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人狼物語 三日月国


23 【完全身内】Días preciosos【R18RP村】

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【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ “そう指示されたから”
   その通りに動くだけ
   そこに意思は何一つと介入しない ]


   …………。


 [ いつもの剣を振り上げる
   躊躇いの心もなく、ただ真っ直ぐに

   いかに傷をつけようとも
   いかに傷がつこうとも

   暗く赤い目の色は、変わらない ]*
 
(58) 2020/03/05(Thu) 14:04:41

【人】 研究者 コルド


 [ 薬が出来上がり
   護衛を引き連れて火に包まれた街を歩く

   道のりはあまりにもあっさりとしていた
   グール数体程度しか出てこない

   酒場の方で激しく交戦している
   そんな噂を聞いてそちらを目指す
   あの2人が向かった先も
   大事らしい人の居る酒場である可能性が高い

   不気味なぐらいに何もなく
  
そしてそれが罠とは予想しない

   簡単に辿り着いた、その場所は ]
 
(59) 2020/03/05(Thu) 14:43:35

【人】 研究者 コルド



   皆、大丈夫ですか
   薬は持ってきましたから


 [ どれだけ被害が出ようと
   特定の人材さえ生きていれば良い
   狂人が狂人たる所以だが
   一旦そちらはしまっておく

   状況はあまり良くないらしい
   グールの死体、倒れる人、流れた血
   日常の通りとはかけ離れた色模様

   さて薬を渡さねばならぬ者は…と
   探し目を向けてみればどうやら
   あの半吸血鬼とやりあっているようだって
   戦いの隙を見て渡そうと、目論む
   それを遮ろうとする者が居たとは、思いもしない ]*
 
(60) 2020/03/05(Thu) 14:44:18

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  ラトゥールは思う以上の実力者だ
  振り返らずに自分の出来ることに集中する

  操られている半吸血鬼に無数のグールが取り囲む
  まるで見計らったかのように

  周辺がグールだらけになり、
  気づけば対峙していた相棒は幼馴染みは

  >>56操られている他の者同様に何も映していない ]
 

   クラ、レンスッ!


[  叫んで解けるような類ではない

  異能を操れなくとも躊躇のないクラレンスとは
  体格差も腕力も異なる。

  銀の短剣とソードブレイカーで
  剣戟を払うが────クラレンスの癖を知っている訳でもなく

  傷つけたくない。
  争いたくない。きみとだけは。

  募る焦燥で手元が、狂いかけて
  あの不気味な声が 勝ち誇るような笑いをあげる ]
(61) 2020/03/05(Thu) 14:57:15

【人】 赤の吸血鬼 ルゴール



  ハハッ!!いいぞ…いいぞ……!

  絶望の中で死ね!!
  貴様らさえ殺せば、俺はまた新たな力を得る!!


[グールをラトゥールとミゲルに囲ませる
同時に操られる半吸血鬼は力量にもよるが片手以下

狙っていたクラレンスを操りだけは解けぬよう強固にして
残りの半吸血鬼は様子を見る]


  どうせ貴様らに俺は殺せまい?
  その小僧を殺せない甘さが、他人を殺すんだぜ!


[男は高笑いをする。勝ち誇るように]*
(62) 2020/03/05(Thu) 14:57:35

【人】 ハンター見習い ミゲル


   ルゴール…!!

    このクソ野郎……ッ!
    狙うなら俺だけにすればいいだろうっ!!


   街も……そうだ、村も!!
   みんな、みんなみんな燃やして…

   俺を残して苦しめて
   お前のせいだ…お前のせいだ……!


[ 怒りで冷静さを失う
  獲物の印のことも忘れて飛びかかって

  脇腹が熱い。
  冷たい冷たい赤瞳────。]
(63) 2020/03/05(Thu) 14:57:41

【人】 赤の吸血鬼 ルゴール

[人間程度の呼び掛けなど遅い
力ある半吸血鬼────ラトゥールは手一杯だ

瞬時にコルドの眼前に突出する。
あの小僧が絶望し恐怖して死ぬ程に

己は力を増すのだから]


  運の悪い野郎だな…

    ここで死ね……ッ!



[ 爪を立てる。炎を纏った
爪は触れた先から全てを焼き尽くす炎獄の焔

避けられずとも
────その心臓を貫く程に鋭利な刃物と化した腕を

コルドと呼ばれた青年に神速の突きで貫こうと、した ]
(64) 2020/03/05(Thu) 14:58:10

【人】 ハンター見習い ミゲル



先生っ!

       
 
 逃げて……っ!



 [ 漸く訪れたコルドの声を聞いて振り向く
   目に映したのは


   僕の大嫌いな────不気味な赤だ ]*
 
(65) 2020/03/05(Thu) 14:58:17

【人】 ハンター見習い ミゲル



[ 先生 先生
 
  もう誰かが死ぬなんて嫌だ嫌だ
  僕は瞬時に最悪の場面が過った


  体を貫かれ心臓を握られ倒れ伏す先生
  ああ…村の人と同じ

   グールにまでされてしまうのが彼奴の悪辣のやり方だった

   罪悪感 悲壮感が包んだ瞬間────。


            
 それは 起きた 
 ]*
(66) 2020/03/05(Thu) 14:58:34

【人】 研究者 コルド


 [ 薬を渡す事に気を取られていた
   あれさえ彼のもとに渡れば
   制限などなく戦うことができる、と
   それでどうにかなると思いきっていた ]


   運がいいとは思っていません、が…


 [ 自分はただの人間
   あれだけ研究しているハンターのような能力もない
   焔を纏う爪が自分を貫こうと迫る>>64
   近くの護衛がどうにかしようと動く
   逃げてと聞こえた気がした>>65
   全てがスローモーションに見えた

   痛いのは怖くない
   死ぬことも…そこまで気にしていない

   ただ、一つ過ぎること
   ここで僕が、死んでしまったら ]
 
(67) 2020/03/05(Thu) 16:17:07

【人】 研究者 コルド




 
[ 兄を救うことは、もう叶わない ]



 
(68) 2020/03/05(Thu) 16:18:06

【人】 研究者 コルド


 [ 元よりその願いは可能性の細い道だった
   いくら理解しても諦めきれずに縋り付き
   そのためだけに全てを捧げた狂人だ

   狂人と言われるだけのことはした
   全くの無関係な所で死ぬなど
   狂科学者の末路としてはお似合いかもしれない

   だが、狂人だからこそ
   今ですら自分の事を考えないでいる ]


  
兄さん、兄さんを……助けなきゃ



 [ いつ、果てるかわからぬ兄
   明日にもと危惧はいつもしていたが
   まさか自分が、なんて考えていなかった

   諦めきれない愚か者はまだ願いに縋る ]
 
(69) 2020/03/05(Thu) 16:18:24

【人】 研究者 コルド


 [ 避けようと動くこともない研究者の
   火と、明かりで形作られた影が

   不自然に膨らみ動きだす
   夜闇の住民を捕らえ、永遠の闇に引き摺り込むように

   グール達に、目の前の赤い吸血鬼に
   じわりじわりと影が侵食していく ]


   ………?


 [ 自分でも何が起こったのか理解できなかった

   グール達と魔法の火が
   闇に飲まれて消えていくのを、見つめた ]*
 
(70) 2020/03/05(Thu) 16:18:51

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ 囲むように近づくグール
   払い除けてもキリがなくて困る

   だが転機はやってくる
   コルドが来た。薬が完成したようだ
   剣を振る手を止めぬままチラリ

   吸血鬼がコルドを殺そうとしたところを
   見てからでは当然、遅いと分かっていても ]


   コルドっ…!


 [ 1人殺せぬ事が他人を殺す事になる?

   1人犠牲にして、満足するよりも
   誰も傷つかぬように走りまわる道を探す
   それが私という、生き物なのだから
  
自分が犠牲になることは厭わない


   だから彼もまた、殺させはしない
   彼の願いは果たされていない!

   叫んで、腕に力を入れようとして
   彼の様子が変わったのを見て ]
 
(71) 2020/03/05(Thu) 16:19:55

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ 見たことのない景色
   闇の魔術が、街を覆っている?

   それは一般市民を襲う事はなく
   グールや火の粉に伸びていく

   魔術の影の根本
   そこに立っているのは
   見知ったあの、研究者の姿 ]*
 
(72) 2020/03/05(Thu) 16:20:33

【人】 教皇 リュシルド

─聖都・白亜の宮─





────────────………。



 
(73) 2020/03/05(Thu) 17:19:20

【人】 教皇 リュシルド

[ 深き眠りから覚醒する。

  目覚めずにはいられぬ程の
  理知を宿した双眸が深く深く


  例えこの精神を削ろうとも
  例えこの生命を削ろうとも 


   貴方が譲れぬように
   僕が僕で在る為に為さねばならぬこと ]
(74) 2020/03/05(Thu) 17:19:24

【人】 ハンター見習い ミゲル



[ ────それはまるで静止画のようであった。 ]



(75) 2020/03/05(Thu) 17:20:33

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ 赤の吸血鬼が獲物を定めて腕を貫こうとした
 瞬間。闇色が弾けたように見えたのはミゲルの視界だけか。

 夜闇よりも昏き底に引き摺られ浸蝕されていく
 近くにいた自分やラトゥールは避けるように

 グールと赤き吸血鬼のみを対象していたが
 突然の出来事に把握はしきれない。

  得体のしれない
  見えないものに怯んだのが────まずかった ]


  
  クラレンス……ッ!?



[ 魔術の対象ではない相棒が
 コルドから薬を乱暴に奪い取るのを、傍観してしまった ]*
(76) 2020/03/05(Thu) 17:20:36

【人】 教皇 リュシルド



────────────…



 
(77) 2020/03/05(Thu) 17:20:56

【人】 赤の吸血鬼 ルゴール



  なんだ…この力は……ッ!?

[赤の吸血鬼は危機を察して飛び退いた。
夜よりも深い闇が迫り来るのを、避けた。

得体の知れない力に気圧される感触
一瞬でも恐怖を覚えたことに苛立ちを覚えた。 ]


  おい!そこのお前……ッ!!
  そいつから薬を奪え……ッ!!!


[佇立している半吸血鬼──クラレンスに命じる

研究者から奪うのは簡単だったろう
周囲が騒然としている隙をつく]*
(78) 2020/03/05(Thu) 17:21:14

【人】 《憑依》 リュシルド

[ 強き繋がりがあろうとも
 他者の肉体に憑依するのは至難の業

 目的はふたつ
 彼の弟の力をより強い封印を掛ける

 もうひとつ
 弟の身に危機など及ばせない
────…絶対に


 それは憑依したてであったせいか
 狙いが薬であったせいもあっただろう。


 薬が奪われ、指示の元に剣を奮われる刹那

 コルドが身につけている教会の証が
 己とも呼応し強力な結界をドーム状に作り出す 


 あの子のお気に入りに

 少々怪我をさせてしまったが
 これは意想外なのでお許し願おう ]
(79) 2020/03/05(Thu) 17:23:45

【人】 《憑依》 リュシルド

……成る程。
 力の推測の察知の良さは褒めましょう。



[  吸血鬼を退治できるのは
  人間でありながら屠る力を持つ唯一なる者

  お飾りであるとさえ呼ばれようとも
  身に抱く魔性の力と
  世界に通じる理力は真のもの


  赤き吸血鬼にのみ
  聞こえるように囁く声は
  穏やかさの中に威厳に満ちていた ]*
(80) 2020/03/05(Thu) 17:24:20

【人】 研究者 コルド


 [ なんの力かは分からない
   だが、自分から力が流れている事は分かった

   近づいていた吸血鬼は飛び退き
   囲むようにいたグールは闇色に引き摺られていく

   この力はなんだろうか
   それを疑問視する思考の最中

   意識が、沈む
  
   記憶にもあるこの感覚
   身体に入り込まれる事は数度あった
   その正体は…今度も、きっと

  
手にしていた薬がどうなったか
それを奪い去った犯人が誰か
目に写す事もなく、繋がり、眠る
 ]*
 
(81) 2020/03/05(Thu) 19:33:29

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 体に刻まれた記憶通りに剣を振るい
   操られるがままに1人を狙っていた
   脇腹を紅く染めても
   相手の顔ひとつ、見ても認識すらしない>>63

   街を昏い魔術が覆っても
   恐れも驚きも当然ない、冷たい目のまま
   操り主き闇の力に恐れ慄き>>78
   その間、止まっていた半吸血鬼の身体は
   再び吸血鬼の命で動き出した ]


   …………


 [ ざわつく周囲に切り込み
   唖然としている研究者から薬瓶を奪い取る

   誰も彼も止める事は間に合わない
   容易く手の内に収める、その次の瞬間 ]
 
(82) 2020/03/05(Thu) 19:35:38

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ ─────パシッ!!

   何かが、弾ける
   身体は知らぬうちにその場から離れ
   次の瞬間には地面に叩きつけられるように倒れていた

   一体それは何があったか
   操られた者には何も浮かぶ事は、ない ]*
 
(83) 2020/03/05(Thu) 19:35:58

【人】 赤の吸血鬼 ルゴール

   貴様……その力…!!

   フンッ…分が悪いようだな!
   おい、小僧……

   懐かしき場所で待っててやる

   但し俺様の気が長いと思うなよ
   来なければもう一度この街を襲う


   お前の大事な大事な相棒とやらは
   それまで預かっててやろう!

[ 叩き付けられた>>83クレランスと
 操られ負傷していない半吸血鬼を伴い

 赤の吸血鬼は炎の向こうへと、消えた。

 力ある吸血鬼は、己の領地と勝手に定めた場所がある。
 距離の問題はあれ自由に行き来ができるのだ。 ]
(84) 2020/03/05(Thu) 20:42:12

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ 目まぐるしい事態に思考が追いつけない
 脇腹からはじわりと赤黒い血が滲む

 最優先すべきこと。
 クラレンスの元へ走りだして体に触れようとして

 ────触れられなかった。 ]


   この…クソ野郎……ッ!


[ 後追いしようとしたが炎に包まれて消えた

 あの日────村の皆をグールにして
    ────僕に獲物の印を付けた時のように

 懐かしい場所が指すのは一つだけだ。
 然程遠くも無い僕の故郷があった、村の場所 ]
(85) 2020/03/05(Thu) 20:42:28

【人】 ハンター見習い ミゲル


   狙うなら僕だけ狙えばいいだろう!!!


[ 嫌だ嫌だ
 どうしてまたきみを連れて行かれないといけないのか

 無力さに地面に頽れた。
 僕は、僕は……もう誰も失いたくない

    また、会えたのに
    会えると思ってなかったのに

  どうしてすり抜けるように奪われるのだろう────? ]*
(86) 2020/03/05(Thu) 20:42:44

【人】 ハンター見習い ミゲル

─地下施設─

[ 僕を励まし立ち上がる気力を
 与えてくれたのはラトゥールさんだった。

 偶然にも雨が降ったのが幸いして街の消火活動も収まった
 怪我をしたロゼさんや半吸血鬼は医務室へ

 一般の街のひとは教会が無償で医院を開いているようだ。
 幸いだったのは浅い裂傷で出血が大袈裟であったこと。

  荒らされた街の復興は
  町長や教会の指示が迅速に対応しているらしい。

────その中には
僕をさっさとあの吸血鬼に引き渡せという声もある。

 ここに連れて来られたのは匿う意味もあったのだろう ]


   ……あの、先生…
   さっきのは……何?


[指名手配まで受ける赤き吸血鬼も怯んでいた様子といい
そんな力があるなら実験とかしてないで自分で戦えばいいのでは?

当然の疑念を抱いた。
懐疑的な視線は知っていると思い込んでいるラトゥールにも向けられている]*
(87) 2020/03/05(Thu) 20:43:37