人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

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【人】 箱庭の雛 フェレス

[ そのことがバレたのは何度目か、
  善人の女は心配そうに問いかける。
  大丈夫ですか?

  少女はその人物の望むように答えた。
  大丈夫だと、か弱く、怯えたように。

  善人の女は可哀そう、守らなきゃなんて、
  英雄思考のような感情を思い出して。

  少女は、安全を願い彼女に縋った。
  彼女の感情を刷り込まれて、正義を刷り込まれて、
  それでも、と。]

  大丈夫だよ、クレア
  信用して?

[ 深い繋がりを求めた。
  遠く、彼方、一人は寂しいと凍えるのだ。
  少女は母親を失った。 ]
(145) 2021/12/16(Thu) 0:45:40

【人】 箱庭の雛 フェレス



[ 少女は失い続ける、けれど辞めることはない。    
  何故なのかと問われれば少女は語る騙る
     ――――綺麗に死ぬためだと■■に■■■ためだと。 ]


(146) 2021/12/16(Thu) 0:46:02

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ 少女はそのためならなんだってやった。

  母のいない生活に慣れて来た時。
  魔女の機嫌を損ねないように、
  魔女の娘になった。
  ■■■は、
   
少女だった。

  少しずつ本当にも慣れて来た時。
  悪魔に捨てられないように、
  悪魔の神になったを演じた
  私は、天真爛漫な女だった。

  普通にも慣れて来た時。
  正義感の強い善人が夢を叶えるように、
  健気な娘になったを演じた
  僕は、か弱い少女だった。

  気が付けば何者でもない少女にも癖がついた。
  嘘の中でついた嘘がわかる仕草。
  その時には決定的に何かが壊れていた。 ]
(147) 2021/12/16(Thu) 0:46:22

【人】 箱庭の雛 フェレス


   (だから諦めていた、)    




(きっとその夢は叶わないって、)       



      (願うだけ無駄なこと、)


(そう思って心の奥底を守る、)            


    (なのに、)

(なのに、)    
(148) 2021/12/16(Thu) 0:46:35

【人】 箱庭の雛 フェレス



  私、僕、……いや、違う


[ 零れるのは宝石のような涙。
  そして、大切な言葉達。 ]


  ずっと苦しかった、けど


[ 演じることも、騙ることもない。
  願いを。

  あの頃に叶えたかった夢を。 ]
(149) 2021/12/16(Thu) 0:48:30

【人】 箱庭の雛 フェレス

 


  人といっぱいお話して友達たくさん作って、
  見たこともないような綺麗なとこにいって、
  幸せだって、自由だって笑いたい


[ 諦めてたこと、
  それがたくさん溢れて、流れ出て。 ]


  だからっ!


[ あの日に言葉にしなかった、叫びを。 ]
(150) 2021/12/16(Thu) 0:48:54

【人】 箱庭の雛 フェレス

 


  
■■■は優しすぎなの

  
もっと自分を大切にして欲しいわ?


  
私はいつも神様に願ってるのよ?

  
私の愛する■■■が自由に生きて、

  
誰よりも幸せになりますように、って


 
(151) 2021/12/16(Thu) 0:49:25

【人】 箱庭の雛 フェレス

 

  記憶/少女は[ただ死にたかった]  


塗りつぶされた嘘を、  
本当の言葉でかき消した。
(152) 2021/12/16(Thu) 0:50:33

【人】 箱庭の雛 フェレス

 



―― 記憶/少女はただ幸せに生きたかった ――



 
(153) 2021/12/16(Thu) 0:51:00

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ 掠れたように声にならなかった言葉、
  少女は声になりそうだったことを知らない。
  その言葉の意味を知らない。

  忘れ去られた宝物。
  たった一つの存在証明。

  再び少女の言葉として世界に記憶されることはなかった。
  けれど、その言葉は少女の心の中で確かに生きていた。 ]
(154) 2021/12/16(Thu) 0:51:45

【人】 箱庭の雛 フェレス




メミニ、愛しているわ   



[ 幸せをいつも思い出せますように、
  そう願われた少女の名前が。

  メミニ。
  少女の唇は確かに動いた。* ]
(155) 2021/12/16(Thu) 0:52:06

【人】 星集め サダル

 
マスターヘイズ様と:
sideベリル


ベリルは、マスターのものである。
マスターが望む事が全てで。マスターに望まれることは至上の喜び。
>>138だから幽閉されて契約が切れかけた時は死を覚悟した。マスターの宿敵に身体を恣に弄ばれた時、その屈辱は筆舌し難い程だった。
けれどその代わり、助けに来てくれたマスターに、ホムンクルスに魂があるというのなら魂が揺さぶられるほどの幸福を味わってしまっていた。
あなたと共に生きられること。
ベリルはそれだけで良いのだ。
でも、だから。
>>-427彼の言葉は青天の霹靂だった。
 
(156) 2021/12/16(Thu) 5:52:10

【人】 星集め サダル

 
「そう思ってくださるのはとても嬉しいです。マスター。
 でも、マスターの喜びが私の喜び。
 マスターの望みが私の望み。
 ですから、そういうことはあまり…なのです。」
 
 
そうやって気遣ってくれる優しさで満たされてしまう。
彼は成長し、ホムンクルスは見た目は衰えなかったけれど。
ちゅ、と彼に口つけて。
彼を優しく寝台へと押し倒す。
 
 
「ただ。長生きしてくださいね、マスター。
 願いがあるとするならばそのくらいです。」
 
(157) 2021/12/16(Thu) 5:52:27

【人】 星集め サダル

 
それと、貴方の子を産んでみたかったと。
そう思い小さく口にしたのは、サーシャのことを感覚的に知っていたからか。それともどこかで聞き及んだからか。
ホムンクルスの身体ではできないこと、と、理解してはいるけれど。
貴方には貴方らしく生きていてほしいと、ベリルは教もまた彼を愛する。

さて、今日は抱こうか、抱かれようか。
彼の体をさすりつつ、微笑んだ。**
 
(158) 2021/12/16(Thu) 5:52:42

【人】 星集め サダル

 
―後日談―
 
無事に双子の男の子を出産して。
それからの毎日は怒涛の如く。
赤ん坊を育てるのは大変で、それが同時に二人なら尚更大変で。
イクリールさんの手助けもたくさん借りて。
ルベドを始めとしたホムンクルスたちの助けも借りた。
同じ顔を見るのが苦痛だ、なんて言っていられなかった。
子供たちは混乱するかもしれないから、多用はなるべく避けたけれど。
子供を育てながら冒険者ギルドの受付で働く事ができた。
子供が小さなうちはギルドにも連れてきたり、近場で預かってもらったりなどして。
そんなふうな毎日が、濃密で大変で。
 
自分が自分であるために。
私だけをみて欲しくて。
そんな事を言う暇がないくらい忙しかった。
親になるとは、そう言うことかもしれない。
 
(159) 2021/12/16(Thu) 6:01:39

【人】 星集め サダル

 
そして、私はやはりホムンクルスでもあり、人間でもあるようだった。
今までがそうであったように、この体は成長はしない。一部分を除いて。
その一部分は、子育てをする際に必要だったからか、胸は少し膨らんだ、その程度のことだけれど。
そんなふうに過ごして、いつの頃だっただろう。
彼は、毎年エオスに来て、イクリールさんの所には来ていたのかもしれないけれど。
 
(160) 2021/12/16(Thu) 6:02:02

【人】 半淫魔 メレフ

ー後日談 閑話 これから大人になる君へー


[オイルランプの僅かな高原だけを頼りに、手紙をしたためる。
傍には書き損じた何枚もの紙の束と、小さな箱と、ワインとグラス。

生憎、このような贈り物は不慣れで、本当にこれで良いか何度も首を捻り、文言を見返して、そして気に入らずに紙を丸めて放り捨て、紙束の山をより高くする。

結局書き上げた頃には、オイルランプの灯りは切れて、部屋の窓から日の光が差し込んでいる有り様だった。

さて、この手紙と贈り物はどうやって渡そうか。
本人に渡すのは照れ臭い、さりとて信用できない人物に渡せない。
ーーイクリールであれば、きっと適任であろう。

そう思い至り、手紙と荷物を纏めて、さっさと部屋を後にするのだった。]
(161) 2021/12/16(Thu) 12:34:50

【置】 半淫魔 メレフ

『拝啓 サーシャ様

子供への祝酒。
ちゃんと飲めるようになるまで、取っておく事。
その為のおまけもつけといた。』

[手紙の内容は、至極簡素でぶっきらぼうなもの。
手紙に付属していたのは、上物の酒と、グラスが一つ。
そして小箱。

箱を開ければ、小さな懐中時計が入っている。
蓋の表部分には、細かく、びっしりと彫刻が施され、中心には何時ぞやの紅血晶の欠片が埋め込まれている。
ーーそれは、所有者を悪意から守る魔法陣の彫刻と、陣を起動させる最上級の魔力源。

蓋を開ければ、一点の曇りなく磨き上げられたガラスの中に、長針と短針が寸分の狂いなく時を刻む。
そして、蓋の裏には一言、この時計を受け取る人物の平和と成長を願う言葉が添えられていた。]
(L0) 2021/12/16(Thu) 12:35:23
公開: 2021/12/16(Thu) 12:40:00

【置】 半淫魔 メレフ

『ーーこれから大人になる君へ。
君を想う全ての人を代表して、これを贈る。』
(L1) 2021/12/16(Thu) 12:37:34
公開: 2021/12/16(Thu) 15:35:00

【人】 魔術師 ラヴァンドラ



 魔術師は、少女の吐露を静かに聴いていた。
 言葉を挟めば消えてしまう気がして
 どんな慰めも傷付けるのではと恐れて。


    
偽 欺瞞 絶望 喪失
      後悔 切望 諦観 渇望



 綯い交ぜの感情は嵐に荒れる海さながらで
 少女が溺れてしまわぬか、些か不安だが。
 ―――― けれど女の心配を横目に
 雛鳥は、きちんとその言葉を、口にした。


 
(162) 2021/12/16(Thu) 13:44:20

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 


   撒いた種から 花が咲くように
   月が沈んだ後 太陽が昇る様に
   夜が終われば 朝が来るように



       
が解ければ、
           ―――― 
になる



 
(163) 2021/12/16(Thu) 13:44:35

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 少女の唇が確かに紡いだ、その三音。>>155
 パイ屋で出会ったフェレスでも 依頼主のテテルでもない
 その名を拾い上げた女は、小さく呼んだ。

 それから――少女の反応を待つことなく、
 す … と顔を近づける。


  「 …… ごめんね? 」


 謝罪が受け入れられるかは兎も角として、――
 魔術師は、薄い薄桃の唇を
 少女にそうっと重ね合わせ。

 
(164) 2021/12/16(Thu) 13:44:43

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 



    魔術師は彼女の呪いを … ごくん、と
       体内へ収めるように飲み下した。



 
(165) 2021/12/16(Thu) 13:44:51

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 それは、――彼女の名前を呼んだ時点で
 ある程度まで解けていた呪いだったかもしれないし
 過ぎた時間の長さ故に強固で、
 容易には解けてくれないものだったかもしれない。


      どちらにせよ魔術師は、
      少女を不安がらせないよう、微笑んで。


  「 …… ね、ほら、
    大丈夫だったでしょ? 」


 そう言ってもみせるのだけれど、
 ―― あまり余裕ぶってもいられないものだから。

 
(166) 2021/12/16(Thu) 13:45:22

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 私の近くにいると、
    …… まだ、呪いの影響 出ちゃう、かも。

    だから、また明日にでも おいで。
    ―――― それで依頼はおしまいだから 」


 少女が頷いてくれるのならば、
 魔術師は冷えた指先をどうにか動かして
 奥に引っ込んだままの人魚へ声を掛けよう。


 
(167) 2021/12/16(Thu) 13:48:03

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 依頼が終わった旨と、
 少女の見送りを頼みたいことを伝えれば
 人魚は果たしてそれを受け入れてくれただろうか。


 魔術師は少女に影響が及ばないよう、
 一定の距離を保ちながら
 生きたいと願った少女のことを、見詰めるのだけれど。*


 
(168) 2021/12/16(Thu) 13:51:00

【人】 魔剣持ち ヘイズ

ーベリルとー

ベリルの答えは、やはり予想通りのもの。
口づけられるまま、ベッドに押し倒される形になる。
最初の頃と比べてこういう点は随分積極的になった、のだろうか。

「わかった。長生きするよ。
 僕の寿命がベリルの寿命でもあるしね。

 …そうだなあ。自分の将来の事はもう少し考えてみるよ。」
(169) 2021/12/16(Thu) 13:52:08

【人】 魔剣持ち ヘイズ

ベリルの子供がほしいという願いを知っていたら、多分それを叶える方法を探しただろう。ただ、ベリルからその望みを聞くのでなければ、自分の先の事は分からなかったから、生まれてくる子供の事を考えて、子供を作りたいと考える事はなかったかもしれないけれど。

そうしてまたいつものように抱いて、抱かれて、冒険を続けて。
何年も過ぎて、随分歳を経た頃、ヘイズは魔剣を元の洞窟に封印し直して二人、森の奥に隠遁した、とも言われる*
(170) 2021/12/16(Thu) 13:52:38

【置】 星集め サダル

 
私に届いた包み。
>>161その差出人の名前は聞く事ができたのか。
できなかったとしても。
贈り物に使われた紅血晶が、あの日のことを思い出させて。
目をパチリと瞬かせる、
私は、あの時失礼なことをした自覚はあった。
契約を反故しかねないことを言ったのだ。
彼には食事が必要だったのに。
けれど、堤を開けて気づく。
二つの懐中時計。これは私に向けてではなくて、生まれてきた子供達のためのものだ。
人の心を信じられるように。信じてもらえるように。
そう名付けたキエと。
人に慈雨のよう優しさを与えられるように。与えてもらえるように。
そう名付けたシトゥラ。
生まれたばかりのこの子たちへ、メレフさんからの。
 
(L2) 2021/12/16(Thu) 18:54:08
公開: 2021/12/16(Thu) 19:00:00

【置】 星集め サダル

 
鑑定すると、所有者を悪意から守る魔法陣の彫刻と、陣を起動させる最上級の魔力源が在るのだと分かる。
くす、と小さく笑い声。
 
 
「一番先に、代表で贈られてしまいましたね。」
 
 
でもそれは得難い事。
生まれたことを祝福されるなんて、なかなか無いと知っているから純粋に嬉しくて。
 
(L3) 2021/12/16(Thu) 18:54:29
公開: 2021/12/16(Thu) 19:00:00