人狼物語 三日月国


45 【R18】雲を泳ぐラッコ

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【置】 二年生 小林 友

  

  「その子供が、かわいそうじゃないか。
   だれか、どうかしてやったらいいに。」
   といいました。
   「私は、その子が、目をさまさないほどに、
   揺り起こしました。
   そして、それが夢であることを
   知らしてやりました。
   それから子供は、やすやすと
   平和に眠っています。」
   と、やさしい星は答えました。

  ─────『ある夜の星たちの話』
            小川 未明*

 
(L3) 2020/10/04(Sun) 15:26:53
公開: 2020/10/04(Sun) 15:25:00

【人】 二年生 小林 友

[気がついた時には暮れなずむ図書館に
 一人っきりで机に突っ伏していた。

 暖かな影は、もう何処にもなくて
 冷たい秋の風がふんわり、頬を撫でていく。
 幸せな夢から醒めたら、
 色褪せた現実が横たわっている。

 ……今ならマッチ売りの少女の気持ちが分かる。
 何度も何度も、マッチを擦っては
 同じ夢を見たがるの。

 残された本と、ボロボロの便箋。
 便箋には、菜月からのメッセージが
 しっかり残されていた。]*
(27) 2020/10/04(Sun) 18:25:07

【墓】 二年生 小林 友



[だから、何度でも俺は菜月に逢いに行く。]

 
(+26) 2020/10/04(Sun) 18:25:24

【墓】 二年生 小林 友

[「大事にね。」の文字が掠れた。
 黒や赤より使わないから、と選んだ青いインクが
 もうすぐ無くなりそうになっている。

 別に違う色のインクを使っても
 菜月は何も言わないだろうけれど
 ─────何となく。]
(+27) 2020/10/04(Sun) 18:28:18

【人】 二年生 小林 友



  「……ともちゃん、変わったね」


[ある日、図書館に行こうとした俺に
 青柳はそう言った。
 振り向くと、青柳はその端正な顔をそっと
 あらぬ方向へ向けて、笑う。]


  「なんか、彼女出来たのかなって。
   ……それは喜ばしいことだけど
   ともちゃん、なんか消えそうで、怖い」


[それぞれが部活や委員会に向かおうとする
 騒がしい教室内に、消え入りそうな声を出す。
 俺は青柳のそんな顔、初めて見た。
 もっと明るく何も考えない奴だと思ってた。
 “陽キャ”ってそんな生き物だって。

 俺はそんな青柳にそっと笑いかけて
 肩を叩いて、言った。]
(28) 2020/10/04(Sun) 18:36:15

【人】 二年生 小林 友



  ……なんだよ、それ。
  別な世界に飛んでいきそうって?
  そんな方法、どこにも無いよ。


[何処にもない。
 影に触れて、体温を分かつ方法も。
 俺は知らない。

 そう笑うと、俺は踵を返して
 図書館へと向かうだろう。
 大好きなあの子に逢いに行くために。]*
(29) 2020/10/04(Sun) 18:39:17

【人】 志隈

[此方は比較的に夢を見るのは少ない方だ。>>17
見たとしても忘れている、がより正しいだろうか。
見解を聞いても理解が及ばない顔をした。
自分は同一ではあるが、アジダルには異変があるらしい。]

あの口の悪いのは、やっぱりあんただったのか。
記憶も年齢に合わせて変化した?

[腰を叩く姿に何をしているのかと見て、
ガンホルダーを見て現実ではなさそうだと再確認。
不思議と此方は何かを作り出せる気はしなかったが。

アジダルの頭で作られたかどうかの否定要素は満たない。
自己認識は普段の自分でしかないと言うだけで、
言ってみてよと問われれば眉を顰め。
知らないことは沢山あるだろうが、
昔話をする程の時間もなく。]

さっき、寝た時、
物音がすぐにすれば起きるくらいには警戒して目を閉じた。
だから、あの部屋からは出てないだろうと考える。
…“練習”にならなかったな。

[自己申告の是非を図る手段があるとは思えなかったが、
状況の補足ついでに言う。

理由は寝る前に言った通りだから、
警戒して寝ていたと気付いたなら、
知らない事にはならなかったか。]
(30) 2020/10/04(Sun) 19:47:38

【人】 志隈

[薄暗闇に歩くのも慣れていて足取りは確りとしている。
迷っても逸れても目が覚めれば元通りだろうと、疑ってもなく。
そんな話をしながら、暫くは探索。
近づいた扉は閉まっていた。]

情が深い方に見えるし、大事なものであれば、
あんたは躊躇なく、助けたんじゃないか。

[まるでそうならなかった様な物言いには疑問を持ったが、
誰かが不特定多数であり、続く言葉には数瞬考え込み。]

目の前で倒れていれば手を差し伸べたいと思う人もいるだろうな。
戦争は自分の国を守る為に、他国と戦うし、
俺は正義のヒーローに憧れた事が無いから、
在り方はわからないが、
…あんたに助けられてる人間も多そうだ。

[今、正義の味方になりたいようには見えてなかったが、
そんなに外れた事もしてなさそうだとは言っておく。
全部を救う事は土台無理な話だ。
傷付ける事がいけない事だとは言わない。
幼き頃、異国を受け入れられなかった親戚達に
怒りを覚えた事は一度もない。


声に応ずる様に薄く開く扉に視線を向け。
背中から止める言葉が無いのなら踏み入れた。]
(31) 2020/10/04(Sun) 19:47:46

【人】 志隈

[踏み入れれば明るい路地裏に行き渡る。
少し先に人の姿が見える。
髪の色も同じだし男もアジダルなのだろうかと、
後ろに気配が無いのを確認して、
青い青年より更に若くなったか年を取ったか、
確かめようと男へと近づく。

先程地面を染めたのは乾ききってない鮮血に見えた。
今はこびりついているだけで、まだ平和に見える。


一歩、二歩、近付いていくと、男が振り返る。
1度目と照らし合わせれば面影のある顔だ。
目が合えば、何かを止められて、手を引かれた。>>22
口を開こうとすれば、指を立てる仕草。

大人しく沈黙する事にしたのは、
見たことのない様な顔をしていたから。
高揚を讃えた笑みは、先程の表情より余程普段から遠く。

高そうなスーツを着るのは昔からなのか、と服を見て、
点々と並べられた物を見て。

明るい青年の待つものを、此方も待ち。]
(32) 2020/10/04(Sun) 19:47:54

【人】 志隈

 
……可愛い?

[吐き出した声は思うより低い。
地面に落ちてる物を拾わなければ生きていけない事、
施しを有り難く思う小さな子供は理解出来たが、
可愛いと称した男は無性に気味悪く思えた。

警戒して持っていくのは奪われる事や、
盗んだと疑われて叩かれるのを恐れるからだろうか。

子供が笑っている方がいいのも
食物を施す事も間違ってはいない、
悪気もないのだろう。]

あの様子だと家もろくな所じゃないだろうな。
そのお高い時計を売って、養ってやったらどうだ?

[腕を指差して、提案をする。
何度かあの子供に渡してるのなら、
あの子供だけ特別なのだろうか。
他にも与えてるからそんな事出来ないって回答でもいい。

ただ、ほんの少し意地の悪い質問をしたくなった。]*
(33) 2020/10/04(Sun) 19:48:02
志隈は、メモを貼った。
(a10) 2020/10/04(Sun) 19:51:41

【人】 Marguerite シャーリエ

―― 船をこぐ ――

 お姉さま お怪我ですか?

[花壇の前に立ったお姉さまが右腕を押さえている。
バラの手入れでトゲに割かれたのだろうか。
血の色はバラよりも赤く痛々しい。]


 <いたいのいたいの とんでいけ>

[昔お姉さまがしてくれたように、
傷に手をかざして撫でて、空に放つ。
子供じゃないんだからって笑われてもやめない。]

 いたいと悲しくなるでしょう。
 お茶も美味しくないもの。

 <いたいのいたいの とんでいけ>
 <かなしいのかなしいの とんでいけ>

[とんでけって見上げた空は作り物めいた真っ青な空。
とばした痛みや悲しみは空に浮かんで雲になる。
雲を見つけたラッコが寄ってきて、
気持ちよさそうに泳いでから、雲を両手に抱えて齧っていた*]
(34) 2020/10/04(Sun) 22:42:47

【墓】 二年生 早乙女 菜月

[友君が私の手を取ろうとする。>>+25
 重ねられる瞬間に、私は手のひらを上に向けた。

 絡めたかった五本の指が、空を掴む。

 ああ、私、
 友君がどんな声で「菜月」って呼ぶかさえ、
 知らないんだ。]*
(+28) 2020/10/05(Mon) 5:58:32
 




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