人狼物語 三日月国


139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】

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視点:


【墓】 物書き ラサルハグ

「ん? ……おや、取り上げられてしまったか」

色々していたし、余所見もしていたし。さもありなん。
持ち上げて見た首飾りを再び無防備にさげた。

「…後は、見守るのみだろうか?
 仲良く大人しく…、見学させて頂こう」
(+2) 2022/03/24(Thu) 21:28:06

【墓】 物書き ラサルハグ

お疲れ様、と、特別何をした訳でもないが微笑んで。
既に見知った二人だから、偶然やら違うやら。

少女が何やら首飾りを加工していて、その視線の先を追う途中。
いずれ寄ろうと思っていたインク屋――の傍らの、目立つ上背――に気がついた。
やがて一枚、新たな絵が店頭に並ぶ。

(………パイの配達?)

どう見ても自分と、隣の少女の色をしているから。
顎を撫でた。そういうものか。それか、彼の気遣いか。
(+5) 2022/03/24(Thu) 23:02:57

【墓】 物書き ラサルハグ

>>2:62 ミン

「どういたしまして。ただ…私も口が上手くないものでな。
 …心底思った事を、言っているだけさ」

ひとの笑顔には多くの種類がある。
この長くない会話で彼女が見せてくれた笑顔の、どれとも異なるそれの意味を、流石に全て察する事は叶わない。

ただ、恐らく確かだろうのは、きっと彼女はそうそう嘘をつかないだろうこと。

「……あまり手放しに褒めないで頂きたい。
 図に乗ってしまう。…彼奴も、私もな。
 …まあ、この祭りのこと、貴公の言葉。励まされたこと。
 手紙にでも書いて…送ってやるとするかな」

しれっとなぞる口振りは冗談めかして、彼女の逃げ道を用意した。
このタイミングでの涙は、きっと本意ではないだろうから。


「……贅沢。…作家として立派になれば、或いは?
 そうだとしても…きっと私は、変われない。
 またこうして、貴公と話す事が出来れば…良いと思う。
 ……来年でも、いつであっても」

長く続く未来。ほかでもない貴女がそう言った。
(+6) 2022/03/25(Fri) 0:02:33

【墓】 物書き ラサルハグ

>>2:+11>>2:+12 ポルクス

「ほう、ポルクス殿には…きょうだいが。
 …少し羨ましいな。その様子では…、仲も良いらしい」

自分には仲間や友人はいれどきょうだいはいない。
どういった心地なのだろう。興味がある。
世間話の軽さで触れて、彼の出方を見ることとした。

「そう…、好きなものの例を集めておくと。
 何かと、役に立つ。…執筆に限らず、世渡りの面においても。

 ――……成る程?
 あえて『暗い中の光』と表せるほど…掴めているようだ。
 その光は、貴公を導いてくれるもの…、それか、
 貴公が自ら歩む上での相棒。
 強いて言うなら…どちらだと思う?」

急かすでもなく、解釈の例として挙げる。
先の灯火は彼に似合いの魔法だと、のんびりと思う。
(+7) 2022/03/25(Fri) 0:22:06

【墓】 物書き ラサルハグ

>>+8 ポルクス

「…去年まで。 ……ああ、いや…」

つい突っ込んだ事を尋ねかけて、唇に触れて視線を逸らす。
続ける言葉を考える仕草。
まあ、とはいえ。話したくなければ流してくれるだろうか。

光を灯して光を語る少年の言葉に、頷いて耳を傾ける。

「…ポルクス殿は。 …ただ光を標としてでなく、
 その先に…或いは、そのもとに。
 ひとを見ている……と。
 ……貴公の歩んできた道が…光に照らされていた、
 ひとつの証左かもしれないな。
 その光を疎ましく思わず…、信じる事が出来る。
 それは…」

果たしてその光が彼の片割れとまでは、その人物を知らずに解釈する事は憚られるが。

「その光が……善きものであった証だ」
(+14) 2022/03/26(Sat) 2:46:35

【墓】 物書き ラサルハグ

>>+11 ミン

「そうであるなら……光栄だな。
 …貴公は私からすれば…、見習うべき所の多い人だ」

彼女が何かと掬い上げてくれるから、自分も話しやすいに過ぎないのかも分からない。
このあたたかい場所で、陽だまりの様に笑う彼女に思う事と言えば。この先もそうあって欲しいと、そればかりだ。

それにしても、彼女は物知りだ。
否、自分がものを、生き方を知らないのか。

「――…ミリアン殿の保証に、相応しくあるよう。
 努力するとしよう。 ありが、」

つい話し込んでしまった。折角祭りを楽しみに来ているのだから、あまり拘束しても申し訳無い。
最後に礼を言おうとして、

「?」


阻まれた。

「……人を誑し込む事が出来るほど、
 器用とは……思えないが。
 いや…、天然と言う以上は…器用さは不要なのだろうか…」

思い当たる事が無く、視線を逸らして考える仕草。
だめそう。
(+15) 2022/03/26(Sat) 3:51:17

【墓】 物書き ラサルハグ

>>+16 ポルクス

「ああ……、良かった。……良かった?
 家出は……良くはないな……無事であれば、良いが……」

首が傾いでいく。
少年の様子から大事ではないらしい事は解るが、そういうものだろうか。そう遠くに逃げている訳ではない、とか?
それこそあまり突っ込んでも悪い気がしてきた。
今生の別れでもなし、解決しただろう頃にまた尋ねてみようか。

思案していると、頭を下げられていた。
話を聞かせて貰っている身だから、何に対してのそれか一瞬分からなかった。
無意識に褒めるくらいには、自分はこの街と人々を気に入ったらしい。あまりに良くして貰ってばかりだから、当然か。

「……そうだな。
 暗闇にあっても、見つけてもらう事が叶うだろう。
 …独りではないことが、貴公の――」

(+18) 2022/03/26(Sat) 15:23:33

【墓】 物書き ラサルハグ

「――寂しがり屋の貴公の、支えになるのだろう。
 …例え、迷う時があっても」

知れず笑んでいたのは、自分がこの祭りを訪れるまで、
戸惑い見失い、迷っていたからだ。
年若い彼がいずれ同じ様に夜闇に迷うことがあっても、
きっと大丈夫だろうことが、嬉しかった。

「……実に、呑み込み易い解説だった。
 取材への協力、感謝する。
 …双子の少年と、星の光。題材にして本に載っても、
 …どうか怒らないで頂きたい」

冗談めかして言うが、結構本気でひとネタ書けそうだ。
礼ついでにもう1枚コインを手渡した。

「……もうひとつ、灯火を頂こうかな。
 祭りを歩く…友にしよう」
(+19) 2022/03/26(Sat) 15:23:51