人狼物語 三日月国


80 【身内】とある天使の温泉旅行【R18】

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視点:


【人】 櫛田三四子

[楽しんでなかったつもりはないけれど、
確かに空元気だったのは否めない。
だから彼が気にするのもわかるし、
謝られてしまうとそれ以上は言えなくて。

口ごもりながらも思うところを吐き出せば、
吐かれた息と頭をかく音。
反応が怖くて視線をそらしたままでいると
次にふってきたのは謝罪で。

思わず勢いよく顔をあげる。]
(5) 2021/06/29(Tue) 22:12:25

【人】 櫛田三四子

べ、別に宙は悪くないよ。

[確かにあとから考えれば
そういう対応もできたかもしれないけど、
あくまで結果論だろう。
そこまで完璧を求めたいわけじゃない。]

わ、私が......
なんか勝手にいじけてただけだし。

......か、構ってほしいとか、寂しいとか、
カッコ悪くて言えなかっただけだし。
それで余計宙に気遣わせてるし......
(6) 2021/06/29(Tue) 22:13:32

【人】 櫛田三四子

[彼を気遣ったと言うと
聞こえはいいけれど、
多分怖かっただけなのだ。
女々しい自分をさらけ出すことに抵抗があって。

もにゃもにゃと歯切れの悪い言葉を
口のなかで並べていれば、
おもむろに手を引かれる。
ぽす、と腕の中に収まって目を瞬かせた]
(7) 2021/06/29(Tue) 22:14:55

【人】 櫛田三四子

[告げられた謝罪と礼。
ゆるゆると首をふり顔をあげて。]


......ううん。私の方こそ、ごめん。

やなことあったら
ちゃんと言うって言ったのに、
微妙な雰囲気にして。 

宙の言う通り、笑ってごまかしても
やっぱりもやもやしたまま
過ごしてた気がするからさ。

言えてよかったし......
......聞いてくれて、ありがと。


[こつりと額同士がくっつく。
こんな弱さすら彼が受け止めてくれるから。
自分も素直な気持ちを口にして。]
(8) 2021/06/29(Tue) 22:19:27

【人】 櫛田三四子


......お互い様、って言ったらあれだけど、さ。
過ぎたことはどうしようもないから......

......今からは、楽しい旅行にしよう?


[至近距離でじっと目を見つめて。
少しだけ涙の浮かんだ目尻を緩め
照れ臭そうに笑みを浮かべた。]
(9) 2021/06/29(Tue) 22:22:21

【人】 櫛田三四子


うぐ。

[意外、と言われて言葉につまった。
実際自分でもらしくないと思ってるから、
拗ねたように唇をとがらせて]

わ、悪かったなっ......!
私だって、恋に落ちるまでは
こんな自分がいると思わなかったし。

[うじうじして情けないな、
みっともないなっておもう。けど。
どんな私でも、って言葉を信じてる。 

強いとこも弱いとこも含めて
自然体で側にいられるって、
そう思ったから彼を選んだんだもの。]
(12) 2021/06/30(Wed) 9:20:49

【人】 櫛田三四子


...ふふ。
宙も構ってほしいとか思うことあるんだ?
遠慮せずに言ってくれていいよ?
可愛がってあげるからさ。

[なーんて、いつもの調子を
取り戻しながら軽口を叩けば、
ようやく空気が和らいだ気がした。]

......うん。そうだよ。
旅行はこれからさ。
まだお風呂も一緒に入ってないし。

[残された時間はまだまだある。
だから仕切り直しってことでーーー
そう提案し、くしゃりと破顔した表情に誘われるよう
音を立てて軽く唇を落として。

見つめて囁けば、彼が目を丸くした]
(13) 2021/06/30(Wed) 9:27:49

【人】 櫛田三四子

[軽く揶揄ってみれば今度は彼の方が拗ねた顔。>>14
でもその内容は全然思ってもみなかったことだったから
思わず目を丸くしてしまった。]


相談してる時なーんかつまんなさそうだな
って思ってたらそんなこと考えてたの!?
てっきり私ほどは楽しみにしてないのかなって思ってたじゃん。


[まさか親友相手にヤキモチ妬かれてるとは。
そんな様子も何だかおかしくて、愛おしくて、
くすくすと笑いつつも彼に身を委ねよう]
(15) 2021/06/30(Wed) 23:07:16