【人】 放浪者 イシリオン[ 市場の雑踏と喧噪の中、ひとりの旅人が歩いている。 時折、片手で陽射しを遮りながら。 ] ふぅ、あっついな… [ 以前留まった地は、爽やかな風の吹く平地であった。 乾いた風が皮膚を撫で、通り過ぎていけば そんな呟きが口から漏れて、 自然と店の前で足を止めるだろう。 ] (82) 2021/04/15(Thu) 18:15:17 |
放浪者 イシリオンは、メモを貼った。 (a9) 2021/04/15(Thu) 18:21:21 |
傭兵団長 ダイゴは、メモを貼った。 (a10) 2021/04/15(Thu) 18:49:11 |
第11皇子 ハールーンは、メモを貼った。 (a11) 2021/04/15(Thu) 19:13:52 |
第11皇子 ハールーンは、メモを貼った。 (a12) 2021/04/15(Thu) 19:15:13 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>64ひんやりと冷たい白い壁。 漆喰かなとダレンは思っていたが、何か未知の建材なのかもしれない。 屋根裏は天井が低いといっても歩き回るのに苦労するほどではなく、採光窓もあった。 足音に気付いて階段のほうを向いた頃、主がぴょこっと顔を出した>>65] ここで眠っていたのかい……? [あまり寝心地のいい部屋に思えず、ダレンは首を傾げた] 狭くて落ち着くというやつだろうか。 ……もう少し従者らしい話し方を 心がけたほうがいいだろうか? [初対面のころ、気安く話していた名残で、未だに友人のような言葉遣いで接していた。 主と認めてはいるものの、改まった態度になるのが気恥ずかしかったのだ] (84) 2021/04/15(Thu) 20:19:38 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[同じ試験に臨んだ、言わばライバルの間柄。>>66 それが今は主従となってここにいるというのは奇妙な話ではある。 とはいえ、参加者同士で主従の絆を結ぼうとした者たちは他にもいた。そう珍しい話でもないだろう。 さまざまな絆が生まれた試験会場だった。 そのときも「家族になってほしい」と主には言われていたけれど>>67、それを実現するのがどんな関係なのか、ダレンには掴めずにいた。 この国で同性愛は死罪。なら、その嫌疑だけは避けねばと思うと、主人と従者として振る舞うのが一番安全なのではなかろうか。 そんな風に細かいところまで考えてしまうダレンは生真面目すぎるのかもしれないが] (85) 2021/04/15(Thu) 20:19:59 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン買い出し。 そうだな、行かないとな? 夕食は…… この国らしいメニューを食べたいのだが、 ハールーン殿は何がお勧めだろうか。 [>>68市場へ行こうと誘われて、素直に頷き、食べたいものにはお勧めを問い返した。 かかる時間の説明もあったろうか。 それならば魔法具を選ぶことにダレンも異論はないのだが、ダレンは魔法はからっきしである。 何かトラブルがあっても自力で対処が難しいことは言うまでもない。 だが主が躊躇いなく使うなら大丈夫だろうと信じた。 乗り物といえば軍用──少なくともダレンの祖国ではそうなのだが、産油国たるアルファルドでは庶民が乗れる乗り物も当たり前にあるのだろうか。 少し前までは豊かな国だったようだが、今は情勢が乱れている。 末端の人々はどうにか日常を守ろうとしているようだけれど]* (86) 2021/04/15(Thu) 20:20:33 |
売り子 マリベルは、メモを貼った。 (a13) 2021/04/15(Thu) 20:32:07 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2021/04/15(Thu) 20:37:14 |
【人】 宵闇 ヴェレス そんなこと思ってもない。 [ 迂闊な己の振る舞いに謝意を述べれば、逆に彼から詫びの言葉を述べられた>>74。否定の言葉が強く出るがそれ以上は続かず、ましてや彼の健康的な肌色が、わずかに赤らむのを認めれば自分に何が言えようか。 賑やかな市の中、ふたりして口を噤み卓を挟んで奇妙な沈黙が落ちた。] 陽が、高くなる前に行こう。 [ ようやく絞り出したのは極くつまらない言葉だったが、彼が由縁ではない邪推や嫌疑を受ける場からも離れたかった。 だからと言って一刻も早く羽織るものをと彼が急くのを>>75、買い物は陽が暮れた後でとやんわり遮ったのは先を急ぐばかりではなく、正直な気持ちでもあった。 彼自身も鷹揚として忙しい質ではなかったが、何かしらを急くという気持ちが自分には薄いのだと気付くことがあった。時間は幾らでもあるし、折角の旅行なのだから長く残る良いものを彼と一緒に選びたい。それは後々も思い出として残るだろう。] (87) 2021/04/15(Thu) 21:17:26 |
【人】 第11皇子 ハールーン[>>86『この国らしいメニューを食べたい』と言われて、思わずニンマリしてしまったかもしれない。 それならば!と意気込んで早速市場へ向かおうと取り出したのは、母が残して行ってくれた魔法具の中で一番重宝している『オートマタール』──いわば転送装置みたいなものだ。 魔法陣の様な模様が描かれたそれを宙に翳せば、手のひらサイズだった陣はくぐれる程のサイズに発光する。あとは目的地を思い浮かべるだけで、ほら、あっという間に──] ────…………あれっ? . (88) 2021/04/15(Thu) 21:40:58 |
【人】 第11皇子 ハールーン[忙しない雑踏、鮮やかな喧噪、埃と砂が陽を浴びてがちらちらと光る、此処は──確かに今までいた所とは違う。 だが。] …………ダレン?! うそ、なんで、 [隣にいる筈の彼がいない。いわゆる転送失敗である。] . (89) 2021/04/15(Thu) 21:44:52 |
【人】 第11皇子 ハールーン(ちゃんと、市場は市場だ……) [転送漏れでなければ、同じ場所にはいるはずだ。 昔、乳母をつきあわせた時も失敗したことが無いわけじゃなかったし、全く別の場所に飛ばされた事はない。大抵遠くても半径2キロ以内におさまっていた。 見回して、懐かしいこの場所を確認する。 記憶の中の市場のままなら、そんなに広くもなければ、人々も優しい。きっと聞いて回れば誰かに導いてもらえる。こちらも伝えて回ればいい、それが早いと思いつつも── いま自分は一部の人間からはお尋ね者でもあるわけで。迂闊にこちらから正体を明かすに繋がる行動はしたくなかった。]* (90) 2021/04/15(Thu) 22:06:23 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ[鮮魚店に辿り着き、彼女の快活な声とは真逆な単調な挨拶を済ませる。それが客の横入りとなるのならば、>>83失敬、と軽く謝罪をした。] 失礼する。近場で窃盗犯を捕らえた為、 その報告を。 ええ?と目を丸くした彼女に対して、つまんでいる猫を真顔で持ち上げてみせるが、あまり真実とは捉えられていないようだ。] …窃盗犯は今後然るべき場所へ送らせていただくが、 此方に関しては… [そういって、猫がくわえていた瓶詰めを見せる。本来だったらそれなりの名産品を示す商品ラベルも唾液がべったりそうして何となく彼女理解を示してくれたようで、あぁーぁ、という落胆の声をあげた。] 『いやぁ、もうそれは客に出せるものじゃないわ 弁償だけして処分しておいてくんな』 ……、…………この場は私が払おう。 [理論的には出来なくもないが、物理的には出来ないだろう。様々な要員を含めて。しかし彼女にとって大事な点は、売上として金が戻ってくるかどうか。それだけなのかもしれない。犯人が目の前にいるのにお小言を代わりに貰うのも中々厄介そうだと判断し、懐の小銭入れから必要分の賃金を手渡し、領収書を受け取った。] (91) 2021/04/15(Thu) 22:09:19 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ[反省の色を見せない窃盗犯>>55は、相変わらず己の手中でぷらぷらと揺れて『ただの猫』を演じている。このあといつもどおり自警団に引き渡される事は自覚してるだろうに、それよか眼の前の店主に人としての顔がバレていない事の方が大事らしい。 "これはまたいつかやるんだろう"。証拠の無いのに強い確信があった。猫の背の肉を誰にも知られず少し強めに握れば、人混みに「あででで!」と声が聞こえるかもしれない。] 『にく、肉が抉れる! お前さん自分の力加減わかって無いのか!?』 いや?そんなことはないが。 『この!離せ戦闘狂!脳筋!金で雇われてるだけのくせに!』 [じたばたと手の中で暴れるも、解放されるだろう余地はまるでない。表情は一向に固いまま、市場の喧騒にニャァゴ、ミャアゴと濁声が重なる。"無駄な罵声"が蕩けていく。] (92) 2021/04/15(Thu) 22:10:10 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ[男の所属する傭兵団『ココウ』。 それは、東の国の言葉で、"危地"を意味する。 全団員二重数名>>26、例外無く同じ官舎暮らしで、国王より一定の『支援』を賜りつつ、長いこと従事してきた。 自身に至ってはもう8年。成人になる前からだ。故に母国よりも思い入れがあるし、記憶として鮮やかに赤色はこびり着くし、石油の匂いが軍服に染み付いている。 情勢を詳しく知らぬ者からすれば、国の兵隊の一部としてしか捉えられていないだろう。どれがどんな部隊かなんて気にするほうがおかしい。 少し知られていたとしても、「やや血の気の多い部隊」か「国王の命令には絶対」であった事くらいだろうか。任務を淡々とこなしてきた一方で、命令以上の事はしなかった。] (93) 2021/04/15(Thu) 22:10:32 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ …少なくとも犯罪の現行犯に、 手加減しろとは教育されていないものでな。 [自分がこの常習犯を知っているように、彼だって、此方のパーソナルデータのなにかを漁ったのだろう。語彙力乏しいそれを聞く限り、いずれは消えゆく風の噂だろう。陳腐な表現は何一つ響くわけもない。]* (95) 2021/04/15(Thu) 22:10:48 |
傭兵団長 ダイゴは、メモを貼った。 (a14) 2021/04/15(Thu) 22:12:34 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン─ 市場 ─ [>>88主が用意してくれた魔法具『オートマタール』は、くぐれるような魔法陣となった。 室内から出ると陽光が眩しく、その上、砂塵が光を照り返すらしい。 目が慣れてから主の姿を探して、周りを見回して] ……ハールーン殿? [見当たらない。はぐれてしまったようだ。>>89 辺りの喧騒から考えても、立ち並ぶ露店や屋台から見ても、ここは市場には相違なさそうなのだが。 主は無事にたどり着いたのかと不安に駆られながら辺りを見回せば、人の数に圧倒される。 主の命を狙う者もいることを考えれば、彼の素性も自分のことも簡単には明かせない。 さてどうしたものか、と思案しながらダレンは市場を歩き出すことにした。 主に似た人影がいやしないかと辺りを見回しながら歩いていれば、異邦人なのも相まって、この国に慣れない旅人にも見えるかもしれない]* (96) 2021/04/15(Thu) 22:21:21 |
第11皇子の従者 ダレンは、メモを貼った。 (a15) 2021/04/15(Thu) 22:23:31 |
【人】 宵闇 ヴェレス[ 宿に荷を下ろし、明るいが陽を遮る壁と天井のある部屋に落ち着くと、ようやく人心地がついた。] もしかして。 [ 広い窓からそよぐ風が心地良い。石造りの壁は確かに熱気を遮断はするが、それにしてもあまりに外気と室温が異なる。ダンテの言葉に>>77よたよたと長椅子を下り、怠惰に四つ足で室内を華やげる飾壷へ向かう。床を這う膝や手を厚い絨毯が柔らかく受け止める。陶磁器で出来た壺の手触りは冷たく、中を覗くとみっしりと一つ塊の氷が詰まっている。保冷庫代わりだろう。同じ様な壺が形や大きさは違えど部屋のあちらこちら邪魔にならぬ程度飾られている。それから頭上を見上げれば、5つ羽根の扇が窓から吹く風とは異なる動きで旋回し、ゆっくりと空気を撹拌している。指を指し。] 多分これとこれのせいじゃないかな。氷をどうやって維持しているかとか、風を巡らせている仕組みはわからないけど。 [ アルファルドで石油と同等に有名なのが魔法の文化だ>>6。資源もあり、学術の水準も高いのであれば長い繁栄も頷ける。] (97) 2021/04/15(Thu) 22:24:32 |
【人】 宵闇 ヴェレス なんでもない時に来れたら良かったのにね。 [ 此度の滞在は事故のようなものだが、敢えてこの国を旅の目的地とするなら、暑さと陽に弱い自分の体質をまずなんとかしなければならない。暑さに弱いのは同じ北方の出身であるダンテも同じ筈だが、そこは越えられない種族の差がある。 冷えた白ワインをとの提案には一も二もなく頷き、ボトルで、と強請る。葡萄酒なぞ水のようなものだ。つい先刻、重ための朝食を済ませたばかりの彼がサンドイッチを注文している健啖ぶりに目を丸くするが、昼食の当てとは知らず、自分はそれに加えてチーズとクラッカー、それと干し葡萄を頼んだ。 暫く壺の冷気を楽しみ、またよたよたと長椅子に戻りよじ登ろうとすれば見兼ねたのか寝台を指し示される。 言葉に甘えシャツの襟元を緩め柔らかな掛け布に埋もれるように横たわる。] そんなに気を使ってくれなくても大丈夫だよ……。 [ のぼせたような自分の体に、濡れたタオルを用意しようかという彼は何処までも優しい。 本格的に横になれば、泥のような眠気が身体を浸す。1日2日の徹夜なら、少し昼間を歩いたくらいならこんな様にはならない筈だが、未だ午前というのに熱帯の陽光はかなり身体に堪えたようだ。] ルームサービスが来たら起こして……。 [ 呼び止めるに似た動きで手が宙を掻く。指先が近くの彼の袖に触れたならそのまま捕まえようとする。]* (98) 2021/04/15(Thu) 22:25:56 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[はぐれてしまった主を探して歩いているうちに、喧騒から離れ始めたことに気付く。 どうやら市場の端に向かって歩いていたらしい。 それに気づいて足を止めたとき、付近には果物ジュース屋があった。>>81 「冷たいジュースはいかが」と声をかけられ、興味を引かれた] いただこう。 [代金を払って受け取ってみると、確かによく冷えていた。魔法か何かで冷やしているのかもしれない。 甘味と酸味のバランスが良く飲みやすいジュースだが、いったい何の果物なのだろうか。 日によって違う果物だったりするのだろうか。 もしくは複数の果汁を混ぜ合わせているとか……? 聞いていいことなのかわからず店員には何も聞けなかったが、不安に駆られながら歩いていた頭を冷やすのには良い飲み物だった。 近くに誰かいれば言葉を交わすこともあったかもしれない]** (99) 2021/04/15(Thu) 23:16:08 |
第11皇子の従者 ダレンは、メモを貼った。 (a16) 2021/04/15(Thu) 23:16:51 |
【人】 中隊長 アーサー[棋譜 雑学書 東の国の詩集 戦術書 歴史書 □□□ 随分な荷物を得てしまったものだ、と 内心何処か苦笑しつつも気分は晴れやかであった。 何分良い手土産を見繕えたのだから道理ではある。 手渡した時にどんな顔をするだろうか。 想像するだけで楽しく。] (100) 2021/04/15(Thu) 23:18:17 |
【人】 中隊長 アーサー[紐で結わえた本束を提げ王宮書庫を発つ。 気付けば陽はすっかり頂点へと辿り着き 庇の無いがら空きの外苑を照らし尽くしていた。 木陰を歩けばまだ直射は避けられそうだが 景観を整える為淑やかに切り揃えられた木々の 細やかな枝垂れは短く、薄く。 色素の薄い目にはどうにも酷な道に映った。] 市場の方に行くには 此処を抜けた方が早い、が [肩を竦ませ踵を返す。 仕方が無い、と遠回りの道を選び、] (101) 2021/04/15(Thu) 23:19:23 |
【人】 中隊長 アーサー[ついでに大隊長殿にでも いいや、旅団長殿にでも挨拶に行っておこうか。 手土産が無いな。ならば、 参謀室の方にでも……… と、 思い出して、 先程受け取った封書を取り出した。 周囲に人が居ない事など把握済みで、 人目も憚らず三つ折りの紙を 取り出し広げる。] (102) 2021/04/15(Thu) 23:20:07 |
【人】 中隊長 アーサー[概ね予想通りの文面が認められた それにふ、と一笑すれば、 悩ませていた歩先を定め、 王宮の或る一区画へと向かい始めた。 ―――― 数刻の用事を済ませたならば 昼餉を求め、気に入りの店の方面へと]* (103) 2021/04/15(Thu) 23:20:42 |
【人】 貴族の娘 アウドラ[ 外で何が起きているのかは、 下女や侍女たちから聞くのみで、 彼女自身は見たこともなく、興味だけが湧く。 国が荒れる前も、目新しい商人が来ただの 広場で流浪の芸者たちがおどっているだのと、 教えられることがあり、 一年に一度くらいは両親の目を盗んで 街へと遊びに出たことがある彼女。 そんなに長くいられるわけではないから 市場の近くにある広場に顔を出し、 少しだけ芸を見て帰るだけ。 両親が気づかないうちに戻れば 誰も怒られたり傷ついたりしない。 ] (104) 2021/04/15(Thu) 23:47:21 |
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