人狼物語 三日月国


45 【R18】雲を泳ぐラッコ

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視点:


【人】 元チアリーダー  早乙女 菜月

[「ナツキー! 断髪式の準備できたよー」と声をかけられて、「はーい!」私は慌ててクラスメイトのところに向かう。勢いあまって鞄が倒れた。
 ジョキジョキ切り終えた友人は、鞄からはみ出た本に目を向ける>>24
 そこに書かれたメッセージは、ユウくんだけが知っている。]
(133) 2020/09/28(Mon) 22:57:55

【人】 元チアリーダー  早乙女 菜月

[幾たびかやり取りを続けていれば、当然だけど私のことを聞かれた>>114。]


 私は、


[そこまで書いてペンが止まる。]
(134) 2020/09/28(Mon) 22:58:46

【人】 元チアリーダー  早乙女 菜月

[散々悩んで、書いては消して、結局は「チア部」の情報も擦って消して。
 名前だけを残した。]
(135) 2020/09/28(Mon) 23:02:30

【置】 元チアリーダー  早乙女 菜月



アキナ、だよ。


 
(L5) 2020/09/28(Mon) 23:03:44
公開: 2020/09/28(Mon) 23:05:00
(a19) 2020/09/28(Mon) 23:08:09

サティ家次期当主 シャーリエは、メモを貼った。
(a20) 2020/09/28(Mon) 23:12:05

【人】 二年生 小林 友



  「いいとも、なんでもかまわない。
   神様のお授けなった子供だから、
   大事にして育てよう。
   きっと大きくなったら、りこうな、
   いい子になるに違いない」

  ─────『赤いろうそくと人魚』
               小川 未明

 
(136) 2020/09/29(Tue) 0:54:45

【人】 二年生 小林 友

[バスケ部の面々にアイスを奢られ帰ったあの日。

 家に帰るなり、出迎えた母さんは
 ぎょっとした顔で俺を見た。]


  「やっだアンタ!目が真っ赤!
   なに、どしたの。」


[小太りの腹に押されてぱつぱつになった
 エプロンで手をふきふき、
 俺の顔を覗き込もうとするものだから
 俺はいやいやと首を振って逃げた。]


  おふくろには関係ないだろ!
  ……別に、なんもないったら。


[いや本当は今日は人生で一二を争う
 トンデモ現象に遭遇したのだけれど。
 それを母さんに言ったところで
 信じて貰えないだろうし……それに
 心配症の母さんは多分、もっと別なことに
 気をもんでいるに違いないのだ。

 ほら、部屋に行こうとする俺の前を塞ぐように
 視線をさ迷わせながら、忙しなく手を揉み合わせ]
(137) 2020/09/29(Tue) 0:55:16

【人】 二年生 小林 友



  「…………本当に、何も無いの?」


[この、目。
 慈しみ溢れるこの目を向けられると
 俺はもう、何も言えなくなる。
 昔っから、そう。

 彼女は、自分の息子がいじめられてやしないか
 それを健気に心の内に留めてやしないか
 心配で心配で仕方ないのだ。

 安心して、母さん。
 あんたの息子はいじめられてない。
 今日も陽気で心優しい連中に囲まれて
 ソーダアイスを食ってきたところ。

 あんたの息子がこんなんなのは、
 いじめのせいとかじゃ、全然なくて
 ただ、あんたの息子がダメなだけ。]
(138) 2020/09/29(Tue) 0:55:46

【人】 二年生 小林 友

[それを、ぶちまけられたらどれだけいいか。

 結局、その日も俺は沈黙を選択して
 母さんを半ば突き飛ばすように自室に籠って
 ─────ふと、図書館から持ち出した
 あの本のことを思い返すんだ。]


  ……やっべ、手続きなんもしてね……
  ………………あー、まいっか。


[どうせ日陰に生きるもの。
 ここに「図書館からの無断持ち出し」の前科が
 加わったところで、一体なんだというのか。

 本を捲って、あのクソダs……いや、
 キッチュな便箋を探すと、
 それは変わらず本の間にいた、が。]
(139) 2020/09/29(Tue) 0:56:17

【人】 二年生 小林 友



  
返事、来てる……!



[青いインクに続けるように
 シャーペンで書かれた文字が>>L2>>L3
 便箋の上に流れている。

 誰かの返事を、俺は視線で舐めるように
 何度も、何度も見返して……やがて
 ひとり天井を仰いで嘆息するのだ。

 誰かに、聞いて貰えた。
 返事が、来た。
 そして、そこはかとなく、女子の匂いがする。

 ひくひく、口角が上がっては、下がり。
 別に、便箋越しの相手がゴリラだろうが
 ムキムキだろうが、構わなかった。
 俺は誰にでもいいから話を聞いて欲しかった。]
(140) 2020/09/29(Tue) 0:56:56

【人】 二年生 小林 友

[だから、返事を書いたんだ。
 顔を見れば声も出ないくせに、
 人かどうかも分からない相手になら
 こんなに嬉々として筆が取れるのかって
 自分でも意外なくらい。]
(141) 2020/09/29(Tue) 0:57:12

【置】 二年生 小林 友




  へえ、タメじゃん!
  図書館はいつも俺一人だったけど……
  この本、他に誰も読まないと思ってた。
  所謂、ハピエンものじゃないし。

  俺も、絵があるのも好き。
  けど、この本は写実的っていうか……
  読んでるうちに頭の中に風景が浮かぶんだ。

  そう、初めてなんだ。
  じゃあ………………


(L6) 2020/09/29(Tue) 0:58:13
公開: 2020/09/29(Tue) 1:00:00

【人】 二年生 小林 友

[何度も消しつつ、そっと書き添えた文句は
 便箋越しの相手だけが知ってくれていればいい。]
(142) 2020/09/29(Tue) 0:59:38
村の設定が変更されました。

【人】 花の名 リフル



  さぁ、どうかしら。


[「すきなひとは居ますか」>>122
きっと自分だって問われたら困る様な続きが飛び出したが、
私は何でもない様な顔と口振りで答えた。

私が何かを語るよりも、
今は彼女の指先のもたらす感覚に浸っていよう。

撫でられながら、
更に続いた彼女の声に耳を傾ける。
可愛らしい悩み>>123は、恋の悩みだろうか。
私はそれを掘る事はなく、]


  さぁ……どうかしら。


[先ほどよりも小さくなった声で、同じ言葉を繰り返した]
(143) 2020/09/29(Tue) 4:21:45

【人】 花の名 リフル

[優しい曲を聴く耳よりも、
優しい指を感じる皮膚の方が優れる。
心地よく揺れる感覚は、一種の子守歌の様。

それで眠ってしまったのだろうか。
握られる私の手の感覚は──無い。
義手にだって触れられれば>>125わかるのに、
今の私は何もわからない。
呼ばれる声も届かない。
あなたの悲痛な声>>128も、この耳は聴けない。

私は顔だけは穏やかに、
けれどぐたりと右側へ首を傾ければ、
彼女の飾ってくれた花が、音も無く下敷きになった。

花びらがぶちぶちと千切れたが、
私の頭があるせいで、風に乗って飛び立つ事も出来ずに。**]
(144) 2020/09/29(Tue) 4:21:50
花の名 リフルは、メモを貼った。
(a21) 2020/09/29(Tue) 4:26:58