人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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【人】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ

>>470 ゲイザー

「もっと褒め称えてくれてもいいんだぜ。
 ゲイザーちゃんの壊したい≠ニ愛しい=Aぴったりくっついててなかなか離すのが難しいんだからさ」

 こちらを案じるゲイザーの様子を見て頷く。

「大丈夫そうね。
 残ってない残ってない。ぜーんぶこの中」

 気分屋は一仕事終えたような顔をした。
 それからゲイザーの爽やかな笑顔を見て、こちらも笑い返した。

「そっか。
 楽しみにしておくね。」
(488) 2021/05/04(Tue) 16:12:15

【人】 尸解仙 キファ

>>487 メレフ

「良いんじゃないか」

 例え、禁忌だろうと。キファは否定しない。
 同じ言葉でも、全てが明らかになった今、
 持つ意味合いは異なる。
 それでも、否定しない。

「ちなみに蜥蜴は食うぞ。滋養に良いんだ」

 表の瀟洒っぷりとは打って変わって、
 中は静かだった。
 キファが唯の少女であれば、
 心細くなっていたかもしれない。

 『そこ』に辿り着くまで、メレフに着いてゆくのだろう。
(489) 2021/05/04(Tue) 16:13:17

【人】 兎系 ニア

>>480 メレフ

 何人か……なんだか話が広がっていない?
 そう思ったが、口をついて出たのはその後の衝撃。

ちょうど十七……?
 同い年だったの、あんた」

 思わず自身の年齢を明かした。
 少女の方は、年の割に幼いところがあるかもしれない。

「困、りはしないけれど……。
……年下じゃなくてマシだったとは思うわね……。

 ……落ち着いてるのね、あんた」

 仮想と現実を混同して語るつもりはないが、感覚の問題だ。
(490) 2021/05/04(Tue) 16:28:48

【人】 壊れた時報 キュー

【ニア】


「……?」

 キューは、(´・ω・`)・・・?


「アイに くる。そう でしよね?」

 キューは、言った。首を傾げて。


「キたくない じゃない から。
 コられる ヨウに しない でしか? する でしよね」

「ミライが ワからない のは、トウゼン でしよ。
 いいモノ ワルいモノ、どうなるか ワからない。
 ゲイザーも いってた でし」

「ねえ、ニア」

 キューは、ニアの手を取った。


「ボクたちの “またね”は ヤクソク じゃないでし。
 “ソコに ムカって アルいて いくね”なの」

「“さよなら”はね、アルいて いく キが ないの」

「ボクは もうイチド イうよ」

 
「“またね、ニア”」
 

 
「アナタは?」
 
 
(491) 2021/05/04(Tue) 16:29:33

【人】 車輪銀河 メレフ

>>490 ニア

「お前サンも17か。同い年だな。」

別段、こちらは衝撃を受けた様子もない。
彼女の兄とされて居た人物が友人だったので、
まあそれくらいだろう、という気持ちだ。

「そうか?……まあそうか。他と違って、
 “設定”とは言え200年分の記憶があるからな、
 そのせいかもな。現実とかけ離れてるとも思わないが。

 それを言うならそっちも物静かな方じゃないか?」
(492) 2021/05/04(Tue) 16:39:41

【人】 車輪銀河 メレフ

>>489 キファ

「現実の俺にも、実は“妹”がいたんだ。」

最奥。何でもない扉に見えるそこは、
扉を開けると明らかに異質な空気が漂う。

見た目がおかしいのではなく、その“場”に
掛けられている魔力量が尋常じゃない。
キファでもすぐに感じ取れるくらいの差だ。

手を翳すと白光の線が魔法陣を描き、
そこに階下へ続く階段が姿を現す。

「ここに人を入れるのは初めてだな。
 ラスには、最後まで怖くて見せられなかった。」

そうして苔むした階段を下りていく。
ぴちゃんと小さな水音と、小さい滝の音が響く。
(493) 2021/05/04(Tue) 16:46:48

【人】 特殊NPC シトゥラ

>>474 キュー

青年はキューを捕まえるのを止めた。

「いいえ、だって僕はすべてを捨てた。
その捨てた中に、アンタも含まれていた。
それを正当化するつもりも言い訳で覆うつもりもありません。

──悪かったな、と言いたかっただけです。
それで終わり。
僕はギルドの長失格です。だからキュー、」

青年は笑った。

「さよならです。僕の話はここまでだ。
お元気で、アンタと過ごした時間は悪くなかった」
(494) 2021/05/04(Tue) 17:03:17

【人】 尸解仙 キファ

>>493 メレフ

 ぴり、と肌を焼く魔力。
 キファは片目を眇めた。
 
 見た目よりもうんと広い屋敷だったらしい。
 かつん、かつん、と湿った石造りの階段が鳴る。
 深層に、近づいていく。

「そうか。どうやら、吾もらしい」
「吾は兄であり、妹だった。……故人だ」

 現実世界では男であること。
 キファは彼の死んだ妹をモデルとした存在であること。
 それを、さしてシリアスな調子でもなく、語って見せた。
 
 ここに来たいと言った理由。
 それは、皆まで言うまい。

「吾は、屍など見慣れている。
 今更驚くこともないさ」
(495) 2021/05/04(Tue) 17:08:08

【人】 壊れた時報 キュー

【シトゥラ】


ふぅん


 キューは、・・・・・・。


「“それで オワリ”、そうでしか。
 ジコマンゾクの ため。トオからず でしね」

「はい、そうでし。
 ボクは アナタの コトを シンヨウ してない でし。
 シトゥラは ギルドのオサ シッカクでし」

 キューは、キューも、笑った。


「ハナシは オワリ。ナゴリ おしい でしね?
 ワルくない ジカンを スゴしたのは、ボクも オナじ でしよ」

「それは、よかった。アナタも ゲンキでね、シトゥラ」

 キューは、歩き出した。シトゥラを通り過ぎる。

 
(496) 2021/05/04(Tue) 17:36:42

【人】 夢見人 サダル

>>463 メレフ

「えっと振り込みに……あとご飯を買いに?
 トラックが完全に悪くて……。
 ううん……吹っ飛んだから骨はもしかしたらいったけど、
 2度轢かれてないから内臓は無事だと思うんだ」

 吹っ飛んだことだけはよく覚えている。
 なぞの安心があるようだ

「なんか、恥ずかしいけどこんなに心配されるなんて思わなかったな。
 来てくれてありがとう、……純粋にゲームの中で君に会えることはもうないかもしれないけれど。またみんなに会いたいと前向きになれたところだったんだ、……が、頑張って引きこもりやめてみるね?」

 頭がお花畑だろうか、嬉しそうに笑えば心配は無用だと告げメレフの手を握る
(497) 2021/05/04(Tue) 17:37:54
新しき世界 ヌンキは、メモを貼った。
(a157) 2021/05/04(Tue) 17:41:11

【人】 兎系 ニア

>>491 キュー

「……そんなの、決まってるじゃない」


 潤んだ声で、呟く。
 ――きっと涙腺がおかしくなってしまったんだわ。
 わたし、こんなにすぐ泣く子じゃないのに。

 帰ったら、たくさん謝ろう。
 許してもらえるまで謝って、それからお願いをする。
 わたしはまだ子どもで、そのくらいしかできないけれど。

 ――悪いことをしないで、今度は胸を張れる方法で。
 もう一度、ニアとしてここに来るために。
 できるだけのことを。

「返事は変わらないわ。

“またね、キュー”。

……ちゃんと、待ってなさいよ」

 手を握って、すこし赤くなった目で笑った。
(498) 2021/05/04(Tue) 17:49:20
キューは、わらって頷いた。
(a158) 2021/05/04(Tue) 17:53:54

シトゥラは、最後にキューの頭を撫でた。
(a159) 2021/05/04(Tue) 18:07:11

【人】 兎系 ニア

>>492 メレフ

 物静かというより、人と接するのが苦手なだけだ。
 それが原因で通信制の高校を選んで引きこもったくらい。
 コミュニケーション能力の乏しさは筋金入り。

「……そうかもね。
 あんた、現実でもそうなの。老成してるって言われない?」

 あまり感慨はなさげに、かたちだけの質問。
 それから、話題を立ち返らせる。

「まあ、年が近いなら会いやすいかしら。
 アドレスを教えておくから――」

 悪戯の後始末をつける必要があることを思い出す。
 ……しばらくは連絡がつきづらいかもしれない。

「――いいえ、あんたの連絡先を教えてくれる?
 落ち着いたら、こちらから連絡するわ」
(499) 2021/05/04(Tue) 18:12:19

【人】 とろ火の親愛・取引成立 ゲイザー

>>482 ハマル

指で作られた笑顔を見る。

「……ふふ」

"この仕草、ちょっと楽しくて好きなんですよ?ハマルさんがまた、こういう仕草が取れる日が来ますように。"
"ハマルは事件が解決したら、また笑顔を見せる。
 絶対。約束をする"


また一つ果たされた約束。多くのものを託され、決して消えることのない覚悟の焔を灯したこの人がようやく穏やかに笑える日が来たのかと思うと、どうにも目頭が熱くなってしまう。

「ありがとうございます。大切を守り抜いている限り、私はきっとずっと幸せです」

真似をするように女もまた指で頬を押し上げて笑顔を作る。たまごパーティの時と同じように。

「……ハマルさんはどうですか?今、幸せですか?
私だってハマルさんの幸せ……たぁくさん願っているんですよ?」
(500) 2021/05/04(Tue) 18:15:10

【人】 車輪銀河 メレフ

>>495 キファ

「ならこの“設定”の一部は、そう言った……
 意識してない層の記憶から引っ張られたのかもな」

「生きたいって願ったのはキファ自身なのか、
 ……案外俺と似た理由なのか、
 まあ、これを解き明かす必要もないか。」

死んだ妹がモデルだとして。
それになり切って“生き続けたい”と思うのは、
現実のキファを知らないメレフにとって“どっち”か。
わからないし、彼女が語らないならそれでいい。

唐突に、ふわりと蛍のような光が階下から舞う。
蛍の様に見えるが人工生物のそれは、通りがかると
元の場所に戻る兵士の様に奥へと戻っていった。
(501) 2021/05/04(Tue) 18:16:13

【人】 尸解仙 キファ

>>501 メレフ

「吾自身だ」

 きっぱりと言い切った。
 それで、キファのスタンスはある程度伝わるだろう。

 ”プレイヤー”にどのような意図があろうが、
 キファはキファである。それを言葉裏に語っている。
 それだけは、伝えておきたかったようだ。

 それから、少しだけ感傷に浸るように黙りこくった。
 蛍のような光を視界に認めれば、こう話しかけて来る。

「随分もったいぶるんだな。
 ……それ程厳重、ということか」

 誰の目にも触れさせないように。
 誰も、眠りを妨げることが無いように。
 再び目覚める時まで。

 ……キファは祭壇の正体に、
 ある程度予想をつけていた。
(502) 2021/05/04(Tue) 18:23:28

【人】 車輪銀河 メレフ

>>497 サダル

「トラックに轢かれて何でここに来たのか。
 俺ゲームに詳しくはないけど、
 沙羅がおかしいのだけは分かる。何してんだ?」

続く言葉にさすがのメレフもこれには呆れと溜息だ。

「お礼を言われてもどう反応すればいいのかわからないが」

「『前向きになってよかったな』って言う状況じゃないし、
 今呑気に喋ってる場合なのか?って気もするし……
『引きこもり止めてみる』ってこんな所で聞きたくなかった」

ジト目になりながら、握られた手を握り返した。
大体は前向きな言葉を返していたメレフとは言え、
いとこが轢かれていると聞いた上でこれはコメントに困った。
困ったので、強く握っておいた。死ぬなと言いたげに。
(503) 2021/05/04(Tue) 18:24:41

【人】 とろ火の親愛・取引成立 ゲイザー

>>488 ルヴァ

「う〜ん……」

少し悩んでから手をひょいと伸ばして頭を撫でる。ついでにほっぺもむにむにする。

それはまるで貴方の首を絞める直前に行った、労いの意を込めて撫でた時のように。それは貴方が死ぬ瞬間こぼした涙を拭う時のように。

貴方の分まで私が労いましょう。

「よくできました!はなまるですっ」

嗚呼……温かい。
あの時と違って、貴方はきちんと生きている。生きてくれている。

「大丈夫ならよかった。ええ、楽しみにしていてくださいね。

……それじゃあ私は少し実家のパイ屋に行ってきますね。このお父さんへの気持ちを置いてこなければいけませんから」

そう告げ、女は元気に手を振ってその場を後にするのだった。
(504) 2021/05/04(Tue) 18:29:44

【人】 車輪銀河 メレフ

>>502 キファ

「もったいぶってる気はないが、
 厳重なのはそうだな。」

最深部の底は、眩い光が射したりはしない。
蛍のような光以外にも、淡い色取り取りの光。
自ら輝きを放つ植物に似た何かの花畑。

「もし、妹が外を生きるのを拒んだのなら。

 ここでずっと生きていける様に。
 永遠に美しい物だけ見て死ねる様に。」

薄暗くても陰気ではない。
清涼な空気は奥を流れる滝の水を更に澄ませる。
透き通る環境音として、鳥と虫の声が相互に囀る。

「誰にも侵されない場所。
 自ら閉じこもるなら、目を塞げる場所。
 何を選んでも全てを叶えられる準備はした。」

空は、見る度に色を変える。
星空を望むなら、世界は暗く瞳に座が囁き掛ける。
青空を望むなら、世界は明るく己の姿を蒼に染める。

中央の棺は、黒髪の眠り姫が目覚めを待ち続けている。

──彼が妹の為に作った、永久機関。
ここは小さな水槽であり、楽園であり、箱舟であった。
(505) 2021/05/04(Tue) 18:38:21

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>428 メレフ
「持って帰ったところで
 レムノスを生きるための知識じゃん。
 にしてもバカなんだ。勉強できないメレフって
 なんかおもしろい」

想像すると口元が緩む。
因みにあなたは確かにバカとは言っていない。
これは少年の口が悪いだけだ。

「ほんとにな。でもこっちより向こうのがマシだよ。
 ちゃんと親だっている。犯罪もしてない。
 なら向こうでも、生きてやってもいいかなって」

もしくは、そのための設定だったのか。
そんなこと少年には分かるはずもない。

「そっか。バイク……いいね、かっこよくて。
 いつか乗せてよ。そのためにリハビリとか、
 必要なら頑張るからさ」
(506) 2021/05/04(Tue) 18:48:02

【人】 車輪銀河 メレフ

>>499 ニア

「変とは言われる時はあるが、そもそも親が変。
 片親が外国人だから、距離感がおかしいんだとさ。
 俺はそれに慣れ切ってたから、昔はよく怒られた」

要するにハーフと言う奴らしい。
一部の国の人は、自分達の国よりスキンシップが激しい。
きっとニアも知っているだろうから想像し易いだろう。

「俺の?構わないが『落ち着いたら』って、
 そんなに忙しくなる予定でもあるのか?
 ……シトゥラ?」

同い年ならそう追われることもないと思っていたが、
思い当たる要因が自分にはそれしかなかった。

『名月 廉』と書かれたメモと携帯の番号。
それからアカウント名(メレフと読める)を手渡した。
(507) 2021/05/04(Tue) 18:52:35

【人】 尸解仙 キファ

>>505 メレフ

 少女は小さく声を洩らす。
 予想は、裏切られた。
 想像よりも、『それ』は、ずっと美しかった。

「天国みたいだ」

 この世のものと、すぐには信じられなかった。
 ──否、確かに此処に在る。
 眼前のこの男が、生涯を掛けて作り上げた
 魔法仕掛けの楽園。

 薄暗い地下の奥深くに存在する、
 完全なる、小さな世界。

 →
(508) 2021/05/04(Tue) 18:52:50

【人】 尸解仙 キファ

>>505 メレフ

「愛されているな。
 さぞかし良い夢を見ていることだろうよ」

 少女は否定も肯定も、憐れみも口にはしない。
 だけれど。東から西へと、渡り歩いてきた少女は。
 昔々、鳥籠に居た少女は。
 これから、広大な海を見に行く少女は。

「(少し物足りないな)」

 唯、あなたは聡いから。
 少女の考えていることを、見抜いてしまうかもしれない。
 けれど同時に、それを問い詰めるあなたでもないだろう。

「どうするんだ、此処。
 置き去りにするつもりか」
(509) 2021/05/04(Tue) 18:55:07
キューは、立ち止まらなかった。>>a159
(a160) 2021/05/04(Tue) 19:14:45

【人】 車輪銀河 メレフ

>>508 >>509 キファ

「なら、ここで死んでくれてもいいぜ?」

まるで“天国”と思うなら、と。
彼女の恐れる死の怖さを知らない男は、
皮肉めいた口調でそう笑う。

「現実は、もっと良いモノがあるのは知っている。
 同じ数だけ見たくないモノも蔓延っている。」

美しい物のそれぞれに、魔法が掛けられている。
“外を生きる為の知識”“兄からの妹への言葉”
存在するあらゆる物にそれは星の数だけ込められている。

「俺は鳥籠や監獄を作りたかった訳じゃないからな。
 ここは“不可侵”の領域だが……
 出たいと思うなら、いつでも出られる。

 アイツにそれを聞く時間も、それを選ばせる感性も、
 俺はあの時、与える事が出来なかった。
 だから全てを用意した。……さて。」

貴方に問われて、棺を覗き込む。
ずっと変わらない、7歳にすらなれなかった少女を。
“ここ”に置いていくべきなのか、まだ迷いがあった。
(510) 2021/05/04(Tue) 19:22:57

【人】 尸解仙 キファ

>>510 メレフ

「断る。人の棺の前で死ぬ趣味は無い。
 それに、吾にはまだ行くべきところが有る」

 即答。
 それから、小さな花に触れた。
 メレフの、妹の為に綴った大切な言葉たちが
 流れ込んでくる。

 ”成程”、と溢した。
 彼の想いを知るには、それで十分過ぎる。

「もう十分なんじゃないか」

「これだけのことを為した。
 人間の一生分では、ゆうに読み切れない
 知識と言葉を寄越した。

 おまえの妹だって、おまえを置いていったんだ。
 許されるさ」

 キファは割り切りが早かった。
 これはこれ、それはそれ、と割り切ることができた。
 感情に囚われることを好まない。
 ……本当は、そうなのだ。
 あなたの前で披露する機会は少なかったが。

 →
(511) 2021/05/04(Tue) 19:47:17

【人】 兎系 ニア

>>507 メレフ

 ふうん、と相槌を打つ。
 現実の彼は同い年で、スキンシップの激しいハーフの男の子。
 なんとなく想像できるような、
 会ったらやっぱり同い年であることに驚くような。

「なんでそこであのひとの名前が――、
 ああ、いいえ、それもあるわね」

 引っ越しをすることになる
(※確定ロール)
ので、
 あながち間違いではない。

「……他にもちょっと。忙しくなりそうなのよ」 

 メモを受け取りつつ。
 答えを濁した彼女が正規のプレイヤーではなかったことを、
 近いうちに知ることになるかもしれない。

 書き添えられた名前を見て、少女も名乗り返す。
  
ヤダ
 
ニア

 『矢田 仁愛』。それが現実に生きる十七歳の少女の名前だ。

 ――戻って、『落ち着いたら』。
 ニアと名乗る少女から、今とさほど変わらない声で。
 十七歳の少年のもとへ、一本の電話がかかることだろう。
(512) 2021/05/04(Tue) 19:47:32

【人】 車輪銀河 メレフ

>>506 カウス

「ほう、言うじゃねェか。改心したカウスくん?
 お前の成績表とやらがどうなってるかが見ものだな?」

病気の度合いによっては、貰った事もないかも知れないが。
だとしてもこの時代、学校に通う手段は幾らでもある。
成績表が良くても悪くても弄ってやろう。そう決めた。

「よし、んじゃお前の意識が目覚めたら、
 お前から連絡しろ。見舞いに行ってやる。」

本名の『名月 廉』と住所、携帯番号を渡す。
相当珍しい部類の名前だ。都道府県さえ覚えていれば、
貴方が本気になればもし忘れても探すのは容易だろう。

「お前の成績が俺より良かったらな。
 生き延びた先が終わりじゃないぜ?頑張りな。」

そう言って、貴方に手を振って去ろうとするだろう。
最も成績の話だって、いつまでとは言及していない。
貴方が頑張ればいつでもバイクに乗せてやれる未来はある。
(513) 2021/05/04(Tue) 19:48:30

【人】 尸解仙 キファ

>>510 メレフ

「あとはおまえの心次第だ。
 ……まあ、すぐに決断できることでは無いだろうな。
 おまえは今も迷ってる」

 そして、急かす権利も、道理も、
 キファは持たない。

 キファはポケットから鍵を取り出した。
 『運否天賦』ギルド本部マスターキーの合鍵、と説明する。
 書庫から、キファの私室まで。
 全てを調査できる権利があなたに預けられた。

「好きに使え。
 吾が東方を駆け回って手に入れた知識が、そこにある。
 天国に行く方法も。動く死体を作る方法も」

 『あぁでも、使ったものは元の場所に戻しておけよ』
 そう言って、くつりと笑った。

 →
(514) 2021/05/04(Tue) 19:50:34

【人】 尸解仙 キファ

>>510 メレフ

「……見せてくれてありがとう。
 『秋葉義一』が何故このような行為に及んだか。
 少しは理解することが出来た」

 誰ぞの願いを押し付けられた、と思っていた。
 でも。……こんな風に愛されていたのなら。
 まあ、悪くない。
(515) 2021/05/04(Tue) 19:51:07

【人】 『絶対生きる』 カウス

>>513 メレフ
「やだね、すぐに意地になっちゃって。
 まあ見てろよ、笑われない程度には必死で
 勉強してやるから」

ちなみにこれまではサボっていた。
生きる気力がそもそもないのだ、少年にとっては当然である。

「……頑張って覚えとくよ。んで、バイクは乗る。
 俺の足にしてやるから。
 個人情報渡したこと、後悔させてやるよ」

冗談交じりにそれだけ告げて、見送る。
都合のいい時に呼び出してやるんだと息巻いて、
その連絡先をじっと見つめていた。
(516) 2021/05/04(Tue) 19:54:27
ニアは、とある路地裏を覗き込む。
(a161) 2021/05/04(Tue) 19:54:28

ニアは、足を踏み入れ――少しの時間ののち、その場を後にした。
(a162) 2021/05/04(Tue) 19:57:02

【人】 黒い羊 ハマル

>>500 ゲイザー
「ハマルか?
 『ハマル』は―――」

 [零し落としては拾い上げ、そうして行き着いた先]
 [もう出会う事もないと思っていた人々に会えた]
 [果たされなかった約束が果たされた]
 [あちらでの再会の約束も結んだ]
 [そうして【エピローグ】へ向かう世界で]

 [『ハマル』は、]

「もちろん幸せだとも。
 皆が幸せで、皆がハマルの幸せを願ってくれる。
 こうしてまたゲイザーの料理を、ゲイザーと食べられた。
 今度な、海にだって行くんだ。
 ハマルは願われた分、いっぱいいっぱい幸せになるぞ」

 [これまでも、これからも]
 [『ハマル』とはそういう存在なのだ]
 [そうであれと願われていたのだ]

「ハマルはずっとそう居続けよう。
 だから、」

「『また会おう』な。ゲイザー。
 そしてまたパーティをしよう。
 ゲイザーの大切な人も一緒に!」
(517) 2021/05/04(Tue) 20:16:10
 




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生存者 (5)

ラサルハグ
3回 残 たくさん

あんまいない

ヌンキ
52回 残 たくさん

全◯/置きレス

ルヘナ
33回 残 たくさん

レス通知求

ハマル
43回 残 たくさん

全○

メレフ
44回 残 たくさん

新秘○/置 謝謝

犠牲者 (6)

サルガス(2d)
0回 残 たくさん

 

ニア(4d)
42回 残 たくさん

新規・秘話○分裂

キファ(5d)
72回 残 たくさん

置かかってこいや

ヘイズ(5d)
14回 残 たくさん

【雲】ここどこ?

ゲイザー(6d)
40回 残 たくさん

全◯なんでもこい

ルヴァ(6d)
13回 残 たくさん

新◎/います

処刑者 (6)

アンタレス(3d)
1回 残 たくさん

新規〇置きレス

シトゥラ(4d)
20回 残 たくさん

またね

サダル(5d)
54回 残 たくさん

新◎秘◎

カウス(6d)
58回 残 たくさん

全〇Love…

キュー(7d)
30回 残 たくさん

置き

ブラキウム(7d)
24回 残 たくさん

全◎置きだぞ!

突然死者 (0)

裏方 (3)

エルナト
0回 残 たくさん

レグルスkiss

レグルス
2回 残 たくさん

ぜんぶ○/生存

メサ
12回 残 たくさん

全部◎昼は置き

発言種別

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closure / closure' by 閉
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宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa