人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

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視点:


【人】 小悪魔 ロキ

>>0 エミール

その澄まし顔を崩してやろうとからかう姿はまるで子供だ。
これでも昔は悪名高い悪魔だったと言うのだが、見る影もない。

「そうでしょ〜?
 聖女様の慈悲深さを示すにもうってつけってわけ。
 ボクみたいな悪魔でも祝福を授けて貰えるってね」

そういう意図で選ばれたのかは定かではないのだが。
それらしい理屈を捏ねて、あなたに聞かせてみたり。

しかし、どこかで会ったことないかと尋ねられれば。

「まさか、ボクのこと忘れちゃったのかい……?
 あんなに楽しい時間を一緒に過ごしたのに……?」

ひどいや、とショックを受けたように背を向けて。
(13) 2024/02/01(Thu) 8:24:22

【人】 小悪魔 ロキ

>>16 エミール

「本当に覚えてないんだね、エミール……
 小さな頃はあんなに可愛かったのに
 すっかり澄ました顔の大人になって……」

よよよ、とあなたの成長を感じながらもわざとらしく寂しそうに嘆き節。
相変わらずのおどけた態度だけでからかっているようにしか見えないが。

「もうママと一緒じゃなくても寂しくないんだ。
 動物なんかも大嫌いになっちゃってたりして。
 秘密の友達のことなんか昔のことになって……」

次々と口をついて出てくるのは、真実かはともかく凡そあなたのことを知っていなければ出てこなさそうな事ばかり。

「ああ、まるで悪い夢でも見ているみたい……!」
(23) 2024/02/02(Fri) 19:43:13