「──いや、本当に」

雷を撃つ手を曖昧に翳そうとしたが、止めて降ろす。


「君がそう在るのは知っていたが、とことん俺達は対らしい。相容れないとまでは言わんが、相性が悪いとヒシヒシ感じるよ。──と、言う事でサービスだ。喰らってみたかった武器はあるかい？」

要望があればそれを取る。
なければどこか気だるげに拳銃を借りてくる。

>>+18
「譲ったのに太々しいな……何が悔しいって、ところなんだよな……
それの意味、、だろ？　

色々と捨てて随分と久しいから、さてあの時期はどうしていたか。うまく感覚を取り戻せない。視聴者サービスをすればいいって？あれは実は色々違うんだよなあ。

「俺の一番の好みは『積極性』か『やる気』になる。
武器の種別よりそっちだろ？わかってるからこそ、相も難しいことを言うもんだ。をしている。

そも、看守勢、どいつもこいつも反撃する方が揚がるタイプに見えるし……君の仲間も元々は仕掛けられないと殴ってこないタイプじゃないのか。

何でだろうなぁ……おかしいな……

「一つ、補足するとするなら。
邪気陣営を潰したいって理由ならともかく、『ラサルハグが一人で、とか、負けて可哀そう』って理由でバーナードを処刑するのは止めてくれよ」

「俺は、そんな事全く望んじゃいないからな。
　生きていてくれる方が余程嬉しい」

決闘中の陣営ゆえに相応思われる可能性もゼロではないから、それだけは端的に伝えた。