが、全て嬉しい。]


 幸貴…うん


[行くぞ、と言われて。
 自分たちのゴールに、そしてスタート地点に向けて彼が促してくれる、望んでくれる。
 だから、呼び名もそう返して。]
(154) 2021/03/19(Fri) 23:48:15

【人】 星見 朱里

[長かった石段の最後を踏みしめて、共にある人が一緒に到達したことを確信したとき――]


 (幸貴――!)


[喜びが爆発したのは自分もだった。
 同時に腕を伸ばして、やるべきこととか今は全て忘れて、彼と抱き締めあった。*]
(155) 2021/03/19(Fri) 23:50:58

【人】 春日 幸貴

[朱里を抱き締めた後、傘が落ちる音を聞いた。
 そんなことはどうでもよかった。抱き締め返してくれたことが嬉しくて。

 だから、彼女にずっと伝えたかった“責任を取る言葉”は、今言うしかないと思ったけれど。

 それは“ラスボス戦”の後なのだろう、と思い直した]
(156) 2021/03/20(Sat) 0:11:19

【人】 春日 幸貴

[思い返したいことはいくつかあった。全部振り返っていたんじゃ、何時間あっても足りないと思う。
 だからできるだけ絞ろうと考えて、改めて言葉にして向き合いたいことを探して]


  ……子どもの頃、世界に拒まれてると思った。


[最初にこの話が出たのは、今日ここに来て思い出したことだからだろう>>135


  綺麗な景色を見て、もっとよく見たくて、
  そこに行こうとして……

  気分が悪くなって、死ぬかと思った。

  来ちゃいけないって言われたみたいで。
  あんなに綺麗なのに……って。

  他にも理由はあったけどな。
  食べてみたいものが食べられないとか、
  動物に触れたら湿疹が出たとか。

  世界に拒まれてるんだ、俺はこの世界に
  いてはいけないんだ……って思い込んでた。

  そんなことなかったのにな。


[世界が俺を拒んでいるんじゃなく、俺が世界を拒んでいた。
 薄々感じていたそのことを、はっきりと気付かせてくれたのは――あの世界で出会った勇者のうちの1人だった]
(157) 2021/03/20(Sat) 0:12:08

【人】 春日 幸貴


  俺はずっとこの世界を生きたかったんだ。
  そのことに気付かせてくれた人がいた。
  だから戻ってこられた。

  そして、戻ってきたら、俺のお姫様と出逢った。

  みんなが、俺に呪縛を解く力をくれたんだ。


[俺の命はあの世界が繋いでくれて、この出逢いもあの世界がくれた。
 生きる希望を得た後に出逢ったお姫様はとにかく眩しくて、一気に大切な人になっていった。
 その全てのおかげで踏み出して掴んだあの頃の未来が、今ここにある]


  俺はきっと、こんなふうに共に歩める人を
  ずっと求めていたんだと思う……。

  きっとそのせいなんだ。
  朱里のことが好きでたまらなくて、
  ずっと傍にいてほしいって思うのは。


[これが恋だった頃もあるんだろう。
 でも、今は恋ではなくて愛だと言える。そのくらい、朱里の存在は俺の中で大きくなっていた]
(158) 2021/03/20(Sat) 0:13:05

【人】 春日 幸貴

[朱里を間近にじっと見つめて、ずっと伝えたかった言葉を言おうとしたら、自然ともう一度片手を繋ごうとしていた。片腕で彼女を抱いたまま]


  朱里……、好きだ。
  ずっと一緒にいてほしい。
  俺と付き合ってくれないか。


[直前に言った言葉の繰り返しでしかないけれど。
 きちんと明確に伝えておきたかった。
 言葉にしないとすれ違うことも、想いが伝わらないことも、俺はずっと思い知ってきたから。

 そうして答えを待つように、じっと彼女を見つめた]*
(159) 2021/03/20(Sat) 0:13:41

【人】 星見 朱里

[彼の話を聴いて。
 病気が辛かった、とは違う意味合いの生い立ちを聴いて。]


 私は…
  月がくすんで見えて、星見姓なのに夜空がつまらなく見えて――

 それで、世界もそういうものだと、思ってた


 あっちの世界に行って…ステラと重なって、いろんな経験をした
 世界を…知ること、触れること、楽しむこと、好きになること――いろいろ教えてもらった

 こっちに戻ってきて、ステラに負けないように生きていこうって思ったけど、それは何なの、って答えはよく分からなかった

 でもね、幸貴がいてくれて、わかった


 幸貴はそれだけ世界に拒まれてて…
 でも、この世界で生きたいって思うようになって

 あんなに辛いことあっても、前に進むことを選ぶ幸貴が……素敵だった
 勇者よりも、ずっと勇気ある人だと思った

 誰にも、自分にも負けないで――ここまで
(160) 2021/03/20(Sat) 0:36:05

【人】 星見 朱里


 歩むあなたと共に…
 ここまで一緒に、扶けあって…わかった
 私の世界は、幸貴を見てなかった、だけだったんだって
 
 これからも、そうしていたい
 大好きなひとと
 

[繋ぎ直した手を強く握り返して、彼を見つめて――その言葉を聞いて。]
(161) 2021/03/20(Sat) 0:36:25

【人】 星見 朱里


 幸貴……、私も、好き
 ずっと好き

 私も…幸貴と付き合いたい
 ずっと一緒に、いたい――


[彼の胸元で、見上げて、想いを告げあって。

 ――もういちど、彼を見つめた。
 もう、この想いを交わしても、いいのだから。*]
(162) 2021/03/20(Sat) 0:37:11

【人】 春日 幸貴

[朱里のくすんだ世界に色を与えられたのが俺なのだと、そんなふうに言ってもらえることは――照れ臭くて、気恥ずかしくて、だけど、この上なく嬉しかった。

 このために生まれてきたんじゃないか。
 そう思えてしまうほど]


  ありがとう、朱里……。
  二人で一緒に幸せを掴もう。


[既に掴んだ幸せのほかに、もっとたくさんいろんな幸せが、輝きが、世界にはたくさん散りばめられているはずだ。
 それを二人で掴むために、これからも共に歩んでいきたい。

 そう思いながら、彼女の頸にそっと手を当てた。
 再び見つめ返してくれる彼女の瞳に吸い寄せられるように、顔を近づけていた。

 拒まれなければそっと唇を重ねるだろう。
 重ね合った掌をそっと擦り合わせ、指を絡め合いながら]*
(163) 2021/03/20(Sat) 0:49:30

【人】 星見 朱里

勇者と魔王は運命で繋がっていて。
 そして勇者とお姫様も運命で結ばれていて。]


 うん…!
 もっともっと、幸せはいっぱいあるよね…!

 ぜんぶ、手に入れるんだからね


[今幸せだけど、これまでも幸せだったけど――これからもっと多くの幸せを見つけられて、得られることができるはず。
 そして――少なくともこれまでの人生で、いちばん幸せな瞬間の予感が、顎に差し込まれた。]
(164) 2021/03/20(Sat) 1:01:21

【人】 星見 朱里


 幸貴…


[繋いだ手と、抱き締めあった手を支えにして踵を少し上げて。
 自分を見つめてくれる彼の瞳を映して描いたまま――今だけ、彼を世界の全てとしたためて、目を閉じて。

 これだけの、初めての…想いと、唇を重ね合わせた。*]
(165) 2021/03/20(Sat) 1:01:38

【人】 春日 幸貴

[繋ぎ合わせた手の熱、
 抱き締め合った体の熱、
 触れ合った唇の熱。

 陽の光なんかより余程熱くて、だけど遥かに心地よかった。

 今だけ、俺の腕の中が世界の全てのようだった。
 他には何も存在しないかのように朱里に酔いしれていた]
(166) 2021/03/20(Sat) 1:19:46

【人】 春日 幸貴

[どのくらいそうしていたんだろう。
 長いような短いような、永遠にそのままでもいいとさえ思ってしまうような時間の間、唇と同じくらいに掌と指を感じていた。

 もしディープキスを知っていたら掌の代わりにそっちを選んでいただろうと、将来思い返すことになるのを今はまだ知らない。
 抱き締め合うだけよりも、もっと朱里の傍に行きたい――そう思った答えが、このときはキスだった]
(167) 2021/03/20(Sat) 1:20:05

【人】 春日 幸貴

[静かに唇を離して、瞼を開けて、朱里の顔を改めて見つめた]


  朱里、たくさんの“初めて”をありがとう。
  これからもいろんな“初めて”を俺に教えてくれよ。

  俺には知らないことがたくさんある。
  朱里と一緒に知っていきたい。


[微笑んで静かに伝えた声は囁き声にも近かっただろうけれど、これだけ近くにいればはっきりと聞こえただろう。

 これからも朱里と共に歩んでいける。その安らぎが俺の心を深く満たしていた]**
(168) 2021/03/20(Sat) 1:20:46

【人】 星見 朱里

[彼を想う心が、想われたい心が、唇を通して彼と伝え合う。
 身体のごく一部が重なっているだけで、自分の中のものがいろいろ爆発して。

 もし彼の舌が割り込まれたら、心だけでなく体も求め合うことを覚えてしまうだろう――それぐらい、もっと彼と一緒になりたくて。]
(169) 2021/03/20(Sat) 6:40:26

【人】 星見 朱里

[唇が離れたのを実感しても、しばらく瞼が開かなかった。
 感動と想いの熱さのあまり、涙が溢れてしまったらしい。

 彼の言葉に頷きながら、目元をぬぐって…彼を見つめれば。
 涙で洗われた視界に映る最愛の人が微笑んでくれていて。]


 幸貴…退院と復学と登頂おめでとう


[繋いでいたり抱き合っていた両腕を彼の首元に回し、抱きつきながら自分から唇を捧げた。
 頬なんてもうまだるっこしいから、本当の祝福のキスを。] 
(170) 2021/03/20(Sat) 6:41:10

【人】 星見 朱里


 幸貴…あれ見て


[しばらくして顔を離せば、彼を引っ張って横を向かせれば――崖になった部分から、自分たちが住む街が一望できる景色が広がって見えるだろう。

 学校も病院も――休日に出かけた先も、これからの未来に訪れる場所も。
 この街という世界が、全て眼下にある。]



 これが…幸貴が救った世界、だよ



[幸貴によって救われた自分の目に映る景色だから、彼が世界を救ったと言って過言ではないはず。
 光と風も、そう言っているから。**]
(171) 2021/03/20(Sat) 6:48:40

【人】 春日 幸貴

[今はまだ、体まで求め合うことには不安があった。
 補助があるとはいえ、壊れかけの心臓が耐え切れるのかが怖くてたまらなくて。

 躊躇いなく求められるのは、きっと本物の心臓が手に入ってからになるのだろう]
(172) 2021/03/20(Sat) 7:11:29

【人】 春日 幸貴

[彼女は涙を浮かべていた。>>170
 不安はなかった。それが幸せの涙だって自然と理解できたから。

 もらい泣きみたいに自分の目まで潤むのを感じた。水滴になることはなかったけれど。

 祝福の言葉とともに祝福のキスをされて、今度は両腕で強く彼女を抱き締めた。
 離したくないと言わんばかりに]
(173) 2021/03/20(Sat) 7:11:47

【人】 春日 幸貴

[その後、朱里に促されて街の全景を見た。

 彼女の言葉を聞きながら見下ろした世界は、俺がずっと知っていたのと違う色をしているように見えた]


  俺たちの世界だな……。


[救ったと表現されて、抵抗は感じなかった。
 二人で一緒に歩んできて、世界は確かに別の姿になったと感じるから。

 だから彼女にそう微笑みかけて、その後もう一度、隅々まで見渡すように世界に目を向けた。
 いろんな場所に行ってみたけれど、それでもまだほんの一握りだ。まだまだ知らないものがこの世界にたくさんある。
 もちろん、この世界の外側にも。

 天から降り注ぐ光と体を撫でていく風が、俺たちを祝福してくれているように感じた]**
(174) 2021/03/20(Sat) 7:12:22
 




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