人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

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【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 今この瞬間、彼女は
  コンペの優勝者の座を争うライバルと
  化したわけだが、
  そんなことは全く頭に入らなかった。
  
  いまや自身も、彼女のオーディエンスの一人。

  気づけば自分も最前列で手を叩き、
  舞台に向かって拳を振り上げながら、
  驚嘆の声を上げていた。]*
(246) 2020/09/23(Wed) 13:18:25

【見】 病弱貴族 アメリア

─ 現在:昼過ぎ、外へと散策 ─

 
[ 軽めのドレスを身にまとい、
  準備を整えれば日傘をさして。

  今日はいつもいてくれる従者に
  非番を与えているから
  身の回りの世話をしてくれるメイドと共に
  外に出ることになる。

  快晴の空は気持ちがよく
  今ならどこへでも行ける気がした。 ]
(@21) 2020/09/23(Wed) 13:21:45

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 屋台を見て回ったり、
  小休止に噴水広場で座ったり。

  コンペの会場はどうしても避けてしまう。
  音楽は確かに綺麗で心が踊るけれど
  
嫉妬の気持ちの方を
強く意識してしまうから。


  
どうして私は元気に過ごせないのだろう。
どうして皆みたいに誰かと楽しく
楽器を弾くことができないのだろう。
どうして。

  
もっと長く生きたいだけなのに


  そんな気持ちばかり湧くから
  だから私は、音楽があまり得意ではない。]
(@22) 2020/09/23(Wed) 13:23:37

【人】 従者 ヨシュア


[ 緋色に染まった空の下で。
  同じ色の空に響いているだろう、
  微かな歓声を耳にする。

  どうやらコンペは大盛況のようで。
  音楽によって人々が笑みを零し
  心を豊かにすることは、
  自身の胸の奥に巣食う澱みとは別の話だ。
  だから、それを喜ばしい事と認識して。 ]
 
(247) 2020/09/23(Wed) 13:24:58

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ この気持ちは誰にも言うつもりはなかった。
  自身の命が短いことさえも、
  親と医者と、数人しか知らない。

  ヨシュアには特に、伝えないで欲しいというのは
  私のわがまま。

  彼に伝えて、悲しい表情を見ることになったり
  我慢させたり、腫れ物のように扱われたり。
  そんなことになるくらいなら。

  せめて少しだけでも、一緒に笑って過ごしたい。

  私は、臆病者だから。 ]
(@23) 2020/09/23(Wed) 13:25:12

【人】 従者 ヨシュア



  …… 結局、行かぬじまいだったな。


[ 時計で時刻を確認すると、小さく息を吐く。
  お嬢様の厚意を無にしてしまったのは申し訳ない。
  だが、結局コンペ会場を足を向けることはなく。

  コンセールカリヨンは豊かで治安の良い国だが
  宴の期間中は、他国からの観光客も多い。
  顔馴染みの兵士を手伝って、
  時折起こる揉め事の鎮圧に努めているうちに、
  見ての通りの空色となってしまった。 ]
 
(248) 2020/09/23(Wed) 13:25:20

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 護衛のものも影より私に着いている。
  だから、体が許す限りにのびのびと
  美味しいものを食べてみたり、
  花屋で花を見てみたり>>24

  途中、子供に音楽を教えている人を見れば>>142
  頬を緩ませて暫し眺めていたりもしただろうか。

  民は皆、この宴を楽しみ、一様に明るい顔でいる。
  そのことが嬉しくもあり、妬ましくもあり。
  貴族失格だとは、思っている。 ]
(@24) 2020/09/23(Wed) 13:26:01
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a42) 2020/09/23(Wed) 13:26:10

【人】 従者 ヨシュア


[ コンペは問題なく成功するだろう。
  先程の喝采を証左として、
  決定事項のように結論づける。
  何と言っても今、あの会場には、
  メイレン・シュレグマーがいるのだから。

  直接の関係はなくとも国事であるのだから、
  概要は確認していた。
  今年のコンペを取り仕切る女性が誰なのかも。 ]
 
(249) 2020/09/23(Wed) 13:26:32

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 今日は調子がいい。
  どうせなら、教会の方へと挨拶に行こうか。

  
  あれから、エヴィとまた話すことは
  あっただろうか。
  傷のことを話してくれたりしたことは。

  だとしても、彼女の証言だけでは
  それを行っているものを
  追い詰めることは出来ないだろう。

  他になにか、粗がないかを探すため
  人を使ってその教会にはいくらか
  探りを入れていた。

  いくつかの問題は出てきても
  決定打にはならないくらい。

  追ってる者は用心深く、
  こちらは歯噛みするばかり。 ] 
(@25) 2020/09/23(Wed) 13:27:50

【人】 従者 ヨシュア


[ かの宮廷楽士と直接対面したのは一度きりだったか。
  と言っても自分はお嬢様のおまけに過ぎず。

  ……これは己の主観だが。
  一芸を極めた人間というのは皆、優れた目を持っている。
  審美を映す眼にて、物事を正しい物差しで測り、
  凡人では届かない高みへの道を探り取る。
  おそらくメイレン・シュレグマーもそれに違うことなく。

  あの日、見事な演奏を披露した彼女が、>>225
  熱演により、僅かに紅潮した顔に浮かべた
  優美で気品あふれる微笑みを思い出す。
  あの真っ直ぐな双眸が、こちらの眸を捉えた瞬間。
  

          ───嗚呼、ばれたな。 ]
 
 
(250) 2020/09/23(Wed) 13:27:53

【人】 従者 ヨシュア


[ 楽士殿の笑みは完璧で、少しの陰りもなく。
  なのに何故か、そう確信した。

  自身の心に折り合いをつけることにかまけて、
  御嬢様の異変にも気付かぬ自分とは異なり>>@4
  正しく、人を見抜く目を持った人。
  そして誰よりも音楽を愛し、その発展に尽力を注ぐ人。

  彼女の前で、音楽を快く思わぬ自分が、
  厚かましくも未来の担い手達の音色を拝聴するのは
  もはや無礼であると、そう言い訳をして。 ]
  
(251) 2020/09/23(Wed) 13:28:10

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ メイドと二人、町外れへと細道を進む。
  何度か通った道だ。

  今日はエヴィはいるだろうか、
  それともコンペを見に行っているだろうか。

  いなければ神に祈りを捧げ、
  いる子から話を聞いてみよう。

  そうした気持ちで、警戒薄く。
  少しの頑張りと共にあった
  日常風景の一部であるはずの今日は

  
なにかを殴るような鈍い音に
容易く崩れてしまった。
(@26) 2020/09/23(Wed) 13:28:27

【人】 従者 ヨシュア



  失礼、そちらの女性とはお知り合いですか?


[ ステージには近付かないまま、
  屋台が立ち並ぶ一角へと来れば、
  赤ら顔で、女性に絡む男の腕を掴む。

  宴には酒が付き物だ。
  それで気が大きくなる人間も少なくない。

  そのように過ごしているうちに、
  やがて空には星が灯り、
  1日目は終わりを迎えるだろう。 ]**
 
(252) 2020/09/23(Wed) 13:28:28

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
   なに、───

[ 音に振り向けば、倒れゆくメイドと
  
知らない男。


  咄嗟に考えたのは
  逃げなければいけないということと
  メイドを見捨てたくないということの二つ。

  その一瞬の迷いがいけなかったのか。
  ……背後に迫る男に気づくことが出来ず。 ]
(@27) 2020/09/23(Wed) 13:29:14

【見】 病弱貴族 アメリア

  

あぐっ
(@28) 2020/09/23(Wed) 13:31:33

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 

[ 細い道、残るものはなにもない。
  あるのはただ、優しく吹く風のみ。]**
(@29) 2020/09/23(Wed) 13:31:55
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t9) 2020/09/23(Wed) 13:33:40

従者 ヨシュアは、メモを貼った。
(a43) 2020/09/23(Wed) 13:34:35

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 最後の音が、茜の空を舞って、
  大勢の人々の頭上をしゃぼん玉のように
  ふわり漂っては、その何処かで、ぱち、と
  弾けて消えました。

  …はあ、と息を吐いて、視線は先程より
  僅かに赤の色を増した空へ。

  けれどふと静まり返った会場の様子に
  気付けば>>233、やっぱり場違いだったのではと、
  急に背中が寒くなります。

  そのまま逃げるように舞台から下りようと
  した時に、耳に届く、声。>>234


    …へ…?


[ 思わず足を止めて、その声の方向に
  顔を向けました。
  …そこには、席から立ち上がって喝采を
  送ってくださる、あの審査員の宮廷楽士の
  女性がいて。>>234
 
(253) 2020/09/23(Wed) 14:21:31

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ ぽかん、と口を開けて立ち尽くす私に、
  続くように周囲からもたくさんの拍手や
  歓声が送られていて。
  所在なく彷徨う目線は先程の男の子や、
  酔っ払いのおじさん、それから
  


  あれは、あの時の異国の方>>246の姿をも
  捉えたでしょう。

  衝撃で瞬くことを忘れて見開いた瞳で恐る恐る
  周りを見渡せば、一目でそれと分かる
  王族の方までもが席をお立ちで。>>236

  それを見て、そこで初めて足が、今更
  がくがくと震えはじめてしまって、
  まっすぐ立っている為に随分と力を
  込めなくてはなりませんでした。

  重ねて送られる、感謝。>>236
  歌ってくれてありがとう、というその言葉は
  胸をじん、と焼きました。
  
本来なら私が、歌わせて頂いたことに
  感謝するべきなのに。


  足だけでは足りず全身が震えて、
  喉も上手く言葉を紡いではくれず、
  私は胸のあたりの服をぎゅうと握って、
  深く深く、頭を下げました。 ]
 
(254) 2020/09/23(Wed) 14:27:50

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ と、再びの声>>237が耳に届けば、
  今度こそ息を飲み。

  それでもこちらを捉えるその視線に込められた
  熱の大きさを感じれば、私も逸らすことなく
  見つめたことでしょう。

  …その方が伴奏を申し出る事自体が、
  それを知る方々を驚かせることなのだ>>237
  ということは知らないままに。


  
  
見やる茜の空が色を変えつつ
  ありました。

  そろそろ教会に戻らねば、神父様が帰ってきて
  いるかも知れないと思えば、やはり多少は
  身が竦むような気もしましたが、
  そんなことよりも、今この方のご要望に
  応えたいと何より私の心が叫ぶのです。

  しっかりと、その女性に向き直り。  ]
 
(255) 2020/09/23(Wed) 14:30:55

【人】 教会住みの娘 エヴィ




    身に余るお言葉、心より感謝申し上げます…
    あの、では、よろしければ一曲、
    ご迷惑でなければ、恐れながら。
    

 
(256) 2020/09/23(Wed) 14:32:25

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ そう、伝えました。
  その女性の伴奏が、なんの楽器なのかは
  まだ知りませんでしたので、準備をされる
  様子を、目を逸らさずに、じっと見つめて。

  それがピアノだと知れば、あまりの感動に
  思わずぴょん、と飛び跳ねてしまって、
  慌てて恥じて俯いて。

  そうして用意ができた女性が見えたなら、
  染まる頬でにこりと笑んで頭を下げて。

  流れ出す歌は、
大嫌いだった、

  聖母マリアを、讃える、歌
  
  ]
 
(257) 2020/09/23(Wed) 14:36:35

【人】 教会住みの娘 エヴィ



    慈悲深き乙女よ
    おお 聞き給え 乙女の祈り
    荒んだ者にも汝は耳を傾け
    絶望の底からも救い給う


    汝の慈悲の下で安らかに眠らん
    世間から見捨てられ罵られようとも
    おお 聞き給え 乙女の祈り
    おお 母よ聞き給え 懇願する子らを



  
(258) 2020/09/23(Wed) 14:39:16

【人】 教会住みの娘 エヴィ



[ …いつか、アメリアお嬢様に歌った、
  あの時と同じように、


  わたしは、いま、こころから

  かみにかんしゃしています。  ]



**
 
(259) 2020/09/23(Wed) 14:41:46
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a44) 2020/09/23(Wed) 14:43:23

教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a45) 2020/09/23(Wed) 14:48:16

【人】 教会住みの娘 エヴィ


  
 過去のいつかの話 
  


[ 取り落としそうになった花瓶を咄嗟に
  抑えてくれる手。>>192

  滝のように吹き出す冷や汗を手の甲で
  拭おうとして、ほんの僅か、
  その人の手が触れました。

  ぎくり、と手を引いてしまいましたが、
  気を悪くされませんでしたでしょうか。

  その方の手は、弦楽器を奏でると仰るその手は、
  私のがさがさと荒れた指や、
  袖で隠した痣とはあまりに遠いところにある、
  美しいものでした。

  待っている、と告げる、言の葉。>>192
  目を伏せたまま、今度は首を横に、
  次に縦に振りました。
 
  その方がどのようなお顔をされていたかは
  見えないまま。
  それでも久しく聞く優しく響く声色は、
  私に束の間の暖かさをくれたのでした。 ]*
 
(260) 2020/09/23(Wed) 15:16:14

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 今の時間が夜だということは
  窓の外を見ればわかるのだろう。 
  けれど、生憎と目隠しをされた女では
  それさえも知ることが叶わない。 ]


    ……ん、


[ 意識が覚醒するのと共に、
  翡翠の瞳を開いていく。

  視界は真っ暗、今は夜?
  なぜ自分は寝ていたの?
  疑問をつらつらと浮かべていれば
  小さな声が聞こえてくる。

  「あの嬢ちゃん可愛かったな」
  「メイドの方はどうする?」
  「こんくらいで金貰えるたァいい雇い主だ」

  言葉に想起するのは
  意識を失う前にあった出来事。 ]
(@30) 2020/09/23(Wed) 15:37:36

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 疲れからか熱が出ているのか
  頭はいまいち回転せず
  けれど現状の不味さはわかる。

  どうしたらいい、どの手段を取れば?
  いくら教養を得ようと経験も浅い小娘。
  出来ることはたかがしれている。 

  思い悩ませていると、こつこつと、
  革靴で地を叩く音が近づいてくるのがわかった。 ]


   「そろそろ目は覚めましたかな?」


[ 聞いたことがある声。
  けれど、確証はない。]
(@31) 2020/09/23(Wed) 15:38:11

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 数瞬返事をするか迷って。
  舌をもごりと動かせば ]


   ……ええ、目は覚めています。
   貴方は、どなたですか?


[ これで私が憲兵にでも見つかれば。
  しっぽは掴めたとみていいだろう。
  首謀者の名前を掴めていれば、尚いい。

  この誘拐だろう出来事は、
  エヴィの、教会に関わっている事だと考えていた。

  そんなふうに思っていると
  場に笑い声が響いた。 ]
(@32) 2020/09/23(Wed) 15:40:55

【見】 病弱貴族 アメリア


   「そんなことはどうでもいいでしょう」
   「今あなたと私がここにいる」
   「それだけですよ」


[ 煙に巻くような回答に
  冷や汗が出てくる。
  
  相手がどう出るのかがわかりづらい。
  緊張感と疲労で意識も淡く混濁しはじめる。 ]


   ……メイドは、私と共に居たものは無事なの?
   護衛の者は……?


[ だからつい、弱みとも呼べることを
  口に出してしまった。

  すると、相手はまたけたけたと笑う。
  ゆっくりとした足音が近づいてきて、
  肩に手が乗れば体を揺らしてしまう。]
(@33) 2020/09/23(Wed) 15:41:28

【見】 病弱貴族 アメリア

 
   
   「心配ですか?心配ですよねぇ」
   「なに、今は手を出していませんよ」
   「ですが、貴女の態度次第では」
   「どうなるかわかりませんがね」


[ 心臓がどくどくと音を立てる。

  自分の手に、人の命が乗っている。
  貴族であるのだから最初からそうだとしても
  実際に目の前に危機が迫ったことは
  今までに一度もない。

  乾いた舌を湿らすように転がして。]


   ……わかりました、あなたに従います。


[ 私のこの決断は、正しいのだろうか。

  コンペが始まった夜、
  私は家に帰らなかった。 ]**
(@34) 2020/09/23(Wed) 15:41:49
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t10) 2020/09/23(Wed) 15:43:57

平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a46) 2020/09/23(Wed) 16:20:31

2020/09/23(Wed) 16:21:32

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 夜、ハイアーム邸へと、一通の手紙が届く。
  差出人はアメリアと共にいたメイドの名前。

  『今晩はお嬢様が体調を崩されたので
   近くの宿に泊まります。
   明日には戻る予定です。』

  そういった内容が質素にまとめられたそれは
  さて、邸では誰が読んでどんな対応をしたのか。]**
(@35) 2020/09/23(Wed) 17:21:53