人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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【人】 ヴィム




      W Come on , Legend.さぁ.........、友よ。W



(16) 2022/05/20(Fri) 0:26:38

【人】 ヴィム



     後に魔法都市と呼ばれる国


              『メルヴェイユ』


     撃鉄の狂詩曲ラプソディーが響いたその地に
     静かに聳え立つは、忘れ去られし墓標


(17) 2022/05/20(Fri) 0:28:27

【人】 ヴィム



   墓標に刻まれしその名は、WV.i.MW
   『メルヴェイユ』の礎となる国の崩壊を企てた


                  大罪人である。
**



(18) 2022/05/20(Fri) 0:33:09

【人】 ヴィム


───『 MiraggiO 』───


   そろそろここも建て替えたらどうだい?


 [ 古ぼけた看板は今も昔も変わらない。>>1
   栄えた国の建造物を知る青年の目には
   お世辞にも綺麗な建物とは言えないもので。

   彼へのそんな苦言はもはや口癖に近しく
   肩の上で嗤うシロフクロウを窓の外へ解き放つと

   青年は珈琲の黒豆が霧に蒸れる
   その独特な香りを店内へと漂わせていく。]



(19) 2022/05/20(Fri) 0:37:29

【人】 ヴィム




 [ 青年は指先をこめかみに当て、過去に潜り込む。
   己は死してなおも強い思念に駆られ
   遥か遠いこのプロテアの酒場に行き着き、

   彼を己を害する敵と思い込んだ挙句に
   衝動の赴くままに彼に攻撃を放とうと
   直撃すれば街が壊滅しかねない程の魔法を放つ。

   今にして思えばかなり不躾なもので
   そんな自分が今この酒場にいることは
   彼の懐の広さ、とでも言うべきなのだろうか。]




(20) 2022/05/20(Fri) 0:39:58

【人】 ヴィム



    W守らなければならない。W 



      加速する激情は歴史の波に飲まれて沈む。
      それは酒場を逸れて空に消える魔法に同じ。

      その成れの果てが、朽ち果てぬ魂を携えては
      ふらりふらりと霧世を舞い踊る。


(21) 2022/05/20(Fri) 0:46:59

【人】 ヴィム




 [ 想いなど結局は足枷に過ぎないと

         知るには少々、遅すぎたようだ。]



(22) 2022/05/20(Fri) 0:47:31

【人】 ヴィム



 [ 香りを堪能するように閉じられた目の奥で
   語られぬ歴史が燻り、邪魔をする。

   ふぅと過去をその吐息で押し流し
   珈琲を一口に飲み干してしまうと。]

   
   少し席を外すよ。
   夜までには帰ってくる。


 [ 青年の姿はさらさらと音を奏で露と消え。
   過去を憂うメルヴェイユ一の魔法使いが
   己の屍の上に建つ国へとふらり、流れてゆく。]**


(23) 2022/05/20(Fri) 0:48:46
ヴィムは、メモを貼った。
(a2) 2022/05/20(Fri) 0:56:09

到着:偽冒険者 キンウ

【人】 偽冒険者 キンウ

[ 活気に溢れる町の喧噪の中で思う。

     
……━━随分遠くまで来た。



西へ、西へ。沈みゆく太陽を追いかけるように ]
(24) 2022/05/20(Fri) 1:42:34

【人】 偽冒険者 キンウ

[路銀が心もとなくなったので、ギルドの扉を叩く]

 こんにちはー。
 あー、アタシ発音悪いけど通じる?
 仕事ちょうだい。
 手っ取り早く稼げるなら何でもいいよ。
 前金をいくらかもらえればありがたいんだけど。
 だめ?

[腹減ったからねー、なんて腹をさすってみせて。
さする褐色の手の色は日に焼けたのではなく、地色だ]

 おっと、まずは登録ってか。
 故郷の文字じゃ読みづらいよね。
 これで何とか読んでもらえるかな?

[
kinu


さらさらと文字を書いた際、あざなの由来が脳裏を過る]
(25) 2022/05/20(Fri) 1:49:28

【人】 偽冒険者 キンウ

[
アタシは太陽の中の影。



   
━━黒点キンウ
  **]
(26) 2022/05/20(Fri) 1:51:46
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。
(a3) 2022/05/20(Fri) 2:04:59

到着: ウーヴェ

【人】 ウーヴェ




    
『 あばよ、相棒 』




(27) 2022/05/20(Fri) 3:14:33

【人】 ウーヴェ








                 
                 [ 誰にも知られることもなく
                   その男の命は消えた。 ]
(28) 2022/05/20(Fri) 3:14:39

【人】 ウーヴェ





[ 誰も知らない俺の最期
  それはある意味
幸せ
不幸せ
だ。 ]


 
(29) 2022/05/20(Fri) 3:14:52

【人】 ウーヴェ


 ── ギルドに残る名 ──


[ よくある話をしようか。
  とある勇者に憧れた若者がいた。
  パーティを組んで
  強くなろうとした。

  次第に仲間が集まり
  強くなったと思い上がった若者は無茶をした。

  あるダンジョンの下層部で
  想定以上の強さのある魔物の群れに囲まれた。
  死を覚悟したその若者の前に
  一人の仲間の男が一歩踏み出て告げた一言。

  「 此処は俺に任せろ 」

  死に怯えた仲間たちは逃げ出した。
  そして勇者に憧れた若者も。  ]


 
(30) 2022/05/20(Fri) 3:15:30

【人】 ウーヴェ




[ 以降その若者と男が会うことはなかった。 ]




 
(31) 2022/05/20(Fri) 3:15:35

【人】 ウーヴェ



[ 男のその後は知られていない。
  探す人はいなかった。
  その男を訪ねる人もいなかった。

  男の名は”
ウーヴェ
”という。


  10年前「プロテア」の冒険者達の間では
  そこそこ名の知れた勇者に憧れた若者の
  仲間の一人。

  その名はギルドに今も消えずに残ったまま
  彼の行方を知る者はいない。

  知ったところでギルドにある名が消されるだけの
  それだけの存在。 ]


 
(32) 2022/05/20(Fri) 3:15:52

【人】 ウーヴェ


 ──『 MiraggiO 』──


   霧の夜か
   もうすぐだな


[ マスターの声が聞こえたか>>1
  はたまたただの独り言か。

  その男は小さく言葉を吐き出すと。
  肩を鳴らす仕草をしている。

  そこからは楽しみにしている様子が伺える。 ]

 
(33) 2022/05/20(Fri) 3:34:02

【人】 ウーヴェ



[ なあ、マスターレイ。
  ここに置いてくれたのは
  とてもありがたく思っているさ。

  歩く道が照らすのは
  生への死にゆく恐怖の道か
  死への生に対して惑う道か



  この言葉を俺が聞く機会があれば>>2
  俺はこんな言葉を続けたはずだ。 ]


 
(34) 2022/05/20(Fri) 3:34:17

【人】 ウーヴェ



   マスターの歩いてきた道も
   これから歩く道も
   暗い日もあれば明るい時もあったはず

   歩いてきた道は俺にはわからないけどよ
   これからは、……これからも
   俺や店のみんながマスターの道と
   この店を照らしていけたらと思う


 
(35) 2022/05/20(Fri) 3:34:34

【人】 ウーヴェ




  
なんか小っ恥ずかしいこと言ってんな俺
でも、言える時に伝えておきたかったんだ

 


 
(36) 2022/05/20(Fri) 3:34:40

【人】 ウーヴェ



[ だから楽しもうか。霧の夜を。
  噂のゴースト達の店ってやつをな>>n4

  ほら、きっと楽しいぜ?
  あの世に行くような楽しさで

  
どうにかなっちまうかもなぁ。
 ]


 
(37) 2022/05/20(Fri) 3:34:56

【人】 ウーヴェ



[ 珈琲特有の味わった者なら誰でもわかるであろう
  その香り。
  店いっぱいに広がれば>>19

  思い出すのは生前の記憶のようであり
  その記憶はどこか霧がかかったように曖昧で
  思い出すことへの抵抗のせいなのか
  それは本人ですら今は深くは考えられず。
  そんな複雑な脳を香りが満たしていく。


         
思い出そうと

  そうすれば何を 
考えよう
 としていたかは
  些細なこととなる。

  彼が飲み干し、消えていく姿を見送り>>23 ]


   迷子になるんじゃねーぞ


[ 聞こえたかはわからないが
  どこかふらふらとしている彼の姿を心配に思うのだ。 ]

 
(38) 2022/05/20(Fri) 3:35:16

【人】 ウーヴェ



[ 彼の口癖にもなってきたかも知れない話題>>19
  その返事はいつもあったのだろうか
  聞き耳を立てる時、傍で聞いていた時も
  あったかもしれないが
  俺は口を出すことはなかったはずだ。

  思い入れがあるのなら大切にしたらいいと思う。
  彼だって店のことを考えての提案だと思うから。

  もはやコミュニケーションの一つと
  なっているのではないか?
  そんなことを思いながらも


  やはり何も言わずに
  これからも聞いているだろうな。 ]**


 
(39) 2022/05/20(Fri) 3:35:19
ウーヴェは、メモを貼った。
(a4) 2022/05/20(Fri) 3:45:48

到着:少年水夫 カイル

【人】 少年水夫 カイル

 
 
 
僕を"最果ての地ウルティマ・トゥーレ"へ連れていって!

 
 
 
(40) 2022/05/20(Fri) 4:06:43

【人】 少年水夫 カイル

 
[父さんは頻りに
 
「お前の母さんは最高にイイ女だった」
と言っていた。
 だけど、僕は母さんが本当に
 イイ女だったのかどうかを知らない。
 産後の肥立ちが悪く、
 僕が物心つく頃には既にこの世にはいなかったからだ。

 つまり父さんは僕を男手一つで育てたのかと言うと、
 それは少し違うように思う。


 
僕は海で生まれ、海で育った。

 母なる海……なんて言葉がお似合いなのかもしれないね。
 "育った"はまだしも、
 "生まれた"まで本当なのかどうかは疑わしいけど。

 父さんは客船の船長をしていた。
 人生の殆どは海を進む船の上で過ごしたから、
 色々な意味で地に足がついた経験に乏しい。
       僕を育んだのは、頼れる父と、
       広大な海、そして船の乗組員たちだった。]

 
(41) 2022/05/20(Fri) 4:10:28

【人】 少年水夫 カイル

 
[勇者は流石に烏滸がましいけれど、
 父さんや自慢のクルーたちはとても強くて、
 僕から見たら英雄だった。
 魔法を使うような頭の良い人材はなくても、
 時折鉢合わせてしまう
 海のモンスターを退治することは何度もあった。
 出来るだけ手に余るような
 強いモンスターに遭遇することのないように、
 海路がしっかり考えられていたのもあるのだけれど。


 
僕たちにとって、人生は冒険。

 そんな僕たちが最期に目指したのが、
 世界の果てと呼ばれるウルティマ・トゥーレと言う場所。
 
最期の心算なんて、勿論誰にもなかったんだけどね……。

 船に乗る全ての人間が、
 新天地に胸を躍らせ船は前へ、果てへと進む。


       
「一緒に最果ての地から昇る、朝日を見よう」


 父の声は死後数年経過した今でも、
 はっきりと脳内で再生できる。]

 
(42) 2022/05/20(Fri) 4:14:49