人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:


【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>3 ニコロ

「はあい。んー、カボチャ…カボチャいいなあ……」

悩むといいつつ気持ちはどうやら大分カボチャに向いている。
キノコ嫌いではないのだけれど、今日はそっちの気分のようで。

「ああー、チャバッタ。美味しいですよねえ。」

弾んだというには伸びた声音で頷いて、それでも明るいトーンに違いはない。

「いつも行くサンドイッチ屋さんもチャバッタを使ってるんですよお。」
「でも、オリーブオイルですかあ……」
「そういえばサンドイッチ以外で、あんまり食べてないかもしれません、あたしい。」

『poco a poco』に次行った時買ってみようかなあ、なんて呟くのは眼鏡の長身が店番をするベーカリーの名前。
2日に1度、彼女がフォカッチャを買う店だ。

#街中
(8) 2023/09/11(Mon) 21:45:35

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>11 ニコロ

「あ。ほんとおですかあ?」
「ふふ、店番のお兄さん、面白い人ですよねえ。」

知ってます?なんて訊ねたりして。
話を聞けば本当に美味しそうなものだから、次は是非ためそうと心に誓ってまた笑った。

「わあい。ありがとおございますう。」

そうしてカボチャのピザを手に入れるも、すぐに食べようとはせずその身をくるり。

「あとはあ、市民さんのさがしものでしたねえ。」
「すぐそこの公園にはベンチがありましたか。そこでいかがですかあ?」

その手にピザがあるからか、口許が緩んでいる。

#街中
(15) 2023/09/11(Mon) 22:29:15

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>16 ニコロ

「そおですそおです、その人ですう。」
「ふふー。試してみますねえ、ニコロさんオリジナル〜」

料理名らしい。鼻歌混じりに告げながら。

「はあい。心ゆくまでお弾きくださあい。」
「静かあに、聴きますよお。」

ピザを抱えて公園へ。
辿り着いたそこは決して無人ではなかったけれど、運良くベンチは空いていた。
足早に寄って、ぺふりと腰掛ける。

#街中 #公園
(20) 2023/09/11(Mon) 23:03:03

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>23 ニコロ

楽しみだなあと足を揺らして。
あなたがハーモニカを取り出すと、音色を邪魔しないよう静かにピザを取り出した。
カボチャの甘味にピザ生地やチーズの香ばしさ。
咀嚼しながら、その音に耳を澄ませる。
長閑な公園に緩やかなテンポで響くハーモニカ。
歌詞が頭に浮かぶくらい、よく聞き知った曲だった。

ご馳走になったピザを食べながら演奏を聴くなんて贅沢な時間だなあなんて。
そんなことを他人事みたいに思い浮かべながら、その穏やかな時間を揺蕩っている。

演奏が終わると控えめな拍手の音がした。

「お上手ですねえ」

なんて言って、膝上に一度置いたピザをまた持ち上げる。

#街中 #公園
(27) 2023/09/11(Mon) 23:52:16

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

2日に1度。
偶数日のフォカッチャに、奇数日のサンドイッチ。

この日の女の朝はゆっくりでいいらしく、パラソルの張ったテラス席でサンドイッチを食べていた。
チャバッタに野菜、生ハムとチーズ。
変わらない具材に飽きることもなく齧りながら、やけに女は上機嫌だ。
鼻歌すらも浮かべるほどであったけれど、その鼻歌も、街中の喧騒に消えていく。

#街中
(30) 2023/09/12(Tue) 6:12:45

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>41 ニコロ

「子どもの頃からあ……ベテランさんですねえ。」

弧を描いた口元で感心を示す。
またひと口とピザを咀嚼すると、続いた言葉には悩むしぐさを見せた。

「あー、いいんですかあ。んー……」
「曲名がわかんないんですけどお、えっとお」

控えめに。
それでも照れは特になさそうな様子でハミングし主旋律を奏でる。
少し聞けばすぐ、レオンカヴァッロの『子守唄ニンナ・ナンナ』だとわかるだろう。有名な曲だ。

「……こんな曲ですけどお、わかりますう?」

小首をこてり。

#街中 #公園
(53) 2023/09/12(Tue) 15:21:11

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>55 ニコロ

「んふふー。」
「上を見たらきりがない〜ってやつでしょうかあ?」

控えめにくすくすと喉が鳴る。
あなたが曲名を口にすると、「あー。」と短い感嘆詞。

「そのまんま、子守唄なんですねえ。曲名。」

そんな短い感想だけ残し、また演奏に耳を澄ませる。
懐かしい旋律に、ハーモニカの音色。
いつの間にか、目を閉じて聴き入っていた女は、曲が終わると今度は拍手をしなかった。

「……思うんですけどお。」
「プロに劣ったとしても、いいと思うんですう。」
「ニコロさんのハーモニカ、あたしはすごおく好きですよお」

素直な感想に、照れはない。
いつの間にかほとんど食べてしまっていたピザの最後のひとくちを、ぱくりと頬張って飲み込んだ。

「ごちそおさまでしたあ。」

#街中 #公園
(58) 2023/09/12(Tue) 16:25:18

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

「こんにちはー。」

仕事帰りのジェラート店。
この日注文したものはカップのピスタッキオだった。
いつもはコーンだけれど、こういう日がたまに存在する。

「いただきまあーす。」

スプーンでジェラートをひとすくい。
女の、たまの楽しみのひとつだ。
(74) 2023/09/12(Tue) 22:08:17

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>79 ニコロ

「ほんとおですかあ?やったあ。」
「それじゃあまたの機会を楽しみにしてますねえ。」

立ち上がり、口元緩く。

「美味しいピザと素敵な演奏、ありがとうございましたあ、市民さん。」
「また何かお困りのことがありましたらあ、本官にお気兼ねなくご相談ください〜」

…どうやらこの演技、気に入ったらしい。
ふふ、と笑いながら最後に軽く手を振って。

「また明日。お会いしましょうねえ。」

その『明日』、女が非番であることも度々あるのだが、そんなことは些細だと言わんばかり。
いつもとおんなじ挨拶を残して、その場を立ち去っていく。

#街中 #公園
(83) 2023/09/12(Tue) 23:29:32

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>104 テオドロ

背後の声に振り返る。
見知った黒髪を認めると、へらり。

「テオドロさんじゃないですかあ。」
「ふふー。そちらを選ぶとはお目が高い〜。」
「あたしも大好きなんですよお。ぜひぜひご賞味くださいませえ。」

実際に、暫く同じ味ばかりを注文していたらしい。
そんな女も最近はイチゴfragolaに浮気しがちだったりする。

「今日はお休みでしたかあ?」
「それとも、休憩中でしょうかあ。」

そのどちらとも違う、ピスタッキオを戴きながら。
こういうことを聞いてくる時は、女のだる絡みの予兆である。
仕事中だと巻き込みにくいあなたのことも、オフなら巻き込めてしまうのではと、狙いを定めようとしている。
(109) 2023/09/13(Wed) 17:41:34

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>112 テオドロ

「ええー。そんなあ。」
「冷たいのはジェラートだけで充分ですよお。」

大袈裟に嘆くような物言いで、その実けらけらと笑っている。
あなたの反応から察しはしたのだろうが、しっかりだる絡みは開始されていそうだ。
多分、当社比、軽度。

「そんなこと言わずう、ぜひぜひ常連さんデビューしましょうよお。」
「おいしいものって元気が出ますよお。」
「実際に毎日おいしい物食べてるあたしは、こんなにも元気ですしい〜。」

日々気怠そうに業務にあたる女を当然あなたは知っているだろう。
女が元気なのは、休憩時間と定時の間際くらいのものだ。
(114) 2023/09/13(Wed) 20:00:12

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>118 テオドロ

「そんなこと言うと、真に受けますよお。」
「仕事中においしいもの食べてもいいってえ。」

嫌味についても、からころと控えめな笑い声。
ひとすくいしたジェラートを口に運びながら、もちろん冗談であるのは言うまでもなかろうと思っている。

「ふふー。さすがテオドロさん。正解ですう。」
「楽しいですよお。だからその楽しいを、お裾分けできたらあって思ったんですけどお」

振られちゃいましたあ〜だなんて、やはり言葉だけは大袈裟だろう。

「じゃー通いつめなくってもいいですからあ、お疲れの時にでもまた食べに来てくださあい」
「ほら、最近っていろいろ大変じゃないですかあ。そしたら2度目はすぐ近く…だったり、しません〜?」

…推し活に余念はなさそうだ。
もしくはこれもただのだる絡みの一環かもしれない。
(131) 2023/09/13(Wed) 23:24:45

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>147 テオドロ

「ええ。そおですう?」
「どおせ食べるんならあ、楽しくておいしい方がいいのにい」

まあ無理強いするものでもない。
そう今のところは諦めたのか、それ以上の言及もない。
ただだる絡みと同じように、いつかおいしい食べ物づけにしてみたいと思った。密かに。

「ふむう、おすすめえ。」
「よくぞ聞いてくれましたともお。」

そして、そのチャンスはすぐに来た。
何がいいかなあと脳内を辿り。

「甘いものならあ、あそこのお店のマリトッツォ〜」
「おかず系ならサンドイッチでしょおかあ。あとはベーカリいー」

どうやら自分の他にも行きつけにしている人がいるらしいというのは最近になって知った話。
あなたがどちらか分からないけれど、あのベーカリーなら胸を張っておすすめできるらしい。

他にもゆるゆる、指折って。
多分、終わらない。どこかで止めた方がいい。
(150) 2023/09/14(Thu) 18:04:21