迷子の少女 竹村茜は、メモを貼った。 (a70) 2021/08/14(Sat) 18:18:54 |
青嵐は、編笠にちょっかいをかけにいく。卯波も一緒だ。 (a71) 2021/08/14(Sat) 18:25:04 |
竹村茜は、幼馴染の男子陣に向けて、拾い上げたナマコを投げている。 (a72) 2021/08/14(Sat) 18:25:59 |
青嵐は、「しけた面した俺の親友ど〜こだ!」 (a73) 2021/08/14(Sat) 18:26:33 |
竹村茜は、狙いは卯波da (a74) 2021/08/14(Sat) 18:27:22 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 (125) 2021/08/14(Sat) 18:27:32 |
竹村茜は、ナマコをぶん! (a75) 2021/08/14(Sat) 18:27:36 |
編笠は、よりによってようやく今服乾いた俺のとこ来るか!? と逃げ出した。 (a76) 2021/08/14(Sat) 18:27:43 |
【人】 迷子の少女 竹村茜「あ、ナマコ取られた。やるなあ卯波〜〜〜」 両手には追加のナマコを握っている。そこそこ深い位置にいるので、拾い上げる度にTシャツはびっちゃびちゃだ。 シャツの下が透けて見えるほど、ひたひたと体にくっついてしまっている。 (126) 2021/08/14(Sat) 18:30:06 |
百千鳥は、宙を舞うナマコをぽかんと眺めている。ナマコって飛び道具だったっけ? (a77) 2021/08/14(Sat) 18:30:06 |
【人】 巡査長 清和「ははは、いい顔してるじゃないか、アキラ。もっとやってやれ」 川で遊べなかった分まではしゃぐ御山洗を見て、安心したように微笑む。 相変わらず二次会で飲み過ぎた頭が痛むが、それも忘れてしまいそうだ。 「そういえば……」 バイクに乗ってきたが、もしかしたら飲酒運転だったかと頭をよぎった。 まあ、ちゃんと海に来れたし、誰にも迷惑かけてないからいいか。 内心で警察官らしからぬことを思いながら、同い年ふたりを見やる。 「……やっぱりいいなあ、こういうの」 (127) 2021/08/14(Sat) 18:30:11 |
清和は、自らの金の髪を軽く触って、指先で弄った。 (a78) 2021/08/14(Sat) 18:31:04 |
清和は、平然としているように見えて、ナマコ投げに巻き込まれないことを祈っている。 (a79) 2021/08/14(Sat) 18:32:03 |
青嵐は、そのへんで拾ったワカメを片手に逃げる編笠を追いかける。 (a80) 2021/08/14(Sat) 18:32:40 |
【人】 迷子の少女 竹村茜「ん?……んふふ、卯波のえっち」 やだ〜見ないでよ〜なんて言いつつ、ナマコを海に戻して Tシャツをめくりあげる。 その下には黒のインナートップス。水濡れ透け対策はばっちりだ。 「茜ちゃんがそんな失態犯すわけなーいじゃん」 とはいいつつ、卯波の元へ近寄っていく。気遣いを無駄にするのは良くないからだ。 (128) 2021/08/14(Sat) 18:44:51 |
編笠は、青嵐あとで覚えてろ!と言いながら海藻王から逃げまどっている。 (a81) 2021/08/14(Sat) 18:47:44 |
宵闇は、ナマコを投げ合う若者たちを見て懐かしくなった。 (a82) 2021/08/14(Sat) 18:47:50 |
【人】 迷子の少女 竹村茜「ごめんなさ〜い。照れてる卯波面白くってさ〜」 でも心配してくれてありがとね、と素直に伝えて。 「ふふん、思いっきり遊ぶためにそういうのは欠かさないんです。 メイクだって水で落ちない奴にしてるし、ちょっと厚手の服もちゃんと用意してるから安心して」 (130) 2021/08/14(Sat) 18:55:13 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>122 涼風 「──かーおる兄!」 やにわに近くも遠い水面の向こうから声がして、 たゆとう海に溶けてしまいそうなその人の腕を ぐっと引いて、水面という膜一つ隔てた向こうへ引き戻す。 その手はもう随分と大きくて、 ただ手を引いて、こちらを見てとねだるだけの子供ではない。 きっと誰の事だって、楽しい事へと連れ出してしまえるのだ。 「ねえ、一緒に遊びに行こう!」 リフレイン。 「ほら、行くよ!いつまでもそんな所でぼーっとしてないの!」 (131) 2021/08/14(Sat) 18:58:19 |
青嵐は、編笠そんな照れんなって、な! (a83) 2021/08/14(Sat) 19:00:00 |
【置】 音楽家 宵闇覆面シンガーソングライター『YORU』 ノスタルジックな物語性と、田舎を意識した情景描写を 織り交ぜた懐かしくも、美しい曲を書く人間だ。 プロフィールはほとんど非公開。歌声から男性ということしかわからない。 宵闇 翔はYORUの影男だ。 散らかった部屋の隅で"売れる為に" 壊したくなるくらい綺麗な言葉を継ぎ接ぎして 娯楽、恋愛、曲のネタになりそうなことはやりつくして。 そうして万人向けする音楽を大衆に売り払っている。 大した理由などない、明日の飯のためだ。 ──昔はもっと、綺麗な気持ちを抱いていた。 音楽が大好きな母親に喜んでもらいたい。 褒めてもらいたい。アイツに勝ちたい。 変わりゆく景色を忘れないよう、残したい。届けたい。 音楽は好きでも嫌いでもなかった。 でも、きっと、あの頃は、楽しかったんだ。 最近はそんな純粋な気持ちを思い出せそうなくらい この田舎のひとときに安らぎさえ感じ始めていた。 このままここにいれたら、あの頃の気持ちを思い出せそうな程。 夢を見る子供には戻れないというのに。 (L7) 2021/08/14(Sat) 19:00:10 公開: 2021/08/14(Sat) 20:00:00 |
青嵐は、編笠にワカメを投げつけた。 (a84) 2021/08/14(Sat) 19:00:31 |
【人】 髪置ぷか〜 ぷか〜 でかいボート型の浮き輪に寝そべり、ふらふらと波に揺られている。 「あぁ〜、この感覚。気持ちいいですねぇ……」 ちなみに水着は着ている。普通のトランクス型の水着だ。 たまに水につけた足をゆらゆら動かしては、あくびを一つして夢現の合間を揺蕩っている。 (132) 2021/08/14(Sat) 19:06:54 |
【人】 学生 涼風>>131 百千鳥 音もなく、温度もなく、けれども揺り籠のような心地の良い海の中。 朗らかな声が、しっかりとした手が、日差しとともに差し込まれて。 「……、っぷは! …………は、……ぁ、うん?ああ、モモ──」 ざばりと音を立てて引き戻される。顔に張り付く髪をどけることもしないまま、呆気に取られたようにきょとんとする。 残響。回想。幻視。 「……呼子、さん」 くらり。軽い目眩がする。 ……きっと暗い海の中にいたからだろう。淡く浮かび上がる疑念を振り払うようにかぶりを振った。瞼の裏に焼きつく影法師も溶けて消えた。 「……うん!モモ、遊ぼう!どちらが早く泳げるか競争しようか!」 頼もしくなったなあ、と感慨深くなりながら貴方と無邪気に笑い合う。 ごめんね、忙しいからと断る理由はここには無い。 自由に、好きなだけ貴方と連れ立って駆けて行くことができるのだ。 (134) 2021/08/14(Sat) 19:31:25 |
【人】 警部補 添木>>102 御山洗 「ああ、あれねー……。まあ憧れないとは言わないけど。でも、呑んでみると酒、楽しくならないとはいわないけど?結局、楽しいときに飲むから楽しいのかな。メンツ次第だよ。御山洗サンも、お茶でも一緒に飲んだら楽しいよ?きっと」 きっと彼の言うことも一理ある。素面だと、どうしても言いづらいことも、お酒を飲んでいるからと、距離を詰めて話せる力は確かにある。ただ、相手が酔ってさえいれば、自分は酔っているフリでそう話しても問題ないんじゃないかな、と思う。どうせ酩酊状態の時、皆大して気にしない筈だ。楽しい場ならなおさら。 「あー。まあね…ダメだったら旅館に泊まり続けようと思ってたよ。たまーにくるぐらいだし。正直、辛い想い出も多いし? だから、毎年…一応風を入れに来るだけ」 段ボールから調理器具を出して、ひたすらキッチンに運んでいる。布団は早めに始末しておきたい問題だったから、本当に助かる。布団が引っこ抜かれる音に笑って、 「布団干し終わったら、ちょっと休憩しようよ」 (138) 2021/08/14(Sat) 19:41:32 |
【人】 おかえり 御山洗>>138 添木/添木邸 「みんな、『子供はダメだ』『子供にはまだ早い』って言うもんだからさ。 大人はいいなあって……現実にはそんなとんでもなく良いもんじゃないけど。 そうだなあ、瑠夏や翔とも飲もうよって話はしたし。祭りのあとに時間とれるかな」 そのあとになったっていいけれど、折角大人になったのだから積もる話をしたくもある。 もしも場と時間が取れるのならそういうこともしたいと同意した。 きれいに畳まれた布団をその形のまま縁台のある方へ持っていって、 ありもので干してみた。そのままの形で家が残っていても、細かい道具は抜けてるかもしれないから。 「そうだよな、俺も……受け入れてもらえるか不安だったから――…… ……あ、うん。時間はあるしね」 添木は年も近いほうだから、御山洗が集落を去った理由が親の離縁であることは知っているかもしれない。 それに、ついていかなかった父親のほうがこの田舎に由縁のあるほうだ。 だから帰ってきた御山洗を迎えるものはいないはずだけど、 声を掛けられてそっちへ寄っていった。 (140) 2021/08/14(Sat) 20:20:14 |
宵闇は、水中で、水面に浮かび上がっていく泡沫が綺麗だな、と思った。 (a85) 2021/08/14(Sat) 20:22:52 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>134 涼風 「お、言ったね! 競争となればこのモモチ、薫兄だからって容赦しないぞぅ!」 引き上げたその手を取って、ころころと笑い合いながら 二人、飛沫を上げて波を掻き分けて行く。 その次は何をして遊ぼう、なんて気の早い話をしつつ。 憂鬱なんて、みんなで遊んで忘れてしまえばいい。 楽しい遊びなんてここにはたくさんあるのだから。 夏はまだまだ終わらないけど、 日々を物思いに耽って過ごしてしまうには少し惜しい。 ぼやけて被る輪郭に、大切な何かが欠けているような感覚に 今は見ないふりをして、ただ淡い夢に浸るのだ。 (143) 2021/08/14(Sat) 20:35:07 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>@16 夜長 「あ、やっぱり! さっき見に行ったんだけど、誰か来てたみたいな感じしたから そうなんじゃないかなーって思ってたんだ!」 述べられた答えに特に落胆する様子もなく、 微妙な雰囲気を物ともせずに溌剌と応えを返した。 夜長の様子からして捜し人は見付からなかった、という 推測に思い至る事は無く、ただ単純に 自分の見立てが間違っていなかった事を喜んでいるようで。 「ううん、気にしないで気にしないで! あそこは案内しなくってもすぐわかると思ってたし、 洞窟の方…は多分、危ないからって モモチ連れて行ってもらった事無かったし!」 夜長の纏うばつの悪さを振り払うように、 気にしないでと快活に笑って片手を振った。 (146) 2021/08/14(Sat) 20:48:33 |
【人】 青嵐「はは、アキラのやつ、あんな全力で逃げなくてもいいのに 持ってるのただのワカメだぜ?」 笑いながら”親友くん”を追い掛け回して疲れたので砂浜に寝転んだ。 熱された砂の熱が背中から伝わる。 遊んで、笑って。 この数日で会えなかった日々を少しずつ取り戻せてる気がして嬉しかった。 太陽が眩しくて、目を瞑る。 「……はぁ〜〜〜……背中あっち〜〜〜」 (147) 2021/08/14(Sat) 20:56:46 |
御山洗は、海が似合うと、そう思った。 (a86) 2021/08/14(Sat) 20:59:17 |
涼風は、夢について考え続けている。 (a87) 2021/08/14(Sat) 20:59:26 |
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