【人】 魔術師 ラヴァンドラ少年からの素直な言葉に、「勿論」と微笑んだ。>>58 ――最初は面白そうな子程度の認識だったけれど 懐っこくて善い子であるように見える。 腰の剣ばかりは気になるけれど、ここまで来れたのだから 実力があるか、或いは人に擬態しているかの何れかか。 まさか なにかあるだろう ≠ニ疑っている剣が 本当にとんでもないものとは思いもせず>>59 …… いや、知ったところでどうとも出来ないのだが。 (76) 2021/12/08(Wed) 8:22:41 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 ――――――― ッ、!?」 瞬間、弾けるように肌を刺す魔力が膨れ上がった。 魔力が形になった結果の術式などではなく、 なにを描くでも無い、そのままの力だ。 ローブの下に隠している耳がふる、と揺れる。 腰が抜けなかったのは意地と矜持だ。 年下の――悪気などないだろう少年相手に 情けない姿は見せたくない。 (77) 2021/12/08(Wed) 8:22:46 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 …… だ、大丈夫、ごめんね すこし、人に酔っちゃった……かも。 お祭りの間、どこかのタイミングで会おっか。 基本外にいるから会えるかもしれないし 探してくれるなら、ラヴァンドラはどこだって 街の人に訊けば多分、すぐ分かると思う 」 薄桃に火照る頬も、潤んだ双眸も 人酔いというよりは風邪のように見えるかもしれないが。 ―― 少年の剣から溢れた魔力のおかげで 女が少年を見つけることは容易い、とまでは口にせず。 ひら、と手を振って、何も無いなら その場をぱたぱたと立ち去る。* (78) 2021/12/08(Wed) 8:22:49 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラローブを普段より目深に被り、市場街を足早に歩く。 時間が経つのを待てば治まるかもしれないが、 そうするにしても結局場所というものは必要だ。 ―― とりあえず、いったん家にでも戻ろう。 考えを巡らせながら、視界の悪い中歩いていたせいか 誰かの身体にぶつかってしまった。>>69 「 ッぁ、 す、すみませ …… ………… メレフ? 」 謝ってすぐに立ち去ろうと思っていたのに、 見上げた先、双眸に映るのは見覚えのある姿。 常なら「来てたんだ」の一言でもすぐに飛ぶのだけれど 緩んだ思考回路では言葉を紡げず、口を閉ざした。** (79) 2021/12/08(Wed) 8:44:07 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a23) 2021/12/08(Wed) 8:45:30 |
【人】 半淫魔 メレフー市場街 ラヴァとー [胸元に軽い衝撃。 遠目に見知った姿が見えたから、特に避ける事もなくそのまま走りこんでくるに任せた。 数瞬、彼女の様子を見て、懐から道具を差し出す。 それは紐で結ばれた、二つ一組みの小さな鈴。 ただし、中に珠は入っておらず、音が鳴ることはない。] 静鳴の鈴。 魔力を込めて振れば、持ち主にしか聞こえない音がする。 音は心を落ち着けて、魔力の流れを整える。 [彼女の種族の事は聞いている。 今の彼女には、この鈴が役に立つだろう。] (80) 2021/12/08(Wed) 11:33:10 |
【人】 半淫魔 メレフ一つにつき、ゲイザーの店で特大ミートパイ一つね。 今回はワンセットだから、パイ二つ分。 [それはそれとして、代金はもらう。 ぶつかった相手が悪いと諦めてもらおう。 幸い、買い物は済ませてあるし、臨時収入も手に入った。 そろそろ、小腹が空いてくる頃合いだ。] ぶつかられた分は、どうやって返済して貰うかな。 兎族の尻尾って、丸っこくてふわふわって聞いたけど、もふもふさせて貰うってアリ? [彼女とは、あくまで魔道具の買い手と売り手としての間柄。 そういった関係は、まだ無かったと思う。 だから、噂の真相はまだわからない。 この機会に、確認させて貰うのもいいだろう。 彼女を揶揄いつつ、ゲイザーの店へと歩を進める。 道中、何もなければ店へと辿り着けるだろう。]** (81) 2021/12/08(Wed) 11:33:26 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a24) 2021/12/08(Wed) 11:35:33 |
向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。 (a25) 2021/12/08(Wed) 11:50:27 |
【人】 向日葵 店主 イクリール─ 『向日葵』 ─ [ エオスの街外れにある、黒い向日葵の絵が印象的な 骨董品店の『向日葵』と呼ばれる2階建ての店。 店主のイクリールは一階の店奥で今日も ふわふわと笑みを浮かべて店番をしている。 店内には棚や、壁にまで雑多な物が並べられており 全てに値札が付けられていない。 金銭ではなく物々交換で品物をやり取りする店は 勿論繁盛する訳もなく、店内に人は居ない。 古くから店を開いているので、馴染みの客はいるし 祭りで来た観光客が物珍しさで足を運ぶ事はある。 店内には店主の他に時折 銀色の、まるでスライムのような、流動状の物体が 生きているかのように動き、時には人のカタチを取り 店内の掃除、整理をしている。] (83) 2021/12/08(Wed) 12:04:29 |
【人】 向日葵 店主 イクリールぁ。 そうだ、人形屋さんの所に受け取りに行かないと。 [ 思い出したように小さな声を出して 『人形屋』の店にて人形を一つ購入した筈。 男性型だったか、両性化したものかは忘れてしまったが 雄型のものを店主には頼んでいた筈。 後で後でと、取りに行くのが遅れてしまったけれど 今日中には受け取りに行こうと思う。 店主として店番の最中なので お客が来れば勿論そちらを優先するが お客が来ない時に足を伸ばそうと思う。]* (84) 2021/12/08(Wed) 12:24:18 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「えっと、ここって裏街ってところなんじゃあ… ここが君の店?し、失礼します。 …あれ?ひょっとして双子なの?」 連れられた先の、あまり治安がいいとは言えない区域。 恐る恐る店の中に入ると、魔術の道具を売る雑貨店だろうか、と第一印象を受ける。 店主を見て、今の子とあまりにそっくりでまず驚き、 「あの…ここって何の店なんですか?」 と少しびくびくしながら店主に尋ねた。* (86) 2021/12/08(Wed) 12:25:45 |
向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。 (a26) 2021/12/08(Wed) 12:25:49 |
【人】 魔剣持ち ヘイズー少し前・ゲイザーの店前ー 「あの、本当に大丈夫ですか?」 急に動揺したようなラヴァンドラさんの顔を不安げに覗き込む。 どうやらすぐに調子は戻ったらしく、安心したけれど、 なんだか頬は火照っているし、瞳は濡れていて、風邪でも引いたようにも見える。ただ、それよりも (綺麗だな…) 年上の女性に慣れていない身は、まずそんな事を考えて、ふつふつと情動と剣の魔力を沸き立たせていた。 (87) 2021/12/08(Wed) 12:35:47 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「わかりました、ありがとうございます。ここまで案内してもらって。 それじゃあ、お祭りの間にまた会えたら、よろしくお願いしますね。その時は、僕の方からお礼させてください。奢るとか。 お気をつけて、ラヴァンドラさん。」 その場をなんたか慌ただしく去る彼女にひらひら手を振り、見送る。 最後はなんだか唐突だったけれど、避けられているのではなかった…と思う。 (…待てよ。) (88) 2021/12/08(Wed) 12:36:25 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ(今の約束ってもう実質いわゆるデートみたいなものでは?) や…やったあ………? [次に会う時間までは決めていないけれど、街に来たばかりでこんな出会いがあったとは。 魔術師なら、街の人に聞けば居場所もわかるだろう。 彼女の方が自分に何を感じていたか知る由もなく、なんだか幸先がいいぞ、なんて暢気に考えていた**] (89) 2021/12/08(Wed) 12:41:01 |
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。 (a27) 2021/12/08(Wed) 12:42:42 |
【人】 半淫魔 メレフ ーいつかの日 向日葵にてー 銀とは、古くから魔術的な霊媒として用いられている。 高貴さや潔癖、特に魔を祓う力を持つとされ、吸血鬼や狼男などに効果的だ。 [ガラクタに溢れた店内で、店長を相手に蘊蓄を垂れ流す。 エオスで素材の調達に出た際、たまさか面白そうな店を見かけて立ち寄ったのだ。 職業柄、こういった知識はお手の物だ。] はるか東の地では、不老不死の薬としても重用された。 魂の入れ物として、不変、不滅の銀が信仰されたのだね。 [ツカツカと、店内を歩く。 自分の説が正しいなら、店の中にあるはずのものを目指して。] と、言うわけで。 君の銀の魔術も、そのうちのどれかを応用したものだと思われる。 [ひとつ、大きく手を打つ。 考察の考えをこれから述べるのだ。] (90) 2021/12/08(Wed) 13:09:12 |
【人】 半淫魔 メレフあっているかな、店長さん? [答えは告げたが、正解はどうであったろう。] と、そろそろ時間だ。 悪いけど、失礼する。 またエオスに寄った時にでも。 [一通りの用を済ませて、そそくさと店を後にする。 店長の様子には、特に構う事はしなかった。]** (91) 2021/12/08(Wed) 13:14:45 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a28) 2021/12/08(Wed) 13:15:28 |
【人】 『人形屋』 サダル―『人形屋』 注文の品― >>84もちろん、品物は既に用意してあった。 いつでも取りに来れるし、要望があればそのまま相手の元に行かせる事もできる。 男性型のホムンクルスは顔こそ店主と同じ物。 しかし骨格は確かに男性のそれ。 背丈や体格、雄型との事でナニのサイズなどは注文次第。 基本形と言われたなら、身長170の中肉中背。ナニはやや大きめのものが出来上がる。 だが、もしお任せでと口にしていたなら。 どんな背丈のものができても。 作り手の悪戯心やチャレンジ精神が垣間見えても。 商品は商品。お代はいただく。 さて。 このホムンクルスには男性型と言う以外、どんな注文がなされていたのだろうか。* (92) 2021/12/08(Wed) 13:17:15 |
【人】 向日葵 店主 イクリール─ 向日葵 ─>>90 いらっしゃいませ。 [ お店に入って来たのは独特の雰囲気の男性。 綺麗な真紅の瞳を持っていたのを今でも覚えている。] 物知りなんだね、学者さん? [ 彼の話を聞いていると知らない話もあるし 知識として知っているものも。 話の流れからして 彼はクイズの答えを当てに来たらしい。 銀の魔法、その銀の正体について。] (93) 2021/12/08(Wed) 13:46:51 |
【人】 向日葵 店主 イクリール面白いし、素敵だけど 答えは『不正解』。 そこまで抽象的じゃないの。 銀の正体は、あくまで物質。 『金』でも『銀』でもないけれど。 [ >>91彼は答えを言うと、それで去ってしまうようだ。 物々交換が出来ないのは残念だけれど こうして謎かけの答えを言うだけでも 話し相手になってくれるだけでも悪くないから。] (94) 2021/12/08(Wed) 13:47:54 |
【人】 向日葵 店主 イクリールまたのご縁に期待しています。 [ そのお客を見送り、再び店番に戻る。 真紅の瞳を見たのはそれからどれくらい経った頃か そう遠くない気もした。]* (95) 2021/12/08(Wed) 13:48:06 |
【人】 『人形屋』 サダル少女は立ち上がる。 瓜二つの少女もまた近づいて鏡合わせのよう。 それが破られたのは。 店主の方が商品のマントを外し。 衣服を一枚一枚脱がし始めたから。 脱がす方も、脱がされる方も。顔色ひとつ変えはしない。 現れた肢体は白く滑らかで、少し痩せ型ではあるが出るとこは出て、細いところは細い。 衣服を剥がし。下着を剥がし。 その、白い白い肌の上には幾つかの小さな赤い痕と、同じく赤い何かで縛られたような痕。 それをそのままに。 (98) 2021/12/08(Wed) 13:49:51 |
【人】 『人形屋』 サダル「触れてみても構いません。 浄化前の為、前の方の痕がありますが。」 言いながら。 店主の少女は小瓶を手に、商品の少女の足元へと跪いた。** (99) 2021/12/08(Wed) 13:50:04 |
【人】 向日葵 店主 イクリール─ 人形屋 ─ [ 人形屋に注文する時は基本形にするつもりだったけれど お任せ、が存在するようなので 私は喜んで店主に『お任せ』でと頼んだ。 勿論何が来ても購入を止めることはない。 一つ注文を付けるなら、顔は変えないで と言ったと思うけど多分そこは変わらないのだろう。] (100) 2021/12/08(Wed) 14:00:19 |
【人】 向日葵 店主 イクリールそのお顔は好きなのだけど 誰がモチーフとかあるの? [ そんな会話を注文の際に交わしただろう。 商品はこちらから引き取りに行くと言って 品物が気に入れば上乗せの料金でも出すとおもう。 そう言うわけで人形屋に行くのが楽しみなのでした。]* (101) 2021/12/08(Wed) 14:00:40 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ対価と合意さえあれば ―― なんて謳われるこの街で今まで生きてきたけれど その実、私の願いが叶ったことは一度も無い。 それもそうだ。 自分は 叶えるための努力 ≠しなかった。 ―――― 降り積もる雪の下に 諦観ごと憧憬を埋めて生きてきた。 (102) 2021/12/08(Wed) 14:53:19 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―― 現在 / 市場街 ―― 「 ぁ、 ありがと…… 」 >>80 差し出された鈴を僅か震える指先で受け取り、 息を吐いては魔力を流し込む。 ―――― 都合良く彼が魔具を持っていて助かった。 こんな状態を晒すのは初めてのことだけれど、 お守り代わりに鈴の制作依頼でもするべきかもしれない。 りん、と鈴を鳴らしどうにか熱を落ち着かせれば いつも通りの要求が頭上から振ってくる。>>81 (103) 2021/12/08(Wed) 14:53:26 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 いつも訊いてるけど、本当にご飯だけでいいの? 宿代とか……そういうの全部ひっくるめて 多めに支払うくらいの余裕、あるんだけどな? 」 まさか支払い能力を甘く見られている訳でもあるまい。 一人でいるのも退屈だし、 代金を渡してすぐ別れるようなビジネスライクで無いのも 自分は一向に構わないのだけれど。 再びパイ屋へ戻る形で、彼の横を歩く。 兎族の尻尾について問われれば、目を瞬かせ。 (104) 2021/12/08(Wed) 14:53:30 |
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