【人】 双子 吹雪/雪菜─ 回想・204室内 ─ >>0『ありがとう……いただきます。』 [れんげに乗せられたお粥を ──行儀は良くないかもだけど── ふぅ、と軽く息を吹きかけて少し冷ませば ちゅる、とそれを口に吸い込む。 お粥の味は殆どしなかった。 風邪のせいだろう。それでも、温かな粥は 身体を内側から暖め、風邪の熱とは違ったものを感じさせる。 ふぅ、ふぅ……ちゅる、り。 ふぅ、ふぅ。……ちゅる。 ゆったりとしたペースで お粥を口に運んで貰っていれば 御子柴から質問が飛んでくる>>1。 耳の辺りにかかる髪を、手でどけて耳にかけながら ふぅ、ふぅ、と息を掛けて れんげの上のお粥を冷ます。] (2) 2020/07/15(Wed) 0:42:08 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『今回は、まだ一人です。 一緒に来てた人と 一日中してたら、倒れたんです。』 [なんでもない風に語りながら ふと、目線がお粥から、そのれんげを持つ御子柴に向かう。] 『そろそろ、スタッフにも手を出すつもりでした。』 [それからまた目線を落とすと ちゅる、っとお粥を口に運んだ。]* (3) 2020/07/15(Wed) 0:42:19 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a1) 2020/07/15(Wed) 0:55:44 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a2) 2020/07/15(Wed) 1:25:08 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a3) 2020/07/15(Wed) 1:33:56 |
【人】 清浦 和人[願いなんてものは叶わない。 我慢や努力を重ねても、誰かに仕え譲っても、それが報われることなどありはしない。 謙虚に生きれば利用され、甘言には騙される。 誰かの望みは優先すれば自分の望みが潰える。 故に、男は自分の欲求にのみ忠実だった。 社会に報われないのなら社会に従う必要はないと。 邪魔者を殺し、女を犯し、金を奪う。 まさに傍若無人。 その成れの果てで、社会の秩序は男を殺すことに決めた。] (6) 2020/07/15(Wed) 6:58:06 |
花守 水葉は、メモを貼った。 (a4) 2020/07/15(Wed) 7:24:07 |
清浦 和人は、メモを貼った。 (a5) 2020/07/15(Wed) 7:28:56 |
【人】 天野 時雨曳山さんの話も聞きたいです。 [ 視線を上げてそう言えば、彼は自分の話をしてくれたの だろうか。 それとも初対面の年下のバーテンに詳細は伏せたまま たわいも無い話を肴に酒の杯を重ねたのだったか。 いずれにしても、曳山さんの声は穏やかに響いて、 その会話は貴重な時間だった。 注文されるままに酒を差し出したが、 さほど顔の色も様子も変わらないように見えた気がした。 実際のところはどうだったのかはわからなかったけど。 反対にこちらはだんだんとぼんやりとして。 決してアルコールに弱い訳ではないはずの自分が 酔いを自覚するのは簡単では無かったが。 オーダーされた酒を作る手つきもだんだんと覚束なくなる。 煽り続けたテキーラのせいで、舌が縺れて敬語が薄れる。] 今日、曳山さんと会えて、 話が出来て、良かったなぁ。 [ 子供のようにニカッと笑って、そんなことを言った。] (7) 2020/07/15(Wed) 8:45:31 |
【人】 天野 時雨[ …と、記憶があったのはこの辺までで。 ふと気がついたら、ボックス席のソファで倒れ込んでいた。 あとからオーナーに聞けば、 べっろべろに酔っ払って、 舌ったらずな声で 『曳山さんカッコいいなー』 『身体鍛えてるんですか??』 『すげー、ちょーいいカラダっすねー!』 『やっぱあっちもデカいんですかー!?』 …なんて初対面の曳山さんに絡みまくっていたそうで。 声が聞こえて慌てて飛び出したオーナーが 頭を叩いてひっぺがしたらそのまま潰れて。] 『お前を運んでくれたのはあの人だぞ。』 [ との為体。 頭を抱えて、あぁぁぁあ…と唸ったのだった。]** (8) 2020/07/15(Wed) 8:49:07 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a6) 2020/07/15(Wed) 9:38:41 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a7) 2020/07/15(Wed) 9:40:01 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 天野の部屋 ─ [雪菜は備え付けのタオルケットと 救急箱に入っていた絆創膏を持ってきて。 タオルケットは裸の姉、吹雪に掛けてやり 絆創膏は天野に手渡す。] 『噛み傷はバイ菌が入りやすいので よく水で洗ってきてください。』 [雪菜はどことなく満足気な顔をして 天野にそう言った。 姉をチラリと見る視線は どことなく柔らかさを感じるだろう。]* (9) 2020/07/15(Wed) 10:23:28 |
【人】 清浦 和人─ 二日目以降 ─ [洋上の旅も悪くはない。 美味い飯、美味い酒、密航者の身分で大手を振って歩き回るわけにもいかなかったが、それなりに楽しんではいた。ただ、最大の誤算はこの船がただのクルージングであり、元の港に戻るということ。 陸に戻ればまた警察の包囲網を潜り抜ける必要が出てくるが、それでも物は考え様。 港を離れ丸一日以上過ぎてなお、この船で自分を探している気配はない。この船の存在自体が隠匿されているのか、それともノーマークなのか。 つまり、少なくとも陸に戻るまでは愉しめるということだった。]* (10) 2020/07/15(Wed) 10:33:03 |
【人】 天野 時雨[ ふわりとかけられるタオルケットの風を感じて は、と我に返る。 雪菜が、姉に柔らかなそれを掛けている所だった。 吹雪をちらと見やる視線は穏やかなように見えて、 なんとなく笑む。] ありがとう。 …寝ちゃった。 無理、させてないといいんだけど。 [ へにゃりと笑って、ベッドを降りようと。 そっと動けば、差し出されるのは絆創膏。>>9 わりと普通に驚きながら重ねて礼を言って受け取れば、 さらにきちんと洗うよう告げられて、また意外だなと 軽く目を見開いて。 瞳を見つめてもその思考が透けるはずもないが、 その心に浮かぶものは、穏やかなものであれば いいなと思いながら、彼女の指示に従うべく、 手を洗いにバスルームへ向かおうか。]* (11) 2020/07/15(Wed) 10:54:00 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目・天野の部屋 ─ 『無理はしてたでしょうね。 時雨さんは遠慮なしに最後動いてましたし』 [>>11くすくすと笑いながら言うが 特別強く責めたい訳ではない。 時雨がバスルームに向かったのを見つめ ベッドの上にいる吹雪の髪の毛を さらさらと撫でる。] 『…………くふ』 [すっ、と立ち上がって 音をあまり立たぬままドアの方に歩き バスルームで流される水の音を聞きながら 雪菜はそっとドアを開けて、そのまま廊下に出た。 ガチャ、とドアが閉まる音。 ゆっくりと歩いていれば、 ぁ。下着をソファに置いたまま、なんて 呑気に思いながら、雪菜は楽しそうに鼻歌を歌いながら 天野の部屋から離れて行こうとした。]* (12) 2020/07/15(Wed) 11:59:31 |
【人】 天野 時雨[ 掛けた声は、届いたか。 振り向かないならそれで構わない。 背中を見ながら、部屋に戻ろう。 わざとなのかうっかりなのか、 忘れられた下着に気付いてぎょっとするのは、 部屋に戻ってから。]* (14) 2020/07/15(Wed) 12:22:20 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−過去・204室内− [ 突拍子もない質問にも、動揺なく答える彼女。 今回はまだ1人。 予約者の男だけだったという彼女は、 本来ならばスタッフにも手を出す予定だったと言う。 お粥を食べさせながらも、 視線が合った時があったことを彼は見逃さなかった。 どうせなら小さな体の彼女を、とも考えるが 病状がさらに悪化しても困る ] それはそれは、災難でしたね。 ルームサービスを頼んで、 ボーイでも食べるつもりだったのでしょう? (16) 2020/07/15(Wed) 13:15:31 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗[ 彼はそういうと、笑みを浮かべて ぬるくなってきた蜂蜜ホットレモンを 口移しで彼女に飲ませる。 口移しで飲ませた拍子に、 少し長い口づけをしただろうか ] いつかまた、私をお呼びになりたいときは、 ルームサービスへ同じものをオーダーしてください。 私が、絶対に来ますから。 …………ね? [ 片付けをして、彼女をベッドに寝かせる手伝いをした。 枕サイズのアイスノンにバスタオルを巻いたものを その首の下へ置き、濡れたタオルはトレーにおいて 彼女のそばへと。 彼は、病人には無理強いさせない。 もし、逆に襲ってこられた場合は 自己責任、と言うつもりだから。 ]* (17) 2020/07/15(Wed) 13:19:07 |
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。 (a8) 2020/07/15(Wed) 13:21:49 |
清浦 和人は、メモを貼った。 (a9) 2020/07/15(Wed) 13:30:07 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 回想・204室内 ─ 『……ふ……。』 [>>16溢れるような小さな笑み。 ルームサービスの下りはその通りで。 もう何度か、この催しには参加するつもりで (共に行ってくれる男が居ないといけないが) スタッフと懇意にしておけば、何かと良いことが あるだろうという気持ちもあった。 事実、次回の4回目の時には 雪菜は数人のスタッフと褥を共にしていた。 それなりに顔を覚えられたと思っている。] 『ん……ぷ……ぁ……』 [少し驚いたのは ホットレモンを御子柴が口移しで こちらに飲ませてきたこと。 けれど喉をこくりと鳴らし 薄く感じるレモンの味を覚えれば お礼とばかりに唇を長く触れさせ 去り際に、ちう、と下唇に吸い付いた。] (18) 2020/07/15(Wed) 13:37:37 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『…………』 [御子柴の>>17言葉には 何か答えることはなく、ただこくん、と首を縦に振る。 慣れた手付きは流石と言うべきだろうか。 冷えた氷枕は首元にあたり、効率よく身体の熱を下げるだろう。 それを見ながらも 濡れてタオルを雪菜のそばに置く時 御子柴の手を掴む。] ・・・・ 『貴方も熱っぽいですよ。 少し休んでいたかれた方が良いんじゃないですか?』 [少し肌が顕になった手首のあたりわ掴みながら そんなことを言う。 首元をくつろげて、汗の浮かんだ胸の谷間をチラリと見せて 御子柴の気を引こうとする。 弱っていた自分は、また一人になるのを嫌がって。 ]*そこで一番手慣れた手段に走るのは 他に人を繋ぎ止める術を知らないからか (19) 2020/07/15(Wed) 13:38:12 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a10) 2020/07/15(Wed) 13:43:01 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a11) 2020/07/15(Wed) 14:35:02 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a12) 2020/07/15(Wed) 14:41:50 |
【人】 天野 時雨[ すぅと寝息を立てる吹雪の隣に、そっと胡座をかいて座る。 眠っている身体を弄って、あわよくばもう一度…とか、 彼女を起こしてキャッキャと二人でお風呂♡ とか、邪なことも、思わ…なくも、ないこともない、 かも知れないが。] (20) 2020/07/15(Wed) 15:50:25 |
【人】 天野 時雨[ 徐に内線電話を取り、連絡を。 それとも怒るだろうか。] 『あ、すみません。 Aの 204 です。』『知人の忘れ物を届けたいんですが、 連れが眠ってしまっていて。』 『 居てやってくれませんか。 なにせ彼女 ぐっすり寝入ってしまって。』 『 え?あ、そうですね』 [ ちらりと、吹雪を見て。] (21) 2020/07/15(Wed) 15:54:21 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−過去・204室内− [ お行儀よく口移しを受けた彼女。>>18 流石に、これくらいで満足はしないだろうと 読んでいたが、まさか胸元をチラつかせてくるとは。 熱があるとき、人間はとても人恋しくなる。 そして、誰もそばにいないと泣いてしまう人間もいる。 “貴方も熱っぽい” 彼女の場合、嘘も方便という類い ] もしかしたら、貴方の熱にあてられたのかも。 お嬢様がお休みになるまで、横にいても? [ 手首を掴んだ彼女の手をそっとベッドの中へと。>>19 そして、汗ばんだ鎖骨と胸元を冷えたタオルで 綺麗にしていく。 彼女に手を出すことはない。 彼女が欲しているのは、ただの人。 だから、彼女が良しとするならば 添い寝をして彼女が落ち着くまでこの部屋に 滞在しよう。彼はそう思った ]* (23) 2020/07/15(Wed) 16:46:26 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a13) 2020/07/15(Wed) 16:50:01 |
涼風 梨花は、メモを貼った。 (a14) 2020/07/15(Wed) 16:50:08 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a15) 2020/07/15(Wed) 16:51:20 |
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。 (a16) 2020/07/15(Wed) 17:00:09 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 過去・204室内 ─ 『ふふ、本当?』 [>>23初め、雪菜は 自分の誘い通りに男の足を止めることに成功したと喜び 薄く笑みを浮かべた。 けれど自分の手を 行儀良く布団の中に戻されると 不思議そうに目を丸くした。 タオルで拭かれる時も 事務的だったり、慈しみがあったりするも 邪な動きなど無くて。 むむむ、と頬を少し膨らませて 思い通りに行かないイラつきを溜めたけれど ……ふ、と息を吐くと その子供じみた思いを自覚して、冷静になる。] 『…………ん。』 [ベッドの端から中央。 中央から、もう少し動き。 空間を開けると 布団を少し持ち上げて、御子柴の方を見た。 (24) 2020/07/15(Wed) 17:20:47 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[誘おうとはもう思わず 自分に素直になりながら 人の温もりを求めたが 病人のベッドなので汗をかいたり あまり清潔なものでは無い。 拒否されたら、手を握って欲しいと言い あの手この手で、わがままを通そうとするか。]* (25) 2020/07/15(Wed) 17:21:06 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目・天野の部屋 ─ …………。ぅ。 [それは何時ごろだったか。 目をしぱしぱと瞬きさせながら 部屋の中の明かりを眩しそうに見つめる。 覚醒していくと共に ずきん、と下腹に痛みが走る。 顔をしかめながらも、吹雪はとある顔を探す。 裸のまま掛けられていたタオルケットを 胸元に手繰り寄せ、身体を起こすと キョロキョロと顔を動かすが] ………… 天野さん? [部屋の中にその姿はなく>>22 スーツが痕跡として残される以外は どこにも誰も居なかった。 そして妹の姿も無いのに遅れて気付き 胸に暗い思いが灯る。 二人ともどこかに行っただけ。 特に妹の雪菜が、私一人を置くことなんか …………しないと、思う。] (26) 2020/07/15(Wed) 17:46:17 |
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