【人】 船医 チャンドラ― 少し前・メインデッキ ― [暫し、思考の海に沈んでいたようだ。 副責任者たるラサルハグの指示>>274に、ふと意識が浮上する] ゲイザーが担っていた船内のメンテナンス、か。 掃除や洗濯くらいならやれなくもないが、料理には期待しないで欲しい。 [こう見えて生粋のお嬢様。 独り暮らしするまでは使用人頼みだった上に、今はフードマシンと材料さえあれば、それなりの味のそれなりの栄養素の食事が取れる時代だ。 少しメスが使えるからといって、それ以外の刃物――包丁とも仲良く出来るなんて幻想だ] [この後、意外な名シェフ>>413が誕生するだなんて思いも寄らないから、遭難の件は脇に置いたとしても、ただただ今後の食卓へ不安を抱く] ……ああ、ここで無理をしてしまうとどう悪影響が出るともしれない。 自分の為にも、皆の為にも、すぐに申告して欲しい。 [異常がある場合の皆への指示>>277へは、その場の乗組員の顔を見てから、こくりと頷いた] (503) 2022/07/12(Tue) 23:19:11 |
【人】 船医 チャンドラ[急ぎ足でドアの外へ向かうアマノの言葉>>280に、バーナードへと視線を戻す。 「馬鹿」の言葉で特定をした訳では勿論無く、指し示された先が彼だったという事だけれど] [成る程、顔色は悪く見えるし、常の作ったような陽気さも鳴りを潜めている気がする。 この場に居た全員の顔を眺めていたつもりでいたのに、全く何も見えていなかったようだ。 ――まだ、冷静には程遠い] 振動、による酔い……? 脳に影響があったり、神経を傷めていたりするといけない。まずは目を見せて―― [ともあれ、言われた通り診察しようとバーナードの顔へと手を伸ばし掛けて。 思わぬ強い拒絶>>285に、びくりと止める。 どうして良いか分からぬまま、そのまま去っていく彼>>308の背に] ……っ、くれぐれも!くれぐれも、無理をしないように! それで倒れたら、私も君を「馬鹿」って呼ぶからな!! [追い掛ける事は出来ず、ただ、そう声を投げた] (504) 2022/07/12(Tue) 23:19:42 |
【人】 船医 チャンドラ― 現在・医務室 ― [アンテナはゲイザーのコールドスリープ処置を決めた。 だとしても、スリープ前に処置すべき事はたくさんある] 大丈夫、怖くない。目覚めるまでは一瞬だよ。 ……ああ、でも、長い夢を見ていた気がするって言っていた学友もいたっけ。 君はどちらなんだろうね、ゲイザー。 [今は安らかに眠っているように見えるゲイザーに話し掛ける。 今この時も、彼女に言葉が届いているのか、それとも夢も見ないほどの深いところに意識が沈んでいるのかも分からない] (521) 2022/07/12(Tue) 23:53:52 |
【人】 船医 チャンドラ[以前、一度だけ講習以外でコールドスリープでの処置を行った事がある。 あの時は気が動転していて、処置もそこそこに、とにかく患部の損傷を最小限に留める事だけを優先してしまった] [それでも、その処置の後、もしラサルハグから離れてしまった右膝より下の部位が無事に見付かっていたら] [彼は右脚を失わずに済んでいた「かもしれない」] [結局はそれは叶わず、処置の不足もあり神経系統に不調を残す結果となってしまった訳だけれど] (522) 2022/07/12(Tue) 23:54:11 |
【人】 船医 チャンドラ「コールドスリープ装置は9人分しかない」 [ルヴァとラサルハグの会話>>312が思い出される] [そう、コールドスリープ装置は1台不足している。 故障の報告が、確かに上がっていた……筈だ。 このような事態になるとは思わず、意識の端からも零れ落ち掛けていた情報] [すべてはアンテナの判断だ。誰が残されるかは分からない。 自分は残されたくは無い――死にたくはない――けれど、では誰かを犠牲に生き残るのか] [仮にスリープ処置をしたとして、生き残れるという保証も、実際のところ無いだろう。 広大な宇宙で、難破船が信号も無く救助される確率など、半分もあれば良いところ] (523) 2022/07/12(Tue) 23:54:31 |
【人】 船医 チャンドラ[自身らで選択をせず、客観的な計算を下せるアンドロイドの判断に身を委ねるのは―― ある意味で、幸いと言えるかもしれない*] (524) 2022/07/12(Tue) 23:54:49 |
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