人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 光の尾 マンユゥ

ーーー 後日 ーーー

[そんな、甘くも濃厚な一夜が過ぎ。

いつのまにやら自分の両親は
すっかり向こうの親族と意気投合したようで
手伝いに顔を見せに来るたび
話を聞かせてくれるようになった。

ジャヤートとの新生活は概ね順調で
この分ならそう経たないうちに
お役目は為せるのではないかと思うが、
さすがにまだその兆候はない。

交易船がやってきたのはそんなある日のこと。
ジャヤートが意気揚々と持ってきた
水着なるものを物色することになったのだが。]
(3) 2021/12/15(Wed) 20:09:38

【人】 光の尾 マンユゥ

って、こ、これほんとに着るのっ??
ほとんど裸じゃない......

[下着同然ならまだかわいい方で、
ほぼヒモみたいなものまである。
リルの民はこれで堂々と皆の前を歩いているのか......
と思うと文化の違いに衝撃を受けたが。

着てもいいよ、といった手前
嬉々として持ってきたジャヤートを無下にするのも憚られ。
他に人がいないところなら......という条件で着ることを承諾し、
結局まだマシそうな桃色のものを選んだのだった。]
(4) 2021/12/15(Wed) 20:10:31

【人】 光の尾 マンユゥ

ーー いつかの日 ーー

ん?なぁに??

[そうして、幾ばくかの月日が流れ。
食事の支度をしている最中
ジャヤートが後ろから抱きついてきた。

彼が持ってきたものは
大小形さまざまな真珠のネックレスだった。
何でも彼が集めて手作りしたものだという。]

え、いいの??
そんな大事なもの貰っちゃって......

[まだ見ぬ嫁のために
用意していたと言うのだから
貰っていいのだろうけれど。

白く光る不揃いな宝石。
けれどそのひとつひとつに
彼の思いが込められているような気がした。

そっと首にかけられるそれを
暫くまじまじと見下ろし、
目を細めてジャヤートを見る。]
(18) 2021/12/16(Thu) 9:54:44