人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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視点:


【人】 陽葉 シロマ

>>ライカ

「……うん?」

どこかの廊下。ふと、校庭を見ていると。
何か違和感があった。
指折り数えて、また数えて。

「…………」

そうして階段を降りようとした矢先、見慣れた後ろ姿が目に入った。

「夏彦、一人でどうしたんだ?」

少し通り過ぎ、窓から差す月明かりの下に出る。
(1) 2022/07/06(Wed) 22:20:59

【人】 陽葉 シロマ

>>2 ライカ

「私が断ると思ったかい?」

青白い明かりに照らされた顔は、いつも通り自信に溢れている。
全てを自分の力で解決しようという意思と行動力。
勿論、それだけじゃ上手くいかないこともある。


「嫌なこと、ね。
 ……もしかして、深雪のことかな」

違っていたらごめんね、と付け加えて少女は貴方の顔色を伺った。
とはいえ、殆ど確信はしていたが。

「解決策が出るとも限らないが……言葉に出して気付くこともある。
 どうだろう?」

導く様に、片手を差し伸べた。
(7) 2022/07/07(Thu) 11:31:31

【人】 陽葉 シロマ

>>【一日目・校舎裏】 >>6

「お、案外道具があったね。よーし、出陣だっ」

少女の抑揚は弾んでいた。
白間だって、幼い頃はお転婆娘と呼ばれていたのだ。

そうして見取り図を見ながら進み、鉄製の取手が地面から生えているのを見つけ。
道具を使って、蓋の上にある土を掘っていく。

「……昔さ、あるかもわからない埋蔵金を探したことがあっただろう。
 何だかあの日を思い出すね」

金があれば、きっと皆喜ぶ筈だからと。
幼いあの日、手当たり次第に地面を掘っていた。
(8) 2022/07/07(Thu) 11:46:20

【人】 陽葉 シロマ

>>【一日目・防空壕】>>11

「お母さんの病院代とか言ってた気がする。
 ……でも、本当はね。
 進学の為のお金とか、そんな感じだったんだ。
 今思い返すと、随分可愛げのない子供だったなって思うよ」

勿論、それはお互い様。
苦笑すると、スマートフォンを取り出して録画を開始した。

「今私達は防空壕に来ているよ。
 まずは階段を降りていきま〜す……」

実況しながら、ゆっくり進んで行く。
一人がギリギリ通れる程の通路を降りれば、ぱきんと何かを踏んだ音がした。

「ん、何か踏んだ。
 ……マユちゃーん、明かり頂戴〜っ。何も見えない〜!」
(17) 2022/07/07(Thu) 20:22:58
シロマは、頭蓋骨を踏んだ。
(a17) 2022/07/07(Thu) 20:23:20

【人】 陽葉 シロマ

>>15 >>16 ライカ

「いいや、初めて聞いた」

貴方が月明かりの下に出れば、すんなりと手は解かれた。
あくまで歩かせるだけだ、とでも言う様に。
自分の足で歩くことを、促す様に。

「うーん、話を聞くに。引っ越しをきっかけに別れ話を出された、って感じかな。
 そして受け入れられてないねぇ、少しもさ」

昇降口が見えてくる。
目指すは隣の空き教室。音楽室や理科室のような、特別な教室はもう誰かが行ったから──理由は只それだけ。

「夏彦がどう思おうと、深雪の気持ちは変わらないわけだし……素直にその気持ちを言っても構わないだろう。
 言っても言わなくても結果が変わらないんだから」

だったら、行動して後悔したい。
白間梢は、そういう人間だった。

「……言えないのは、さ。
 深雪の言葉を聞くのが怖いから、だったりしない?」

貴方と自分はきっと、あまり似ていない。だから、予想だ。

(19) 2022/07/07(Thu) 21:20:00

【人】 陽葉 シロマ

>>15 >>16 >>a18

かしゃん、小さな物音。

「……ん?」

ふと、足を止めて貴方の横顔を見やる。
この暗闇では全貌まではわからないが、昇降口から聞こえて来た気がした。
(20) 2022/07/07(Thu) 21:20:24
シロマは、頷きを一つ返した。撮っちゃえ。
(a22) 2022/07/07(Thu) 22:15:22

【人】 陽葉 シロマ

【昇降口】 カナイ/ライカ

転がって来た蚊取り線香を拾い、こちらに気付いた貴方へ近寄って片膝をつく。

「これ、カナ姉のだよね」

はい、と先程まで猫を抱えていた手に蚊取り線香を乗せて、悪戯っぽく笑った。

「ふふ……この写真をバラ撒かれたくなければ、私達に従うのだ!」

冗談を言うその抑揚は、今は後輩に見せない顔のひとつ。
幼い頃は、外で男の子達とごっこ遊びをする様な子供だった。

「カナ姉、多分教室に引き篭もってあまり出歩いてないだろう?
 ちょっとそこまで行ってみない?」

そこ、と昇降口近くの教室を指差した。
(27) 2022/07/07(Thu) 23:29:55

【人】 陽葉 シロマ

【昇降口】>>28 >>29

勿論、立ち上がる時は王子の様に手を貸した。
こうした所作が自然に出るくらい、白間は昔から世話焼きで。

「ふふ、まあ軽く一階の教室を見て回るだけだから。すぐ戻るよ」

同時に、お転婆娘でもあった。

まずは小手調べと言わんばかりに、隣の教室へのんびりとした足取りで向かう。
雰囲気などあったものではない。
ゲームで言えば最初の町であって、重要なイベントなど起こりうる筈がないのだから。
だから無警戒に、気軽に軋む扉を開けたのだ。

(30) 2022/07/08(Fri) 0:24:05

【人】 陽葉 シロマ

【???】>>28 >>29

立ち止まる。

「…………」

動かない。

「……、……」

先頭に立つ少女は、貴方達より一回り以上背が高く。
故に教室の中は、彼女の背中で見えにくい。

その表情は、ともすればわざとらしく見える程に苦々しかった。
(31) 2022/07/08(Fri) 0:25:29

【人】 陽葉 シロマ

【???】

その大きな物音で、はっと我に帰った様に。
そうっと見慣れた麦わら帽子の元に近付いた。
口元に手をかざして、暫く。

「……ごめんね、見つけるのが遅くなって」

麦わら帽子を拾い、顔を隠すように頭へ被せた。
スマートフォンを取り出して、すい、と少し操作をする。

「寝かせておきたい所だけど……現場保存、しておいた方が良いだろうし」

帽子越しに、遺体を撫でた。
(37) 2022/07/08(Fri) 1:45:46
シロマは、廊下から聞こえた声にひょっこり、顔を出す。
(a36) 2022/07/08(Fri) 1:48:45

シロマは、「牧夫、いたよ」
(a37) 2022/07/08(Fri) 1:49:06

シロマは、ただそれだけ。
(a38) 2022/07/08(Fri) 1:49:21

【人】 陽葉 シロマ

>>【一日目・防空壕】 >>38

照らされた周囲の中でも、一際白い物が数個地面に転がっていた。
理科室で見たことがあるだろう、人間の頭蓋骨だ。
……こちらは本物だが。

うわ!
頭踏んじゃった!
 ごめんなさ〜いっ、わざとじゃないんです!」

恐怖よりも無礼な行いをした、という認識が強いらしい。
踏んだ頭蓋骨に手を合わせて謝っている。

しかし謝った後、きっちりカメラに写した。
撮れ高の良い映像が撮れたことに満足した少女は、液晶上部の通知に気付く。

「……何かあったみたいだね。
 そろそろ校舎戻る?」
(40) 2022/07/08(Fri) 10:01:53

【人】 陽葉 シロマ

>>【???】

永瀬の助言を受け、来家と司馬の前に片膝をつく。少女の方へ、先程の様に手を差し出して。
その表情は、きっといつも通りに見える。

「立てる?
 まずは、明日香達の方に戻ろう」

きっと自発的に動く余裕は無いだろう、そう考えたから。
少年の方にも、「どうかな」と小さく尋ねた。
(42) 2022/07/08(Fri) 10:45:56

【人】 陽葉 シロマ

【???】>>43

「……ちょっと失礼するよっ」

脇の下に手を入れて、ぐっ、と上に持ち上げる。体格差もあり、立たせるくらいはできるだろうか。

何にせよ、そのまま視界を覆う様に抱き寄せて──背中を優しく撫でる。

「……大丈夫、皆がいるから。
 これ以上酷いことにはならないさ」

まるで大人のように。
穏やかな声色で、そっと語りかけた。
(45) 2022/07/08(Fri) 12:24:48

【人】 陽葉 シロマ

【???】>>50

「よし、よし。一緒に行こう」

背丈があっても、男の子ではないから。流石に軽々と、とはいかないけれど。
ぐい、と貴方を抱え上げて歩き出す。

「誰かと一緒なら、怖くないよ」


そう耳元で囁いて。
重い足音を軋ませ、2人の少女は廊下の奥へ進んで行った。
(51) 2022/07/08(Fri) 19:22:44
シロマは、「……ありがとう」
(a54) 2022/07/08(Fri) 22:13:00

シロマは、永瀬へ小さく、しかし嬉しそうに告げた。
(a55) 2022/07/08(Fri) 22:13:25

【人】 陽葉 シロマ

>>58 マユミ

「おぅ……」

周囲の人間をちら、と見遣った後。
隠れるように返信を打った。

『お茶飲みます』

40分という現実的な時間に、いざとなれば実践するのだろうと思いつつ。
申告ついでの休憩宣言であった。

移動したのだろう。
暫くしてから続いた。

『でもそれ言ったら、マユちゃんもだよ』
『一緒にお茶する?』
『ピアノが鳴れば、喫茶店みたいなものだよ』

しかし貴方だって、自分と探索したり山を降りようと試みたりしている筈だ。
お互い様ではないかと言うつもりで、続けて送信する。
(59) 2022/07/10(Sun) 4:50:05
陽葉 シロマは、メモを貼った。
(a75) 2022/07/10(Sun) 4:50:43

【人】 陽葉 シロマ

>>60 マユミ

「いらっしゃいませ〜。
 お好きな席にどうぞ。……こんな感じ?」

少女は半円状に並べられた椅子のひとつに腰掛け、水筒の中身を飲んでいた。
予め持って来ていたようだ。

「ピアノが鳴ってただろう?
 鳴る瞬間ってどんな感じなのか気になって来てみたんだけど、まだ鳴りそうにもないんだ」

朽ちかけたピアノを眺め、からんと水筒の中身を揺らす。

「……マユちゃん、何か弾けたりしない?」

演奏なら、教師を志していたこの少女の方ができそうなものだが。
今は弾く気分では無いのかもしれない。
(61) 2022/07/10(Sun) 9:35:29