人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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氷炎の剣士 フリーレが参加しました。

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[
剣と魔法のある世界。


   人々は魔族に蹂躙され
   日々を暮らすだけで精一杯の者もいた。

世界に選ばれ

     
聖剣に選ばれ


 そうして世界の為に
 犠牲となる宿命をもった人の子は

 運命も、存在も、生き方も塗り替えられ
 そうして魔王を斃した後も今日も生きていた。


───これは、勇者であった少女が
      勇者で無くなった一ヶ後。]
(3) 2019/04/07(Sun) 23:06:52

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[背負っていた聖剣と共に
異界の悪魔により彼女の運命の因果は狂わされた。

精霊となるか。魔に堕ちるか。
人間では無くなり終える筈であった

先────。


ある筈の無かった先を、走り抜けている。]
(4) 2019/04/07(Sun) 23:06:55

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


[ 凍てつく
に裡に

         劫火の
を宿して。 ]
(5) 2019/04/07(Sun) 23:06:57

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

────或る城下町

[きな臭い匂いがする。
比喩ではなく鼻をつんと刺激するような黒煙が棚引いていた。]


   
こんの、ボケ悪魔あああああ!!

   起きろ!!!!


  
何燃やしちゃってんだよ!!
  なんでベッド炭にしてんだよ!??

  ぼくの納得のいく説明しろよ!!!



[どうすんだこれ!と指差したのは
灰燼と化したベッドであったもの。

今はもう見る影もない灰だ。
何でだ。なんでこうなったとベッドで寝ていた筈の
ピエロの仮面を被った悪魔に殺気とともに詰め寄った。

呪いが解けて姿が十八になろうが
人間そうそう変わるわけが無かった。
]*
(6) 2019/04/07(Sun) 23:07:17
氷炎の剣士 フリーレは、メモを貼った。
(a1) 2019/04/07(Sun) 23:12:20

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[世界に愛され
   精霊に愛され

   人に疎まれるために産まれて来た。


勇者と冠して魔王を討伐していた時のこと。
仲間が必要であった時に
魔界からやってきたと宣う道化のような悪魔>>10

短気で短慮で他人と関わるのを嫌悪したフリーレは
それはもう、雨嵐の攻勢にでたが。

この悪魔はちっとも意に介さなかった。

おい、今。おまえぼくのこと哀れとか言ったな?
もうこの時点で周囲一帯押し潰す氷塊を投げてきたわけだ。
]
(17) 2019/04/08(Mon) 0:08:57

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


[ ────魂が繋がっているとか関係なしに!
  ぶっ飛ばしてやろうとしたことも数知れない。 ]


 
  [ ぼくの怒りを買うのが得意な悪魔
   相手をしなきゃいいんだろうけど。


  
悪いけどそんなに賢く生きちゃいない。 ]
(18) 2019/04/08(Mon) 0:08:59

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


 
  寝ぼけてんじゃない!!
   起きろ
ボケ!!
どうすんだこれ!!



[もしかしてでも何でもない。>>13
うっかりベッドを灰にするとか、意味がわからない。

沸々と腹の底が煮えたぎる。
まったく反省の色のない声で
まったく意味のわからない弁解をしている。

(だいたい、ぼくは! )

刹那零れた感情は、激しさと共に伝わっただろう。]
(19) 2019/04/08(Mon) 0:09:01

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


 
 アホかーーーーーーっ!!

  今日という今日はっ!



  おまえのことなんか知ったこっちゃない!
  魔界にでも帰れーーー!!!!

[共に旅を続けて幾度目かの決裂宣言。
元々、フリーレはひとりが性に合ってる。

ひとりでしか生きて来なかったので
こんな口ばかり突いていた。


程無くして宿屋の店主に見咎められ
ベッドの修理代を請求された。]
(20) 2019/04/08(Mon) 0:09:06

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


 ……お前なんか金目のものある?


[フリーレはベッドの修理を払える金がなかった。]** 
(21) 2019/04/08(Mon) 0:09:14

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[フリーレはこの悪魔のことを知らない。
知っていることと知らないことが離れ過ぎていた。>>137

今まで宿のものが燃えなかったほうが珍しいと聞けば
今度からひとりで野宿をしろ!と豪語したことだろう。]


  ……………。


[この沈黙は何となぁく理解した。
どうにもナリマセンってやつだ。

碌な悪魔じゃないと自らを棚上げした。]

(あぁ…まったく難儀なものだ。
 契約のせいではなく”人間としていきるために”

 繋がった魂は否応無しに感情を流し込む
 ときどき流れてくるものが

”それ”
だと追求する声を留めるのは────。)
(145) 2019/04/08(Mon) 21:24:35

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


 育ちが悪いんだよ!あるなら出せ!



[元は滅びた北国のスラム出身>>142
万引きだって強盗紛いのことだって
やり尽くして生きてきたのだから仕様が無い。

ポケットをまさぐって、おっ、と期待して
損しかしなかった。

(残念じゃない!このボケ悪魔ああああぁ!!)
]
(146) 2019/04/08(Mon) 21:24:42

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


  知るか!帰って仕事でもしろ!しろ!!!


[
第一!
と憤慨して指を差して>>141
女将の視線が厳しいものへと変わっていった。

街の自警団は、おそらくもう呼ばれている。
なおこの気性を面白がられていると知ったら

この場がバトルフィールドと化したがそれは割愛。]


  決まってるだろ。


[誰も知られぬ身とはいえ救世の勇者。

 街から街へと魔族を魔物を屠っては
 感謝と畏怖と異端の視線。

 
 そう、育ちの悪さだって治りゃしない。 
 
]
(147) 2019/04/08(Mon) 21:24:44

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[───…にやりと悪辣な笑みを浮かべる。

仮面の奥も
それはそれは皮肉げに笑んでいるだろう?]


 
ちゃんと付いて来いよ!バカ悪魔!


[ひょいっと軽い旅装を手にして
3階立ての石造りの宿
窓を大きく開け放って躊躇いなど瞬きもせずに飛び出した。

着地点で冷気と突風を引き起こして
祝祭で賑わっている街の中の路地裏を駆け回る。

自警団が追い掛けてきては千切って払って伸して
────ある程度落ち着いたとこで地面に座り込む。]
(148) 2019/04/08(Mon) 21:24:47

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


 
 はん、ぼくを捕まえようなんて千年早い!



[離れた街の郊外で木に背中を預けてけらけら笑う。
明らかに行動が勇者ではないが

模範的な”勇者”が欲しければきちんと選定すれば良いのだ。
どうせ世間的には勇者は死んでいる。


どちらにしたってフリーレの行動は改まらない。]


  あー必死の形相で追っかけてくんの
  面白かったー。

[ここのとこ体が鈍ってたので良い運動になった。
さて、とちび悪魔は付いて来ているか確認した。

(居場所を見失うことはないらしいからいるだろう)
]
(149) 2019/04/08(Mon) 21:24:49

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


  で、おい。このボケ悪魔。
  なぁんで、ベッド灰にしたりすんだよ!


   危うく金無くなるとこだったろうが!


[祝祭が賑わっているのが隣町だったから良かったものの
生憎。ベッドを弁償出来るお金は
買い食い代と決めているのであった。]*
(150) 2019/04/08(Mon) 21:24:53

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[突風と冷気の二重奏が
邪魔をして悪態は聞こえずに>>186

  悪さをしてパンや肉を盗んで生きてきて
  更生のしようもなかったのだ。


第一、勇者であることを捨てた。
勇者であるのを捨てた先には───何も無い筈だった。

跳ねっ返りの破天荒のまま
救った世界を好き勝手に放浪している。

悪戯小僧けっこうだ。>>190
その善性なんてこれっぽっちもない
才能だけ溢れる
”元”勇者を生かした悪魔には言われたかない!
]
(207) 2019/04/08(Mon) 23:07:16

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


 
 いや、ベッド燃えるとかどんな火力だよ!

  危うくぼくまで燃えるだろうが

  
んとに気をつけろよな!!



[女将が聞いたら卒倒しそうな悪党である。
あー、朝メシ食べ損ねたと、文句を垂れた。

腹も減ったしと聞いて
藍色の頭をがばっと近づけた。]
(208) 2019/04/08(Mon) 23:07:20

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


  え? おまえって腹減るんだったか?


[いや確かに食事をしていた事はあった。
あるにはあったが、付き合い程度だと思ったが。

───…何やら碌なことを考えていない。
ふよふよ悪魔の仮面
<ペルソナ>
の下。

どちらもコイツだと理解してはいる。


           
いるが────…。
]
(209) 2019/04/08(Mon) 23:07:22

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


  あーーー……腹減った。
  おまえ、奢れよ、ちび悪魔


[
おまえのせいだからな!

ベッドの弁償を払わないのを決めたのは自分だけど。

むしゃくしゃした気分で八つ当たり。
あれやこれや、ぎゃーぎゃー言いながら
氷の矢を連射していれば祝祭が行われている街へ辿り着いた。]
(210) 2019/04/08(Mon) 23:07:28

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

─宿場街─

[城下町から郊外の林を抜けてすぐの街
目下のところのお目当ての街で

様々な露店が置かれている。
世界の救済が広まったのが半月ほど前。

同時に大精霊が
勇者は相討ちで亡くなったとお告げを下した。

おかげでのうのうと謳歌をしている。]

  おい、ボケ悪魔。
  あれ何だ?


[この世界の住民は自分の方なのだが。
文字書きすら怪しいほど教養がない。

指を差したのは彩り豊かなマカロンの山。
喰えるの?と首を傾げる。

基本肉食ですが。何か問題でも、という顔をしている。]*
(211) 2019/04/08(Mon) 23:07:30

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[問い掛けには顰め面で応えた。
世界に庇護された頃とは違う。フリーレの理力は衰えた。
詠唱無しに氷の城壁など今はもう発動出来ない。

その筈だったが。]


   ……………。

[フリーレにしては珍しく掌を握ってひらいて
今は考えまいと首を振る。
思惟は深くに落とされて読むことすら出来ないだろう。]



  
 [>>248世界ひとつを燃やしたことは
    何となーく伝わっちゃいるが。

    原因まではわからない。未だに。]
(310) 2019/04/09(Tue) 19:01:45

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[いつものように適当ぶっこく道化悪魔に
何だそれと呆れた声を出した。

( もう少しまともに育てろよな〜 )
>>249

投げやりな悪態は声にせずとも勝手に伝わって
眉を吊り上げて、怒鳴りつけた。]


  クシードの悪口言うんじゃねえッ!!
  まともに育たなかったのはぼくのせいだろ!!!


[殺すしかなかった親代わりの相手への悪口は聞き逃さずに
軽く周辺一帯が氷漬けになりかけたとかなんとか。]
(311) 2019/04/09(Tue) 19:01:51

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

― 宿場街 ―
[────この祝祭をフリーレは正直嫌いだった。

だけど勇者で無くなったら救ったものを見ていって
案外悪くないと思えるものがあったらいい。

今のところ全く見つかってない”それ”を
砂漠で砂金を見つけるような気分で世界を巡る。

魔王はいなくなっても
魔族や魔物はまだ跋扈しているのに暢気なものだ。

いつかロキにそう告げたか。]


  そんな腹の足しにならないもん
  勇者になった時だか、いつだか

  とっくに捨ててんだよ。


[否。もしかしたら産まれてスラムで捨てられた時か。
スラムで女として暮らすのは危険極まりないから
男勝りというより男のように育ってきた、その頃からか。

  お菓子の名前一つ知る暇があるなら
  どうやってパンを盗むかを考えていた子どもだ。


呆れた声を出されても肩を竦めた。>>250
育ちの悪さはご存じの通りだと言わんばかりに。]
(312) 2019/04/09(Tue) 19:01:55

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

  マカロニ?

    [惜しい。一文字違い。]


 いや、別に単なる興味って
 って聞けよ……。


[フリーレの話を最後まで聞かずに屋台の人に頼んでる。
自分の金じゃないならいいか、と強く止めはしない。

貰える物は貰える時に貰う主義。

だけど本当に今更。
そうだ本当に今更。

何だか女の子”らしい”お菓子やら飾り物は苦手だ。

……貰えるものは、貰うけど。]
(313) 2019/04/09(Tue) 19:01:57

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[屋台の恰幅のよい男と話しているのを見て
フリーレは、はた、と気づいた。

余りにも馴染み過ぎていたが
この悪魔のピエロ姿は目立つのだった!

普段は不可視の術とやらを
掛けているので気にも留めなかったが。]


 お前なぁ、やっぱそれ、目立つだろ。


[マカロニ…否、マカロンを手渡されながら呆れ顔。

手渡されたマカロンはピンク色をしていた。
なるほど、と思う。
屋台の男はフリーレを女と認識したらしい。

男装しているわけではないが
十五の姿だとどっちかわからないで
間違えられていただけに。

  個人的には赤色が好きなのだが。


マカロンを一口で詰めて
齧歯類よろしく口いっぱいに頬張る。]
(314) 2019/04/09(Tue) 19:02:00

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


  こりぇ、ふまい!(これ、うまい!)


[素直な感想を述べる。ぱあっと明るい笑みを浮かべた。
五秒後に、我に返って口の中の甘い物を噛んで味わって

ゴクンと飲み込んで、満足そうに息を吐く。]



  でも肉食べたくなった。


[それも嘘偽りない本音である。]
(315) 2019/04/09(Tue) 19:02:03

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


  で、おまえ!
  目立つからその服と仮面はずせ!

  そんなピエロピエロしてるから
  ピエロみたいなんだよ!


[よくわからない難癖をつけて
ぐいぐい引っ張って
人通りの少ないところで仮面を外そうとした。

一緒に旅をしだして何回目の乱暴かわからない。]**
(316) 2019/04/09(Tue) 19:02:05

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[人と人とが争いあえば、世界は
に冒される。

────この世界の浄化作用
勇者は世界の理の力を宿したもので在り、
病魔は勇者の近しい相手に好んで宿り魔王と化させる。

世界の負を浄化した勇者は
いずれも朽ち果て
────犠牲となった。


  それが連々と引き継がれる世界の仕


数少ない犠牲で世界はつづく

くだらなくて 
くて 
  異端視されて 疎外されても

  ───フリーレはこの世界を愛していた。

  灰色の空の下 凍えるような寒さの中
  明日食べるものに貧窮しても
     あの頃が一番幸せだった。

      
何も知らなかったあの頃が幸せだった
]
(389) 2019/04/09(Tue) 23:46:36

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[フリーレは短気だ
だがその短気暴発少女を
更に暴発させているのは
旅の連れだからどうしようもない。>>358

其処には無自覚の甘えもあった。

( ────だって、
          自由なんて )


空っぽなのだ。
望みはない。
望める運命になかった。

そのちっぽけで矮小な自身への
苛立ちを容赦無くぶつけてる。


           
   結局、甘えだ。

 もう他にフリーレを知るものは、いないから。]


 
 ( もう
フリーレ
と呼んでくれる相手もいないから。 )
(390) 2019/04/09(Tue) 23:46:41