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【墓】 木峰 夏生[ さっきまで、溶けそうな顔してよがっていた 海斗に今浮かんでいるのは確かな高揚感。 真っ新な紙に記録し記憶されていく自分たちの 新しい関係性が嬉しくて。 ただただ可愛いだけだと思っていた海斗の 獰猛な一面が垣間見れるのがたまらない。 気持ちいい、と口に出せばまた変わる 愉しそうな表情に、俺は眉を顰めながら 人知れず破顔っていた。 ] ───ッ ンっ…… [ これは?と言いながら試すように動く指。 キツく摘まれたそこを今度は円をえがくように 親指で刺激され、押しつぶされて、腰が焦れる。 ] (+60) 2021/07/12(Mon) 6:29:13 |
【墓】 木峰 夏生[ 思わず伸ばした手の中で、海斗の雄が あっという間に硬さを取り戻して 勃ち上がっていくのがわかった。 安心したように、優しく握って下から撫で上げる。 さっきまでの責め立てる動きではなくて、 どこか縋るような、甘える手つきで。 ] ……かいと、たのしそう、 おれのこと、攻めて、こーふんしてんの、 [ はぁ、はぁと荒む吐息で途切れ途切れに伝えれば 気まずそうに逸らされた視線はすぐに にやりとぎらつきを取り戻して。 またぎゅっと頂を摘まれて、身を捩るように跳ねた。] (+61) 2021/07/12(Mon) 6:30:33 |
【墓】 木峰 夏生[ 挑発的な言葉を紡ぐ海斗の声は、 さっき鳴きすぎたのか掠れていて、 普段よりずっと低く、鼓膜から脳髄を掴んで 痺れさせる。 無意識に上がった顎のせいで、 一撃で急所を狙う猛獣を思わせる動きで 首を食まれ、強く吸われて、小さく呻く。 ぢり、という痛みは強くはないけれど、 熱さと鋭さは所有者の証の焼印のよう。 喉元に歯が立てられれば、今度は唇を固く結んで 後頭部をシーツに押し付けて、自ら捧げるように すすんで喰らわれるように海斗に向かって 喉を晒した。 ] (+62) 2021/07/12(Mon) 6:32:02 |
【墓】 木峰 夏生[ 耳元で、もう熱さしか感じない声が これは?と囁く。 そのまま身体を伝い降りていった唇が胸に触れて 耐えきれず喉の奥がぐ、と鳴る。 右手で海斗の欲望を優しく扱きながら、 左手はシーツを握りしめて、頂の攻め苦に 耐えているけれど、押しつぶされたり指で 弾かれるたびに、口から出るのは完全に喘ぎ声。] ……ッは、ァッ……んっ…… [ 触れられている片方はもちろん、未だなんの刺激も 与えられていない対の頂も 期待に硬さを増して尖っている。 そこを躊躇いもなく食まれ、舌で転がされ、 吸われ、そして、 ] (+63) 2021/07/12(Mon) 6:33:17 |
【墓】 木峰 夏生っ あぁ゛…ッ!!ん゛、 ぅ、っ─── [ ぎり、と鋭い歯が立てられて、全身が痙攣した。 逃げられるはずもないのに腰は シーツに沈めようと引いてしまう。 それでも撓る背のせいでさらに胸を 突き出すようにしながら、顔を背けた。 海斗の雄に触れる手は離さないで、 反対の手の甲を口に当てて息を整える。 今ので完全に勃ち上がった俺の下腹部から、 先走りがたらりと腹を汚すのがわかった。 ] (+64) 2021/07/12(Mon) 6:34:21 |
【墓】 木峰 夏生……ッはぁ、 ゔ、 っああ…… それ、痛ッ、てぇ…… [ びくびくと身体を跳ねさせながら、 抑えた手の下で懸命に口を動かす。 ] だから、めちゃくちゃきもちいい、 かいと、……にされん、の、たまんねぇ…… [ 毛穴全部から溢れるような強烈な快感を 伝えるために、擦り付けるように腰を動かして、 強請る。 ] (+65) 2021/07/12(Mon) 6:35:51 |
【墓】 木峰 夏生[ 喰い千切られるかと思うほどの強烈な刺激に 本能的に逃れようと跳ねる身体を 海斗が体重をかけて押さえつけてくれる。 それさえもぞくりと興奮を産む。 焼けた鉄を押し当てられたような痛みと熱が 胸の頂から神経を伝達して全身を駆け巡り、 脳かどこかで快感に変わっていく。 どっと汗が吹き出した。 握ったままの茎が俺の手の中でどくりと震えて、 思わずこのまま扱き上げてしまおうかと 過ぎるほどの昂りに襲われながら、 揺れる瞳を挑戦的な笑みで覗き込む。 ] (+72) 2021/07/12(Mon) 18:42:18 |
【墓】 木峰 夏生[ 手のひらから溢れるローションが 火照る身体にぼたりと落ちて、びく、と反応する。 子どもが粘土を捏ねるみたいな手つきに目を細めて 淫らに響く粘っこい水音を聞きながら、 身体を這う熱い掌に酔った。 担ぐように持ち上げられる足。 動揺したりはしないけれど、 刺激を求めて震えて涎を溢す熱を ゆるく扱かれれば声が出る。 ] ……ッふ、ァッ……ぁっ…… [ 待っていたそれの刺激は長くは続かなくて すぐに離れた手はまた胸元へ。 腰から伸ばし塗られる滑りがぞわりぞわりと 悦を呼んで、喘ぎ声に閉じられない唇を また、塞がれる。 ] (+73) 2021/07/12(Mon) 18:45:16 |
【墓】 木峰 夏生───ッ ンっ…… [ 過敏になった感覚を愉しむように、 合わせた唇もすぐに離れて、 しつこく嬲られるのは胸の突起。 きっと赤く腫れているだろうそこは、 びし、と指で弾かれれば痛みに貫かれて、 面白いように背が撓る、身体が跳ねる。 ] ゔ、 ッあ゛あっ───、 っい゛…… [ 目の前が明滅するほどの刺激。 内訳は、痛みとそれが呼び起こす快感。 はっ、はっ、と犬のような短い息を吐いて 懸命に往なす。 そうでもしないと、イッてしまいそうで。 ] (+74) 2021/07/12(Mon) 18:46:38 |
【墓】 木峰 夏生─── ふ、 ぅ、ああ……っ、ん かいと、はっ……きもちいい、かよ、 [ だらだらと溢れる透明な汁とローションに 塗れた屹立が、同じくらい滾った海斗のものに 擦り付けられてくじゅ、と音を立てる。 ] おれ、は、めちゃくちゃきもちい、…… かまれたとこ、いてぇ、し、 下は、熱い ────── [ 腰を揺らされれば互いの熱が混ざって、 込み上げる吐精感を堪えるために 噛み締めた奥歯かみしりと鳴った。 ] っあ、きもち、い、 ……ッは、なぁ、 かいと、 (+75) 2021/07/12(Mon) 18:49:50 |
【墓】 木峰 夏生[ 快感を逃すように頭を振れば、 ぼたぼたと汗が飛び散る。 重なった屹立を纏めて握って、 下からねっとりと扱き上げながら 欲しい、と譫言のように強請った。 ]* (+76) 2021/07/12(Mon) 18:51:08 |
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