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人狼物語 三日月国


84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】

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視点:


【人】 書生 シキ

――曖昧に残っている心の"痕"。
目を凝らし、その継ぎ接ぎへと意識をやる。

最早、大人たちの言葉紡ぎなど興味は無い。


何者の視線も掻い潜るかのように
ひっそりと、流れ往く足取りのまま
青年は、三度その姿を隠すだろう。
(17) 2021/07/27(Tue) 20:21:46
シラサワは、笑って皆を眺めている。
(a2) 2021/07/27(Tue) 20:29:08

【墓】 学徒 蝶間

はらり、はらり、一枚、一枚と紙を捲る。
残った項目も、後わずか。

「さて、いよいよ大詰めだ。仕込みは重畳」

はらり、はらり、一枚、一枚と紙を捲る。

学徒は静かに、天を仰いだ。
何とも侘しき、土天上。

「さて、最後に笑うのは如何なるものか……嗚呼、小生は犬死こそ御免だが、盛り上げるには充分な事は起きるとも」

「しっぺ返しを受けるか、悪が笑うか、或いは漁夫の利を得たものがいるか……」

はらり。最後の項目で、指が止まる。
(+6) 2021/07/27(Tue) 20:45:55

【墓】 学徒 蝶間

「正鵠を射る者は、必ず現れる。さて、汝は如何なる事象なりや────?」

学徒は、問いかけた。
うすら笑いを浮かべたまま、有終を待つ。
……嗚呼、其れにしても、だ。

「可惜夜とは、良くぞ言ったものだ……─────。」

学徒は静かに、本を閉じた。
(+7) 2021/07/27(Tue) 20:50:09

【人】 よろず屋 シラサワ

「祭りも終わりやなぁ。」

男は最後まで、笑っている。笑ったまま。

「……綺麗な花火、見れるとええな。」

彼岸花
を一輪、拾い上げて。
(18) 2021/07/27(Tue) 20:52:11

【人】 よろず屋 シラサワ

 

 「………道化は楽しかったよ。」


 

彼岸花の花言葉を、贈ろう。
血塗られた爛れた過去に、さよならを。
(19) 2021/07/27(Tue) 20:59:14