人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【墓】 客 タカノ

[ お茶をときどき、傾けては、
 ふわふわのたまごの中、もぐる具材に
 感動してみたり。

 ちまちまと食べ進めていた炊き込みご飯は
 じっくりと時間を掛けて、頂いた。

 最後のひとくち、にたけのこが
 残ったあたり、好きなものは最後に
 食べる方、を体現していたことだろう。

 それも食べ終わってしまったなら、 ]

 ……なくなっちゃった

[ 珍しく、さみしげな顔を見せただろう。
 それくらい、美味しかったということで、
 しかしそれも、タルトが差し出される>>3:524
 までのこと。 ]
(+0) 2023/03/09(Thu) 1:25:18

【墓】 客 タカノ

[ その日、初めて俺は一言断りを入れて、
 その皿に、スマホを向けた。

 その時仕入れた最高の食材を使った
 とっておきの料理を食べる、がこの店の
 最大の、目玉と思っている。

 いつ頼んでも作ってもらえるかどうかは
 素材の機嫌次第と、知っていたからこそ、

 約束を意味するように、飾られた
 その皿を、今日の日という日付とともに、
 残しておきたくなってしまったから。 ]

 ……誰かのこと、何も言えないな
 泣いてしまいそうだ

[ 守れた約束が在る、
 守れなかった約束も在る。

 これから先も、叶えたい約束がある。
 叶えて欲しい、約束がある。 ]
(+1) 2023/03/09(Thu) 1:26:11

【墓】 客 タカノ

[ それを思えばこそ、写真に残したいし、
 食べるのを躊躇う気持ちを払拭したかったから。

 いついつまでも眺めているなんて、
 作った側の本望ではないだろう。

 それでも、やっぱりどうしても
 最初の一口は、描かれた四葉を避けて
 フォークを入れた。

 いつだって思えばそう、口にしていたけれど
 それでも今日ほどの、熱量はなかっただろう。 ]

 ……幸せの、味がする

[ ゼラチン質の白と、瑞々しいマンゴーのオレンジ
 クコの実の赤がまた、彩り華やかで。
 それを囲う甘い茶色が、額縁のように、
 そのタルトを飾っていた。

 マンゴーの香りに、さっぱりとした杏仁豆腐の
 甘さが心地よく調和して、くどさを感じさせないまま
 最後の一口まで、導かれていくようだった。 ]
(+2) 2023/03/09(Thu) 1:27:00

【墓】 客 タカノ

[ タルトの生地に絡むチョコレートがまた、
 絶品で。胃袋だけじゃ飽き足らず、
 心まで掴まれているというのに、
 これ以上どうしろというのか。

 名残惜しい最後の一口をゆっくり運び、
 少しぬるくなったお茶を流し込む頃、

 諸事情によって、席を立つことになっただろうか。 ]

 また。

[ 店に足を運ぶことの意味も込めて。
 そして、待ち合わせの日の意味も同時に。

 急になにか変わることも、変えられることもないので
 いつも通りに、会計へと向かっていった。* ]
(+3) 2023/03/09(Thu) 1:27:33

【墓】 客 タカノ

―― 約束の日まで ――

[ 仕事帰りの日、いつも世話になっている
 バイク用品店に顔を出した。

 ――タンデムシート、持ってなかったもので。

 たしか三代目の愛車を購入したときに、
 勧められたのだが、

 乗せる相手いないんで、とざっくり
 断ったため、改めて探しに来たというところ。

 一時間半は決してバイク乗りにとって
 長い時間ではないけれど、初めてなら
 なるべく衝撃の少ない方が楽しめるだろうし

 ……これから何度も、使うだろうし。

 メットは予備というか気分で変えてる
 うちのどれか、で良いだろう。

 ――と、思ってたんですけどね ]
(+4) 2023/03/09(Thu) 1:44:48

【墓】 客 タカノ

 なにこれいいじゃん

[ 強度も問題なさそうな、ネイビーのそれ
 バックの留具付近にはウサギのマークが
 散っている。 ]
(+5) 2023/03/09(Thu) 1:45:06

【墓】 客 タカノ

 これもください

[ 即決だった。
 ――相当浮かれてんだよ、俺。

 決して現役時代のような、年収ではない。
 それこそ、週に二度、好きなものを好きなように
 外食できて、年に何回か愛車のメンテするのを
 全く戸惑わず行える程度、それってほぼ一般の方と
 変わらないと思うのだが。

 反響に寄る臨時収入が、浮かれた俺を
 後押ししたもので。

 結局、新品のヘルメット一つ、
 俺より愛車に詳しい店主に寄って選ばれた
 シートを購入し、その場で取り付けてもらう
 ことにした。

 ついにお前も女乗せるのかと揶揄う店主に
 うっせーよ、と笑って、店を後にする。
 約束の日までは、あとどれくらいだっただろうか。** ]
(+6) 2023/03/09(Thu) 1:45:48
客 タカノは、メモを貼った。
(c0) 2023/03/09(Thu) 1:46:35

【墓】 客 タカノ

[ 送られて来た住所。
 家の近くでも、近くのコンビニとかでも
 良かったわけだけど。

 自分を狙ってる男、すくなくともそう取れる
 言葉だったと思うし、彼も承知してるだろう。

 に、無警戒に住所、送ってくるの>>+14
 少し驚いた。
 たしかにあの時住所とは言ってたけれど
 最寄り駅でもコンビニでもわかりやすい
 目印があれば事足りたのに。

 調べれば自分の家からはバイクで
 二十分程度、と言ったところか。

 送られたら送り返す、って決めていた
 わけではないけど、いつもそうしていたから
 自分の住所も送り、ついでに
 
 『機会があったら遊びにきて
  何も楽しいものはないかもしれないけど』 ]
(+20) 2023/03/09(Thu) 13:07:11

【墓】 客 タカノ

[ と添えておいた。さすがにここに下心の文字はない。
 あまりにも直球なので。どうみてもそうにしか
 見えないので。
 
 ないかあるかでいえば。
 そら、なくはないのだが。


 ルームシェアをしているような家と比べれば
 狭いだろう俺の住処は、
 住宅の多い地域の駅近くのマンション。
 現役時代から使っている部屋。 ]
(+21) 2023/03/09(Thu) 13:08:18

【墓】 客 タカノ

[ 思いを告げたとはとても言えない、
 お粗末な言葉を投げかけた日、

 沈黙が多くなってしまったのは、
 照れていた、というのがまずいちばん。

 そして過ごした中で一番、
 愛おしい夜だったから。

 その日の食事の内容は
 忘れることはないだろう。

 どれも、本当に美味しかった。

 常ではない相手>>+10の姿に、
 戸惑う気持ちもあったのだが。 ]
(+22) 2023/03/09(Thu) 13:08:40

【墓】 客 タカノ

[ もし、よく考えた結果、
 これから先、何かを変えるのも
 俺が変わってしまうのも、嫌になって
 しまったとしても、

 この日のことが、嫌な思い出だけに
 なってしまわないよう、振る舞った。と思う。

 でもきっと、そういう類のものではない。
 それはただの勘とか、予感めいたもの。
 あの言葉>>+11の意味と、
 逃げるように去っていったことについては>>+12

 わからないままだった。
 帰り際、いつものように、また>>+13
 言われた時、目線が合わなかったことには

 残念に思ったけれど ]

 ………男から好意寄せられてますって
 だいぶ、あれだろうし

[ そうやって自分を納得させることにした。 ]
(+23) 2023/03/09(Thu) 13:09:18

【墓】 客 タカノ

[ それからいくらかメッセージのやり取りは
 あったし、一度くらいは、
 お店で会うことも、あったはず。

 ところで、俺は諸々開き直っているので、
 迷惑にならない範囲で――

 あの彼、男に言い寄られてるわ、
 迷惑してるのかしら
 と思われない程度に
 
 ――好意も隠さなかった。

 『楽しみだね』
 『天気予報では晴れるみたいだ、嬉しい』
 『眠れなくてぐだぐだしそうだから
  いっそ、さっさとベッドに入ることにする』

 等々。まだいくらもあるかもしれない。

 それが単なる友人に向けたものじゃないことは
 君だけが、知ってくれればいいので。 ]
(+24) 2023/03/09(Thu) 13:09:55

【墓】 客 タカノ

―― 遠乗り日和 ――

 日頃の行いかな

[ それはどちらの、か。
 『時間通り到着しそうだよ』の連絡は既にした。

 約束の時刻は午前中。

 シートに加えて二人乗りに必要なものは
 すべて揃えてあるが、それでも少し緊張しつつ
 グローブを外し『着いたよ』の文字を打ち込む。

 如何にも、なライダースタイルよりかは
 幾分か、軽装で。

 持ち物は、財布、スマホ、それから
 安全運転に気をつける心。

 目的地までのルートは頭に入っている。
 もう何度も通っている道だからね。

 愛車も昨日念入りに、磨いてある。
 黒の、アドベンチャー。
スズ○の隼に近いもの

 
――あんなに高級車ではないけどね。
]
(+25) 2023/03/09(Thu) 13:11:15

【墓】 客 タカノ

 おはよう
 ……なんかこの挨拶、新鮮。

 体調、万全?

[ やがて待ち合わせの相手が現れたなら
 挨拶と、体調の確認を。 ]

 いい天気だよね
 メット、つけたことある?

[ 問いながら、新品のヘルメットと、グローブを
 手渡し、装着方に難色を示すようなら
 手伝いを申し出て、 ]

 不安があったら教えてね
 声は、聞こえないかもしれないから
 どっか叩くなりして。

[ 乗り方もわからないようなら指南して、
 準備ができたなら、 ]
(+26) 2023/03/09(Thu) 13:11:45

【墓】 客 タカノ

 ……わりと夢だったんだよな
 
好きな子、乗せんの


 いこうか。

[ そう声を掛けて、出発しよう。* ]
(+27) 2023/03/09(Thu) 13:12:15
客 タカノは、メモを貼った。
(c4) 2023/03/09(Thu) 13:34:48

【墓】 客 タカノ

―― ラジオ局 ――

 こんばんは、高野景斗です。
 少し暖かくなりましたね。

 そうそう、今日誕生日のスタッフがいるんです。
 音響の牧野さん、それから今日お誕生日の皆さん
 おめでとうございます。

 ケーキとか食べるのかな?いいね。
 私も最近、一生忘れないだろうなってくらい
 おいしいタルトを頂きました。写真はあるけど
 見せません、私だけの宝物です。いいでしょ。

 この時間に食べ物の話って、NGかもしれないけど
 たまにはいいんじゃないって無責任なこと
 言っておきますね。

 最近ずいぶん暖かくなり
 梅の花が見頃らしいですね、
 もう少しで、桜も見頃でしょうか。

[ 今日も今日とて、恙無く仕事は進行している。 ]
(+28) 2023/03/09(Thu) 14:11:18

【墓】 客 タカノ

 はい、皆さんお待ちかねのコーナーですね………
 なんで待ちかねてるんだろうね………
 毎週たくさんのお手紙!ありがとう!ね!!!

 届いたお手紙、もちろん私も拝見させて
 いただいてるんだけど、一つ紹介していい?

 「毎週、運転中に聞いていますトラック運転手です
  運ちゃんって呼んでください」 
 
 うん、運ちゃんありがとう。今夜も聞いてくれてるかな
 運転気をつけて、頑張ってね。

 「……――というわけで、年下の部下に慕われたい
  気持ちでいっぱいです。嘘でもいい俺を好きだと
  言ってくれ。」

 仕事大変だよね、運ちゃんの気持ちが痛いほど
 分かるのか、同世代の構成作家が張り切っちゃったみたいです。
(+29) 2023/03/09(Thu) 14:12:06

【墓】 客 タカノ

 僕、まだまだ先輩には敵わないけど
 いつか、……いつか見合う男になります!!

 いつも僕に優しく厳しく、してくれる先輩のこと
 尊敬してるんで。

 だから それまで、……それまで待っててください!
 絶対、絶対ですよ!!!
(+30) 2023/03/09(Thu) 14:12:18

【墓】 客 タカノ

[ そして件のコーナーは、いつも通り。
 苦笑いを一つ、合図のジングルが流れれば、
 表情、声色、はスイッチが入るように切り替わる。 ]

 懐かしいなぁ、昔はこういう役も
 やらせていただいたな、覚えてる人いるかなぁ。

 運ちゃん、喜んでくれているかな。
 どうぞくれぐれも、運転気をつけてね。

 それではまた来週、お相手は高野景斗でした。


[ その放送は、デートの二日ほど前に
 放送されることになった。** ]
(+31) 2023/03/09(Thu) 14:13:01
客 タカノは、メモを貼った。
(c8) 2023/03/09(Thu) 20:54:13

【墓】 客 タカノ

 私服、見るの初めてだ。
 いいね

[ トレードマークの帽子はなく、
 もちろん眼鏡もない。
 
 いつもの姿を見慣れていても
 近づく姿>>+61はすぐに見つけることが出来た。

 天気良好、体調良し、を確認できれば
 装着具を渡す。 ]

 そんなに難しいものでもないから
 大丈夫だと思う

[ 見様見真似、それが出来るのって
 センスと能力でも在ると思う。
 それなら、と見守るだけに留めて ]
(+64) 2023/03/09(Thu) 21:41:29

【墓】 客 タカノ

 ……特にカスタムはしてないよ。

[ はしゃいで買いました、はちょっと
 言いづらく。なので、その問い>>+62には
 そう答えた。 ]

 一応ベルトで留めるけど、
 どこでもいいよ この辺とか。

[ 見様見真似にしては、まごつかず、
 グローブとメットを被り、シートに乗り込む君に、
 どこ>>>>+63と聞かれたら、腰のあたりを
 叩いて教えた。 ]
(+65) 2023/03/09(Thu) 21:42:07

【墓】 客 タカノ

[ ………自分の体に回される手に、
 一瞬言葉を失うも、地面を軽く蹴り、
 バイクは走り出す。

 寒くないように、とそういったのは
 立ち止まっているなら、暑く感じても
 ずっと風を浴び続けるとそれなりに、
 寒く感じるから。

 理想的と言えるスタイルをしてくれたと思う。

 目的地まで、危険な道はない。
 山を一つ通るけど、行きも帰りも緩やかなものだ。

 中心部を抜ければ、穏やかな田園地帯が続く。 ]
(+66) 2023/03/09(Thu) 21:42:33

【墓】 客 タカノ

 ああ、 最高

[ 故に信号もそれなりに少なくなる。
 余暇にバイクを走らせることも、
 それを共有できるのも。

 思わず漏れた声は、漏れたにしては
 それなりに大きな声。

 本音を言うと、叫びたいくらいには、
 そんな気持ちだったんだ。* ]
(+67) 2023/03/09(Thu) 21:42:48

【墓】 客 タカノ

―― 友人へ ――

 『いーよ、体調平気なら』

[ そのメッセージ>>101に気づいたのは
 お使いに出た時のこと。

 メッセージからは声色は測れない、
 が、この分ならただの二日酔いだろう。

 頼まれれば買い出しくらいは
 引き受ける所存だが、いい大人だし
 大丈夫だろう。

 そのうち、もしかしたら同居人も
 増えるかもしれないし、それなら尚更。

 次に会う時には、遠慮なくご馳走になるとしよう。
 酔っ払いって重たいし、そもそも成人男性だし

 貸し借りは頻繁に作るもんじゃない
 友達なら、尚更ね。* ]
(+68) 2023/03/09(Thu) 21:48:58
客 タカノは、メモを貼った。
(c13) 2023/03/09(Thu) 21:56:02

【墓】 客 タカノ

 うん、ちょうどいいよ。
 走ると風浴びるからね。

 気温高くても、思ったより寒いから。

[ 柔らかそうなボアフリースに、ジャケットは
 は立ち止まっていれば暑いくらいだろうけど
 散策する際には脱げばいいだろうし。

 こちらも決して重装備ではないが、
 レザーパンツに、ロングTシャツ、
 黒のライダースジャケット。

 なので、防寒性は似たようなもの。
 人の目はどうだったかな。
 少なくとも声を掛けられることは、なかったけれど。 ]
(+88) 2023/03/09(Thu) 22:56:24

【墓】 客 タカノ

 ソウダネ。
 気に入った?

[ 同じだ>>+79と気づかれたら。
 いやそもそも気づかれるとは思ってたんだけども。

 どうしてだろうか、私服という見慣れない
 姿だからか、その表情に、どきっとしてしまって。
 声が少々ぶれてしまった。それが更に、
 動揺に拍車を掛けたが、出発前に
 長話をするのも、なんなので、
 誤魔化すように、微笑んで見せる。 ]
(+89) 2023/03/09(Thu) 22:58:23

【墓】 客 タカノ

[ 一度振り返り、目を合わせる。
 頷いて、再び前を向き、ゆるやかに
 バイクを走らせる。

 たった一度だけ、人の運転する
 バイクの後ろに乗ったことが在るのだが
 後ろの方が、思いの外衝撃や揺れが
 ダイレクトに伝わるもので。

 不調が出るようなら、と気遣ったが
 今のところ、それらしい合図はない。

 背中に感じる体温に、表情が緩むのは
 どうしようもなく。

 いやだって、好きな人乗せてるんですよ。 ]

 あっちいくと、海の方に出る
 ここのラーメン、旨いよ、たまにいく

[ いつものルート。いつもの余暇が
 こんなにも、楽しい。 ]
(+90) 2023/03/09(Thu) 22:58:58

【墓】 客 タカノ

[ コン>>+80、とヘルメットが鳴る、
 どうした、と問おうとすれば、

 指先が左前方を指差した。

 早咲きの桜を目に入れて、
 うなずくと、またヘルメットが触れ合い、
 コン、と音が鳴る。

 田園風景の緑に、その色は
 とても目立つ。春の訪れを知らせる
 色を横目に、田園地帯を抜け、
 山に向かう緩やかな上り坂を、バイクは駆ける。

 幸運にも、渋滞にも飲まれず、
 一つ目の目的地まで到着できそうだ。
 
 対抗道路から降りてくる、ライダーに
 知った顔が居れば、挨拶代わりに
 ピースサインを作って応える。

 ――どういう意味に捉えられるかは別として
 いつもしている、文化なもので。
 
あいつ中指立ててなかった?野蛮だな。
]
(+91) 2023/03/09(Thu) 23:00:55

【墓】 客 タカノ

[ そうして走らせること、一時間程。

 大型トラックが数台止まっている、
 駐車場へと入り、エンジンを停止、

 とんとん、と腰に回った手に合図をし ]

 先に降りてね ゆっくり

[ 声を掛けた、無事彼が降りたのを確認してから
 自分もバイクを降り、ヘルメットを外す。 ]

 どうだった?初バイク。

[ 次の目的地まではあと三分の一程
 あるのだけれど、沢の音が心地よい
 このドライブインで、暫し、休息を取るつもり。

 どきどきしながら、聞いて。
 山の中でしか味わえない空気を、
 ぐっと吸い込んだ。* ]
(+92) 2023/03/09(Thu) 23:01:31

【墓】 客 タカノ

[ 愛車もヘルメットも、ジャケットも
 気づくと選び取る色は黒だった。

 手帳も、スマホも。ついでに言えば
 家具類なんかも。

 そこに一つ増えた紺色を、彼は気に入って
 くれたよう>>+93で、ほっとした。

 身の回り、実は黒じゃない色を
 選び取ることも、最近は増えていることは、
 まだもう少し、言わないまま。 ]
(+98) 2023/03/10(Fri) 0:02:48