人狼物語 三日月国


72 【R18RP】エロトラップダンジョン村【誰歓】

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【人】 舞姫 イクリール

―冒険者ギルド>>0:83>>0:98


 バディ、かぁ。

[スピカがそれほど見込んでいるなら、彼も相当の実力者なんだろう。育ちのいいだけのお坊ちゃんではなく]

 ふふっ。
 彼は分かりにくいけど分かりやすい人だから、
 お困りの時は、なんでもお聞きになってね。

[冒険者のならいについてもスピカについても。

パワーが過ぎるスピカの後押し>>0:84につられて笑いつつ、「機会があったら私とも組んでね」とテンガンを見送った]
(5) 2021/05/01(Sat) 9:44:11

【人】 舞姫 イクリール


 そろそろ頃合いか。気をつけてね。
 酒場に寄ったら、スーくんのルート後追いになるから頼りにさせてもらいまーす。

[ちゃっかり後追い宣言をして、ダンジョン入口までスピカに同行する]

 冒険者に、舞神ダイスのご加護がありますように。

[回復職や聖職への反発はあれど、命懸けの稼業で験担ぎしないほど信仰心を捨てられてもなくて。

矛盾が自身を磨く事を知っているから、女はただ笑む。
スピカを見送ったイクリールはいつものように祈りを捧げてからダンジョンへ踏みいった]
(6) 2021/05/01(Sat) 9:45:22

【人】 舞姫 イクリール

―ダンジョン内―


 えっ……、

[瞬間、異様な魔力>>2の稼働を感じる。
瞬きの間に、見知らぬ空間>>0:n3に転送されていた]

 (なに、これ。罠?
  ここは、別のダンジョン? それとも、
  誰かがダンジョンを踏破して構造が変わったとか?)

[咄嗟に壁づたいに身を隠す。
少し行くと、見慣れた分かれ道に辿り着いた。どうやら、完全に未知の場所ではないらしい。

近頃、罠も構造も判明しつくした層ばかり歩いていたから、慎重にいこうと辺りを探索する。
……媚薬の霧が噴出して吸い込んでしまい、快楽を求めずにいられなくなる。vil]
(7) 2021/05/01(Sat) 9:51:30

【人】 舞姫 イクリール


 っ! けほっ……!

[モンスターが近くにいないのを確認して角を曲がった瞬間
甘く粘つくような匂いの霧が勢いよく噴出された。

咄嗟に息を止められなかった事に臍を噛みながら、毒だった時に備えて解毒キットを取り出して……取り落とす]

 ぁ、なにっ……これ…、

[頭の奥がじんとして、心臓が甘やかに脈打つ。
不用意に触りたくないのに、膝が震えて壁づたいに寄りかかってしまう。

ダンジョンに致死性の罠は付き物。
でも、これは踏んだ事のある遅延の毒や麻痺毒とは明らかに違う。……ほしい。ここがどこかなんてどうでもいい。ただこの熱に浸って快楽を貪る事だけで頭がいっぱいになった]

 悪趣味っで…惚れちゃいそ……は、ぁ…!

[端的にいって意味はわからないけれど、まずい。一息ごとに何重もの意味で身が危ない事実が霞んでいってしまう]
(10) 2021/05/01(Sat) 10:14:34

【人】 舞姫 イクリール


 あっ……ん…!

[身を休める隠れ場所を探さなくちゃ、という思考が「早く達して隠れなくちゃ」に塗り変わる。服の上から胸に触れるだけで息が乱れた]

 ぁ、う。
 ふぁ……んっ、奥、足りな……、

[スリットから忍び込んだ手が、花芯を撫でるだけでとろとろと蜜があふれる。迷いなく中に指をつきいれて絶頂を急ぐ。細い指の物足りなさに2本、3本増えた指は、自分のものでないかのように動くのに、まだ足りない。早く、早く。

イクリールは懸命に息を殺しながら、びくびくと背を震わせた*]
(11) 2021/05/01(Sat) 10:16:16
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a2) 2021/05/01(Sat) 10:20:35

【人】 舞姫 イクリール


 あっ、ぁ、っ……!

[もどかしい快楽に夢中になって、声>>15がかけられるまで男の接近に気づいていなかった。揶揄うような声が敏感な身体に低く響いて、カッと頭に昇った羞恥に、余裕を失ってしまう。

慌てて指を引き抜いて転身しようとした衝撃に小さく達して、イクリールは声にならない声をもらした]

 はあっ、はぁ、は……。

[彼だ。あの日襲われていた娘の仕上がりぶりを思い出して
奇妙な状況への恐怖と焦燥が甘く変質していく]

 やっぱり、お行儀のわるい、ひと。
 取るものも、ない女に……いじわる言いに、きたの?

[乾いた唇を湿そうと、紅い舌が覗く。
まだ鬣に触れられなさそうな距離に、彼を睨む瞳は潤みきっていた*]
(20) 2021/05/01(Sat) 11:20:15
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a5) 2021/05/01(Sat) 11:23:01

【人】 舞姫 イクリール

[片膝をつかれて、視線の高さがかち合う。>>21
胸元を飾るルビー、金の腕輪、魔石がついたアンクレットを目敏く指されて、ぐらぐらの理性がアラートを鳴らしている]

 はぁ……もう…こわいひと。
 花びらを千切っちゃだめって、ご存知ないの。

[平静だったら、彼が一人であるのに気づいて交渉するか、隙をついて逃げる術を考えただろう。太もものホルスターのナイフは見せる武器。こういうときのために、ふわりと広がる袖のなかに隠し針を仕込んでもいたから]

 ………。

[彼の佇まいが纏う、酷薄な色。
普段なら、心身と財産にダメージの少ない手を探るための材料になるはずのそれが、熱の残る身体をぞくぞくと震わせた]
(28) 2021/05/01(Sat) 14:17:07

【人】 舞姫 イクリール

 ――お願い……ひどいこと、しないで。
 アンクレットと服だけは見逃して?

[少しの間伏せていた睫毛の下から、彼を見つめる。アンクレットは仲間の形見なの、とついた嘘は世慣れた者には見抜かれてしまうかもしれないけれど。これが一番高価だから]

 その分の"対価"は払うわ。
 私じゃ、その気になれない……?
 
[どんなに強い男でも、欲望を放つ瞬間は隙ができるもの。しおらしく奉仕に徹すれば何とか出来るはず。

いまだ残る霧に思考を影響されていることに無自覚なまま羞じらいに頬を赤らめてみせながらも、女の瞳には男を侮る反発心が滲んでいた*]
(29) 2021/05/01(Sat) 14:18:17

【人】 舞姫 イクリール

[抜き取られたナイフ>>30が、向こうの地面に乾いた音をたてて転がった。抗う素振りくらい見せておくべきだったのに、触れた手の大きさ、武骨な指の節に気をとられて、ただひくんと肩を揺らすだけ。

どこまでしてくれるんだろう……じゃなくて。どこまでで済ませられるか、リカバリーを考えなくちゃいけないのに。身体のどこかが、少しずつ決定的な変化をし始めている。

気を抜くと、子種と淫蕩に意識が流れてしまう。

――ここが、一番蜜を集められる/実を結べる。
見知らぬ男と女の声が同時に重なって響いた気がして、湿った息を吐く]
(32) 2021/05/01(Sat) 18:18:00

【人】 舞姫 イクリール


 遠慮のない鬣犬さん!
 こちらの方も瞬風でも、余分に取り立てないでね。

[はらりと胸の合わせが肌蹴る。>>31
すっかり出来上がってしまった女に余裕はなく、怯えるなり明るく振る舞うなり装う事もできず、無用な煽りが口をつく。

彼にその気があるとはいえ、まだ雄は兆していないだろうと、彼の様子>>31にはまだ気づけないで思案する]
(33) 2021/05/01(Sat) 18:21:36

【人】 舞姫 イクリール


 えぇ、と。座ってくださる。

[今は歯向かう気がないのを示すように壁に背を預けて示したのは、イクリールの冒険道具をまとめた背嚢の上。彼が応じるにしろ拒んだにしろ、女は膝だちで男の下肢の衣装を緩めようとする。

服が乱れたついでに、胸を抑える下着を外して男の掌に余るほどの白い胸を惜しげもなくさらした]

 この姿勢なら"キス"しても構わないでしょう?

[淡く色づく唇を薄く開けて上目にうかがったのは"彼自身"に口と胸で奉仕する許可。この距離で歯を立てようものなら、頭や顎、女の細首はただではすまないだろう*]
(34) 2021/05/01(Sat) 18:22:58

【人】 舞姫 イクリール

[男の用心深さ>>35に喉を鳴らして/むっと口を結んで、女は目をすがめた。話が早い/隙を狙いにくいじゃないか]

 怖がりさん。
 生ものを食べるのは苦手なのね。

[大丈夫、大丈夫。何とでもやりようはあるんだから。
言い聞かせるように胸の裡で唱えて、露になった彼自身に一瞬身体を固くした。長いものも太いものも経験はあるけれど、合わせ技の凶悪さだ。上からの体位に躊躇いが生まれるくらいに]

 …なーん、だ。
 待てが出来なかったんなら、仕方ない、わ。

[きっかり等分の興奮と怯みに下腹が熱くなる。
背を預けるのは避けたかったから、対面でぎこちなく肩に手をかける]
(36) 2021/05/01(Sat) 19:24:37

【人】 舞姫 イクリール


 んっ、ぅ……!

[2、3度熱く潤んだ入口を擦り付けてから意を決して腰を沈めた]

 は、ぁ……あつ……、っ…!

[一番太い所を飲み込んで幹の半ばまで来たところで、女の動きが止まる。一瞬緩んだ中が子種を欲しがってぎゅっとしがみつくのを誤魔化そうと、喉を反らして声を飲み込む。

こんなの変だ。これきしのことで、気持ちよくなんてない。

そのまますべて受け入れようとして、先端が自身の最奥をつついたのに気付いた。これ以上は、無理だと冷静な頭が怯えている。気を抜くと重力のままに行きそうになる身体を震わせながら、男の肩にすがって腰を持ち上げようと手を伸ばす*]
(37) 2021/05/01(Sat) 19:27:11

【人】 舞姫 イクリール


 や、待っ……ーー〜っ!

[一際生々しい水音と肌がぶつかる音が響く。>>40
逞しい腕のなかで女の身体は玩具のように跳ねた]

 ひっ、い、ぁ…! あぁあっ……!

[収まった熱が確かな質量で身のうちを抉っている。

かさが子宮を抉じ開けそうな衝撃と苦痛に、あえかに藻掻く。押し付けた胸が複雑に歪む。はくはくと上手く息も出来ないまま唇が震えた。

かくん、と脱力した拍子に今まで存在も知らなかった未開拓の場所を突かれて、額に汗が浮かんだ]
(49) 2021/05/01(Sat) 21:26:47

【人】 舞姫 イクリール


 ――ぁ……? 

[ちかちかと火花が散り続けている。とりとめない火が、脳天から指先までを暖めている。

既知の快楽と違いすぎて理解が追い付いていないのに、男にすがりついているせいで動きが小さいものの、腰は新しい味を覚えようとかくかく揺れていた]

 やだっ……やぁ……♡
 い、ぃたい…の、動かないで……。

[苦痛と紙一重の感覚に、言動が矛盾する。
陶酔しきった瞳が、混乱のなか男を求めて空をさ迷った*]
(50) 2021/05/01(Sat) 21:29:18

【人】 舞姫 イクリール

[漏れ聞こえた笑み>>54に、かぁと頬に血が昇る。
今まさに動いていながらなんて意地が悪いの、とままならなさに憤る自分と悟られた羞恥に悦ぶ自分がいた]

 い、今、するところ……だったんだか、ら。

[潤んだ瞳で睨むのが閨では甘えるのと同義なのを知りながらも、男を睨まずにいられなかった。

抱かれるままに上体を預けてゆっくり腰を上げる。
ずるる、と内壁を持っていかれそうな感覚が続くのが、あまりにも長くて背中が震えた。薬で過敏になった中が、貪欲に男を包み込むのが自分にもわかる。男の形から意識をそらし、高く上がった尻を、勢いよく落とした]

 ふっ、ぁ……う…!
 あぁんっ! あっ、ひ……あっ!
(63) 2021/05/01(Sat) 23:08:48

【人】 舞姫 イクリール

[切れ切れの喘ぎのなか、女は少し調子を取り戻していた。――自分で動いている間は、最奥を不用意に犯されずに済む。未知を避ける素振りさえ見せなければやり過ごせるだろうと高を括っていた。

慣れた"良いところ"に男を誘い込みながら、時々ぎこちなく腰を回して最奥にぐりぐりと擦り付ける]

 っーー〜…♡

[その度に動きが止まり、徐々に腰の高さと速さが落ちている事に、女は無自覚だった*]
(64) 2021/05/01(Sat) 23:11:47

【人】 舞姫 イクリール

[ぐずぐずに蕩けた粘膜が震える。擦れた胸の頂がつんと興奮を主張している。

息を乱して絶頂の波をやり過ごしながら、男の熱が弾けるのはまだかまだかと図っていた時だった]

 何のはな、――……!

[触れられたくない話>>69を反らそうと重ねようとした言葉が浮遊感に途絶える。最初よりはこなれてきたとはいえ、不意打ちに最奥まで凶器に貫かれてひゅっと喉が鳴る]

 ふ、深いっ……だめ、待って、待…!

[男の長く力強いストロークは止まらない。自分では届かない、届かせたくない場所へ。それも、何もかも暴くように何度も角度を変えながら。

悲鳴と嬌声が入れ代わり立ち代わり混じった声をあげながら男の胸を掻く女の手は、やがて力なく投げ出されて抽送の度に揺れるばかりになっていった]
(77) 2021/05/02(Sun) 0:31:57

【人】 舞姫 イクリール


 あっ、ぁ、あ、あ……、ひぅ…!

[腹側の浅い場所から、辿るように最奥へ。狙いをつけるようにとんとんと突かれた直後に深々と貫かれた瞬間、女の爪先がきゅっと丸まり、痙攣するように中が疼いた]

 これぇ……やだっ……だめ、ゆるして…!

[昇りつめるような絶頂の奥に、燃えるような何かがある。身も世もなく悶えながら、女は甘く泣きじゃくる。

しんじゃう、と囁いた。
閨でそれが意味するかは、頭から吹き飛んでいた**]
(78) 2021/05/02(Sun) 0:34:11

【人】 舞姫 イクリール


 んぁあっ……!
 やだやだっ、めって、る、のにぃ…!
 ひっ、や、ぁぁぁ……あんっ!

[暴力的なほどの快楽に追い詰められていく。>>79
腕に力が入らない分、繋がりを余計に意識してしまい、止まってと男の腰に絡めた足は、もはや甘く続きをねだる役にしか立っていない]

 はっ…ぁ、あ、――んううぅ……!

[的確に繰り返される責めに、耐えきれず昇りつめる。きつく柔らかく締め上げた男自身もより硬く太く張りつめて……容赦なく女を蹂躙していく。

本当に死んでしまうと思った。
極めたと思った絶頂の向こう側で、その味を覚えた最奥が苦痛さえ悦楽に変換して身体を焼き付くそうとしている。
終わらない快楽に、泣いて、泣いて、啼いていた]
(81) 2021/05/02(Sun) 8:22:32

【人】 舞姫 イクリール

[戦場でも閨でも、どんな時だって自分の思うままに動く身体は踊り子の誇りだった。なのに、翻弄され、精を搾り取るだけの動きも止められない無様さときたら――最悪だった。それがあまりにも気持ちいいという事実が]

 ぁー……ぁぁぁ……♡

[ついに熱が弾ける。>>80
一滴も逃すまいと中がうねり、口づけるように最奥が吸い付いていた。

どこまでも奥へ奥へ男に侵されながら痛いほどに抱きすくめられて、快感を反らしようもなくすべてを受け止める。強い雄に食らいつくされる悦びと屈辱に吐精の度にひくひく悶えていては、何の反撃も出来ようはずがない。

せめて蕩けきった雌の顔を見られまいと男の肩にすり寄ったところで、イクリールの意識は途絶えた*]
(82) 2021/05/02(Sun) 8:24:59

【人】 舞姫 イクリール

― 休憩室>>85 >>0:n6

 ――ん、ぅう……。

[腰の奥の重苦しさに呻いた拍子に、清潔なシーツの滑らかさが頬をくすぐった。ダンジョンに不似合いな感触に、ぼんやりと目を開ける。

綺麗な小部屋にぎょっとして辺りを見回すと、ベッドサイドにはローションとコンドームがあった。
――まさか娼家にでも売り払われた!?


好き勝手された腹いせに、瞬風の鬣犬のイメージは面と身体と行為が「ちょっと」イイだけの外道になっていた。「選択肢はちらつかせたが選ばせるとは言ってねぇぜ」みたいな。当たらずとも遠くないはず。

ところが男は律儀に約束を守っていたし、扉外の様子を見るにどうやらまだダンジョン内なのは確かなようだった]

 ルビーで損切りして逃げる予定だったのに…!

[きっちり腕輪も取り立てられている。そのくせ、放置せず毛布までかけられていたのが、かえって悔しかった]
(92) 2021/05/02(Sun) 15:18:00

【人】 舞姫 イクリール

[複雑な感情をふかふかの枕にぶつけていたら、とろりと白濁が内腿を伝って慌てて拭い去る。まだ、奥から零れ出そうな感覚があった。

異常な欲求は薄れていたが、いまだに男の熱の形が残っているような違和感残る、鈍く痺れる腹。散々貫かれた辺りに手を当てる。――こんなところまで、届いてたんだ]

  ……もぉーー〜!

[変な霧さえなければ逆に手玉に取ってやったのに。
覚えてなさい、と口走りかけてベッドに沈む。
こんな三下負け惜しみムーブ、自分の美学に反する]
(93) 2021/05/02(Sun) 15:23:40

【人】 舞姫 イクリール


 からだ……洗わな、きゃ…、ナイフも……。

[気だるくて、うっかりすると眠ってしまいそうだった。

なぜか頭の中で妊娠の可能性はぼやけていたけれど、あちこちべたべたで目元も赤くなっている。ダンジョンも未知数とはいえ同じ場所に居続けるのも怖い。

そうは思っても疲労には勝てなかった。]
(94) 2021/05/02(Sun) 15:26:28

【人】 舞姫 イクリール

[ベッドの誘惑に負けて、まぶたが降りていく。
夢うつつに聞いた誰かの声>>85を思い出して、夢見が悪い。

今度は、選ぶのも遊ぶのも私の方なんだから。
ううん、次なんて、きっと、ないけれど……。

あと少し、あと52分だけ。乱れた衣装、ぐちゃぐちゃの身体のままイクリールは眠りに落ちた**]
(95) 2021/05/02(Sun) 15:39:20
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a15) 2021/05/02(Sun) 15:41:31

【人】 舞姫 イクリール

[天も地もない不思議な空間に漂っていた。

行為の名残なのか、まだ人の身には男とも女ともつかない淫魔を名乗る人影に誘惑される、夢]

 おあいにくさま、相手には困ってないの。
 私は母上……母さんとは違うんだから。

[淫魔を信じない女は、夢の中でも我を通して目も合わせない。心の脆いところを溢しはしたけれど]

 あっちいって、私踊るの。歌うのよ。

[より深い眠りに落ちようとした時だった。
――新たに軽薄な声>>97が甘やかに話しかけてきたのは。不思議な親しみと目眩がするような響きが、女の口を滑らかにした]
(108) 2021/05/02(Sun) 21:23:20

【人】 舞姫 イクリール

 …………。
 気持ちいこと、ぜんぶ、知りたい。お腹いっぱいに…

[きゅんと下腹が疼く。
凶悪なモノで心身を蹂躙された快感。下の口だけであれほどなのだから、きっとこの身体はもっと――淫らになれる]

 ……ちが、違う。
 それなりに楽しむ方がいい。誰だっていい。
 こんなところでさえ、なかったら……、私は、…!

[はっと正気にかえったものの、上辺でこの状況を否定しようと思い描いた未知への欲望は既に読み取られていた。

曖昧な人影が赤髪の男と金髪の女に変化する]
(109) 2021/05/02(Sun) 21:27:49

【人】 舞姫 イクリール

[前から男が深く口づけながら胸を愛撫し、後ろから女が胸を押し当て耳を舐め、どちらのものともつかない手が尻を、花芯を、入口を悪戯に火照らせていく。

指の股さえ余さず、全身を舌が、指が、性器があらゆる快楽を与えてきて、上下も左右もぐちゃぐちゃに乱れていく。

夢の世界に限りはない。
何度も、イッて、逝って、いって……。

肌と肌が合わさっているのに、まるで溶けたような一体感。生来抱えていた反発心も寂しさも、嬌声をあげ続けた喉が潰れる頃にはすっかり消え去っていた]
(110) 2021/05/02(Sun) 21:28:47

【人】 舞姫 イクリール

[びくびくと背を反らしながら目を覚ます。
濡れた秘所が、鬱血痕の一つもない肌が、物足りなさを訴えていた。

性別も形も熱も自在の彼らを思い出して、うっとりと虚空を見つめる。悪いことも良いことも、もっと女の快楽を極めたなら、あのようになれるんだろうか。

現実が夢の延長であるかのように記憶は鮮やかで"淫魔の子"と呼ばれるのを拒んだ女は限りなく淫魔そのものに近くなっていた。

鬣犬に抉じ開けられた扉の向こうに丁寧に道を引かれて、もはやイクリールの脳裏に脱出が浮かぶことはなかった]
(112) 2021/05/02(Sun) 21:34:55

【人】 舞姫 イクリール

[びくびくと背を反らしながら目を覚ます。
濡れた秘所が、鬱血痕の一つもない肌が、物足りなさを訴えていた。

性別も形も熱も自在の彼らを思い出して、うっとりと虚空を見つめる。悪いことも良いことも、もっと女の快楽を極めたなら、あのようになれるんだろうか。

現実が夢の延長であるかのように記憶は鮮やかで"淫魔の子"と呼ばれるのを拒んだ女は限りなく淫魔そのものに近くなっていた。

鬣犬に抉じ開けられた扉の向こうに丁寧に道を引かれて、もはやイクリールの脳裏に脱出が浮かぶことはなかった]**
(113) 2021/05/02(Sun) 21:35:05