人狼物語 三日月国


225 秀才ガリレオと歳星の姫

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視点:


【人】 エウロパ


***


   「それはそう、かもしれないけど………。
 
    ユスティまで問題児だって思われるの、
    私は嫌だけどな………。」


  
(4) 2023/10/13(Fri) 0:16:46

【人】 エウロパ



   君とは一緒に居たいけれど
   それはそれとして退学になるならそれは当然。
   そう思ってた私は、学園を煽って
   後に引けなくする、なんて発想はなくて。


   結果的にユスティの印象が悪くなってたら
   嫌だな、って思ってしまうんだ。
 
   
私のせいだ、って思ってしまう。


  
(5) 2023/10/13(Fri) 0:17:38

【墓】 エウロパ



   明確に目的が決まっていたし、
   以前にモモイ先生と来た時に入った部屋だから
   イメージしやすかったのもあって。

   開かないかもしれないって思ったけど
   願い通りに扉は開いてくれた。

  
(+3) 2023/10/13(Fri) 0:19:40

【墓】 エウロパ



   小道具の中から燭台を見つけると
   それを少し遠くに置いて、
   ユスティに火をつけて欲しい、と頼む。
   自分ですればいいんだろうけど
   私は火に関する魔法が極端に苦手だった。
   誰かを巻き込みそうな場所で
   火を扱うのは私にはまだハードルが高い。

   
  
(+4) 2023/10/13(Fri) 0:20:13

【墓】 エウロパ



   私の相談に君は真剣に応えてくれる。>>+2
   あんまり具体的なことを聞いたわけじゃないのに
   分かりやすく、私の問題を指摘してくれて。

 
(+5) 2023/10/13(Fri) 0:20:26

【墓】 エウロパ



   問題はどうやって加減するか。
   自分では加減したつもりでも
   他の人にとっては加減出来てない、なんて
   私にとってはよくあること。

   方法が分からなくて困ってるわけだけど
   実際にやってみるのが早い、と
   ユスティに促される。

  
(+6) 2023/10/13(Fri) 0:21:00

【墓】 エウロパ



   
   「大丈夫、かな。

    ユスティに怪我させたり、しないかな……。」



  
(+7) 2023/10/13(Fri) 0:21:20

【墓】 エウロパ



   躊躇いを見せるものの、
   実際にやらなければ身につかないのは分かってる。

   大きく息を吸って、覚悟を決めると。

   ユスティの手はそのままに
   さっき火を灯してもらった燭台の方を見る。

  
(+8) 2023/10/13(Fri) 0:21:48

【墓】 エウロパ



   「あの燭台の火を、消したいんだ。
    燭台を倒すことなく、火だけを消すような風を
    魔法で起こせたらいいんだけど……。」


   普段の私の魔法制御を考えると
   何も考えずに魔法を放てば
   燭台までなぎ倒してしまうと思う。

  
(+9) 2023/10/13(Fri) 0:22:18

【墓】 エウロパ



   
「悠久の時を巡り続ける星のように。
    ―――――安寧の風をこの手に起こせ。」



   詠唱とともに、火を消すための風が巻き起こる。
   その風は火を消すには強すぎるもので―――――。*

  
(+10) 2023/10/13(Fri) 0:23:57

【墓】 エウロパ



   言いながら、袖をまくって腕を見せる。
   よく見ればそこには火傷の痕が見えるはず。
   私の家族では痕までは消せず、
   自分でも消し方が分からなくて。
   火傷の痕を意図的に隠したりはしてないから
   何処かで知られててもおかしくはないかな。


 
(+11) 2023/10/14(Sat) 5:07:58

【墓】 エウロパ

   

   どうして風を選んだか、っていえば
   氷の次に得意な魔法でもあるからだけど
   氷を飛ばしてモモイ先生の腕を落とした出来事が
   頭に過ってしまうからで。


   もし、ユスティにどうして氷の魔法じゃないの?
   って聞かれたならモモイ先生の講義のことを
   話すことになるけれど。

 
   風の制御が難しいのは理解しているつもり。
   この前空を飛んだのは偶然に近い成功。
   あれを安定して成功させることは出来ない。
   空を飛ぶまでいかなくても
   今の私では難しいだろうと思う練習を選ぶのは
   隣にいるユスティへの信頼から。

  
(+12) 2023/10/14(Sat) 5:08:58

【墓】 エウロパ


   
   成功させたいって想いだけで簡単に成功するほど
   制御の練習は甘くない。


   燭台を吹き飛ばしかねない風が巻き起こって
   どうしよう、やっぱりできなかった、って
   動揺してしまったのが伝わったのか。


  
(+13) 2023/10/14(Sat) 5:09:56

【墓】 エウロパ

  

   まだ、成功したとは言えない。
   風を止めた後、ユスティから手を離す。


   「ユスティ……?
    いま、何を……どうして…?

    魔力、が……。」



   何が起こったのかはわかる。
   だから私が聞きたいのはそこじゃなくて。

  
(+14) 2023/10/14(Sat) 5:12:31

【墓】 エウロパ


 
   理屈じゃなくてやってみればいい。
   ユスティのおかげで火だけが消えて
   失敗だったはずの制御が小さな成功へと変わる。

   自分一人では絶対にこの感覚を掴むことは出来ない。

   以前モモイ先生が言ってたのは
   ユスティのことだったんだ、って。
   今更納得してしまうんだ。


  
(+20) 2023/10/16(Mon) 19:18:21

【墓】 エウロパ



   
「汲む、器……。


       そんなこと、できるの……?」

  
(+21) 2023/10/16(Mon) 19:18:41

【墓】 エウロパ



   疑問はすぐに消えていく。
   見せられた掌は、傷一つついていない。
   多くの魔力を受け入れたはずなのに、
   魔力が入りきらずに身体が壊れることはなく。

   器を大きくするまでにどれほど努力をしたんだろう。
   私が努力を怠っている間に
   一人で、どれほど頑張ってきたんだろう。

  
(+22) 2023/10/16(Mon) 19:19:29