【墓】 北神 翡翠[浴衣の袂から取り出したスマホで、まずは君が下着を下ろしていく様子を撮影する。 スカートを履いたままだと秘部は映らないけど、 裾から下着が現れて、赤い網タイツの上を滑り降りていく様が撮れただけでも、今は十分だ。 結局、俺から提示した無理難題は、君からの条件付きでOKが出されて>>-8] もちろん、君の裸は俺だけのものだから……、 他の誰にも見られないようにするよ [言われるまでもなく、君の裸を誰かに見られるなんて 死ぬほどイヤなので、その条件は難なく飲める。 でも、それを言うなら君だって、] 君も、俺がいない所でバニーちゃんになる時は、 細心の注意を払ってくれよな……? [昨日のような写真はこれからも見たいし歓迎だけど、 万が一事故らないとも限らない。 一応、外で肌を晒す際は気を付けてほしいと念を圧す] (+6) 2024/01/01(Mon) 19:36:32 |
【墓】 北神 翡翠[君から撮影の許可をもらうと、 下着を脱いだ君を膝の上に呼んで、再び跨ってもらう。 右手でスマホを構えて、左手で濡れたペニスに手を添えて、] ……両手でスカートを摘まんで、 見えるところまで裾を上げてくれる…? そう、 ……で、少しずつ腰を落として……俺のをゆっくり、 挿入れて… [左手で角度を決めて、君の方から腰を落としてもらって 膣内へと招き入れてもらう] ……っ [先っぽだけは体験済だけど、 ズブズブと奥まで入っていくのは初めてだ。 今まで指でしか触れた事のない君の中を、 直接触れながら進んでいく。 さらに指では届かない奥へと向かい、やがて先端が子宮の入口へと到達する] (+7) 2024/01/01(Mon) 19:39:14 |
【墓】 北神 翡翠[カメラは君と俺がぴったりと合わさって、 お互いの髪と同じ色した繁みが触れ合う様子まで映している。 少し角度を変えれば、赤い網タイツに包まれた太腿のアップまで撮れて、たまんない。 次にカメラを上に向けると、奥まで突っ込まれたままの君の顔を捉える] ねぇ……、 いま、…どんなきぶん…? きもちいい…? [ 甘える ような囁きで訊ねれば、どんな反応が撮れたかな。スマホを構えたまま、左手で君の頬に触れてそっと撫でる。 頬から顎へと移り、顎の下を指先で擽ってから、首筋を辿ってチョーカーの上を渡り、胸元へと手を向かわせる。左手の動きを、右手のカメラが同じ速度で追っていく] (+8) 2024/01/01(Mon) 19:42:37 |
【墓】 北神 翡翠…───、 [左手が胸元の服を剥がす前に、腰をゆっくり動かして、君を下から突き上げる。 擦れる刺激に互いの息や声が上がったかも。続けて二度三度と揺らして反応を得てから、左手で君の胸元を覆った服を引き下ろす] (+9) 2024/01/01(Mon) 19:43:04 |
【墓】 北神 翡翠[カメラが捉えたのは、露わになった白い胸元と、 俺の左手が君のおっぱいを掴んで揉みしだくところまで。 これ以上するとなると、手にしたスマホが邪魔になる。 撮影よりも君に触れたい欲求の方が高まって、 スマホをソファーの座面に放り出して、両手で君の胸を改めて鷲掴みにした。乱雑に揉んで自由自在に形を変えて弄びながら、] ……ね、…動いて… [君に動くように促す。 君だって、カメラを向けていない方が動きやすいよね (音声は拾ってるけど) ] (+10) 2024/01/01(Mon) 19:45:35 |
【墓】 北神 翡翠……っ、…んっ…、ぅ… [やば。 気持ちよすぎて俺も変な声出そう。 君の動きに合わせるように、俺も下から突き上げる。 君の腰が浮くと、ゾクゾクと這い上がる快感を伴う締め付けに引っ張られた。間を置かずに君の腰が落ちれば、お互いの肉体がぶつかる音が響いて、カチカチに固まった俺の先端が君の一番奥に衝突する] (+11) 2024/01/01(Mon) 19:45:59 |
【墓】 北神 翡翠[そうか。 もう外ではコスプレ衣装には着替えないのか。>>+12 でも俺の前ではしてくれるのかな。それなら、いずれ訪れる機会を楽しみにしていようか。 (何を着せようかな) 俺のが入っていく様子を撮りたかったから、両手でスカートの裾を摘まんで持ち上げてくれと頼んだ。>>+13 途中で手が離れたら、裾を口に咥えてもらうのもアリだな。 けれど、君はちゃんと言いつけを守って、離さないでくれたね。君は姿勢のバランスを取らないといけないから、カメラが撮影する動作はひどくゆっくりしていて。結果として俺も焦らされて、煽られることになる] んぅ…、ぜんぶ、…は、いった… [ようやく根元まで埋まって快楽を伝えると>>-9 君も同意を示してくれた。>>-20 同じように快楽と幸福感を得てくれているようで嬉しい] (+19) 2024/01/02(Tue) 20:12:45 |
【墓】 北神 翡翠[けれど、二人の愛の営みを撮影したのは途中まで。 片手にスマホを持ったまま君と愛し合うには手が足りない。 カメラを固定して撮影続けようとも思ったけど、 そのわずかな時間でも君と離れるのが惜しくて、結局どうでもよくなってしまった。 君の胸を両手で無茶苦茶に揉んで、結合部を下から突き上げて君を鳴かせる。 全身で快楽を得ながら、君の肉体に溺れて、やがて俺は限界を迎えようとしていた。なのに、君ときたら、] っふ、…もっと、……だって (+20) 2024/01/02(Tue) 20:13:24 |
【墓】 北神 翡翠[乱した息と一緒に低い声で囁いて、 両手でぎゅうっと痛みを感じるほど強くおっぱいを鷲掴む。 君の悲鳴が聞こえたらすぐに手を離し、 左腕を腰に回して右手で首チョーカーのリボンを解く。 紐を緩めてからチョーカーに噛みついて引き剥がすと、 首筋に舌を押し付けてねっとりと這わせてから、 まだ白い部分をきつく吸い上げて色濃く鬱血痕を刻みつける] ……っ、と… [君が着てきた服では隠しきれない場所にキスマークを付けた後は、両手で君の背中をかき抱いて、横へ向きを変える。 深くつながったまま、君をソファーの座面に仰向けに倒して、その上に覆いかぶさった。 スマホはどこ行った?君の尻の下あたりかな。 ] (+21) 2024/01/02(Tue) 20:16:11 |
【墓】 北神 翡翠[今までの体位も君の体重が乗った分深く刺さってはいたけど、 こうして君を組み敷いた方が、俺が動きやすい。 もっと、と求められたからには、君が泣きそうになるまで 激しく一方的に犯したくなった。 廊下でした時以上に強く腰を叩きつけ、君の全身を 容赦なく揺さぶる。 君の膝裏を持ち上げ、足を両肩に担いで体重をかけた。 息苦しい恰好を強要しつつ、熱と固さを保ったまま 君の中を掻き回し、好き勝手に暴れまくる] こ、の、…ままッ、ぜ、んぶ…っ、 ぶちまけて、…っやるッツ [俺も全身汗びっしょりになって、君の上に雨を降らせる。 先程と同じような体位で、君が絶頂を迎えるタイミングを 待って、一緒に限界を迎える] (+22) 2024/01/02(Tue) 20:17:05 |
【墓】 北神 翡翠[君の体に全体重を乗っけるように覆いかぶさって密着して、君の内側の最奥へありったけを注ぎ込んだ。 愛しい女の子宮に種付けして孕ませたい、って 生殖本能の欲求に従うと、筆舌に尽くしがたいほどの快楽を伴うんだな。 だから人類は地球上で繁殖を続けてきたんだトカナントカ ]……っ、ハァ…、はぁ… [共に絶頂を迎えて果てた後、担いだ両足を下ろしてから、再び君の体に腕を回して、改めて抱き込む。ぐったりと力尽きている様子だけど、背中に君の手が回されてる事に気付けば、すぐには離れがたい。>>-29 二人で並んで寝るには狭いソファーの上で体を重ねて、まだ恍惚としている君の顔を間近に見下ろす] 気持ちよかった……? [君の額に貼り付いた前髪を指先で掻き分け、汗の浮いた額にちゅ、と音を立ててキスをする。あとは、ちょっと照れくさくもあるけど、 幸 せ?とか] (+26) 2024/01/03(Wed) 0:33:52 |
【墓】 北神 翡翠俺も君とこうなって、今はすごい幸せ…… でも、さっきは痛くなかった? 強すぎたらごめんね [俺ときたらもう、君から「もっと」と言われた後は、 欲望が更に加速して、君を優しく扱う気遣いが失せてしまったようにも思う。 肌に付けた鬱血痕だって、あそこまで濃く付けるつもりはなかったのに。 ただ、俺が激しく求めたのも、君を愛するが故だよ。伝わってると思うけど] (+27) 2024/01/03(Wed) 0:34:36 |
【墓】 北神 翡翠疲れちゃったかな ここでもう少し休んでから、ベッドに行こうか [果てた後も君がすぐに結合を解きたがらないのは知ってるから、 しばらく繋がったまま、事後の熱が冷めるまで、快楽の余韻に身を委ねよう。 そういえば中出しの事後処理ってどうするんだっけ。 この辺りにティッシュはない。ベッドの脇にはあったかな。 君が零れちゃうっていうんだったら、手で抑えてもらって、俺がお姫様抱っこして運んでもいいな。 ベッドに入る時は、お互いに邪魔な服は脱ぎ捨てて、裸のまま抱き合えばいいか。 そこで気分が盛り上がったら三回戦だ ] (+28) 2024/01/03(Wed) 0:35:35 |
【墓】 北神 翡翠[などといかがわしい事を考えていたら、どこかで小さくアラーム音が鳴った。 正確には俺の下。…───否、君の下、か] あ。俺のスマホ 充電切れそうかも [君の体の下にある俺のスマホを探し当てて取り出す。ずっと録画モードだったので、ようやく停止ボタンを押した。途端に画面が真っ暗になる] ……切れちゃった。 ま、ギリギリセーフだな [後で動画ファイルを確認するのが楽しみだ。 無論君が居ないところで一人でやるから、安心してね。**] (+29) 2024/01/03(Wed) 0:36:43 |
【墓】 北神 翡翠[今の気持ちをありのまま伝えたら、 君の瞳から涙が零れた>>+31のでドキッとした] …───、…… [君の涙は何度か見た事があるけど、 慣れるものではなくて、いつも動揺する。 咄嗟に色んな思いが駆け巡ったけど、 すぐに君から嬉し泣きだと聞かされれば、 分かりやすくホッとしたように見えたかな] ……ふ、…激しいのもよかった? じゃあ、今度またがんばるね ……、…え、…ぅん…、俺も… 君の事、全部すき… [改めて言葉で深い愛情をストレートに示されれば、 思わず心臓がドキリとする。 どんな俺でも好きだって。 嬉しくて幸せで。達したばかりなのに、 君に埋めたままの芯がピクリと反応してしまう] (+34) 2024/01/04(Thu) 1:29:38 |
【墓】 北神 翡翠[俺の僅かな変化は、きっと君に伝わったであろう。 くすぐったいような気恥ずかしさを伴いつつ、 君の顔を覗き込んで照れ笑いする] アハ、…君の言葉があんまり情熱的すぎて、さ… ……でも、君は初めからそうだったね 俺が弱い処を見せても、君は深い愛情で寄り添ってくれた [思い出されたのは、君と初めて抱き合った時の事。 君の気持ちに俺の方が上手く答えられなくて、 あの時も君の事を泣かせてしまった。 なのに君は覚悟を決めたように、俺に対する愛情を示した上で『お嫁さんにしてくれ』って言ってくれたね。 あの言葉で俺は、随分と救われたような気がしたんだった] (+35) 2024/01/04(Thu) 1:30:54 |
【墓】 北神 翡翠すっげー恰好…… [俺の直球的な言い回しは、君に追い打ちを かけたかもしれなかった。 だって、君のおっぱいは剥き出しで、 胸元や首筋は俺が着けたキスマークだらけだ。 ミニスカの中は俺とまだ繋がったままで、 こちらが僅かに動くだけで、結合部がクチュっといやらしい音を立てる。 大きく開いた両足は片方だけソファーから落ちて、 透き通るような色をした白い太腿は、 ビビットな赤い網タイツに覆われている。 君と愛する気持ちを交わし合い、幸せで胸を いっぱいにして浸っていたのに、改めて君の姿を 目の当たりにすれば、刺激的すぎて目がチカチカして、 一気に退廃的エロスに引っ張られそうになる] (+37) 2024/01/04(Thu) 1:35:44 |
【墓】 北神 翡翠君の恰好を見てると、いくらでも出来そうな気がするけど、 もうそれ脱いでもいいよ ……そろそろ、ベッドに行こうか [十分休憩は取れた気がするし、ここで寝るわけにはいかないしね 風邪ひいちゃうから 体を起こしたまま、腰を引いて君の中から出る。 たったそれだけの動作でも、君の内壁が直接擦れるから 気持ちよくて、離れがたい気持ちが湧いてくるから 苦笑してそれを打ち消す] (+38) 2024/01/04(Thu) 1:37:04 |
【墓】 北神 翡翠[そして君から出た後、 己の股間を見下ろしたら、自ら放ったもので濡れたままだ。 これまでだったらゴムを外すところだけど、そうはならなくて] ちょっと待って、……ティッシュ取ってくる [手の届く場所にティッシュ箱がないので、 ここから最も近い場所…───洗面所に行って、 目的のものを見つけてすぐに戻ってくる。 ソファーの上に置いて、各自で数枚取って以降はセルフで] (+39) 2024/01/04(Thu) 1:38:51 |
【墓】 北神 翡翠…… [何だかこんな風に後始末するのは初めてで擽ったい。 お互いの間に流れる空気が、そんな風な色に染まったのを感じつつ、俺たちはベッドのある部屋へと向かったんだった。**] (+40) 2024/01/04(Thu) 1:39:22 |
【人】 北神 翡翠[寝室に移動した後は二人して裸になると、 ベッドの中で抱き合って、少なくとも一回は愛し合っただろう。 ナマで出来る機会を一回で終わらせるはずはない ](病み上がりって何だっけ) (なんだろうな……) (いや、俺はもう病み上がりじゃないんだから……) [最後は精魂尽き果てて、君との繋がりを解いた記憶も無いまま泥のように眠った。 酒を飲まなければもう一度出来たかもな。 君の体を腕の中に囲いながら、そんな夢を見たかもしれない。 そして迎えた翌朝。 君からクリスマスプレゼントだと言って渡されたのは、小さな包み>>0 礼を言って受け取ると、促されるままに開封して] あっ……タイピンだね。 この石は…───瑠璃、かな [すぐに思い出したのは、君がいつも着けている青薔薇のイヤリングだ。青薔薇といえば、初めて君が俺の部屋に入った時、ベッドの上で片方の薔薇を見つけた時の事を思い出す。 青薔薇を君だと思って、持主が居ない時にキスをしたけど、その時と似た感情が胸を過った] (2) 2024/01/04(Thu) 22:35:58 |
【人】 北神 翡翠──1月5日 早朝── 君が暮らす学園寮の前にミニバンを停める。 到着したよとLINEを送る前に君の姿が見えたので、運転席から手を振って合図を送った。 君は初めて見る車体で驚いたかもしれないね。 「あ、そうそう、去年の秋くらいに買い換えたんだ。 地方に行く用事が増えたからね、車内が広いのにしたくて」 君が乗り込むのを待って、出発してからそう切り出したかな。 以前の車種と比較して、今度のは荷物が多く積めるし、シートがフラットにもなるので、いざとなれば車中泊も可能だ。 まぁ、車中泊の機会はまだないけれど、長時間移動で楽な姿勢を取れるのは大事なポイントだ。あと、 「車内にミニ冷蔵庫とカラオケもあるよ。 これで渋滞に巻き込まれてもバッチリ」 モニターはフロントと後部座席にもあるから、ほぼカラオケボックスと同様に楽しむ事ができる。機器には最大四人までユーザー登録が可能だから、 「あとで海瑠の名前も登録しようね。何なら歌っていく? いいよ、……君の歌を聞きながらドライブなんて最高だ」 なんつって。 実際に歌うかはともかく、「ひすい」「こうき」「まさたか」に続いて「みる」は登録したかもしれない。 (4) 2024/01/05(Fri) 0:21:50 |
【人】 北神 翡翠新車は以前より大きいけれど、ここ数日かけて都内を走り回ったので、車体感覚は掴めたと思う。正月三が日は道路も空いてて走りやすかったしね。 今日は休み明けで多少の混雑はあったものの、都心を抜けた後は快適なドライブを楽しむ事ができた。 冬の澄んだ青空の下、君とのトークや歌(?)を楽しみながら行けば、やがて目の前に海景色が広がってくる。 夏場と違って海岸にはほとんど人はいないが、時折景色を釣りを楽しむ様子が散見された。 俺たちも海を見ながら、去年の夏に行った海水浴の思い出話に花を咲かせたかもしれない。 やがて目的地に到着すると、付近の駐車場に車を停めて降りる。 「うわっ、寒ッ」 冬の海風が強く吹き付けて、思わず悲鳴を上げて肩を竦める。 帽子やマフラーは、しっかり身に着けておかないと、風に飛ばされるかもしれないよ。気を付けてね。 「……よし、まずはこの橋を渡って、 向こうにある神社にお参りに行こっか。 その後はここに戻ってきて、次はあっちの水族館に行こう」 こうして俺たちは、吹きすさぶ風に体をくっつけ合いながら 橋を渡って、地元に古くから祀られている水神様のお参りへ と向かった。 (5) 2024/01/05(Fri) 0:22:12 |
【人】 北神 翡翠三が日は過ぎたものの、向かった神社は参拝客で賑わっていた。 橋を渡った先に続く参道にはあらゆる店が立ち並び、食べ歩きできる温かいメニューなんかも並んでいる。 昼食にはまだ早い時間だが、甘酒や焼き団子の匂いが漂ってくれば、思わず手が伸びそうになる。いやいや、まずは参拝が先だ。君と軒先をのぞく程度に留めて、朱塗りの大鳥居を潜る。 目の前にある石段を昇れば、再び鳥居と境内へ続く門が現れた。 門に入ればすぐに参拝待ちの行列があったので、二人で最後尾に並ぶ。 ご丁寧にも近くに「ここから約30分」といった立て看板があって、 「アトラクションみたいだね」 と、こっそり君に耳打ちして、頷き合ったりして。 しかし、待ち時間の目安が分かるのはありがたい。途中、交替で行列から抜けて、手水鉢で手を洗って口を漱ぐ。 ものすごく冷たい水だったけど、そこは我慢……。 境内は木々に囲まれているので、海沿いほど風は吹き付けない。 二人で話をしていれば30分なんてあっという間で、やがて俺たちの順番が回ってくる。 北神家としての参拝は元旦に済んでるから、 今から願うのは、君と共に生きるこれからについて 家内安全 子孫繁栄 安産祈願…───は、まだ早いか 水の神様、水神様。どうぞ、われらをお守りください。 (6) 2024/01/05(Fri) 0:22:38 |
【人】 北神 翡翠お参りの後は社務所に立ち寄って、今年最初の運試し。 御神籤チャレンジだ。 「……っと、半吉……?」 馴染みの無い結果に首を傾げる。 半分吉、……中吉くらいかな。 しかし、書いてある事自体は悪くなさそうだ。 恋愛の欄には、 愛する人と共に過ごせることに感謝できるでしょう とあって、思わず君の方を見る。 君に御神籤を見せて「半分だよ」と添えたら、 二人一緒だから大吉、といった答えが返って来たかな。 「二人揃えば大吉かぁ……ふふ、良い事をいうね」 君の前向きな言葉に胸が温まる心地がする。 喜びは二人で二倍に、悲しみは半分に、だっけ。 君と居れば本当に、良い運が巡ってくるような気がした。 (7) 2024/01/05(Fri) 0:23:25 |
【人】 北神 翡翠神社を出て来た道を戻る最中、参道で気になる店があったら立ち寄ってみようか。 民芸品アクセサリーの店は、君の心をくすぐる可愛い小物が盛りだくさんだったかもしれないね。 トンボ玉を使った根付?ストラップ?いいんじゃない。 君とお揃いで持とうか。 二人で選んだものを一緒に目の前で掲げ、記念にしようねと笑い合う。 食べ歩きも心惹かれたけど、今はいいかな。 この後で向かう水族館へ早く行きたいし、昼食は館内で済ませようと考えているから。 海風が強い橋を渡って、最初の地点に戻る。 今度は海沿いの道を歩いて水族館へ。 何でも、国内では珍しいラッコを飼育展示しているらしい。 「ラッコ……見るの初めてかもなぁ」 水族館自体訪れるのは学校の課外学習以来で、今までラッコはお目にかかったことがなかったと思う。 今回ここへ来る事になったのも、以前何かの折に君からラッコの話を聞いたのが発端だ。 「芸が出来るの?マジで?」 水族館で見るショーはイルカやアシカのイメージだったけど、ラッコも出来るんだ、へぇ。君から仕入れた情報に感心しつつ、では実物に会いに行こうか、と一緒に水族館に入った。 (8) 2024/01/05(Fri) 0:23:47 |
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