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【人】 魔王 ウロボロス駄目。ちゃんと僕に隠していたことを白状してね。 それから君のウロボロス様にきちんとお願いするんだよ? [深まる笑み、覗く牙。指を離れて天井近くで浮かぶ紙切れ 見せつけるように見やすい位置でそれは止まっている。 こんな意地悪を今まで何回繰り返してきたっけ あと何回出来るんだろうな。 どうすることも出来ない思考は、口に出さないまま。] (38) 2020/11/02(Mon) 2:04:39 |
【人】 魔王 ウロボロスそれでいい [珍しく、短く愛想の無い声で応える。 表情が見えないように俯いて、更にまた彼の上で這い寄る。 そのまま腰に手を回し、抱きつくような姿勢になり。] 僕は疲れたから暫くこうして休むよ [許可は取らない。ただの報告だ。] (39) 2020/11/02(Mon) 2:07:42 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス……はい。 [ 答えは、きっとその一言だけでいい。 密着した状態で、動かないように努めながら すっかり顔を隠してしまった金髪の頭を、侵されない手で撫でる。 昔、フォークと呼ぶことをやめさせたのは自分で 成長の為の区切りとし、甘えやかすのも終わりとしたけれど。 もう見た目では、同じような年頃としか見えないのだけれど。 今だけはこうしていてもいい気がした。 ] (40) 2020/11/02(Mon) 2:08:12 |
【人】 アクスル── 或る日 ── [ばたばた、珍しく焦燥して 使用人を見つけるなり投げた問い。] W風邪を引いた時ってどうすればいいのっ?W [――あんなに慌てたお坊ちゃんは初めてでしたね。 と暫く話の種にされることを主人は知らない。] (42) 2020/11/02(Mon) 10:58:10 |
【人】 アクスル[経営より商品開発の方が好きな性質上 薬剤の扱いには長けているが 風邪で易々と薬を出さないのが島国との違い。 また美容のための規則正しい生活で 自分自身は体調を崩すことが殆ど無かった。 酷く寝込んだのは18歳のときの一度だけ。 母を殺めてから数日は人らしく生きられなかった。 使命のために立ち直らざるを得なかったけれど。 ] (43) 2020/11/02(Mon) 10:58:23 |
【人】 アクスル[料理長が風邪に効くよいものを作ってくれると。 有難いが「僕が作ってあげたい」と主張すれば 「包丁使えますか?」と神妙に確認される。 この歳まで碌に扱ったことがなかったし 誤って肌を傷つけたら怖いけれど] W……頑張るよ!W [――結果を言うと怪我をする前に取り上げられ 労せずして玉ねぎの微塵切りを蜂蜜と共に 火にかけた玉ねぎエキスが手に入った。 その後使用人たちからの恩情として 家主専用のブンブンチョ○パーが 厨房の片隅に置かれることになる。閑話休題。] (44) 2020/11/02(Mon) 10:58:42 |
【人】 アクスル[二人のための寝室に戻れば エキスをハーブティに落として彼に勧めた。 起き上がれないようなら伸ばさないままのものを 小匙のスプーンで掬って口元へ。] ……治人……、元気になって欲しい…… [そのあとは彼のもとを離れようとせず いつでも医師に電話出来る体制で付き添い続けた。 繋ぐ手には死神に連れられることを許さぬ意思を込めて。**] (45) 2020/11/02(Mon) 10:59:16 |
【人】 魔法猫 カザリん、るぅ? [そうこうしているうち、不意に体がふわりと浮いた。 床の上のマタタビにジタバタ手伸ばし、持っていこうとちょっぴり抵抗してみたけれど] ──────ぁ、ふ [やっぱり、まぁいいや。 大あくびひとつ、なんだかケタケタしてる下僕を尻目にその胸の中へ丸まり、ころん] ────みゃぅ、ぅぐ……んにゃ [下僕の衣服の胸の辺りをしゃぶりつつ、手をぐーぱー。生地が傷むとか、関係ない*] (47) 2020/11/02(Mon) 19:17:06 |
【墓】 魔法猫 カザリ── 修道院 ── 私が、丁度良い……? [都合の良い言葉だ>>+13と思う。 選ばれたと勘違いしてしまう言葉。 期待を──希望を抱いてしまうだ、と。 向けられる言葉も熱も、退屈を埋めるためのもの。 決して選ばれたわけではないのだ、と自分に言い聞かせようとしたけれど] 私が、私だから…… [有るか無しかの虚勢はあっさりと破れた>>+14 自分だから良い、そう言われてしまえばそれ以上逆らうことはできない。 逆らえば、なによりも自分が自分を蔑ろにすることになる。 先端をつままれ捏ねられる度、短い悲鳴のような声が自然と上がる。 視線を動かせばシャツを押し上げる小さな突起が二つ、自分の目からも明らかで] (+17) 2020/11/02(Mon) 19:17:33 |
【墓】 魔法猫 カザリ[彼女の指が腹部をなぞり、布地をめくり上げていく。 布越しの感触なのに、指が通ったところがぽおっと熱い。 快と楽、その先にあるのはきっと欲。 愛されてもえられるのは愛ではないはず、と 自分自身へ言い聞かせようとしても、鼓動は言うことを聞いてはくれず] ────ぁ、 [捲られる瞬間、布地が胸の先を擦った。 それだけでびくんと体が跳ねる。 ごくりと唾を飲み込み、何もなかったように取り繕い] (+18) 2020/11/02(Mon) 19:17:56 |
【墓】 魔法猫 カザリ[ただ、与えられるものだけが違う。 ちゅっと響く音を耳に聞きながら 波が過ぎるまで手でシーツに皺を作り] ────んぅ、あっ ……同じ、夢……を? あぁ、でも……きっと、一緒ではないかと 私は、満月の晩だけは違いました……から [吸われた方とは反対側の蕾が、吸って欲しいと尖って主張する。 とくりとくりと早まる鼓動は夢の中とは違う、と朧げに思いながら、彼女の頭を胸の方へと引き寄せて*] (+20) 2020/11/02(Mon) 19:23:30 |
【人】 魔砲少女 シオン―― ぐへへべふっ ―― [>>46無惨な姿になったカーペットに見向きもせずに、 ...はベッドへと向かっていた。 意識が腕に抱くハチワレ猫から揺るがない。 それ以外のことには興味がなさそうに動いていた。 殿様バッタが飛び込んだ両親の部屋から 悲鳴でも聞こえてきそうなものなものだが、 それすらも聞こえずに愛くるしく鳴く猫に夢中だった] お前は可愛いなぁ。 本当、可愛い。 いっぱい可愛がってあげるからね。 [>>47胸に飛び込んできた猫を抱く。 抱くのだがきっと猫に伝わる感触は何か変だろう。 感触も、動きも、何もかもが偽乳であるかのようだ。 それなのに確かに豊満な胸はそこにあり、 温かさは確かにあった。 下着の生地が傷んでも気にすることはない。 ...は変わらず我が猫を吸うことを満喫するのだ] (48) 2020/11/02(Mon) 20:52:16 |
【墓】 魔砲少女 シオン―― 修道院 ―― [...は唇で主張を食みながら舌先で其れを擽っていた。 音を立てて吸うは耳に覚えさせるため。 >>+20堪えている波はどうやって起こされているのかを教え、 覚えてしまえば――] こちらも、ね? [...は誘われるままに反対側の蕾へも唇で吸い付いた。 音の立て方も先と同じもの。 けれど先よりも少し強めに吸っては歯で軽く食んでしまう。 そちらの色づきがすっかりと唾液に濡れた頃に顔をあげて、 舌なめずりをして見せた。 カザリは借りてきた猫の様に大人しい。 大人しいのに求めてくる] 私がカザリを愛してあげるわ。 それが貴女が私の嫁になる代わり。 同時に貴女には権利もあげる。 [...は唇で微笑の弧を描く。 >>+17足りなかろう。>>+18不足すれば疑いを持つだろう] (+21) 2020/11/02(Mon) 21:27:44 |
【墓】 魔砲少女 シオン 愛とは想い、貴女には私を想い愛する権利をあげるわ。 そうするかはカザリ次第だけれど――。 [...は自身の頬に手を触れ、小指を唇で食んだ] でもね、相思相愛は良いものよ。 少なくとも一日の66%は私を想ってくれていいわ。 [人間の睡眠時間を8時間としよう。 残りは16時間である、つまり全部だ。 ...は濡れた尖りを指で摘まむ。 質問が返らぬように頷いてくれるだろうと謎の自信を持っていた] それにしても不思議なものね。 私は夢では猫の飼い主なの。 強情な子だけれど食べ物でつったら浴室まで来るのよ? [...はにんまり笑みを浮かべて尖りを扱くように摘まむ] (+22) 2020/11/02(Mon) 21:27:53 |
【墓】 魔砲少女 シオン ――それも同じ。 満月の夜にだけ、私は魔砲を使えるの。 その魔砲でね、大きな猫と戦うのよ。 本当は猫娘なんだけれどね? 彩りどりの光が煌く世界。 あの世界はとても明るくて、眩くて、素敵だわ。 ねぇ――その猫は飼い主のこと、愛しているのかしら? [...は小首を傾げ問いかける。 別段愛してなくとも構わないけれど、 その時は私が一方的に愛しているだけというお話**] (+23) 2020/11/02(Mon) 21:28:41 |
【人】 魔法猫 カザリ──────んなぁ [まぁいいや、と締めくくる。 可愛がられているのはにゃーでもわかる。 愛されているのもきちんとわかる。 かといって、良い子になるつもりはないし 主導権を渡すつもりも、握るつもりもない。 人間は下僕。 だけどにゃーは、主人になるつもりもない。 ──だって、責任を負うとかめんどくさいから] にゃおん (ねむい、ねよ) [犬のようにバタバタ尻尾も振らないし、命令に従うつもりもない。 それでも、一応信頼してる嫌いじゃないから。 信頼しているよの合図に、下僕の顔の方にお尻向けまた大あくび。 おやすみなさいと目を瞑るのだった**] (51) 2020/11/02(Mon) 23:25:39 |
【人】 魔砲少女 シオン―― ごろごろ、もふ ―― [...もまた欠伸をする。 寝たらまた夢を見る。 色のない世界、つまらない世界、閉じた世界。 色褪せた物語の中で私は今日もつまらなさそうに過ごすのだ。 ...は>>51目を瞑る猫の背を一撫でしてやる。 こうなったら無理に抱きしめることはない。 傍で一緒に横になって腕の中に納めてるだけ。 それは私が主人だから。 私が愛してあげるから。 猫は所詮家畜なのだから飼い主に可愛がられていれば良いのだ。 何せ――言葉も何も交わせない気ままな生き物なのだから] ……おやすみなさい、 カザリ 。[...はハチワレ猫の名を呼んだ。 呼ぶだけで反応は求めてはいない。 夢の世界で嫁にした女の子と同じ名前。 夢の世界の嫁と違って自由きままな雌猫の名前。 私が世界で唯一愛する貴女の名前。 ...は微笑を浮かべて瞼を閉じた。 意識はすぐに微睡へと落ちていく。 今日もまた、私は世界と向き合いに行く**] (52) 2020/11/03(Tue) 0:09:21 |
【墓】 魔法猫 カザリ── 修道院 ── [愛してあげる>>+21その言葉に操られるように頷く。 左を吸われれば、右が欲しい。 右を吸われれば、左が欲しい。 どれだけ与えられても物足りない。 一つ満たされれば次は二つ、三つ、温もりを貪っていき] ……想い、愛するけん……り [滔々と語る唇>>+22に瞳が吸い寄せられる。 道理の通らない言葉、けれどそれで良いとさえ思えるから] 愛するのに権利がいるならば 貴女を愛せるのは私だけ……? それならば──── [それが良い、とこくりと頷く。 愛するのも愛されるのも互いだけ、自分だけのものが手に入るのなら。 だれにも縛られない自由を手放しても構わない、と] (+24) 2020/11/03(Tue) 1:14:20 |
【墓】 魔法猫 カザリ[恐る恐る、伸ばした指先で彼女の唇に触れる。 夢の世界を引き継いだような鮮やかな赤を見つめ] ……夢の世界がつながっていた そういうことでしょうか 私は、満月の夜は人の姿に…… 鮮やかな色彩の服を着て ヒトと戦って……というか、 あれは戦い?だったのでしょうか 遊んでもらっている感覚でしたが [今思えば戦いなのだろうけど、あの時の自分からすればあれは遊びの一環だった。 どうなのだろうかとうーんと小さく唸り] 飼い主──とは思っていませんが 嫌いではない。そう思っていましたよ 信頼できる、居心地が良い相手 それを愛と呼ぶならば [愛していたのかもしれない。 夢の中の自分のことはわからない、と苦笑い。 伸ばした指先で彼女の唇をなぞっていく**] (+25) 2020/11/03(Tue) 1:14:43 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス──300年前・玉座の間── ああっ、クソ!やめろ!その歌をやめろ! [ 記念すべき日に、響き渡るダミ声。 その主は極彩色の羽根を持った大きな鳥の魔物。 極寒が似合わなさそうな体色の癖に、元気に歌いながら飛び回る。 今日は我らが小さな王の100歳の誕生日。 数多の贈り物が各魔族から届けられ、この鳥もそうだった。 ……送り主は無実体種族である。 あれも陛下と同じくらいの子供にしか見えない連中だ、 悪戯か本気か測りかねる。鳥が歌うのも、陛下を賛える唄なもので。] (53) 2020/11/03(Tue) 1:16:56 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス串刺しにして焼いて食ってやる……っ! [ しかしいくら賛えていようが、 煩くて言うことを聞かないのでは叶わない。 神聖な場だからと穏便に捕まえようとしていたが、 いい加減限界だと胸の真ん中へ右手を持っていこうとしていた時。] (54) 2020/11/03(Tue) 1:17:15 |
【人】 魔王 ウロボロス……ふふっ。フォルクス、面白いね [全てを傍観していた少年が、笑いながら声を掛ける。 己の座すべき玉座よりも更に上、壁を構成する蒼の結晶に腰掛けながら。] (55) 2020/11/03(Tue) 1:17:46 |
【置】 魔王軍幹部 フォルクス女神の教会が仰がれていた時代、 人々の命はヤドリギの枝から女神の元へと還り、 やがて再び大地に芽吹くとされていた。 女神の救いは存在しなかった。 では、伝説に踊らされ死んでいった者の魂は何処に向かうのだろう。 (L0) 2020/11/03(Tue) 1:19:34 公開: 2020/11/03(Tue) 1:20:00 |
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