人狼物語 三日月国


33 【恋愛RP】Umbrella×School×Love!【R15】

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【人】 絵描き 要

「あー、うん。多分。毎年盛り上がってるみてぇだし、それなりに人は多いんじゃね?」

やっぱり。
やっぱり。そうだよな。あんなにいい演奏ができる人の一人だ。そりゃ人も沢山来るし、盛り上がりもするだろう。
だから、諦めるしかない。
そう自分に言い聞かせる。

僕が悪いんだから。僕が、悪いんだから。

そんなことを考えている時に、ポツリと聞こえた言葉>>1:275
に、何となく、自分という存在を認められた気がして
嬉しくて、でもそんな言葉、僕にはもったいないような気もして、ああ、でもやっぱり、さっきよりは気持ちが軽くなった。

だから、ただ一言。
「ありがとう」
と微笑む。
(7) 2020/06/17(Wed) 12:22:36

【人】 絵描き 要

「俺は3-A、雨宮っての」

唐突に告げられたその名前に、僕も名前、言ってなかったことを思い出す。

「あ、僕は須藤要です」

へえ、OBじゃなくて、ここの生徒だったんだ。お客さんとしてじゃなくて、接客する側として、あの場にいたようだ。

なんでスーツなのかは知らないけど。
それからタバコ……。タバコ……?

……。
…………。

「ふえっ?!三年生なんですか?!」


だってタバコ。それからタバコ。いや、たば……。
ま、まあ?ここは誰も来ないし、言わなければバレないだろう。……と思いたい。

やっぱりふりようじゃないか!!!
まあ僕だって人のことを言えないぐらいのふりようっぷりなんだけど。

「じゃあ僕らふりよう仲間、ですね」

なんて。受け取ってもらえるか分からないけど。
それでもなんだか嬉しくて、僕は笑った*
(8) 2020/06/17(Wed) 12:37:53

【人】 絵描き 要

お昼。
どうしようか……?
残念ながら弁当は持ってきてない。母親には文化祭だから、きっとその辺で食べられるよ、なんて適当に嘘をついてしまった。

自分で作る?いやいやいやいやいやいやいやいや。

ぐぅ。

腹が減った……。
この教室、塩、とか置いてない……かな?

ってだめだめだめだ。
危ない思考に囚われてる。

兎にも角にも、とりあえず、外、行ってみる、かなぁ……。
はあ。
(9) 2020/06/17(Wed) 12:43:37

【人】 絵描き 要

コンコン。

ノックの音が鳴り響いた。

「あ、どうぞ」

と返事をすると入ってきたのは、学ランを着た背の大きな男だった。
昔、高身長に憧れていたこともあり、少し羨ましげな目線を向ける。

どうやらお客さんだったようで
「喫茶店って、ここですか?」
とこちらの様子を伺っている。

「あ、いらっしゃいませ。お飲み物は何に致しますか?」
なんて、言葉が、するりと出たのは多分、二度目、だからだろう。

どうも二人は知り合いのようで、仲の良さそうな雰囲気が感じられる。
なんとなく羨ましくて、ぼうっと見ていたらいきなり
「な?」と声をかけられ、

「は、はい!」
と勢いよく返事をしてしまう。

でもよくよく思い返してみると
それはタバコの話のようで、

「あ、でも僕は17も18も19も20も大差ないと思いますよ。3歳とかだったらさすがに止めますけど……」

なんてフォローなのかなんなのかよく分からない言葉をかけた。
気分は昔話の蝙蝠だ*
(14) 2020/06/17(Wed) 13:19:41
絵描き 要は、メモを貼った。
(a3) 2020/06/17(Wed) 13:45:48

【人】 絵描き 要

「なんだよそれ。何がおかしいんだよ、俺のどこが不良だっつーの」

あれ?怒らせちゃったかな?
そんなふうに心配したのも、つかの間。視界が真っ白に染まる。
少し煙たいけど、咳き込むほどではない。

それから煙に隠れるようにかすかに、クスクスという声が聞こえた気がして、ああ、なんだ。
嫌ではなかったようだ。

ちょっと涙目になったのはきっと煙のせいだ。
だから、目を擦って、ほんと。
喫茶店やって、よかったなあ……*
(21) 2020/06/17(Wed) 14:32:39

【人】 絵描き 要

「残念だったな、そいつとはふりよう仲間なんだ」

「な?」
と同意を求められ、
僕はふりよう仲間と認めて貰えたことが、嬉しくて、勢いよく頷く。

でも、正しいことを言ってる人が責められるのもなんだかおかしな話だなと、一考する。

「えっと確かに、タバコを吸うのは悪いことですけど、僕も悪い子ですから、先輩にやめろ、とは言えないです……はい」

とフォローになってるのか、なってないのか、よく分からない言葉パート2。

なんとなく板挟みになってるような感覚はある。

というかなぜ二人とも僕に聞いてくるのだ!
僕にどうしろって言うんだ!!!!

なんだかよく分からない逆ギレまでしてしまう始末である。
(22) 2020/06/17(Wed) 14:42:45
は、>>22*
(a5) 2020/06/17(Wed) 14:47:03

【人】 絵描き 要

さてと。
とりあえず何があるかすら分からないから、至る所に貼ってある出し物のチラシをじっと見つめる。
カレーに、焼きそばに……、
駄菓子とかタピオカは飯の代わりにはならないなあ……。

そう思うと存外食べ物系は少ないのかも。

とりあえず焼きそば屋でも見に行くか、と
人混みを避け、ふらふらと歩く。

うう、腹が。
(30) 2020/06/17(Wed) 17:45:43

【人】 絵描き 要

すっ。
ざざざざっ。

焼きそば屋が見えた瞬間、
俺は全速力で焼きそば屋から逃げ失せた。

な、な、なんなんだあの、人の数は……。
みんなそんなに焼きそばが食べたいのか?
意味がわからない。

えっ?じゃあ逆にこれはカレー屋が空いてるパターン?

そう思って、カレー屋の位置する教室の辺りを見てみると明らかに人だかりが……。
えっ。なんで……?
怖。
(31) 2020/06/17(Wed) 17:47:59

【人】 絵描き 要

これは神様が僕に何も食うな、と、
暗に告げているのでは……?

いやいや、意味がわからない。
名前も顔も知らない神様になんだってそんな仕打ちを受けなくちゃならないんだ。

ああ、お腹がすいた……。
タピオカ、駄菓子、
はたまたもう一層のこと外へ出て何か買ってこようか。
それとも我がアトリエにひきこもってコーヒーでもがぶ飲みするか……*
(32) 2020/06/17(Wed) 17:54:26

【人】 絵描き 要

ありがとう。美味しかった。

この言葉を貰った時の喜びは計り知れない。
なるほど、今なら料理人の気持ちがわかった気がする。なんて、不遜すぎるけど。

「こちらこそ、ご来店ありがとうございました」

それから彼は黒板にある絵を見ながら、
そして財布を弄りながら、
何かを伝えようと言葉を紡ぐ。

それはしっかりとは言葉にはなっていなかったけれど、なんとなく、なんとなく、うん。
伝わった気がする。

なんて言うか、うん。
彼はきっと、本当は、ふりようなんて呼ぶには真っ直ぐで、いい人、なんだろうなって。ただ少し不器用なだけなんだろうって。
じゃなきゃ、こんなに、すっと言葉が入ってこないだろう?

それでもライブ、、行くよ、とは、返せなかったけど。

「またのご来店、お待ちしております」

タバコが吸いたくなったらいつでも。なんて、存外に意味を込めて、彼を見送った*
(46) 2020/06/17(Wed) 19:46:53

【人】 絵描き 要

おお……。
学ランの彼が、急にタバコを吸ったのには驚いた>>39
中々に行動力のある御仁らしい。

いや、僕もタバコなんて吸えないけど。
そもそもそこまでしてふりようになんてならなくても……。
とかなんか色々思い浮かんだけれど、

アイスコーヒーで、と注文を貰い、浮かんでいた思いは泡のように消え去った。

マッチを一本摩って、ガスバーナーに火を灯す。
彼の名前は、矢川というらしい。

「ああ、僕は二年の須藤要です。よろしくお願いします」

自己紹介も三度目となると中々様になっているような気がする。
そんな自分を誇らしげに思いながら、
小さなやかんに水を入れ火にかけた。
(47) 2020/06/17(Wed) 20:00:04

【人】 絵描き 要

かたり、とかすかに響いた音の元を探ってみれば、
それは、何らかの楽器のようで、
3-Aという言葉と、その楽器とが、結びついた。

結果出た結論、
あれ、もしかして、それはギター……ではなくベース?だっけ?なのでは?

「あれ、もしかして、ライブに出るのって矢川先輩だったりします?というかさっき、3-Aでベース?弾いてました?」

つい、気になって聞いてしまう。
いや、外れてたら申し訳ないけれど、もし当たっているのなら、こんなに嬉しいことは無い*
(48) 2020/06/17(Wed) 20:08:38

【人】 絵描き 要

「ほわあ。すげー!あのベースを!すげー!」

思わず、身を乗り出した。
それでもビクともしないのは流石、理科室の机である。

誇ったようにして、言わないところもカッコイイ。
いいな、羨ましいな、なんて。

あ、お湯が沸騰したようだ。
コーヒーの粉をセットしたグラスをにお湯を注いでいると、ライブへのお誘いの声がかかる>>61

「あ……」

お湯が溢れた。粉がグラスに混入する。
何やってんだか。

慌てて、別のグラスと、それから簡易フィルターと粉を用意し、次こそは慎重にお湯を注ぐ。

「えと、見れたら、見に行きたい、と、思います……」

声が震えないように、慎重に。
それからグラスに氷を入れて、彼の目の前に置いた。

「アイスコーヒーです」
(63) 2020/06/17(Wed) 22:51:11

【人】 絵描き 要

「つーかいっこ言わせて…なんで文化祭だってのに、男三人で、コーヒー飲んでんだよ…」

ぽそりと零れたその台詞に、僕は思わず、ふふふっと吹き出してしまった。

確かに、今まで考えもしなかったけれど、
こんな文化祭の日には、女の子と過ごしたい……と思う男子高校生も少なくないのだろう。というか多いような気がする。

「まあでも、これはこれで青春って感じ、しませんか?」

いつもいつも1人で過ごしていた僕なんかには、
到底経験できるようなものじゃなくて、
将来的に、出来るとも思ってなくて、

だからこそ、こんな時間がずっと続けばいいのに……。
なんて、他の二人には迷惑かもしれないけれど。

やっぱり、諦めきれるわけなんて、
なかったんだな*
(64) 2020/06/17(Wed) 22:57:44

【人】 絵描き 要

溢れたコーヒーともお湯とも言えない何かに、
驚いた様子の彼はこちらを気遣ってくれた>>73

「あ、大丈夫です。火傷もしてませんよ」

手をヒラヒラさせ、無事なことをアピールしてみる。

「いえ、話しかけたから、と言うより、僕の心頭滅却がなってなかったからですよ。申し訳ありません」

意味がわからない言い訳をしてしまった。
僕は修行僧か。

いや、でも実際問題、心の揺れがお湯の溢れに繋がったのは事実で、心頭滅却出来てなかったという言い分もあながち間違いでもないような気がする。その単語はあれだけれども。

まあ何はともあれ、彼が悪い訳では無い、と伝われば幸いである。



おるた……?ん?ら?うん?
よく分からないカタカナの羅列をスラスラと並べる彼。
それを聞く、彼もそのカタカナを理解はしているような雰囲気。

あっれ?分かんないの僕だけ……?
まあ聞くのもなんだろうとにこにこした顔で適当にうんうん頷いておく。
コーヒーは美味しいかったらしい。それは良かった。
うんうん。
(83) 2020/06/18(Thu) 8:09:56

【人】 絵描き 要

すると、ふりよう仲間の彼は唐突に、
僕の絵を指して、
あろうことか彼に、紹介をしだした。>>69

あわわわわわわ。
彼の反応が怖くて、そちらの方を向くことが出来ない。
そればかりか目を瞑って耳を塞いでしまいたい気分だった。

「あー、すいません、勝手に描いたりして、えと、その、演奏を、汚したり、な」

そう言いかけた時、
聞こえたのは感心したような、声。>>76

それから、言ってくれた。
彼が感じていたものと似ている、と。
嬉しい。って。
凄い、って。

今までの不安と緊張感から解放され、
しかも褒められたものだから、
じわりと涙腺が緩んだ。

あれ?俺って泣き虫?いや、そんなこと……。
ああ、たしかに。昔は泣き虫だった。
そんなことも忘れてしまうくらい、人と話してなかったんだって。
気付いた。気付いてしまった。
(85) 2020/06/18(Thu) 8:22:33

【人】 絵描き 要

僕は二人にバレないようにこっそり
目元をゴシゴシとそでで拭いたが、バレてるかもしれないね……。

感じたものと似てる、なんて。
そう言われることほど、嬉しいことは無い。
絵描き冥利に尽きる、というものだろう。

嬉しい。
すごい嬉しい。

今なら空も飛べそうな気がする。
あ、ごめん嘘。やっぱそれは無理。
(86) 2020/06/18(Thu) 8:28:32

【人】 絵描き 要

そんな喜びに浸っていると、
「───ひとつ、聞いてもいい?」

……声のニュアンスからは聞きたいことはなんとなく、理解出来た。
僕が逃げてきた、問題。
僕が避けてきた……。

雨の音が妙に大きく聞こえる。
ポツポツポツポツと五月蝿い。
どくんどくん、と僕の心臓の音も聞こえるような気がした。

「ライブ、苦手だったりする?」

ああ、やっぱり。
ん、違うんだけど。違うとも言えない。
なんて言ったらいいんだろうなあ。

僕は今朝入れた、もうすっかりぬるくなってしまったコーヒーを手に取り、ごくり、と飲み込む。

「そういう訳では、いえ、ライブ自体は一度も行ったことは無い、ですけど、多分、苦手、ではあります、ね」

喉が渇く。外はあんなにも水で溢れているのに*
(87) 2020/06/18(Thu) 8:40:15

【人】 絵描き 要

「ん、いや、なんて」

そんなことは無い。というかライブの演奏者が自ら誘ってくれているのだから、これはもうきちんと事情を説明すべきである。

気持ち悪がられるかもしれない。
一瞬思ったけど、この二人ならそんなことはしないだろう。
不思議とそう思えた。

真摯な雰囲気でこちらの方を向き、待っている彼だって。
黙ってタバコを吸いながらもこちらを気にかけている彼だって。
今日出会ったばかりの僕なんかを。
ああ、なんか違うな。

でも、なんだろ、二人になら言ってもいいな、って気がしたから。
大きく息を吸って、言葉を吐いた。

「僕、相貌失認なんです」

「人の顔、とかが文字通り、見えないんです」

「今、二人がどんな顔をしているか、さえも」

「わからないんです」

「でも、僕は知っています。人には表情があって、鼻も目も口もあって、見分けがつくって、こと」

「昔は、ちゃんと見えてましたから」
(94) 2020/06/18(Thu) 13:33:26

【人】 絵描き 要

「だから、一人、二人、くらいならいいんですけど」

「たくさんの人が集まると、もうなんかダメで」

「凄い、怖いんです」

「顔のない人達が一様に動いている様が」

「怖いんです」

「だから、」

ごめんなさい。とは言えずに、僕は口を噤む。
僕が悪いんだけど。僕が悪いから。僕が……。

二人はどんな顔をしているのだろうか。
どれだけ見ても、やっぱり、僕にはわからなかった。

雨の音だけが、しとしとと聞こえてくる*
(95) 2020/06/18(Thu) 13:39:14

【人】 絵描き 要

「あ、いえいえそんな!嫌な思いとかは全く」

そう言ってブンブン手を左右に振る。

「むしろ話しかけてきてくれた、二人には感謝してますし。
この病気の性質上、どうしても人とは話しにくいですから……。

だから僕が言いたいのはむしろ、こっちが将来的に嫌な思いをさせる可能性がありますよ、って、例えば声かけられても誰か確証が持てなかったり、あと、周りとずれたこと言う、とか?
その辺はなんか、テキトーに流して貰えたら……」

そう言って初めて、僕はこの人たちと今後も仲良くしたいのか、と気付いた。
なんて、今更か。

「そ、それに!なんと言いますか、まあ別にこの病気だって悪いとこばっかじゃないですからね!」

「例えば、芸術家としての誉と言いますか、より感覚が過敏になったように思うんです。顔が見えてる時よりも。人の雰囲気とか、音とか、それに色だって。人の顔は相変わらず、描けないんですけど……」

ははは、と笑ってみせた*
(103) 2020/06/18(Thu) 17:19:53

【人】 絵描き 要

何かを言いかけた、矢川先輩はおもむろに、スマホを取り出して、
電話を始める。

一体何を……?
話の途中で、唐突に他の電話をするような人ではないと
分かっていたから、尚のこと、意味がわからなかった。

でも聞こえてくる彼の声は
相手の声がわからなくても、
内容が想像出来るもので……。

「は……え……」

嬉しくて嬉しくて嬉しくて、
それから、嬉しくて。

この気持ちをなんて、なんて、表せば、いいんだろう。
ダメだ……絵描きの僕には、上手い言葉が思いつかないや。

ただ、言わなきゃ行けない言葉はわかる

「ありがとう」

或いはその一言だけで良かったのかもしれない。
ありのままの僕を受け入れてくれて。
それから僕の望みを叶えてくれて、
あれ、僕ってされてばっかじゃん。

情けねーの。
(117) 2020/06/18(Thu) 20:10:42

【人】 絵描き 要

いや、これから、返していけばいいのか。
うん。

それでも彼は、
>>113
「かんがえてみて」
なんて、僕を気遣ってるように思えて。

そんなんさ。
ここまでして貰えて、行かないわけないじゃん。

「僕、ぜってえ行くから!絶対!何があっても!!」


溢れんばかりの感情を、発散するように、
ついつい、気がついたら、バンバン机を叩いていた。
気づいた時、
見えないはずの二人の目線が怖くなって、慌ててうごきをとめる

……あ、

「でも、僕一人じゃ寂しいから、雨宮先輩にも一緒に来て欲しいな、なんて……」

ちらっと上目遣いで見て見ればどんな反応、するだろうか?*
(118) 2020/06/18(Thu) 20:19:31

【人】 絵描き 要

「こいつ…強ぇえな」

呟いたつもりはなかったのかもしれないけれど、
聞こえた言葉。

別に、僕は強いわけじゃ、
なんて言いかけたけど、その言葉が正しいようには思えなくて、
なんだか悩んでいるような先輩。

僕も力になりたい。
でも、どうすればいいんだろう?

なんて声をかければいいか、なんて、分からなかった。
だから、とりあえず思ったことを言う。

「よく、わかんないで、すけど?あの、多分、たとえどうにもならない事でも、人に言うとスッキリするかもしれないです。僕もそうだったし、思わぬ方向で、解決?するかもしれないですし、?」

先輩の心が軽くなってくれるといいな、なんて思いながら*
(123) 2020/06/18(Thu) 20:34:36

【人】 絵描き 要

机をバンバンと叩いたことは
どうやら笑われるだけで済んだらしい。

いや、笑われるのも恥ずかしいけど。
でも僕もなんだか楽しくなって、そして、笑った。

思いっきり。

こんなに笑ったのはいつぶりだろう?
いや、初めてかもしれない。友達って
やっぱ、いいな。
ありがとう。
ほんとに、ありがとう。

僕の言ったわがままふたつは、
一つは叶わなかったようだけど
もう一つは叶えて貰えるみたいで>>133

いつか、彼が心の傷を乗り越えられたらいいのにな。
それに必要なのが、もし誰かの手だとしても
きっと僕の手ではないんだろう。

それは寂しいことのようで、嬉しいことのようでもある。
彼が救われてくれるなら、きっとそれだけで。
僕は幸せだ。
(137) 2020/06/18(Thu) 22:44:05

【人】 絵描き 要

僕が青春って感じだよね?って聞くと、
矢川先輩が女の子の真似をしだして……。

ちょっとその身長でやるのは似合わない……。

僕の方がそれっぽくできますよ、とか言って、
同じポーズをとって体をくねらせて見たり。

こんな時間がずっと続けばいいのになあ。
でもそんなことは有り得ない。

二人は、暫くたった後、
ライブに来るように、と念を押して
もしくは、
ここに迎えにくるからと言って

去っていった。

僕は手が痛くなるくらい手を振った*
(138) 2020/06/18(Thu) 22:50:54

【人】 絵描き 要

「さて、これ、このキャンバスやっと、完成させられる、かも」

そう呟いたものの、あ、ダメだ……お腹が……。


>>9に続く
(139) 2020/06/18(Thu) 22:54:21

【人】 絵描き 要

タピオカ屋もかなり盛況しているようで……。
ああ、覗きたくも無い。

仕方ない。外でも出て、なにか食べようか。

……と、すたっ、と着地音が聞こえた。
いや、確かに聞こえた。

窓が空いているのが確認出来る。>>96

「……え?」

「……え?」

制服からして女の子のように思う。
いや、その制服すらあやふやで
あっれ?僕は顔だけではなく体すらも認識できなくなったのか?
いや、そんなことは……。

確かに、人がいる、という雰囲気は感じるのだから
多分、そこに誰かはいるのだろうけど……*
(140) 2020/06/18(Thu) 23:02:00

【人】 絵描き 要

時間飛んでアトリエ

さて、お腹もいっぱいになったし、
とりあえず、描きたいことが沢山ある。

あんなに夢のようにキラキラで
嬉しくて、楽しかった感情。

やっぱり、絵にしないと、画家とは
言えないよなあ?

鼻歌を歌い、次は新しい紅茶をいれ、
キャンバスに色を足してゆく
(142) 2020/06/18(Thu) 23:29:08

【人】 絵描き 要

やっぱりよく見えなかったけれど、
人差し指を立てたのは分かる。

あれは、しぃー。ってこと、かな?

その人影、というか雰囲気は、指を立て終わると満足したかのように、ふらり、とその場を去った。

とてもお腹の空いていた、僕にはそれを追う、なんてことは出来なくて。
さすがに女の子に食料をたかるわけにも……
あのこタピオカ持ってたな……。
いやいや、絶対飲みかけだって。

とりあえずこの人混みの中、どうやって外に出ようかと
思案する。

彼女のことはもちろん、誰にも言わない*
(144) 2020/06/18(Thu) 23:58:42
 




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