人狼物語 三日月国


72 【R18RP】エロトラップダンジョン村【誰歓】

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【人】 舞姫 イクリール

["同意"を得られた瞬間。>>1:202
なにかが失われたのが自分でも分かったけれど、濃厚な背徳な味に感傷は押し流されて潰えた。

汚れた弱者を心から憐れみ、警戒を怠らず、ダンジョンを抜けて強者の位置に返り咲けただろう青年。

テンガンはきっと、本来なら戦いで命を落とす可能性はあっても名誉を汚すことなんてなかっただろう。友と交わり、力と知を得て、妻を敬い子を愛する、正しい、正しい、綺麗な貴種の人生……。つまらない
羨ましい
在り方。

そんな男が。
惨めな格好を強いられて、正解のない選択に引きずり込まれている現状。交わらない者同士がこうして分かりあえるなんて、快楽とはなんて素晴らしいんだろう!どこかで女が嗤っている。

頭痛は止んでいた。これでいい、とイクリールも思った]
(1) 2021/05/04(Tue) 11:11:24

【人】 舞姫 イクリール


 …………。

[突き付けられた屈辱を前に、テンガンがどう反応するかをつぶさに見届ける。>>1:203
相反する理性と欲望がぶつかり、彼の口を塞ぐ様はひどく淫りがましかった]

 知ってしまってなお、快楽に耐えられるというなら。
 そのときは、信じるわ……。
 地上に、私にも帰る場所があるんだって。

[とうとう閉じられてしまった瞼にキスを落とす。

清らかな"家族"や"仲間"への憧憬。
イクリールに残った最後の人間の片鱗をテンガンに贈る。
――私は、正しくなくていい。自分で造り自分で満たそう。

教えてあげなくちゃ。
正しさでは救えない罠が満ち足りこのダンジョンの歩き方を。食われる背徳を。選べない弱者に堕ちる快楽を。それから、持てる力を欲望のままにふるう強者の愉悦を]
(2) 2021/05/04(Tue) 11:15:13

【人】 舞姫 イクリール

[後ろから男に、前から女にテンガンの身は起こされる。既に張りつめた彼自身を前に、小さく笑みを洩らす。

片足をテンガンの肩にかけた女は、もう片方の足を腰に絡めてぐっと自分の背後の床に倒れ込んだ]

 は、ぁ……ぁああっ…!

[前戯もなかったにも関わらず、張りつめた頭さえ受け入れてしまえば一気に全てが熱く熟れた蜜壺に包まれる。

柔軟な白い女体は、テンガンに押さえつけられるかのように折り畳まれて切なげに悶えていた]

 こ、こ。私のいいところ……。

[覚えてね、と甘く囁く。
そんな深い場所にさえ他者の精がこびりついている事に気づけるのは、最奥を汚された事がある者くらいだろう。

女は、自分の快楽を追うよりもテンガンを追い詰めるのを優先してただの肉筒のように腰を振りたくった]
(3) 2021/05/04(Tue) 11:17:12

【人】 舞姫 イクリール

[一方、背面の男は興奮しきった様子で一度は取り逃がした獲物を隅々まで撫で回している。

初めのうちは、マッサージの範囲だったが。
くるくると円を描いて胸筋を揉みしだき、頂>>1:88が腫れていることに気づくと、下品な言葉を吐きながら責め立て、テンガンの尻を割り開いて後孔をぐりぐり広げ始めた]

 あっ、ぁ、…ふ、ふふっ……♡
 テンガンさん、ずいぶん"凝ってる"のね。

[女の正当化の言葉を合図に、男も乱暴に陽物を突きいれ、前から後ろから、テンガンの身体は遠慮なく揺さぶられ乱されていく。

聞こえているか分からなかったが、「どちらかが達するごとに1本手錠の鍵をあげる」と耳を舐めながら優しく告げた*]
(4) 2021/05/04(Tue) 11:20:19
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a2) 2021/05/04(Tue) 11:31:46

【人】 舞姫 イクリール


 ぁ、はッ……あはははっ!

[反射で肩を揺らし、理解した瞬間耐え難い笑い声を洩らす。

テンガンが後孔を犯された途端>>13に新たに送り込まれてきた精を無駄にしないよう、吐精に跳ねる先端を粘膜で、テンガンの身体をしっとり濡れた肌で、きつく抱いてやる。

男も待ち望むような反応>>12から予期していたのか、絵に描いたような好き者を嘲りながら絶頂に震える後孔をねっとりと味わっていた]

 あれぇ。変だなあ。

 私たちはまだイッてないのに。
 テンガンさんがこんなに簡単に感じちゃうわけないものね?
(18) 2021/05/04(Tue) 19:07:04

【人】 舞姫 イクリール

[覚えのいいテンガンの頭を撫でながら女は興奮に息を乱す。

間髪を入れず続く凌辱にあがる切羽つまった声。逐一敏感に反応する身体。瞳に過る昏い陶酔。特等席で味わうそれの、なんて甘美なこと。

洗い場から此方を見ている者の口笛と揶揄。
女が動く度、より響くようになった粘着質な水音。
男が動く度、より激しくなった肌と肌がぶつかる音。
そして、テンガン自身の嬌声が浴場に淫靡に響き渡る。

言葉ではいけないことなんて気持ちよくないでしょう、と言いながら、身体はいい子を労りあたたかな泥の底に手招いた。禁断の実をちらつかせるように]
(19) 2021/05/04(Tue) 19:08:19

【人】 舞姫 イクリール

[背後の男が(4)2n6回目の精を吐き出し、荒い息をつきながら動きを止める。その頃には女も(1)1d3回目の絶頂を迎えていた]

 ……ね、手錠、はずしてあげて…。

[テンガンに余裕がないのをいいことに、しれっとそのままにしていた鎖の音が耳障りになってきたのもあり思いきった事を言う。男は、今のテンガンからならいざとなれば逃げられると踏んだのか、その言葉に従った。

女は、形式上組み敷かれたまま艶然とテンガンを見つめている。

善が選べる選択肢は少ないが、悪は自由だ。そして、何も選べなかったにしても――"選べるのに選ばない"という堕落の蜜はきっと甘いに違いなかったから。

赤い舌が覗く。
淫蕩な微笑み、火照った身体を投げ出して。それでも綺麗事を抱いていられるなら赦してあげる、と傲慢な瞳が告げていた*]
(20) 2021/05/04(Tue) 19:14:06

【人】 舞姫 イクリール

[すっかり堕ちた>>28と見くびっていたテンガンに一撃で圧倒された男>>29が視界の外に消えるのを見送り、丹精こめて育てたものの芽吹きに、これまで知らなかった多幸感を得る]

  …………。

[礼儀、良識、生来の麗質――それらを削られた下から表れた剥き出しの雄が、その酷薄さと裏腹に素朴で幼気な疑問を述べるのに、じっと耳を傾けた]

  えぇ、――えぇ。
  いけないことよ、神様も赦してくれない。
  身も心も溶けてしまいそうな……"いいこと"

[触れようとした手に頬をすり寄せ、ひとりで着替えできると喚く幼子に言い聞かせるようにテンガンを愉しげに見上げる]

  後ろがさみしくてもちゃんと出来る?
 
(32) 2021/05/04(Tue) 21:15:58

【人】 舞姫 イクリール

[彼がスピカに言及した時だけ、僅かに表情が消えたけれど。

ただ、それだけ*]
(33) 2021/05/04(Tue) 21:17:43

【人】 舞姫 イクリール


  わぁ。楽しみね、……?

[ほぅと熱い息をついて煽り立てようとした矢先、テンガンの目>>40に宿った不穏な歪を訝しむも、荒々しい動きに一旦意識が逸れる]

  あ、ぐっ……!
  ――んんっ、ぅ、あ、うぅっ……♡

[浴場で清めた後だと言うのに、汗ばんだ肌は律動に合わせて波打ち、乱れ髪が色を添えている。

彼が被虐のさなか吐き出した精を掻き出し嗜虐に塗り替えるように暴虐に耽る水音が堪らない。それでいいのよ、と細めた目が次の瞬間大きく開かれた]

  あっ……、あんっ…ぁあああっ!

[最奥を嬲り穿つ勢いに背を仰け反らせる。

火花散る悦楽に中が震え、苦痛に身体が勝手に捩れる。教えた通りの場所を、一切の加減なしに暴かれていく――あれほどの凌辱の後にも関わらず尽きない体力、凶暴な笑みに男女の性差を突き付けられるようだった]
(45) 2021/05/04(Tue) 22:57:50

【人】 舞姫 イクリール


  ひっ、ぁ!
  そこっ、それぇ……♡ ぁああぁあ……!

[「やめて」も「もっと」も言えずに達する。>>41
身を折るように圧迫されると、より雄を強く食いしめてしまい、快楽を逸らす余地もなく止まらないピストンに揺さぶられながらとりとめなく絶頂が連続する]

  ーーーー〜……♡

[肉体の快楽と見る影もなく女を嬲るテンガンの有り様に、腹がくちくなっていく。蕩けた顔に浮かぶのは、まだ一仕事成し遂げた達成感に近いもの。

声にならない嬌声をあげてくったりと横たわった時だった。
その気配>>30に気づいたのは。]
(46) 2021/05/04(Tue) 23:00:35

【人】 舞姫 イクリール


  はぁ、はあっ――えっ…スー、くん?

[呆然と目を瞬く。
反射的に足を閉じようとして、混乱した眼が己を支配する男を見上げた]

  いっ、ぁ……!
  待って、止まって! あ、ぁ…ぁぁぁあ…♡

[身のうちからも外からも牙を突き立てられる。>>41

頬が熱い。奥が疼く。歯形を残される度にテンガンを押し退けようとして身を捩っても果たせず、イクリールは断末魔じみた悲鳴をあげて一際深い絶頂を迎えた*]
(47) 2021/05/04(Tue) 23:11:57
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a11) 2021/05/04(Tue) 23:57:12

【人】 舞姫 イクリール

[蛇の道に招こうと藪をつついて、とんでもないものを出してしまったのかもしれない。このダンジョンに踏み入って初めての、子種と快楽を拒絶するための抗いは、テンガンの獣性にいとも容易く破られた。>>48

獣が、思うさま肉を喰らおうとしている。
浅くなる呼吸。痛み。焦燥。屈辱。恐怖。――絶頂。

逃れようもなく肉を裂かれ、注ぎ込まれる熱く生臭い精。

最高にいけない最悪のきもちよさだった。スピカの視線>>52を感じながら床のタイルを掻きむしり味わう長い長い快楽は死に似ていた]
(57) 2021/05/05(Wed) 5:26:21

【人】 舞姫 イクリール

[テンガンの意趣返しの捨て台詞>>49に返す言葉もなく、うち捨てられた肉体を余韻に震わせたままイクリールは放心していた。この状況に本能が歓喜し理性が絶望して力が入らなかったから。

スピカ>>53が何か言っている。
彼らしい純朴な祈りに、どこか雲行きのあやしい濁りが混ざっているのは聞き間違いだろうか。

……"スピカ"が、この状況に遭遇したとして。
果たして普段の彼はただ黙って行為の一部始終を見届けただろうか? そもそも、彼はいつから?

テンガンを犯す自分を止めるでもなく、自分を貪るテンガンを掬い上げるでもなく、――まるで地の底から事態を見守るような物言いをするだろうか?

なにもわからなかった。
ただ、情事によるものとは違う汗がじわりと浮かんでいた]
(58) 2021/05/05(Wed) 5:28:34

【人】 舞姫 イクリール

[言い知れぬ違和感に震える身体を抱き上げられて、疲れきったイクリールはされるがままに湯に浸かる。蒸気と汗が歯形に染みて、ぴりぴりと緊張感を煽った]

  …………。

[じっと、スピカの述懐に耳を傾ける。>>54>>55>>56

口調自体は普段と変わらないのに、内容は何もかもおかしかった。……いや。イクリールはもう、彼がとつとつと語る欲望の出所を知っていた。快楽のさなか新たに植え付けられた"本能"を。泥の底で歪められた"理性"を。

どうしてだろう。
"イクリール"は泣いていた。
いずれ春の空に帰っていく筈だったお星さまが、いつの間にか地べたに転がる飴玉になっていることに。

女の身体は、味わって良くなったじゃないと彼の矛盾と申し出を悦んでいるのに]
(59) 2021/05/05(Wed) 5:29:59

【人】 舞姫 イクリール


  ……あ、

[ぱしゃりと湯が跳ねる。
無意識に彼にもたれかかり、口づけようとしていた身体を起こして、スピカの腕を拒絶しようとする。

イクリールの中にも、相反する何かが渦巻いていた]

  スー、くん。場所を変えない?
  私、わたし……嬉しくて、のぼせ、ちゃった……もの。

[涙を拭って取り繕う。

答えを先延ばしに――あわよくば逃げてしまおうかと逡巡しているのが隠せるほど、スピカと過ごした時間は短くはなかっただろうけれど**]
(60) 2021/05/05(Wed) 5:32:40
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a14) 2021/05/05(Wed) 5:37:19

【人】 舞姫 イクリール

[戻るつもりがなかったから、テンガンに手を出した。
同じように、スピカを味見するつもりが全くなかったとは言わない。でも、それは彼が日の下に戻る前提でのことだった。

ほんのいっときの悪夢として。

もしかして、真面目が過ぎて些細な罪を深刻に受け止めているのではないか。テンガンのように追い詰めすぎなければ、目が覚めるのではないか――。

着衣のまま共に湯に身を浸し、堕落の共連れを誘うスピカという現実から逃避する。どうしてそれが受け入れがたいのか、もう分からなくなっているのに]
(79) 2021/05/05(Wed) 14:37:46

【人】 舞姫 イクリール


  えぇと、………!

[まるで、他愛ない誘いをかけた日常風景のようなスピカの問いかけ>>68に、少しほっとしたところで添えられた手に肩を震わせる。

雄に荒らされて白濁に濡れ、赤く腫れた敏感な秘所をじっくりとスピカの指が掻き回していく]

  ぁ、やっ……!
  だめぇ……出さないでっ……!

[思わず、強姦被害者が中出しを拒むような台詞で、せっかく集めた精を掻き出されるのを拒んでしまうも、彼の手は止まらない]

  んぅ、あっ、ぁ、ぁ……。

[きゅっと締め付けたモノがくっと曲がって掻き出していく慣れない感覚――それが、普段剣を握り弟分たちの頭を撫でるのだろうスピカの手であることを意識して、真っ赤になった。

続けて、人差し指が沈む。>>69
お湯が入らないように力を籠めてしまい、自在な責めに声をあげまいと俯いた時だった]
(80) 2021/05/05(Wed) 14:39:35

【人】 舞姫 イクリール


  きゃあっ……!

[項を、首を、鎖骨を、小さな痛みの後に甘い痺れが追いかけてくる。テンガンが牙を立てた順番だ、と気づいた途端、更に増やされた指が愛撫の域を越えて女を責め立てた]

  あぁああっ! ひっ、ひぅう…やめ、やめて……♡

[波打つものは自分なのか湯船なのか。
身体を支えきれずにスピカにもたれかかる。

咥えた雄による暴虐に馴れた身体には指だけでは物足りなかったにも関わらず、抗えないテンガンの獣性に荒らされた場所を辿り"弱点"をつく正確さに、――自分が気付いていない間もスピカが標的を分析するように観察していた目を想像して、イクリールは声もなく絶頂した。

興奮に尖る胸の頂に歯を立てられる。感触と感度を確かめるように痕をつけられるもどかしさに、潤みきった瞳から感傷とは違った情欲の涙が零れる]

  あっ……、ぅ…!

[その手が止められた時、素直に続きを待ち望んでいた己の身体と彼の本気を悟って、イクリールは腰が抜けたまま途方にくれた]
(81) 2021/05/05(Wed) 14:41:08

【人】 舞姫 イクリール


  ……スーくんの…ばか。

[ぐすぐす鼻を鳴らしながら、抜かりなく自分を抱えていくスピカを罵る。制御がきかないというなら有無を言わさず事に及べばいいのに、おかげで――自ら手を伸ばすか悩まねばならないじゃないか]

  …………。

[彼にいつも向けていた、ほんの少し見栄を張った綺麗な仮面が剥がれてきた自覚はあった。ひとりではない底の其処に、惹かれないと言ったら嘘だから。

スピカの気遣い>>72にむっつりと黙りこみ、ちらと下腹に淫紋がついてしまう。自分自身が心身ともに昂るほか、次に目が合った人の性欲を掻き立てる効果もあるようだ。vil罠と媚薬の霧が噴出して吸い込んでしまい、快楽を求めずにいられなくなる。vil罠に目をやる]
(82) 2021/05/05(Wed) 14:42:56

【人】 舞姫 イクリール

[大浴場の棚にあった神父服>>1:140を素肌に纏い、生足をさらしてスピカの腕に在ることに、どこか皮肉な気分になる]

 真摯に我が子を望まぬ限り、姦淫するなかれ…
 ……。

[母の口癖を歌うように口遊み、僅かに思案したあと。
イクリールは力の入らない手で思いっきり壁を叩いた。
腰が重くなるような甘い霧が噴出するなか、二人の腹に淫紋が宿る]

 スピカ。休憩室、つれてって。

[強制的な高ぶりに潤む赤の瞳が、なにか諦めたように覚悟したように、挑ましげにスピカを見つめる]

 ほんとに、堕ちてくれるなら……手加減なんて許さないから。

[彼の理性も自制も剥ぎ取ってしまえるなら。身体が疼く。
あの告白が真実ならば、人間としての繁殖も淡い思慕も頭から吹き飛ぶような淫蕩に共に沈んでしまいたかった*]
(83) 2021/05/05(Wed) 15:02:32
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a19) 2021/05/05(Wed) 15:15:14

【人】 舞姫 イクリール


 …………。

[二重の催淫に、スピカの一歩ごとに思考が甘く霞んでいく。

抱き締められたときに囁かれた言葉。
他愛のない日々の延長だったなら嬉しかったろうと思う。
他愛のない日々の延長だったなら聞くことはなかったと思う。

空の見えないダンジョンで体液と汚濁に塗れて思いがけない徒花が咲いたから、"イクリール"はちょっとだけ満たされて、ちょっとだけ悲しくなって。あとは、全部きもちのいいことの種火にすることにした。

もう二度とスーくんとは呼ばない。
彼の誠実も理性も傲りも優しさも全部殺してやろうと思った]
(110) 2021/05/05(Wed) 19:58:19

【人】 舞姫 イクリール

―休憩室―

[鬣犬に寝かされていた時には理解不能だった施設の意味が、痛いほどよくわかる。堕とすため。堕ちるため。冒険失敗(ゲームオーバー)のあとの時間をただ愉しめばいい]

  ぁ、う……、

[息が乱れる。
横たえられただけで、シーツの上で身悶えそうになる。>>88

スピカの中性的な容姿に不似合いな凶器を擦り付けられて。熱に浮かされていても怖気づくようなそれに、震えながら湿った息をついた]

  ……むり。…じゃ、ない……。

[半分の強がりと半分の高ぶりに、自ら裾をたくしあげて下腹の淫紋をさらす。熱を駆り立てる紋の下、さらにその奥――本来なら、子を育むための場所を性を溜め込むためだけに使い捨てることを想って、陶酔する。

女は、腹を撫でながら強気に笑ってみせた]
(111) 2021/05/05(Wed) 19:59:32

【人】 舞姫 イクリール


  なら、私は……。
  際限なく与えてあげる。

[勘違いするな、と女の目が煽る。
獲物になりさがるのはお前も同じだと、暗がりに誘う]
(112) 2021/05/05(Wed) 19:59:52

【人】 舞姫 イクリール


  一回寝る位のことで…
  ご主人面できると思わないでくださる?

[私の舞台は世界中のベッドなの、と。
囁いたのは、男の欲望を引き出すための甘い毒。

あとは、ただ黙って身体をひらいた*]
(113) 2021/05/05(Wed) 20:02:02

【人】 舞姫 イクリール

  そんなの、信じない……。

[そうでもなければ、共にと望む訳がない。とスピカの言葉>>125に目を逸らす。どんな顔で女を組み敷いているか、鏡でも見ればいいのに。多かれ少なかれ、支配しようとしない男など今まで見たことがなかった。

グロテスクなほどの穂先が入口に宛がわれて脈打つのと裏腹に落ちるのは、やわらかな口づけ。>>126

僅かに緊張を解いた身体が、甘い声に背を震わせていた]

  あ゙っ……、くぅ…ん……!
  んぅ、ぅ……はっ、はぁ、あぁ…!

[肉を割り開いて、いっとう固い先端が浸入してくる。浅く息をしながら腰を揺らして幹を濡らそうとしたが、彼の両手にがっちり押さえつけられ、ただただ少しずつ押し込まれていくのに耐えるしかない。逃げるどころか紛らわすこともできない。

――本能と理性が歪に混じりあっているのに無自覚な雄の傲慢に、歯形と鬱血痕の残る首を反らして、唇を噛み締めた]
(139) 2021/05/05(Wed) 22:59:55

【人】 舞姫 イクリール


  ひっ……!
  ぁあああぁあっ!

[返答の余地なく最奥まで捩じ込まれた衝撃に悲鳴をあげる。どうしても反射で藻掻きながら、きつく雄を絞りあげてしまう]

  あぁ……は、ぅん……♡

[軽く揺さぶられてようやく、みちみちと膣内を埋めるものに擦りあげられる心地よさに一息つく。

圧迫感に、ここが終着駅だと告げるように最奥が先端をしゃぶっている。視界がちかちかして、祈るように組んだ手の甲に爪が刺さった]

  え……ぁ……? い、ぎッ……!

[限界を越える覚悟を決めようとしたにも関わらず、スピカが暇を与えず押し進めてくる。止めようと、腰に絡めた足がぴんと伸びる。

女の意思さえ無視して反射で身体が暴れていた。外からの侵入を拒む生理的な反応をものともせず抉じ開けられて、絶頂とは異なる痙攣が女の肉の内外を震わせた。

明らかに苦痛を訴えているのに――わななく唇が「もっと」とひきつれた嬌声をあげている。壊して、とその先をねだる**]
(140) 2021/05/05(Wed) 23:05:04
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a32) 2021/05/05(Wed) 23:06:42

舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a38) 2021/05/06(Thu) 17:40:57

【人】 舞姫 イクリール

  ぁ、あ゙ぁああっ!

[二重の催淫を受けてなお身体が訴える苦痛が、人間としての断末魔のようで、昏い興奮に息が乱れる。

悲鳴に時折混じる甘さは、まだ肉体より精神によるものが勝っていた。スピカの瞳に、口端に、苦悩と快楽が歪んで表れる、そのさま]

  っあ、やぁああ……♡

[これから起きる冒涜を象徴するように神父服>>150が裂かれて乱暴に胸を弄ばれ、歯を立てられ――痛い、と訴える声は、ただ男を甘く擽るだけの手管にしか聞こえなかっただろう。

脂汗をかきながら、女は待ち受ける暴虐に微笑む余裕すらあった。このときは、まだ]
(176) 2021/05/06(Thu) 21:15:52

【人】 舞姫 イクリール


  ふ、ぁ……冗談、が……おじょうずね…。

[欲に塗れて、"スーくん"が褪せていくのを感じる。背筋がぞくぞくした。>>151

女は、一瞬滲んだ怯えを隠すように、雌を組み敷き、我が物にせんという本能を嗤って鼻を鳴らす。

妊娠は、"イクリール"にとっての禁忌だった。
母になること。母のようになること。自由な心身を縛られてしまいそうな、根源的な恐怖感。避妊の術は得ていたし、手練手管でリスクを減らすのにも慣れていたのだ――ダンジョンの外では。

それに、この奇妙なダンジョンと休憩室で見た夢、聞こえた声によって淫魔の実在を知った女は、堕落が決定づけられてから逆に安心してもいた。伝承通りなら、自身は快楽に沈むだけで済む]
(177) 2021/05/06(Thu) 21:16:34

【人】 舞姫 イクリール


  ――…、

[暴虐に不似合いな口づけ>>152に、束の間苦痛と悦楽に上気した女の顔があどけなさを帯びる。

けれど、ほんの一瞬のことだ。

ベッドが、致命的な音をたてて軋む。
まるで情愛に満ちた睦みあいのように口づけを落としながら、暴力そのものの剛直が女をシーツの海に突き落とす。零れた悲鳴は、微かだった。意識が途絶え、すぐに回復する。気絶を許すまいと共鳴するように淫紋が輝いていた]

  ぁ、あ――――……♡

[もう手遅れだと言うのに健気に侵入者を拒む子宮が先端を包み、目を剥きそうなほどの異常に引き起こされた快楽によって、中が雄の形がわかるほどきつく波打つ。

――淫魔の素質豊かな肉体ゆえか、直感的な不安が過った]

[ほんとうに、こどもができてしまうのではないか?]
(178) 2021/05/06(Thu) 21:17:31