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【人】 工藤 彩葉[私が考えていたのはこんなこと。 求められれば少しずつ、言葉にしたと思う。 一つ目は、過去を変える選択肢。 きっと、生まれた時からそうだったら、って 何度も思ったんじゃないかな。 でも失うもの、変わるものの大きさを考えれば それは難しいのかもしれなくて。 それでも願ってみる価値があると思うなら、 私はきっと、頷いたと思う…けど。 本音を言えば少し寂しいとも思っていた。 だってそしたら、私たち出会えなかったかもしれない 二つ目は、未来に変わる選択肢。 たとえば卒業の日に。 それとも、いつか決心のついた日に 何かをトリガーにして、発動するような願い方。 その猶予のかわりに、本当に叶うのかどうか ずっと不安がつきまとうことになるだろうけど。 あおちゃんが心の整理、ちゃんとできたのかどうか 私はまだ聞けていないから。>>2:=3] (480) 2022/10/23(Sun) 21:11:04 |
【人】 工藤 彩葉[……それとも。別の選択肢。 彼女は何も変わらずに、変わらないまま、 周りの方を変えてしまう選択肢もあると思った。 そのままの心と体を受け入れてもらえるように。 もちろん、全てを変えるのは難しくて 範囲は限定的になるのかもしれないけど。 でも、だって、本当は 何も間違ってなんかいないでしょ? 今のあおちゃんが、ここにこうして存在してること。 心を変えるのは苦しいと思う。 じゃあ体を変えるのは、どうなんだろう。 喜びだけが残るのだろうか。 それなら、いいんだけど… …これは、苦しむだけの道かもしれないと。 そうも思うから、躊躇して。 彼女が思いもよらない様子なら、 私は何も口にしなかっただろう。] (481) 2022/10/23(Sun) 21:11:07 |
【人】 工藤 彩葉[きっと今この瞬間に、 女の子の身体を願うのが一番確実な方法。 それがわかっていても、私はたくさん考えた。 だってすごく、大事なことだと思うから。 もし答えの出ない問いなのだとしたら、 幽霊さんに託してみるのも ありなのかもしれないけど。 今しか言えない一度だけの願いなら、 後悔のないように言葉を尽くしたくて。 あおちゃんは、なんて答えるんだろう。]* (482) 2022/10/23(Sun) 21:11:09 |
【人】 工藤 彩葉[欲しいものはすぐに思い浮かばなかったみたい。 急に言われてもそれはそうよね、って 逡巡する千葉くんを眺めつつ。>>326 帰りながら、という言葉には少し迷った。 旧校舎と、それから月の位置を見上げながら 日付変更まであとどれくらいだろう、と考えて。 今、何人くらいがお願いしたんだろう。 あと、何人くらい残っているんだろう。 破滅の願いとか、後悔のないようにとか、 三日間で話した人の顔や メッセージの文面を思い出せば、 最後まで見届けたいような気持ちになって。 …でも、遠くから眺めていたって 何かできるわけでもないし。 そんな時間まで出歩いていては さすがに私も、大目玉を食うし。 千葉くんだって同じだろうから、 巻き込むわけにもいかないし…。] うん、そうだね…… [と言いつつ、後ろ髪引かれていたところに。] (541) 2022/10/24(Mon) 0:29:31 |
【人】 工藤 彩葉[少し遡るけど、これは、 あおちゃんとのお話が終わって 願い事も済ませて、無事戻ってきたあとの話だから。 幽霊の前で色々真剣に考えてて、少しの間 千葉くんのこと忘れてしまっていたけど (ごめんね) 大分待たせちゃったなと気付いたら>>319 私は慌てて、あおちゃんに事情を説明し ちょっと行って謝ってくるね、と 一足先に駆け出したんだと思う。 そんな感じで、今。 千葉くんとの話が途切れたころに、 あおちゃんも旧校舎から出てきたかな。 それで、そこに人影があったなら。>>518 少しの間、月光を遮っていた雲が流れて その顔が見えるまで、あとわずか。 (542) 2022/10/24(Mon) 0:29:34 |
【人】 工藤 彩葉― 夜・その後:千葉くんと ― [旧校舎を出て、そのあと。 その場にいた面々で色々お話したりして、 帰るのは少し遅くなってしまったかもしれない。 でもまだ、お話の途中だったから。 千葉くんからギターの練習の話が出たのは、>>327 きっとまた、二人で歩く帰り道のことだったよね。 最初は、それが欲しいものの話の続きだと 私にはわからなかった。 わからなかった理由は、一旦話が途切れてしまった そのせいだけじゃなくて。 きょとんとしていれば教えてもらえたかな。 そうじゃなくても、少し遅れて気付いたら] ……それじゃ、お礼にならないよ。 だってそれ、どちらかというと 私のお願い事だもの。 [苦笑、ではないんだけど、どう言えばいいんだろう。 じわじわ浮かぶ喜びに、 どこか戸惑うように私は笑った。] (547) 2022/10/24(Mon) 1:11:32 |
【人】 工藤 彩葉[少し下がった声のトーンに、 滲むものが私にも見えた気がする。 それだけ真剣に、言ってくれてるんだってこと。 不思議だった。 一年近く放り出したままだった私に、 千葉くんはどうして そんなふうに言ってくれるんだろう。 楽しいって言ってくれるのは嬉しい。 でもどう考えたって、ろくに弾けない私より いつも組んでるメンバーと演奏する方が、 千葉くんにとっては楽しい時間のはずなのに。 頼むならともかく頼まれるとは思わなくて、 私はそこまで自惚れてなくて、 だから、なんて言えばいいのかな。 この気持ちのこと、よくわからない。] (548) 2022/10/24(Mon) 1:11:35 |
【人】 工藤 彩葉…でも、千葉くんがそう言ってくれるなら。 ううん、本当は私からお願いしたかった。 私、今度こそちゃんと、 真剣にギターの練習しようと思ってて。 [だからまた、お願いしてもいい? って、今は建て前も何もなく、 まっすぐに千葉くんを見て言うことができた。 私がギターを弾きたいと思った理由も、 果たしたい約束のことも、>>3:402 練習を途絶えさせてしまった迷いのことも。>>3:404 きっかけがあれば全て話したと思う。 それが今じゃなくても、もしかしたら、 重いとか面倒だと受け取られたとしても。 でもその前に] …困ったな。もらってばかりで、 どうお返ししたらいいかわからないの。 [やっぱり今は、その話題に戻ってきて。] (549) 2022/10/24(Mon) 1:11:38 |
【人】 工藤 彩葉……じゃあ、ねえ、 『 Let It Be 』が弾けるようになったら。 そしたらその次は、 千葉くんの一番好きな曲。 私に教えて? [それまで付き合ってくれるかな、と はにかむように言って、私は笑った。] (551) 2022/10/24(Mon) 1:11:43 |
【人】 工藤 彩葉[その曲を奏でる時のこと、 千葉くんに伝えられるのはいつになっただろう。 聴かせたい人がいて。 その人のために、私はギターを手にして。 くじけそうになったけど、 それでもまた、頑張ろうと思えたのは。 千葉くんがいてくれたからなんだよ。 というのを、今すぐ伝えるのは恥ずかしくって、 多分難しいんだけど。] (552) 2022/10/24(Mon) 1:11:46 |
【人】 工藤 彩葉[願いに向き合うための三日間。 あるがままに、って二人で話して。 だから私も、目を逸らしていたものに向き合った。 そしたらね。本当に今更、気付いたの。 一年もかかって馬鹿だなあって、 我ながら少し笑ってしまうんだけど。 私がギターを爪弾く時。思い浮かぶのは、 おじいちゃんとの思い出だけじゃなくて。 今はそこにもう一人、いてくれるんだってこと。 だから私はきっと、 ギターを嫌いになることはない。 今はそう思えるから。 約束を果たせても、果たせなくても 笑っても泣いても、あるがままにその曲を弾いて。] (553) 2022/10/24(Mon) 1:11:48 |
【人】 工藤 彩葉[そうしたらね、その次は。 千葉くんの好きな曲を、 千葉くんに向けて、弾いてみたいなって思う。 生徒が先生に演奏を披露するのが、 お礼になるかどうかはわからないけど。 できたら、受け取ってほしいな。 歌にだって、挑戦してみようかな。 千葉くんも一緒に歌ってくれないかな。 千葉くんのベースとも合わせられるように、なんて いくらなんでも高望みがすぎるかな。 そんなこと考えていたら、 やっぱり恥ずかしくなってきて。 千葉くんの顔を見ていられなくなった私は、 ギターを教えてくれた彼の手の方へ視線を下げた。 それは今も、ポケットの中にあったかな。]* (554) 2022/10/24(Mon) 1:11:51 |
【人】 工藤 彩葉[もし言葉にするんだったら、そうだな、 『 天ヶ瀬 青葉ちゃんの、 心からの笑顔が見たいです 』 …でも、うっかりそれが 幽霊さんへのお願いに取られちゃったら 笑いごとじゃ済まないから。 今は、心の中でだけ呟いておくね?] (564) 2022/10/24(Mon) 2:50:18 |
【人】 工藤 彩葉[それはさておき。90度傾いた視界では、>>532 世界は相当回転しちゃうだろうから。 戻して、戻して、と言いつつ 私の考えていたあれこれが、 あおちゃんの頭の中になかったことは察した。 なので、挟まれた相槌?も>>533 ありがたく受け取っておきましょう。 でもね、やっぱり色々言っていて、 内心、不安に思う部分もあったから。 だって、打ち明けてもらったばかりで どこまで踏み込んでいいかなんてわからなかった。 我慢してたこと、傷だってたくさんあるかも。 不用意に触れていいものだとは思えなくて、 この先、ゆっくり近付いて行けたらと思っていて、 でも今はそんなこと言っていられないと。 意を決して、した話。>>480 それに「ありがとう」をもらえたなら、 私もこっそり、安堵と笑みを浮かべた。] (565) 2022/10/24(Mon) 2:50:21 |
【人】 工藤 彩葉[…それから。 願いの取り違えはもう起こらないだろうと、 私も少し、幽霊に声をかけてみたりしたけど やっぱり、彼女のことはよくわからなかった。 幽霊の姿が見えなくなってからだったかな、 私はあおちゃんの、袖のあたりを軽くつまんで、 遠慮がちに声をかけ。] …その、大丈夫? 願いの実感とか、まだないでしょう。 やっぱり、心配かなって…… [一番いい道を選べたら、と思って あれこれ提案したけど。そのために彼女は、 これから不安と戦わなくちゃいけないんだろう。 少し申し訳ないような気もする。 …だからこそ、ううん、 さっきの言葉をもらったからこそ。>>537 私にはひとつ、伝えておきたいことがあった。] (569) 2022/10/24(Mon) 2:50:35 |
【人】 工藤 彩葉…あのね、これはさすがに… その、自惚れがすぎるかなって 言えてなかったんだけど。 私には、幽霊さんみたいな力はない。 でも、あおちゃんの望みには全然足りなくても、 少しならその願い、叶えられるんじゃないかって。 打ち明けてくれた時から、思っていて。 …つまりね、これからずっと。 明日からの三か月もだよ。ずっとね、 私の前では青葉ちゃんだから。 あおちゃんは、ずっと女の子だからね。 (570) 2022/10/24(Mon) 2:50:37 |
【人】 工藤 彩葉[そう言ってまた、照れくさそうに笑って。 でも私は、目を逸らさなかったよ? 今度、お店に行く約束は もちろん覚えていてくれるよね。 三か月の間にも機会があったら、 私の制服着てみる?と聞いてみようか。 あおちゃん、髪を伸ばしたりしないのかな。 今の長さでも、少し巻いてみたら可愛いかも。 私、それだけは得意なのよって 腕前披露の機会も狙ってみよう。 その先も、たくさん、たくさん、 一緒にやってみたいことがあって。 私たち同じこと考えてたねって、 いつかきっと、答え合わせができるはず。 …そうして話が一段落したら、 私は慌てて、一旦外に 走って行ってしまったんだけど。>>542 慌ただしくてごめんねって、あとで謝って。] また明日ね! [と笑って、その日はお別れできたと思う。]* (571) 2022/10/24(Mon) 2:50:41 |
【人】 工藤 彩葉― 夜・旧校舎の外で ― かなちゃん、 [その姿を認めたのは、>>518 千葉くんと話をしていたあとのこと。>>542 千葉くんも気付いたみたいで、>>558 少しみんなで言葉を交わすことはできたかな。] うん、幽霊さんには もう一回声をかけてみたんだけどね。 やっぱり、名前を聞くこともできなくって。 あ、でもあおちゃ…、天ヶ瀬くん、には 少しお話してくれたみたい。すごいよね。 [幽霊の話には、そう返したんだけど。>>519 あおちゃんのみんなの前での呼び方、 さっき確認しておけばよかったって、内心焦った。 どうしよう、私もう馴染んじゃって、 最初に出てきてしまう。 まだ色々内緒だったら気をつけないと… なんてこっそり頭の中で考えて。] (583) 2022/10/24(Mon) 4:52:42 |
【人】 工藤 彩葉[それから、少しの間。 私、何を言われるのか ちっとも予想できていなかったから。 かなちゃんの願い事は何だろう、 良くないことだったらどうしよう、 この時間なら、もう行ってきたあとかな、 そうだよね、悪いことは何もないよね。 なんて、顔には笑顔を浮かべているくせに、 頭の中ではぐるぐる考えて。 それでもやっぱり、聞けないでいたんだけど。] (584) 2022/10/24(Mon) 4:52:45 |
【人】 工藤 彩葉……かなちゃん。私も、 話したかったことがあるの。 …その、少し、二人で。 聞いてくれるかな。 [ちょっと、言いにくい話だから。 ちらりと周りを見て、 のけ者にするつもりじゃないんだけど ごめんねって、申し訳なさそうな視線を送り。 私はかなちゃんを、少し離れた場所に 引っ張って行った。 完全に聞こえない場所じゃなかっただろうけど、 こう、気持ちの問題だから。] (587) 2022/10/24(Mon) 4:52:53 |
【人】 工藤 彩葉[まず、私はかなちゃんに、中学時代の話をした。 事情は違うけど、かなちゃんと同じようなきっかけで 仲良くしてた つもりだった 同級生がいたこと。荷物とか、プリント届けたりとか。 お昼を一緒に食べた回数は、 多分かなちゃんよりも多かった。 だって先生に頼まれてたから 彼女は見えないところでいじめられていて。 だんだん、保健室登校の日が多くなって。 なんでも言ってね、友達でしょ、って そう言ってみたけど、答えはなくて。 もしかしたら、私も安心していたのかもしれない。 だって、私に何ができるかわからなかった。 その関係を、私は 傲慢にも 友達と呼んでいたけど。彼女にとってはそうじゃなかった。 私の『一番』は他にいて、 そうじゃない友達だって、何人もいて。 彼女には、――――…… …やっぱり事情は違うけど、彼女は最後、 今のかなちゃんのように学校をやめると言った。 そんな、面白くもない話。] (588) 2022/10/24(Mon) 4:52:56 |
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