人狼物語 三日月国


174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【墓】 3年生 黒崎 柚樹


 あ……そうだ、写真、ありがとう。
 さっき見た。

[自撮りとかしたわけじゃない。
ただただ、オムライスだとかパフェだとかのアップだったり諸々料理の全景だったりの写真。

でもそこから伝わってくる空気感は懐かしかったり切なかったりで、貰えて良かったし、津崎が還れない状況になっていたら、もう二度と見たくはない光景になっていたのだろうなと思う。

流れで私のスマホは大丈夫なのかとか尋ねられたら。]

 んー……だいじょばないけど、
 買い替えは次にバイトしたらかな……。

 陸上のオンシーズンって、
 あんまり定期のバイト入れられなくて。

[割が良いから引っ越し屋と夜間の交通整理とか……まあ、何日かやったら、なんて答えると思う。

夜間の肉体労働は女だとそもそも雇って貰えないことが大半で。

名前からはバレないからと、性別詐称して潜り込んでいる私は"悪い子"な自覚はあるよ。*]
(+72) 2022/09/14(Wed) 20:10:43

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[素っ頓狂な大声を出しかけた武藤 >>+75 に、声が大きいと顰め面をしつつ、]

 さすがにストxxはこれ持って来いって指名したじゃないよ。

["ガチで悪い子"の評価には、一応不服を申し立てておく。

それでも、武藤が飲まないようだったら、自分が飲んでもいない酒の匂いを残して部屋から去るのも憚られるから後で一人こっそり部屋飲みしようと思っていたわけだけど。

結局、"悪い子"は2人に増えた。]

 ……さすがに、あの状況の美術館で飲むのは……
 なんか、気が引けて。

[美味しかったけどね。チョコレートのお酒。
良心の呵責的には、今の方がよっぽど軽い。]
(+78) 2022/09/14(Wed) 21:28:46

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


 ふふ、武藤、"接客"似合いそう。

 お金だけ考えれば夜の仕事だけど……さすがにね。

[そもそも私はそこそこのレベルの人見知りだし、人と話すのが大好きというわけでもない。

目の前の、コミュ力の塊みたいな、"誰かと話していないと死んじゃうマン"を見ていると、つくづく自分は口下手だなと思ってしまう。

  ほんと、どうして、この人、
  私なんかの事、好きになってくれたのかな。


"私なんか"、って言うと、悲しそうな顔になるのが目に見えてるから口には出さないけれど、やっぱりふとした時にそんな思いは浮かんでくる。]
(+79) 2022/09/14(Wed) 21:29:31

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


 …………そうなの?

[繋がっているようで繋がっていない、就職の話になれば。

じゃあ金髪は止めるんだ?、なんて返す私も、缶を煽りながら夕食のおかずをつまみながらだから、話題の急転換の違和感には今一つ気が及ばないまま思いを馳せる。]

 私はとりあえず、秋の大会かな……。

 良い成績残せたら、道、増えるかもしれないし。

 ……………………。
 ………………あー……、武藤……。

[どうしよう。照れる……というか恥ずかしい、というか。
口を噤んで言い淀んだ。*]
(+80) 2022/09/14(Wed) 21:31:10

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


 あー……そうだね……確かに。
 "呑まないとやってられない"は、そうだったかも。

[武藤に言われて >>+82 思い出した。

あの時は確か、工藤さんが偽物ってなって、朝霞さんは記憶喪失になっていて、だから小泉さんと津崎がなかなか大変な状況に陥っていて。
そして私たちはそれを余所に呑気に酒盛りしてたのだった。チョコレートリキュールで。

饒舌な武藤にしては言葉少なに告げてきた、あの時の"自己紹介"。>>2:238 ]

 うん、あの時のお酒も、必要なものだったよね。

[今が必要な時なのかは、さておき。]
(+86) 2022/09/14(Wed) 22:50:43

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


 ……そっか、あの時だ。

 武藤の怖いものと欲しいものが私と似ていて、
 ああ、すごく解るし、
 この人は私の事、解ってくれる……って思ったの。

[強めのお酒は久しぶりな気がする。

常ならこのくらいじゃ酔わないのに、アルコール特有の浮遊感がふわりと襲ってきて、そして私は少しだけ饒舌になっていた。]

 ああ、武藤のこと、好きだなあ、
 ……って自覚したのが、多分その時。

[ぽつりと零し。

でもそれ以前に、松本さんに"ハッピーセット" >>2:36 呼ばわりされてしまうくらいには、居心地良くて、ずっと一緒に居たんだよ。]
(+87) 2022/09/14(Wed) 22:51:55

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


 ふふ、黒染めしたら"チャラ男"じゃなくなっちゃうね。

[全然中身はチャラ男じゃないのだから、ある意味見た目で損している気がしなくもないけれど。

見た目だけで朝霞さんのお母様に不良呼ばわりされていた >>5:+16 とか知ったら、優等生な笑顔つきで嫌味の一つでも言いに押しかけてしまうところだ。しないけど。]

 金髪でも黒髪でも、私が好きなことには変わりないけど。

[ぼろぼろとそんな言葉が零れてくるあたり、多分私は、私が思う以上に酔っていた。

言った後に我に返って、厚揚げとこんにゃくの煮物を箸先でつつき回すくらいには、理性は残っていたけれど。]
(+88) 2022/09/14(Wed) 22:54:34

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


 ………………早く、"日常"が戻るといいな……。

[きっとまだいくらかはこの"異常事態"が続くのだろう。

今も、緩んだ気分で密かな酒盛りをしているものの、武藤はベッドの上で、ここは病院。

災害があった。死者が出て、怪我人が出て、無事な人もいて。
状況整理して片付けて、はい元通り、にはならない。

今、大事な人を思うこの気持ちについてだけは、異変前の"元通り"になるのは全然歓迎しないけど。

とりとめないことを思いつつ、傍らの白いシーツに頭を落とした。*]
(+90) 2022/09/14(Wed) 22:58:27
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(c35) 2022/09/14(Wed) 22:59:36

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[多分だけど、今日のお酒も必要なお酒だった。

あの時は武藤が素直になるためのお酒で、今日は私が素直になるための。

酒の力を借りなきゃ云々って思うと相当に駄目な感もあるけれど、臆病な私たちにとっては、ほんの少し背を押してくれる存在は、多分にありがたいもの。

そういえば武藤のことを好きだと告げたど、あんまり多くはどこが好きとか、いつから好きとかは口にしてなかったなと思いつつ、少しだけ俯きながら言葉を紡いだ。

俯きながらだとチューハイ、飲みにくいわけだけど、それはそれでしっかり飲みつつ。]

 告白は…………うん、ごめん。

 ほんとに、直接言ってくれるまで気付いてなかった……。
 その、はぐらかしてた、とかじゃなく。
(+101) 2022/09/15(Thu) 6:10:34

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[武藤なりに婉曲に──いやどうやら主観的にも客観的にも相当にストレートだったらしいのだけど──伝えてくれていたらしい >>+92 好意の言葉。

"かわいい"には"そんなことないのに"の心の中の反発が先に来てしまっていたし、好意は伝わってたけど、女と解っても友達って思ってくれるのは嬉しいなあ、なんて、明後日の方向に受け取っていた。]

 …………言ってくれて、良かった。

[私からはきっと最後まで言えなかった、"惚れてるっていう意味での、好き"。

踏み出して言ってくれた武藤は、だから私よりずっと、勇気があると思う。]
(+102) 2022/09/15(Thu) 6:11:29

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


["じゃあ金髪が許される業界か、外資とかなら煩くないんじゃない?"なんて。

それなりに普通の会話をしつつ、でも、頭の中のリミッターが外れかけているのか、言葉の端々に"好き"が出始めてしまった事に気付いた私は、トレイに残る最後のおかずだったこんにゃくをつつき回す。

武藤の言葉も一旦耳を素通りして、戻ってきたのは10秒くらい経ってからのこと、だった。

────"柚樹さん" >>+93

そういえば、武藤が人を呼ぶのって、後輩だろうが先輩だろうが、100%ニックネーム。

"くっきー"のあだ名だって、"黒崎"からいかほど短くなっているのは疑問なところだし、そも武藤は短くすることには全く頓着していないようで。

それにしたって"くろ"とかでも良いわけだし……とは思ってた、けど。]
(+103) 2022/09/15(Thu) 6:13:20

【墓】 3年生 黒崎 柚樹

[
  え、と、なんだっけ、武藤の名前。

  "トラとかトラちゃん♡" >>0:19 って、言われた。
   確か、かげ、とら?


自分には難易度高すぎて、耳まで赤くなったのをお酒のせいと誤魔化しながら私もトレイの皿を空にする。

ベッド降りることないよ面倒でしょと2人分のトレイはとっとと廊下の配膳ワゴンに返しに行って、そのまま部屋に帰るのも帰りがたくて、また、戻ってきて。]
(+104) 2022/09/15(Thu) 6:14:52

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[日常は、まだ、とても遠い。
遠いけど、でも戻らなきゃいけないし、けれど一人で頑張る必要もない。]

 うん……寝ない。大丈夫。
 ちゃんと、帰る。

[頭を撫でてくる指に、うっとりと眼を細めながらシーツに突っ伏す。

して欲しいとも思うこともなかった行為だけど、きもちいいなあ……って。]
(+105) 2022/09/15(Thu) 6:15:57

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[そういえば、松本さんも、私が落ち込んだりしていた時にはそうして触れて来たことが、時々あって、それも全然、嫌とは思わなかった。

優しいあの人はちゃんと眠れているんだろうかと、優しさなんかじゃなく、エゴ100%で"生きて"と願ってしまう無責任な私 >>+95 は思いを馳せる。

死を後押ししてくれる人がいてくれるなら、私はそれの逆を行くと、私は決めた。

首輪つけるとか首に縄つけるとか告げたところで、松本さんは"うわぁ"ってあの口調で言いながら、ぬるぬる逃げ出してしまうんだろうけど。

居なくなって良いなんて思わない。
失いたくないと願ってる人は、ここに居る。

足の裏の針で、自分をふわりと浮かせている風船をすぐにでも割ってしまいそうな人に、その針やめてと、私は何度だって伝えるよ。

たとえ、本人にはすごーく迷惑な事だとしても、ね。]
(+106) 2022/09/15(Thu) 6:18:00

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


 武藤。
 明日の朝御飯も、食べに来ていい?

[ああ、でもその前に津崎、戻ってくるかな。どうだろう。
あの夢の世界での体感時間だと、そう遠いようにも思われなくて。]

 …………いや、やっぱりもう1回、来る。
 シャワー浴びてから。

 ……私、眠るとどうしてもあの美術館行っちゃうから、
 あんまり、寝たくない。

[武藤は寝てていいよ、私、隣でスマホでも弄ってるから、と。

"悪い子"な私はそう言って、"元良い子"な武藤へ、缶は私が持って帰るよと手を差し出す。

何も言わずそっと自分の鞄に仕舞い込む >>+94 とか、ほんと、そういうところ、武藤は武藤だ。良い子。]

 多分明日も弟来るし、缶、持って帰らせるよ。

[飲んだって連絡したら新しいの持ってきそうだしねと、"悪い子"は肩を竦めた。*]
(+107) 2022/09/15(Thu) 6:19:54
黒崎 柚樹は、なんか、津崎に色々言われてる気がする……が。(どうせ悪口でしょうの顔)
(c40) 2022/09/15(Thu) 6:21:16

3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(c41) 2022/09/15(Thu) 6:30:25

黒崎 柚樹は、すごく嫌がりそうだからいつか津崎の頭をわしゃわしゃしてやろうと心に決めた。
(c42) 2022/09/15(Thu) 6:34:56

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[私も、飲み会の参加経験と言えば体育会系の賑やか極まりない、わやくちゃなものばかり。

そもそも同性相手でも異性相手であっても、お酒があってもなくても、こういうことが嬉しかったとかつらかったとか、顔付き合わせて話すことなんて経験自体が全然無かった。

それでもなぜか武藤の傍は居心地良い。

似てるところも多々あるものの違うところも勿論あって、でもそれを聞いて知るのも、なんだか楽しい。
武藤もそうなら、もっと嬉しい。]

 …………うん。……努力、する。

[武藤からの"自信を持って良い"の言葉 >>+112 には、素直に頷く。

それはきっと、小泉さんが言ってくれた"これからの人生の一瞬たりとも無駄にするな" >>22 に通じることだと、思うから。

本音を隠して口を噤んでいたり、かけてくれた言葉を聞こえないふりしたりの、そんな回り道は、もうしたくない。

でも、"柚樹って呼んでいいよ"とか"柚樹の方がいい"とか、それを口にするのはまだ難しかった。なんだか、こう、身の置き所が無くなってしまうから。]
(+118) 2022/09/15(Thu) 8:49:26

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[────で。

食事を終えたし、チューハイの缶も1滴残さず飲み干したわけだけど、なんだか、とても離れがたくて。

眠りたくはなく、かといって悶々と"いつ津崎戻ってくるのかな"と一人で病室で思い続けるのも正直、つらかった。

出来れば、誰かと一緒に居たかった。
誰より、武藤と。

武藤が一人で居たかったら申し訳ないなと思ったし、"すげー嬉しい"とか"居てくれると助かる"という言葉 >>+115 も、私を気遣ってそう言ってくれるのかなあ、なんて、やっぱりほんの少しだけ考えてしまうけれど、そんな臆病はそっと蹴散らすことにした。]
(+119) 2022/09/15(Thu) 8:50:32

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[いや、でも、しかし、ね?]

 …………これ、って……。

[シャワー浴びて、浴びながら歯ブラシ咥えて歯も磨いて、パジャマ代わりの黒ジャージ上下着て、そこそこおざなりに──どこかのお洒落男子が知ったら顔顰めそうなぞんざいさで──髪乾かして。]

 これって、"男の家に一人で行く" >>2:237 のと、
 あまり変わらなかったりする……?

[すごく今更、気付いてしまった。

警戒…何かしておくべき?いや、だって相手、武藤だし。ここ、病院だし。

いや、でも。]

 ………………まあ、いいや。

[結論。"まあいいや"。

そして先程に輪を掛けてこそこそと、"悪い子"は武藤の病室へ向かったのだった。
もう回診も終わった時間だしね、大丈夫大丈夫。]
(+120) 2022/09/15(Thu) 8:51:43

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


 ……ぁ、……ただい、ま……?

[ノックしてドアを開けつつ、ぽそもそと告げる。

なんとなく、この部屋ではずっとベッドの上の武藤ばかり見ていたから、今もそうなんだろうと勝手に想像していた……のだけど、ドアを開けたすぐ近くに武藤が居て。

見知った束感重視っぽい金髪がくしゃりと垂れてて、そうなるといくらか幼く見えるなあと、新鮮さに何度か瞬く。

案外猫っ毛だったりする?なんて問おうとした声は、抱き締められて跳ね上がった心臓の音に掻き消された。]
(+121) 2022/09/15(Thu) 8:54:06

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


 うん。……ただいま。

[ほぼ背が同じな、"マブダチ"でもある人からのハグは、でも、"好きな人から"が加わるともう全然違うもので。

身体も心もそこら中がふわふわする気分になるし、少し緊張して手指は冷えてる気がするのに胸の中はあったかくなってくるし、つまるところ、全部が幸せ、で。

キスしたいなあ……なんて思ってしまったけど、なんだか、さすがに、この状況でキスってよろしくないのでは???と頭がぐるぐるしはじめてしまう。]

 …………同じシャンプーの匂い、するね。

[浴室に置かれてるのをそのまま使ったのだから当然なお話だけど。

つい零してしまったその言葉も、状況的にあまりよろしくなかったのでは!?なんて、思いもしない。*]
(+122) 2022/09/15(Thu) 8:55:18
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(c46) 2022/09/15(Thu) 8:58:43

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[武藤が考えていたとおり >>+123 、一人が好き……というか、私は人が大勢居るところは、あまり得意じゃない。

リラックスしきれるとは言い難いし、無意識に"自分の居場所の無さ"を再確認してしまっていたたまれなくなるし、変に気を張ってしまうから、後ですごく疲れるし。

けれど、無音の閉ざされた狭い空間に一人居るというのは、賑やかな場所と同じくらいには苦手で、許されるならば開けた空間に出て走りたくなってしまう。

でも、武藤の傍が、行き先を思い描いたどの場所よりも"あそこが良い"と思ってしまったのだから、仕方がないよね。]
(+126) 2022/09/15(Thu) 11:07:12

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[抱き締められて、抱き締めて。

嬉しいのに心臓はやかましいし、なんだか照れくさくて逃げ出したくもなるし、いや、逃げないけど……なんて頭ぐちゃぐちゃにしていたら、武藤の側も、それは私の心境かな?と思いたくなる風な、言葉に詰まったみたいな呻き声、出してるし。 >>+124

ふ、と、視線を上げたら、ぱちりと視線が噛み合った。

頬に当てられる手に、初めての時とは違って今度こそ、自然と目が閉じていく。

そういえば、最後にキスしたあの時も、目を閉じる余裕なんて、全然なかった気がするよ。

触れるだけのキスしか知らない私に、触れるだけのキスが降ってきて、でも、それだけじゃ終わらなくて。]
(+127) 2022/09/15(Thu) 11:08:08

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[全然怖いとかはなく、武藤となら、って。

してくれた事をそのままなぞるように唇を動かしてみたら、どうやらそれはそのまま"深い口付け"になるというものだったみたいで、なんか、色々、飽和した。

えっと……舌、とか。

どこがどうなってたかなんて、もう全然わからないけれど、キスって、こんなに長い時間するもの──できるもの?──なんだ……?なんて、混乱する頭の隅、そんな事もうっすら考えていた。

────で。

そこそこ盛大にテンパった私は、そのキスが一段落したところで武藤の手をぐいぐい引っ張ってベッドに"押し倒し"……はしなかったし、"突き飛ばす"と表現するほどの乱暴狼藉は働かなかった……と思う(思いたい)けど、ごく若干、ごくごく若干、強引めにベッドに押しやって。

自分もスリッパ脱ぎつつもそもそとベッドの上、武藤の傍らに俯せに寝転がったのだった。

目の前の枕抱えたら、それ、武藤のものだったわけだけど。ごめん、許して。]

 ここ、病院なの、で。
 …………その……うん。

 …………………………可能な、範囲、で……。


[何をどこまでできるって?知らないよ!!*]
(+128) 2022/09/15(Thu) 11:11:32
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(c48) 2022/09/15(Thu) 11:14:13

3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(c51) 2022/09/15(Thu) 14:49:14

【墓】 3年生 黒崎 柚樹

>>+134

[────言い訳させてもらえれば。

あのままキスしてたらあらぬ声が出そうだったし、地味に悔しいことに、足までなんだか震えてくるし。
けど、やめてとか言いたくないし押し退けるなんてする気もなかった。

ようやく唇が離れたところで、膝がかくりと落ちそうになって、何ていうか、いたたまれなくなって。

今更"椅子に座ってお話しよう"でもないし、この部屋での他の場所なんてベッドぐらいしか存在しない。]
(+137) 2022/09/15(Thu) 14:50:51

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[────で、思い至ったのが、"とりあえずベッドに避難"的な、間抜けな選択肢だったという次第。

ベッドに移動して抱きしめあうとかだったら、さっきのキスほど心臓止まるような事にはならないんじゃないかと思った私は、ベッド上の行為はまだまだまだまだ"先"があるのだということを、完全に失念していたのだった。

でも、ほら、ここ、病院だし。

そんな、色々は、しないし、できないよね、と…………思って。

というか、そも私は、その"色々"というのを、そんなには御存知なかったわけだけれども。]
(+138) 2022/09/15(Thu) 14:51:43

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


 ………………。

 私にも、わからない、よ……。

["可能な範囲がわからん" >>+135 言われて、私も枕に顔押しつけたまま、もごもごと返事をする。

"ダメだったら"と言われても、困ったことに、ダメじゃないから、困ってる。
武藤がすることにダメなんて存在しないんだから、ストップなんてかけようもない。

顔、"見えづらい"んじゃなくて、見えづらくしてるんだよ。

枕が最後の砦とばかりにしがみつこうとしていたのに、ちらりと見やった隙に額に口付けられて、距離の近さに驚いているうちにその砦まで奪われた。]

 …………ぅー……。

[色気ゼロの小さな唸り声になっても仕方ないと、思ってください。
手のひらを相手に向けるように、手の甲で顔を隠しがちになるのは、多分、自分でも気付いていない、私の癖。]
(+139) 2022/09/15(Thu) 14:54:08

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


 な、んで、武藤は、動けるの……。

 私……恥ずかしくて、死にそう、なんだが。

[羞恥の極みかつ悔しまぎれで、思わず口調を武藤のそれになぞらえてしまう。

臆病が似ている武藤だから、キスまではしても、それ以上は"続きはまた今度ね"ってなる気もしてた。……いや、そうなると思ってた、かな。

けど、間近で見た武藤の瞳が常になく精悍で。
瞳の奥に揺れる欲も見えてしまって、それが、少し嬉しくもあって。
だから、"まあいいや"って、またもや思ってしまった。

ねえ、でも、私の身体触っても、楽しくもないし、心地良くはないと、思う、んだが。*]
(+140) 2022/09/15(Thu) 14:58:39
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(c52) 2022/09/15(Thu) 15:01:48

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[うん。前にも言われた。
"健全な男子"って。 >>+142

でも、なんだろう、健全な男子だからこそ、私の身体に(なんか……って言うと、いけないのだろうけど、でも)触りたいとか、そういう欲は、あんまり沸かないんじゃないかなあ……などと、私は勝手に思ってしまっていた。

"好き"という感情と、キスとハグまでは繋がっていても、その"先"まで欲しがってくれているということを、今一つ信じられていなかったんだと思う。

"謎の信頼"なるものは、多分。
自分の身体の、女としての魅力の無さの方向に全幅、向けられていた。]
(+145) 2022/09/15(Thu) 17:23:25

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[でも、触れられる事自体は少しも嫌だとは、思わなかった。

困惑しているうちに砦の枕は消えているし、抱き締められているに近い距離にまでなってるし、そして、知らないうちに武藤の手は背の、服の内側にまで入ってきていて。]

 ……武藤の手だって、すごく熱い、よ。

[昼も夜もスポーツブラ一辺倒だから、多分、武藤の指先が掠ったところで水着に触れているのと大差無いだろうけど。

色気が無いのは、そも、その上に着てるのがユニセックス系の黒ジャージなところからお察しだし、そのへんは、今更だけど。

女らしさの薄い、柔らかくはない身体を始め、どこもかしこも色気のいの字もないことには、ごめんねとしか言いようがない。

けれど、熱を持った指先から、なんとなくだけど武藤の気持ちが伝わってきた気がして、また頬が熱くなった。

そろそろ血液が沸騰していたっておかしくないよ。]
(+146) 2022/09/15(Thu) 17:24:29

【墓】 3年生 黒崎 柚樹


[事を急かずに、優しく触れてくる手指の動きひとつからでも、武藤の"好き"が伝わってくるようで。

顔を隠していた腕を外し、私も両腕を武藤の方に伸ばしてみた。

おずおずと頭を抱えると、さっき気付いた、同じシャンプーの香りがふわりと漂ってきて。]

 ………………うん。

 きもち、いー、ね。

[ああ、武藤、ピアス外してる……、なんて事にも気付いてしまいながら、抱きついてしまえば、もう顔を、見られることもないから恥ずかしさも薄れるし。]

 ────好きになってくれて、ありがとう。武藤。

[武藤が欲しがってくれるなら、なんでも全部あげたいけど。
でも、やっぱり色々、"健全な男子"には物足りないかもしれなくて、胸の端がつきりと痛む。

ごめんね、とは、言っちゃいけないと思ったから、言わないけど。*]
(+147) 2022/09/15(Thu) 17:26:20