不知 ミナイは、メモを貼った。 (a16) 2022/07/02(Sat) 23:50:57 |
【人】 陽葉 シロマ>>【職員室】 >>25 「見出す、ね。 そうだなあ……出席簿とか名簿は面白そうだ。 皆のおじいちゃんおばあちゃんの名前とか、案外あるかもしれない」 棚の中でも、校長室に近い方の棚へ向かう。 ここに無ければ更に奥、校長室を見るつもりだった。 「ん〜……校長室だと今度は違う気がするんだよなあ」 恐らくそちらには出資者やその類、卒業生達より上の世代が並ぶ名簿だ。 そこまで遡ってしまうと、逆に身近では無くなってしまう。 曽祖父や曾祖母が生きていれば、多少面白味があるかもしれないが。 「……、……お! えーと……、ここら辺かな?」 棚の中で散らばっていた在校生名簿が数冊。 中から、最も若い年月日の物と二番目に若い年月日の物を取り出した。 二番目に若い年月日の名簿を永瀬に差し出して。 「マユちゃんはこっち見てくれるかい。 見覚えのある苗字があれば、当たりだ」 (30) 2022/07/02(Sat) 23:56:13 |
【人】 不知 ミナイ「ボクは座って留守番するのになれてしまったから。 でも……誰かと一緒はキミの言う面白いを見つけられそうだ」 君に誘われたらきっと嬉しいなと言いながら、そのまま見送った。 ――ひとりぼっちではないから辛くなどない。 寂しいのは、こうして集まった時間が楽しいから。 ボクは思いのほか浮かれてしまっているのかも、しれないな。 「あとで歩いてみる。 怖い場所があったらお土産に教えておくれよ」 (31) 2022/07/03(Sun) 0:00:00 |
ライカは、理科室のドアを開けた。ガラガラガラーッ! (a17) 2022/07/03(Sun) 0:03:02 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a18) 2022/07/03(Sun) 0:05:46 |
【人】 かれがれ ユメカワ【図書室】 >>29 ネコジマ 音楽室と理科室がある階の、一つ下の階まで。 一段、一段、もう一段。上っていくたびに、 古くなって傷んだ木材がぎいぎい音を立てる。 そんな、いかにも、といった階段を上りきり 続く廊下を少し行って、入った先は図書室。 戸を開ければ古びた紙のにおいと、かび臭さがお出迎え。 「…流石に、もう読めな──あ。」 ぱ、と離れた手。後退って離れた一歩。 本棚に残された背表紙から傍らへ視線を移せば、 なんとなくきまりが悪いような表情が見えた気がして。 「いたくないよ。大丈夫 稔が嫌じゃなかったら、手、繋いでてほしいな」 「寂しいから」 嫌だったら嫌でいいから、一歩分の距離はそのまま。 からっぽになってしまった片手だけ差し出した。 (34) 2022/07/03(Sun) 0:08:12 |
【人】 元弓道 マユミ>>【職員室】 >>30 「校長室って全然縁がないから、ピンとこないんですよね。 ふっかふかでくるくる回る校長先生専用のソファがあることくらいしか知りません」 自分の興味あるものしか目に映らない少女の頭では、校長室に何があるかすぐにパッと出てこないようだった。 呼ばれる頃には片付けも粗方終わったのか、まとめたガラスをちりとりで集め、蜘蛛の巣の張ったゴミ箱にざばーっと流してすぐにやって来た。 「お。お手柄ですね梢。流石です。イケメン度が更に増しましたよ。どれどれ……」 名簿をひょこっと覗き込む。知っている名前はすぐに…… 見つからなかった。 ▽ (35) 2022/07/03(Sun) 0:10:12 |
【人】 チャラ男 ウラミチ「おっ、写真いいじゃん」 グループラインに送られてきた写真をポチポチ確認している。 スマホの画面を見ながら歩いているので前を見ていない。 (38) 2022/07/03(Sun) 0:20:51 |
【人】 奔放 クリス>>32 【理科室】 ライカ 「全く……、あてにしてみればこれだ」 やれやれ、とばかりに先程の言動はなかったとばかりに肩をすくめながら首を振る。 ため息を大きくついて。さて、現状に適応させよう。 「理科室ねえ……」 「人体模型の話はまぁよく見るが。後は、薬品を被ってしまった生徒の話等も見られるね」 鼻を利かせる、この時代にもまだ残ってるなんてよっぽど。 残っているという事は、問題にならない範囲に置いての薬品という事だ。精々アルコールランプ等か。 それもまた、問題といえば問題だろうが。 「昔は緩かったのだろうかね、硫酸やら」 机に取り付けられてる蛇口をなんのけなしに回せば、当然それに変化はない。 ……さて。 「流石にここでなら。何か写すのか、それは」 カメラとは事実を映す機械である。 (39) 2022/07/03(Sun) 0:22:27 |
陽葉 シロマ(匿名)は、メモを貼った。 2022/07/03(Sun) 0:27:03 |
ネコジマは、ほんのちょっと背伸びして、夢川が視界に入れる文字を同じくして覗いている。 (a19) 2022/07/03(Sun) 0:28:45 |
【人】 元弓道 マユミ>>【職員室】>>41 「超えました超えました。大気圏突破も秒読みですよ」 息をするように適当を言いつつ──半分本気なのは、彼女に対する信頼からだろう。 周りが何を言おうと 「行きましょう行きましょう!目指すは全エリア制覇ですからね! 主事室ですか、馴染みがありませんね〜。用務員さんのお部屋ですよね?そちらもそちらで面白そうなものがありそうでワクワクしますね」 頷き、示された方へ歩き出す。 その際掃除に使った箒も持っていくことにした。気分は剣を得た勇者だ。 (42) 2022/07/03(Sun) 0:46:20 |
【人】 陽葉 シロマ>>【職員室】>>42 「ああ、そうそう。用務員さんの部屋だ。 昔は主事さんが寝泊りしてたっておばあちゃんが……」 祖母の話を嬉々として語りながら、畳の敷かれた主事室を少し迷ってから土足で上がる。 とっくに砂埃だらけだ。靴を脱いだら靴下が真っ黒になってしまうだろう。 鍵を入れるなら恐らくここだ、と目星を付けて机の引き出しに手をかける。 机の一番上の引き出しが、施錠されている。もしくは何かが引っかかっている。 勿論、強硬手段に出ても良いだろう。 「……」 どうする?と言いたげな視線を貴方に向けた。 『これ以上の遠回りは流石にちょっと面倒だよね』という顔でもある。 (43) 2022/07/03(Sun) 1:07:57 |
【人】 憂愁 ライカ>>36【理科室】クリス 「さて………、」 仕切り直し。 こほん、とひとつ咳払い。 「肩透かし喰らって終わりそーですけど、 一応色々撮ってみる?」 朽ちかけた棚をがたがた開けば、 片付け損ねたか放置されたか──アルコールランプ、何かの薬品瓶を少々──が顔を見せる。 眉をひそめれば、そちらもレンズ越しの画面に収めてみた。 ──動く人体模型。 ──薬品の誤用。 「理科室って言えばそんくらいですよね? センパイ、ちょっとそれと並んでみてよ。 ツーショット撮ってあげまーす。」 ほらほら、と人の形をしたそれへレンズを構えて 枠へと収まるように、詰めろとハンドサイン。 君がそれに従うのならば ライカは無理やり君WたちWを被写体としてシャッターを切るだろう。悪ふざけだ。 (45) 2022/07/03(Sun) 1:10:47 |
【人】 元弓道 マユミ>>【職員室】>>43 「学校に寝泊まり!何それ楽しそうじゃないですか。拙もやりたいですよ〜!」 少女にとっては仕事であっても煌めくものに感じたらしい。きっと青い頭の中では非日常的な空間を好きに歩き回り、慣れぬ布団にくるまる体験にはしゃぐ少女を思い描いている頃だ。 「それにしても梢の婆さまは学校のことも教えてくれたんですね。拙の爺さまも昔話はしてくれましたが、己の武勇伝が多かったのでそういった雑学はあまりなく」 嬉しそうでよかったと内心思いつつ、出くわしたのは二人の道を阻む(勝手に思い込んでるだけ)障害。 「梢、拙におまかせを。危ないですから下がってもらえます?」 ガタガタ鳴るだけの取手を両手で握り。片方の足を上げて机を押さえつけ。 「正攻法で突破しますッッッ!!!」 思い切り力任せに引っ張った──! (46) 2022/07/03(Sun) 1:22:40 |
マユミは、 バキッッッ!!! (a20) 2022/07/03(Sun) 1:23:26 |
【人】 かれがれ ユメカワ【図書室】 >>40 ネコジマ 「えぇ、もしかして読めそうなの探すの?この中から? 自慢じゃないけど頑張るのは苦手だよ、俺」 言い草こそ異議を唱えるようなものだけど、 視線は懐中電灯で照らされた先に戻して、読めそうな本を探す。 何せ他にする事も無いのだから仕方ない、し。 「まあ、誤差っていうか。何なら若干お釣りが来るかもだし それに免じて本持って捲る担当の夢川になってあげようかな」 日没後とはいえ、あまりべたべたとしたくはない気温だろう。 それでもこうして寂しさを埋めてくれる事は嬉しくて。 それに、もう少しこのままで居る口実としては、悪くない。 (47) 2022/07/03(Sun) 1:23:27 |
ユメカワは、ネコジマの手の甲を指先でちょいちょい何度か撫でてから。 (a21) 2022/07/03(Sun) 1:23:50 |
ユメカワは、しょうがないからちょっとだけ頑張る事にした。 (a22) 2022/07/03(Sun) 1:23:56 |
【人】 チャラ男 ウラミチスマホを見て歩いていたらいつの間にかはぐれてしまっていた 「アイツら何処いったんだよ…… つーかみんなよくこんなきみわりーとこ探検できるわ、引くわ」 廊下でしゃがみこみ、送られてくる画像を見つめている。 周りを見回したが何もいない。 (50) 2022/07/03(Sun) 1:33:30 |
【人】 友達 ネコジマ【図書室】 >>47>>48 ユメカワ こういうの見に来たんじゃねぇんすか、とか。 猫島もがんばるのは嫌です、とか。 一々文句のような言葉が返るが、彼に慣れた人間であれば、 テンポよく言葉を返している時の彼がゴキゲンなことを知っている。 元々そんなにべたべたする気質じゃないはずなのに、 こうしてサービスをしてくれる程度には、変わらない距離を喜んでいるのだ。 「……? 読んじゃいけねぇのに置いてるんです? 変なの」 赤字の禁だけで考えての発言。どうやら“持ち出し禁止”の カッコいい言い方にピンとこなかったらしい。 猫島は本とはあまり仲が良くない。 (51) 2022/07/03(Sun) 9:08:23 |
ネコジマは、開いてちょうだいとでも言うように、「ん」と呟いた。 (a23) 2022/07/03(Sun) 9:08:30 |
【人】 友達 ネコジマ【図書室】 >>51>>a23 ユメカワ 「うわ」 開かれた本には、文字がびっしりと敷き詰められていた。 ミミズ文字とまでは言わないが、かなり読みづらい。 「何…? 呪い…心臓…?」 開いたページにあったのは、相手の心を射止める方法だとか、 離れた心を取り戻す方法だとか、 項目だけ見ると恋のおまじないのようなものだった。 しかし手法がどうにも黒魔術めいており、 今この場でもやれないことはないが、 普通はやらないようなものばかりだ。 表紙の白さとはかけ離れた内容に思えるだろう。 前書きの部分まで戻れば、 『この本に書かれた御呪いは、 効果は確実にあるけど、悪魔との契約に等しいものだから、 使った後に幸福な未来なんてものは訪れないよ。 それでも望みを叶えたいのなら頼りなさい』 …といった内容のことが、仰々しい文体で書かれている。 「…雪ニイ、書いてること分かります?」 猫島はあまり読めていなさそうだ。 (53) 2022/07/03(Sun) 10:08:13 |
【人】 長女 カナイ「あぇぇ…… ど、どこいっとん…?」 自転車を停めるのにもたつき、廃墟の暗がりに臆して足を止め。 とぼとぼ歩く姿はすっかりしっかり迷子のそれ。 ブルブル震える通知を見ればいいなんてことにも気がつかないで、うろうろしている。 (54) 2022/07/03(Sun) 10:12:25 |
【人】 元弓道 マユミ>>【職員室】 >>52 「鍵ひとつ見つかれば御の字と思っていましたが、これはなかなか。やりましたね」 満足げにふふんと鼻を鳴らした。 「はい!それじゃあ本丸に乗り込みましょう! ああ、それと鍵束は梢が持っていてくださいね。しっかり者さんはしっかり者ですから、それ故本当は必要以上に頼って負担をかけたくないものですが。でも拙が持つと落としてしまいそうなので」 少女の表情はなかなか変化しにくいが、普段よりちょっと目が柔らかく細められている。 着実に探索が出来ていることに気分が良くなっているのか、鼻歌でも歌いそうなほど軽やかな足取りで先に進むのだった。 目指すは本丸、校長室。 (57) 2022/07/03(Sun) 11:08:22 |
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