人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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視点:


【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   ……その通りですね。
   彼らの能力や性質、その設計はとても興味深い。
   後の時代のものとはこのような形なのだなと……

 
 [ ……紡ぐ言葉の途中で機械は話を止めた。
   本来の問いに答えていないことに気づいたからだ。 ]


   ――失礼。話が逸れました。
   己からは、人らしさとも呼ぶ複雑さを内包しつつも
   とても明快な者たちに見えます。

   彼らは、雷恩と桜花……己らの新人類のために
   この世界を再び開拓しようとしている。

   『決定事項』でいう報復も含むかもしれませんが……
   結果から見れば、彼らは旧人類を排すことで
   あの二人を排斥から守っているのかもしれません。

 
(205) 2023/11/22(Wed) 1:30:36

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 機械は最後に「己とは近くも遠い発想です」と付け加えた。
   機械は決して、人類を守っているわけではない。
   しかし、それを敢えて明言するほどでもなく。 ]


   メディウム、あなたはどうですか。
   あなたも彼らと幾ばくか話しているのでしょう?


 [ ……今度はそちらの番だ、と視線を送って。
   いつかのように、相手へと話の中心を移そうとした。 ]*
 
(206) 2023/11/22(Wed) 1:31:57

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 去り行く相手を振り返ることさえできず、>>203
   機械はただ逡巡するしかなかった。
   人真似をしても、機械の視界は変わらぬというのに。


   それでも機械は辻褄を合わせるように
   人の様に瞬きをし、表情を深く曇らせた。


   是非、見解、沈黙。
   問えば解が返って来るのは当然のことだった。
   ましてや己らは"機械"である。


   ――ならば、この
戸惑い
は何だというのか。
 

   機械の片目が静かに閉じる。
   監視システムの眼は、あらゆる"表面"を覗くもの。
   それ以上の眼など持てる筈がなかった。

   だが、―――― 
あぁ、親愛なる我が"友"よ。
 ]
 
(209) 2023/11/22(Wed) 2:29:38

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   ――お前は今、何を視ているんだ?   *


 
(210) 2023/11/22(Wed) 2:30:38
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。
(a51) 2023/11/22(Wed) 2:41:32

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 ― 現在:楽園の端に、三つ ―


 [ 骨組みに囲われたガラスは巨大な窓のようで。
   その中心にいた機械は彼と同じ挨拶と共に、>>211
   その右側へと己を寄せた。

   窓の向こうは決して美しい景色ではなかったし、
   彼がそれに特別関心を払うとも思っていなかった。

   ――事実、隣へと並んだ彼は
   機械の仕草に合わせて、この楽園への賛辞を贈った。


  
しかし、機械に"偶然"などあるのか?



   機械がこの場を分け合ったのは、
   彼方の世界を知る彼に期待していたからに他ならない。

  
<設計思想> <創造主> <自我> ―――― そして、
 ]
 
(215) 2023/11/22(Wed) 7:01:40

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   ……己は、これらを特別好きとは思っていません。
   ただそれは、己から切り離せないものです。

   そのように『設定うなが』されたのだと言うのであれば、
   確かに、そうなのかもしれません。


 [ 機械は傍らに並ぶ記録装置もうひとりを見た。
   最早、ここより生じる設定でさえ無いかもしれない。
   この自我を得るより前から、共に在ったのだから。 ]
 

   ……あなたはどうでしょう。植物は好きですか?


 [ 思えば、雷恩や桜花と違って、
   彼らがここを好むような様を見たことはなかった。
   決して多くの言葉を交わして来たわけでもなかったが。


  
瞬間、機械は己らが酷く不思議な
生き
物に見えた。


 
(216) 2023/11/22(Wed) 7:03:52

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 当然だ。己たちは生き物ではない。

   この大地にこそ生きるが、その生まれは、在り方は――

   ・・・

   混線した像と信号が思考を走る。 >>203>>209>>210
   機械はその意識を消去した。その裏を巡る嫌悪感と共に。

   消去された意識は、さながら写真のように切り取られ、
   その背丈よりも大きな記録装置へと落ちて行く。
   付随して、機械は己にある筈のない眩暈を覚えた。

   ……それでも機械は上の空にはならない。
   あの鮮やかな論理の線は、
   いつだって混沌の先にあるのだと知っていたから。 ]*
 
(217) 2023/11/22(Wed) 7:07:04
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。
(a53) 2023/11/22(Wed) 7:23:36

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 ― 現在:楽園の端に、三つ ―


   ……この地の蓮はもう見ましたか?
   夏の池では、常に花を咲かせています。


 [ 彼のように微笑むことよりも、>>239
   機械は、己が持つ物を差し出すことを選んだ。

   種の名は一つだとしても、
   その品種や姿は様々であるように。

   己の存在を問う理由も、きっとそこにあるのだろう。 ]
 
(267) 2023/11/23(Thu) 5:46:44

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   ―― "Es werde Licht"光あれ

   ……己の、最も古い記憶です。
   それから己は"リヒトーヴ"となりました。

   非合理の塊のような人物でした。
   少なくない資材を投じて、己をここまでにしました。
   『孔雀革命』も楽園も、何もかも本来あれの所有物です。

   ……だというのに、全てを置いて姿を消しました。


 [ "理解できません"と機械は語気を強めた。
   その眼を細めれば、"不可解です"と。更に。 ]
 
(268) 2023/11/23(Thu) 5:48:24

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   "親愛なる我が友よ"。
   ――それが、あれの口癖でした。

   己が友の定義を尋ねても、
   まともな回答を得られた試しはありませんでしたが、

   ……しかし、それは真実想っていたのだろうと、

   …………不可解ながら、己は、未だ信じています。

 *
(269) 2023/11/23(Thu) 5:50:10

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

 [ ……ふと、機械は己の気づきに小さく笑った。>>269

   己がそのような口利きをするのは、
   あれが"創造主"ではなく"友"であるからだ。

   友という定義が如何に曖昧であろうと、
   己にとっての"法"を否定する力だけは充分らしい。 ]


   ……羅生。あなたにとっては、どうですか。
   己に名をもたらした者、己という個を定義した者。

   己を在らしめた『旧人類』のことを、
   あなたはどう思っているのですか?


 [ 立場上、尋ねるべき話ではなかったかもしれないが。
   であるなら、いずれかの真っ当な理由で断る筈と。
 
   機械は物憂げながらまだ小さく笑っていた。
   そのようなことを考える己は、やはり珍しかったから。 ]*
 
(270) 2023/11/23(Thu) 6:28:54
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。
(a73) 2023/11/23(Thu) 6:43:03