情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 導きの天使 ラナー>>14 ファルーサとの感情取得(失敗) [市場はこの街の中でも特に気に入ってる場所。 色んな人が行き交って、色んな音に溢れてて、飽きないわ] ありがとうございましたー! [今日のあたしは売り子さん。 この間林檎をくれたおじさんに「おいしかった」ってお礼を言いに行ったら、また手伝いを頼まれたから、ふたつ返事で引き受けたの。 お客さんを笑顔とお辞儀で元気よく見送って、声の届く位置を通り過ぎていくファルーサを認めて、思わず目で追った。 今日のあたしは売り子さん。 でも、本来のお仕事もあるし、ここはどっちを優先すべきかしら] んー…。 ファルー…あっ、はぁい! [やっぱり、と名前を呼び掛けたけど、次のお客さんに呼ばれて振り向く。 話し終わって視線を戻した時には、ファルーサは居なくなってた。 会いに行くのはきっと、また別日が良いわね] [〆] (25) rein-joir 2021/09/18(Sat) 8:48:32 |
【人】 導きの天使 ラナー>>16 バカサービス アレがアレして全裸になったわ。 わ〜ほんとに人魚姫みたい…ってそうじゃなくて! 「〜〜〜〜っ!!!!????」 顔を真っ赤にして手で隠す。 陽気な歌と踊りで誤魔化す?嘘でしょう? 天使にだって羞恥心はあるの、当たり前でしょう!? 大体、私はサーリフと違って芸術系の才能は無いの! 歌も踊りもぜんっぜん出来ないんだから!!! 「ど、どうしたらっ…」 おろおろと周囲を見回し、知り合いを見付けた。 「ファルーサ!」 ぎょっとした顔をされたけど、こっちだって必死だわ。 どっかから布を調達しない事には移動も出来ないじゃない! 「その羽織ってるパーカー(?)、寄越しなさいな!」 追い剥ぎみたいにして襲いかかったあたしは、見事勝ち取ったのだった。 [失敗!] (26) rein-joir 2021/09/18(Sat) 9:16:22 |
【人】 導きの天使 ラナー>>18 エモサービス 我ながら呆れてしまうことがあったわ。 触手系魚介類を探そうとして犬や虎を持ってきたり、全裸になったり、既にかなりいい線をいっているようにも思うけど、そういうのじゃなくて。 「……」 ぷくっとふてくされて、小石を蹴る。 お節介、偽善者って言われた。 それ自体はままあることだし気にしてないわ。 でも、天使なら天使らしくしてろ、って言われて。 その一言には、なんだか酷く傷付いたの。 別に、天使らしいとからしくないとか関係なく、天使だけど。 傷付いたなぁって感じた自分に、なんだか呆れてしまったの。 だから今日はもうなんにもやる気が起きなくて、ぷらぷらと宛なく歩いていたのだけれど。 (27) rein-joir 2021/09/18(Sat) 9:45:19 |
【人】 導きの天使 ラナー「あ……」 鍛錬中、なのかしら。 見知った人を認めて、足を止める。 あたしは剣に詳しい訳じゃない。 心得のある人からしたら、笑ってしまうような感想だろうけど。 でも、アルバリの剣技を何度か見た中でも、1番透明に感じたわ。 「綺麗……」 ────何故かしらね。 新しい、素敵な秘密が出来たなって、ちょっと思ったわ。 「……」 あたしにはさっぱりわからないけど、気配とかもきっと鬱陶しく感じるものなんでしょう? だから邪魔しないように、また歩き出す。 さっきまでとは少し違う、軽やかな足取りで。 [失敗!] (28) rein-joir 2021/09/18(Sat) 9:46:40 |
【人】 死神のジン ナディル>>9>>10>>11 ファルーサ 『──強さが欲しい』 「……それは、闘技場で常に勝利を得たい、 という意味で合っているか?」 ──かつて同じようなことを願った少年がいた。 ファルーサのように闘いを好むわけではなく、 それしかできないから闘うのだと言っていた。 ストリートの孤児たちを集めて行う 非合法の地下闘技場で、 少年は自分と幼い弟の糧を得ていた。 彼が飼っていたのは漆黒の毛皮を全身に纏う 飢えた若い羆だった。 それが育ちきる前に、少年は命を落とした。── 腕の中で、甘えるように額を擦り付けてくる 幼い虎の仔の背中を撫でる。 虎はどれほど大きくなるだろう。 強くなるだろう。 美しくなるだろう。 どうか今度こそ、己の主を喰わぬ理性を 保ってはくれないだろうか。 そうして俺に、『願い』が結実する様を 見せてはくれないだろうか。 (29) kintoto 2021/09/18(Sat) 10:10:39 |
【人】 死神のジン ナディル>>29 『──こんな所で。空しくならねぇか?』 警戒を含んだ不審げな問いが投げられたが、 一蓮托生に繋がれた者を騙そうとするほど 馬鹿ではない。 「煉獄だから、意味が無いと? ……それは違うな。 どんな場所であれ、生を求め、死を恐れるなら 人の営みの行きつく先は同じだろう。」 何故そうするのかと問われれば そう在るよう生まれたからにすぎないのだが。 「『願いが叶う』ことに意味が無いと思うのなら、 、、、、、、、、、、、 お前は何故それを願ったのだ?」 結末はまだわからない、けれど。 きっとこの仔は美しく育つ。 [パスor〆] 【感情取得: 信頼(+)>ファルーサ】 (30) kintoto 2021/09/18(Sat) 10:12:40 |
【人】 死神のジン ナディル神に縋ることすら叶わぬ者の存在を知ったのは 母が亡くなってからだった。 力無き者たちの望みはいつも捕食される側の姿で か細く悲痛な鳴き声を上げている。 抱き上げても、餌を与えても それらの命は短いまま…大きくは育たない。 何時しか、耳を塞ぐようになった。 、、、、、、、、、 愉しくなかったから。 ───それは俺の罪だったのだろうか。 (31) kintoto 2021/09/18(Sat) 10:23:21 |
【人】 死神のジン ナディル>>31 『ナディル!掃除手伝ってよ』 片翼の天使──ラナーの無邪気な声が届く。 『ここ、彼らの住処なんですって。 比較的、安全な場所なんですって。』 生前の俺が知っていた神殿とは似ても似つかない みすぼらしい建物と、貧相な子供たちを眺め見下ろす。 ──そんなことは知っている。 、、、、、、、、、、、、、、 だって俺が連れてきたんだから。 (32) kintoto 2021/09/18(Sat) 10:30:07 |
【人】 死神のジン ナディル>>32 いくら地上が荒れているとは言え 幼いうちに罪を負って死ぬ子供はそう多くはなく、 此処における子供の数は地上に比べると随分と少ない。 けれどその分、力の無い者が受ける扱いを その身に集めてしまいがちで、 平たく言えば罪人どもの格好の餌食だった。 具体的に最も多いケースは 地獄の穴で妖魔や悪鬼を誘き寄せる餌にされるのだ。 衝動に駆られるように魔物どもを焼き殺し、 ついでに魔物狩りどもも捻り殺し、 彼らをそこから救い出したのは ただその悲鳴を聞きたくなかったから。 一人でも多く、少しでも早く 此処から子供が居なくなるように。 (33) kintoto 2021/09/18(Sat) 10:36:06 |
【人】 死神のジン ナディル>>33 『手伝ってくれる?』 「勘弁してくれ……。俺を何だと思ってるんだ。」 はぁ、と溜息をついて眉根を寄せる。 パチンと指を鳴らすと地面から砂塵が立ち上り、 丁度この姿と等身大くらいのゴーレムが形成された。 「……此奴を使え。掃除の間だけだからな。」 此処は天使の住処ではない。 けれどもごく稀に、なんの手違いか こうして神の使いを携えた者がやってくる。 此処から逃れようと望む者が その導き手──ラナーのような存在に出会えることを 託せる場所があるならば。 例えそれが名ばかりであったとしても 俺にとって『神殿』以外には有り得なかった。 [パスor〆] 【感情取得:信頼(+)>ラナー】 (34) kintoto 2021/09/18(Sat) 10:39:43 |
【人】 導きの天使 ラナー>>19 ファルーサとの感情取得(成功) [前回の反省を生かして、あたしは闘技場に訪れていた。 やっぱり売り子の片手間には話せないものね。 試合前の控え室を覗き込むと、ファルーサは準備運動中だった。 話し掛けていいものなのかしらって今更迷ったけど、視線に気付いた彼に許可はもらえたので、遠慮なくするりと入り込む] 調子はどう? [まあ返事を聞く限り、悪くないみたいね。 あたしはちょっと安心して、屈伸してる彼の近くに座り込んだ] ………あんたが、戦いに執着する理由。 あたしには、よくわかんないわ。 仮に“煉獄”で死んだらどうなるか、わかってないとは思わないんだけど? ……あ、先に言っておくと、悪いって言ってんじゃないわよ。 わからない、って言ってるだけ。 (35) rein-joir 2021/09/18(Sat) 10:43:39 |
【人】 導きの天使 ラナー[ほら手を貸してよ、って強引に右手を借りた。 自分のそれとぺたりとあわせてみれば、思った通り、全然大きさが違う。 真っ白で柔いあたしの手とは違う、戦ってきた人の手だわ。 ────だから] ねぇ…あんたはあたしを、殺したいって思う? [なんでもない雑談みたいに、聞いてみようかしら] [パス] (36) rein-joir 2021/09/18(Sat) 10:44:32 |
【人】 導きの天使 サーリフ振り向いた時ははっきりと敵意を放っていたというのに、アルバリという青年は、サーリフの質問に律儀にひとつひとつ応えてくれた。 言葉は気丈そのものだ。 しかし途中で瞳を不安定に泳がせたことを、サーリフは見逃さなかった。 もっとも、指摘はしない。 ただ、じっと見ていた。 ――頼りたい、かァ〜〜 アルバリは続ける。 頼るものなど自分には必要ない。 自分こそが神そのもの。 他人に何かを求め、寄りかかった途端に弱者に堕ち、人間の尊厳を失う。 なるほど。 "強者"らしい言い分だ。 ……サーリフには、やや早口に感じられた。 何かに追われるように喋る、と思った。 (37) TSO 2021/09/18(Sat) 10:48:44 |
【人】 導きの天使 サーリフアルバリは最後に神殿に群がる"にわか信者"たちを「家畜」と形容し、サーリフに背を向けた。 表情が見えなくなる。 「ところで……頼る対象は何も神や人に限りませんでしたね」 サーリフは、話しかけるでもなく呟いた。 目線を、アルバリが腰に下げている、透明な刃に落とす。 (その美しい、キミの相棒でも……) 人が生きるには、心の支えが必要だ。 アルバリは、己そのものを支えに立っていると言う。 ……本当に? 己を信じ生きる者には、精神の屈強さ、もしくは傲慢さが滲むものだ。 サーリフは目の前の青年にそのどちらも感じていない。 ぱちぱちと瞬きをした。 [感情:劣情(-)取得] [こちらからは〆] (38) TSO 2021/09/18(Sat) 10:50:59 |
【見】 煉獄蟲 スーズ昨晩偲さんから頂いた資料+覚醒で なんだかもう 地上が燃料 にしか見えませんわね。(おはようございますの意) 「覚醒する」という事は、こういう事なのですね。 オレンジ色の色眼鏡から見る世界は とても とても...忙しいですわ。 (@22) Funi 2021/09/18(Sat) 10:54:24 |
スーズは、劣情キマシタワ (t7) Funi 2021/09/18(Sat) 10:55:18 |
【見】 煉獄蟲 スーズ9/18 AM:10:30 サーリフ@→アルバリ→サーリフ ラナー@→ナディル→ナディル A→ファルーサ× B→ファルーサ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ナディル@→ファルーサ→ナディル ファルーサ@→アルバリ (@23) Funi 2021/09/18(Sat) 11:00:56 |
【人】 死神のジン ナディル■ドラマシーンA 感情取得 ■相手:シャフリヤール ■場 所:タウンの外※任意可 成否判定:(3)(3)2d6 感情:(6) 憧憬/劣情vil (39) kintoto 2021/09/18(Sat) 11:18:02 |
【見】 煉獄蟲 スーズ>*110 サーリフ アタクシの「煉獄探訪記・裏」はゆっくり大事に地中に埋めておく予定ですわ。 >*112 ラナー えぇ、それはもう! 貴方達のお陰でここに落ちて以来、イエ、生まれて以来の楽しさですわ🌸 >*114 ナディル いえいえ、そんな大層なものでは...... 貴方方全員の秘密 ってだけです。こちらの「ブースター」によって、貴方方の一挙手一投足に意味を見い出し、覚醒とは違った意味で悶え、身がくねるのですわ。 秘密漏洩の件は御心配なく、これでもアタクシ口は堅いんですのよ。 アタクシの口吻は40oの鉄板も易々と貫通致しますわ。 [口元が閃いたかと思うと、カァンという金属音と共に傍らにあった岩が粉砕された。 既にまた口内に収まっている口吻の動きは常人には視止める事が出来なかったであろう] (@24) Funi 2021/09/18(Sat) 11:27:16 |
【人】 導きの天使 ラナー[それは見ていて思っていたこと。 善し悪しを議論する訳で無く、ただの事実として] ジンの“3つの不可能”じゃないんだから…。 禁じられてる訳でもないでしょうに。 ま、いいわ。 ありがと! ちょっと借りるわね! [くるりと振り向いて、子供達と向き合う。 戦力も増えたことだし、もうちょっとお掃除頑張ろうねって、笑いかける。 その様子を、あたしたちを、ナディルは見ていた。 途中で飽きていなくなってしまうかなとも思ったけど、つまらなそうにしながらも、遠すぎず…けれど近くもない距離感で。 ────やっぱり暇なのかしら? ついでにもっと大きなゴーレムも作ってよ、なんて。 あたしからあーだこーだと注文を付け始めるのは、 もうちょっと先の話] [〆][ナディル:親愛(+)取得] (41) rein-joir 2021/09/18(Sat) 11:27:26 |
導きの天使 ラナーは、メモを貼った。 (a19) rein-joir 2021/09/18(Sat) 11:28:04 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>29>>30ナディル そうだ。闘技場で勝ち抜くことだ。 …………、……。 [言葉を続けかけたが、話すのも癪だ。 ナディルの眼は自分を見ているようで、 自分以外の存在を見ているのが分かったから。 この精霊には一体何が見えているんだ?] だぁーから、なんだその眼はよ…… [俺は強い。俺は最強だ。 俺みたいなやつが他にいてたまっかよ。] (42) Oarsman 2021/09/18(Sat) 11:32:14 |
【人】 導きの天使 サーリフ■ドラマシーンA 感情取得 ■相手:シャフリヤール ■場 所:商業区※任意可 成否判定:(5)(5)2d6 感情:(1) 親愛/執着vil (43) TSO 2021/09/18(Sat) 11:32:36 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>42続き [彼はジンとして生まれたからそう在るというのか。 なら自分だって違わない。] なぜ願うかって─── 獣拳士が強さを求めるのは当然だろ。 だが───俺の願いには、果てが無え。 叶えても叶えてもまだ叶わねえ。 おまえだってそんなの付き合いきれねえだろ? [言って、そういや精霊は人より永いんだったと思い出す。] 俺は今もこれからも強く在り続ける。 そしてこの煉獄でも名を残すんだ。 ───付き合いきれるってんなら話は別だけどよ! [ 願うことが人の宿命であるというなら、 叶え足りない願いのどこに、俺の罪があるんだ? 煉獄に落とされた理不尽をはねのけるように、 ファルーサはふんっと鼻を鳴らした。] [〆]【感情取得 劣情(−)】 (44) Oarsman 2021/09/18(Sat) 11:33:36 |
野性のファイター ファルーサは、メモを貼った。 (a21) Oarsman 2021/09/18(Sat) 11:35:50 |
【見】 煉獄蟲 スーズ>*115 サーリフ >*119 シャフリヤール いえいえ、アタクシ見ているだけですから。 こうすると頭の中も整理できますしね。 お役に立ったのでしたら幸いですわ。 (@25) Funi 2021/09/18(Sat) 11:36:28 |
導きの天使 サーリフは、メモを貼った。 (a22) TSO 2021/09/18(Sat) 11:37:05 |
死神のジン ナディルは、メモを貼った。 (a24) kintoto 2021/09/18(Sat) 11:45:23 |
【見】 煉獄蟲 スーズ皆さん...... もっと、こう...... もっと、こう...... シーンに 劣情 を仄めかしたりひけらかしたりしていきましょう!?アタクシのセンサーの出力がまだ至らないのかしら......もっと精進しないと (@26) Funi 2021/09/18(Sat) 11:45:55 |
スーズは、歪んだ主張をするだけすると、地中へ潜っていった......。** (t8) Funi 2021/09/18(Sat) 11:49:42 |
【見】 煉獄蟲 スーズ\ もこっ / >*132 ファルーサ 煉獄で地上の「法」が通用するとでも......? [目を楕円にしてからまた地中へ戻っていった]** (@27) Funi 2021/09/18(Sat) 11:55:01 |
【人】 死神のジン ナディル不満げに鳴らされた鼻に、目線をあげる。 仔虎ばかり見ているのが気に入らないらしい。 若者らしい自己顕示欲も嫌いではない。 「果てのない願いほど…叶え甲斐があるものよ。」 ふ、ふ、と笑声が零れる。 長く先があるのなら、それほど愉しいことはない。 「その願い、我が手に承る。 ──お前はいまこの時から、闘技場では無敗だ。」 仔虎を抱えた左腕に、ひと回り…重みが増した。 [〆] (45) kintoto 2021/09/18(Sat) 12:06:45 |
【人】 導きの天使 サーリフ>>43 シャフリヤール 感情取得 === 商業地区をゆっくり歩く。 それは、政敵のいない煉獄ならではの、シャフリヤールの暇つぶしだった。 その金髪の青年の後ろを、サーリフがついて歩く。 つきまとっている、という表現の方が合っているだろう。 シャフリヤールは嘆息した。 「天使というからには、何か少しは趣向が……と思ったが、やはり期待はするものではないな」 シャフリヤールの皮肉げな呟きに、サーリフは首をかしげて応えた。 「私のことですか?」 「ただこうして俺たちを見ているだけ。 天使らしい芸のひとつを披露するでもない。 振り返ればお前がたびたび視界に入るのは、気持ちの良いものではない」 「ああ、親愛なるシャフリヤール。 私は大切なキミがっかりさせておりますか? 申し訳ありません」 ――親愛。大切。 この、どこか胡散臭い天使の青年は、たびたびそういった一方的な好意をシャフリヤールたちに向けて口にする。 それにも少々うんざりしていた。 (46) TSO 2021/09/18(Sat) 12:11:36 |
【人】 導きの天使 サーリフ「天使というのは全員そうなのか?」 「そう、と仰いますと?」 「導く対象にしつこく執着し、身勝手な慕情を押し付けてくる」 「いえいえ……そんな……」 サーリフは少し考えてから、言葉を繋いだ。 「私たちは特別……というより、皆さんが特別なんですよ。 天使は普通、神の目を借りて対象の人生を見通し、 正しく導き、次の仕事に移ります。 しかし、皆さんは…… ええ、私たちにとってあまりに愛しい」 何故そうなのか、を伝える気は、今のサーリフにはなさそうだった。 シャフリヤールも問いただす気はない。 ただ、重ねられた"愛"という言葉にいらりとした。 ――それは、シャフリヤールにとって、最も信じるに値しない言葉だ。 価値がない。実在しない。唾棄すべき…… そこまで考えて、シャフリヤールは軽く首を振って、頭の中に広がりかけた煙霧を振り払った。 こんな天使に調子を乱されてやる義理はないのだ。 歩き続けるシャフリヤールの後を、サーリフがどこまでもついて行く。 [感情:執着(-)] [こちらからは〆] (47) TSO 2021/09/18(Sat) 12:13:22 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新