人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

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病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t11) 2020/09/23(Wed) 17:22:55

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・審査員席─


[私が声を上げて賞賛を送ると>>234
何故か彼女はぽかんと口を開けて
立ち尽くしているかのようでした
>>253>>254


最後の音が漂って消える、>>253
その余韻すら名残惜しい程に思わせた彼女は
まるで評価を全く予想していなかったかのよう。


しかし、その視線が周囲の聴衆や>>246>>254
異国の楽器を紡ぐ6人組の1人>>244>>245>>246
王族の方々にまで及べば>>236]
(261) 2020/09/23(Wed) 17:52:07

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[足に震えが来たらしく、私の目には
緊張の所為かは分かりませんが>>254
随分と力を込めて踏ん張ってるのは明白で
一瞬どう声を掛けるべきか心の中で迷いましたが


何より、飛入ろうとした勇気と腕前。
私に才能を見つけるという楽しみと
言葉通り、良き才能が国に存在する可能性を
思い起こさせてくれたのですから。>>0:29>>0:30]



    (ここまで心揺さぶられたのは久し振りだわ)



[彼女は胸のあたりの服を強めに握りしめ、
それはそれは深く頭を下げていました。
全身を震わせ、喉も上手く紡げなさそうな様子に>>254]
(262) 2020/09/23(Wed) 17:52:41

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ……大丈夫?やっぱり緊張したわよね?
  大丈夫よー、落ち着いてゆっくり深呼吸しましょ。
  あなた全身の震え凄いわよ、
  ほら吸ってー 吐いてー


[まずは落ち着かせようと深呼吸を試みたのですが
効いたかどうか、そもそも聞こえいてたかどうか。

見つけ出した才能が潰れてしまわないようにと
心配で声を掛けてはみましたが、閑話休題。]
(263) 2020/09/23(Wed) 17:53:09

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[この声に伴奏がついたらどうなるのか。
相乗効果を想像したら血が騒ぎそうでなりませんわ。
どうやら彼女も私の想いに勘付いたようで、>>255
逸らすことなく見つめられた瞳に返事を確信しました。



    この子は────やる、と。




そして確信は、予想通りに────>>255>>256]
(264) 2020/09/23(Wed) 17:53:38

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[私はその返事にニヤリと悪戯めいた笑みを浮かべ>>256]


  勿論よ!むしろ無茶振りした上に
  迷惑掛けてるのはこっちだから。
  あとそんなに恐縮しなくて大丈夫よ、
  私のことは唯のおばちゃんとでも思って頂戴。

  じゃあ、今すぐそっちに行くわ。


[ドレスの裾を摘み上げ、すぐさま走りたいのを我慢して
小走りで舞台まで駆け上がれば
一直線に竪立まで向かい>>257曲を訊ね
準備が整ったので彼女の方を見やると


頬を染めて笑い、頭を下げられた。>>257]
(265) 2020/09/23(Wed) 17:54:38

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[そして────静かに、ゆっくりと奏で始めた。



聖母マリアを讃える かの歌を。



私は知らないことだけど、
彼女が大嫌いだった歌]
(266) 2020/09/23(Wed) 17:55:41

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[あくまで伴奏のため歌を引き立てるかのように、
沈みゆく夕景に音を溶かし込むかのように

両手で彼女が歌いやすいよう気を配りながら
上等な絹のサテン布のように滑らかに奏でて行く




才能よ、咲きなさい────聴衆の視線と
今この瞬間の空気は貴方だけのもの。>>2]
(267) 2020/09/23(Wed) 17:56:09

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

   (……いい、いい、いいわ!!)



[歌声に合わせ私の伴奏にも熱が入り
彼女の心奪うような、万感の思いが籠ったかのような
先ほどと同じか……それ以上と思わせる声に>>258
私が紡ぐ聖母マリアを讃えるピアノの音は



  まるで、音と声が渦巻くように空や空気の中へ
  響き渡り────天に向かって吹き上がるかのよう。
  まるで疾風、まるで竜巻のような引力と躍動感。


  まるで人・音・声・空気・大地…………
  その場の全てが一斉に共鳴し始めたような
  大きなうねりを、そこに感じた。




私も音を紡ぐ一人でありながら、その波に飲まれ
熱い血潮が全身を駆け巡るのを感じながら
最後の最後の一音まで、歌と調和するように
歌から感じる熱に応えて私も熱を返して行きました。]
(268) 2020/09/23(Wed) 17:57:04

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[彼女の歌が終わり、私の伴奏もゆっくりと
余韻を残すように最後の音を奏でれば……
いつしか体は汗ばみ始め、そよ風がとても心地良くて。


夕焼けは夕闇に変わり始め、
群青になろうとする藍と赤の境界に混じる
赤紫に、強く輝く一番星が
舞台からハッキリと見えました。


彼女が戻らなければならない時間は>>255
もう直ぐなのか、それとも過ぎてしまったのか。]
(269) 2020/09/23(Wed) 17:57:35

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[あの時、ハイアーム家御令嬢に歌を披露した
あの時と同じように、


あなたが、いま、こころから

かみにかんしゃしていました、そのとき。>>259 ]
(270) 2020/09/23(Wed) 17:57:52

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[息を飲んだ観衆の沈黙が


割れんばかりの大喝采に変わって
貴方の身へ、一気に押し寄せるかのように



夕闇の空へと響き渡り、王族の方々はおろか
宮廷楽長含めた審査員全員が立ち上がり
貴方に拍手と賛辞を送っておりました。]
(271) 2020/09/23(Wed) 17:58:18

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ────あなたやっぱり最高だわ!
  見てこの歓声、あなたの歌声が巻き起こしたのよ?



[そう言って竪式から立ち上がり
抱きしめようと勢いのまま腕を伸ばして]



  ─────忘れないでね
  あなたの才能が天性であれ
  努力に対する結果であれ。


  あなたは此処に挑戦し、
  その結果を今……一身に受けている。
  あなたが挑戦した「自身の実力」という問いに、
  私達と聴衆から帰ってきた“答え”がこれよ。
(272) 2020/09/23(Wed) 17:59:02

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『……素晴らしかった。
  審査の結果はコンペ終了後、
  審査員の会議を以って決定する。お疲れ様だ。
  気を付けて帰るように。』



[いつもの言葉の前に付けられた一言は、
宮廷楽長の最大級の賛辞だと、そう知る私は
にっこり笑って]


  帰り道大丈夫?帰るのに不安なら
  私にアテがあるから楽屋の受付で
  メイレンからの要請と言えば
  迎えがきて一晩泊めてくれると思うわ。

  そのまま帰る時は、本当に気を付けてね。



[なお、そのアテとは妹が嫁いだリーズリー伯爵家。
事前にもしもコンペで帰りが遅い若者がいたら
一晩泊めてくれるよう頼んでいたのを思い出して。>>89]*
(273) 2020/09/23(Wed) 18:00:26
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a47) 2020/09/23(Wed) 18:06:07

楽器リペアマン ティグレは、メモをはがした。
(a48) 2020/09/23(Wed) 19:17:34

楽器リペアマン ティグレは、メモを貼った。
(a49) 2020/09/23(Wed) 19:21:21

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t12) 2020/09/23(Wed) 19:28:25

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―回想・小さな楽器工房で―



[ 人でごった返すコンペ会場で、
  仲間のディミトリエから出順延期の
  知らせを受ける>>190、その1時間ほど前――]



――『部品見つからないと思った?
  この国も捨てたもんじゃないでしょ。』


  そう言った彼女は得意げに、
  初めて、自分に笑みを見せてくれた。

  改めて店内を見渡す。
  弦楽器専門の工房かと思いきや、
  トランペットなどの金管楽器の修理をする
  ローラーや、

  またリペアのみならず楽器製作も
  行っているのか、木材を削り出す道具や、
  塗料なども取りそろえてあって>>0:22

  なかなか手広く店を営んでいる様子が
  見て取れた。]
(274) 2020/09/23(Wed) 19:50:48

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 10枚の紙幣を固辞する彼女>>172に、]


  …ならば、お釣りは宿で貰おうか。


[ などと、貰う気は毛頭ないままに
  その場を躱しつつ。

  エリクソンは楽器工房を後にする。]
(275) 2020/09/23(Wed) 19:52:39

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 彼女がリジィ第三王子との、たった一瞬の
  出会い>>182をきっかけに、留学先で電子六弦の
  部品を仕入れていた>>183とは…


  ――危機に瀕したこの場においても、リジィの存在が
  自分に道標を与えてくれていたなどとは、
  つゆ知らず。 ]
(276) 2020/09/23(Wed) 19:53:43

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―現在・コンペ会場最前列―



そろそろ楽器屋の彼女が、
完成したバネを届けに来る頃だろう…。


[ 未だ止むことを知らない、
  拍手と歓声の渦の中心で>>271
  一人、約束を思い出す。
  次に自分のすべきこととともに。熱を持って。


  間もなく彼は会場を後にし、宿に向かうだろう]*
(277) 2020/09/23(Wed) 19:59:11
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a50) 2020/09/23(Wed) 20:03:11

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

・・・小さな楽器工房・・・


[ ニコロが扉をあけると
>>210

こんにちは。
  今日はどのようなご要件で?

と美しい女性の声が聞こえた。

暖色の明かりに照らされるヴァイオリン・コントラバス
・チェロ

その中で浮いたように
カウンターの奥にいる女性だけが目立って見えた。
(278) 2020/09/23(Wed) 21:10:13

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

カフェの女性から聞いたのは
弦楽器の調整の上手な初老の男性だと聞いていたのだが…


[ 少し戸惑いつつも ]

ああ、すみません
忙しい中、申し訳ないのですが
ヴァイオリンの調整をお願いしたく…

[ ニコロは傷の多くつくヴァイオリンケースをカウンターに置
くと中から古いヴァイオリンを手に取った ]

夜に急遽、酒場で弾かせてもらうことが
できることになったんです
私もある程度、調整は出来るのですが…
(279) 2020/09/23(Wed) 21:12:19

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

この街はとても賑やかで楽しげで
そして、本物の音に溢れている
私も本物の音を響かせたい
なんて思ってしまったんだ

やはり、それには私程度の調整では…
この子と本当の素晴らしい音を奏でたいんだ

[ そう言いながら、愛しそうに
その細く長い指でヴァイオリンを撫でた

そのヴァイオリンは見る人がみると
とても素晴らしいものだとわかるのだと
彼にこのヴァイオリンを渡してくれた
初老の男性は言った

希少な木材 希少な油 希少な毛
素晴らしい楽器職人
そして、多くの素晴らしい演奏者と
多くの音を奏でてきた
これ程のものは二度と作り出せない
そう自信満々に言っていた老人は
なぜか、それをニコロに渡した]
(280) 2020/09/23(Wed) 21:14:02

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

[ あの時のニコロは
孤児院を飛び出し
何も持たぬままに道を歩いていた
そんな少年に老人はヴァイオリンを
弾くための基礎を教え
稼ぎ方を教え
そして、ヴァイオリンを渡し

「 ああ、またいつか出会えるだろう
それまでに素晴らしい出会いを
たくさんしなさい 」

そう言って消えてしまった

その思い出のつまったヴァイオリンを
彼女に手渡しながら ]

急だが頼めないでしょうか?
この工房のあっちこっちから聞こえるんです
ここならこの子を最高の状態にしてもらえるよと

と言った*
(281) 2020/09/23(Wed) 21:16:50

【人】 従者 ヨシュア


[ 物の道理も知らぬ、幼子だった。
  と言うのは、ただの言い訳に過ぎぬのだろう。

  昔々、一度だけ。
  声帯を震わせ、歌声を響かせたことがある。
  望まれるまま、請われるがままに。
  それがどんな結果をもたらすかなど、
  深く考えることもせず。 ]
 
(282) 2020/09/23(Wed) 21:43:06

【人】 従者 ヨシュア


 [ その結果。
   大切な人を傷付けた。 ]
(283) 2020/09/23(Wed) 21:43:15

【人】 従者 ヨシュア


[ 己は、二度と歌うべきではないのだろうと思う。


      ならば、嫌いになるのが手っ取り早い。 ]*

(284) 2020/09/23(Wed) 21:43:36

【人】 従者 ヨシュア



  …… お嬢様がまだ戻られていない?


[ 酔っ払いを憲兵に引き渡して。
  随分遅くなってしまったと、屋敷の門をくぐると。
  迎えたのは、予想外の報せだった。

  アメリアお嬢様にとっては、
  時に外気も毒となる。
  日はとっくに沈んでいる。
  冷たい風にあたるのは、望ましくない。 ]
  
(285) 2020/09/23(Wed) 21:44:10

【人】 従者 ヨシュア


[ 手紙が届いたのはそんな頃か。>>@11
  いつの間にか側にいた旦那様と共に文面に目を通し。

  「お前はどう思う?」

  視線で問いかける旦那様の眼に、
  険しい表情のまま、首を横に振る。 ]  


  体調を崩されたのなら
  落ち着いた頃に迎えを呼ぶでしょう。
  宿のベッドはお嬢様にとって
  寝心地がいいとは言えません。

  出先では、薬の備えにも限りがあります。
  そして主治医を始めとして、
  お嬢様を守る者は、皆この屋敷にいる。
   
 
(286) 2020/09/23(Wed) 21:45:20

【人】 従者 ヨシュア



  お嬢様にとっては、この屋敷が最も安全なのです。


[ それは18年間。
  ご自身の身体と付き合ってきた
  アメリア様が一番ご存知だろうと。 ]


  何かあったと考えるべきです。
  取り越し苦労なら、それで構わないのですから。

  …… 何より。
  門限を破られるなんて、
  淑女であるお嬢様らしくありませんからね。
 
 
(287) 2020/09/23(Wed) 21:45:58

【人】 従者 ヨシュア



  夜道は危険です。
  お迎えに行って参ります。


[ そう残して、外套を被り剣を携えれば。
  同意見だったのだろう。
  こちらを見ながら、旦那様がゆっくりと頷いた。

  まだ何かあったと決まったわけではない。
  憲兵への通報や、陛下の耳に入れるかは、
  旦那様が判断するだろう。
  ならば自分は、自分ができることをするだけだ。

  そうして帰ったばかりの門を再びくぐれば。
  男は夜の帳の中を駆けて行く。 ]** 
  
(288) 2020/09/23(Wed) 21:46:55

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 誰かと共に音を紡ぐということは
  初めての経験でした。
  その伴奏がピアノという楽器なのはもちろん、
  こんなにも大勢の前で歌うことも、
  音が畝るように共に響き合い、
  竜巻のような突風を起こす感覚を知ることも。

  加えてその方が奏でるピアノの音色は、
  人の悲しみや喜び、怒りや楽しみに
  そっと寄り添って、まるで母が広げる
  毛布のような、そんな心地良さがありました。

  
   
この時間が終わらなければいい
  と、そう願うほどに愛しくて
   
 ]
 
(289) 2020/09/23(Wed) 22:05:06

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ …けれど当たり前に訪れる、終わりの時。
  最後の音を連れて去ってしまう風を、
  じっとりと汗に濡れた掌で掴めたらと
  無意識に手を伸ばせば、茜から藍に変わる空に
  星が輝くのが見えました。>>269

  あぁ、やっぱり掴めなかった、と
  ぼんやりしている頭に、遠くから迫りくる
  地鳴りにも似た歓声が聞こえ来て。

  こちらに手を伸ばして、抱きしめてくれようと
  する姿>>272が見えれば、私もおずおずと
  両の手をその方の背に回して。
  
( 人に抱きしめられたのは、一体いつぶり
  のことでしたでしょうか…)


  送られる言葉を一言も聞き漏らすまいと、
  その方の胸に包まれたまま、うん、うん、と
  頷いていました。  ]
 
(290) 2020/09/23(Wed) 22:08:22