人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:


【人】 摘まれた花 ダニエラ

>>135

鍵を放った肩がまた思い出したように痛んだ頃。
ようやく耳に届いた音に振り返る。
小さな車。
大好きだった。
近寄って、むりやりに扉を開ける。
(136) 2023/10/01(Sun) 20:26:47

【人】 摘まれた花 ダニエラ

>>137

少しだけ、眉根を寄せた。
そうっと伸ばして、着信をとる。

「……Pronto?」

ちょこっとだけ、硬い声。
(138) 2023/10/01(Sun) 20:32:21

【人】 摘まれた花 ダニエラ

>>139

「……カップの、」

「…………。」

……あー、もう。本当に。


「ばあか……。」


潮騒に紛れるささやかな声。
既に切れた電話口へ。伝え、小さくまた鼻をすすった。
(140) 2023/10/01(Sun) 20:45:00
ダニエラは、「ああ、でも…。」
(a57) 2023/10/01(Sun) 20:57:49

ダニエラは、この中にある、鍵だけは、どうしようかは決めていた。
(a58) 2023/10/01(Sun) 20:57:59

ダニエラは、きっと近いうち『お兄さん』に連絡を入れる。
(a59) 2023/10/01(Sun) 20:58:33

ダニエラは、彼の方が、自分よりずっとあの場所での思い出が多いと知っていたから。
(a60) 2023/10/01(Sun) 20:58:39

【人】 摘まれた花 ダニエラ

荷物を転がし、抱えて、少しの距離を往く。
虚実不明の明るい鼻歌を奏でる。
そうやって向かう先にいるのは王子様。
あたしのひとmine。いつものように、女はその名前を呼んだ。
(141) 2023/10/01(Sun) 20:59:55