人狼物語 三日月国


84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 右方舞 戸隠

 物陰に、古びたボストンバッグを置く。
 踊りの衣装に身を包んで、
 顔を一枚の布で隠した。

 そうして、会場の隅、一段高くなった柱のような狭い台の上に上ると、静かに踊りだす。
 伴奏も、拍子もない。
 ただ、ゆっくりと、静かに、優雅に。
 ひらひらと瞬く布が、あちこちで焚かれた篝火の光を反射して、
 まるで火の粉を曳いたかのようにきらめいた。
(5) 2021/07/19(Mon) 23:00:22
戸隠は、奉納の舞を舞っている。
(a3) 2021/07/19(Mon) 23:00:48

【人】 右方舞 戸隠

 躍る、踊る。
 そうしていると、舞い上がった顔布の隙間から、
 変な奴がこっちを見ていることに気が付いた。

 けれどそんなことは気にしない。
 一心に、舞を踊る。
(7) 2021/07/19(Mon) 23:54:00

【人】 右方舞 戸隠

 いったん踊り終わってふとみれば、硬貨が山と積まれていた。

 こりゃあどういうことだい、と見てみるが、
 どうやらこの島ではそうらしい。
 それとも、この祭りでは、か。

 一度休憩、と台から降りれば、
 同じ舞子らしい女がいた。

 「…………」

 りんご飴の屋台に硬貨を投げて、二本取り。
(17) 2021/07/20(Tue) 2:26:46
戸隠は、五十鈴にりんご飴を差し出した。
(a9) 2021/07/20(Tue) 2:27:17

【人】 右方舞 戸隠

 りんご飴が受け取られれば、
 そのまま汗をぐいと拭い、水筒を口につけてぐいとあおる。
 ごくり、ごくりと喉を鳴らせば、全身の熱が引いていく。

 さて、とばかり腕を回して。
 ひらりと台の上に上り、もう一度舞を踊り始める。
 ゆっくりと、最初から。
(18) 2021/07/20(Tue) 2:29:19
戸隠は、硬貨をありがたく頂戴し、周囲にぺこりと頭をさげた。
(a10) 2021/07/20(Tue) 2:30:07

右方舞 戸隠は、メモを貼った。
(a11) 2021/07/20(Tue) 2:32:44

【人】 右方舞 戸隠

「……」

 話しかけられるとは思っていなかったのか、
 びくりと肩を震わせる。
 しばらく迷って、懐から取り出した
 スマートフォンに、なにがしかの文字を打ちこんであなたに見せた。

『戸隠 右方の舞です 練習のつもりが お先に失礼
 そちらは おちかづきのしるしに』

 気が付けばすっかり、あたりには物見高い客たちが揃っていた。
(21) 2021/07/20(Tue) 2:45:13

【人】 右方舞 戸隠

>>23
ぺこり、と頭をさげて、しばらく間があったあと、
再び舞の舞台に上がっていく。
結局、口を開くことはなかった。
(26) 2021/07/20(Tue) 13:02:06

【人】 右方舞 戸隠

台の上でくるりと舞って、またひとつ踊り終わると、
屋台の陰に腰かけて休みだす。

島の人たちの会話が聞こえる。
奇妙な島だな、と思った。
なんだか浮ついて、ざわついて、
そうしてどこか底知れない。

汗を拭って、水筒をあおる。
もう、中身はなくなってしまった。
(32) 2021/07/20(Tue) 16:04:41

【人】 右方舞 戸隠

>>38
無口な男は、物陰で休んでいる。
しばらくたてば、また台の上で踊りだすだろう。
そうするのが自然であるかのように。
(40) 2021/07/20(Tue) 18:27:34

【人】 右方舞 戸隠

 一息ついて、荷物をかつぐ。
 さて、泊まる場所はどうしようなどと考えて。

 民宿、という言葉が聞こえて、そちらに目をやった。
 ついていけばわかるだろうか。
(53) 2021/07/20(Tue) 20:51:30