【人】 苧環のつぼみ 御旗栄悠「で、柏倉先輩に直してもらったんですか。へー」 副生徒会長の信徒、もとい、 ちょっと様子のヘンだった生徒に声を掛けて話を聞き、 そしたらスマート・カッケー・エピソード(SKE)で、 だから生徒会人気あるんだろうなーなんて結論付けて。 「……旗にとってもバリアフリーになるといいなこの学校。 ごめんな、準備あるのに呼び止めて。じゃ、また」 讃え話が長くならないうちにピリオドをつけて、 陸上部の部室へと向かう。 色々気になることも多いが、体育祭への準備が疎かになってしまっては元も子もないのだから。 (54) 2021/10/28(Thu) 10:42:33 |
御旗栄悠は、白入先輩のハグと、勢喜のメシと、家で待つ御嬢に想いを馳せ、気合を入れた。 (a36) 2021/10/28(Thu) 10:50:47 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「いえ、いえ。 それらを結び付けて考えてしまうのは、早計に過ぎますよ。 事実関係の確認は…人伝に聞いた話だからわからない、と。 であるなら、それでは飽くまでも憶測に過ぎませんよね。 確かに、ここ数日で色々な出来事が重なっている。 そういうふうに思えるかもしれません。 けれど体調不良での欠席者が、日々何人居ると思います? 体育祭を前に少々気負ってしまう人だって珍しくない。 性質の変化だって、発展性のある異能には付き物です。」 努めて優しい語調で、蟠る不安を一つ一つ解きほぐす。 いつだって、不安や猜疑心が根も葉もない噂を呼ぶ。 それに対処するのもまた、副会長の務めだろう。 「それにね、一度落ち着いて考えてもみてください。 欠席していた生徒達が、再び登校して来た時 自分の事である事無い事言われていたらどう思うでしょう? 俺は彼等の為にも、邪推は控えるべきと考えますよ。」 「何よりも。 そんな杜撰な隠し事をして、誰に何の得がありましょう。 学校側が隠すなら、もう少し上手くやると思いませんか? ね、そうでしょう。何も心配する事なんてありませんよ。」 だから安心して準備や学業に専念する事。 そう言って、また一人の生徒を見送った。 (55) 2021/10/28(Thu) 11:28:05 |
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