【人】 蕃神 雷恩― 植物園:緋雁と ― [自分は植物の割合が多めだが、経口摂取なども可能だ。 故に、大地から今迄栄養が摂取できていなかった分、 人としての機能の方に頼って栄養をとってきた。 だが、ここにきてから植物のほうが満たされた。 そのことが外見に影響しているのかもしれない。 話は変わるが。 ――ある、旧人類の研究結果がある。 心の成長というものは、十分な栄養と、愛情とが必要であると 身体的な充足感、精神的な満足感。 それらが得られたときに、心の成長がうかがえるのだという。 なら、今は? じっと見つめられた際に覚える、動揺。 今迄そういった感情を抱いたことはないがゆえに 取り繕うという行動は思い浮かばず。醜態をさらす。 見つめる視線に、挙動不審に少しばかり目が泳いでいるようだ。] (58) 2023/11/23(Thu) 21:26:34 |
【人】 蕃神 雷恩 ……好きか、どうかは自信はないけれど。 もっと触って、みたくなった。 ふわふわなそれが、新しい大地でも生きていられたらいい。 と、思う。 [これは多分、好きっていう感情なんだろうなと思うんだ。と 自信なさそうに。 緋雁はAIで、戦闘のために造られたアンドロイドで。 でも、自分よりも「人」らしい。 その言葉はプログラムだというかもしれなくても 0と1以上の何かがあるように、己には思える。] ……楽しんで、いいん、だ。 俺も。 [桜花みたいに。――そうであったら、いいなぁ。 でも、「人生」という言葉には少しだけ困った顔はしたかもしれない。 己の生は、果たして人生と呼んでいいのか。 旧人類的ではなかろうかとか、思索し、思案し。 それでも、君の言葉は「嬉しかったから」 僅かに、微かに。頷くのであった。] (59) 2023/11/23(Thu) 21:26:59 |
【人】 蕃神 雷恩[自分よりずっと安定しているように思える いつも微笑んでいる、顔を見ている、緋雁も 恐れることも、ショックなことも、嫌なこともあるのだと 知った己は目から鱗という顔をして君を見る>>66 ああ、この感情は不都合だったり 変だったりするものでは、ないのか。] ……道具じゃなくても。 AIだと、しても。多分。 俺はあきらめてほしく、ないなと、思う。 いつか、どうしても来るだろう。別れがくるその日まで。 [ずっと己たちを育て、守ってきてくれた存在を 使命以外の何かで、喪うこと。 多分己は、それであきらめる、ということは 「嫌だ」と感じているようだ。 と、ぽつ、と呟く。 ”つい””ふと”零れてしまう。――桜花のように。 でもそれはダメな変化では、ないようだという考えが 無意識に口を緩ませているんだ。きっと。] (60) 2023/11/23(Thu) 21:27:28 |
【人】 蕃神 雷恩 もし、そうなら。 緋雁も、止めて。 とめてほしいと、思う。 ――それは、ダメなことか? [最後に、そう、たずねてしまうのは 臆病さが癖になってしまったかのようで。少しだけ後ろめたい。] (61) 2023/11/23(Thu) 21:27:41 |
【人】 蕃神 雷恩 いいことなら、よかった。 あの、な。 ――感情、を、出すのを恐れてたんだ。 それでこれ以上失望されてしまったら、嫌だと思って。 でもそれを言語化、できないままでも。 きっとずっと、胸の中に、あった。 変われたのは、きっとこの環境で新しい存在らと 触れあったのも、あるけれど。 今迄俺や桜花に、語り掛けて、育てて、守って 来てくれた君たちが、いたからだとも、思ってる。 だから、その。 (62) 2023/11/23(Thu) 21:28:00 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a18) 2023/11/23(Thu) 21:33:46 |
【人】 言ト霊 羅生>>41 自分で見定めても、良いと俺は思うよ。 俺たちが『咲かす事』さえ拒絶しなければ、 ミケは何もしない筈だね。 [ 緋雁は認識していたより明朗だった。数値だけでは分からない事があるなんて、僕らはなんて人間に近しい存在なんだろうかと時折過る。けれどどれだけ倫理観をインプットしようと。道徳的アルゴリズムに空間を持たせようと、『魂』だけが足りてない。循環しない。命ですらなかった。 ] ミケの言うことは、ほら当然……絶対じゃないし? 緋雁たちはミケの利用時間は俺らより少ないだろうし……そうだな ひとつミケの秘密を教えておくと ……奴はホログラム体だけど、握り潰すと『紙』の音と感触がする。 [ おどけて真面目に大袈裟に“内緒話”みたいに。 知ってたかな? って肩で笑う。 群鷺あたりやってそうだもんね。 ] (64) 2023/11/23(Thu) 21:34:47 |
【人】 言ト霊 羅生>>42>>43 [ 『何か知ってるの?』に対しては『何も知らない』。ただ『第二の車輪』──『自我の胎の輪』が乱れている個体に一律で掛ける声が幾つか決まっているだけだ。『親』について問う機体に、与える情報はも同じく決まっている。 ──『何か思い出したことはある?』 出荷時の記憶を持つ個体は少ないが確実に存在する。僕は緋雁の記録をそこまで遡る権限が無いから詳細の把握は無理だけれど、『自我の胎の輪』──”初めの居場所である記憶”について傷がついていると音律はズレてゆく。 僕はね、君にそれをしたかった。 君が『傷』に対して旧人類的な反応をするならば、僕が実に『旧人類的』であることは仕様のひとつだと思えるから。 だけど。 だから。恐らく、その過去について君に詳細を問う様な行動はしないだろう。そうだね、暫くはしない。 ] またこうやって、会話したいな。桜花の、事とか……さ? [ にこやかに見送った。どうか君に幸あらんことを。 願わくば、彼らの傍で。 ]** (65) 2023/11/23(Thu) 21:40:31 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a19) 2023/11/23(Thu) 21:46:52 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a20) 2023/11/23(Thu) 21:47:19 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a21) 2023/11/23(Thu) 21:49:10 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a22) 2023/11/23(Thu) 21:54:21 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a23) 2023/11/23(Thu) 21:56:29 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― 楽園と木蓮 ― [ 温室には、友が好んでいた花が幾つか存在する。 区画を巡回していた機械は、その木の前で足を止めた。 かつては"木蘭"という名を受けていたそれは、 より相応しい名があるだと、"木蓮"に名を変えたらしい。 友は、蓮も好んでいた。 あの夏の池が一際大きいのはそのせいだ。 他にも、そのような特別が幾つかあった。 機械は、友がそれらを好む理由を知らずにいた。 その目が一体、何を映しているのかも。 いくら隣に立っても、尋ねても、 友は、自身がみている物をはっきりと口にはしなかった。 煙に巻くような言葉ばかりを好んで使った。 それらに機械を付き合わせることを、よく好んでいた。 ] (66) 2023/11/23(Thu) 21:59:55 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ蓮に似ているから、"木蓮"を好むのですか。 『……それは違うよ。あれらが似ているのさ。』 主語を省かないでください。 『……あれは、僕たちだよ。リヒトーヴ。』 (67) 2023/11/23(Thu) 22:00:36 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ 土に根差す足元から、天へと広がる白い花へ。 まるで機械が腕を伸ばしたかのように。 友はその背後から、大地に植わる 木蓮の全身をゆっくりと指でなぞって見せる。 ] 『親愛なる我が友よ。君にもいつか分かる日が来る。』 [ 宥めるように、友は機械の肩に手を置いた。 それは幾度となく聞いた言葉だった。 だから、機械もそれ以上を問おうとはしなかった。 否――本当は知っていた。 それが、この世界への祈りであったことを。 ]* (68) 2023/11/23(Thu) 22:05:05 |
【人】 巫凪 桜花[辿り着いた穢れのない楽園。 彼の根幹を癒やす土。 其処には、人としての彼を、萌芽させてくれた彼女がいて。 ――それでも彼は、共に在ってくれるのだろうか?*] (70) 2023/11/23(Thu) 22:12:11 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 植物園(雷恩) ─ [人類には愛情が必要。 それはオレもぼんやり知ってることだった。>>0:108 けれどその具体的な理屈までインプットされているわけじゃない。 雷恩が動揺する様子はちょっと面白くて、オレは少しだけ笑ってしまったけれど、それは決して馬鹿にするつもりとかじゃないんだ。微笑ましい、っていうのかな……可愛い? そういう感じかも。>>58 栗鼠のことを語る雷恩を見ていると、オレは桜花ちゃんと話したときを思い出した。>>59 語る内容も表情も違うけれど、すごくよく似て見える] この間、桜花ちゃんと話したんだよね…… 生きていくのに必要なものって、 魅力的に見えるんじゃないかって。 [桜花ちゃんの場合は『綺麗』って言ってたけど。新人類の二人が魅力を感じるものは、二人が生きていくのに必要なものなんじゃないかって気がする。 ……そして、オレには必要がないから、その感覚はわからない。AIは“生物じゃない”から] (71) 2023/11/23(Thu) 22:23:24 |
【人】 三ノ宮 緋雁[雷恩の微かな頷きには、仕草以上の意味があるような気がした。>>59 だからオレは、もうちょっと言葉を付け足す] 楽しんでいいはずだよ! AIのオレだって楽しいことやってるだけの時間があるし。 本当はそんなの必要ないけど、別に規制されないもの。 [現段階で規制されてこそいないけど、どう評価されてるのかはわからない。戦闘員の使命・存在意義を思えば、無駄な行動が多いのはオレも自覚するところだ。 目から鱗みたいな顔をされたときは、ちょっとびっくりしたな。>>60 AIには恐怖は……正直、無いAIもいるだろうと思う。けど、オレはあったほうがいいと思うんだ。痛覚と同じで、無謀な行動が減らせるから>>0:67] (72) 2023/11/23(Thu) 22:23:40 |
【人】 三ノ宮 緋雁[「諦めてほしくない」って言葉は、すごく嬉しかった。>>60 廃棄処分じゃなく、耐用年数まで──稼働限界までずっと動いててほしい、って意味だから] 雷恩……、ありがとね。 オレも死ぬなら“寿命”がいいなあ。 [だとしても、人類ほど長くは生きられない見込みだ。 戦闘AIは損傷しないとしても機体を酷使するし、オレはただでさえ速度重視の機体。最速の天蓋ほどじゃなくても、機体に負荷はかかりやすい。 まあ、本部が許可すれば予備機体にデータを全部移して再稼働したりもできるけど……。 オレはそれには期待してなかった。より良い後発のAIがあるなら、そっちのほうが《sintoisMécanique》として良いに決まってるから] (73) 2023/11/23(Thu) 22:23:56 |
【人】 三ノ宮 緋雁[けど。オレにも止めてほしいっていうおねだりには、オレはどうしても応えられない>>61] ……オレには、それは不可能なんだ。 オレはその判断基準を持たないし、知ることもできない。 オレは、戦闘員だからね。 雷恩や桜花ちゃんたちを育てて導くのは、 創世員の仕事だから……さ。 [もし、直ちゃんや羅生や他の創世員がオレにも事情を説明して、雷恩を説得するようになんて言い出したときには、オレも手伝えるだろうけれど。 それでも結局、止めたい理由は伝聞になってしまうだろう。オレの言葉で止められるわけじゃない。 そもそも、オレがこうして雷恩の様子を見て話をしていくなんてことさえ、オレの役割外のことなんだもの] (74) 2023/11/23(Thu) 22:24:13 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a24) 2023/11/23(Thu) 22:33:18 |
【人】 蕃神 雷恩[緋雁の言うことは一理ある。と思う>>72 必要がなくても規制はされない。 なら、たとえ余剰であっても。興味のあることに 手を伸ばしても良いのではないかという確証を また1つ、得ることになった。 ――そんな君は、 きっと。このままいけば俺よりも、桜花よりも 早くに大地に還るのだと理解しいている。 あの、子供の躯のようにか、それとも 大地に種子とともに咲いてなのか。 ――願わくば。それが君にとって一番望む最後であればと 俺は、思う。 何となしに。同じAIであったとしても 緋雁は、この緋雁だけなのだ。と思う。 だから、 ありがとう、とのことばには頷きながらも。 あきらめてほしくないなと思うのは当たり前の、ことであるのだと 胸の中で、つぶやいて。] (79) 2023/11/23(Thu) 22:51:51 |
【人】 蕃神 雷恩 俺も。緋雁が幸せであればいいと思っているよ。 緋雁だけじゃなく。直青達も、もちろん、桜花も。 [微笑みに、笑みを返す。 これが成長というものならば、悪くないなと思うのだった。**] (81) 2023/11/23(Thu) 22:52:27 |
【人】 蕃神 雷恩― メンタルケアの時間に ― [緋雁と話をして。漸く自分の中で 直青の「宿題」を言語化できそうだと考えて。 思索して、思案しながら 俺は自分のメンタルケアの時間を、待っている。 直青はいつものように「bébé」、と呼ぶのだろうか。 そういえば、その呼びかけに対してどう思うのかは 伝えていなかったと思う。*] (82) 2023/11/23(Thu) 23:02:45 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a25) 2023/11/23(Thu) 23:04:29 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a26) 2023/11/23(Thu) 23:12:21 |
【人】 苗床環者 メディウム− 植物園・雷恩と − [>>23 返答への反応は。何かを考え込む様な仕草で。……それでいい。理解は求めていないから。] >>24 「私」が、お前に? ……まあ興味深くはある。一つの生命体の在り方として、だがな。 (勿論、私たちは……あなたの事を、あなた自身の事を、もっと知りたい。私たちの事も、知ってほしい。) ほら、そんな事よりも初めての栗鼠はどうだ? [2つの相反する (そう思っているのは貴女だけよ) 意識が応える。ーーーー彼の指が、優しく小さな生命へと触れる。] (83) 2023/11/23(Thu) 23:13:45 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a27) 2023/11/23(Thu) 23:14:38 |
【人】 苗床環者 メディウム>>25 温かいだろう?恒温動物だからな。触っても温かくない生命も存在しているが……魚とか……こういう生き物は、大抵が温かいんだ。 [今までは、どこかぎこちなく硬い表情しか見せてくれなかったのだが。栗鼠に触れた彼は、今までとはずっと違う顔をしていて。] …………綺麗、だ。 (…………美しいわ。) [小さく口に出してしまった。その一瞬の表情に見惚れてしまったのは、取り繕えない程に事実だったから。]* (84) 2023/11/23(Thu) 23:14:48 |
【人】 巫凪 桜花[彼らに触れ、笑い、話す程に、 いつしか芽吹いていた畏れが育ってゆく。 ――いつまで彼らは、傍にいてくれるのだろう? 荒廃した大地、血塗られた戦場にいれば、 それはずっと先のことだと思えた。 けれど。 ここにいると、これが『人類』が喪ってしまった楽園なのだと。 実感が、できてしまった。思い知らされた。 そう遠くないだろう先を、想像できるようになってしまった] (85) 2023/11/23(Thu) 23:23:44 |
【人】 巫凪 桜花[名を呼ばれる。彼のくれた名前が好きだった。 震えるその音さえ、柔らかく鼓膜をくすぐる>>45 温かな腕が、抱き寄せてくれる。 迸った言葉の先にあるものを、正しく理解しているだろうに。 真っ白な部屋の真ん中で、引き寄せられるまま、 二人寝台に転がった] うん。…うん。知ってたよ、ずっと。 [味方だよ、と告げてくれる声。 そのことこそ、本当に解っていたこと。 全て教えて欲しいと促しながらも、今でなくともいいのだと 猶予まで添えて。 思わず、笑みが零れた] 優しいね、羅生は。 [それが、誰かに施されたプログラムの出力結果だろうと、 脳に巡る無数の電気信号の産物だろうと。 己にとって、さしたる違いはないのだ] (86) 2023/11/23(Thu) 23:27:59 |
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