人狼物語 三日月国


129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】

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【墓】 衝撃波 ポルクス

>>177 アルレシャ
「ンーン……ッハハ、じゃあそういうコトにしといてやるよ」

くすくす、からから。別に勝った気分になんてならないけど。どちらかというと微笑ましさが勝ったかな、喉を鳴らして笑いつつ。

咄嗟に出ちまったとはいえ、声真似はマズったかなと思った。
でも何も思われなかったならその方がいい、きっと。

思い出したら余計に寂しくなるから。


「…………、あーるれしゃ」

引っ込めた手を枕にして再び突っ伏した姿勢になった。
そのままの状態であなたの方をじ……と見つめ。名を呼び。
(+78) 2022/02/26(Sat) 2:55:34

【墓】 蒐集家 テンガン

>>178 ナフ
パン!


美術室前へ着こうという時に、あなたの背へ向けた一発。ショットガンによるものだ。
ナフの行き先は観察しても全く分からなかったので、待ち伏せ等ではなく後ろをついていき撃っただけだ。
なるべく足音は立てずに動いたが、完全に動きの音を消せる訳でもない。

警戒心があるならば、この一発は分かり易いものだったかもしれない。
そして撃ったすぐ後に。

「感想を聞きに来た」
とだけ話しかける。
(+79) 2022/02/26(Sat) 3:03:48
蒐集家 テンガンは、メモを貼った。
(c54) 2022/02/26(Sat) 3:05:32

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+78 ポルクス
「………んん」

悪い意味で笑われているわけではないとわかる。
わかるからこそ居心地は悪い。

踏み込めると確信したときしかアルレシャは踏み込まない。
踏み込まれることを苦手とする、やんわりとした秘密主義がそうさせる。
だから、聞かない。誰に言われたの、なんて。


「………なぁに、ポルクス」

どうしていいか分からなくても、名前を呼ばれたら返事をする。
表情は、……いつもよりは曖昧な、覇気の少ないものかもしれないけど。それでも貴方を見た。
(180) 2022/02/26(Sat) 3:14:54
ロベリアは、何処かで銃声が聞こえた気がする。…元気だね。
(a228) 2022/02/26(Sat) 3:16:31

【人】 憐憫聖贖 ナフ

>>+79 テンガン

あっちふらふら、こっちふらふら。
己の身を護るための警戒心など持たないコレは、或る者には"物足りない"と言わしめた代物。

だけど人によってはその不用心は大いにそそるものだったかも……しれないね?
そのように振舞っているのだから。


それでもそう、君が撃ったのが例えばコレの真後ろとかでなく、廊下の物陰かどこかからであったなら。
その発砲音と同時に、腰の鎖が障壁を形作る。

――キィン!


伊達に治安の悪い区域を担当していない。反射神経はそれなりだ。
振り向き確認するタイムラグを嫌ったから、君を見るのは高く硬質な音が鳴った後。

ゆっくり振り返り、血の色の濃い瞳を愉し気に細めながら。

「独創性、4点。 監獄で逃亡なんてありきたりだけど、まあオレは嫌いじゃないよ。
 エンターテイメント性 8点。 これはペイント弾の後処理をするレヴァティの愉快さも込みかな。
 構成、演出、9点。 ロベリアに感謝するといい。」

のんびりとした口調で、指折り数えながら、一度金属をもとの鎖に戻して漂わせる。

「テンガン先生の次回作にご期待ください?」

次に君が何をするかと、待ち構えている。
(181) 2022/02/26(Sat) 3:22:20
ナフは、「主演女優賞も必要かい?」
(a229) 2022/02/26(Sat) 3:24:40

ロベリアは、「
は?
(a230) 2022/02/26(Sat) 3:27:17

ロベリアは、褐色看守が嫌いだと改めて認識した。認識しまくった。
(a231) 2022/02/26(Sat) 3:29:12

【墓】 従者 ムルイジ

>>179 グロリオサ
嬉しそうな君を見た。
やはり君の視線も心地よい。


「っ、ぅ…――」

君が落ちていくのを横目に、反動と痛みで体が僅かにぐらつく。
その間に銃を構え直したその狙いが此方の眉間だと知って尚、障壁は作らない。どちらが届くか、今はそれだけでいい。
 
だって君とこんなに楽しく遊べるのだから!



瞬時に脚へ纏わせた結晶を解いて、腕へとリソースを回せば琥珀で大きなガントレットを生成する。
あとは結晶を撃ち出すかの様に。残る力を全て込めれば最高速度で貴方のへと叩きつけようとするだろう。
(+80) 2022/02/26(Sat) 3:30:09
シトゥラは、蘇生装置と治療装置の申請を始めた。シトゥラの速度なら今からやればきっと、丁度いい。
(a232) 2022/02/26(Sat) 3:33:13

アルレシャは、……今日はのんびりしようかな、腹も満ちているし。
(a233) 2022/02/26(Sat) 3:34:37

【墓】 蒐集家 テンガン

>>181 ナフ
「もう少し近づいてから撃てばよかったか」
まだ距離がある。これ以上近づけばさすがにあからさますぎただろう。
ゆっくりと歩を進める。監視カメラもこの様子を映している。塗りも壊しもしていないから。

「随分細かく評価してくれたようだ。独創性を俺に求められても困るが。俺の行う事など、大抵が模倣だからな」
そこから少しだけ早く。

「カメラはもうすっかり綺麗になってしまったな。残念だ」
早く、

「――あれは余計な演出ではなかったか?」
駆け出し、距離を詰め始める。

今回手にした銃は少々特殊だ。銃口よりも先に刃が伸びている。片刃で、先は鋭い。
これは銃剣だ。銃に長い刃を取り付けることで、槍のようにリーチを持った武器。
他に武器は持たない。中距離にて戦うのが目的だ。
(+81) 2022/02/26(Sat) 3:36:38

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>180 アルレシャ
じ……と見たまま。
あなたの心の内を知らぬまま。

視線を向けられ、なぁに、と声をかけられたなら。

「…………呼んだだけ」

笑みを浮かべた顔でそう返す。
寂しくても笑顔を繕うのは自分にもできるから。

もう一度手を伸ばそうとも思ったけれど、また苦しませちゃうような気がしたから上手く動かせなかった。
だから、ただ見てるだけ。
(+82) 2022/02/26(Sat) 3:37:05
ロベリアは、音がした方向へと歩こうとしているけど昨日の様子もあって辿り着けるのかなって気持ちになる。
(a234) 2022/02/26(Sat) 3:44:13

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+82 ポルクス
見られている。見られることはアルレシャも慣れている。
慣れているのに、なんとなくいつもの笑みは作る気にならない。
疲れてはいないし、嫌なことも今はない。どうしてだろうかは、見当もつかない。


「……なんだそれ」

ぐっと胸が詰まるのだ。息がしづらくなる。
それを『苦しい』とアルレシャは思っているけれど。
上手く受け止められもしないのだけど。


「…………好きにしていいよ、別に」

何かを遠慮したらしい、という空気だけを察知して。
何を遠慮したかまでは分からずとも。そう宣った。
(182) 2022/02/26(Sat) 3:45:46

【人】 憐憫聖贖 ナフ

>>+81 テンガン

「熱心なファンというのは、時に批判的で厄介なものだよ。
 それも期待の顕れだ、喜び咽び励んで欲しいな?」

また古式ゆかしい獲物を取り出して来たねぇ、と微笑みながら、鎖を二本に分ける。

1m程の白銀が一本、蛇のように君に飛び掛かる。
狙うは手元。武器を絡めとり、封じようとしているが、さあどうか。
残りはコレの周囲に浮かび蜷局を巻き、君の銃撃に備えている。

「人間はああいう
ベタな
絵を好むものだよ。……ああ、君はその目で見られなかったのか。」
(183) 2022/02/26(Sat) 3:54:33

【墓】 蒐集家 テンガン

>>183 ナフ
狙いはわかり易い。テンガンが逆の立場ならそうするだろう。想像できる。
「創作性は、俺に、最も、ない。作家にはなれないな」
勢いは若干削がれるが……右足に力を入れ、左足を浮かせ。
手元へと向かって来る鎖を、走る勢いを利用して透過の右側へ蹴りつけた。
姿勢を戻せば若干落ちた勢いのまま走り、牽制のために数発打ち込む。

「見られず残念だ。大方俺達が"仲良し"だとでも勘違いして装飾を施したんだろう?さぞ滑稽だったろうな」
ベタと言うくらいだ。具体的にどうなったかは分からなくても、アレを見た人間のやりそうな事は想像がつく。
(+83) 2022/02/26(Sat) 4:09:30

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>182 アルレシャ
作られた表情も、作られていない表情も。
男はきっと変わらずに笑みを浮かべ見ているだけ。

「…………あはは、」

なんでもない。本当にただ名前を呼びたかっただけで。
理由なんて理解する必要もなくて。


「あーあ、……またそういうコト言う」

少しだけじと、とした目で視線を送る。俺に好き勝手させたから苦しんだくせに、なんて。思うけれど我慢するほどいい子でもない。
おもむろに、あなたの方へと手を伸ばしてしまおうか。
(+84) 2022/02/26(Sat) 4:09:47
ロベリアは、足を進めているけどなんか行かない方が心穏やかな気がする。
(a235) 2022/02/26(Sat) 4:15:30

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+84 ポルクス
一体どんなことを考えて笑っているのか、アルレシャには分からない。
いつもの様子とは言い難い気がする、のに。

名前を呼びたいだけ、という感情が、たったそれだけの欲が、全く理解できていない。
そんな奴に、会ったことすらないのだ。


「僕相手に今更遠慮もいらないんじゃない?」

苦しかった、今も苦しくなくはない。
が、まぁ何をしても苦しいのだ。
苦しいのは楽だし。

伸びてきた手を避けることもなく、ただその手の行方を眺めて。
(184) 2022/02/26(Sat) 4:24:40

【人】 憐憫聖贖 ナフ

>>+83 テンガン

「じゃあ、脚本家でも雇ったらどうだい?適材適所ってやつだ。」

わかり易い攻撃だろう?何せそれが一番嫌だものね。
操作性重視の軽い鎖だ。蹴られれば
ジャラリ
と喧しい音を立てて壁にぶち当たる。
だけどそれは身をくねらせ、再び君の背から飛び掛かろうとするだろう。
後頭部を討ち据えると見せかけながら顔の横を通り、再び切り返し、首を引っ掛けるように。


「実情は知らないよ。ただ、センセーショナルな絵面ってのを大衆は求める。」

蜷局を巻く鎖の輪が平たく伸びて、銃弾の防壁と貸す。
変化は防御の容易な広い盾ではなく、最小限の面積で。


「ただ、私が見たかったのはそれではない。……いい喜劇を見せて貰ったよ。」

鎖の輪を幾つか外し、銃弾の返礼とばかりに打ち出す。
銃撃程の速度は無い。避けるも撃ち落とすも容易だろう。

「あ、レヴァティの記録映像、申請してあげようか
 全部君が塗りつぶしてなければだけどね。」
(185) 2022/02/26(Sat) 4:30:09

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>184 アルレシャ
この男にとって表向きの表情の差異なんて些細なこと。
自身の心臓に響く音を信じているから。だから何も変わらず
心を
見ている。

「あーあーあー、後悔しても知らないぜ……ほんとに……」

呆れるような表情、声は自分に向けて出たものだ。そう言われて遠慮できるほど器用な心は持ち合わせていないから。
伸ばした手はあなたの顔の頬近く。手の甲で柔く触れた後は、手のひらで包むようにしてから親指で
慈しむように
撫でてしまおうか。

「俺に好き勝手させるアンタが悪いんだからなー……」
(+85) 2022/02/26(Sat) 4:46:54

【墓】 蒐集家 テンガン

>>185 ナフ
「では君に頼もうか?餌のように歩いていた、君が、」
鎖が顔の横を通った時点で、身を屈め靴底で床を滑る。
首を狙ってくるとは予想していなかったが、どうもこれは自由自在に動かせる様子だ。
武器を縛れないのなら体を縛ろう、としてくるだろう。

「どんな筋書きを望んでいたのか教え、てくれ。どれが見たかったんだ」
こちらの銃弾は弾かれた。しかし向こうの打ち出す輪も刃を振り、弾く。
……さて、そろそろナフに刃が届く距離か?
途中で足に力を入れブレーキ、滑り込んだその姿勢のまま。

「映像は、後で宜しく。今後の参考にする」

返す刃であなたの足首を狙う。
(+86) 2022/02/26(Sat) 4:51:55

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+85 ポルクス
あぁ、貴方が見ているものがはなから外見や繕った表面でないのなら。
幾ら外側を覆っても、意味はないのだろう。
尤も、茶化し、隠すだけで、重大な嘘なんて吐きやしないのだけど。


「後悔したらまぁ、僕が愚かだったんだろう。二言は無い」

どうせ飲み込めないくせに。そんなことを言って。
どうせまた撫でられるかくらいなものだろうなと思ったのに、手は頬に向かってきた。
手の甲で触れる、その動作の柔らかさに既に喉を詰まらせ、掌で包み込んだ後の触れ方に一度目を見開いた。
なんだ、その触り方。どういうつもりで。
だってそこには、お前、下心も処罰も失望も言い聞かせる圧も嗜める呆れも何も、
なにも、


声が出ない。ただ、戸惑うような視線が、貴方の顔と手を泳ぎ回っているだけ。
(186) 2022/02/26(Sat) 5:01:29

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>186 アルレシャ
外側を覆っていても、外側を覆っているという事実をそのままに受け止め、受け入れてしまう。
かつてそれが出来ず後悔した過去を持つから、尚更だ。


「…………、あーるれしゃ」

困惑の音が響いていると理解できる。
いつもならきっと心配になって一旦、手を止めるのだろうけれど。


触れた手は撫でる動作を止めたりはしない、先程と変わらぬ声でもう一度名を呼んで。泳がない視線は真剣な眼差しであなたを見つめたままで。

「――――…………」

口だけを動かした。声は。
(+87) 2022/02/26(Sat) 5:16:33

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+87 ポルクス

一瞬、何もかもの動きが止まった。
そうでないのは貴方には分かるんだろうが。


その目はなんだ、なんでそんなに真っ直ぐにこっちを見る、もっと茶化すなりなんなり、真剣さがない様子ならまだ対処できたかもしれないのに。
名前を呼び返すことも、目を合わせることすら今度はできなかった。

「………、……っ、へ、や、戻る、」

漸く絞り出したのはそんな一言。これで限界だ。
伝えたら離してくれるだろうか。それすら今のアルレシャには判断がつかない。
ただ、困惑は強いが。混乱もしているが。
この心臓の揺れに、悪感情はひとつもない。
(187) 2022/02/26(Sat) 5:28:25

【人】 憐憫聖贖 ナフ

>>+86 テンガン

「どうにもモテ期が過ぎてしまったのかなって自信無くしかけてたんだよね。
 まだ美味しそうに見えてくれてたなら嬉しいな。」

老いと死を忘れて久しい世界では空虚に過ぎる冗談を飛ばす。
首に巻き付こうとした蛇は君が潜り抜けたなら、今度はその頭部を起点に尾を振り下ろす。
尾も避けられるなら、一度地に落ちて鎌首を擡げ狙うべき機を窺い始めるだろう。

「っと。筋書き?そうだね。最初に想定してたのは、身を挺して君を庇うヒロインだったけど」

一歩跳びのきながら、周囲に漂わせていた方の鎖を落とす。
それは刃を払い、叶うならば再び絡みつこうと試みるだろう。
最初に遠くの君を狙った時より、近くのこの鎖の方が素早く動くことに君は気が付くだろうか。


「現実は、小説より面白かった。」

君が避けた輪が、風を切り再び背後から君の後頭部を狙って帰って来る。
(188) 2022/02/26(Sat) 5:33:21
憐憫聖贖 ナフは、メモを貼った。
(a236) 2022/02/26(Sat) 5:42:52

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>187 アルレシャ
響く全ての音を聞いていた。
跳ねる心音も、全て。

聞いても尚、この目は変わらずにあなたを見据えていて。

音が無くても様子を見れば分かる。困惑と、混乱と。

「…………だから言ったじゃん」
後悔しても知らないぜ、ってさ。


喉は無邪気な音を鳴らさない。くすり、小さく笑えば。
親指でなく手のひらで柔く頬を撫でた後に、それはあなたの元からするりと離れていく。

「…………戻る?」

ここまで好き勝手しても、引き留めるような我儘は言えないらしい。
そんな自分にまた呆れてしまうよ。

男はきっとあなたが部屋に戻るのを止めたりはしないだろう。
(+88) 2022/02/26(Sat) 5:43:47

【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+88 ポルクス
貴方の言葉だけを脳内で噛み締める。咀嚼して、飲み込もうとする。胸につっかえて喉が詰まり、呼吸が難しくなる。

後悔?しているのか?
ーーーしているかもしれない、
トドメを刺された気分だ!


結局アルレシャは愚かで、だから知らないものに両腕を広げ、自分で見て見ぬ振りをしていた急所に一撃を喰らったのだろう。
純粋でないから受け止めきれない。正常でないからこんなに苦しい。貴方の笑う音も、離れていく手の感触も!

「……戻る」

手が離れてすぐに、口元を押さえた。どうしていいか分からないが、呼吸を正常にしなければいけない気がした。
そうして立ち上がり、スカートやリボンを翻し、おやすみを言うのも忘れて、慌てたように小走りにロビーを出て行った。
(189) 2022/02/26(Sat) 5:57:03

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>189 アルレシャ
あなたが何を考えているかは分からない。
分からないからただじっと様子を見ていた。
それでもきっと、後悔しているんだろうなという事だけは。
察しがついてしまうような気がして。
小さく息を吐いて。
自分は後悔なんてしてやらないけど。


ロビーを出ていくあなたをただ見送って。

「…………おやすみ。またな、アルレシャ」

あなたの居た場所に言い残してから。
男は部屋に戻っていく。……ギターを取りに。
(+89) 2022/02/26(Sat) 6:06:09
ポルクスは、眠れない。
(c55) 2022/02/26(Sat) 6:07:51

【墓】 衝撃波 ポルクス

ので。
ギターを背にトレーニングルームまでやって来ました。
扉にはいつだかに申請した『演奏中』の札をひっかけて。

手には適当に申請しておいたシャンメリーの瓶一本と、有害物質のない水蒸気タイプの電子タバコがひとつ。

風景など特に変えないままのトレーニングルームの壁際に瓶を置き、中央へ移動しギターを構えれば、まずははじまりのFの音を鳴らして。かと思えば間髪入れずに音をかき鳴らし始めた。いつもよりは身体の動きも大きめに。足でステップを踏んで。

「…………よーし、久しぶりにやるか」

不慣れな手付きで電子タバコの電源を入れて吸

ゲホッ!
……ゴホッ……うえ……
 やっぱタバコとかムリだよ俺え゛!」

それはそう。慣れてなさ過ぎて咽ました。
だって煙を出す役なんて俺やったことないもん!


気を取り直してテイク2。涙目のままタバコを吸って、吐いて。正直、手軽に煙さえ出せれば何でもいい。
演奏の手はそのままに、煙を
振動に吹きかけていく。
(+90) 2022/02/26(Sat) 6:20:03
衝撃波 ポルクスは、メモを貼った。
(c56) 2022/02/26(Sat) 6:20:56

【墓】 衝撃波 ポルクス

振動に吹きかけられた煙は"それ"に留まり続ける。
演奏によって生み出されている振動は徐々に輪郭を浮かび上がらせ"ひとの形"となっていく。

やがてそれは
ポルクスと同じ背格好をした振動の煙人形に!


用済みだと言わんばかりに口にしていたタバコを床へと吐き捨て落とす。カラン、カラン、と音を立てる振動ですら演奏の音へと塗り替えてしまおうか。

「おーうクラシック、久しぶり〜。
 ……ほら、お客サンにお辞儀は?」

ジャカジャジャン!
と鳴らす音に合わせ煙人形は華麗なお辞儀をしてみせる。
その後はポルクス本体の方を見て首を傾げるような動作をして。

「……なんてな? 今日は俺とデュオだぜクラシック」

能力が使えないと、ギターを持っていないと、煙がないと、お前には会えないからさ。だから今日は気が済むまでお前と舞ってみせようか。
ちょっとした再会と、ちょっとしたお遊びだ。
(+91) 2022/02/26(Sat) 6:37:35
ロベリアは、2人の近くまで来て……。
(a237) 2022/02/26(Sat) 6:50:26

ロベリアは、でも、その前に姿を現すのは止めた。
(a238) 2022/02/26(Sat) 6:50:48

【人】 『巫覡』 ロベリア

味がしたから凡そ検討はついたが。

…本当に元気だな、元気すぎる


安全をとってこそこそと曲がり角の裏にいるだけ。
会話内容は耳に入ってこないので心穏やか。

……ボクもあれくらい動けたらな


無いもの強請り。能力ももっと使い易いものがいい。
(190) 2022/02/26(Sat) 6:57:17

【墓】 衝撃波 ポルクス

「フルスロットルでいくぜ!!」


掛け声に合わせギターは大音量を響かせる。軽快で豪快なロック調の演奏に合わせ、ポルクスの形を模した煙人形は踊り出し。

――なんだか懐かしいな、と感じた。
ホームレス街の外で、金をスるにも飽きた頃合いで。
パフォーマンスとしてよくコイツと踊っていたんだ。
その時には勿論、アイツもいてさ――


ポルクス自身も演奏をする手はそのままに、足だけでステップを踏み、時には跳ねて、ターンをして。
くすくす、からからと喉が鳴る。


観客のいないひとりきりふたりきりのステージで。
ポルクスと煙人形はまるで双子のように。
揃った足並みで踊る。音が鳴る。煙が舞う。

「いいぜ、そのステップ、もう一回!!」

――アイツは今頃どうしてるかな。
何もわからないや。何もわからなくなっちゃったや。
寒さに震えていないかな。お腹を空かせていないかな。
心配されるのはいつも俺の方だったけど。
なんだかんだでアイツも泣き虫だし――
(+92) 2022/02/26(Sat) 6:59:44

【墓】 衝撃波 ポルクス

懐かしさに浸ろうとすると寂しさも押し寄せてくるよ。
――俺らはいつでも一緒だったのに。

こんな力さえなければもう少し違っていたのかな。
――もっと普通に生きれたのかな、なんて。

考えてもどうしようもないと分かっているのに。
――だってもう離れ離れだ。


「…………ッハハ!!」

笑った顔を繕うのは簡単だ。
噓が下手な俺が唯一、偽れるものだ。
だってそうしていないと
どこもかしこもボロボロだから。

出来損ないの機械は音を鳴らせなくなると理解している。
だからボロボロのまま笑みを浮かべて、己の姿をした虚構と力強く舞ってみせようか。

煙人形をアイツの姿にしようと思ったけれど。
思い出の中の空想のそれに会うのはなんか違うなとも思ってやめた。


上手く演ってみせると大口を叩いたからさ。
次に会うのはやっぱ、本物のアイツがいいよな。


不敵に笑みを浮かべたって、満足なんて出来やしない。
それでもギターを鳴らして。踊って。跳ねて。舞って。
振動を纏う虚構も同調して。まるで生を得たように舞って。
俺は生きているよ。ここで生きているからさ。


届かない音を響かせ舞い続けよう。
生を叫び続けよう。俺の気が済むまで。

この振動は続いてく。
(+93) 2022/02/26(Sat) 7:33:03
ポルクスは、己の虚構と踊り続けた。気が済むまで。ずっと。一緒に。
(c57) 2022/02/26(Sat) 7:33:53

【人】 人形師 シェルタン

>>+80 コヨーテ
銃声の音と、結晶が身を叩く音。殆ど同時に思えたが、君の方が幾分か速かった。
衝撃で照準が逸れ、眉間を狙っていた銃弾は……例えば、君の頬を掠めていったのだろうか?

琥珀に身を抉られ、
い花が咲いていく。激痛に暫く呼吸の仕方を忘れ、呻き声が漏れる。頭の中はずっと警笛を鳴らしているのに、込み上げてくるのは俄然楽しくて仕方がないという感情。
それでも身体は既に限界なのか、スローモーションで視界が狭まっていく。ああ、まだ。終わってくれるな。最後の最期のその瞬間まで、君の事を見ていたい。
間近で笑う楽しそうな君を、少しでも長くこの目に焼き付けていたいんだ!


やがて、視界と意識が黒に塗り潰されてしまえば。握りしめていた銃は手を離れ、伸ばしていた腕は糸が切れた様に地面に落ちるだろう。

──目を閉じた人形師は、とても満足そうに笑みを浮かべている。
(191) 2022/02/26(Sat) 12:08:01
シェルタンは、意識を失っている。生きてはいるが、このまま放っておけば死ぬのは明白だ。
(a239) 2022/02/26(Sat) 12:09:30

シトゥラは、二人の戦闘の行く末を見守っていた。直に申請した装置も来るだろう。
(a240) 2022/02/26(Sat) 13:15:42

バーナードは、模擬戦を見学していた。健闘した両者に対して拍手を送る。
(a241) 2022/02/26(Sat) 14:14:33

【置】 憐憫聖贖 ナフ


渇いた砂の大地に水を滴らせる。やがて緑は芽吹くであろうか。

――それは一時黒く砂を濡らし……

(L3) 2022/02/26(Sat) 14:27:13
公開: 2022/02/26(Sat) 15:00:00

【人】 迅雷風烈 ラサルハグ

>>176 バーナード
「まあ、最初からわかっている事なんてほぼないし、人生を最効率化する必要は俺は感じないからなあ。『もしも』を考えるのは嫌いじゃないが、……いい出会い方ができたからね。君にとっては黒歴史かもだが、アレをうまくする為に俺はずっと君の事を考えて従者生活をしていたんだよ。喜んでくれてもよくないか?」

なおここでの出会いとは『アレ』を指している。

「君、そもそも面白いことが好きなだけで戦闘狂じゃなかっただろう?まあ俺もだが。その辺は完全に一緒だからな、感性が。戦闘しなくなるのを寂しく思う俺がいる反面、それに安堵する俺もいる。……ところでもっとカニとか食べてくれないと俺ばっかり手元に殻が積まれてるぞ!?」

あ!食べやすいのばかり食べてるのに気づいた!

「応援に面白いものあるかと思ったけど、君そう言えば嫌われてたのか?じゃ、そっちがシェルタンを応援してくれ。俺はムルイジを応援しておこう」

なんて言って鍋と格闘したり話している間に、試合も終わり。バーナードの真似をして拍手を送るも、これ聞こえてないだろうなあ……。した。
(192) 2022/02/26(Sat) 14:51:06