人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 ヴィム



   いる、と言うべきか
   いた、と言うべきか


         心当たりはある。


(55) 2022/05/28(Sat) 9:07:24

【人】 ヴィム



 [ 返された問いかけを青年は肯定して。
   その並々ならぬ本音を聞いたとあれば。>>41


   何にしても、気をつけないとね。
   その子に聞かれれば

   そちらの世界へ
   引きずり込まれてしまうかもしれない。


 [ そう警告を口にするだろう。

   Wあの人Wが死者か生者か。
   生者であればまた違う意味合いに
   聞こえてしまいそうなものだが。]


(56) 2022/05/28(Sat) 9:07:51

【人】 ヴィム



   同情も同調もしないことだ。

      僕が言えるのはそれくらいだね。


(57) 2022/05/28(Sat) 9:08:07

【人】 ヴィム



 [ そう伝えるとちょうどブイヤベースが届いて。]


   それじゃ、ごゆっくり。


 [ ありがとうと一礼をすると
   青年は仕事へと戻っていく。]**


(58) 2022/05/28(Sat) 9:08:17

【人】 偽冒険者 キンウ

 ──霧の夜:『MiraggiO』店内〜扉付近──

[ ──「何故、この酒場に来たのか?」>>2:38

そういえば少し前に、その問いには何て応えたっけ?

 
──美味しい海鮮料理が出る!って聞いたから。


多分、そんな感じで応えた。
酒場の各テーブルから漏れ聞こえてくる“人”の声を拾えば
ゴーストの存在に一番懐疑的だったのは
自分だったのではないかと思う。
それでも、仮にも招かれるに足る要因はあったはず……。


 ──「ここには“いいゴースト”しかいない”>>36

少年の唇から発せられた“ゴースト”という言葉には
何か暖かいニュアンスが混じっているように感じられた]


 
強く、願えば、会えるのかな。

 
生きていても、死んでいても。
例えゴーストになっていたとしても。


[そう、呟く]
(59) 2022/05/28(Sat) 15:02:58

【人】 騎士 ノア


  ── 回想:霧の昼 ──



[ 彼女の記憶を奪って数日間
  まともに起き上がることすら出来なかった。

  どこを向いても、目を閉じても、
  気味の悪い三日月型の目がこちらを見ている。

  脳裏に焼き付いた痛み。
  同じ器官などないはずなのに
  鮮烈に感じる抗えない、恐怖。
  
  自分が目の前で見せられた光景だからこそ
  余計に 酷く 覚えてしまうという、のに。 ]

 
(60) 2022/05/28(Sat) 15:05:24

【人】 騎士 ノア


[ ────わらったのだ。

  彼女はこちらを見てわらった。
  僕の目に映る彼女の口角は、
  ひきつりながらも上を向いていた。
           
  判断能力もまだ大人には遠い歳
  命が奪われないのなら
  そう言って散るのをどう止められよう


  代わりになる重さは変わらないのに
  口が鉛のように重い

         身体だけは耐えられず
         今にも剣を抜きかねなかった
         ...私の動きはその笑みに止められた。]


 

   
あ"
 、  あ"ぁあああああ!!!

  

[ 男の嗤い顔が頭から、消えない。 ]

 
(61) 2022/05/28(Sat) 15:05:32

【人】 騎士 ノア


[ 僕が一番についたから
  考えもなしに飛び込んだから
  まず一人の少女が死んだ

  二人を助けられる力を持っていなかった
  自分の力を過信したから
  もう一人の少女の心が死んだ

  唯一無傷で助かれた最後の少女さえ
  守ったのは私ではない

  二人分の死を 消えない罪を
  背負って 背負って 背負って
  ここ酒場まで歩いてきた。 ]

 
(62) 2022/05/28(Sat) 15:05:36

【人】 騎士 ノア


[ 座り込んだ暫くの間
  誰かが居るなんて思ってもいなかった。
  
  不意に思い出したのは、
  ずっと前にした約束。


          美味しい飲み方は知らないまま
          飲める歳も大分すぎた。


  まだ覚えてるよ
  信じる強さを宿した緑眼と
  少し遅くに知った貴方の名ウーヴェは。


  忘れたくなかった何もかもの中
          声がもう、
思い
出せ
ない

          
人は声から忘れていく
 ]

 
(63) 2022/05/28(Sat) 15:05:41

【人】 騎士 ノア


[ ───帰り道、
  町へ向かって歩いていた。

  住宅地を駆け回る子どもからは
  無意識に目を逸らしながら


  少し店も増えてきて
  ちょうど花屋の前に差し掛かった時だった
  店番...にしては、少し小さな お店の子に
  声をかけられたのは。 ]
 
(64) 2022/05/28(Sat) 15:05:46

【人】 騎士 ノア



 「 こんにちはー!
   お兄ちゃんお花つけてるの!
   かわいいねぇ、 」


[ 指さされた先には
  服に差し込まれた一輪の花。>>1:191

  気づいた時には少し花びらがよれていて
  ...いつこんな所に?


  不思議そうにまじまじと花を見れば
  ───どこか懐かしいような、気がした。 

        戦闘に使えるものだけが魔法じゃないんだね
        人を笑顔にするような類もあるんだ

  
  素敵な魔法を知って微笑んだ一時
  残る花弁から思い出したのは
  久しく忘れていた
陽の感情


               どうか元気で
               ...そう 願った ]

 
(65) 2022/05/28(Sat) 15:05:49

【人】 騎士 ノア


[ 花びらに、薄い水が1滴
  目許を抑えた 今もそれだけの 思い出話 ]**

 
(66) 2022/05/28(Sat) 15:05:51

【人】 偽冒険者 キンウ

[……ふと、風にあたりたくなって、席を立った。
出口の扉に近づく。
 
今日という日でなくても。
    例えば100年後の来世でも、もし……



扉に手をかけた時
少し前に聞こえたターバンの男性の話を思い出した。
ターバンの男性にも、ゴーストの友人がいるのだという話だ>>1:234
でも、「顔は焼けただれて」……>>1:234

もしあの美しい顔が焼け爛れていたら。
アタシは子供の頃と同様に
迷いなくギョクトの腕に飛び込めるのだろうか?] 
(67) 2022/05/28(Sat) 15:08:39

【人】 偽冒険者 キンウ


[僅かの逡巡の後、思い切って扉を開ける]

 ──……………っ。


[密度を増した濃い霧が、立ち込めるばかり]**
(68) 2022/05/28(Sat) 15:09:30

【人】 ウーヴェ



   ─ 回想:恋しさと明日 ─


   そうか
   あるんだな、恋しいモノ

   故郷じゃないのなkら
   人か、物か、思い出か


[ ”故郷”そのものではなければ>>2:170
  そこであった出来事や物
  可能性として大きいのは人だろう。と推測して。 ]


 
(69) 2022/05/28(Sat) 16:46:41

【人】 ウーヴェ



   帰りたいと思うか?
   今でも、その場所に

   生きてるんだから

   恋しいのなら
   確かめに行ったら良い

   その足は飾り物か?
   動ける足があるじゃねぇか    


[ なんて、今でも逃げ続けている俺が
  言えたことではないのだけれど。
  俺とは違う意志の強さが見えたから。


  窓の外、霧で先は見えないけれど
  きっと彼女には何かが見えてるのだと思う。 ]


 
(70) 2022/05/28(Sat) 16:46:48

【人】 ウーヴェ



  
   人の足は
   前に進むために在ると思う

   後ろに戻るのだって
   進む、って使うだろ?

   戻るのだって前に進んでいるんだ

   同じ道にはもう戻れない
   同じ場所には帰れない


   だからこそ前に一歩踏み出せ

   未来に明日に進むためにな **

 
(71) 2022/05/28(Sat) 16:46:55

【人】 ウーヴェ



   ─ 回想:残す物と待ち人 ─


 [ どうやら残された物に心当たりが
   あるような反応する彼女>>2:225

   死後の会える可能性を伝えれば
   彼女はそのまま道を選択しそうだから

   彼女の求めている人が
   待ってるかもしれないという可能性は
   告げなかった。
   魂だけの存在には時の流れは無限だから
   彼女が自分の生を納得して終わらせて
   その先に、彼女の願う人が待っている。

   再会を俺は望むよ
   でもそれは”今”ではない。 ]


 
(72) 2022/05/28(Sat) 16:47:07

【人】 ウーヴェ



    見つかるものなら
    誰でも良いと思ってた

    でもきっと
    誰か知ってる奴が見つけてくれたら……と
    思っていたのかもしれないな

    俺はむしろ殺した奴
    原因を作った奴らに
    持っていてもらいたいね


    懺悔の念でも
    後悔でも
    忘れないでいてくれる奴に


 
(73) 2022/05/28(Sat) 16:47:14

【人】 ウーヴェ



    見つかるものなら
    誰でも良いと思ってた

    でもきっと
    誰か知ってる奴が見つけてくれたら……と
    思っていたのかもしれないな

    俺はむしろ殺した奴
    原因を作った奴らに
    持っていてもらいたいね


    懺悔の念でも
    後悔でも
    忘れないでいてくれる奴に


 
(74) 2022/05/28(Sat) 16:47:14

【人】 ウーヴェ



    死者ってさ
    生者が冥福を祈る、その人数で
    生きている時の罪を秤に掛ける
    なんて思われている国があるみたいだな

    死んでからは審判ばかりらしいぜ
    俺なら死んでもごめんだね
    死んでんだけど


    俺はさ、誰も冥福を祈ってくれるやつ
    いなかったし丁度良かったんだ


    生者でいるときに縁のあるやつしか
    出来ないことだからさ
    お嬢ちゃんは祈ってやってくれ

    願いは届くよ

 
(75) 2022/05/28(Sat) 16:53:05

【人】 ウーヴェ



 [ この質問には>>2:226
   遠回しに自分のことも混ざっている。
   一人のゴーストとしての意見ってことで
   参考にな。 ]


                        石だって投げればどこかに当たっただろ?
                        願いだって投げとけよ、
                        狙い通りに当たるかもしれないだろ


 
(76) 2022/05/28(Sat) 16:53:17

【人】 ウーヴェ



    おー、悩めよ若者
    悩んだ数だけ心が頑丈になるぜ

    シーフードピザな、了解
    どんどん食べて大きくなれよ


 [ 笑いながら揶揄うように一言付け足して……
   最後のは余計だったか?

   ピザは大人数で食べるには向いているしな>>2:227

   まさか一人で食べるなんてことは……
   あったりするのか?
   その答えは後でわかることになるはず。 ]**

    

            あと俺は優しくないゴーストだからな
            勘違いすんじゃねーぞ
            シーフードピザが
            ハバネロまみれになってないといいな?


 
(77) 2022/05/28(Sat) 16:53:47

【人】 ウーヴェ



   ─ 回想:乾杯 ─


[ 乾杯。
  人との出会いに。
  祝い事に。
  記念日に。

  小気味良いグラスの合わさる音
  高く上がるグラス

  そして口に広がる求めていた味わい。
  体の奥へと染み込んで
  今日という日を特別なものにする。

 
  まさか最初の言葉を使われるとは……>>2:251 ]


 
(78) 2022/05/28(Sat) 16:53:56

【人】 ウーヴェ



 [ 合わさったグラス。
   グラス越しにこちらの顔が見えたとしたら
   その顔はほんのりと赤みを帯びていたことだろう。

   でもそれはすぐに
   彼の背中を叩く動きによって変わるはずで。



    
一瞬だけ見えた……? 恥ずかしいから内緒な? ]**


 
(79) 2022/05/28(Sat) 16:54:09

【人】 砂の民 スティグ

 
…うまかった。


[満足げなため息をついた。
皿の上は綺麗に何もなくなっている。

あの皮、次に食べるのは何年後になるだろうか。
それとも案外、色んな所に置いてあったりするのだろうか…
あの皮を探して色々な酒場を巡るのも、ありなのかもしれない。

とはいえ、今日は、満腹だった。
もう酒くらいしか腹に入らない。

鞄の中をちらりと見る。
3つの中身が入った瓶に、2つの空き瓶。
これだけ揃えば、もう十分だという気持ちもある。
彼らの酒を、友人が喜んで飲まないわけがない、という確信にも似た気持ちがある。]
(80) 2022/05/28(Sat) 19:36:59

【人】 砂の民 スティグ

[だけども…
今なら自分も、今の友人とでも、昔のように一緒に沢山のうまい酒を飲める気がする。
そして、友人もそれならともっと沢山欲しがってくれるのでは、と思う。
友人が、昔の酒場で一緒に過ごした夜を今も覚えていてくれているのなら。

つまり…これを分け合うだけでは足りんかも。
自分も楽しく飲むなら猶更だ。
さっきの店員も2杯作ろうかと言ってくれていたのに、今更うまい酒の味を思い出してしまった自分が憎い。
いや、彼と飲んだ酒もうまかったから、これは彼の責任でもある…


謎の責任転嫁を始めようとした時、机の上の写し紙に挟んだままの青い薔薇の花びらが目に入った。
そういえば、店の外に立っていた、胸元に薔薇を挿した彼も先ほど、店内で青年に料理を運んでいたようだった。
やはりこの店の店員だったのだ。]


すいません、お酒を貰えますか


[店内をぐるりと見回し、
彼の姿が目に入れば、どこか軽い気持ちで声を掛けた。]**
(81) 2022/05/28(Sat) 19:38:37

【人】 偽冒険者 キンウ


[全てを覆いつくすような霧。

それは怖い?

いや、どこか優しかった。


先を見通すほどに濃く深く
しろねず色
から
真白
に近くなってゆく。

……ギョクトの真名は真白マシロ
一度は堪えた涙だった。
でも今、はたりと。
涙が一粒零れた。

と、その時。
背後から声がかかったのだ]


 「帰りたいと思うか?
   今でも、その場所に」>>70

[……アタシが後ろを取られるなんて。
さすが、神出鬼没のゴーストだね?]
(82) 2022/05/28(Sat) 21:12:00

【人】 偽冒険者 キンウ


 「恋しいのなら
   確かめに行ったら良い」


 [ ……うん、恋しいよ。
  でもね、私は東へ征けなかった。
  いつもアタシは逃げていた。
  追いかけて来るんだ。
  『抜け忍』は許されないこと。
  アタシの頭の中の情報がアタシを殺す]

 
 「同じ道にはもう戻れない
    同じ場所には帰れない

   だからこそ前に一歩踏み出せ」>>71

 [ゴーストのお兄さんの言葉は続く。
 扉の外を向いたままの、肩が震える]
(83) 2022/05/28(Sat) 21:17:13

【人】 偽冒険者 キンウ


[だっておかしいよね?
……まさかゴーストに
生きるための背中を押されるなんて]

 お兄さん、やっぱり貴方は
“いいゴースト”
だね。

 ねえ、お兄さん。良ければ貴方の名前を教えて?
 ……貴方のことを覚えていたい。

 
──
今日の出逢いを覚えていたい。

 この地で旅が終わっても、終わらなくても。



[──しまった。
人に名前を聞くには、まず自分から名乗らなければ]
(84) 2022/05/28(Sat) 21:18:34