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【墓】 高野 景斗 お風呂、もう済ませちゃった? まだなら夕飯の後、一緒に入ろうね [ なんでも無いことのように、そう誘いかけて、 仕事着から部屋着に着替え終えると、 テレビの方へ視線を向けて、なんとなく 悔しげな表情を浮かべる。それに、 気づかれたとしたら ] ……二時間早く、帰れてたらなぁ [ 大変子供っぽい口調で、 ] 繋がったまま、年越ししたかった [ さらりと口にした。 無理だろうとは思っていたが、 ] (+36) 2023/12/31(Sun) 1:04:52 |
【墓】 高野 景斗 来年は、そのつもりでいてね [ と、新年そうそうに、煩悩塗れの約束を 一方的に取り付けると ] あけまして、おめでとう 今年もよろしく。 [ 食卓へ着こうとしただろう。* ] (+37) 2023/12/31(Sun) 1:05:06 |
【墓】 瑞野 那岐[受け取ろうと伸ばした手は空を掴むだけ。 行き場のない手を下ろしながら、 通り過ぎていく声を聞く。] 約束? …………ぁ、……あー [きょと、と一瞬疑問符が浮かんだものの、 後の言葉が続けば、すぐに理解はできたので。 意味のない母音を伸ばして、視線を泳がせた。 朝まで、という宣言に嘘はないのだろう。 実際にそういった日がないわけでもなかったし。 夕食というにはあまりにも遅すぎる時間。 時計を見れば長針と短針が今にも重なるところだった。 一年が、終わろうとしている。] (+38) 2023/12/31(Sun) 12:40:44 |
【墓】 瑞野 那岐一緒に入り直すのも、いいですね。 だけど、食事も食べられてないなら、 蕎麦作りますよ、先に年は越しちゃいましたけど。 [伝えるには照れが勝り、小声で絞り出すようになった後。 入りたいなら、と顔を上げて微笑み。 ひとまず彼がお腹を空かせているのならば腕を振るおうか。] (+40) 2023/12/31(Sun) 12:43:19 |
【墓】 瑞野 那岐あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 [新年を迎える言葉を口にして、 赤く染まった顔を隠すみたいに 足早にキッチンに逃げ込んだだろう。] (+41) 2023/12/31(Sun) 12:43:33 |
【墓】 瑞野 那岐[準備と行っても、蕎麦は事前に出汁を取っておくくらい。 天ぷらは時間がかかるから番組が始まる前に 揚げていた大きな海老がラップに包んである。 蕎麦の上に乗る主役だ。 コンロに乗せたままだったそばつゆに再び火を掛ける。 蕎麦だけでは足りないだろうかと、 海老と一緒に揚げたかぼちゃやまいたけの天ぷらは 後で蕎麦が出来上がる頃にもう一度 電子レンジで温めることになるだろう。 今の電子レンジは揚げ物もからりと仕上げてくれる。 便利な文明の利器だ。] (+42) 2023/12/31(Sun) 12:44:17 |
【墓】 瑞野 那岐[いつもは食事を作る楽しみも、 食べてもらえる楽しみも、あるけれど。 先程口にした自身の言葉が、微かに脳裏に残っている。 彼が小さく口にした、言葉も。 蕎麦つゆが煮えて泡立つまで 小ネギを切りながら、ふと。 先程交わした、キスを思い出して。] …………、 [そっと、自身の唇をなぞり、ため息をつく。 少しだけ炙られた熱が、身体の奥で燻っているみたいだ。*] (+43) 2023/12/31(Sun) 12:45:19 |
【墓】 高野 景斗[ 脱いだコートを受け取るために 伸ばされた手>>+33>>+38に、小さく首を降ったのは ただでさえ諸々を一手に引き受けて くれているから、このくらいは自分で。 と思ったため。 買い出しに炊事に、もしかしたら 浴室なども軽く掃除してくれているの かもしれない。使った、というなら多分。 普段から汚さないように、散らかさないように と意識している故に、それほど大掛かりでは なかったのだろうが。 あれもこれも、甘えてしまっているなと 図らずとも似たような>>10物思いを数秒。 ――え、 結婚したっけ。 したかもしれないいやまだか、 しよう と物思いがふっと遠くに飛んでいく直前、歯切れの悪い返事が返り 物思いは霧散する。 ] (+44) 2023/12/31(Sun) 13:29:05 |
【墓】 高野 景斗 ………、気が変わっちゃったな [ コンロの火を止め、後ろからそっと両手を 制すように被さって、 ] 危ないから包丁置いて? で、手を洗って [ 親が子にしてやるように、重ねたままの手を 流し場に引いて手を洗わせる。手元付近に キッチン特有の、危険がなくなったところで、 はむ、と耳朶を口に含んだ。 何がスイッチとなり、己をこう駆り立てるのか 正直な所自分でもわからないが、 ] (+46) 2023/12/31(Sun) 13:29:47 |
【墓】 高野 景斗 いつしても、良いように 準備してくれてたって聞いたら、こうなっちゃった 先に、那岐くん食べていい? [ 問う声に甘さが滲むあたり、多分君が 何らかのスイッチを押したに違いない、とは 責任転嫁、だろうか。 ] ここで、して お風呂でもして、ベッドでも、しよ (+47) 2023/12/31(Sun) 13:30:10 |
【墓】 高野 景斗 待てなくなっちゃった [ ――いつかの日、エプロンを身に着けた君を ここで抱いた事がある、その時も、準備をしてきたと 君は言っていた。思い出せば、むく、と熱が更に 膨らんで、頭を擡げる。 ぴたり、と体が密着していれば、それに 君も気づくだろう。 そんなつもりでは無かったと言われても、 もう遅いかな、布巾でさっと拭った 手は服の裾から侵入しているし、その気にさせる 事に関しては、自信があるものだから。* ] (+48) 2023/12/31(Sun) 13:30:37 |
【墓】 瑞野 那岐そ、れは。 待ってて、言っていましたから。 [コンロに視線を落としたまま、掛けられる声にハッとする。 忘れてないという確認には そう応えることで答えになっただろうか。 なのに更に後押しするみたいに。 意地悪く聞いてくることには思わず口を噤んだ。] ……、そういう聞き方はずるいです。 [まるで自分だけが期待していたみたいに。 先程いやらしい年越しを考えていた人とは 違うみたいに軽い声が問うのを拗ねるように責める。] (+49) 2023/12/31(Sun) 14:29:38 |
【墓】 瑞野 那岐[小さく響く足音がキッチンに近づく。 空腹を満たすために覗きに来たのか、待てなかったのか。 様子を覗きに来たのかと思えば、火が止められる。] ? [トン、とネギを刻んでいた手を止めて、 振り返ろうとすれば 両脇から腕が伸びてきて小さな檻が作られた。] (+50) 2023/12/31(Sun) 14:29:49 |
【墓】 瑞野 那岐え、…… [覆い被さる影が一回り大きい。 重ねられた手が包丁を離して、蛇口に運ばれて。] ちょ、景斗さん、ごはンっ、は……、 [後ろから耳朶を喰まれて思わず声が上擦った。 既視感を覚えて、かっと一気に頬が赤く染まる。 あの時はエプロンをしていたからだと思っていたけれど、 今日はつけていないのに!] (+51) 2023/12/31(Sun) 14:30:07 |
【墓】 瑞野 那岐いつしても、とは言ってないです! ……ぁッ、 [言ってない、と思う。 自身の行動に自信がなくなって思わず狼狽えた。 臀部に既に硬くなり始めているものを 押し当てられて、びくっと思わず身体を震わせた。 囁く声の甘さがベッドの中を思い出させる。 耳元でこれからを思わせる行為を口にされて ぞくぞくと背筋が粟立っていく。] (+52) 2023/12/31(Sun) 14:30:37 |
【墓】 瑞野 那岐[あの日から、考えてないわけじゃなかった。 擦り合わせた熱、布越しに刺激された箇所。 直接触れられることもなかった いつも彼を受け入れている場所が、きゅうと疼く。 夕刻に自身で準備をしていたときも、 彼が入ってくるのを想像して 初めて、彼と付き合ったあと一人で高ぶる熱を 抑えきれずに吐き出した。 ふる、と伏したまつ毛が揺れる。 身じろぎの取れないまま、首だけを振り返らせて 微かに期待の滲んだ瞳を向けて。] (+53) 2023/12/31(Sun) 14:31:36 |
【墓】 高野 景斗[ 期待して、受け入れる準備をして 俺を待ってくれていたというのに、 誘うには至らず。 期待していた、と同義の言葉を選ばれて しれっとキッチンに向かっていく 背中が、小憎らしくも、愛おしい。 ] ご飯より、今は君がいい [ ねろりと、輪郭を確かめるように、 耳を舐りながら、押し当てた己の欲の形を 検めさせるように、ずり、と弾力のある双丘に 沿わせて、 ] (+55) 2023/12/31(Sun) 15:16:31 |
【墓】 高野 景斗 俺はすごく、したいけどね 期待して準備して、待っててくれた那岐くんに 気持ち良いこと、たくさん [ 胸元まで這い上がって、突起を摘みかけた指は 触れる直前で動きを止めて、腹へ落ちていく ] ここに、入って、 指じゃ届かないとこまで、埋まって 那岐くんの良いとこ、擦って、 [ ここ、にと臍の下を、優しく撫で回して ] 俺と気持ち良くなることしか 考えられなくなっちゃうくらい、 奥まで、いっぱい突いて。 [ いた手をするりと手元に引き戻して ] (+57) 2023/12/31(Sun) 15:17:10 |
【墓】 高野 景斗 あげたいけど ……… 今じゃないなら あとでにしようか [ 恥ずかしいことを言わせたい、させたい そういう性癖なのでそこはもう、諦めて貰う他ない。 やだ、と言いながら首を振って、 だめ、と言いながら感じる姿も、 それはそれで愛おしい事に変わりはない のだけど、景斗さんが言うから応じて、 じゃなくて、君からも、したい、と言って欲しくて。 焦らしたりするの、あまり得意ではないのだけど どうして?って泣きそうな目でこちらを見て くれるの、たまらなく興奮するので。 しかし、問題は。 こちらももう、引っ込みがつかないところまで 来てしまっている事、だ。 ] (+58) 2023/12/31(Sun) 15:17:28 |
【墓】 瑞野 那岐ふ 、……っ、[昂りを意識させられながら、耳を嬲られる。 食べ物以外のリクエスト。 まな板に乗せられた魚みたいにぴく、ぴくと身を震わせて いつの間にか料理人はすり替わっていた。 臀部を自ら擦り付けて訴えても、 やめておくかと尋ねるのは余りにも酷い。 言葉にしないと伝わらないのか、それとも。 言葉として欲しいのか、 音にして出すことが、恥ずかしいと知った上で 聞いているのだとしたら、相当意地悪な仕打ちだ。] (+60) 2023/12/31(Sun) 16:02:22 |
【墓】 瑞野 那岐[身体の中でじわじわと溜まっていく澱みが渦を巻く。 まだ、強く刺激されたわけじゃない。 けれど、煮込むみたいにゆっくりと。] ……たくない、わけ……じゃ、 [か細く、消え入りそうな声で言い淀む。 のが、楽しいのか、待っているのか。 胸元を掠めて降りていった手は服の上から 下腹部をすりすりと撫で擦り。] ぁ、……ァっ、……ん、ンぅ、 [彼が届く場所を確認させるみたいに触れながら、 気持ちいいこと、を言葉で想像させる。] (+61) 2023/12/31(Sun) 16:03:01 |
【墓】 瑞野 那岐[彼が中に入って、ソコを強く突き上げる様が 脳裏にチラついてそれだけで視界が滲んで、 思わず自身の服の裾をぎゅうっと握りしめて堪え。 ぴくん、とスウェットの下で熱が擡げ始める。 ふ、ふ、と内に籠もった熱を吐き出すように。 浅くなり始めた呼吸が興奮を伝える。 言葉で責めて、想像させて。 それだけで涙が滲むほどの身体にしておいて。 あとで、無情に響く声に泣きそうになる。] …………だ、……、 [とん、と彼の胸に体を預けるように寄り掛かり、 手を伸ばして、袖を弱く引いた。] (+62) 2023/12/31(Sun) 16:04:01 |
【墓】 高野 景斗[ 許して、と言うかわり。 今度こそ、待ったはない。 僅かに反応している胸の尖りを、きゅうと 摘んで、同時に再び耳朶を唇で、挟む。 指の腹で尖りを押し潰し、捏ねながら、 腹に回していた手は、下着の内へ滑り込ませて ] ほんと言うと、 俺のほうが、待てないって言ったら 呆れる? [ まだ硬いとは言い難い陰茎を手のひらで、包み、 撫で擦る動きに合わせて、僅かに腰が揺れれば 待てない、の意味は容易に伝わってしまうだろう。 ] (+64) 2023/12/31(Sun) 16:47:02 |
【墓】 高野 景斗[ ――という有様なので、耳を食む唇は、 首筋に落ち、腰骨のあたりまで降りる。 スウェットのウェスト部分を、軽く噛み、 太腿の当たりまで、下げる、当然のことのように 下着もまたそうやって、おろすが。 手が足りない。胸の飾りを弄る指を、 泣く泣く、こちらへ駆り立てることにして ] ……やらかい、 [ 準備をしたと報告のあった、蕾のまわりに、 吸い付くような口付けをしながら、つぷり、と 中へ指を挿し入れて、逸る気持ちを、丹念に 擦り潰して ] 久しぶりだから、ちゃんと慣らさないと [ そう言うが、それは己に言い聞かせるような、 呟き。先程口に出した事を早く、実行に移したいが こればかりは、相手の体を思うが故に、ゆるやかに ] (+65) 2023/12/31(Sun) 16:47:38 |